JPWO2021033375A1 - 焼成用ラック及び焼成用治具 - Google Patents

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Abstract

焼成用ラックは、枠体と、柱部と、複数の囲繞部と、複数の副柱部を備えている。枠体は、表面に平板状セッターが配置されるとともに開口部を有する。柱部は、枠体の中心を通過するように枠体間を伸びる。囲繞部は、枠体と柱部によって囲まれた範囲である。副柱部は、各囲繞部の中心から枠体又は柱部に向けて伸びている。

Description

本明細書は、焼成用ラック及び焼成用治具に関する技術を開示する。特に、被焼成物が積載される平板状セッターを配置するための焼成用ラックに関する技術を開示する。
セラミックス製品等の被焼成物の焼成工程において、被焼成物をセッター上に積載して焼成する技術が知られている。国際公開WO2015/008503号(以下、特許文献1と称する)には、複数の平板状セッターを、焼成用ラックを用いて積層する技術が開示されている。特許文献1の焼成用ラックは、枠体で囲まれた開口部分に枠体間を接続するように十字状の柱部(架橋部)を設け、焼成工程において平板状セッターが変形することを防止している。
特許文献1の焼成用ラックは、柱部によって平板状セッターの中心を支え、平板状セッターが変形することを防止している。しかしながら、特許文献1の焼成用ラックを用いた場合、柱部に支えられている部分(柱部と接触している部分)と柱部に支えられていない部分(柱部と非接触の部分)とでは、平板状セッターの温度が異なることがある。例えば、昇温工程においては、柱部と接触している部分と比較して柱部と非接触の部分の方が、平板状セッターの温度が高くなることがある。一方、降温工程においては、柱部と接触している部分と比較して柱部と非接触の部分の方が、平板状セッターの温度が低くなることがある。平板状セッターの面内で温度ムラが生じると、被焼成物に焼成ムラが生じることがある。本明細書は、積載する平板状セッターの面内温度分布を低減し得る焼成用ラックを提供することを目的とする。
本明細書で開示する焼成用ラックは、被焼成物が積載される平板状セッターを配置するように構成されている。その焼成用ラックは、表面に平板状セッターが配置されるとともに開口部を有する枠体と、枠体の中心を通過するように枠体間を伸びる柱部と、枠体と柱部によって囲まれた複数の囲繞部と、囲繞部の中心から枠体又は柱部に向けて伸びる複数の副柱部を備えていてよい。
本明細書では、上記焼成用ラックと、焼成用ラックの表面に配置される平板状セッターを備える焼成用治具も開示する。その焼成用治具では、焼成用ラックと平板状セッターが同質の材料で形成されていてよい。
第1実施例の焼成用ラックの平面図を示す。 第1実施例の焼成用ラックを用いた焼成用治具の断面図を示す。 焼成用治具を積層した状態の斜視図を示す。 第2実施例の焼成用ラックの平面図を示す。 第3実施例の焼成用ラックの平面図を示す。 第4実施例の焼成用ラックの平面図を示す。
以下、本明細書で開示される技術の特徴を整理する。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
(焼成用治具)
本明細書で開示する焼成用治具は、例えば、セラミックス製品等の被焼成物の焼成工程で用いられる。焼成用治具は、被焼成物を積層するための平板状セッターと、平板状セッターを配置するように構成された焼成用ラックを備えていてよい。すなわち、焼成用治具は、焼成用ラックと、焼成用ラックとは別部品の平板状セッターを備えていてよい。平板状セッター及び焼成用ラックは、アルミナ質、ムライト質、ジルコニア質、窒化ケイ素質、炭化ケイ素質等の材料で形成されていてよい。平板状セッターと焼成用ラックは、同質の材料で構成されていてもよいし、異質の材料で構成されていてもよい。焼成の際の温度追従性(炉内雰囲気温度の変化に伴う、平板状セッター及び焼成用ラックの温度変化)を良好にするため、平板状セッターと焼成用ラックは、同質の材料で構成されていることが好ましい。
平板状セッター及び/又は焼成用ラックの材料は、特に、炭化ケイ素質であることが好ましい。炭化ケイ素質は、高強度であり、耐衝撃性にも優れることが知られている。そのため、炭化ケイ素質を利用して平板状セッター及び/又は焼成用ラックを作製すると、平板状セッター及び/又は焼成用ラックを薄肉化することができる。その結果、焼成用治具が軽量化され、焼成用治具の熱容量を低減することができる。すなわち、平板状セッター及び/又は焼成用ラックの材料として炭化ケイ素質を用いることにより、温度追従性の良好な焼成用治具を実現することができる。また、炭化ケイ素質は、上記した他の材料と比較して熱伝導率が高く、その点も温度追従性の向上に寄与する。なお、本明細書でいう「炭化ケイ素質」は、不可避不純物を除き、実質的に単体のSiC(再結晶SiC)、Si−SiC(Si:20〜30wt%,SiC:70〜80wt%)、Si含有SiC(Si:1〜30wt%,SiC:70〜99wt%)を意味する。
(焼成用ラック)
焼成用ラックは、枠体、柱部、囲繞部、副柱部、突出部を備えていてよい。なお、枠体、柱部、副柱部、突出部は、一体成型されていてもよいし、一部又は全てが別部品であって、各部品を組み立てることによって焼成用ラックが形成されていてもよい。また、詳細は後述するが、囲繞部は、枠体と柱部によって形成される領域である。
枠体は、焼成用ラックの外周を一巡し、焼成用ラックの外縁を構成していてよい。枠体の内側は、開口していてよい。すなわち、枠体はリング状であってよい。枠体の形状(焼成用ラックの外縁形状)は、三角形、四角形等の多角形、または、円形であってよい。特に限定されてないが、枠体の形状は四角形が好ましく、特に、正方形又は長方形であることが好ましい。なお、枠体の形状が正方形又は長方形である場合、枠体(焼成用ラックの外縁)のサイズは、100〜500mmであってよい。また、枠体の厚みは、1〜5mmであってよい。枠体の表面は、平板状セッターを配置するための配置面(セッター配置面)の一部を構成してよい。
枠体の表面に、複数の突出部が設けられていてよい。枠体の表面に突出部を設けることにより、焼成用ラックに平板状セッターを配置する際、あるいは、平板状セッターが配置されている焼成用治具が使用される際、焼成用ラックに対する平板状セッターの配置位置を規制することができる。例えば、焼成用治具が連続焼成炉で利用される場合、焼成用治具が搬送される際に受ける振動によって焼成用ラックに対する平板状セッターの位置がずれることを抑制することができる。また、突出部は、焼成用治具を積層する際、焼成用治具間(平板状セッターと上段の焼成用ラックの間)に隙間を設けるスペーサとして機能する。突出部の厚み(突出高さ)は、平板状セッター及び焼成する被焼成物のサイズに併せて適宜調整してよい。例えば、平板状セッターの厚みは0.3〜10mmであってよく、突出部の厚みは1〜20mmであってよい。枠体の内側には、枠体間を接続する柱部が設けられていてよい。
柱部は、枠体の中心を通過して枠体間を結ぶように直線状に伸び、枠体間を接続していてよい。なお、「枠体の中心」とは、枠体を平面視(平板状セッターが配置される側から観察)したときに、枠体の外縁または内縁に対する中心点を意味しており、枠体の幅及び厚みが周方向で一定の場合、「枠体の重心」に相当する。なお、柱部の厚みは、枠体の厚みと同一であってよく、例えば、1〜10mmであってよく、1〜5mmであってもよい。また、枠体と柱部が一体成型されている場合、枠体(枠体の内縁)と柱部の接続部分において、両者の間に明確な境界が存在しない。このような場合、柱部が接続していない部分の枠体の内縁同士を結び、一巡する仮想内縁を作成することにより、「枠体の中心」を決定することができる。柱部は、枠体の中心を通過していれば、一方向に伸びていても(柱部が1個であっても)よいし、複数方向に伸びていても(柱部が複数個であっても)よい。なお、枠体に加え、柱部にも突出部が設けられていてよい。柱部に突出部を設けることにより、焼成用ラックに複数の平板状セッターを配置する際、各平板状セッターの配置位置を規制することができる。柱部によって、枠体内の開口(枠体の内縁に囲まれた空間)が複数の開口に分割される。すなわち、枠体内に柱部を設けることによって、枠体と柱部に囲まれた複数の囲繞部が形成される。
囲繞部の形状は、枠体及び柱部の形状に依存する。例えば、枠体が四角形の場合、1個の柱部が枠体の対向する辺(頂点を共有しない辺)を結ぶように形成されていれば、囲繞部は四角形となる。また、1個又は2個の柱部が枠体の対向する頂点(辺を共有しない頂点)を結ぶように形成されていれば、囲繞部は三角形となる。また、枠体が長方形又は正方向の場合、1個又は2個の柱部が枠体の辺に直交するように形成されていれば、各囲繞部は、同形状(同サイズ)の四角形となる。あるいは、枠体が長方形又は正方向の場合、1個の柱部が枠体の対向する頂点を結ぶように形成されていれば、各囲繞部は、同形状の三角形となる。特に限定されないが、枠体内に形成される複数の囲繞部の形状は、全て同形状であることが好ましい。なお、各囲繞部の形状が同形状の場合、全ての囲繞部が同サイズであってもよいし、異なっていてもよい。
副柱部は、囲繞部内に設けられており、囲繞部の中心から枠体又は柱部に向けて伸びている。副柱部は囲繞部内に複数設けられており、全ての副柱部が囲繞部の中心で接続されていてよい。なお、「囲繞部の中心」とは、囲繞部(焼成用ラック)を平面視したときの中心点を意味し、囲繞部を構成する枠体及び柱部の幅、厚みが一定の場合、「囲繞部の重心」に相当する。また、副柱部が、囲繞部を構成する枠体及び/又は柱部と一体成型されている場合、副柱部が接続していない部分の内面(内側面)同士を結び、一巡する仮想囲繞部を作成することにより、「囲繞部の中心」を決定することができる。副柱部は、囲繞部の中心から放射状(直線状)に伸びていてもよいし、曲線状(非直線状)に伸びていてもよい。また、副柱部が囲繞部の中心から放射状に伸びている場合、隣合う副柱部が成す角度が全て等しくてよい。さらに、柱部(囲繞部を構成している部材)が伸びる方向と副柱部が伸びる方向は、同じであってもよいし異なっていてもよい。なお、枠体、柱部及び副柱部の表面は、同一平面内に含まれていてよい。これにより、枠体、柱部及び副柱部の全体で、平板状セッターの配置面を形成することができる。副柱部の厚みは、柱部及び枠体の厚みと同一であってよく、例えば、1〜5mmであってよい。
(第1実施例)
図1及び図2を参照し、焼成用ラック50及び焼成用治具60について説明する。図1は焼成用ラック50を示しており、図2は焼成用ラック50に平板状のセッター32が配置された焼成用治具60を示している。なお、図2は、図1のII−II線に沿った断面に相当する。焼成用ラック50及びセッター32は、SiC質で形成されている。焼成用治具60は、1個の焼成用ラック50に2個のセッター32を配置することによって形成されている。なお、焼成用治具60は、セラミックス製品等の焼成工程において、焼成するセラミックス製品を積載するために用いられる。
図1に示すように、焼成用ラック50は、枠体2と、枠体2の中心6を通過している柱部4と、枠体2と柱部4によって囲まれた囲繞部10a,10bの中心12a,12bを通過している副柱部14a,14bと、枠体2及び柱部4の一部に設けられている突出部(リブ)24,26を備えている。枠体2は、X方向に伸びる2個の第1枠部2aと、X方向に直交するY方向に伸びる2個の第2枠部2bによって構成されており、外形が略長方形のリング状である。そのため、枠体2の内側には開口が形成される。柱部4は、第1枠部2a,2a間を結ぶようにY方向(第2枠部2bに平行)に伸びている。その結果、柱部4によって、枠体2内の開口が2個に分離される。さらに、副柱部14a,14bによって、2個に分離された開口が各々4個に分離され、枠体2内に合計8個の三角形の開口部20a,20bが形成される。なお、枠体2の幅(第1枠部2aのY方向長さ、第2枠部2bのX方向長さ)は一定である。
焼成用ラック50は、2個のセッター配置領域30a,30bを有している。すなわち、1個の焼成用ラック50に、2個のセッター32を配置することができる。セッター配置領域30a,30bは、枠体2、柱部4、副柱部14a及び14bによって構成されている。具体的には、セッター配置領域30aが、枠体2の一部と、柱部4の一部と、副柱部14aによって構成されている。また、セッター配置領域30bが、枠体2の一部と、柱部4の一部と、副柱部14bによって構成されている。セッター配置領域30a,30bを囲むように、突出部24,26が配置されている。突出部24は焼成用ラック50の四隅に設けられており、突出部26は柱部4の両端(第1枠部2aの長手方向(X方向)の中央)に設けられている。突出部24はセッター配置領域30a,30bの双方を囲むように配置されており、突出部26はセッター配置領域30aと30bを分離するように設けられている。すなわち、突出部24,26によって、セッター配置領域30aと30bが形成されている。
なお、実質的に、セッター配置領域30aとセッター配置領域30bの構造は同一である。そのため、以下の説明では、セッター配置領域30aの構成部品とセッター配置領域30bの構成部品等、実質的に同じ構造について説明するときは、参照番号のアルファベットを省略して説明することがある。
枠体2、柱部4及び副柱部14の表面(セッター32が配置される配置面)は、同一平面(X−Y面)に含まれる。すなわち、セッター配置領域30の表面は平坦である。そのため、セッター32は、枠体2、柱部4及び副柱部14の全てによって支持される。なお、突出部24,26は、セッター配置領域30を囲むように配置されているので、セッター32を焼成用ラック50に配置したときに、突出部24,26がセッター32の裏面に位置することはない。
図1に示すように、柱部4は、枠体2の中心6を通過して第1枠部2a間をY方向に伸びている。すなわち、柱部4は、第2枠部2bと平行であり、第1枠部2aと直交している。柱部4は、枠体2(第1枠部2a)と一体成型されている。柱部4の幅(X方向長さ)は、Y方向で一定である(枠体2と一体となっている部分を除く)。枠体2内に柱部4を設けることにより、柱部4の両側(X方向両側)に囲繞部10(10a,10b)が形成されている。囲繞部10a,10bは正方形であり、両者のサイズは等しい。
囲繞部10内には、囲繞部10の中心12を起点として、4個の副柱部14が枠体2又は柱部4に向けて(囲繞部10の外側に向けて)伸びている。なお、図1に示す囲繞部10は、枠体2の内側面(柱部4及び副柱部14が接続されていない部分)と、柱部4の側面(枠体2及び副柱部14が接続されていない部分)と延長して結んだ仮想的な範囲(仮想囲繞部)である。副柱部14は、中心12から囲繞部10の頂点に向けて放射状に伸びている。そのため、副柱部14は、枠体2及び柱部4に対して非平行である(異なる方向に伸びている)。なお、隣り合う副柱部14が成す角度は90度である。各副柱部14、枠体2、柱部4は、一体成型されている。そのため、四角形(正方形)の囲繞部10内に、囲繞部10の中心12と4個の頂点を接続する1個の副柱部14が設けられていると捉えることもできる。
焼成用ラック50の利点について説明する。焼成用ラック50は、内側に開口を有する枠体2によって形成されているので、例えばセッター配置面が平板状の焼成用ラックと比較して、セッター中央部とセッター端部の温度差(面内温度分布)を低減することができる。換言すると、焼成用ラック50は、セッター中央部の温度追従性を改善することができる。また、柱部4が枠体2の中心6を通過して枠体2間を接続しているので、焼成の際、枠体2自身、あるいは、セッターが変形することを抑制することができる。また、柱部4を設けることによって焼成用ラック50の強度が向上するので、焼成用ラック50の厚み(セッター配置面の厚み)を薄くすることができ、軽量な焼成用ラック50を実現することができる。なお、セッター配置面の厚みが薄くなるに従って、セッター配置面の熱容量が低減し、セッターの温度追従性が改善する。
焼成用ラック50は、枠体2と柱部4で囲まれた囲繞部10内に副柱部14を設けることにより、焼成の際、セッターの面内温度分布をさらに低減することができる。上記したように、枠体2を用いて焼成用ラック50を形成することにより、セッター中央部の温度追従性を改善することができる。しかしながら、囲繞部10内に副柱部が設けられていない場合、セッターの囲繞部の中心に対応する部分と囲繞部の外側に対応する部分(セッターと枠体又は柱部が接する部分)の間で、温度差が生じやすくなる。具体的には、囲繞部の中心に対応する部分ではセッターの温度が高くなり、囲繞部の外側に対応する部分ではセッターの温度が低くなる。焼成用ラック50のように囲繞部10内に副柱部14を設けると、囲繞部10の中心12と囲繞部10の外側に熱橋が形成され、セッターの面内温度分布を低減することができる。
図3に示すように、焼成の際、複数の焼成用治具60(焼成用ラック50)が積層されることがある。この場合、枠体2の表面に突出部24,26を設けることにより、焼成用ラック50を積層したときに、セッター32とそのセッター32の上段に積層されている焼成用ラック50の間に隙間を設けることができる。焼成用ラック50とは別体のスペーサ等を用いることなく、焼成用ラック50を積層するだけで、セッター32の表面に空間(被焼成物を配置する空間)を確保することができる。なお、焼成用ラック50は、枠体2の裏面(突出部24,26が設けられている面の反対側の面)に、突出部24,26の先端部分(突出方向(Z+方向)の端部)を収容する窪みを有していてもよい。突出部24,26の先端を窪み内に収容することにより、各焼成用ラック50同士の位置ずれを防止することができる。
また、突出部24,26を設けることにより、セッター32を焼成用ラック50の表面で位置決めすることができる。すなわち、セッター32が焼成用ラック50から落下する等、焼成用ラック50に対するセッター32の移動を抑制することができる。なお、枠体2の裏面に突出部を設けても、各焼成用治具の間に隙間を設けることはできる。しかしながら、この場合、セッター32を焼成用ラックの表面で位置決めすることができず、振動等によって焼成用ラックに対してセッター32が位置ずれすることがある。そのため、枠体2の裏面に突出部が設けられた焼成用ラックは、例えば、焼成用ラックに振動が加わり易い連続焼成炉等で用いることに適さない。焼成用ラック50は、枠体2の表面に設けた突出部24,26によってセッター32が位置決めされるので、種々のタイプの焼成炉で使用することができる。なお、セッター32よりサイズが大きいセッター(例えばセッター32の2倍のサイズ)を用いる場合、突出部26を削除してもよい。この場合でも、突出部24が枠体2の四隅に設けられていれば、セッターの表面に空間を確保することができるとともに、セッターを焼成用ラックの表面で位置決めすることができる。
以下、焼成用ラック150、250及び350について説明する。焼成用ラック150、250及び350は、焼成用ラック50の変形例である。そのため、焼成用ラック150、250及び350について、焼成用ラック50と実質的に同じ部品には、焼成用ラック50に付した参照番号と同一又は下二桁が同一の参照番号を付すことによって説明を省略することがある。なお、焼成用ラック150、250及び350についても、表面にセッターを配置することによって焼成用治具が形成される。
(第2実施例)
図4に示す焼成用ラック150では、副柱部16,18が伸びる方向が、焼成用ラック50の副柱部14と異なる。具体的には、副柱部16(16a,16b)は、第2枠部2bに平行に(Y方向に)伸び、第1枠部2a,2a間を接続している。また、副柱部18(18a,18b)は、第1枠部2aに平行に(X方向に)伸び、第2枠部2bと柱部4を接続している。副柱部16,18によって、囲繞部10a,10b内が各々4個に分離され、合計8個の四角形の開口部120a,120bに分離されている。このような形態であっても、囲繞部10の中央から囲繞部10の端部に熱橋(副柱部16,18)が形成され、セッターの面内温度分布を低減することができる。なお、焼成用ラック150において、囲繞部10b内の構造は変更せず、囲繞部10a内の副柱部16a,18aに代えて、副柱部14a(図1を参照)を設けてもよい。
(第3実施例)
図5に示す焼成用ラック250は、枠体2の外形が略正方向のリング状である。焼成用ラック250は、第1枠部2a,2a間を結ぶ第1柱部4aと、第2枠部2b,2b間を結ぶ第2柱部4bを備えている。第1柱部4aはY方向(第2枠部2bに平行)に伸びており、第2柱部4bはX方向(第1枠部2aに平行)に伸びている。柱部4a、4bによって、枠体2内に4個の囲繞部10(10a,10b,10c,10d)が形成されている。各囲繞部10内には、各囲繞部10の中心12(12a,12b,12c,12d)から各囲繞部10の頂点に向けて4個の副柱部14(14a,14b,14c,14d)が設けられている。その結果、焼成用ラック250は、枠体2内に合計16個の三角形の開口部20(20a,20b,20c,20d)が形成されている。各囲繞部10の構造(囲繞部10を構成する枠体2、柱部4、副柱部14の形態)は同一である。
焼成用ラック250では、突出部24が焼成用ラック250の四隅に設けられており、突出部26が柱部4bの両端と、柱部4bの中央(焼成用ラック250の中心6を含んでおり、柱部4aの中央でもある)に設けられている。その結果、焼成用ラック250には、4個のセッター配置領域30(30a,30b,30c,30d)が形成されている。すなわち、1個の焼成用ラック250に、4個のセッターを配置することができる。各セッター配置領域30は、各々1個の囲繞部10を含んでいる。上記したように、各囲繞部10(10a,10b,10c,10d)の構造は同一である。そのため、各セッター配置領域30(30a,30b,30c,30d)の構造も同一である。なお、焼成用ラック250において、囲繞部10a,10b,10c,10dの何れか又は全てについて、副柱部14に代えて、副柱部16,18(図4を参照)を設けてもよい。また、突出部26を削除し、1個の焼成用ラック250に、1個又は2個のセッターを配置して(セッター配置領域を1個又は2個にして)よい。
(第4実施例)
図6に示す焼成用ラック350は、枠体2の外形が略正方向のリング状であり、枠体2の対向する頂点(第1枠部2aと第2枠部2bの交点)を結ぶ第1柱部304aと、第1柱部304aが結ぶ頂点とは異なる頂点を結ぶ第2柱部304bを備えている。すなわち、焼成用ラック350では、柱部304a,304bが、枠体2(第1枠部2a及び第2枠部2b)とは異なる方向に伸びている。焼成用ラック350では、柱部304a,304bによって、枠体2内に4個の三角形の囲繞部310(310a,310b,310c,310d)が形成されている。各囲繞部310内には、各囲繞部310の中心312(312a,312b,312c,312d)から各囲繞部310の頂点に向けて3個の副柱部(1個の副柱部15と2個の副柱部17)が伸びている。副柱部15は、中心312から柱部304a,304bの交点に向けて(焼成用ラック350の中心6に向けて)伸びている。副柱部17は、中心312から柱部304と枠体2の交点に向けて伸びている。各囲繞部310内には、3個の三角形の開口部21,22,23が形成されており、枠体2内に合計12個の開口部21,22,23が形成されている。各囲繞部310の構造(枠体2、柱部304、副柱部15,17の形態)は同一である。
焼成用ラック350では、突出部24及び突出部26が、実質的に焼成用ラック250と同じ位置に設けられている(図5を比較参照)。具体的には、突出部24が焼成用ラック350の四隅に設けられており、突出部26が柱部304aと304bの交点(焼成用ラック350の中心6を含む位置)と第2枠部2bの長手方向(Y方向)の中点に設けられている。その結果、焼成用ラック350には、焼成用ラック250(図5)と同じ位置に、4個のセッター配置領域30(30a,30b,30c,30d)が形成されている。そのため、焼成用ラック350では、各セッター配置領域30は、各々2個の囲繞部310の一部により構成される。しかしながら、各囲繞部310の構造が同一であるため、結果として各セッター配置領域30の構造も同一となる。なお、焼成用ラック350においても、突出部26を削除し、1個の焼成用ラック350に、1個又は2個のセッターを配置して(セッター配置領域を1個又は2個にして)よい。
上記した焼成用ラック50,150,250,350の何れも、開口を有する枠体2内に枠体2の中心6を通過して枠体2間を伸びる柱部(柱部4,304)が設けられており、枠体2と柱部(柱部4,304)によって囲まれた囲繞部(囲繞部10,310)内に囲繞部の中心(中心12,312)から囲繞部の端部(枠体2と柱部)に向けて伸びる複数の副柱部(副柱部14,15,16,17,18)を備えているという共通した特徴を有している。その結果、焼成の際、囲繞部の中心と囲繞部の端部の温度差(温度追従性の差)が緩和され、セッター面内温度分布を低減することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:枠体
4:柱部
6:枠体の中心
10:囲繞部
14:副柱部
32:平板状セッター
50:焼成用ラック
60:焼成用治具

Claims (6)

  1. 被焼成物が積載される平板状セッターを配置するように構成された焼成用ラックであって、
    表面に前記平板状セッターが配置されるとともに、開口部を有する枠体と、
    前記枠体の中心を通過して枠体間を伸びる柱部と、
    前記枠体と前記柱部によって囲まれた複数の囲繞部と、
    前記囲繞部の中心から前記枠体又は前記柱部に向けて伸びる複数の副柱部と、
    を備える焼成用ラック。
  2. 前記囲繞部の各々の形状が同形状の多角形である請求項1に記載の焼成用ラック。
  3. 前記柱部が伸びる方向と前記副柱部が伸びる方向が異なる請求項1又は2に記載の焼成用ラック。
  4. 前記枠体の表面に、平板状セッターの配置位置を規制するように構成された複数の突出部が設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の焼成用ラック。
  5. 焼成用ラックの材料が炭化ケイ素質である請求項1から4のいずれか一項に記載の焼成用ラック。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の焼成用ラックと、
    焼成用ラックの表面に配置される平板状セッターと、を備え、
    焼成用ラックと平板状セッターが同質の材料で形成されている焼成用治具。
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