JPH08128087A - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

Info

Publication number
JPH08128087A
JPH08128087A JP26514894A JP26514894A JPH08128087A JP H08128087 A JPH08128087 A JP H08128087A JP 26514894 A JP26514894 A JP 26514894A JP 26514894 A JP26514894 A JP 26514894A JP H08128087 A JPH08128087 A JP H08128087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
signal
human body
water supply
sensing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26514894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Koumae
康章 幸前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP26514894A priority Critical patent/JPH08128087A/ja
Publication of JPH08128087A publication Critical patent/JPH08128087A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 投光素子の寿命、電池の寿命を著しく低減さ
せることなく、使用時の感知時間を短くする。外乱光、
ノイズ等による誤動作の発生を無くす。給水開始時だけ
でなく止水時の応答性も向上させる。 【構成】 投光素子4及び受光素子5を有する光センサ
ーからなる人体感知装置3からの感知信号の入力に基づ
いて給水部10へ開閉信号を出力する制御部8を設け
る。制御部8からの開閉信号の入力により弁を開閉させ
る。投光素子4から所定周期でAkHzのパルスとBk
Hzのパルスとを交互に間欠投光する。受光素子5で受
光する反射信号が不感知となった後に上記所定周期より
も短い時間後に投光素子4より確認用投光を行い、受光
素子5で該確認用投光の反射信号が不感知である場合の
み給水部10へ閉弁信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体を感知装置で感知
して給水・止水を行わせる自動給水装置に係り、特に応
答性が高く、消費電力も少ない自動給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】投光素子及び受光素子により人体を感知
して感知信号を出力する人体感知装置と、この人体感知
装置からの感知信号の入力に基づいて給水部へ開閉信号
を出力する制御部と、該制御部からの開閉信号の入力に
より弁を開閉させる給水部とを備えた自動給水装置が知
られている。
【0003】この投光素子及び受光素子を間欠的に作動
させることにより、消費電力を低減することも公知であ
る。
【0004】この投光素子の投光間隔を長くすれば、当
然ながら消費電力は小さくなるが、応答性が悪くなる。
即ち、人体を感知してから実際に吐水するまでの時間、
あるいは、人体が不感知になってから止水するまでの時
間が長くなる。
【0005】特開昭62−156446号公報には、人
体が感知になった場合に投光周期を短かくすることによ
り応答性を高めることが記載されている。
【0006】また、同号公報では、反射信号を2回カウ
ントした場合にのみ開弁させることにより誤作動を防ぐ
ことも記載されている。即ち、投光素子より所定周期で
間欠投光させている場合、使用の感知を受光素子で受光
する反射光(反射信号)を1回のみで判定する場合、外
乱反射、ノイズ等により誤動作する場合があり、その対
策として、反射信号を2回カウントした場合にのみ開弁
信号を発生させる。
【0007】この特開昭62−156446号では、人
体を感知している間中、常に投光周期が短周期となって
いるため、投光素子の寿命及び駆動電源が電池の場合、
電池寿命が低減するという不都合がある。
【0008】そこで、特開平6−49882号公報にお
いて、人体感知装置の投光素子から所定周期で間欠投光
し、受光素子で受光する反射信号を1回感知した後に上
記所定周期よりも短い時間後に人体感知装置の投光素子
より確認用投光を行い、受光素子で該確認用投光の反射
信号を感知した場合のみ給水部へ開弁信号を出力するよ
うにした自動給水装置が提案された。このようにすれ
ば、人体が感知された直後だけ投光周期を短かくすれば
足りるため、消費電力が低減される。
【0009】ところで、外乱光による誤作動を防止する
ために、通常時はパルス光としてAkHzのものを用
い、確認用投光のみをBkHz(B≠A)のパルス光と
する物体検知装置が提案されている(特開平6−207
986号公報)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、特開昭6
2−156446号では、人体を感知している間中、常
に投光周期が短周期となっているため、投光素子の寿命
が短くなると共に、駆動電源が電池の場合、電池寿命が
低減するという不都合がある。
【0011】特開平6−49882号公報においては、
止水時の応答性が悪いという問題があった。即ち、特開
平6−49882号公報にあっては、その図5から明ら
かなように、人体が不感知となった場合、それまでと同
じ長周期で投光を行い、複数回(4回)不感知が継続し
たときに初めて止水が行われる。このように長周期で投
光したのでは、人体が不感知になってから実際に止水す
るまでに相当のタイムラグがあり、応答性が悪い。
【0012】特開平6−207986号公報の物体検知
装置においては、パルスの投光間隔が一定であるため、
この投光間隔を小さくすると電池の消耗が激しく、投光
間隔を大きくすると電池の消耗は少なくなるものの応答
性が悪くなるという問題がある。
【0013】本発明は、誤作動がなく、消費電力が低
く、しかも給水開始だけでなく止水時の応答性も良好な
自動給水装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動給水装置
は、上記特開平6−49882号公報記載の自動給水装
置において、間欠投光されるパルス光として、周波数A
kHzのパルス光Aと、周波数BkHz(BはAと異な
る。)のパルス光Bとを交互に投光するようにしたもの
である。
【0015】請求項2の自動給水装置は、吐水状態から
止水状態に切り替わる場合に同様の動作を行なわせるよ
うにしたものである。
【0016】即ち、請求項2の自動給水装置は、投光素
子及び受光素子を備え、これらにより人体を感知して感
知信号を出力する人体感知装置と、この人体感知装置か
らの感知信号の入力に基づいて給水部へ開閉信号を出力
する制御部と、該制御部からの開閉信号の入力により弁
を開閉させる給水部とを備え、該人体感知装置の投光素
子から所定周期で間欠投光し、該受光素子で受光してい
た反射信号が不感知になった後に、上記所定周期よりも
短い時間後に人体感知装置の投光素子より確認用投光を
行い、受光素子で該確認用投光の反射信号が不感知であ
った場合のみ給水部へ閉弁信号を出力する自動給水装置
であって、間欠投光されるパルス光として、周波数Ak
Hzのパルス光Aと、周波数BkHz(BはAと異な
る。)のパルス光Bとを交互に投光することを特徴とす
るものである。
【0017】
【作用】本発明においては、AkHzの投光とBkHz
の投光とを交互に行なうため、外乱光による誤作動を防
止できる。即ち、例えば外乱光が約AkHzの場合、確
認用投光をBkHzで行なうため、この外乱光の入射に
よる吐水開始(請求項1の場合)又は吐水停止(請求項
2の場合)を防止できる。
【0018】なお、請求項1においては、特開平6−4
9882号公報の発明と同様に、人体感知装置の投光素
子から所定周期(長周期)で間欠投光し、受光素子で受
光する反射信号を1回感知した後に上記所定周期よりも
短い時間後に人体感知装置の投光素子より確認用投光を
行い、受光素子で該確認用投光の反射信号を感知した場
合のみ給水部へ開弁信号を出力することで、投光素子の
所定周期よりも短い時間で使用者の感知を確認できる。
【0019】請求項2においては、人体確認後にあって
は、人体感知装置が人体を感知している場合も、投光素
子から所定周期(長周期)で間欠投光し、受光素子で受
光する反射信号が不感知となった後に上記所定周期より
も短い時間後に人体感知装置の投光素子より確認用投光
を行い、受光素子で該確認用投光の反射信号が不感知で
あった場合のみ給水部へ閉弁信号を出力することで、投
光素子の所定周期よりも短い時間で使用者の感知を確認
できる。
【0020】これにより、止水時の応答性が著しく向上
する。
【0021】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。第4,5図の通り、手洗器1の上部には吐
水口2が設けられ、吐水口2の近傍位置には人体感知装
置3が設けられている。人体感知装置3は投光素子4、
受光素子5並びに発振回路4a、増幅回路5aを備えて
いる。
【0022】手洗器1には制御ボックス6が組み込ま
れ、上記人体感知装置3と制御ボックス6とが信号線に
より接続してある。制御ボックス6内にはマイクロコン
ピュータよりなる制御部8を設けてあり、また電源とな
る電池9を収納してある。10は給水部であって電磁弁
により構成してある。
【0023】人体感知装置3からの感知信号の入力によ
り、制御部8から開閉信号が出力されて給水部10の電
磁弁が開閉制御され、給水部10の開閉により吐水口2
から吐水したり、吐水を停止したりするようになってい
る。
【0024】人体感知装置3の投光素子4から所定周期
(長周期)でAkHzのパルスとBkHzのパルスとを
交互に間欠投光し、受光素子5で受光する反射信号を1
回感知した後に上記所定周期よりも短い時間後に投光素
子4より確認用投光を行い、受光素子5で該確認用投光
の反射信号を感知した場合のみ給水部10へ開弁信号を
出力する。また、開弁状態になっている間は、所定周期
(長周期)でAkHzのパルスとBkHzのパルスとを
交互に間欠投光し、受光素子5で受光する反射信号が1
回不感知となったときには、上記所定周期よりも短い時
間後に投光素子4より確認用投光を行い、受光素子で該
確認用投光の反射信号が不感知であった場合のみ給水部
10へ閉弁信号を出力する。
【0025】第1〜3図は本発明の動作説明のためのタ
イミングチャートを示している。制御部8は人体感知装
置3からの感知信号がない状態(手洗器1に人が手を差
し出していない状態)が続いて感知信号入力を待ってい
る時(以後、この状態を待機状態と言う)、AkHzの
パルスとBkHzのパルスとを交互に2t周期にて投光
するように投光素子をパルス駆動する。なお、AkHz
のパルス同士の間隔は4tであり、BkHzのパルス同
士の間隔も4tである。AkHzのパルス同士の丁度中
間にBkHzのパルスが投光される。
【0026】第1図の通り、この待機状態にあるとき、
投光パルスに同期した感知信号入力があると、2tより
短い時間、例えばt後に確認用投光を1回行う。この
時、確認用投光に同期した感知信号入力があれば、使用
者の存在を確定し、給水部10へ開弁信号を出力して吐
水口2より吐水させる。給水部10への開弁信号を出力
した後は存在感知状態のまま2t周期の投光に戻る。
【0027】第1図の通り、存在感知状態において2t
周期の投光パルスに同期した感知信号がなくなると、t
秒後に確認用投光を1回行う。このとき、確認用投光に
同期した感知信号入力がなければ、使用者の不存在を確
定し、給水部10へ閉弁信号を出力して止水する。給水
部10へ閉弁信号を出力した後は不感知状態のまま2t
周期の投光に戻る。
【0028】第2図に示す如く、待機状態にあるときに
感知信号が入力され、t秒後に確認用投光を行なった場
合、この確認用投光に同期した感知信号入力がなけれ
ば、2t周期の投光に戻り、再び待機状態となる。
【0029】また、第3図に示す如く、存在感知状態
(S)にあるときに、ごく短時間の中断Tがあった場
合、中断Tにより感知信号かなくなった後t秒後に確認
用投光が行なわれる。この場合、この確認用投光に同期
した感知信号入力があるので、2t周期の投光に戻り、
吐水を継続する。
【0030】なお、上記タイミングチャートにおいて
は、確認用投光を1回行うようにしているが、2回以上
確認用投光をt周期で投光し、2回以上確認用投光が連
続して感知又は不感知となった場合にのみ吐水又は止水
するようにしても良い。第6図はその一例を示すもので
あり、この第6図では確認用投光を3回投光し、3回連
続して感知又は不感知となった場合に吐水又は止水して
いる。
【0031】本発明においては、確認用投光のための短
かい周期tは0.2秒〜0.6秒とするのが好適であ
る。A,Bは10〜100kHzが好適である。AとB
の差は10kHz以上とするのが好適である。
【0032】
【発明の効果】本発明の自動給水装置は、AkHz及び
BkHzの2種類の確認用投光を行うから、外乱光、ノ
イズ等による誤動作を防止することができる。更に、投
光素子による間欠投光の周期を確認用投光時のみ短周期
とし、その他は長周期とするものであるから、投光素子
及び電源(例えば電池)の寿命も長い。
【0033】請求項1にあっては吐水時の応答性が良好
であり、請求項2にあっては止水時の応答性が良好であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の作動を説明するタイミングチャー
トである。
【図2】実施例装置の作動を説明するタイミングチャー
トである。
【図3】実施例装置の作動を説明するタイミングチャー
トである。
【図4】実施例装置を備えた手洗器の側面図である。
【図5】実施例装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】実施例装置の作動を説明するタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 手洗器 2 吐水口 3 人体感知装置 4 投光素子 5 受光素子 9 電池 10 給水部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光素子及び受光素子を備え、これらに
    より人体を感知して感知信号を出力する人体感知装置
    と、この人体感知装置からの感知信号の入力に基づいて
    給水部へ開閉信号を出力する制御部と、該制御部からの
    開閉信号の入力により弁を開閉させる給水部とを備え、 該人体感知装置の投光素子から所定周期で間欠投光し、
    受光素子で受光する反射信号を1回感知した後に、上記
    所定周期よりも短い時間後に人体感知装置の投光素子よ
    り確認用投光を行い、受光素子で該確認用投光の反射信
    号を感知した場合のみ給水部へ開弁信号を出力する自動
    給水装置において、 間欠投光されるパルス光として、周波数AkHzのパル
    ス光Aと、周波数BkHz(BはAと異なる。)のパル
    ス光Bとを交互に投光することを特徴とする自動給水装
    置。
  2. 【請求項2】 投光素子及び受光素子を備え、これらに
    より人体を感知して感知信号を出力する人体感知装置
    と、この人体感知装置からの感知信号の入力に基づいて
    給水部へ開閉信号を出力する制御部と、該制御部からの
    開閉信号の入力により弁を開閉させる給水部とを備え、 該人体感知装置の投光素子から所定周期で間欠投光し、
    該受光素子で受光していた反射信号が不感知になった後
    に、上記所定周期よりも短い時間後に人体感知装置の投
    光素子より確認用投光を行い、受光素子で該確認用投光
    の反射信号が不感知であった場合のみ給水部へ閉弁信号
    を出力する自動給水装置であって、 間欠投光されるパルス光として、周波数AkHzのパル
    ス光Aと、周波数BkHz(BはAと異なる。)のパル
    ス光Bとを交互に投光することを特徴とする自動給水装
    置。
JP26514894A 1994-10-28 1994-10-28 自動給水装置 Pending JPH08128087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26514894A JPH08128087A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 自動給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26514894A JPH08128087A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 自動給水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08128087A true JPH08128087A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17413306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26514894A Pending JPH08128087A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 自動給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08128087A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317477A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Denso Corp 自動水栓装置
JP2005214781A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Hosiden Corp 物体検知装置
JP2019060116A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 Toto株式会社 吐水装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317477A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Denso Corp 自動水栓装置
JP4655402B2 (ja) * 2001-04-20 2011-03-23 株式会社デンソー 自動水栓装置
JP2005214781A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Hosiden Corp 物体検知装置
JP2019060116A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 Toto株式会社 吐水装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6189163B1 (en) Device for controlling a series of washroom appliances
US5063622A (en) Water supply control system
JPH08128087A (ja) 自動給水装置
JP4590769B2 (ja) 水栓制御装置
EP0792971B1 (en) Device for controlling a series of washroom appliances
JPH08120718A (ja) 自動給水装置
JPH07225282A (ja) 物体検出装置
JP3127970B2 (ja) 自動給水装置
JP2889437B2 (ja) 自動給水装置
JP2641748B2 (ja) 自動水栓装置
KR950005082B1 (ko) 급수 제어 장치
JP2889436B2 (ja) 自動給水装置
JPS63101589A (ja) 自動水栓装置
KR0152249B1 (ko) 전자감응식 자동급수밸브 모터제어장치
JPH0533584Y2 (ja)
JPS6314934A (ja) 給水制御装置
JP3144584B2 (ja) 給水制御装置
JP2902256B2 (ja) 便器の自動洗浄装置
JP2723927B2 (ja) 自動水栓装置
JPH0649884A (ja) 小便器自動給水装置
JPH0513823Y2 (ja)
JPH05179683A (ja) 自動給水装置における電力供給方法
JPH0649880A (ja) 小便器自動給水装置
JPH05156684A (ja) 給水制御装置
JPH05156685A (ja) 給水制御装置