WO1989008290A1 - Nc statement preparation system - Google Patents

Description

明 細 書 C文作成方式 技 術 分 野

本発明は対話型数値制御装置の N C文作成方式に閬し、 特 に複数方向切削可能な工具を使用した N C文が作成できるよ う にした N C文作成方式に関する。 背 景 技 術

対話型数値制御装置で、 ある切削領域を旋削ェ具で数回に わたって切削する場合、 一般にェ具は刃が片側の場合を考盧 して作成されていた。 このために、 切削方向は必ず一方向で 切削の後早送りで加工開始点に戻るよう な動作を している 第 4図に従来の加工プログラムの通路の例を示す。 図にお いて、 ] はワークであり 、 3 は一方向切削用の工具である。 座標蚰は横鼬が Z鼬、 縦軸が X軸である。 図に示すよ う に、 工具 3 の通路は P l 、 P 2 、 P 3 一- P 6 のよ う に作成 される。 なお、 工具通路の実線は切削を、 破線は早送りを示 す。

しかし、 この加工通路では複数方向切削可能な旋削工具で は、 無駄な動きが多 く 、 加工時間もかかり、 N C文も長く な る。 発 明 の 開 示 太発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、 複数 方向切削可能な工具を使用した N C文作成ができるようにし た C文作成方式を提供することを目的とする。

本発明では上記課題を解決するために、

対話型数値制御装置の N C文作成方式において、 対話型プ 口ダラムを作成する手段と、 工具が一方向切削工具か複数方 向切削可能な工具かを判別する判別手段と、 片方向切削工具 用の工具通路で構成される N C文と、 複数方向切削可能なェ 具の工具通路で構成される N C文の何れかを選択して？ s' C文 を作成する N C文作成手段と、 を有することを特徵とする N C文作成方式が、

提供される。

複数方向切削可能な工具では、 両方向に切刃があり、 複数 方向から切削可能であり、 それを考慮した加工通路を設定す る こ とができる。

従って、 工具を一方向切削工具か、 複数方向切削可能なェ 具か判別して、 複数方向切削可能なェ具の場合は専用 0加ェ 通路を選択する。 図 面 の 簡 単 な 說 明 第〗 図は両方向切削工具を使用した場合の工具の通路を示 す図、

第 2図は本発明の数値制御装置の処理のフローチヤ一 ト i 第 3 Hiは本発明を実施するためのハ一 ドウヱァのブ口 ク 図、 第 4 図は従来の加工プログラムの通路の例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態

以下、 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第 1 図に複数方向切削可能な工具を使用した場合の工具の 通路を示す。 図において、 1 はワークであり、 2 は複数方向 切削可能な工具であり、 左右いずれの方向にも切刃がある。 横蚰は Z軸であり、 縦軸は X軸である。 工具の通路は図で示 すよ う に、 P l、 P 2、 P 3、 P 4 のよう に進み、 第 4 図と 比較すれば、 余分な通路がな く 、 加工時間が短縮され、 N C 文も短 く なる。 なお、 加工通路の実線は切削を、 破線は早送 りを示す。

第 2図に本発明の数値制御装置の処理のフローチヤ一 ト図 を示す。 図において、 Sに続く 数値はステ ップ番号を示す。 〔 S 1 〕 プログラムを編集する。 こ こで、 工具が一方向切削 工具か、 複数方向切削可能な工具か各工程ごとに指定する。

〔 S 2 〕 N C文作成が開始される。 対話型数値制御装置では、 素材、 加工の種類等が画面にグラ フ ィ 'ン ク表示され、 これを 対話形式でプログラマが選択する こ とにより、 N C文が作成 されてい く 。

〔 S 3 〕 複数方向切削可能な工具か判別する。 複数方向切削 可能な工具であれば S 4 へ、 そうでなければ S 5 へい く 。

〔 S 4 〕 複数方向切削可能な工具であるので、 複数方向切削 可能な N C文を作成する。

( S 5 〕 通常の工具であるので、 従来通り の N C文を作成す る。

〔 S 6 〕 全工程が終了したか調べ、 終了していなければ S 3 へ戻り、 処理を続行する。

このようにして、 工具の種類によって、 加工通路を決める N C文を作成し、 複数方向切削可能な工具の場合には、 第 】 図に示すよう な加工通路を有する N C文を作成する。

第 3図に本発明を実施するための数値制御装置 ( C N C ) のハ一 ドウ アの構成を示す。 図において、 1 1 は全体を制 御するプロセ ッサ、 1 2 はコ ン ト ロールプログラ ムが記憶さ れている R O M、 1 3 は各種のデータが格納される R A M、 1 4 は加工プログラム、 パラメ ータ等が記憶されている不揮 発性メ モ リ であり、 バブルメモ リ等が使用される。 1 4 a は 加工プログラムである。

1 5 は P M C (プロ グラ マブル ' マ シン ' コ ン ト ローラ ） であり、 M機能、 T機能等の指令を受けて、 これらを工作機 械を制御する信号に変換して出力する。 工具を選択する Tコ — ド等も P M C (プロ グラ マブル ' マシ ン · コ ン ト ロ一ラ ： 1 1 5 に送られ、 P M C 1 5 の シーケ ンスプログラ ム 1 5 a で 処理された後に入出力画路から機械側の制御回路へ出力され る。 1 6 は表示制御回路であり、 ディ ジタルな信号を表示信 号に変換する。 1 6 a は表示装置であり、 C R T、 液晶表示 装置等が使用される。 1 7 はキーボー ドであり、 各種のデ一 タを入力するのに使用される。

1 8 はサーボモータを制御するための位置制御画路、 1 9 はサーボモータの速度制御を行うためのサ一ボア ンプ、 2 0 はサ一ボモータ、 2 】 は速度帰還のためのタ コ ジェネ レータ、 2 2 は位置検出器であり、 パルスコーダ、 光学スケール等が 使用される。 これらの要素は蚰数分だけ必要であるが、 こ こ では 1 轴分のみ記載してある。

2 3 は外部とのディ ジタル信号の授受を行う入出力回路で あり、 工具交換を制御する工具選択信号 （ T信号） も こ こか ら機械側制御回路へ出力される。 2 4 は各蚰をディ ジタルに 移動させる手動パルス発生器である。

以上説明したよ う に本発明では、 複数方向切削可能な工具 に対しては、 専用の加工通路を有する 文を作成するよう に構成したので、 加工時間が短 く 、 N C文も短 く する こ と力； でき る。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 対話型数値制御装置の N C文作成方式において、 対話型プログラムを作成する手段と、

工具が一方向切削工具か複数方向切削可能な工具かを判別 する判別手段と、

片方向切削工具用の工具通路で構成される N C文と、 複数 方向切削可能な工具の工具通路で構成される N C文の何れか を選択して N C文を作成する N C文作成手段と、

を有することを特徴とする N C文作成方式。

2 . 前記工具は旋削工具であるこ とを特徴とする特許請求 の範囲第 1項の N C文作成方式。