WO1996026517A1

WO1996026517A1 - Dispositif electronique tel qu'un dispositif d'enregistrement et/ou de reproduction pour un support d'enregistrement

Info

Publication number: WO1996026517A1
Application number: PCT/JP1996/000429
Authority: WO
Inventors: Masahiko Kakizaki; Tadami Nakamura
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 1995-02-24
Filing date: 1996-02-23
Publication date: 1996-08-29
Also published as: US5905706A; CN100385567C; DE69614060D1; DE69614060T2; EP0767463A1; EP0767463A4; CN1149925A; JPH08236951A; KR970702558A; EP0767463B1; KR100389995B1

Description

明細書発明の名称記録媒体の記録及び Z又は再生装置等の電子機器技術分野本発明は、筐体内に、情報信号が記録される光ディスクや磁気テープ等の記録媒体に対し情報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び /又は再生部や、スピーカュニットゃマイクロホンュニッ卜の如き電気音響変換器を収納した記録及び Z又は再生装置等の電子機器に関する。背景技術従来、情報信号が記録される光ディスクや磁気テープ等の記録媒体に対し情報信号の記録及び/又は再生を行うディスク記録及び/ 又は再生装置やテープ記録及び/又は再生装置等の電子機器が用いられている。

この種の電子機器においては、専ら携帯して用いられるように小型に構成されたものが広く用いられている。このように、携帯して用いられる電子機器にあっては、携帯中に不用意に落下させたり、衝撃を受けたような場合であっても、筐体に収納した記録及びノ又は再生部やその他の機構部を確実保護する要請が極めて高い。

そこで、記録及び/又は再生部やその他の機構部を収納する筐体の機械的な強度を保証するようになすため、筐体を金属材料により形成した電子機器が用いられている。この筐体を構成する金属材料としては、アルミニウム（ A 1 ) 合金やチタン（ T i ) 合金、さらには亜鉛（ Z n ) 合金等が用いられている。

これら金属材料により形成される筐体は、薄板状のアルミニウム合金やチタン合金をブレス加工することによって形成される。

また、亜鉛合金若しくはアルミニウム合金により形成される筐体にあっては、これら金属材料をダイカスト成形することによって形成される。

ところで、アルミニウム合金やチタン合金等の金属板材料を用いてプレス加工して筐体を形成した場合には、筐体内に収納されるテープ駆動部やディスク記録及び/又は再生部、さらには回路基板を支持するための支持部材ゃこれらを固定するためのネジを取り付けるための固定部を一体に形成することができない。そこで、金属板材料をプレス加工して形成した筐体を用いる場合には、筐体とは別体に合成樹脂を成形して形成した取付部材を用意し、この取付部材を介して、テープ駆動部やディスク記録及び/又は再生部等を取り付けるようにしている。この場合、筐体も取付部材に固定される。

このように、ブレス加工によって形成された筐体を用いる場合には、合成樹脂で成形した取付部材が必要となり、機器本体を構成する部品点数が増加し構成が複雑となってしまう。

また、筐体を亜鉛合金やアルミニウム合金をダイカスト成形して形成した場合には、テープ駆動部やディスク記録及び/又は再生部等を取り付けるための取り付け部を筐体と一体に形成することができるので、別体の取付部材を用いる必要がなくなるので、部品点数の削減を図ることができるが、筐体の重量が増加するため機器自体の重量が重くなつてしまう。すなわち、亜鉛の比重は、約 6 . 6であり、金属でも比重の比較的小さなアルミニウムでもその比重は、 2 . 7であるので、この種の金属の合金をダイカスト成形し、取付部材等を一体に形成した場合には、用いる材料の量も多くなり筐体の重量が重くなつてしまう。

このような重量の大きな筐体を、携帯して用いる電子機器に適用した場合には、携帯の利便性が損なわれてしまう。

上述したような筐体にスピーカュニットを内蔵させた場合には、スピーカュニットを駆動させたときに発生する振動を十分に吸収することができないための、良好な音質を有する再生音響を得ることが困難となってしまう。すなわち、金属製の筐体に取付部材を介してスピーカユニットを取り付けた場合には、スピーカユニットを筐体に強固に固定することが困難であるので、スピーカュニッ卜が駆動した場合に、不要な振動が発生し、音質を劣化させてしまう。筐体内にスピーカュニット等を取り付けるための取付部材を配置した電子機器にあっては、筐体内にスピーカュニッ卜の背面から放射される音響を減衰させるに足る空間を構成することが困難であるので、良好な再生特性を実現することが困難である。

また、亜鉛合金やアルミニウム合金をダイカスト成形して形成した筐体を用いた場合には、スピーカユニットを筐体に直接取り付けることができるが、筐体によってスピーカュニットの振動を十分に吸収することができないため、不要な振動が発生し、良好な再生特性を得ることができない。発明の開示本発明の目的は、機器自体の軽量化を実現すると共に、十分な機械的な強度を保証し得る記録媒体の記録及び/又は再生装置等の電子機器を提供することにある。

本発明の他の目的は、筐体に収納された情報信号の記録及び/又は再生を行うテープ駆動部やディスク記録及び/又は再生部に伝達される振動を減衰させ、安定した情報信号の記録及び/又は再生を実現し得る記録及び/又は再生装置等の電子機器を提供することにめる。

本発明のさらに他の目的は、スピーカユニットの如き振動源を内蔵した機器において、振動源からの振動がテープ駆動部やディスク記録及び/又は再生部に伝達されることを防止し、安定した情報信号の記録及び/又は再生を実現し得る記録及び/又は再生装置等の電子機器を提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、筐体に内蔵されるスピーカュニッ卜の再生特性の向上を実現し得る電子機器を適用することにある。

本発明のさらに他の目的は、筐体に内蔵されるマイクロホンュニットの集音特性の向上を実現し得る記録及び/又は再生装置等の電子機器を提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、筐体に内蔵される電子回路の確実な保護を実現し得る電子機器を提供することにある。

上述したような目的を達成するために提案される本発明に係る電子機器としての記録媒体の記録及び/又は再生装置は、記録媒体の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部と、記録及び/又は再生部を収納する筐体とを備え、この筐体の少なくとも一部がマグネシゥム若しくはマグネシウム合金、又はマグネシウム若しくはマグネシゥム合金をダイカスト成形することによつて形成されている

また、本発明に係る電子機器は、電子回路と、この電子回路から出力された信号を可聴音に変換するスピーカュニッ卜の如き電気音響変換器と、この電気音響変換器が取り付けられる筐体とを備え、この筐体の少なくとも一部がマグネシウム若しくはマグネシウム合金、又はマグネシウム若しくはマグネシウム合金をダイカスト成形することによって形成されている。

さらに、本発明に係る記録媒体の記録及び又は再生装置は、マイク口ホンュニッ卜と、少なくともマイクロホンュニッ卜からの出力信号が供給されると共に記録媒体の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部と、この記録及び/又は再生部を収納すると共にマイクロホンュニッ卜が取り付けられる筐体とを備え、筐体の少なくともマイクロホンュニッ卜が取り付けられる部分を、マグネシゥム若しくはマグネシウム合金、又はマグネシウム若しくはマグネシゥム合金をダイカスト成形して形成したものである。

さらにまた、本発明に係る記録媒体の記録及び/又は再生装置は、記録媒体の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部と、記記録及び/又は再生部からの出力信号が供給されるスピーカュニットと、記録及び/又は再生部を収納すると共にスピーカユニットが取り付けられる筐体とを備え、筐体の少なくともスピーカユニットが取り付けられる部分を、マグネシウム若しくはマグネシウム合金、又はマグネシウム若しくはマグネシウム合金をダイカスト成形して形成したものである。

さらにまた、本発明に係る電子機器は、電子回路と、この電子回路が設けられた回路基板と、少なくとも回路基板が収納されると共に、ユーザがこの機器の少なくとも電源のオン · オフを行うための操作部が設けられている筐体とを備え、この筐体の少なくとも一部が、マグネシウム若しくはマグネシウム合金、又はマグネシウム若しくはマグネシウム合金をダイカスト成形して形成されている。ここで、回路基板は、タツビングネジを用いて筐体に取り付けられる _c 本発明のさらに他の目的及び本発明によって得られる利益は、以下において図面と共に説明される実施例の説明から一層明らかにされるであろう。図面の簡単な説明図 1 は、本発明に係る電子機器であるディスク記録及び/又は再生装置を示す斜視図である。

図 2 は、上記装置を構成する筐体を示す分解斜視図である。

図 3 は、筐体を構成するシャーシ及びフレーム部分を示す平面図

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図 4は、筐体の要部を示す断面図である。

図 5は、筐体を構成するシャーシにスピーカユニットを取り付けた状態を示す断面図である。発明を実施するための最良の形態本発明に係る電子機器を図面を用いて詳細に説明する。

以下に述べる実施例は、電子機器として、ディスク記録及び Z又は再生装置の例を挙げて説明する。このディスク記録及び/又は再生装置は、情報信号が記録されるでディスク状記録媒体である光デイスクゃ光磁気ディスクを矩形状をなすカートリッジ本体に収納したディスクカートリッジを記録媒体に用いる。

本発明が適用されたディスク記録及び/又は再生装置は、図 1 及び図 2 に示すように、筐体 1 0 0 を備え、この筐体 1 0 0 内に、この装置に装着されるディスクカートリッジに収納された例えば光磁気ディスクに対し情報信号の記録再生を行う記録再生部 3 9、この記録及び/又は再生部 3 9 の動作を制御すると共に記録及び/又は再生部 3 9 によって記録及び/又は再生される情報信号の処理を行う電子回路が設けられた第 1 のプリント回路基板 2 2、スピーカュニット 3 1、マイクロホンユニット 4等を内蔵させている。

筐体 1 0 0の外面には、後述するように、記録再生部 3 9の操作モードを選択する複数の操作釦、電源のオン · オフを切り換える操作釦や、操作状態等を表示する表示部 5が配設されている。

ところで、筐体 1 0 0 内に収納される記録再生部 3 9 は、この装置に装着されたディスクカートリッジに収納された光磁気ディスク又は光ディスクを回転操作するディスク回転操作機構と、このディスク回転操作機構によって回転操作される光磁気ディスク又は光デイスクに対し情報信号の記録再生を行う記録再生手段を構成する光ビックアップ装置及び磁気へッド装置とを備えている。この記録再生部 3 9 を構成するディスク回転操作機構は、デイスクテーブルとこのディスクテーブルを回転操作するスビンドルモー夕とから構成されてなる。この装置に装着されたディスクカートリッジに収納された光磁気ディスク又は光ディスクは、ディスクテ一ブル上に載置され、このディスクテーブルに設けたマグネヅトにより吸引されてクランプされる。そして、光磁気ディスク又は光ディスクは、スピンドルモー夕が回転駆動することにより、ディスクテ —ブと一体に回転操作される。

また、光ピックアップ装置は、ディスク回転操作機構によって回転操作される光磁気ディスク又は光ディスクの内外周に亘つて移動操作される。そして、光ビックアップ装置は、半導体レーザの如き光源から出射され対物レンズにより収束される光ビームにより、光磁気ディスク又は光ディスクの記録トラックを内外周に亘つて走査することにより、この光磁気ディスク又は光ディスクに記録された情報信号を読み出す。すなわち、光ビックアップ装置は、光ビームを光磁気ディスク又は光ディスクに照射し、この光磁気ディスク又は光ディスクからの戻り光を光検出器により検出することにより、光磁気ディスク又は光ディスクに記録された情報信号の読み出しを行う。また、光ビックアップ装置と磁気ヘッド装置は、光磁気ディスクに光ビックアップ装置から出射される光ビームを照射しながら磁気へッドから記録すべき情報信号に応じて変調された外部磁界を印可することによって、所望の倩報信号の記録が行う。

すなわち、記録再生部 3 9 は、光ビックアップ装置及び/又は磁気ヘッド装置を用いて、ディスク回転操作機構に装着されて回転操作される光磁気ディスク又は光ディスクに対し情報信号の記録及び /又は再生を行う。

上述したように構成された記録再生部 3 9 を収納する筐体 1 0 0 は、第 1 の部分を構成するシャーシ 1 と、このシャーシ 1 の一端側に並列して取り付けられる第 2の部分を構成するフレーム 2 1 と、このフレーム 2 1 に回動可能に取り付けられる蓋部 3 と、シャーシ 1 及びフレーム 2 1 に取り付けられた底部 2 とから構成されている。筐体 1 0 0 を構成するシャーシ 1 は、マグネシウム又はマグネシゥム合金によって一体に形成されている。具体的には、シャーシ 1 は、マグネシウム又はマグネシウム合金をダイカス卜成形することによって形成されてなる。ここで用いるマグネシウム合金は、 A N S I ( Ame r i can Nat i ona l Standards Inst i tute )の A Z 9 1 D又は A Z 9 1 Bが用いられる。

ところで、シャーシ 1 は、筐体 1 0 0の一部を構成するものであつて、図 2 に示すように、略矩形状をなし中央部を外方に向かって湾曲するように膨出形成した天板 l aを有し、この天板 l aの前端側に前側壁 1 bを立ち上がり形成し、天板 1 aの前端に直交する相対向する両側に前側壁 1 bに連続して側壁 1 c , 1 d を一体に形成している。また、前側壁 1 b と対向する背面側には、フレーム 2 1 を連結するための連結片 1 eがー体に立ち上がり形成されている。そして、シャーシ 1 の天板 1 aの略中央部には、図 3 に示すように、このシャーシ 1 内に取り付けられるスビ一力ュニヅト 3 1 から再生される音響を筐体 1 0 0の外方に放射するための多数の小孔からなる放音孔 3 4 が穿設されている。また、天板 l aの一方の側壁 1 c側の位置には、各種の操作釦を筐体 1 0 0の外方に突出させるための複数の貫通孔 2 8が穿設されている。さらに、天板 l aの前側壁 1 b側に沿った位置には、このシャーシ 1 に取り付けられるマイク口ホンユニット 4から引き出される外部接続コードを挿通させるための揷通孔 2 6が設けられている。この揷通孔 2 6 が設けられた位置には、マイクロホンュニット 4の取り付け用の取り付け用凹部 2 9 が形成されている。この取り付け用凹部 2 9 は、シャーシ 1 の天板 1 a側から前側壁 1 bに亘る部分を開放して形成されている ₍ さらに、天板 1 aの内面側には、スピーカユニット 3 1 等をシャーシ 1 に固定するためのネジが螺合される筒状をなす複数のボス 2 7 が突設されている。すなわち、各ボス 2 7の中心部に形成された中空部が、ネジの螺合部となされる。これらボス 2 7 は、シャーシ 1 をダイカスト成形する際このシャーシ 1 と一体に形成される。

ところで、ボス 2 7 に螺合されるネジ 2 7 には、タツビングネジを用いることができる。これは、シャーシ 1 を構成するマグネシゥム若しくはマグネシウム合金は、硬度が小さく鋼により形成された夕ッビングネジの螺合により容易にネジ山の形成ができるためのである。このように、タツビングネジを用いることにより、スピーカュニット 3 1 等の各部材の取り付け作業が極めて容易となる。

なお、ボス 2 7の中空部には、シャーシ 1 をダイカスト成形した後の加工により、ネジ螺合用の雌ネジ部を加工しておくようにしてもよい。

上述のように形成されたシャーシ 1 に連結されるフレーム 2 1 は、図 2 に示すように、薄板状のアルミニウム合金等の金属板を折り曲げ略矩形状に連結して形成されている。このフレーム 2 1 は、下側縁側に内方側に折り曲げるようにして複数のネジ止め片 2 5及び記録再生部 3 9 が取り付けられる複数の取り付け片 2 4 が設けられている。そして、フレーム 2 1 の一側には、シャーシ 1 内に挿入される延長片 2 1 aが突設されている。この延長片 2 1 aの下側縁にもネジ止め片 2 5が設けられている。また、フレーム 2 1 の延長片 2 1 aが突設された側の辺 2 1 bの下側縁には、シャーシ 1 の連結片 1 eの外側面側に設けた一対の係合部 4 1， 4 1 に相対係合する係合片 4 2， 4 2が突設されている。

フレーム 2 1 は、延長片 2 1 aを他方の側壁 1 dの内側面側に沿わせるようにしてシャーシ 1 内に臨ませ、各係合片 4 2 , 4 2 を係合部 4 1、 4 1 に係合させてシャーシ 1 に連結される。このとき、シャーシ 1 内に延在された延長片 2 1 aに設けたネジ止め片 2 5が、シャーシ 1側の 1 のボス 2 7に対応される。そして、延長片 2 1 a は、このネジ止め片 2 5に穿設された貫通孔 2 5 aに揷通されるネジ 3 8をボス 2 7に螺合させることによりシャーシ 1 に固定される。また、シャーシ 1の連結片 1 e とこの連結片 1 eに対向する辺 2 1 b との間には、それぞれ一対ずつネジ孔 4 3 , 4 3及び 4 4 , 4 4 が穿設されている。そして、これらネジ孔 4 3， 4 3及び 4 4， 4 4間に固定用のネジ 4 5 , 4 5 を螺合させることにより、シャーシ 1 の連結片 1 e とフレーム 2 1 との間が固定される。

このように、フレーム 2 1 は、係合片 4 2 , 4 2 をシャーシ 1側に係合させ、延長片 2 1 a及びシャーシ 1の連結片 1 eに対向する辺 2 l bをネジ 3 8 , 4 5により固定することによってシャーシ 1 に一体的に取り付けられる。

また、筐体 1 0 0 を構成する蓋部 3は、フレーム 2 1 の一方の開口部側を閉塞するようにして、基端部側をフレーム 2 1 に支持させて回動可能に取り付けられる。すなわち、蓋部 3は、フレーム 2 1 に支持された基端部側の枢支部を中心に回動操作されることによつて、フレーム 2 1 の一方の開口部側を開閉する。

なお、蓋部 3 には、図示はしないが、記録再生部 3 9 に装着されるディスクカートリッジを保持するカートリッジホルダが同期して回動し得るように取り付けられる。カートリッジホルダは、蓋部 3 が回動操作されることにより、ここに挿入保持されたディスクカートリッジを記録再生部 3 9 に対し装脱させる。

筐体 1 0 0 を構成する底部 2 は、周縁に立ち上がり周壁が 2 aが形成されて略矩形状に形成されている。そして、底部 2は、シャ一シ 1 及びフレーム 2 1 の連結体 1 0 1 の開口部側を閉塞するようにして、連結体 1 0 1 にネジにより固定されて取り付けられる。底部 2のシャーシ 1 に対向する部分には、筐体 1 0 0 内に構成される電池収納部 3 3 に電池を装脱させるための電池装脱口 3 3 aが設けられている。この電池装脱口 3 3 aは、底部 2 に回動可能に取り付けられた開閉蓋 3 0 により開閉される。

なお、本実施例の記録再生装置を駆動するためのに電源としては、乾電池や二次電池等の電池が用いられる。したがって、電池収納部 3 3 には、乾電池又は二次電池等の電池が選択的に収納される。

そして、筐体 1 0 0 を構成するシャーシ 1 内には、図 4 に示すように、スピーカユニット 3 1、このスピーカユニット 3 1 を駆動させる電子回路が構成された第 2のプリント回路基板 3 2及び電池収納部 3 3 を構成する電池収納体 3 3 bが配置される。このシャーシ 1 に収納されるスピーカュニット 3 1 は、第 2のプリント回路基板 3 2の配線パターン及び接続線を介して第 1 のプリン卜回路基板 2 2の電子回路に接続されている。したがって、スピーカユニット 3 1 は、記録再生部 3 9 により再生される音響信号が入力されて、この音響信号を可聴音に変化して出力する。

ところで、スピーカユニット 3 1 は、振動板が臨む放音面側を天板 1 aに穿設した放音孔 3 4 に対向させてシャーシ 1 内に配設される。そして、スピーカユニット 3 1 は、図 5 に示すように、スビー力素子を収納したハウジング 3 1 aのフランジ部 3 l bのを周縁を, 天板 1 aの内面側に突設した位置決め片 3 7， 3 7 に係合させ、ボス 2 7 , 2 7 に螺合される止めネジ 3 6 , 3 6 に支持されてシャ一シ 1 に取り付けられる。スピーカュニット 3 1 を支持する止めネジ 3 6， 3 6は、軸部の基端部側にフランジ部 3 5が設けられ、このフランジ部 3 5 によりハウジング 3 1 aの周縁を押圧支持することによってスピーカュニット 3 1 をシャーシ 1 に対し支持している。

また、第 2のプリント回路基板 3 2 は、ボス 2 7 に螺合されるネジを介してシャーシ 1 に取り付けられる。

さらに、電池収納部 3 3 を構成する電池収納体 3 3 bは、開口部側を電池装脱口 3 3 aに臨ませてシャーシ 1 内に配設される。この電池収納体 3 3 bも、ボス 2 7 に螺合されるネジによりシャーシ 1 に固定される。電池収納体 3 3 bは、 3本の電池が装着されるように構成され、ここに装着される電池の電極が接触する複数の接続端子を有する。これら接続端子は、第 1 のプリント回路基板 2 2 に構成された電子回路に接続され、この電子回路を介して記録再生部 3 9等の駆動部への電源の供給が行われる。

なお、本実施例のディスク記録及び/又は再生装置は、電池収納部 3 3 に収納される電池を電源とするのみならず、図 1 に示すように、底部 2の一端面側に設けられた外部電源接続用のジャック 2 0 を介して所定電圧の外部電源を供給することにより、駆動することができる。

そして、シャーシ 1 に設けられた取り付け用凹部 2 9 には、マイクロホンュニット 4が嵌合されるようにして配設される。このマイクロホンユニット 4は、取り付けよう凹部 2 9 との間にゴム等の弾性を有する材料により形成されたダンパーを介在させてシャーシ 1 に取り付けられる。また、マイクロホンユニット 4は、外部接続コードを挿通孔 2 6 に挿通させて筐体 1 0 0内に延在させ、第 1 のプリント回路基板 2 2の電子回路に接続される。

さらに、シャーシ 1 には、記録再生部 3 9の操作モードを選択する操作部を構成する記録釦 8、ポーズ釦 9、エンドサーチ釦 1 0及びスライド操作されるホールド釦 1 7 が配設されている。これら釦は、貫通孔 2 8 を介してシャーシ 1 の外方に先端側を突出させている。なお、各釦に対応してそれぞれの操作モードを選択する切り替えスィッチが配設される。これら切り替えスィッチは、第 1 のプリント回路基板 2 2 に構成された電子回路に電気的に接続される。そして、蓋体 3の上面側には、表示装置 5が配設される。この表示装置 5は、液晶表示素子（ L C D ) の如き表示素子を用いて構成さる。表示装置 5 は、第 1 のプリント回路基板 2 2 に構成された電子回路に電気的に接続され、この電子回路から供給される制御信号に応じて駆動され、制御信号に応じた表示を行う。

また、筐体 1 0 0 を構成する底部 2の一側面側には、記録再生部 3 9 の操作モードを選択する再生釦 6、ストップ釦 7、記録トツラクサ一チ釦 1 3， 1 4が配設されると共に、蓋体 3 を開放操作させる蓋開放釦 1 9 が配設されている。これら各釦も、底部 2の一側面に穿設された透孔を介して、先端側を筐体 1 0 0 の外方に突出させている。操作モードを選択する各釦によって切り替え操作されるスイッチは、第 1 のプリント回路基板 2 2 に電子回路に電気的に接続される。

本実施例のディスク記録及び/又は再生装置は、上述した各操作釦を操作することによって、第 1 のブリント回路基板 2 2 に構成された電子回路が制御され、この電子回路から操作に応じた制御信号が出力されて記録再生部 3 9 の操作モードが選択されて光磁気ディスク又は光ディスクに対する情報信号の記録及び/又は再生が行われる。

すなわち、記録釦 8 が操作されて記録モードが選択されると、マイク口ホンユニット 4 によって集音された音声信号の記録、若しくは外部機器接続端子を介して入力される外部機器からの情報信号の記録が行われる。これら音声信号及び倩報信号は、記録再生型の光磁気ディスクに対し光ビックアップ装置及び磁気へッドを用いて記録される。

また、再生釦 6が操作されて再生モードが選択されると、光ビックアップ装置によって光磁気で又は光ディスクに記録された情報信号である音響信号の読み出しが行われる。この読み出された音響信号は、スピーカュニット 3 1 を介して可聴音として再生される。

ところで、本実施例のディスク記録及び/又は再生装置は、筐体 1 0 0 を構成するシャーシ 1 が、マグネシウム又はマグネシウム合金をダイカスト成形して形成され、部材取り付け用のネジが螺合されるボスが一体に形成されてなるので、シャーシ 1 とは別体の取り付け部材等を用いることなく、スピーカュニット 3 1 や電池収納部 3 3 を構成する電池収納体 3 3 bをシャーシ 1 に直接取り付けることができる。したがって、筐体 1 0 0の構成が簡素化され、組み立てが容易となる。

また、筐体 1 0 0の一部を構成するシャーシ 1 を構成するマグネシゥムは、比重が 1 . 8であるので、筐体 1 0 0の軽量化が達成され、ひいては装置自体の軽量化が実現され、携帯型のディスク記録及び/又は再生装置に適用することにより、携帯の利便性を一層向上させることができる。また、マグネシウム若しくはマグネシウム合金のダイカスト成形は、極めて高精度に成形を行うことができるので、シャーシ 1 を高精度に形成することができる。さらに、マグネシゥム又はマグネシウム合金の成形体は、機械的な強度も高いので、強固な筐体 1 0 0 を構成でき、信頼性の高いディスク記録及び

/又は再生装置を構成することができる。さらにまた、マグネシゥム又はマグネシウム合金の成形体は、金属感を呈してなるので、デイスク記録及び/又は再生装置の外観を良好なものとすることができる。

さらにまた、スピーカユニット 3 1 は、シャーシ 1 に直接取り付けられてなるので、スビ一力ュニット 3 1 を駆動させたときに仲介物を介して不要な振動が発生することなこともなく、良好な音質の再生音響を得ることができる。そして、シャーシ 1 を単一の構造体とすることができるので、容易に密閉構造とすることができ、且つスビーカュニット 3 1 の背面側に背面側に放射される音響を減衰させるに足る空間を容易に構成できるので、再生特性の向上を実現することができる。

そして、マグネシウムをダイカスト成形した成形体は、下記の表 1に示すように、铸鉄ゃアルミニウムの伸展材（ J I S (Japanese Industrial Standard) · 3 5 6— T 6 ) に比較して高い振動吸収性 (減衰能）を有する。表 1

この振動吸収性（減衰能）（ S D C) は、被験材料に所定の大きさの圧力（MPa) を加えて振動させたとき、振動の 1サイクルで失われるエネルギー損失（％ ) を示しており、初期の振動エネルギーを A。、 1サイクル後の振動エネルギーをとして、次に示す第 1 式より求められる。

S D C = 1 0 0 ( A 0²- A 1²) / A ( 1 ) 上述の表 1 からも明らかなように、振動吸収性において、マグネシゥムをダイカスト成形して形成した成形体は、铸鉄の約 2倍〜 3 倍、アルミニウムの伸展材（ 3 5 6— T 6 ) の約 3 0倍〜 4 0倍の特性を有する。

このように振動吸収性に優れたマグネシウムをダイカスト成形してシャーシ 1 を形成することによりこのシャーシ 1 に取り付けられたスピーカュニット 3 1 が駆動されたときに発生し、シャーシ 1 に伝達される振動は、このシャーシ 1 によって確実に減衰させることができる。そして、不要な振動が再生音響に加わることがことが防止され、スピーカュニット 3 1 から放射される再生音響の音質の劣化を防止し、再生特性を向上を図ることができる。

また、スピーカュニット 3 1 が駆動したときの振動がシャーシ 1 により減衰させられてなるので、フレーム 1 に取り付けられた記録再生部 3 9側への伝達が防止される。そのため、光磁気ディスク又は光ディスクの安定した回転操作が実現される。さらに、光ビックアップ装置から出射された光ビームに集光して光磁気ディスク又は光ディスクに照射させる対物レンズをその光軸方向のフォーカシング方向及びその光軸と直交する平面方向であるトッラキング方向に駆動制御する対物レンズ駆動装置の駆動制御が、外乱を受けることなく安定して行われる。すなわち、光磁気ディスク又は光ディスクの安定した回転を行い、対物レンズ駆動装置の正確な制御が実現されるので、良好な記録及び/又は再生特性をもって情報信号の記録及び/又は再生が可能となる。

さらに、フレーム 2 1 側に取り付けられた記録再生部から発生する振動がシャーシ 1 によって減衰させられるので、このシャーシ 1 側に取り付けられたマイクロホンュニット 4への不要な振動の伝達が防止される。そのため、マイクロホンユニット 4の集音特性の向上が実現され、良好な音質を有する外部音響の記録を行うことが可能となる。

さらにまた、スピーカユニット 3 1 を振動吸収性に優れたマグネシゥム若しくはマグネシウム合金によって形成されたシャーシ 1 側に取り付けてなるので、記録再生部 3 9 が配設された側への振動の伝達を遮断することができる。そのため、記録再生部 3 9 が配設される側に取り付けられる記録再生部 3 9等を制御する電子回路が設けられた第 1 のプリント回路基板 2 2 に加わる振動が抑制され、このプリント回路基板 2 2の保護を図ることができるばかりか、電子回路の安定した動作を実現することができる。

また、導電性を有するマグネシウム若しくはマグネシウム合金を用いたシャーシ 1 に取り付けられる第 2 のプリント回路基板 3 2 は、このシャーシ 1 に直接取り付け、このシャーシ 1 を介して接地することにより、接地の構成を簡素化でき組み立てが容易となる。

上述の実施例では、スピーカュニット 3 1 が取り付けられるシャーシ 1 の部分のみをマグネシウム若しくはマグネシウム合金によつて形成しているが、筐体 1 0 0 を構成する底部 2や蓋部 3、さらにた筐体 1 0 0の全体をマグネシウム若しくはマグネシウム合金によつて形成するようにしてもよい。このように筐体 1 0 0 の全体を、振動吸収性に優れたマグネシウム若しくはマグネシウム合金によつて形成することにより、装置外部から加わる振動を筐体 1 0 0 内の記録再生部 3 9等に伝達することが規制され、安定した情報信号の記録及び/又は再生を実現することができる。また、筐体 1 0 0 内に配設される各機構若しくは各部材間で振動の影響をなくすことができる。

また、上述の実施例は、本発明をディスク記録及び/又は再生装置に適用した例を挙げて説明したが、記録媒体に磁気テープを用いるテープレコーダや、ビデオテープレコーダ等の記録及び/又は再生装置に適用した場合にも上述したような利点を実現することができる。また、本発明は、上述した実施例に示すように、記録再生部を備えた機器のみならず、スピーカュニッ卜の如き電気音響変換器と電子回路及びこの電子回路が構成されるプリント回路基板を備えた機器に適用した場合にも、上述したような利点を実現することができる。すなわち、スピーカユニット等の電気音響変換器を、振動吸収特性に優れたマグネシウム若しくはマグネシウム合金により形成されたシャーシ側に取り付けることにより、電気音響変換器から発生する振動がブリント回路基板側に伝達されないようにすることができ、安定した音響再生を実現することができる。産業上の利用可能性本発明に係る電子機器は、記録再生部、スピーカユニット等の電気音響変換器、若しくは電子回路を収納する筐体の少なくとも一部を振動吸収性に優れたマグネシウム若しくはマグネシウム合金によつて形成してなるので、各部若しくは各部材から発生する振動を減衰させ、各部若しくは各部材間での振動の影響をなくすることができ、記録媒体の記録及び/又は再生装置に適用した場合には、良好な情報信号の記録及び/又は再生を実現でき、さらに良好な音質を有し、良好な再生特性をもって音響再生を実現することができる。また、その他の電子機器に適用した場合においても、良好な音質を有し、良好な再生特性をもって音響再生を実現することができる <

Claims

請求の範囲

1 . 記録媒体の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生手段と、

上記記録及び/又は再生手段を収納する筐体とを備え、

上記筐体の少なくとも一部がマグネシウム若しくはマグネシウム合金によって形成されてなることを特徴とする記録媒体の記録及び /又は再生装置。

2 . 上記筐体の少なくとも一部が、マグネシウム若しくはマグネシゥム合金をダイカスト成形することによって形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の記録媒体の記録及び Z又は再生装置。

3 . 上記筐体は、少なくともシャーシと、上記シャーシに取り付けられて上記記録及び/又は再生手段の背面側を開閉する蓋部と、上記シャーシに取り付けられて上記記録及び/又は再生手段の背面側を閉塞する底部とから構成され、少なくともシャーシが上記マグネシゥム若しくはマグネシウム合金により形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装置。

4 . 電子回路と、

上記電子回路から出力された信号を可聴音に変換する電気音響変換器と、

上記電気音響変換器が取り付けられる筐体とを備え、

上記筐体の少なくとも一部がマグネシウム若しくはマグネシウム合金によって形成されていることを特徴とする電子機器。

5 . 上記筐体は、少なくとも上記電気音響変換器が取り付けられる部分がマグネシウム若しくはマグネシウム合金によって形成されていることを特徴とする請求の範囲第 4項記載の電子機器。

6 . 上記筐体の電気音響変換器が取り付けられる部分は、マグネシゥム若しくはマグネシゥム合金をダイ力スト成形より形成されてなることを特徴とする請求の範囲補第 4項記載の電子機器。

7 . 上記機器は、さらに上記電子回路が設けられた回路基板を備え, 上記回路基板は上記筐体の上記電気音響変換器が取り付けられる部分に、タツビングネジによって取り付けられることを特徴とする請求の範囲第 5項記載の電子機器。

8 . 上記筐体は、上記電気音響変換器が取り付けられる部分と上記回路基板を収納する部分から構成されていることを特徴とする請求の範囲第 4項記載の電子機器。

9 . マイクロホンユニットと、

少なくとも上記マイクロホンュニッ卜からの出力信号が供給されると共に記録媒体の記録及び Z又は再生を行う記録及び/又は再生手段と、

上記記録及び/又は再生手段を収納すると共に上記マイクロホンュニットが取り付けられる筐体とを備え、

上記筐体の少なくとも上記マイクロホンュニッ卜が取り付けられる部分がマグネシウム若しくはマグネシウム合金により形成されてなる記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 0 . 上記筐体の上記マイクロホンユニットが取り付けられる部分が、マグネシウム若しくはマグネシウム合金をダイカスト成形することによって形成されていることを特徴とする請求の範囲第 9項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 1 . 上記筐体は、上記マイクロホンユニットが取り付けられる第 1 の部分と、上記記録及び/又は再生手段が取り付けられる第 2 の部分とを備え、少なくとも上記第 1 の部分がマグネシウム若しくはマグネシウム合金から形成されていることを特徴とする請求の範囲第 9項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 2 . 記録媒体の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生手段と、

上記記録及び/又は再生手段からの出力信号が供給されるスビ一力ュニットと、

上記記録及び/又は再生手段を収納すると共に上記スピーカュニッ卜が取り付けられる筐体とを備え、

上記筐体の少なくとも上記スピーカュニットが取り付けられる部分がマグネシウム若しくはマグネシウム合金により形成されてなる記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 3 . 上記筐体の上記スピーカュニットが取り付けられる部分が、マグネシウム若しくはマグネシウム合金をダイカスト成形することによって形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1 2項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 4 . 上記筐体は、上記スピーカユニットが取り付けられる第 1 の部分と、上記記録及び/又は再生手段が取り付けられる第 2の部分とを備え、少なくとも上記第 1 の部分がマグネシウム若しくはマグネシゥム合金から形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1 2項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 5 . 上記第 1 の部分には、上記筐体の内部を上記第 1 の部分と上記第 2の部分とを仕切る隔壁部が一体に形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1 4項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装直

1 6 . 上記機器は、さらに電子回路が設けられた回路基板を備え、上記回路基板は、上記筐体の上記スピーカユニットが取り付けられる部分に、タツビングネジによって取り付けられることを特徴とする請求の範囲第 1 2項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 7 . 電子回路と、

上記電子回路が設けられた回路基板と、

少なくとも上記回路基板が収納されると共に、ユーザが上記機器の少なくとも電源のオン · オフを行うための操作部が設けられている筐体とを備え、

上記筐体は、少なくとも一部がマグネシウム若しくはマグネシゥム合金から形成されていることを特徴とする電子機器。

1 8 . 上記回路基板は、上記筐体のマグネシウム若しくはマグネシゥム合金により形成された部分に、タツビングネジによって取り付けられることを特徴とする請求の範囲第 1 7項記載の電子機器。