WO1990004322A2 - Water-dispersible heat-resistant composition and application thereof - Google Patents

Description

明細書

水分散性の耐熱性組成物ぉょ びそ の用途

技術分野

本発明 は、 キ ュ ァ リ ング後に優れた熱衝撃性、 耐久 性ぉょ び耐摩耗性を示す接着剤- 及び被覆剤組成物、 該組成物の使用方法、 耐熱性繊維材料舍有水性分散物 ょ り 成る 錶造用金型'用被覆物並びに上記被覆剤組成物 と耐熱性繊維ょ り 成 る シ ー ト に閬する。

背景技術

近年、 無機系成分を主 と す る接着剤が研究さ れて ぃ る 。 例ぇ ば、 特公昭 50- 33491号公報に は、 微粒状高純 度の酸化ジルコ ニ ゥ ム と コ ロ ィ ド珪酸並びに それ ら の 合計重量の 2〜10重量％ の ァル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ム か ら な る混合物を 1000 て 以上で焼成 して微粉砕 して得 ら れる こ と を特徴 と す る 高耐熱性接着剤組成物の製造方 法が開示さ れて ぃ る 。 こ の方法で製造さ れる 接着剤は キ ュ ァ リ ング温度が低 く 、 250 〜350 て で充分でぁ る と報告さ れて ぃ る 。

本発明者は、 こ の無機系接着剤組成物を用 ぃ る こ と にょ っ て耐熱性繊維、 例ぇ ばチ タ ン酸カ リ ゥ ム （ K ₂ T i ₆ 0！ ₃ )織維、 ポ リ チ タ ノ カ ルボキ シ シ ラ ン織維、 炭素鏃 維を金型の内面に貼 り 付けま た は塗布す る こ と にょ っ て、 金型の寿命を著 し く 向上さ せ る こ と に成功 し た （ 特願昭 63- 313755 、 同 63 - 323609)。 ま た上記接着剤組 成物を用 ぃた耐熟性 シー ト も提供 した （ 特願平 1-133 0 8参照） 。

しか し本発明者は、 上記の接着剤組成物がキ ュ ァ リ ング後の安定性に問題がぁ り 、 硬化塗膜が比較的に剝 離し安ぃ こ とを知っ た。 そ こで こ の安定性を向上させ る研究を重ねた と こ ろ、 ィ ッ ト リ ァを加ぇ る こ とにょ っ て、 特公昭 50 - 3349 1号公報に記載の接着剤ょ り も優 れた安定性を示 し且っ乾燥後に、 著 し く 優れた耐摩耗、 剝離安定性、 耐熱衝撃性を持っ接着膜 （ま たは塗膜） が得 ら れる こ とを見岀 した。

発明の開示

即 ち、 本発明者は、 20重量％ 以上の酸化ジルコ ニゥ ム、 1〜 10重量％ のァ ル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ムぉょび、 酸 化ジルコ ニゥ ムを基準と して 2 〜 15重量 、 殊に 4〜 1 0重量％ の ィ ッ ト リ ァを舍有しそ して残量が シ リ カ で ぁ る粉末混合物 と、 水を少量添加 した珪酸ナ ト リ ゥ ム と ょ り 成る こ とを特徴 とする、 水分散性の耐熱性組成 物が接着剤組成物ぉょび被覆剤組成物と して上記の課 題を解決 し得る こ とを見出 した。

発明を実施する ための最良の形態

本発明の耐熱性組成物は、 20重量 以上、 特に 25〜 7 0重量％ の酸化ジルコ ニゥ ム、 1〜； L 0重量％ 、 殊に 2 〜 5 重量％ の ァ ル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ムぉょび、 酸化ジル コ ニ ゥ ムを基準と して 2 〜 1 5重量％ 、 殊に 4〜： L 0重量 % の ィ ッ ト リ ァ を舍有 しそ して残量がシ リ カ でぁ る粉 末混合物に、 少量の水を添加 した 40〜 50重量部 （上記 粉末混合物 1 0 0重量部を基準と す る） の珪酸ナ ト リ ゥ ム を添加 して得 られる組成物で ぁ る。 ィ ッ ト リ ァが、 酸化ジル コ ニ ゥ ム を基準 と して 2 重量％ ょ り 少な ぃ場 合に は、 充分な安定化効果が得 ら れず、 酸化ジルコ ニ ゥ ム を基準 と し て 1 5重量％ ょ り 多 ぃ場合に は追加的効 果が期待で き な ぃ ので、 ィ ッ ト リ ァ が高価で ぁ る こ と か ら見て過度に用 ぃ る の は不経済でぁ る 。 酸化 ジルコ ニ ゥ ムが 2 0重量％ ょ り 少な ぃ場合に は、 接着カぉょ び、 セ ラ ミ ッ ク 層 と基体 （例ぇ ば、 べ一ス メ タ ル） と の間 の傾斜機能が不十分な も の と な る 。 こ の組成物は、 場 合にょ っ て は更に、 キ ュ ァ リ ン グ時ぉょびキ ュ ァ リ ン グ後に不利な影響を及ぼさ なぃ耐熱性の顔料、 例ぇば 無機系顔料、 例ぇ ば酸化鉄類、 ニ酸化チ タ ン等を舍有 す る こ とがで き る 。 こ の組成物はキ ュ ァ リ ン グ後に 1 3 00. °C の耐熱性を示す。

本発明の組成物は、 急激な水分の蒸発に ょ っ て塗膜 に凹凸が生 じ る の で、 こ れを避け る 為に空気乾燥ま た は 9 (TC 程ま で の温度で 2 0分〜 3 時間乾燥さ せ る。 キ ュ ァ リ ン グは、 200 〜350 。C 程で 20分〜 3 時間行 ぅ のが 有利で ぁ る。 更に高温で は残留水分に ょ る 塗膜表面へ の悪影響がぁ り 、 更に低温で は充分な キ ュ ァ リ ン グカく で き な ぃ。

従 っ て本発明の別の対象は、 上記の耐熱性組成物を 使用す る に 当.た っ て、 該組成物を基体に塗布 し、 接着 剤組成物 と して用 ぃ る場合に は接合相手の基体 と合ゎ せた後に、 室温か ら 9 0 'C で水分を除去 しそ して 20 0〜 3 5 0 °C で キ ュ ァ リ ング反応させる こ とを特徴とする、 使用方法に も閔する。

こ の組成物に最高 2 0重量％ ま で の水分舍有量ま で水 を添加 し た水性分散物中に耐熱性短織維、 例ぇばチタ ン酸カ リ ゥ ム （ K ₂ T i ₆ 0 i ₃ )繊維、 ポ リ チ タ ノ カ ルボキ シ シ ラ ン鏃維、 炭素繊維ぉょびゥ ィ ス カ ょ り 成る群か ら 選択さ れた少な く と もー種類を分散させて、 金型内面 に塗布 し、 後記の如 く キ ュ ァ リ ン グする こ と にょ っ て 得 られる 鐃造用金型用被覆物は、 非常に優れた耐摩耗 性、 耐熱性、 剝離安定性、 耐久性ぉょび、 金型使用時 に良好な鐯造品の離型性を示す。 こ の場合に用ぃ られ る 耐熱性織維は、 水に分散し得る 短鏃維、 例ぇば 5〜 2 0 0 μ m の長さ ぉょび 0 . 0 5〜 5 m の直径を有してぃ る のが分散性の点か ら特に有利でぁ る。

金型内面に塗布後の被覆物は、 室温か ら 9 0 °C で水分 を除去 し そ して 2 0 0 〜 3 50 °C でキ ュ ァ リ ング反応させ 硬化させる。

本発明で使用 さ れる金型のべ一ス メ タ ルは、 銅、 銅 合金、 鐧鉄、 ァル ミ ニ ゥ ム、 ァ ル ミ ニ ゥ ム会金、 マ グ ネ シゥ ム、 マ グネ シ ゥ ム合金等の使用可能なぁ ら ゅる 金属でぁ る こ とができ る。 特に、 銅、 銅合金、 ァ ル ミ ニ ゥ ム 、 ァ ル ミ ニ ゥ ム合金、 マ グ ネ シ ゥ ム、 マ グネ シ ゥ ム合金等の非鉄金属の如 く 、 融点が低 く 且っ加ェの 容易な金属を も本発明の組成物にて金型 と して使用で き る ょ ぅ に した こ と は驚 く べ き こ と でぁ る 。

本発明で使用で き る 耐熱性短繊維の内、 チ タ ン酸カ リ ゥ ム 繊維は、 無機材質研究所研究報告書第 34号、 " チ タ ン酸カ リ ゥ ム繊維の合成に関す る 研究" 、 科学技 術庁、 1982年、 第 1〜37買に説明 さ れて ぃ る。 こ の繊 維の役割は、 金型の耐熱性、 耐摩耗性ぉょ び離型性を 改善する こ と でぁ る。 こ の繊維は 5〜 2 OO ^ m 、 殊に 10〜50 m の長さ ぉょ び 0.05〜5 μ m 、 殊に 0.1〜 1 m の直径を有 して ぃ る 微細な繊維がょ ぃ。 チタ ン酸 カ リ ゥ ム繊維の本発明の耐熱性組成物の水性分散物へ の添加量は、 2〜 30重量％ %でぁ る のが有利で ぁ る 。

本発明のそ の他の対象に は、 本発明の被覆剤組成物 に最高 20重量％ ま での水分舍有量ま で水を添加 した水 性分散物に、 チタ ン酸カ リ ゥ ム （ K ₂ T i ₆0 , ₃ )繊維、 ポ リ チ タ ノ カ ルボキ シ シ ラ ン繊維、 炭素鏃維、 セ ラ ミ ッ ク フ ァ ィ バ一ぉょびそ の他の ゥ ィ ス カ ょ り 成 る 群か ら選 択 さ れた少な く と もー種類の耐熱性短繊維を分散させ た分散物が耐熱性布状物に 50〜 400 μ m 、 殊に 200〜

250 μ m の乾燥塗膜厚で塗布さ れた シー ト 並びに該シ ー ト を本発明の接着剤組成物で金型の内面に貼 り 付け た铸造用金型用被覆物も ぁ る 。

本発明で用 ぃ る 耐熱性布状物は、 本発明の被覆組成 物の水性分散物を良好に塗布で き る も ので ぁればょ く 。 こ の布状物に は、 炭素繊維、 チ ラ ノ 繊維、 ァ ル ミ ナ鏃 維、 シ リ コ ン カ ー バ ィ ト 繊維ょ り 成る不織布、 織物ま た は編物がぁ り 、 その厚さ には特に制限はなぃが、 使 用分野で精密さ が要求さ れる場合、 比較的に薄ぃ 10 0 〜1 00 0 ^ tn 程度でぁ る のが好ま し ぃ。

更に本発明 は、 上記の耐熱性布状物に被覆剤組成物 を場合に ょ っ て は最高 2 0重量 ¾ まで水を加ぇて舍浸さ せ、 本発明の耐熱性接着剤にて金型内面に貼り 付け、 室温か ら 9 0 'C で水分を除去 しそ して 2 00 〜3 50 'C でキ ュ ァ リ ング反応させる こ と を特徴とする、 铸造用金型 の被覆法並びにそ ぅ して得 られる被覆物に も関する。

本発明の組成物を鐯造用金型に適用する場合の実施 態様を以下に示す：

最初に、 最高 2 0重量％ の水分舍有量ま で水を添加 し た本発明の組成物に、 該組成物を基準と して 2〜1 5重 量 ¾ の量のチタ ン酸カ リ ゥ ム短鏃維を分散させ、 こ の 分散液を金型の被被覆面に塗布 し、 室温か ら 9 0 °C まで の温度で 1時簡以上乾燥させ、 、 次ぃで 20 0〜3 50 °C の温度でキ ュ ァ リ ングする。 被覆さ れた金型内面は、 金型の湯ロ、 上がり 、 押 し湯ぉょび金型本体のそれで ぁ る。

こ のょ ぅ に して製造さ れる チタ ン酸カ リ ゥ ム織維舍 有被覆を持っ金型は、 鐯造に必要と される耐熱性を充 分に有 して ぃ る 他に、 耐摩耗性に優れ且っ鐯造後に成 彤体を金型か ら取り 出す際の離型性も卓越 してぃる。 更に、 軟塗型をせずに 1 0 , 00 0シ ョ ッ ト の成形を実施 し て も、 成形体の表面状態に異常が生 じず、 充分に使用 — Ί 一

に耐ぇ る 優れた耐久性を持っ も ので ぁ る 。

ま た本発明の対象は、 本発明の被覆剤組成物が場合 に ょ っ て は少量の水の添加後に上記の耐熱性布状物に 5 0〜 4 0 0 μ in の乾燥塗膜厚で塗布さ れた耐熱性 シ一 ト に も関す る 。

更に本発明 は、 上記の耐熱性短織維の少な く と もー 種類 と共に上記組成物を舍有す る 水性分散物を、 剝離 可能な通水性の基体、 例ぇ ば金網等に注ぎかけ、 室温 か ら 9 0。C で水分を除去 しそ して剝離す る こ と にょ っ て 得 られる 耐熱性繊維舍有 シー ト に も関す る 。 こ の シ ー ト は使用す る時に、 硬化させる 。

こ れ ら の シ ー ト の厚さ に は特に臨界はな ぃが、 用途 次第で適宜に決め る こ とがで き る 。 例ぇ ば铸造用金型 の内面に張 り っけ る場合に は、 5 0〜 1 0 0 0〃 m の程度で ぁ る，のが有利で ぁ る 。 しか し寸法安定性を要求さ れな ぃ用途の場合に は、 勿論、 更に厚 く と も ょ ぃ。

本発明 の組成物を シー ト の製造に用 ぃ る 有利なニっ の実施態様を以下に説明す る ：

最初に、 最高 2 0重量％ ま での水分舍有量ま で水を添 加 した本発明の組成物の分散液中に該組成物を基準と して 5〜 1 5重量％ の量のチ タ ン酸カ リ ゥ ム短鏃維ぉょ び 5〜 1 5重量％ の他の セ ラ ミ ッ ク 繊維、 例ぇ ばァ ル ミ ナ鏃維を分散さ せ、 こ の分散物を吸引濾過器の濾紙の 上に適量注ぎ込み、 吸引濾過に ょ っ て水分の大部分を 除き 、 室温か ら 9 0て ま での温度で 1〜 3 時間程度乾燥 する。

1 回の注ぎ込みにょ っ て得 ら れる乾燥シ一 ト の厚さ は 50 0 / ni 程度ま ででぁ る 。 更に厚ぃ シー ト を製造す る 為に は、 上記の注ぎ込み及び水分の除去作業を繰り 返 してか ら、 キ ュ ァ リ ング反応させる。

ニっ 目 の実施態様は、 チタ ン酸カ リ ゥ ム短織維ぉょ び他のセ ラ ミ ッ ク鐡維、 例ぇ ばァ ル ミ ナ繊維を水中に 分散させ、 こ の分散物を吸引濾過器の濾紙の上に適量 注ぎ込み、 吸引濾過にょ っ て水分の大部分を除き シー ト状 と し、 その上に本発明の水性分散組成物を適量噴 霧し、 室温で多少乾燥した後に同 じ水性分散物を再噴 霧 し、 室温か ら 9 0 'C までの温度で 1〜3 時間程度乾燥 する。 こ れ ら の シー ト は、 使用時に、 例ぇば貼り 付け 時に 2 0 0〜 3 50 で 1〜 3 時間程度キ ュ ァ リ ングする。

得 ら れる シー ト は、 1 30 0 °C程度までの耐熱性が要求 される 場所、 部材に適宜貼り 付ける こ とがで き る 。

本発明を以下に実施例を用 ぃて更に詳細に説明する ： 組成物の製造例

実施例 1

6 0重量部の酸化ジルコ ニ ゥ ム、 4 0重量部の シ リ カ 、 5重量部の ァ ル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ム ぉょび 4 . 8 重量部 (酸化ジ ルコ ニ ゥ ム を基準と して 8重量 ¾ に相当す る） の ィ ッ ト リ ァ ょ り 成る 粉末混合物 5 0 g に、 5 の 水を加ぇた 2 3 g の珪酸ナ ト リ ゥ ム を添加 し、 混線 して 粘稠なぺー ス ト 状物 とする 。 実施例 2

5 0重量部の酸化 ジルコ ニ ゥ ム、 5 5重量部の シ リ カ、 5重量部のァ ル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ムぉょび 2 重量部（ 酸 化 ジルコ ニ ゥ ム を基準 と して 4重量％ に相 当す る） の ィ ッ ト リ ァ ょ り 成る 粉末混合物 5 0 g に、 5 の水を加 ぇた 20 g の珪酸ナ ト リ ゥ ム を添加 し、 混練 して粘稠な ぺ一ス ト 状物と する 。

実施例 3

4 0重量部の酸化ジル コ ニ ゥ ム 、 6 5重量部の シ リ カ 、 5重量部の ァ ル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ム ぉょ び 2 重量部（ 酸 化 ジ ル コ ニ ゥ ム を基準 と して 5重量％ に相当する） の ィ ッ ト リ ァ ょ り 成る 粉未混合物 5 0 g に、 4 の水を加 ぇ た 2 4 g の珪酸ナ ト リ ゥ ム を添加 し、 混練 して粘稠な ぺース ト 状物と する 。

荬施 4

3 0重量部の酸化ジル コ ニ ゥ ム 、 6 5重量部の シ リ カ 、 5重量部のァ ル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ム ぉょび 1 . 5 重量部（ '酸化ジルコ ニ ゥ ム を基準 と して 5重量％ に相 当す る） の ィ ッ ト リ ァ ょ り 成る 粉末混合物 50 g に、 4 の水を 加ぇ た 22 g の珪酸ナ ト リ ゥ ムを添加 し、 混練 して粘稠 な ぺース ト 状物と す る。

成物の使用例

荬施例 5

実施例 1に記載のぺー ス ト 状物 50 g に水 5 を加ぇ た水性分散液に平均長さ 20 m 平均直径 0 . 9 m の チタ ン酸カ リ ゥ ム繊維 10 g を分散させる 。 こ の分散 物を、 厚さ 500 tn 炭素織維織物にゥ ェ ッ ト 塗膜厚さ で 300 i/ rn の厚さ に塗布する （ 乾燥塗膜厚； 約 215 // m)。 これを 90 'C で 1時間乾燥 し、 次ぃで 250 。C のキ ュ ァ リ ング温度で 2時間キ ュ ァ リ ングする 。

次に、 実施例 1の組成物 50 g を用 ぃて、 上記のキ ュ ァ リ ング した炭素織維織物を 自動車ェ ン ジ ン のケ ー シ ン グ.用銅合金鐯型の内面、 湯ロ内面等に貼り 付ける。 こ れを、 同様に 90 'C で 1時間乾燥 し、 次ぃで 250 の キ ュ ァ リ ング温度で 2時間キ ュ ァ リ ングす る 。

こ ぅ して製造さ れた上記の铸型を、 350 〜400 に 冷却 しなが ら 自動車ェ ン ジ ンのケー シ ングの鐯造に用 ぃ た と こ ろ、 10 , 000シ ョ ッ ト斤っ て も、 未だ表面に変 化がなかっ く 、 成形体の表面状態も良好でぁ っ た。 離 型は.非常に容易でぁ る。 荬施例 6

実施例 2に記載のぺース ト 状物 50g を用 ぃて厚さ 5 00 / m 炭素織維織物を 自動車ェ ン ジ ン の ケ ー シ ン グ用 銅合金鐯型の内面、 湯ロ内面等に貼り 付ける。 こ れを、 90。C で 1時間乾燥 し、 次ぃで 250 て のキ ュ ァ リ ング温 度で 2時間キ ュ ァ リ ングする。

こ ぅ して製造さ れた上記の鐯型を、 350 〜400 に 冷却 し なが ら 自動車ェ ン ジ ン のケ 一 シ ングの 寿造に用 ぃ た と こ ろ、 10, 000シ ョ ッ ト 行っ て も、 未だ表面に変 化がなかっ く 、 成形体の表面状態も良好でぁ っ た。 離 型は非常に容易で ぁ る 。

実施例 Ί

実施例 2に記載の組成物 5 Og に水 4 を加ぇ た水性 分散液に平均長さ 20 μ m 平均直径 0.9 in の チ タ ン 酸カ リ ゥ ム織維 6 gぉょびァ ル ミ ナ織維 4g を分散さ せ る 。

こ の分散物を、 鋼鉄製金型内面に塗布 し、 90'C で 1 時間乾燥 しそ して 250 で 2時間キ ュ ラ リ ン グす る 。 乾燥塗膜厚； 約 230 m の塗膜が得 ら れる 。

こ ぅ して製造さ れた上記の铸型を、 自動車ェ ン ジ ン のケ 一 シ ン グの铸造に用 ぃた と こ ろ、 10 , 000シ ョ ッ ト 行っ て も、 未だ表面に変化がなか っ く 、 成形体の表面 状態も良好で ぁ っ た。 離型は非常に容易で ぁ る。

シー ト の製造

実施例 8

実施例 3の分散物 50g に水 5 meを加ぇた水性分散液 に平均長さ 20 μ m 平均直径 のチタ ン酸カ リ ゥ ム織維 6 gぉょびァ ル ミ ナ織維 4 g を更に分散させ る 。 内径 100 m _mの ヌ ッ チ ェ に濾紙を敷き 、 そ の上に実 施例 1の分散物を噴霧 し そ して吸引濾過に ょ っ て大部 分の水分を除 く 。 湿潤時厚さ約 1 m _mの シ一 ト が得 ら れ る 。 こ れを濾紙 とー緒に取り 出 し、 未使用 の濾紙の上 に置き 室温で 1時間空気乾燥す る 。 得 ら れる シー ト は 約 0.6mm の厚さ を有 して ぃ る 。

実施例 9 実施例 1の分散物 50g を厚さ 550 μ m の ポ リ チ タ ノ カ ルボキ シ シ ラ ン繊維織物に ゥ ェ ッ ト 塗膜厚さ 300 m で噴霧塗装し、 90で で 1時間乾燥す る。 乾燥塗膜厚 265 m の被覆層を持っ シー ト が得 ら れる。

こ の シー ト は 300 て で キ ュ ァ リ ングす る と、 1300 の温度まで耐ぇ る。 実施例 4の分散物 50g に 5 の水を添加した分散液 に平均長さ 20 μ m 平均直径 0.9 // ηι の チ タ ン酸カ リ ゥ ム鏃維 6 gと ァ ル ミ ナ織維 4g を添加 し混合する。 こ の混合物を、 非常に細かぃ メ ッ シ ュ の金網に注ぎカ、 け、 90 'じ で 1時簡乾燥する 。 そ の後に こ の塗膜を金網 か ら剝離 して、 シー ト を得る。

シ一 ト の使用例

荬施.例 11

実施例 8に従っ て製造さ れた シ一 ト を、 実施例 4に 記載の分散物 50g にて、 自動車ェ ン ジ ンのケー シ ング 用銅合金金型 （こ の金型は特願昭 63- 306824 号に詳細 に記載されてぃ る が、 その構成は、 錶型の内面に N i メ ッ キ層、 中間層 と して の Co/Mo/Cr- 合金被覆層及び 外側層 と して の A ₂0₃ /Zr0₃- 多孔質セ ラ ミ ッ ク被覆 層 の順で三っの層を持っ銅製金型でぁ り 、 こ こ で はセ ラ ミ ッ ク 層 の替ゎ り に上記 シ一 ト を貼り 付ける） 'の内 面、 湯ロ内面等に貼り 付け る 。 90て で 1時間乾燥 した 後に、 250 の温度で乾燥室にぉぃてキ ュ ァ リ ングさ せ る 。

こ ぅ して製造さ れた上記の金型を、 350 〜400 て に 冷却 しなが ら 自動車ェ ン ジ ン の ケ 一 シ ン グの铸造に用 ぃ た と こ ろ、 1 0 , 000シ ョ ッ ト 行 っ て も、 未だ表面に変 化がなかっ く 、 成形体の表面状態 も良好でぁ っ た。 離 型は非常に容易でぁ る 。

産業上の利用可能性

本発明の耐熱性組成物は、 キ ュ ァ リ ン グ後に、 優れ た耐熱性、 耐摩耗性ぉょ び離型性を有 し、 更に優れた 耐久性を示すだけでな く 、 特公昭 50 - 33491号公報に記 載の接着剤ょ り も キ ュ ァ リ ン グ後の硬化膜が優れた安 定性を示す。 従っ て、 本発明の耐熱性組成物 は耐熱性、 耐摩耗性ま た は離型性を必要と さ れる 産業分野にぉぃ て接着剤ぉょび Zま た は被覆剤 と して産業への貢献は 顕著,な も の で ぁ る 。 '

Claims

請求の範囲

1) 20重量重量％ 以上の酸化ジルコ ニ ゥ ム、 1〜： L0重量 % の ァ ル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ム ぉょ び、 酸化ジルコ ニ ゥ ム を基準と して 2 〜 15重量 ¾ の ィ ッ ト リ ァ を舍有しそ し て残量がシ リ カ でぁ る粉末混合物と、 水を少量添加 し た珪酸ナ ト リ ゥ ム とょ り 成る こ と を特徴 とする、 水分 散性の耐熱性接着剤組成物。

2) 20重量％ 以上の酸化ジルコ ニ ゥ ム 、 1〜 10重量％ の ァ ル ミ ン酸ナ ト リ ゥ ムぉょび、 酸化ジルコ ニ ゥ ム を基 準と して 2 〜 15重量 ¾ の ィ ッ ト リ ァを舍有す しそ して 残量がシ リ カ でぁ る粉末混合物 と、 水を少量添加した 珪酸ナ ト リ ゥ ム と ょ り 成る こ とを特徴とする 、 水分散 性の耐熱性被覆剤組成物。

3) 請求項 1ま た は 2に記載の接着剤組成物ま たは被覆 剤組成物を使用する に 当た っ て、 該組成物を基体に塗 布 し、 接着剤組成物 と して用ぃ―る場合に は接合相手の 基体 と合ゎせた後に、 室温か ら 90°Cで水分を除去 しそ して 200 〜 350 'C でキ ュ ァ リ ング反応させる こ とを特 徴とする、 使用方法。

4) 請求項 2に記載の被覆剤組成物に最高 20重量％ ま で の水分舍有量まで水を添加 した氷性分散物中にチタ ン 酸カ リ ゥ ム （K ₂ T i ₆0！ ₃ )織維、 ポ リ チタ ノ カ ルボキ シ シ ラ ン織維、 炭素織維、 セ ラ ミ ッ ク フ ァ ィ バーぉょ びそ の他の ゥ ィ ス カ ょ り 成る群か ら選択さ れた少な く と も ー種類の耐熱性短鏃維を分散させた分散物が金型の内 面に請求項 3に記載の方法で塗布さ れた鐯造用金型用 被覆物。

5) 請求項 2に記載の被覆剤組成物に最高 20重量％ ま で の水分舍有量ま で水を添加 した水性分散物中に チ タ ン 酸カ リ ゥ ム （K₂Ti ₆0 , ₃)繊維、 ポ リ チ タ ノ カ ルボキ シ シ ラ ン繊維、 炭素繊維、 セ ラ ミ ッ ク フ ァ ィ ノ ーぉょ び そ の他の ゥ ィ ス カ ょ り 成 る 群か ら選択さ れた少な く と も ー種類の耐熱性短繊維を分散させた分散物が耐熱性布 状物に塗布さ れた後に、 室温か ら 90°C で水分が除去さ れた 50〜 400 u の乾燥塗膜厚を持っ シ一 ト 。

6) 請求項 5に記載の シー ト を請求項 1に記載の接着剤 組成物で金型の内面に、 請求項 3に記載の方法で貼り 付け ら れた錶造用金型用被覆物。

7) 耐熱性布状物に請求項 2に記載の被覆剤組成物を舍 浸さ'せ、 金型表面に請求項 1に記載の接着剤で貼 り 付 け、 室温か ら 90Ϊ で水分を除丟 し そ して 200 〜350 ΐ でキ ュ ァ リ ング反応さ せる こ と を特徴 と す る 、 錶造用 金型の被覆法。

8) 請求項 7に記載の方法で製造さ れた鐯造用金型用被 覆物。

9) 請求項 2に記載の被覆剤組成物が耐熱性布状物に塗 布さ れた後に、 室温か ら 90て で水分が除まさ れた 50〜 400 μ _m の乾燥塗膜厚を持っ シ ー ト 。

10) 請求項 2に記.載の被覆剤組成物に最高 20重量 ¾ ま で の水分舍有量ま で水を添加 し た水性分散物中に チ タ ン 酸カ リ ゥ ム （ K ₂ T i ₆ 0 , ₃ )繊維、 ポ リ チタ ノ カ ルボキ シ シ ラ ン織維、 炭素繊維、 セ ラ ミ ッ ク フ ァ ィ バーぉょびそ の他の ゥ ィ ス カ ょ り 成る群から選択さ れた少な く と も ー種類の耐熱性短織維を分散させた分散物を剝離可能 な通水性の基体の上に注ぎかけ、 室温か ら 90 °C で水分 を除丟 しそ して剝離する こ とを特徴とする 、 耐熱性織 維舍有シー ト の製造方法。

) 請求項 10に記載の方法で得ら れた耐熱性繊維舍有シ

― ト 。