JPH09306154A - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents

記録及び/又は再生装置

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JPH09306154A
JPH09306154A JP12057296A JP12057296A JPH09306154A JP H09306154 A JPH09306154 A JP H09306154A JP 12057296 A JP12057296 A JP 12057296A JP 12057296 A JP12057296 A JP 12057296A JP H09306154 A JPH09306154 A JP H09306154A
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recording
cabinet
reproducing
cartridge
lid
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JP12057296A
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Akihiro Ogata
章浩 緒方
Tadami Nakamura
忠実 中村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減を図ることにより、蓋体の取
付け機構の簡素化、装置全体の小型化を図ることのでき
る記録及び/又は再生装置を提供する。 【解決手段】 光ディスクが収納され、記録及び/又は
再生が行われる再生部4が構成されたキャビネット2
と、再生部4を開閉自在に閉塞する蓋体3と、蓋体3の
一側部に設けられた軸部33がこれと対応してキャビネ
ット2に設けられた軸穴49に嵌合される支持機構とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報信号が記録さ
れる光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ等の記録
媒体の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号が記録される光ディスク
や磁気テープ等の記録媒体に対し情報信号の記録及び/
又は再生を行うディスク記録及び/又は再生装置やテー
プ記録及び/又は再生装置等が用いられている。この種
の記録及び/又は再生装置にあっては、専ら携帯して使
用できるように小型に構成されたものが広く用いられて
いる。
【0003】例えば、光磁気ディスクを全体として矩形
形状を呈したカートリッジ内に回転自在に収納したディ
スクカートリッジを記録媒体として記録及び/又は再生
を行うディスク記録及び/又は再生装置は、光磁気ディ
スクの記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生機
構と光磁気ディスクを回転駆動させるディスク駆動機構
とを備えた記録再生部を有する筐体と、この筐体に支持
され記録再生部を開閉自在に閉塞する蓋体とを備える。
【0004】このように構成されるディスク記録及び/
又は再生装置は、ディスクカートリッジの記録及び/又
は再生を行う際には、筐体の記録再生部を開蓋した状態
で、記録再生部内にディスクカートリッジが装填され、
その後、蓋体が閉塞される。そして、ディスク記録及び
/又は再生装置は、ディスク駆動機構によりカートリッ
ジ内に収納された光磁気ディスクが回転駆動されると共
に、記録及び/又は再生機構により、記録又は再生が行
われる。そして、ディスク記録及び/又は再生装置は、
装填されたディスクカートリッジを記録再生部より取り
出す場合には、蓋体が開蓋操作されて、ディスクカート
リッジが取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにディスク記
録及び/又は再生装置には、所望のディスクカートリッ
ジの記録再生部への挿脱を行うために、蓋体が記録再生
部を有する筐体に対して開閉自在に取り付けられてい
る。この蓋体は、筐体の記録再生部の両側に設けられた
支持板に支持されて取り付けられる。
【0006】しかしながら、蓋体は、上記記録再生部の
両側に設けられた2枚の支持板を介して取り付けられて
いるために、ディスク記録及び/又は再生装置の全体と
しての更なる小型化を図ることができなかった。また、
このようなディスク記録及び/又は再生装置は、蓋体を
取り付けるのに、2枚の支持板が必要とされるために、
蓋体の取付け機構の部品点数が多くなると共に、蓋体の
取付け作業が複雑になるという問題点を有していた。
【0007】また、ディスク記録及び/又は再生装置
は、蓋体が支持板を介して取り付けられていることか
ら、蓋体の閉塞時に、筐体と蓋体が外観意匠を保持でき
るように、同一面を構成するように取り付けることが困
難であった。
【0008】そこで、本発明は、部品点数の削減を図る
ことにより、蓋体の取付け機構の簡素化、装置全体の小
型化を図ることのできる記録及び/又は再生装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録及び/
又は再生装置は、上述のような課題を解決すべく、記録
媒体が装填され、その記録媒体の記録及び/又は再生が
行われる記録再生部が構成されたキャビネットと、記録
再生部を開閉自在に閉塞する蓋体と、蓋体をキャビネッ
トに対して一方の端部で回動自在に支持する支持手段と
を備える。
【0010】以上のように構成された記録及び/又は再
生装置は、蓋体がキャビネットに一方で支持手段により
開閉自在に支持される。したがって、記録及び/又は再
生装置は、蓋体が記録再生部を閉塞した状態において、
蓋体とキャビネットとの境界に段差が生じることもな
く、装置の外観意匠を保持されると共に、部品点数の削
減が図られ、装置全体の小型化が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録及び/又
は再生装置について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。この実施の形態では、光ディスクや光磁気ディスク
が全体として矩形形状を呈したカートリッジに回転自在
に収納されたディスクカートリッジを記録媒体として用
いるディスク再生装置1について詳細に説明する。そし
て、このディスク再生装置1は、専ら携帯して使用でき
るように小型に構成されている。
【0012】このディスク再生装置1は、例えば図1に
示すように、全体として矩形形状を呈しABS樹脂等の
合成樹脂材料で形成されたキャビネット2と、このキャ
ビネット2に取り付けられる蓋体3とを備える。そし
て、このキャビネット2には、ディスクカートリッジが
収納される再生部4と、カートリッジ内に収納された光
ディスク又は光磁気ディスクを回転駆動させるディスク
駆動機構と、光ディスク又は光磁気ディスクに対して再
生を行う再生機構とを備える。
【0013】そして、このキャビネット2には、その表
面に様々な操作ボタン5(5a、5b、5c、5d、5
e)が配設されている。例えば、操作ボタン5a、5b
は、音量調節を行うための音量調節ボタンであり、操作
ボタン5aは、音量を大きくし、操作ボタン5bは、音
量を小さくする。また、操作ボタン5c、5d、5e
は、情報信号を再生する再生ボタン、次曲選曲ボタン、
停止ボタンとして用いられる。更に、これら操作ボタン
5に隣り合って表示部6が配設されている。この表示部
6は、演奏曲番地等を表示する。また、キャビネット2
には、その全面側側面部に外部出力端子7が設けられて
いる。この外部出力端子7は、例えば、ヘッドフォン装
置に接続された接続ケーブルが電気的に接続される。
【0014】このキャビネット2に備えられる再生部4
は、キャビネット2の内部に別部材としてのカートリッ
ジホルダ11により構成されている。このカートリッジ
ホルダ11は、装填されるディスクカートリッジの主面
の外形寸法よりやや大とされた大きさを有して形成さ
れ、キャビネット2に後述するシャーシ17と共にカー
トリッジホルダ11の外形形状よりやや大きくして構成
されたホルダ収納部10に収納される。そして、このカ
ートリッジホルダ11は、カートリッジの主面と向かい
合う主面12と、この主面12の対向する側縁部から立
設された立上がり壁13(13a、13b)と、この立
上がり壁13の側縁から主面12と平行して形成される
保持部14(14a、14b)とから構成される。そし
て、これら主面12と立上がり壁13と保持部14は、
ディスクカートリッジが収納される再生部4を構成し、
この再生部4は、ディスクカートリッジに着実に再生が
できるようにディスクカートリッジの収納位置を規制し
ている。また、このカートリッジホルダ11の全面側に
は、ディスクカートリッジの挿脱が行われるカートリッ
ジ挿脱用開口部15が開口されている。
【0015】カートリッジホルダ11の主面12には、
開口部16か形成されている。この開口部16は、詳細
は後述する蓋体3の窓部24に対応して形成されてい
る。また、この主面12の両側縁から立設された立上が
り壁13は、装填されるディスクカートリッジの厚さ寸
法よりやや大とされた高さ寸法を有して立設されてい
る。
【0016】そして、これら立上がり壁13には、詳細
は省略するシャッタ開放部材が設けられている。このシ
ャッタ開放部材は、ディスクカートリッジに設けられた
カートリッジ内部に収納された光ディスク又は光磁気デ
ィスクの一部を外方に臨ませる記録再生開口部を開閉自
在に閉塞するシャッタ部材をスライドさせ開蓋された状
態とさせる。また、この立上がり壁13には、装填され
るディスクカートリッジの側面部に設けられた位置決め
穴に係合される位置規制片が設けられている。この位置
規制片は、ディスクカートリッジの再生部4への挿入方
向を規制すると共に、ディスクカートリッジの位置決め
を行っている。さらには、このカートリッジホルダ11
には、詳細は省略するが装填されたディスクカートリッ
ジを排出するイジェクト機構が備えられている。
【0017】このように構成されたカートリッジホルダ
11は、シャーシ17に回動自在に取り付けられる。こ
のシャーシ17は、上記カートリッジホルダ11と同様
にカートリッジの主面よりやや大とされた大きさを有し
て全体として矩形形状を呈して形成されている。このシ
ャーシ17には、そのカートリッジ挿脱用開口部15の
付近に位置決め凸部18が設けられている。この位置決
め凸部18は、ディスクカートリッジの主面の側縁部に
穿設された位置決め穴に対応して設けられている。そし
て、この位置決め凸部18は、ディスクカートリッジが
カートリッジホルダ11の再生部4に装填された際に、
ディスクカートリッジの位置決め穴に嵌合されて、ディ
スクカートリッジの位置決めを行う。また、このシャー
シ17には、光ディスク又は光磁気ディスクの主面にレ
ーザを照射して記録された情報信号を読み出す光学ピッ
クアップ装置が配設されるピックアップ用開口部20が
開口されている。
【0018】そして、このように構成されるシャーシ1
7には、カートリッジホルダ11がヒンジ部19により
支持される。このヒンジ部19は、シャーシ17及びカ
ートリッジホルダ11の一側縁部の両端部に構成され、
カートリッジホルダ11側に穿設された穴部にシャーシ
17側の凸部が嵌合されることで、シャーシ17に対し
てカートリッジホルダ11を回動自在に支持する。
【0019】そして、このシャーシ17に配設されるデ
ィスク駆動機構は、ディスクテーブルと、ディスクテー
ブルを回転操作するスピンドルモータとから構成され
る。カートリッジホルダ11の再生部4に装填されたデ
ィスクカートリッジの光ディスク又は光磁気ディスク
は、ディスクテーブル上に配置され、このディスクテー
ブルに配設されたマグネットに磁気吸引されて、クラン
プされる。そして、光ディスク又は光磁気ディスクは、
スピンドルモータが回転駆動されることにより、ディス
クテーブルと一体に回転駆動される。
【0020】また、シャーシ17に開口されたピックア
ップ用開口部20に配設される光学ピックアップ装置
は、ピックアップ用開口部20をディスク駆動機構によ
って回転操作される光ディスク又は光磁気ディスクの内
外周に亘って移動操作される。そして、光学ピックアッ
プ装置は、半導体レーザの如き光源から出射され対物レ
ンズにより収束される光ビームにより、光ディスク又は
光磁気ディスクに記録された情報信号を読み出す。すな
わち、光学ピックアップ装置は、光ビームを光ディスク
又は光磁気ディスクに照射し、この光ディスク又は光磁
気ディスクからの戻り光を光検出器により検出すること
により、光ディスク又は光ディスクに記録された情報信
号の読み出しを行う。
【0021】なお、この再生装置1は、再生専用型とし
て用いられるが、カートリッジホルダ11に光学ピック
アップ装置と対向して磁気ヘッドを配設することによ
り、記録及び/又は再生型とすることも可能である。こ
の場合、磁気ヘッドは、光磁気ディスクに光学ピックア
ップ装置から出射される光ビームを照射しながら磁気ヘ
ッドから記録すべき情報信号に応じて変調された外部磁
界を印加することによって、所望の情報信号の記録を行
う。
【0022】すなわち、上記再生部4に代わる記録再生
部は、光学ピックアップ装置及び/又は磁気ヘッドを用
いて、ディスク駆動機構に装着されて回転操作される光
ディスク又は光磁気ディスクに対し情報信号の記録及び
/又は再生を行う。
【0023】このように構成されたカートリッジホルダ
11及びシャーシ17は、カートリッジホルダ11の外
形寸法よりやや大に開口されて構成された空間部である
上記ホルダ収納部10に取り付けられる。具体的には、
このカートリッジホルダ11は、ホルダ収納部10の底
部に設けられた支持片21に取り付けられ、この支持片
21に穿設されたネジ穴22を介して止めネジ23によ
り固定される。
【0024】一方、蓋体3は、上記ホルダ収納部10を
閉塞するのに十分な大きさを有して形成される。この蓋
体3には、その中央よりやや端部に偏って窓部24が設
けられている。この窓部24は、上記カートリッジホル
ダ11に開口された開口部16に対応して設けられてい
る。そして、この窓部24は、蓋体3に開口された開口
部に透明な合成樹脂材料により形成された透明板が取り
付けられて構成される。この窓部24は、カートリッジ
ホルダ11内に装填されたディスクカートリッジを外方
からの目視を可能としている。
【0025】また、この蓋体3には、その裏面側に押さ
え板29が取り付けられる。この押さえ板29は、その
主面部の両側に弾性部30(30a、30b)が形成さ
れており、カートリッジホルダ11の方向、すなわち図
中下方向に曲折され、上下方向に弾性変位するように構
成されてる。この押さえ板29は、蓋体3の裏側に取り
付けられると、カートリッジホルダ11の主面を下方向
に押圧する。したがって、押さえ板29が取り付けられ
た蓋体3は、その開方向に付勢される。
【0026】そして、この蓋体3は、カートリッジホル
ダ11に構成された再生部4を開閉自在に閉塞するよう
にキャビネット2に取り付けられている。そして、キャ
ビネット2には、その前面側に蓋体3のロック機構25
が備えられている。このロック機構25は、キャビネッ
ト2の前面側に配設されるロック爪26と、このロック
爪26に取り付けられる操作部27と、ロック爪26に
対応して蓋体3の前面側に設けられた係止部28とを備
える。そして、ロック爪26は、図示しないコイルスプ
リングにより図1に示すA方向に付勢されている。この
ように構成されたロック機構25は、蓋体3が閉塞され
た状態においては、ロック爪26がコイルスプリングに
より付勢されて係止部28とロックされた状態にあり、
上記押さえ板29の下方向への弾性力に抗じて、蓋体3
を閉塞した状態に維持する。また、ロック機構25は、
開蓋操作される際には、操作部27が図1に示すB方向
にスライドされて、ロック爪26も同方向にスライドさ
れ、係止部28とのロック状態を解除させて、上記押さ
え板29の弾性力により、蓋体3を上方向に回転させ
る。
【0027】このように構成されえる蓋体3は、キャビ
ネット2に次のように回動自在に支持される。すなわ
ち、この蓋体3をキャビネット2に回動自在に支持する
支持機構は、キャビネット2に構成されたホルダ収納部
10の短辺方向の操作ボタン5が配設される側の側面部
に取り付けられる取付け板31と、この取付け板31に
回動自在に取り付けられると共に蓋体3にも取り付けら
れる支持板32と、蓋体3の背面側の一方のコーナ部に
形成された軸部33とを備えて構成される。そして、取
付け板31は、これをキャビネット2の側面側にして、
その内方に支持板32が位置されて取り付けられる。
【0028】取付け板31は、キャビネット2に構成さ
れるホルダ収納部10の側面部に図示しないが固定機構
により固定され、蓋体3の回動支点とされる。そして、
この取付け板31には、そのキャビネット2に取り付け
られた際に背面側となる端部に第1の孔部35が穿設さ
れている。この第1の孔部35は、これに対応して支持
板32に穿設された第2の孔部36を介して支持ピン3
7が挿通される。したがって、この支持板32は、取付
け板31に対して、この支持ピン37を支点にして回動
される。また、支持板32には、この第2の孔部36に
隣り合って、楕円状の長穴40が穿設されている。この
長穴40は、その楕円の長軸が蓋体3の回動する領域に
ほぼ等しくなるように穿設されている。この長穴40に
は、規制軸38が挿通されて、取付け板31にナット3
9により固定されている。したがって、この長穴40
は、取付け板31に対しての支持板32の回動領域を規
制している。
【0029】また、この支持板32の下側には、弾性片
41が曲折して形成されており、その先端部に凸部42
が形成されている。この弾性片41は、横方向に弾性変
位するように形成され、支持板32が上方向に回動され
た際に、取付け板31に穿設された係止穴43に凸部4
2が係止される。したがって、この凸部42は、支持板
32を上方向に回動された状態に維持する。そして、支
持板32は、下方向に回動される際には、弾性片41が
弾性変位し、係止穴43と凸部42の係止状態が解除さ
れて、下方向に回動される。また、支持板32には、規
制穴48が穿設されている。この規制穴48は、カート
リッジホルダ11の側面に形成された突出片47が係止
される。この突出片47は、係止された状態で、カート
リッジホルダ11の回動する領域を弾性片41に形成さ
れた凸部42と共に規制している。
【0030】また、この支持板32の長片方向の両端部
にネジ穴45(45a、45b)が穿設されている。こ
れらネジ穴45は、それぞれ蓋体3の立上がり壁44
(44a、44b)の側縁部に穿設されたネジ穴(46
a、46b)に対応して設けられており、ネジ47(4
7a、47b)が挿通されることで、支持板32と蓋体
3が固定される。
【0031】また、蓋体3には、他方の短辺方向の立上
がり壁の側縁部に軸部33が形成されている。この軸部
33は、キャビネット2のホルダ収納部10の他方の側
面部に凹設された軸穴49に嵌合される。したがって、
蓋体3は、上記支持板32を介しての支持ピン37と共
に、この軸部33を回動する際の支点とされる。なお、
この軸部33は、蓋体3がABS樹脂等の合成樹脂材料
により金型成形される際に、同時に形成される。
【0032】また、蓋体3の立上がり壁44bには、規
制穴51が開口されている。この規制穴51には、キャ
ビネット2側のホルダ収納部10の側壁に形成された凸
部52が係止される。そして、規制穴51は、凸部52
が係止されることで、蓋体3の回動する領域を規制して
いることから、それに対応した大きさで開口されてい
る。また、この蓋体3の立上がり壁44bには、その内
側に凸部53が形成されている。この凸部53には、カ
ートリッジホルダ11の側面部に形成された突出片54
が凸部53の内側に重なり合って係止されている。した
がって、この凸部53は、蓋体3は上方向に回動される
と、カートリッジホルダ11の突出片54を持ち上げて
再生部4を開蓋した状態にさせる。
【0033】そして、蓋体3は、キャビネット2に次の
ように取り付けられる。すなわち、蓋体3は、先ず、図
1中右側を下に傾けて、規制穴51と凸部52、突出片
54と凸部53をそれぞれ係止させた状態にして、軸穴
49に軸部33を嵌合させる。その後、蓋体3の図1中
左側をカートリッジホルダ11の主面12を覆うように
取り付けられ、支持板32と蓋体3がネジ47により固
定される。
【0034】このように構成された再生装置1は、再生
部4開蓋してディスクカートリッジを装填する場合に
は、先ず、ロック機構25の操作部27がA方向にスラ
イドされてロック爪26と係止部28とのロック状態を
解除させる。すると、蓋体3は、カートリッジホルダ1
1と共に、上記押さえ板29の弾性部30の弾性力によ
り、図中上方向に回動される。この際、蓋体3は、軸部
33と取付け板31と支持板32に挿通される支持ピン
37を支点として回動される。そして、蓋体3は、凸部
53と規制穴48がカートリッジホルダ11の突出片4
7、57を両側で持ち上げて、再生部4を開放し、ディ
スクカートリッジの挿入が可能な状態とされる。また、
蓋体3は、凸部52が係止される規制穴51と、規制軸
38が挿通される長穴40とにより回動領域が規制され
る。
【0035】このように構成された再生装置1によれ
ば、蓋体3の一方の端部は、キャビネット2に穿設され
た軸穴49に軸部33が嵌合され取り付けられることか
ら、蓋体3の閉塞時において、キャビネット2と、蓋体
3との境界に段差が生じることもなく装置全体の外観意
匠を保持することができる。また、再生装置1は、一方
側のみに取付け板31及び支持板32を取り付けるだけ
でよいことから、部品点数の削減を図ることができると
共に、装置全体の小型化を図ることもできる。
【0036】なお、以上、詳細に説明した再生装置1
は、蓋体3に軸部33が設けられ、キャビネット2に軸
穴49が設けられた場合について説明したが、蓋体3の
軸部33の位置に軸穴を設け、キャビネット2の軸穴4
9の位置に軸部を設けてもよい。また、以上、小型のデ
ィスク再生装置1について詳細に説明したが、これに限
定されるののではなく、テープ記録及び/又は再生装置
等のあらゆる記録媒体記録及び/又は再生装置に適用で
きることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る記録及び/又は再生装置よ
れば、蓋体が一方の端部でキャビネットに直接支持され
ていることから、蓋体が記録再生部を閉塞した状態にお
いて、蓋体とキャビネットとの境界に段差が生じること
もなく、装置の外観意匠を保持することができる。ま
た、記録及び/又は再生装置は、キャビネットに対し一
方の端部で支持されているいることから、部品点数の削
減が図ることができると共に装置全体の小型化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録及び/又は再生装置が適用さ
れたディスク再生装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスク再生装置、2 キャビネット、3蓋体、4
再生部、5操作ボタン、6 表示部、7 外部出力端
子、10、ホルダ収納部、11 カートリッジホルダ、
12 主面、13 立上がり壁、14 保持部、15
カートリッジ挿脱用開口部、16 開口部、17 シャ
ーシ、18 位置決め凸部、19 ヒンジ部、20 ピ
ックアップ用開口部、21 支持片、22 ネジ穴、2
3 止めネジ、24窓部、25 ロック機構、26 ロ
ック爪、27 操作部、28 係止部、29 押さえ
板、30 弾性部、31 取付け板、32 支持板、3
3 軸部、35 第1の孔部、36 第2の孔部、37
支持ピン、38 規制軸、39 ナット、40 長
穴、41 弾性片、42 凸部、43 係止穴、44
立上がり壁、45 ネジ穴、46 ネジ穴、49 軸
穴、51 規制穴、52 凸部、53 凸部、54 突
出片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体が装填され、その記録媒体の記
    録及び/又は再生が行われる記録再生部が構成されたキ
    ャビネットと、 上記記録再生部を開閉自在に閉塞する蓋体と、 上記蓋体を上記キャビネットに対して一方の端部で回動
    自在に支持する支持手段と、 を備えることを特徴とする記録及び/又は再生装置。
  2. 【請求項2】 上記支持手段は、上記蓋体が上記キャビ
    ネットに支持される側の一方の端部に設けられた支軸部
    又は軸穴と、これに対応してキャビネットに構成された
    蓋体取付け部の一方の端部に設けられた支軸部又は軸穴
    とから構成されることを特徴とする請求項1記載の記録
    及び/又は再生装置。
  3. 【請求項3】 上記記録及び/又は再生装置には、上記
    蓋体の回動する領域を規制する規制部が設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載の記録及び/又は再生装置。
JP12057296A 1996-05-15 1996-05-15 記録及び/又は再生装置 Pending JPH09306154A (ja)

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