JP2001275186A - 携帯型オーディオ装置 - Google Patents

携帯型オーディオ装置

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JP2001275186A
JP2001275186A JP2000084476A JP2000084476A JP2001275186A JP 2001275186 A JP2001275186 A JP 2001275186A JP 2000084476 A JP2000084476 A JP 2000084476A JP 2000084476 A JP2000084476 A JP 2000084476A JP 2001275186 A JP2001275186 A JP 2001275186A
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JP
Japan
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speaker
portable audio
diaphragm
ball joint
section
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Application number
JP2000084476A
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English (en)
Inventor
Takao Yuyama
恭男 湯山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型オーディオ装置の外付スピーカをこの
オーディオ装置に収納可能とする。 【解決手段】 一側面部7の外側から内部に向かって切
り込まれた形状の割溝部8Aと、この割溝部内に設けた
ボールジョイント嵌合部9とを有する筐体部と、一端側
にボールジョイント15を有し、その他端側に音響ドラ
イバ14を有する支持軸16と、音響ドライバ14及び
この音響ドライバに取付けられた平面振動板13を有す
るスピーカとよりなり、このボールジョイントをこのボ
ールジョイント嵌合部に嵌合させることにより、このス
ピーカをこの筐体部の上面部2と下面部3の間を移動自
在として、このスピーカをこの下面部に収納し得るよう
にした携帯型オーディオ装置を提供できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】携帯型オーディオ装置の外付
スピーカの収納機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、携帯型オーディオ装置に
対してスピーカ部を組み合わせた状態で、このスピーカ
部を任意の方向に向けた状態にして使用する場合には、
携帯型オーディオ装置とこれとは別体の外部スピーカボ
ックスを用意し、このスピーカボックスを利用者の所望
する方向に向けることができるように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構成では、
外部スピーカボックスを携帯型オーディオ装置内に格納
しておくように工夫されていない為、この外付スピーカ
ボックスを携帯型オーディオ装置と共に持ち歩かねばば
ならず、携帯に便利であるという携帯型オーディオ装置
本来の特徴を充分生かし切れない問題があった。またス
ピーカボックスを携帯型オーディオ装置と一体化した携
帯型オーディオ装置が提案されているが、この場合では
携帯型オーディオ装置が大型になり、携帯上不便である
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯型オーディ
オ装置は、この携帯型オーディオ装置の筐体の側面部に
設けられ、一端が筐体外に開放された形状を有するボー
ルジョイント嵌合手段と、一端側にボールジョイントを
有し、その他端側に音響ドライバを有する支持軸と、こ
の音響ドライバ及びこの音響ドライバに取付けられた平
面振動板よりなるスピーカ手段とよりなり、このボール
ジョイントをボールジョイント嵌合部に嵌合させること
により、このスピーカ手段をこの筐体部の上面部と下面
部の間を移動自在として、このスピーカ手段をこの下面
部側に収納し得るように構成したものである。
【0005】上述のように構成したことにより、本発明
の請求項1記載の携帯型オーディオ装置では、スピーカ
部の振動板を平面振動板で構成し、この筐体部の下面部
側に容易に収納することができるようにしたので、この
携帯型オーディオ装置を持ち歩く場合に好都合であり、
さらにこの携帯型オーディオ装置を用いて音楽等を再生
する場合には、このスピーカを、このボールジョイント
を中心にして任意の方向に向けた状態で音楽等を再生し
聴取することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1〜図6は、本発明の実施の形
態の一例を示したもので、携帯型オーディオ装置の一具
体例を示すコンパクトディスク再生装置(以下「CD再
生装置」という。)に適用したものである。なお携帯型
オーディオ装置の他の具体例としては、例えばミニディ
スク記録/再生装置(MD)、コンパクトカセット記録
/再生装置、デジタルオーディオテープ記録/再生装置
(DAT)等を挙げることができる。
【0007】先ずCD再生装置の構成の要部について説
明する。なお図1はこのCD再生装置を上面側からみた
ところを示した線図、図2はこのCD再生装置を下面側
からみたところを示した線図である。
【0008】図1及び図2において1はCD再生装置を
示し、上面部2、下面部3、右側面部4、左側面部5、
前面部6及び背面部7によりこのCD再生装置1の筐体
が形成されている。
【0009】そしてこの筐体の上面部2と下面部3の間
を連通し、かつ背面部7の右角の部分において背面部7
から内部に切り込まれた形状を有し、その底面にボール
ジョイント嵌合部9が形成されている割溝部8A、及び
上面部2と下面部3の間を連通した形状を有し、かつ背
面部7の左角の部分において背面部7から内部に切り込
まれた形状を有し、その底面にボールジョイント嵌合部
9が形成されている他の割溝部8Bがこの筐体に設けら
れている。
【0010】次にスピーカ部及びこのスピーカ部の筐体
に対する取付け構造の一例について図1〜図3を参照し
て説明する。なお図3は図2にセクションE−Eで示し
た方向にみた説明図で、かつこの説明図において図1及
び図2と同一の部分には同一の符号を付与して詳細な説
明を省略する。
【0011】図1〜図3において12Aはスピーカ部の
要部を示し、略円形の薄い板状の形状をなしかつ硬質の
プラスチック材料により成型された振動板13及び音響
ドライバ14により平面振動板スピーカが構成され、こ
の平面振動板スピーカと一端側にボールジョイント15
を有しその他端側にこの音響ドライバ14が取付けられ
た支持軸16によりこのスピーカ部12Aが構成されて
いる。またこの音響ドライバ14は、振動板13の中心
位置から偏心した位置においてこの振動板13に取付け
られた状態で、この振動板13を駆動できるようにされ
ている。
【0012】またこの音響ドライバ14として、音響ド
ライバの中心軸の延長方向に振動板を振動させる動き
(所謂ピストン運動)をこの振動板に与える通常の音響
ドライバではなく、この音響ドライバをその中心軸を中
心にこの振動板を左右に傾斜させる傾斜振動を振動板1
3に発生させる音響ドライバが使用されている。
【0013】本例においては、音響ドライバ14とし
て、このような傾斜振動を振動板13に発生させて音響
信号を生成する音響ドライバを使用することにより、振
動板13がこの音響ドライバで駆動される際に付随して
発生する、CD再生装置1におけるディスクの再生状態
を不安定にする方向の機械的振動の減少を図り、CD再
生装置1におけるディスクの再生状態を安定化して、所
謂「音とび」の発生を少なくするように図られている。
【0014】またスピーカ部12Aのボールジョイント
15は、このスピーカ部12Aが、図3に2点鎖線17
Aで示した仮想軸を中心として回動自在、かつ2点鎖線
17Bで示した方向に上面部2の側及び下面部3の側の
双方に向かって回動させることが可能な状態に、ボール
ジョイント嵌合部9により支持されている。
【0015】そして図2及び図3に示した如く、この筐
体の下面部3には、スピーカ部12Aをこの下面部3に
向かって倒した時に、その支持軸16の部分を収納でき
る位置に設けられた第1の溝部22とその音響ドライバ
14を収納できる位置に設けられた第1の凹部23及び
その振動板13を収納できる位置に設けられた第1の振
動板収納部24よりなる第1の収納部20が設けられて
いる。
【0016】また図1及び図2に示して説明したCD再
生装置1において、立体音響再生を行う場合等において
は、一対の平面振動板スピーカがこのCD再生装置1に
設けられる。
【0017】次にこのように一対の平面振動板スピーカ
をCD再生装置1に設けた場合について図1〜図3と同
一の部分には同一の符号を付与して詳細な説明を省略し
て図4に1例を示して説明する。
【0018】即ち略円形の薄い板状の形状をなしかつ硬
質のプラスチック材料により成型された振動板13及び
音響ドライバ14により平面振動板スピーカが構成さ
れ、この平面振動板スピーカと一端側にボールジョイン
ト15を有しその他端側にこの音響ドライバ14が取付
けられた支持軸16により構成されたスピーカ部12B
の、このボールジョイント15を、CD再生装置の左側
面部5側の背面部7に設けた他の割溝部8Bのボールジ
ョイント嵌合部9に嵌合することにより、図4に示した
如く、一対のスピーカ12A及び12Bの夫々を有する
状態にしたCD再生装置1として構成されるようになす
ことができる。
【0019】そしてこのスピーカ部12BをCD再生装
置1に設けた場合、あるいは設けた場合を想定して、図
2に示した如く、下面部3には、スピーカ部12Bをこ
の下面部3に向かって倒した時に、その支持軸16の部
分を収納できる位置に設けられた第2の溝部26と、そ
の音響ドライバ14を収納できる位置に設けられた第2
の凹部27及びその振動板13を収納できる位置に設け
られた第2の振動板収納部28よりなる第2の収納部2
5が設けられている。
【0020】また図1〜図4の夫々に示して説明した例
においては、ボールジョイント嵌合部9とボールジョイ
ント15の間に適度なフリクションを与えた状態で、ボ
ールジョイント15の夫々をボールジョイント嵌合部9
に嵌合させるようにし、スピーカ部12A及び12Bの
夫々をCD再生装置に1対して好みの角度及び好みの位
置に静止できるようにして使い勝手の向上が図られてい
る。
【0021】次にCD再生装置1に、ディスクのローデ
ィングスロットを設けるようにした構成の一例につい
て、図1〜図3と同一の部分には同一の符号を付与して
詳細な説明を省略して図5を参照して説明する。
【0022】CD再生装置1には、図5に示した如くデ
ィスクを装着及び脱着するためのローディングスロット
18がこのCD再生装置1の前面部6に設けられ、この
スロット18を通じて、CD再生装置1に内蔵されてい
るディスク駆動部にディスクをローディングし、アンロ
ーディングすることができるようにして、このディスク
のローディング及びアンローディングを行う為の開閉蓋
をCD再生装置1に設けた場合の如く開閉蓋の開閉操作
を要することなく、このディスクのローディング及びア
ンローディングを容易に行えるように構成されている。
【0023】またCD再生装置1には、図5に示した如
く下面部3の背面部7の中央部に近接した位置に脚部1
9が設けられ、CD再生装置1がテーブルの上に置かれ
て使用される状態において、このCD再生装置1の下面
部3の凸面3Aをこのテーブルの上に接触させた状態で
CD再生装置1のこの置かれた状態が、安定するように
構成されている。
【0024】次に図6を参照して図1〜図5と同一の部
分には同一符号を付与して詳細な説明を省略してこれら
スピーカ部12A及び12Bの夫々に設けた振動板13
及び音響ドライバよりなるスピーカを下面部3に収納す
る為の収納部の形状について説明する。なお図6は図2
においてセクションG−Gで示した方向にCD再生装置
1をみた説明図である。
【0025】図6に示された如く、第2の振動板収納部
28の底面28Aの位置に対して、右側面部4側からこ
の底面28Aの側に向かって切り下げられた傾斜面とし
てこの第1の振動板収納部24の底面24Aが形成さ
れ、底面24Aの部分と底面28Aの部分とが隣接した
部分に段差29が形成された形状にこの収納部が形成さ
れている。
【0026】即ち、底面24Aをこのように傾斜させて
形成し、第1の振動板収納部24と第2の振動板収納部
28の間に段差29をつけることにより、図6に2点鎖
線で示した如く、これら第1の振動板収納部24及び第
2の振動板収納部28に収納された振動板13の夫々が
相互に干渉することなく一部重複した状態で収納するこ
とができるようにして、この収納に必要な面積を振動板
13の一対分が占める面積よりも少くし、このCD再生
装置1の小型化が図られている。
【0027】また、底面24Aをこのように傾斜させて
形成したので、これら収納部に収納する目的だけの為に
スピーカ部12A及び12Bを互いに異なる形状・寸法
にする必要がないようにされている。
【0028】なお図2において21はCD再生装置1を
持ち運ぶ際に便利なように、下面部3の背面部7寄りに
その一端部が係止されたストラップである。
【0029】また図2において下面部3に1点鎖線11
で示した部分のこの下面部3の内部側に、もっぱら低音
領域を再生するためのスピーカであるウーハー(所謂ス
ーパーウーハー)が、その音響放射方向を下面部3側に
向けて近接させた状態で組み込まれている。従ってこの
CD再生装置1を卓上に置いて、この下面部3の凸面3
Aを卓上に対接させた状態にした際に、この卓をバッフ
ルボートとして低音領域の音響を効率よく再生させるこ
とが可能とされ、スピーカ部12A及び12Bからの低
域周波数の再生音が補われる状態になされている。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の携帯型オーディ
オ装置によれば、スピーカの振動板を平面振動板で構成
したスピーカとしたことにより、この携帯型オーディオ
装置側に大幅に厚みをとることなくこのスピーカを収納
することができ、また携帯型オーディオ装置を用いて音
楽等を再生する場合には、このスピーカを簡単に引き出
し、任意の方向に向けた状態で再生音を聴取することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯型オーディオ装置の実施の形
態の構成の一例を説明する為の線図である。
【図2】この携帯型オーディオ装置の実施の形態の構成
の一例を説明する為の他の線図である。
【図3】この携帯型オーディオ装置の要部の実施の形態
の一例を説明する為の更に他の線図である。
【図4】この携帯型オーディオ装置の要部の実施の形態
の一例を説明する為の更に他の線図である。
【図5】この携帯型オーディオ装置の要部の実施の形態
の一例を説明する為の更に他の線図である。
【図6】この携帯型オーディオ装置の要部の実施の形態
の一例を説明する為の更に他の線図である。
【符号の説明】
1‥‥‥CD再生装置、2‥‥‥上面部、3‥‥‥下面
部、4‥‥‥右側面部、5‥‥‥左側面部、6‥‥‥前
面部、7‥‥‥背面部、8A‥‥‥割溝部、8B‥‥‥
他の割溝部、9‥‥‥ボールジョイント嵌合部、12A
‥‥‥スピーカ部、12B‥‥‥他のスピーカ部、13
‥‥‥振動板、14‥‥‥音響ドライバ、15‥‥‥ボ
ールジョイント、16‥‥‥支持軸、24‥‥‥第1の
振動板収納部、28‥‥‥第2の振動板収納部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型オーディオ装置において、 当該携帯型オーディオ装置の筐体の側面部に設けられ、
    一端が当該筐体外に開放された形状を有するボールジョ
    イント嵌合手段と、 一端側にボールジョイントを有し、その他端側に音響ド
    ライバを有する支持軸手段と、 当該音響ドライバ及び当該音響ドライバに取付けられた
    平面振動板よりなるスピーカ手段とよりなり、 前記ボールジョイントを前記ボールジョイント嵌合部に
    嵌合させることにより、前記スピーカ手段を前記筐体部
    の上面部と下面部の間を移動自在として、前記スピーカ
    手段を前記下面部側に収納し得るようにしたことを特徴
    とする携帯型オーディオ装置。
JP2000084476A 2000-03-24 2000-03-24 携帯型オーディオ装置 Pending JP2001275186A (ja)

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