明 細 書
給水制御装置
技術分野 . ' - 本発明 ほ使用者を検出 し た場合 に適宜 自 動的 に冰栓等 を介 し て給水を行な わせ る 給水制御装置 に 関す る 。
背景技術
ト イ レ等 に お い て 、 光学的手段 に よ っ て使用者:の有無 を検知 し 、 水栓を介 し て適宜給水を なす給水制御装置が 知 ら れて レヽ る 。
こ の よ う な給水制御装置 に お い て ほ前記光学的手段 に よ る 人の検知 は、 例え ば発光素子を駆動 し て光を人 に 照 射す る 一方、 そ の反射光を受光素子 に て検出す る こ と に よ っ て行な っ て レヽ る 。 そ し て か か る装置の電源 と して電 池等を使用 す る も の に あ っ て は、 そ の電力消費防止の観 点か ら 前記発光、 受光素子の駆動 は周期的 ( 間欠的 ) に 行 な う よ う に し た も の が一般的 で あ る 。
し か し な が ら 、 こ の よ う に発光 ♦ 受光素子の駆動 を間 欠的 に 行 な つ た場合、 例 え ば外部の電磁波等の影響で ノ ィ ズが発生 し た よ う な場合 に は、 受光素子が あ た か も使 用者を検出 し た か の よ う に な信号を 出力す る こ と があ つ た り 、 使用者の変動等の影響で受光が う ま く な さ れ な か つ た り す る の で、 装置全体 と し て は誤動作 を生 じ易 く な る 。
そ こ で か か る ノ イ ズ を除去す る た め、 例 え ば受光素子 の検出 レ ベ ル を ノ イ ズの そ れ よ り も 高 く す る こ と が考 え
ら れる が、 かか る場合に は実際の使用者の検出感度を落 す こ と と な り 好ま し く ない。
発明の開示
本発明はかか る従来の課題を解決す る ため に なされた も ので、 その 目 的 と す る と こ ろ は、 ノ イ ズの影響を受け 難 く 、 しかも感度を落す こ と も な く 、 も っ て信頼性の高 い給水制御装置を提供す る に あ る 。
よ っ て、 本発明の給水制御装置は、 給水用水栓を給水 可能に駆動す る水栓駆動手段 と 、 少な く と も第 1 の周期 で光を間欠的 に発光で き る発光手段 と 、 上記発光手段が 発光す る光の内、 上記水栓の使用者の体の一部 に よ っ て 反射さ れる反射光を受光可能で受光の有無を表す検出信 号を出力す る受光手段 と 、 上記受光手段か ら の検出信号 に基づ き 、 上記水栓駆動手段を介し て水栓を制御す る制 御手段 と 、 を備え、 該制御手段は、 上記受光手段か ら の 検出信号に基づ き 、 上記発光手段に上記第 1 周期よ り も 短い第 2 の周期で複数回の発光を行なわす こ と が可能な 補助発光発生手段と 、 上記補助発光発生手段が発光手段 を介 して行な う 複数の発光の内、 上記受光手段 に よ っ て 受光さ れる受光回数 に基づいて水栓を制御すべ く 制御信 号を上記水栓駆動手段に出力する判断手段 と 、 を備え る こ と か ら構成さ れる 。
図面の簡単な説明
第 1 図は本発明の第 1 実施例に係る給水制御装置の概 略回路構成図、
第 2 図 は第 1 図 に示す回路構成のタ イ チ ヤ 一 ト を示す 概略図、
第 3 図は第 1 図の回路構成をマ イ ク ロ コ ン ピ ュ ー タ に 組み込ん だ場合の概略構成図、
第 4 図は第 1 実施例 に係る給水制御装置に一部変更を カロえ た上でマ イ ク 口 コ ン ビ ュ ータ に組み込ん だ場合の動 作の フ ロ ー チ ャ ー ト 、
第 5 図は本発明の第 2 実施例 に係 る給水制御装置の概 略回路構成図、
第 6 図は第 1 図に示す回路構成のタ イ ム チ ャ ー ト を示 す概略図、
第 7 図ほ第 1 図の回路構成を マ イ ク ロ コ ン ピ ュ ー タ に 組み込ん だ場合の動作の フ ロ ー チ ャ ー ト 、
第 8 図は第 1 図の回路構成をマ イ ク ロ コ ン ピ ュ ー タ に 組み込ん だ場合の第 7 図 と は別動作の フ ロ ー チ ヤ 卜 、 第 9 図は本発明の第 3 実施例 に係 る給水制御装置の概 略回路構成図、
第 1 0 図は第 9 図 に示す回路構成のタ イ ム チ ャ ー ト を 示す概略図、
第 1 1 図は第 9 図の回路構成を マ イ ク ロ コ ン ビ ュ'ータ に組み込ん だ場合の動作の フ ロ ーチ ヤ 一 ト 、
第 1 2 図は本発明の第 4 実施例 に係る給水制御装置の 概略回路構成図、
第 1 3 図は第 1 2 図の回路構成の タ イ ム チ ャ ー ト を示 す概略図、
第 1 4 図は第 1 2 図の回路構成を マ イ ク ロ コ ン ビ ユ ー タ に組み込ん だ場合の動作の フ ローチ ヤ一 ト であ る。 発明を実施す る た め の最良の形態
以下に本発明の第 1 実施例に係る給水制御装置を添付 図面を用いて詳細に説明す る。
こ の第 1 実施例に係る給水制御装置は主に ト イ レ に お け る便器等の き動洗浄装置に適応さ せる こ と が可能であ り 、 使用者を検知の後以降の使用者が立ち去っ た時に、 自動的 に水栓を介 して給水を行なわす も の で あ る 。
第 1 図は *実施例に係る給水制御装置の回路構成を示 す。 同図に おいて、 給水制御装置は、 フ ォ ト ダイ オ ー ド 等か ら構成さ れる発光手段 1 、 フ ォ ト ト ラ ン ジス タ等か ら構成さ れ、 前記発光手段 1 に よ り 発光された光の内、 使用者の体の一部 に よ っ て反射さ れた光を検出す る受光 手段 2 、 使用者の使用の後の便器等に給水を なすた めの 不図示の水栓を駆動す る水栓駆動回路 1 7 、 及び制御手 段 3 を備え る。
前記発光手段 1 は、 通常時ほ基本ク ロ ッ ク 発生器 4 に よ り 発生される ク ロ ッ ク を分周 し て適当な周期でパルス を発生す る間欠発光パ ルス発生器 5 に よ り 駆動さ れる。 こ の 間欠発光 パ ル ス 発生器 5 の 出 力 パ ル ス を 第 2 図 ( ) に示す。
こ の状態に おいて使用者の体の一部が接近す る と 受光 手段 2 はそ の検出信号を波形整形回路 6 に出力 し、 波形 整形回路 6 は第 2 図 ( c ) に 示す パ ル ス信号を 出力す
る 。 尚、 第 2 図 ( a ) は使用者に よ る実際の使用時間帯 を示 し た も の で信号を示す も の で は ない β こ の波形:整形 回路 6 のパ ルス信号は A N D 回路 7 に よ り 発 手段 1 の 駆動信号 D と論理積が行なわれ、 そ の出力信号は S フ リ ッ プ フ ロ ッ プ 8 の セ ッ ト 端子 8 a に入力 さ れ る 。 こ で A N D 回路 7 に よ る論理積を と る こ と と し た の は、 発光手段 1 に よ る発光以外の外光等 に よ っ て発生す ¾ ノ ィ ズ を 除去 す る た め で あ り 、 そ の 出 力信号 は 第 2 図 ( c ) の信号 と 等 し く な る 。 ―' 前記 フ リ ッ ブ フ ロ ッ ブ 8 は受光手段 2 に よ る最初の受 光が な さ れてか ら受光がな さ れな く な る ま での間、 その Q 出力端子 8 b の出力を第 2 図 ( e ) に示す八ィ レベル に保持す る も の で、 そ の リ セ ッ ト 端子 8 c に は、 波形整 形回路 6 の出力信号を N O T 回路 9 に よ り 反転 し た信号 と 発光手段 1 の駆動信号 D (第 2 図 ( b ) ) と の '理積 を行な っ た A N D 回路 1 0 の出力が入力 さ れる。 こ の入 力信号を第 2 図 ( d ) に示す。
前記 フ リ ッ ブ フ ロ ッ ブ 8 の Q 出力端子 に は分周回路 1 1 、 第 1 カ ウ ン タ 1 2 が接続さ れて お り 、 Q端子'の出 力信号がノヽ ィ レ ベ ル と な る こ と に よ り こ れ ら 1 ί 、 1 2 が作動可能状態 と な る 。
こ の分周回路 1 1 ほ受光手段 2 に よ り 受光信号が検出 さ れた と き 、 基本ク ロ ッ ク を分周す る こ と に よ り 即座に 補助用の駆動パ ルス を形成す る の であ り 、 そ の出力信 号は第 2 図 ( f ) の よ う に示さ れ る 。 一方、 第 1 カ ウ ン
タ 1 2 は分周回路 1 1 の出力パ ルス を駆動パ ルス (第 2 図 ( b ) ) に同期 して所定数 (本実施例で は 4 個) 数え る間、 第 2 図 ( g ) で示す如 く ハ イ レ ベ ルの信号を出力 す る も の で、 そ の出力信号ほ分周回路 1 1 の出力信号 と A N D 回路 1 4 に よ る論理積が と ら れ、 O R回路 1 5 を 介 して前記間欠発光パ ルス発生器 5 の出力信号 と 共に発 光手段 1 に入力さ れる。
従っ て前記 A N D 回路 1 4 の出力信号は第 2 図 ( h ) に示す よ う に 4 個の周期の短いパ ルス信号と な り 、 かか る分周回路 1 1 、 第 1 カ ウ ン タ 1 2 及び A N D 回路 1 4 等は本実施例の補助発光発生手段を構成す る。
符号 1 3 で示す第 2 カ ウ ン タ は、 前記 A N D 回路 1 0 の出カバルスを計数す る も の であ り 、 使用者が立ち去る と 略々 同時に A N D 回路 1 0 か ら 出力さ れる 出カバルス (第 2 図 ( d ) の信号 A ) を計数 し て第 2 図 ( i ) に示 す信号を A N D 回路 1 9 を介 し て水栓駆動回路 1 7 に 出 力す る 。 そ し て水栓駆動回路 2 1 は第 2 図 ( k ) に示す よ う に所定時間の間、 給水を行なわせ るべ く 水栓を駆動 す る こ と に な る。 そ し て こ れ と並行 して フ リ ッ プ フ ロ ッ ブ回路 8 の Q 出力端子は低 レ ベル と な り 、 こ れ に よ り 分 周回路 1 1 は駆動が停止され、 又第 1 カ ウ ン タ 1 2 は リ セ ッ ト さ れる。 但 し、 フ リ ッ プ フ ロ ッ プ回路 8 の Q 出力 端子が低 レベル と な っ た時に第 1 カ ウ ン タ 1 2 がハ イ レ ベルの信号を出力中であ る場合に ほ第 2 図 ( g ) に示す よ う に そのハ イ レベル信号分だ け は有効 と さ れて出力さ
れ 、 そ の 出 力 の 後 に リ セ ッ ト さ れ る 。 尚 、 A N D 回路 1 9 の他入力端子 に は フ リ ッ ブ フ ロ ッ ブ 8 か ら の Q 3 ^子 出力 を受 け る と 同時 に 起動す る 禁止時間設定回路 1 8 が 接続 さ れ て い る 。 こ の禁止時間設定回路 1 8 は、 Q 端子 信号を受 け る こ と に よ り ロ ー レ ベ ル信号を所定時間の間 出 力 し 続 け た 後 に ハ イ レ ベ ル信号 を 出 力 す る の も の で (第 2 図 ( i ) ) 、 例え ば使用者が検出 さ れて か ら極め て短時間の 内 に 第 2 カ ウ ン タ 1 3 か ら 出力が な さ れ た場 合 に ほ誤検出 に よ る も の と み な し て 、 水栓駆動面路 2 1 への 出力 を禁止さ せ る た め の も の で あ る 。
以上の構成 に よ れ ば、 使用者が立 ち 去 つ た こ £ 確実 に 且つ素早 く 検出 で き 、 ま た、 ノ イ ズ等の影響 に よ り 变 光手段 2 が検出信号 に相当す る信号を出力す る こ と と な つ て も最終的 に 水栓が駆動 さ れ る こ と は な く 、 そ の信頼 性が高め ら れ る こ と と な る 。 ま た、 か か る構成 に お い て は受光手段 2 の検出感度を何等下げ る こ と な く ノ ィ ズの 影響を除去 し得 る こ と も 明 ら か で あ る 。
ま た 、 第 1 図 に示す回路構成 は、 第 3 図 に示 さ れ る よ う に C P U 2 3 、 メ モ リ 2 4 、 1 0 2 5 等を備 え た マ イ ク 口 コ ン ピ ュ ータ 2 2 に よ り 構成 し も よ い し、 そ の場 合 に お け る 制御 は上例 に 限定 さ れ る こ と な く 一部変更 し た形で第 4 図 に示す フ ロ ー チ ャ ー ト の如 く に 行なわせ る こ と も 可能で あ る 。 以下、 第 4 図の フ ロ チ ャ ー ト の説 明 を す る 。
ス テ ッ プ 1 は初期設定で あ り 、 パ ラ メ ータ M は使用者
を既 に検出 し て い る か否か を示す パ ラ メ ー タ で あ り 、 N は補助用 の駆動パ ルス を駆動回数を数え る た め の パ ラ メ ー タ で あ る 。 ス テ ツ ブ 2 に おい て待機状態 に あ る 間欠発 光の た め の発光手段を駆動 し 、 ス テ ッ プ 3 に おい て第 1 タ イ マ をス タ ー ト さ せ る 。 第 1 タ イ マ ほ間欠発光の周期 を決定す る も の で あ る 。 ス テ ッ プ 4 に おい て受光が あ つ た場合 に は、 補助発光を行な う べ く ス テ ッ プ 5 〜 1 1 が 実行さ れ る 。 第 2 タ イ マ は補助発光の周期を決定す る も の で あ り 、 ス テ ッ プ 6 に お い て そ の時間が計測さ れ る 。 ス テ ッ プ 7 に おい て補助発光を行な い、 ス テ ッ プ 8 で受 光があ つ た か否かが判別 さ れ る 。 そ う し て ス テ ッ プ 9 に おい て補助発光 に よ る受光が所定回数 (例え ば 4 回) 計 数さ れた場合 に ほ使用者が検出 さ れ た と し て パ ラ メ ータ M を 1 と す る 。 ス テ ッ プ 4 又 ほ 8 に お い て受光がな つ か た場合 に は、 ス テ ッ プ 1 2 に お い て既 に使用者が検出 さ れて い る か否かが判断さ れ、 検出 さ れて い た場合 に ·は、 水栓駆動の た めのス テ ッ プ 1 3 〜 1 9 が実行さ れ、 給水 時間を定め る パ ラ メ ータ P が所定数 P n と な る ま での所 定時間の間給水が行なわれ る 。
次 に本発明の第 2 実施例 に係 る 給水制御装置を添付図 面を 用 い て説明す る 。
こ の第 2 実施例の給水制御装置 は、 主 に使用者の た め に手洗水の供給を なす洗面台等の 自 動水栓装置 に適応さ せ る こ と が可能で あ り 、 第 5 図 に そ の 回路構成図 を 示 す。
第 5 図 に 示す よ う に 、 本実施例 に係 る 給水制御装置 は、 フ ォ ト ダイ オー ド等か ら構成さ れる発光手段 1 、 フ ォ ト ト ラ ン ジ ス タ等か ら構成さ れ、 前記発光手段 1 に よ り 照射さ れた光の内、 使用者の手等の体の一部 によっ て 反射さ れた光を検出す る受光手段 2 、 使用者の ため に手 洗水の供給を なす水栓 2 0 を駆動す る ため の水栓駆動回 路 1 7 、 及び制御手段 3 0 を備え る も の であ り 、 上述の 第 1 実施例で示 し た第 1 図の回路構成 と 類似す る も の で あ る 。 即ち、 前記発光手段 1 は、 通常時、 基本ク ロ ッ ク 発生器 4 に よ り 発生さ れる ク ロ ッ ク を分周 し て適当な長 周期でパ ルス を発生す る間欠発光パ ルス発生器 5 に よ り 駆動さ れ、 第 6 図 ( b ) に こ の間欠発光パ ルス発生器 5 の出力パ ルス又は駆動パ ルス を示す。
こ の状態に お い て使用者の手等が発光手段 1 に接近す る と 発光手段 1 か ら の光の一部が そ れ に よ つ て 反射 さ れ、 受光手段 2 が こ れを受光 し て検出信号を出力す る こ と に な る 。 こ の検出信号は波形整形回路 6 に 力 さ れて 第 6 図 ( C ) に示すパ ルス信号 と な っ て出力 さ れる 。
尚 こ こ で も 、 第 6 図 ( a ) は使用者 に よ る実際の使用 時間帯を示 し た も の で信号を示す も の で は ない。
こ の波形整形回路 6 の パ ルス信号は A N D 回路 7 に よ り 発光手段 1 の駆動信号 D と の論理積が行なわれ、 そ の 出力信号は R — S フ リ ッ ブ フ ロ ウ ブ 8 の セ ッ ト 端子 8 a に入力 さ れる。 こ こ で A N D 回路 7 に よ る論理積を と る こ と と し た の は、 発光手段 1 に よ る発光時以外 fc ft:光等
0 に よ っ て発生する ノ イ ズを除去する た め で あ り 、 そ の出 力信号は第 6 図 ( c ) に示す信号 と等 し く な る 。
前記フ リ ッ ブ フ ロ ッ ブ 8 ほ受光手段 2 に よ る最初の受 光がな されてか ら受光がな されな く な る ま での間、 その Q 出力端子 8 b の出力を第 6 図 ( e ) に示す如 く ハ イ レ ベル に保持す る も の で、 そ の リ セ ッ ト 端子 8 c に は、 波 形整形回路 6 の出力信号を N O T.回路 9 に よ り 反転 し た 信号 と 、 発光手段 1 の駆動信号 D (第 6 図 ( b ) ) と の 論理積を行な っ た A N D 回路 1 0 の出力が入力さ れる。 こ の入力信号を第 6 図 ( d ) に示す。
フ リ ッ プ フ ロ ッ プ 8 の Q端子に は分周回路 1 1 、 第 1 カ ウ ン タ 1 2 、 及び第 2 カ ウ ン タ 1 6 が接続 さ れ て お り 、 Q端子の出力信号がハ イ レ ベル と な る こ と に よ り こ れ ら 1 1 , 1 2 , 1 3 が作動可能状態 と な る。
前記分周回路 1 1 は受光手段 2 に よ り 反射光が検出さ れた と き 、 基本ク ロ ッ ク を分周す る こ と に よ り 即座に補 助用 の駆動パ ルス を形成す る も の で あ り 、 そ の出力パ ル ス は第 6 図 ( f ) の よ う に示される。 前記第 1 カ ウ ン タ 1 2 は分周回路 1 1 の出力パ ルス を長周期の駆動パ ルス (第 6 図 ( b ) ) に 同期 し て所定回数 ( 本実施例の場 合、 例え ば 4個) 計数す る間、 第 6 図 ( g ) で示す如 く の ハ イ レ ベルの信号を出力す る も の で、 そ の出力信号は 分周回路 1 1 の出力信号 と A N D 回路 1 4 に よ る論理積 が と ら れ、 0 R回路 1 5 を介 して前記間欠発光パ ルス発 生器 5 の出力信号 と と も に発光手段 1 に入力さ れる。
従 っ て前記 A N D 回路 1 4 の 出力信号 は第 6 図 ( h ) に示す よ う に .4 個の周期の短い パ ルス信号 と な り 、 かか る 分周回路 1 1 及び第 1 カ ウ ン タ 1 2 、 A N D 回路 1 4 等 ほ第 1 実施例 と 同様 に本実施例の補助発光発生芋段を 構成 し て い る 。
一方、 前記第 2 カ ウ ン タ 1 6 は、 かか る 補助発光発生 手段 に よ っ て発光手段 1 が駆動 さ れ た際 に 、 受光手段 2 に よ る そ の反射光の受光回数を計数す る も の で あ り 、 そ の計数値が所定数 ( 本実施例の場合、 例 え ば 4 個 ) と な つ た場合 に第 6 図 ( i ) で示す よ う な ハ イ レ ベ ルの信号 を 出力 し 、 第 6 図 ( d ) で示 し た信号 に お け る パ ルス B に よ り リ セ ッ ト が な さ れ る ま で水栓駆動回路 1 7 を作動 さ せ る 。
こ の水栓駆動回路 1 7 は、 不図示の ソ レ ノ イ ド バ ル ブ 等を駆動 し て水栓 2 0 よ り 給水を行 な わ し め る 。
一方、 前記第 2 カ ウ ン タ 1 6 に よ る 計数値が所定値 と な ら ない場合 に は、 水栓駆動回路 1 7 ほ作動 さ れず、 従 つ て こ の場合 に は次の駆動パ ルス に よ っ て の受光 に よ る 検出信号 に応 じ て の前記補助発光発生手段か ら のパ ルス に よ る受光信号を計数 し、 そ の計数結果が 4 と な っ た場 合 に は水栓駆動回路 1 7 を作動 さ せ る 。 こ れ に対 し、 前 記次の駆動パ ルス に よ つ て の受光が検出 さ れ な い場合 に は、 第 6 図 ( d ) に示 し た パ ルス信号 に よ り 、 第 1 カ ウ ン タ 、 第 2 カ ウ ン タ 等 は リ セ ッ ト さ れ、 再び通常 ·の待 機状態 ( 使用者を待つ状態) に 復帰す る 。 従 っ て前記第
2
2 カ ウ ン タ 1 6 は本実施例の判断手段を構成 して い る 。 以上の構成 に よ れば、 ノ イ ズ等の影響 に よ り 受光手段 2 が検出信号 に相当す る信号を 出力す る こ と と な っ て も 最終的 に水栓が駆動さ れ る こ と は な く 、 そ の信頼性が高 め ら れ る こ と と な る 。 又かか る構成 に お い て ほ受光手段 2 に よ る検出感度を何等下げ る こ と な く ノ ィ ズの影響を 除去 し得 る こ と も 明 ら か で あ る 。
尚 、 本実施例 に お い て 第 2 カ ウ ン タ 1 6 の 出力信号 (第 6 図 ( i ) ) を用 い て分周回路 1 1 、 第 1 カ ウ ン タ 1 2 等を リ セ ッ ト 状態 に戻す よ う に す れば第 6 図 ( g ) の 出力信号 は同図 ( j ) の よ う に 、 同図 ( f ) , ( h ) の 出力信号 は同図 ( k ) の よ う に な る 。
こ の第 2 実施例 に係 る 給水制御装置も上述 し た よ う な 第 5 図で示 し た回路構成 に 限定さ れ る こ と は な く 、 第 1 実施例 と 同様 に、 第 3 図 に示す よ う な C P U 2 3 、 メ モ リ 2 4 、 I / 0 2 5 等 を 備 え た マ イ ク ロ コ ン ピ ュ ー タ 2 2 に よ り 構成す る こ と も可能で あ る 。 そ し て の そ の制 御を第 7 図或は第 8 図 に示す フ ロ ーチ ャ ー ト の如 く に行 な う よ う に し て も よ い。
こ こ で第 7 図の フ ロ ーチ ャ ー ト を説明す る と ス テ ッ プ 1 、 2 は初期設定で あ り 、 パ ラ メ ータ M は水栓を開成 し い る か否か を示すパ ラ メ ータ で あ り 、 同 じ く N は補助用 の駆動パ ルス を数え る た めの パ ラ メ ータ で あ る 。
ス テ ッ プ 3 に おい て発光手段を駆動 し、 ス テ ッ プ 4 に お い て第 1 タ イ マ をス タ ー ト さ せ る 。 こ の第 1 タ イ マ は
第 6 図 ( b ) で示 し た駆動パ ルス の長周期を決定す る も で ス テ ッ プ 1 5 で そ の時間が計測 さ れ る,。 そ して、 ス テ ツ ブ 5 に お い て受光が あ つ た場合 に は補助発光手段を 駆動すべ く 、 ス テ ッ プ 6 〜 1 1 が実行さ れ る 。 こ こ で第 2 の タ イ マ は補助駆動パ ルス の短周期を計測す る も の で あ る 。 そ し て ス テ ッ プ 1 0 に お い て補助駆動パ ルス が所 定回数 だ け受光さ れ た後で ス テ ツ ブ 1 2 に おい て水栓が 開成 さ れて い な い時のみス テ ッ プ 1 3 に お い て水栓 を開 成 し 、 ス テ ッ プ 1 4 に お い て M を 1 と す る 。
こ れ に 対 し 、 ス テ ッ プ 5 、 9 に おレヽ て受光が な か っ た 場合 に は、 ス テ ッ プ 1 6 に お い て 今 ま で に 水栓が開成 さ れて い た か否かが判断 さ れ、 開成さ れて い な か っ た場合 ( M = 0 ) に は ス テ ッ プ 1 5 に移行す る 。 水栓が開成さ れ て レヽ た場合 ( M = l ) に は水栓を閉成 し パ ラ メ ー タ M を 0 と し て初期化 し 、 以降、 上述 し た同 じ よ う な動作 を 繰 り 返す。
第 8 図も 第 7 図 と 同様 な動作を行 な わ し め る た め の変 更 フ ロ ーチ ャ ー ト で あ る 。 そ の詳細 は省略す る 。 但 し、 第 8 図 に お け る バ ラ メ ー タ L は補助発光パ ルス に よ る 受 光回数を示す も の で あ る 。
次 に 、 第 1 実施例 と 同様 に 、 ト イ レ の便器等の 自 動洗 浄装置 に適応さ せ る に有効 な本発明の第 3 実施例 に係 る 給水制御装置を添付図面を 用 い て説明す る 。
第 9 図 ほ本第 3 実施例 に 係 る 給水制御装置の回路構成 を示 し て い る 。 こ の給水制御装置は、 フ ォ ト ダイ オ ー ド
4 等か ら構成さ れた発光手段 3 0 1 、 フ ォ ト ト ラ ン ジス タ 等か ら構成さ れ、 前記発光手段 3 0 1 に よ り 照射さ れた 光の内、 使用者の体の一部 に よ っ て反射さ れた光を検出 す る受光手段 3 0 2 、 ト イ レ の使用者の使用の後に該 ト ィ レ に洗浄水の供給を なす不図示の水栓を駆動する ため の水栓駆動回路 3 0 9 、 及び制御手段 3 0 3 を備え る も の で あ る 。
制御手段 3 0 3 に お け る駆動パ ルス発生手段 3 0 4 は 通常時である待機状態に おいて第 1 0 図 ( b ) に示す よ う に周期的なパ ルス信号を発生し、 こ のパ ルス信号に よ り 発光手段 3 0 1 に発光を行なわ しめ る。 次に第 1 補助 パ ルス発生手段 3 0 5 は例え ば第 1 0 図 ( c ) に示すよ う に受光手段 3 0 2 に よ っ て の検出信号が あ っ た場合 に 、 その最初のパルス信号 3 0 5 a に基づいて、 第 1 0 図 ( d ) に示す よ う な前記駆動パ ルス の周期よ り も短い 周期で複数 (本実施例で は例え ば 4 個) のパ ルス を発生 し、 そのパ ルス で発光手段 3 0 1 に発光を行なわ しめる も の で、 本実施例で は第 1 補助発光発生手段を構成 して い る 。
尚、 第 1 0 図 ( a ) ほ信号を表わす も の で は な く 、 使 用者が発光手段 1 の近 く にい る時間带 (例え ば ト イ レ の 使用時間) を示す も の で あ る 。
ま た制御手段 3 0 3 に お け る第 1 判断手段 3 0 6 は前 記第 1 補助パ ル ス発生手段 3 0 5 に よ る 4 回の発光の 内、 受光手段 3 0 2 に よ り 受光 さ れ る 受光回数を計数
し、 そ の計数結果が所定数以上 (本実施例で は 4 回) で あ る と き に 、 前記駆動パ ルス (第 1 0 図 ( b ) ) よ る 受光手段 3 0 2 の反射光の検出はノ ィ ズ等に基づ く も の で は な く 、 実際 に人が存在す る も の と 判断 し て その判断 信号 S 1 を第 2 補助パ ルス発生手段 3 0 7 に 出力す る。
こ の第 2 補助パ ルス発生手段 3 0 7 は前記第 1 判断手 段 3 0 6 の出力信号に て待機状態 と な り 、 前記駆動バル ス (第 1 0 図 ( b ) ) と 前記受光手段 3 0 2 の出力信号 (第 1 0 図 ( c ) ) に基づ く 人の検出の後、 人が検出さ れな く な る最初のパ ルス信号 (第 1 0 図 ( e ) ) に よ り 第 1 0 図 ( f ) に示す よ う に 、 前記第 1 補助パ ルス発生 手段 3 0 5 と 同 じ短い周期で複数 (本実施例で ほ例え ば 4 個) の パ ルス を発生 し、 そ の パ ルス で発光手段 3 0 1 に発光を行なわ しめ る も ので、 本実施例の第 2 補助発光 発生手段を構成 し て い る。
そ し て第 2 判断手段 3 0 8 は、 前記第 2 補助パ ルス発 生手段 3 0 7 に よ る 4 回の発光の内、 受光手段 3 0 2 に よ り 受光さ れる受光回数を計数 し、 そ の計数結果が所定 数以下 (本実施例で は例え ば 0 回) で あ る と き に使用者 がレヽ な く な つ た と 判断 し 、 第 1 0 図 ( g ) に 示す よ う に 、 水栓駆動回路 3 0 9 を所定時間作動さ せ て例え ば便 器の洗浄を行な う も のであ る 。
以上の構成は、 第 1 実施例 と 同様に 、 第 3 図に示す C P U 2 3 、 メ モ リ 2 4 及び I ノ 0 (入出力回路) 2 5 等 を備 え た マ イ ク ロ コ ン ピ ュ ー タ 2 2 に よ り 構成す る こ と
6 がで き る 。 そ の場合の制御 は第 1 1 図 に示す フ ロ ーチ ヤ 一 卜 の如 く 行な う よ う に す る こ と がで き る 。
以下、 こ の第 1 1 図 に基づい て動作 を説明す る 。 ス テ ッ ブ 1 は初期設定で あ り 、 ノ ラ メ ー タ J は第 1 補助パ ル ス発生手段 3 0 5 の駆動回数、 即 ち第 1 0 図 ( d ) の パ ルス数を数え る た め のパ ラ メ ータ 、 同 じ く K は第 2 補助 パ ル ス 発生手段 3 0 7 の そ れ を 数 え る た め の パ ラ メ 一 タ 、 ノペ ラ メ ー タ L は第 1 補助パ ル ス発生手段 3 0 5 に よ る発光の反射光が受光手段 3 0 2 に よ っ て受光さ れ た受 光回数を数 え る た め の パ ラ メ ータ 、 同 じ く M は第 2 補助 パ ル ス発生手段 3 0 7 に よ る 発光が受光手段 3 0 2 に よ つ て受光さ れ た受光回数を数え る た め のパ ラ メ ータ 、 N は使用者を既 に検知 し て い る か否か を示すパ ラ メ ータ で あ る 。
次 に ス テ ツ パ 2 に お い て発光手段 3 0 1 を駆動 し、 ス テ ツ ブ 3 に お レ、て第 1 タ イ マ をス タ ー ト さ せ る 。 こ の第 1 タ イ マ は第 1 0 図 ( b ) に示す駆動パ ルス の周期を決 定す る も の でス テ ッ プ 1 5 で時間が計測す る 。 そ し て ス 亍 V ブ 4 に お いて受光があ っ た場合 に はス テ ツ ブ 5 に お い て既 に使用者が検知 さ れて い る か否か を判断 し、 検知 さ れて レヽ る 場合 ( N = l ) に は ス テ ッ プ 1 5 に 、 一方検 知 さ れて い な い場合 ( N = 0 ) に は第 1 補助パ ル ス発生 手段 3 0 5 を 駆動 す べ く ス テ ッ プ 6 〜 1 2 が実行 さ れ る 。 こ こ で第 2 の タ イ マ は第 1 補助パ ル ス の周期を決定 す る も の で あ る 。 そ し て ス テ ッ プ 1 1 に おい て 4 個の補
助パ ルス に よ っ て の発光が完了 し た場合 に は、 ス テ ツ ブ 1 3 に お い て受光手段 3 0 2 に よ っ て受光さ れ た回数 L が定数 L m ( 本実施例 の 場合 で ほ 4 個 ) と 比較 さ れ、 L ≥ L m な る条件を満足す る と き の み使用者が始め て検 知 さ れ た と し て ス テ ッ プ 1 4 に おレヽ て N を 1 と し、 当該 条件を満 た さ な い場合 に は、 前記受光手段 3 0 2 に よ る 受光 ほ ノ ィ ズ に よ る も の と 判断 し て そ の ま ま 前記ス テ ツ ブ 1 5 に移行す る 。
こ れ に対 し、 ス テ ツ ブ 4 に お い て受光が な か っ た場合 に は、 ス テ ッ プ 1 6 に おい て 今 ま で に使用者が検知 さ れ て い た か否かが判断 さ れ、 検知 さ れて い な か つ た場合 に は前記ス テ ッ プ 1 5 に移行す る一方、 使用者が検知さ れ て い た場合 に は前述 し た第 2 補助パ ルス発生手段 3 0 7 を駆動すべ く ス テ ッ プ 1 7 〜 2 3 が実行 さ れ る 。
こ こ で第 2 タ イ マ は前述 し た と 同様 に 補助パ ル ス発生 の た め の周期を決定す る た めの も の で あ る 。 そ し て、 ス テ ツ ブ 2 2 に お い て 4 個の補助パ ル ス に よ っ て の発光が 完了 し た場合 に おい て 、 ス テ ッ プ 2 4 に おい て受光手段 3 0 2 に よ り 受光さ れ た受光回数 M が定数 M m ( 本実施 例で は 0 回 ) と 比較 さ れ、 M M m な る 条件を満足す る と き の み使用者がい な く な っ た と 判断 し て ス テ 、ジ ブ 2 5 に お い て水栓を開成 し す る 。 ス テ ッ プ 2 5 で は第 1 タ イ マ がス タ ー ト さ せ ら れ、 第 1 タ イ マ の タ イ ム ア ッ プ し た 回数 P が定数 P m と 比較 さ れ、 P = P m と な る ま で繰 り 返 さ れ、 P = P ra な る 条件が満足 し た時 に水栓を閉栓 さ
せ て洗浄を完了す る と 共 に ス テ ッ プ 2 6 に お レヽ て ノぺ ラ メ ータ K , M , N を初期化す る。 一方当該条件を満た さ な い と き は依然使用者がい る も の と 判断 して、 前記ス テ ツ ブ 1 5 に移行 し、 一定時間経過後ス テ ッ プ 2 7 に お い て ノペ ラ メ ー タ J , L を初期化 し、 ス テ ッ プ 2 に戻 り 以後同 じ動作を繰 り 返す。
次に本発明の第 4 実施例に係る給水制御装置を添付図 面を用いて説明す る。 本実施例に係る給水制御装置は上 述 し た第 2 実施例 と 同様に使用者の ため に洗浄水の供給 を なす 自動水栓装置に有効に適応で き る給水制御装置で あ る。
第 1 2 図は本第 4 実施例に係る給水制御装置の回路構 成を示 し て い る 。 こ の紿水制御装置は、 フ ォ ト ダイ 才 ー ド等か ら構成さ れた発光手段 4 0 1 、 フ ォ ト ト ラ ン ジ ス タ等か ら構成さ れ、 前記発光手段 4 0 1 に よ り 照射さ れ た光の内、 使用者の手等の体の一部 に よ っ て反射された 光を検出す る受光手段 4 0 2 、 使用者の検出 に及んで洗 浄水の供給を なす水栓を駆動す る た め の水栓駆動回路 4 0 9 、 及び制御手段 4 0 3 を備え る も のであ る。
制御手段 4 0 3 に お け る駆動パ ル ス発生手段 4 0 4 は 通常時であ る待機状態に おいて第 1 3 図 ( b ) に示す よ う に周期的 なパ ルス信号を発生し、 こ の パ ル ス信号に よ り 発光手段 4 0 1 に発光を行なわ しめ る。 次に第 1 補助 パ ル ス発生手段 4 0 5 ほ例え ば第 1 3 図 ( c ) に示す よ う に受光手段 4 0 2 に よ っ て の検出信号が あ っ た場合
に 、 そ の最初の パ ルス信号 4 0 5 a に基づい て 、 第 1 3 図 ( d ) に示す よ う な前記駆動パ ルス の周期よ り も短い 周期で複数 (本実施例で は例え ば 4 個) の パ ルス を発生 し、 そ のパ ルス で発光手段 4 0 1 に発光を行なわ しめ る も の で、 本実施例で は第 1 補助発光発生手段.を構成 し て い る 。
尚、 第 1 3 図 ( a ) は信号を表わす も の で は な く .、 使 用者の手等が発光手段 4 0 1 の近 く に あ る実際の使用時 間帯を示す も の で あ る 。
前記制御手段 4 0 3 に お け る第 1 判断手段 4 0 6 は前 記第 1 補助パ ル ス発生手段 4 0 5 に よ る 4 回の発光の 内、 受光手段 4 0 2 に よ り 受光 さ れ る 受光回数を計数 し、 そ の計数結果が所定数以上 (本実施例で ば例えば 4 回) で あ る と き に 、 前記駆動パ ルス (第 1 3 図 ( b ) ) に よ る受光手段 4 0 2 の反射光の検出 は ノ イ ズ等に基づ く も の で は な く 、 実際に人が存在す る も の と 判断 してそ の判断信号 S 2 を水栓駆動回路 4 0 9 に 出力 し (不図示 の ) 水栓を開成さ せて給水を さ せ る と 共に、 第 2補助パ ルス発生手段 4 0 7 に 出力す る 。
こ の第 2 補助パ ルス発生手段 4 0 7 は前記第 1 判断手 段 4 0 6 の出力信号に よ っ て待機状態 と な り 、 前記駆動 パ ルス (第 1 3 図 ( b ) ) と前記受光手段' 4 0 2 の出力 信号 (第 1 3 図 ( c ) ) に基づ き 、 人が検出 さ た後、 検出 さ れな く な る最初のパ ルス信号 (第 1 3 図, ( e ) ) に よ り 第 1 3 図 ( f ) に示す よ う に 、 前記第 1 補助パ ル
ス発生手段 4 0 5 と 同 じ短い周期で複数 (本実施例で は 例え ば 4 回) のパルス を発生 し、 そのパルス で発光手段 4 0 1 に発光を行なわ しめ る も ので、 本実施例の第 2 補 助発光発生手段を構成 している 。
そ し て第 2 判断手段 4 0 8 は、 前記第 2 補助パ ルス発 生手段 4 0 7 に よ る 4 回の発光の内、 受光手段 4 0 2 に よ り 受光さ れる受光回数を計数 し、 そ の計数結果が所定 数以下 (本実施例で は例えば 0 回) で あ る と き に使用者 がい な く な つ た と判断 し、 その判断信号を前記水栓駆動 回路 4 0 9 に 出力 し、 水栓を閉成さ せ る も のである 。 第 1 3 図 ( g ) は水栓駆動回路に よ っ て水栓が開成 し てい る時間带を示す も の で あ る 。
こ の第 4 実施例の回路構成も第 3 図に示される よ う な C P U 2 3 、 メ モ リ 2 4 及び 1 ノ 0 (入出力回路) 2 5 等を備え た マ イ ク ロ コ ン ピ ュ ータ 2 2 に よ り 構成す る こ と が で き る 。 そ の場合の制御 は第 1 4 図 に示す フ ロ ーチ ヤ ー 卜 の如 く 行な う よ う に す る こ と がで き る 。
以下、 こ の第 1 4 図に基づいて動作を説明す る。 ス テ 、ジ ブ 1 ほ初期設定であ り 、 パ ラ メ ータ J は第 1 補助パル ス発生手段 4 0 5 の駆動回数、 即ち第 1 3 図 ( d ) の パ ルス数を数え る ためのパ ラ メ ータ 、 同 じ く K は第 2 補助 パ ル ス発生手段 4 0 7 の そ れ を 数 え る た め の パ ラ メ 一 タ 、 ノペ ラ メ ータ L ほ第 1 補助パ ルス発生手段 4 0 5 に よ る発光の反射光が受光手段 4 0 7 に よ り 受光さ れる受光 回数を数え る ためのパ ラ メ ータ 、 同 じ く M は第 2 補助パ
ル ス 発 生 手段 4 0 7 に よ る 発 光 の 反射光 が ¾ 光 手 段 4 0 2 に よ り 受光さ れ る 受光回数を数 え る た め の パ ラ メ — タ 、 N は使用者を検知 し て い る か否か を示すパ ラ メ一 タ で あ る 。
次 に ス テ ッ プ 2 に お い て発光手段 4 0 1 を駆動 し、 ス テ ツ ブ 3 に おい て第 1 タ イ マ を ス タ ー ト さ せ る 。 こ の第 1 タ イ マ は第 1 3 図 ( b ) で示す駆動パ ルス の周期を決 定す る も の でス テ ッ プ 1 6 で時間が計測さ れ る 。 そ し て ス テ ッ プ 4 に お い て受光があ っ た場合 に は ス テ ツ ブ 5 に お い て既 に使用者が検知 さ れて い る か否か を判断 し、 検 知 さ れ て い る 場合 ( N = 1 ) に は ス テ ッ プ 1 6 に 、 一方 検知 さ れて い ない場合 ( N = 0 ) に は第 1 補助パルス発 生手段 4 0 5 を駆動すべ く ス テ ッ プ 6〜 1 2 が実行 さ れ る 。 こ こ で第 2 の タ イ マ は第 1 補助パ ルス の周期を決定 す る も の で ス テ ッ プ 7 で そ の時間が計測さ れ る も の で あ る 。 そ し て ス テ ッ プ 1 1 に お い て 4 個の補助パ ルス に よ る 発光 が完 了 し た 後、 ス テ ッ プ 1 3 に お い て 受光手段 4 0 2 に よ り 受光さ れ た回数 L が定数 L m (実施例で は 4 個 ) と 比較 さ れ、 L ≥ L m な る条件を満足す る と き の み使用者が始め て検知 さ れ た と し て ス テ ッ プ 1 4 におい て水栓を開成 し て ス テ ッ プ 1 5 で N を 1 と し、 当該条件 を満 た さ ない場合 に は 、 前記受光手段 4 0 2 に よ る検出 は ノ イ ズ に よ る も の と 判断 し そ の ま ま 前記ス テ ッ プ 1 6 に 移行す る 。
こ れ に 対 し 、 ス テ ッ プ 4 に おい て 受光が な か っ た場合
に は、 ス テ ッ プ 1 7 に おい て今ま で に使用者が検知さ れ て レヽ た か否かが判断さ れ、 検知 さ れ て い なか つ た場合 に ほ前記ス テ ッ プ 1 6 に移行す る 一方、 使用者が検知 さ れ て い た場合 に は前述 し た第 2 補助パ ル ス発生手段 4 0 7 を駆動すべ く ス テ ッ プ 1 8 〜 2 4 が実行 さ れ る 。
こ こ で第 2 タ イ マ は前述 し た と 同様補助パ ル ス発生の ため の周期を決定す る も の で あ る 。 そ し て ス テ ッ プ 2 3 に お い て 4 個の補助パ ル ス に よ る発光が完了 し た後、 ス テ ツ ブ 2 5 に おい て受光手段 4 0 2 に よ り 受光さ れ た回 数 M が 定 数 M m ( 実 施 例 で は 0 個 ) と 比 較 さ れ 、 M ≤ M m な る条件を満足す る と き のみ使用者がい な く な つ た と 判断 し て ス テ ッ プ 2 6 に お い て水栓の閉成を行 う と と も に ス テ ッ プ 2 7 に お レヽ て ノペ ラ メ ー タ K , M , N を 初期化す る 。 一方当該条件を満 た さ な い と き は以前使用 者がい る も の と 判断 し て 、 前記ス テ ッ プ 1 6 に移行 し、 —定時間経過後ス テ ッ プ 2 8 に お い て パ ラ メ ー タ J , L を 初期化 し 、 ス テ ッ プ 2 に 戻 り 以後同 じ 動作 を繰 り 返 す 。
産業上の利用可能性
以上の説明 よ り 明 ら か な よ う に本発明 に よ れば、 検出 感度を何 ら落す こ と な く 、 ノ イ ズの影響 に よ る誤動作を 防止 し得、 も っ て信頼性 に優れ た給水制御装置を提供す る こ と が で き る 。 そ し て各実施例 に お け る補助発光発生 手段 に よ る発光手段の駆動 ほ高速 に て短時間内 に て行 う た め、 電池等の消耗を防止す る こ と が で き る 。 ま た、 各
実施例 に お い て説明 し た よ う に 、 本発明 に係 る 給水制御 装置 は節水型且つ小電力型 と し て ト ィ レ等の 自 動洗浄装 置或 は洗面台等の 自 動水栓装置 に有効 に適応 さ せ る こ と が で き る 。