JPWO2021092264A5 - - Google Patents
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第5の態様では、本開示は、かゆみの発生または重症度を低減することを必要とする対象においてそれを行うための方法であって、それを必要とする対象に、MrgprX2アンタゴニスト(例えば、本開示によるMrgprX2アンタゴニスト)を含む治療有効量の局所または経口組成物を投与することを含む、方法を提供する。
[本発明1001]
式Iを有する化合物であって、
式中、
G 2 が、
であり、
qが、0または1であり、
mが、0または1であり、
nが、0、1、または2であり、
kが、0または1であり、
ただし、k、q、およびmが、すべて0でないことを条件とし、
ただし、mおよびkが各々1である場合、qが0ではないことを条件とし、
R 1 およびR 2 が、各々独立して、H、C 1-6 アルキル;C 3-6 シクロアルキル;N、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、各C 1-6 アルキル、C 3-6 シクロアルキル、および5~10員ヘテロシクロアルキルが、1~3つのR 20 基で置換されていてもよく、
ただし、R 1 およびR 2 が、同時にHではないことを条件とし、
各R 20 が、独立して、1)ヒドロキシ、2)シアノ、3)C 1-3 アルキル、4)C 1-3 アルコキシ、5)C 1-3 ハロアルキル、6)ハロゲン、7)C 1-3 アルキル、8)ヒドロキシ、シアノ、C 1-3 アルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、およびハロゲンから選択される1~3つの置換基で置換されていてもよいC 3-6 シクロアルキル、ならびに9)ヒドロキシ、シアノ、C 1-3 アルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、およびハロゲンから選択される1~3つの置換基によって置換されていてもよい、N、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロシクロアルキル、から選択されるか、
または、R 1 およびR 2 が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N、O、Sから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する、5もしくは6員の飽和、部分飽和、もしくは芳香族複素環を形成し得、これは、ヒドロキシ、C 1-3 アルキル、C 1-3 ヒドロキシアルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、もしくは3つの基で置換されていてもよく、
R 3 が、HまたはC 1-3 アルキルであり、
各R 4 およびR 5 が、独立して、HまたはC 1-3 アルキルであり、
G 1 が、C 6-10 アリール;C 3-7 シクロアルキル;C 1-3 ハロアルキル;C 1-3 アルキル:ならびにN、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリールであり、ここで、前記C 6-10 アリール、C 3-7 シクロアルキル、C 1-3 ハロアルキル、および5~10員ヘテロアリールの各々が、1、2、または3つの独立して選択されるR 30 基で置換されていてもよく、
各R 30 が、ハロゲン、シアノ、C 1-3 アルキル、C 1-3 ハロアルキル、ハロゲンおよびヒドロキシで置換されていてもよいC 1-3 アルコキシ、から独立して選択される、
化合物、またはその立体異性体、溶媒和物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩。
[本発明1002]
G 1 が、置換されていてもよいC 6-10 アリールである、本発明1001の化合物。
[本発明1003]
G 1 が、置換されていてもよいフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1004]
G 1 が、置換されていてもよいピリジルである、本発明1001の化合物。
[本発明1005]
G 1 が、置換されていてもよいC 3-6 シクロアルキルである、本発明1001の化合物。
[本発明1006]
G 1 が、置換されていてもよいシクロプロピルまたはシクロヘキシルである、本発明1001の化合物。
[本発明1007]
G 1 が、1または2つの置換基を有していてもよいフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1008]
G 1 が、1または2つの置換基を有していてもよいフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1009]
G 1 が、3位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1010]
G 1 が、3位および5位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1011]
G 1 が、2位および5位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1012]
G 1 が、2位および4位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1013]
G 1 が、2位および3位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1014]
G 1 が、3位および4位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1015]
各R 30 が、独立して、モノ-、ジ-、またはトリハロメチル、フッ素、塩素、メトキシ、シアノ、およびメチルから選択される、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1016]
各R 30 が、独立して、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フッ素、塩素、メトキシ、シアノ、およびメチルから選択される、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1017]
各R 30 が、独立して、フッ素および塩素から選択される、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1018]
各R 30 が、フッ素である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1019]
G 1 が、C 1-3 ハロアルキルである、本発明1001の化合物。
[本発明1020]
G 1 が、トリフルオロメチルである、本発明1001の化合物。
[本発明1021]
nが、1である、前記化合物のうちのいずれか。
[本発明1022]
nが、2である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1023]
m、k、およびqが、各々1である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1024]
qおよびmが、各々1であり、kが、0である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1025]
mが、0であり、kおよびqが、各々1である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1026]
kが、0であり、mおよびqが、各々1である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1027]
R 1 およびR 2 が、各々独立して、1~3つのR 20 基で置換されていてもよいC 1-3 アルキルである、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1028]
R 1 およびR 2 が、各々独立して、ヒドロキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、メトキシ、ハロゲン、およびシアノから独立して選択される1~3つのR 20 基で置換されていてもよいC 1-3 アルキルである、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1029]
R 1 が、HまたはC 1-3 アルキルであり、R 2 が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環であり、それらの各々が、ヒドロキシ、C 1-3 アルキル、C 1-3 ヒドロキシアルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1030]
R 1 が、HまたはC 1-3 アルキルであり、R 2 が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環であり、それらの各々が、ヒドロキシ、メチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1031]
R 1 が、HまたはC 1-3 アルキルであり、R 2 が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、テトラヒドロピラン、およびC 3-6 シクロアルキルから選択される環で置換されたC 1-3 アルキルであり、それらの各々が、ヒドロキシ、メチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1032]
R 1 およびR 2 が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環を形成し、それらの各々が、ヒドロキシ、C 1-3 アルキル、C 1-3 ヒドロキシアルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1033]
本明細書の表1の化合物から選択される化合物、またはその立体異性体、溶媒和物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1034]
炎症性障害を治療するための方法であって、それを必要とする対象に、治療有効量の本発明1001の化合物と、皮膚科学的にまたは経口的に許容される賦形剤とを含む局所または経口組成物を投与することを含む、方法。
[本発明1035]
前記組成物が、クリーム、ゲル、スプレー、もしくは軟膏の形態であるか、または経口投与用の剤形、例えば錠剤もしくはカプセルである、本発明1034の方法。
[本発明1036]
MrgprX2アンタゴニストが、前記組成物の総重量に基づいて、約0.001重量%~約10重量%の濃度で存在する、本発明1034の方法。
[本発明1037]
MrgprX2アンタゴニストが、前記組成物の総重量に基づいて、約0.1重量%~約5重量%の濃度で存在する、本発明1034の方法。
[本発明1038]
前記組成物が、皮膚吸収向上剤をさらに含む、本発明1034の方法。
[本発明1039]
前記組成物が、マンニトール、スルホキシド(例えば、ジメチルスルホキシド、DMSO)、アゾン(例えば、ラウロカプラム)、ピロリドン(例えば、2-ピロリドン、2P)、アルコールおよびアルカノール(例えば、エタノールまたはデカノール)、グリコール(例えば、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリオキシエチレングリコール、ジエチレングリコール)、界面活性剤(これも剤形において一般的である)、ならびにテルペンのうちの1つ以上を含む皮膚吸収向上剤をさらに含む、本発明1034の方法。
[本発明1040]
前記組成物が、1日1回、患者の皮膚に適用される、本発明1034~1039のいずれかの方法。
[本発明1041]
前記組成物が、1日2回、患者の皮膚に適用される、本発明1034~1039のいずれかの方法。
[本発明1042]
前記組成物が、1日3回、患者の皮膚に適用される、本発明1034~1039のいずれかの方法。
[本発明1043]
前記組成物が、炎症性障害を患っている患者に投与される、本発明1034~1042のいずれかの方法。
[本発明1044]
前記炎症性障害が、皮膚の障害である、本発明1034~1043のいずれかの方法。
[本発明1045]
皮膚が、ヒトの皮膚である、本発明1034~1044のいずれかの方法。
[本発明1046]
前記炎症性障害が、MrgprX2を活性化するか、またはMrgprX2の活性化の結果である、本発明1043~1045のいずれかの方法。
[本発明1047]
前記炎症性障害が、アトピー性皮膚炎(例えば、アジア人アトピー性皮膚炎、ヨーロッパ人アトピー性皮膚炎)、慢性蕁麻疹、小分子によって引き起こされる偽アレルギー性応答、例えば、アナフィラキシー様薬物応答、アナフィラキシーショック、酒さ、喘息、胆汁うっ滞性または尿毒性のかゆみなどの全身性のかゆみ、全身性疾患によって引き起こされる慢性的なかゆみ、または薬物有害応答である、本発明1043~1046のいずれかの方法。
[本発明1048]
前記炎症性障害が、アトピー性皮膚炎(例えば、アジア人アトピー性皮膚炎、ヨーロッパ人アトピー性皮膚炎)である、本発明1043~1047のいずれかの方法。
[本発明1049]
前記対象が、ヒトである、本発明1043~1048のいずれかの方法。
[本発明1050]
哺乳類の皮膚が、ヒトの皮膚である、本発明1043~1048のいずれかの方法。
[本発明1001]
式Iを有する化合物であって、
式中、
G 2 が、
であり、
qが、0または1であり、
mが、0または1であり、
nが、0、1、または2であり、
kが、0または1であり、
ただし、k、q、およびmが、すべて0でないことを条件とし、
ただし、mおよびkが各々1である場合、qが0ではないことを条件とし、
R 1 およびR 2 が、各々独立して、H、C 1-6 アルキル;C 3-6 シクロアルキル;N、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、各C 1-6 アルキル、C 3-6 シクロアルキル、および5~10員ヘテロシクロアルキルが、1~3つのR 20 基で置換されていてもよく、
ただし、R 1 およびR 2 が、同時にHではないことを条件とし、
各R 20 が、独立して、1)ヒドロキシ、2)シアノ、3)C 1-3 アルキル、4)C 1-3 アルコキシ、5)C 1-3 ハロアルキル、6)ハロゲン、7)C 1-3 アルキル、8)ヒドロキシ、シアノ、C 1-3 アルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、およびハロゲンから選択される1~3つの置換基で置換されていてもよいC 3-6 シクロアルキル、ならびに9)ヒドロキシ、シアノ、C 1-3 アルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、およびハロゲンから選択される1~3つの置換基によって置換されていてもよい、N、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロシクロアルキル、から選択されるか、
または、R 1 およびR 2 が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N、O、Sから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する、5もしくは6員の飽和、部分飽和、もしくは芳香族複素環を形成し得、これは、ヒドロキシ、C 1-3 アルキル、C 1-3 ヒドロキシアルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、もしくは3つの基で置換されていてもよく、
R 3 が、HまたはC 1-3 アルキルであり、
各R 4 およびR 5 が、独立して、HまたはC 1-3 アルキルであり、
G 1 が、C 6-10 アリール;C 3-7 シクロアルキル;C 1-3 ハロアルキル;C 1-3 アルキル:ならびにN、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリールであり、ここで、前記C 6-10 アリール、C 3-7 シクロアルキル、C 1-3 ハロアルキル、および5~10員ヘテロアリールの各々が、1、2、または3つの独立して選択されるR 30 基で置換されていてもよく、
各R 30 が、ハロゲン、シアノ、C 1-3 アルキル、C 1-3 ハロアルキル、ハロゲンおよびヒドロキシで置換されていてもよいC 1-3 アルコキシ、から独立して選択される、
化合物、またはその立体異性体、溶媒和物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩。
[本発明1002]
G 1 が、置換されていてもよいC 6-10 アリールである、本発明1001の化合物。
[本発明1003]
G 1 が、置換されていてもよいフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1004]
G 1 が、置換されていてもよいピリジルである、本発明1001の化合物。
[本発明1005]
G 1 が、置換されていてもよいC 3-6 シクロアルキルである、本発明1001の化合物。
[本発明1006]
G 1 が、置換されていてもよいシクロプロピルまたはシクロヘキシルである、本発明1001の化合物。
[本発明1007]
G 1 が、1または2つの置換基を有していてもよいフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1008]
G 1 が、1または2つの置換基を有していてもよいフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1009]
G 1 が、3位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1010]
G 1 が、3位および5位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1011]
G 1 が、2位および5位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1012]
G 1 が、2位および4位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1013]
G 1 が、2位および3位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1014]
G 1 が、3位および4位において置換されたフェニルである、本発明1001の化合物。
[本発明1015]
各R 30 が、独立して、モノ-、ジ-、またはトリハロメチル、フッ素、塩素、メトキシ、シアノ、およびメチルから選択される、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1016]
各R 30 が、独立して、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フッ素、塩素、メトキシ、シアノ、およびメチルから選択される、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1017]
各R 30 が、独立して、フッ素および塩素から選択される、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1018]
各R 30 が、フッ素である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1019]
G 1 が、C 1-3 ハロアルキルである、本発明1001の化合物。
[本発明1020]
G 1 が、トリフルオロメチルである、本発明1001の化合物。
[本発明1021]
nが、1である、前記化合物のうちのいずれか。
[本発明1022]
nが、2である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1023]
m、k、およびqが、各々1である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1024]
qおよびmが、各々1であり、kが、0である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1025]
mが、0であり、kおよびqが、各々1である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1026]
kが、0であり、mおよびqが、各々1である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1027]
R 1 およびR 2 が、各々独立して、1~3つのR 20 基で置換されていてもよいC 1-3 アルキルである、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1028]
R 1 およびR 2 が、各々独立して、ヒドロキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、メトキシ、ハロゲン、およびシアノから独立して選択される1~3つのR 20 基で置換されていてもよいC 1-3 アルキルである、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1029]
R 1 が、HまたはC 1-3 アルキルであり、R 2 が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環であり、それらの各々が、ヒドロキシ、C 1-3 アルキル、C 1-3 ヒドロキシアルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1030]
R 1 が、HまたはC 1-3 アルキルであり、R 2 が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環であり、それらの各々が、ヒドロキシ、メチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1031]
R 1 が、HまたはC 1-3 アルキルであり、R 2 が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、テトラヒドロピラン、およびC 3-6 シクロアルキルから選択される環で置換されたC 1-3 アルキルであり、それらの各々が、ヒドロキシ、メチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1032]
R 1 およびR 2 が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環を形成し、それらの各々が、ヒドロキシ、C 1-3 アルキル、C 1-3 ヒドロキシアルキル、C 1-3 アルコキシ、C 1-3 ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1033]
本明細書の表1の化合物から選択される化合物、またはその立体異性体、溶媒和物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩である、先行本発明のいずれかの化合物。
[本発明1034]
炎症性障害を治療するための方法であって、それを必要とする対象に、治療有効量の本発明1001の化合物と、皮膚科学的にまたは経口的に許容される賦形剤とを含む局所または経口組成物を投与することを含む、方法。
[本発明1035]
前記組成物が、クリーム、ゲル、スプレー、もしくは軟膏の形態であるか、または経口投与用の剤形、例えば錠剤もしくはカプセルである、本発明1034の方法。
[本発明1036]
MrgprX2アンタゴニストが、前記組成物の総重量に基づいて、約0.001重量%~約10重量%の濃度で存在する、本発明1034の方法。
[本発明1037]
MrgprX2アンタゴニストが、前記組成物の総重量に基づいて、約0.1重量%~約5重量%の濃度で存在する、本発明1034の方法。
[本発明1038]
前記組成物が、皮膚吸収向上剤をさらに含む、本発明1034の方法。
[本発明1039]
前記組成物が、マンニトール、スルホキシド(例えば、ジメチルスルホキシド、DMSO)、アゾン(例えば、ラウロカプラム)、ピロリドン(例えば、2-ピロリドン、2P)、アルコールおよびアルカノール(例えば、エタノールまたはデカノール)、グリコール(例えば、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリオキシエチレングリコール、ジエチレングリコール)、界面活性剤(これも剤形において一般的である)、ならびにテルペンのうちの1つ以上を含む皮膚吸収向上剤をさらに含む、本発明1034の方法。
[本発明1040]
前記組成物が、1日1回、患者の皮膚に適用される、本発明1034~1039のいずれかの方法。
[本発明1041]
前記組成物が、1日2回、患者の皮膚に適用される、本発明1034~1039のいずれかの方法。
[本発明1042]
前記組成物が、1日3回、患者の皮膚に適用される、本発明1034~1039のいずれかの方法。
[本発明1043]
前記組成物が、炎症性障害を患っている患者に投与される、本発明1034~1042のいずれかの方法。
[本発明1044]
前記炎症性障害が、皮膚の障害である、本発明1034~1043のいずれかの方法。
[本発明1045]
皮膚が、ヒトの皮膚である、本発明1034~1044のいずれかの方法。
[本発明1046]
前記炎症性障害が、MrgprX2を活性化するか、またはMrgprX2の活性化の結果である、本発明1043~1045のいずれかの方法。
[本発明1047]
前記炎症性障害が、アトピー性皮膚炎(例えば、アジア人アトピー性皮膚炎、ヨーロッパ人アトピー性皮膚炎)、慢性蕁麻疹、小分子によって引き起こされる偽アレルギー性応答、例えば、アナフィラキシー様薬物応答、アナフィラキシーショック、酒さ、喘息、胆汁うっ滞性または尿毒性のかゆみなどの全身性のかゆみ、全身性疾患によって引き起こされる慢性的なかゆみ、または薬物有害応答である、本発明1043~1046のいずれかの方法。
[本発明1048]
前記炎症性障害が、アトピー性皮膚炎(例えば、アジア人アトピー性皮膚炎、ヨーロッパ人アトピー性皮膚炎)である、本発明1043~1047のいずれかの方法。
[本発明1049]
前記対象が、ヒトである、本発明1043~1048のいずれかの方法。
[本発明1050]
哺乳類の皮膚が、ヒトの皮膚である、本発明1043~1048のいずれかの方法。
Claims (48)
- 式Iを有する化合物であって、
式中、
G2が、
であり、
qが、0または1であり、
mが、1または0であり、
nが、0、1、または2であり、
kが、0または1であり、
ただし、k、q、およびmが、すべて0でないことを条件とし、
ただし、mおよびkが各々1である場合、qが0ではないことを条件とし、
R1およびR2が、各々独立して、H、C1-6アルキル;C3-6シクロアルキル;N、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、各C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、および5~10員ヘテロシクロアルキルが、1~3つのR20基で置換されていてもよく、
ただし、R1およびR2が、同時にHではないことを条件とし、
各R20が、独立して、1)ヒドロキシ、2)シアノ、3)C1-3アルキル、4)C1-3アルコキシ、5)C1-3ハロアルキル、6)ハロゲン、7)C1-3アルキル、8)ヒドロキシ、シアノ、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、C1-3ハロアルキル、およびハロゲンから選択される1~3つの置換基で置換されていてもよいC3-6シクロアルキル、ならびに9)ヒドロキシ、シアノ、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、C1-3ハロアルキル、およびハロゲンから選択される1~3つの置換基によって置換されていてもよい、N、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロシクロアルキル、から選択されるか、
または、R1およびR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N、O、Sから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する、5もしくは6員の飽和、部分飽和、もしくは芳香族複素環を形成し得、これは、ヒドロキシ、C1-3アルキル、C1-3ヒドロキシアルキル、C1-3アルコキシ、C1-3ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、もしくは3つの基で置換されていてもよく、
R3が、HまたはC1-3アルキルであり、
各R4およびR5が、独立して、HまたはC1-3アルキルであり、
G1が、C6-10アリール;C3-7シクロアルキル;C1-3ハロアルキル;C1-3アルキル:ならびにN、O、およびSから独立して選択される1~3つの環ヘテロ原子を有する5~10員ヘテロアリールであり、ここで、前記C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、C1-3ハロアルキル、および5~10員ヘテロアリールの各々が、1、2、または3つの独立して選択されるR30基で置換されていてもよく、
各R30が、ハロゲン、シアノ、C1-3アルキル、C1-3ハロアルキル、ハロゲンおよびヒドロキシで置換されていてもよいC1-3アルコキシ、から独立して選択される、
化合物、またはその立体異性体、溶媒和物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩。 - G1が、置換されていてもよいC6-10アリールである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、置換されていてもよいフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、置換されていてもよいピリジルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、置換されていてもよいC3-6シクロアルキルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、置換されていてもよいシクロプロピルまたはシクロヘキシルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、1または2つの置換基を有していてもよいフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、3位において置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、3位および5位において置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、2位および5位において置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、2位および4位において置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、2位および3位において置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、3位および4位において置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
- 各R30が、独立して、モノ-、ジ-、またはトリハロメチル、フッ素、塩素、メトキシ、シアノ、およびメチルから選択される、請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物。
- 各R30が、独立して、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フッ素、塩素、メトキシ、シアノ、およびメチルから選択される、請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物。
- 各R30が、独立して、フッ素および塩素から選択される、請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物。
- 各R30が、フッ素である、請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物。
- G1が、C1-3ハロアルキルである、請求項1に記載の化合物。
- G1が、トリフルオロメチルである、請求項1に記載の化合物。
- nが、1である、請求項1~19のいずれか一項に記載の化合物。
- nが、2である、請求項1~19のいずれか一項に記載の化合物。
- m、k、およびqが、各々1である、請求項1~21のいずれか一項に記載の化合物。
- qおよびmが、各々1であり、kが、0である、請求項1~21のいずれか一項に記載の化合物。
- mが、0であり、kおよびqが、各々1である、請求項1~21のいずれか一項に記載の化合物。
- kが、0であり、mおよびqが、各々1である、請求項1~21のいずれか一項に記載の化合物。
- R1およびR2が、各々独立して、1~3つのR20基で置換されていてもよいC1-3アルキルである、請求項1~25のいずれか一項に記載の化合物。
- R1およびR2が、各々独立して、ヒドロキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、メトキシ、ハロゲン、およびシアノから独立して選択される1~3つのR20基で置換されていてもよいC1-3アルキルである、請求項1~25のいずれか一項に記載の化合物。
- R1が、HまたはC1-3アルキルであり、R2が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環であり、それらの各々が、ヒドロキシ、C1-3アルキル、C1-3ヒドロキシアルキル、C1-3アルコキシ、C1-3ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、請求項1~25のいずれか一項に記載の化合物。
- R1が、HまたはC1-3アルキルであり、R2が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環であり、それらの各々が、ヒドロキシ、メチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、請求項1~25のいずれか一項に記載の化合物。
- R1が、HまたはC1-3アルキルであり、R2が、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、テトラヒドロピラン、およびC3-6シクロアルキルから選択される環で置換されたC1-3アルキルであり、それらの各々が、ヒドロキシ、メチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、ジ-またはトリハロメチル、例えば、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、請求項1~25のいずれか一項に記載の化合物。
- R1およびR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジン、テトラヒドロフラン、モルホリン、ピペリジン、およびテトラヒドロピランから選択される複素環を形成し、それらの各々が、ヒドロキシ、C1-3アルキル、C1-3ヒドロキシアルキル、C1-3アルコキシ、C1-3ハロアルキル、シアノ、およびハロゲンから選択される1、2、または3つの基で置換されていてもよい、請求項1~25のいずれか一項に記載の化合物。
- 本明細書の表1の化合物から選択される化合物、またはその立体異性体、溶媒和物、互変異性体、もしくは薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
- 対象における炎症性障害を治療するための局所または経口組成物であって、治療有効量の請求項1~32のいずれか一項に記載の化合物と、皮膚科学的にまたは経口的に許容される賦形剤とを含む、局所または経口組成物。
- クリーム、ゲル、スプレー、もしくは軟膏の形態であるか、または経口投与用の剤形、例えば錠剤もしくはカプセルである、請求項33に記載の組成物。
- 前記化合物が、前記組成物の総重量に基づいて、約0.001重量%~約10重量%の濃度で存在する、請求項33に記載の組成物。
- 前記化合物が、前記組成物の総重量に基づいて、約0.1重量%~約5重量%の濃度で存在する、請求項33に記載の組成物。
- 皮膚吸収向上剤をさらに含む、請求項33に記載の組成物。
- マンニトール、スルホキシド(例えば、ジメチルスルホキシド、DMSO)、アゾン(例えば、ラウロカプラム)、ピロリドン(例えば、2-ピロリドン、2P)、アルコールおよびアルカノール(例えば、エタノールまたはデカノール)、グリコール(例えば、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリオキシエチレングリコール、ジエチレングリコール)、界面活性剤、ならびにテルペンのうちの1つ以上を含む皮膚吸収向上剤をさらに含む、請求項33に記載の組成物。
- 1日1回、対象の皮膚に適用される、請求項33~38のいずれか一項に記載の組成物。
- 1日2回、対象の皮膚に適用される、請求項33~38のいずれか一項に記載の組成物。
- 1日3回、対象の皮膚に適用される、請求項33~38のいずれか一項に記載の組成物。
- 対象が炎症性障害を患っている、請求項33~41のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記炎症性障害が、皮膚の障害である、請求項33~42のいずれか一項に記載の組成物。
- 皮膚が、ヒトの皮膚である、請求項39~41、および43のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記炎症性障害が、MrgprX2を活性化するか、またはMrgprX2の活性化の結果である、請求項33~44のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記炎症性障害が、アトピー性皮膚炎(例えば、アジア人アトピー性皮膚炎、ヨーロッパ人アトピー性皮膚炎)、慢性蕁麻疹、小分子によって引き起こされる偽アレルギー性応答、例えば、アナフィラキシー様薬物応答、アナフィラキシーショック、酒さ、喘息、胆汁うっ滞性または尿毒性のかゆみなどの全身性のかゆみ、全身性疾患によって引き起こされる慢性的なかゆみ、または薬物有害応答である、請求項33~45のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記炎症性障害が、アトピー性皮膚炎(例えば、アジア人アトピー性皮膚炎、ヨーロッパ人アトピー性皮膚炎)である、請求項33~46のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記対象が、ヒトである、請求項33~47のいずれか一項に記載の組成物。
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