JPWO2021005842A5 - - Google Patents

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JPWO2021005842A5
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図6に示すように、PチャネルSGT_Pc1、Pc2のソースは電源端子Vddに接続されている。そして、NチャネルSGT_Nc1、Nc2のソースはグランド端子Vssに接続されている。選択NチャネルSGT_SN1、SN2が2つのインバータ回路の両側に配置されている。選択NチャネルSGT_SN1、SN2のゲートはワード線端子WLtに接続されている。選択NチャネルSGT_SN1のソース、ドレインはNチャネルSGT_Nc1、PチャネルSGT_Pc1のドレインとビット線端子BLtに接続されている。選択NチャネルSGT_SN2のソース、ドレインはNチャネルSGT_Nc2、PチャネルSGT_Pc2のドレインと反転ビット線端子BLRtに接続されている。このようにSRAMセルを有する回路は、2個の負荷PチャネルSGT_Pc1、Pc2と、2個の駆動用NチャネルSGT_Nc1、Nc2と、2個の選択用NチャネルSGT_SN1、SN2とからなる合計6個のSGTから構成されている(例えば、特許文献2を参照)。このSRAMセルにおいて、2個の負荷PチャネルSGT_Pc1、Pc2のSi柱が最も近く接近して形成される。この場合、負荷PチャネルSGT_Pc1、Pc2の上部P+層上のコンタクトホール形成がSRAMセルの高集積化において問題となる。
特開平2-188966号公報 米国特許出願公開第2010/0219483号明細書
Hiroshi Takato, Kazumasa Sunouchi, Naoko Okabe, Akihiro Nitayama, Katsuhiko Hieda, Fumio Horiguchi, and Fujio Masuoka: IEEE Transaction on Electron Devices, Vol.38, No.3, pp.573-578 (1991) A.Raley, S.Thibaut, N. Mohanty, K. Subhadeep, S. Nakamura, etal. : " Self-aligned quadruple patterning integration using spacer on spacer pitch splitting at the resist level for sub-32nm pitch applications" Proc. Of SPIE Vol.9782, 2016
本願の第1の観点に係る発明は、基板に垂直方向に立った半導体柱と、前記半導体柱を囲んだゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層を囲んだゲート導体層を有する柱状半導体装置の製造方法であって、
前記半導体柱であって、且つその頂部に第1の材料層を有する第1の半導体柱と、前記第1の半導体柱に隣接して、前記半導体柱であって、且つその頂部に第2の材料層を有する第2の半導体柱と、を形成する工程と、
前記ゲート導体層上面より上にあって、前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、の頂部外周部に、第1の層間絶縁層を形成する工程と、
前記第1の層間絶縁層上にあって、且つ前記第1の半導体柱の頂部側面を囲んだ第3の材料層と、前記第2の半導体柱の頂部側面を囲んだ第4の材料層と、を形成する工程と、
前記第3の材料層と、前記第4の材料層と、の側面に接した外周部に、第2の層間絶縁層を形成する工程と、
前記第1の材料層と、前記第2の材料層と、前記第3の材料層と、前記第4の材料層と、を除去して、前記第1の半導体柱の頂部を囲んだ第1の凹部と、前記第2の半導体柱の頂部を囲んだ第2の凹部と、を形成する工程と、
前記第1の半導体柱の頂部を囲み、且つ前記第1の凹部内に、第1の不純物層を形成する工程と、前記第2の半導体柱の頂部を囲み、且つ前記第2の凹部内に第2の不純物層を形成する工程と、
前記第1の不純物層上にあり、且つ前記第1の凹部内に、第1の導体層を形成する工程と、前記第2の不純物層上にあり、且つ前記第2の凹部内に、第2の導体層を、形成する工程と、
前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、を接続する第1の配線導体層を形成する工程とを有し、
平面視において、前記第1の配線導体層の形成領域に、前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、は別の前記半導体柱が形成されていない、
ことを特徴とする。
前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、をエピタキシャル結晶成長により形成することができる。
本願の第2の観点に係る発明である柱状半導体装置は、
基板上に垂直方向に立った第1の半導体柱と、
前記第1の半導体柱に隣接して立った第2の半導体柱と、
その上面位置が前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、の頂部上面より下方にあり、且つ前記第1の半導体柱と前記第2の半導体柱と、を囲んだゲート絶縁層と、
前記ゲート絶縁層を囲んだゲート導体層と、
前記ゲート導体層上にある第1の層間絶縁層と、
前記第1の半導体柱頂部を覆い、且つ、平面視において、その外周が、前記第1の半導体柱の外周等幅に離れている第1の不純物層と、前記第2の半導体柱頂部を覆い、且つ、平面視において、その外周と等幅に離れている第2の不純物層と、
前記第1の不純物層上にある第1の導体層と、前記第2の不純物層上にある第2の導体層と、
前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、の外周部にある第2の層間絶縁層と、
前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、前記第2の層間絶縁層と、の上にある第3の層間絶縁層と、
前記第3の層間絶縁層に、平面視において、前記第1の導体層の一部領域と、前記第2の導体層の一部領域と、に重なり、且つ接した第1の帯状コンタクトホールと、
前記第1の帯状コンタクトホールを埋めた、第1の配線導体層と、を有し、
平面視において、前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、の一部領域が前記第1の帯状コンタクトホールより外側に突き出ている、
ことを特徴とする。
本発明はさらに、前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と同じ面上にあり、且つ前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層とに繋がった第3の不純物層と、
前記第1の不純物層と、第2の不純物層と、前記第3の不純物層と、上にあり、且つ平面視において、前記第1の不純物層と、第2の不純物層と、前記第3の不純物層と、同じ形状の第3の導体層と、
前記第3の導体層に、接続する前記第1の配線導体層と、を有し、
平面視において、前記第1の帯状コンタクトホールが、前記第3の導体層の内側にあるものとすることができる。
第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 第1実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第2実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第2実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第2実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第2実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第2実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第2実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第2実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第3実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第3実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第3実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 本発明の第実施形態に係るSGTを有する柱状半導体装置の製造方法を説明するための平面図と断面構造図である。 従来例のSGTを示す模式構造図である。 従来例のSGTを用いたSRAMセル回路図である。
図1Aに示すように、P層基板1(特許請求の範囲の「基板」の一例である)上にN層2をエピタキシャル結晶成長法により形成する。そして、N層2の表層にN+層3とP+層4a、4bをイオン注入法により形成する。そして、i層6を形成する。そして、例えば、SiO2層、酸化アルミニウム(Al23、AlOと称する)層、SiO2層よりなるマスク材料層7を形成する。そして、シリコンゲルマニウム(SiGe)層8を堆積する。そして、SiO2層からなるマスク材料層9を堆積する。そして、SiN層からなるマスク材料層10を堆積する。なお、i層6はドナーまたはアクセプタ不純物原子を少量に含むN型、またはP型のSiで形成されてもよい。
次に、図1Jに示すように、Si柱6a、6b、6cの底部に繋がるN+層3、P+層4a、N層2、P層基板1をエッチングして、P層基板1の上部、N層2a、N+層3aa、3ab、P+層4aaよりなるSi柱台21aを形成する。同時に、Si柱6d、6e、6fの底部に繋がるN+層3、P+層4b、N層2、P層基板1をエッチングして、P層基板1の上部、N層2b、N+層3ba(図示せず)、3bb(図示せず)、P+層4bbよりなるSi柱台21bを形成する。そして、N+層3aa、3ab、3ba、3bb、P+層4aa、4bb、N層2a、2bの外周部と、P層基板1上にSiO2層22を形成する。そして、ALD法により、全体を覆って、HfO2層23(特許請求の範囲の「ゲート絶縁層」の一例である)、TiN層(図示せず)を形成する。この場合、Si柱6b、6c間と、Si柱6d、6e間と、ではTiN層が、側面同士で接触している。そして、Si柱6aの外周を囲んだHfO2層23上にTiN層24aを、Si柱6b、6cの外周のHfO2層23を囲んでTiN層24b(特許請求の範囲の「ゲート導体層」の一例である)を、Si柱6d、6eの外周のHfO2層23を囲んでTiN層24c(特許請求の範囲の「ゲート導体層」の一例である)を、Si柱6fの外周のHfO2層23を囲んでTiN層24dを形成する。そして、全体にSiO2層(図示せず)を被覆し、その後に、CMP法により全体を、その上面位置が、マスク材料層7a、7b、7c、7d、7e、7fの上面位置になるように研磨する。そして、RIE法により平坦化したSiO2層(図示せず)をエッチバックして、SiO2層25を形成する。そして、マスク材料層7a、7b、7c、7d、7e、7fと、SiO2層25と、をマスクにして、HfO2層23、TiN層24a、24b、24c、24dの頂部を除去する。TiN層24a、24b、24c、24dはSGTのゲート導体層となる。このゲート導体層は、SGTの閾値電圧の設定に寄与する層であり、単層または複数層からなるゲート導体層から形成してもよい。このゲート導体は、Si柱6b、6c間、及びSi柱6d、6e間の側面全体に接して形成される。なお、TiN層24a、24b、24c、24dに繋がって、例えばタングステン(W)層を形成して、このW層を含めてゲート導体層として用いてもよい。このW層は、他の導体材料層であってもよい。
次に、全体に酸化アルミニウム(Al 2 3 )層(図示せず)を被覆する。そして、図1Lに示すように、CMP法により、Al 2 3 層の上面位置が、マスク材料層7a~7fの上表面位置になるように研磨して、Al 2 3 層29(特許請求の範囲の「第2の層間絶縁層」の一例である)を形成する。そして、Si柱6a~6fの頂部を囲んだSiO2層28a、28b、28c、28d、28e、28fを除去して、Si柱6a~6fの頂部を囲んだ凹部30a、30b、30c、30d、30e、30fを形成する。SiO2層28a、28b、28c、28d、28e、28fがSi柱6a~6fに対して自己整合で形成されるので、凹部30a、30b、30c、30d、30e、30fは、Si柱6a~6fに対して自己整合で形成される。
次に、CVD法により全体に、SiO2層(図示せず)を被覆する。そして、図1Nに示すように、CMP法により、SiO2層の上面位置を、Al 2 3 層29の上面位置まで研磨して、Si柱6a~6fの頂部を覆い、且つ凹部30A、30B、30C、30D,30E、30F内に、SiO2層31a、31b(図示せず)31c、31d、31e(図示せず)、31fを形成する。そして、リソグラフィ法と、ケミカルエッチング法により、SiO2層31b、31eを除去する。そして、選択エピタキシャル結晶成長法によりアクセプタ不純物を含んだP+層32b(特許請求の範囲の「第1の不純物層」の一例である)、32e(特許請求の範囲の「第2の不純物層」の一例である)を、Si柱6b、6eの頂部を覆い、且つ凹部30B、30E内に形成する。P+層32b、32eの外周が、平面視において、凹部30B、30Eの外周より外側にならないように形成する。なお、P+層32b、32eを形成する前に、Si柱6b、6eの頂部を薄く酸化した後に、この酸化膜を除く処理を行い、Si柱6b、6eの頂部表層のダメージ層の除去、及び洗浄を行うことが望ましい。なお、P+ 32b、32eは、選択エピタキシャル結晶成長法以外の、例えば分子線結晶成長法などの他の方法を用いて単結晶であるP+ 32b、32eを形成してもよい。また、P+ 32b、32eは、全面にアクセプタ不純物を含んだ半導体層を被覆した後に、CMP法により、その上面位置がAl 2 3 層29の上面位置まで研磨した後に、上面をCDE法、またはケミカルエッチして形成してもよい。
次に、全体にSiO2層(図示せず)を被覆し、CMP法により、SiO2層の上面位置が、Al 2 3 層29の上面位置と同じになるように研磨して、P+層32b、32e上に、SiO2層(図示せず)を被覆させる。そして、リソグラフィ法とケミカルエッチにより、SiO2層31a、31c、31d、31fを除去する。そして、図1Oに示すように、選択エピタキシャル結晶成長法によりドナー不純物を含んだN+層32a、32c、32d、32fを、Si柱6a、6c、6d、6fの頂部を覆い、且つ凹部30A、30C、30D、30F内に形成する。N+層32a、32c、32d、32fの外周が、平面視において、凹部30A、30C、30D、30Fの外周より外側にならないように形成する。そして、P+層32b、32e上の、SiO2層を除去する。
次に、全体に薄いTa層(図示せず)とW層(図示せず)を被覆する。そして、図1Pに示すように、CMP法により、W層の上面位置がAl 2 3 層29の上面位置になるように研磨して、側面と底部にTa層があるW層33a、33b(特許請求の範囲の「第1の導体層」の一例である)、33c、33d、33e(特許請求の範囲の「第2の導体層」の一例である)、33fを形成する。この場合、N+層32a、32c、32d、32f、P+層32b、32eと、W層33a、33b、33c、33d、33e、33fと、の間にあるTa層は、これら2つの層の接触抵抗を小さくさせるための、バッファ層である。このバッファ層は単層または複数層の他の材料層でもよい。
次に、図1Sに示すように、帯状コンタクトホールC3を埋め、W層33bと、33eと、を接続した電源配線金属層Vdd(特許請求の範囲の「第1の配線導体層」の一例である)を形成する。なお、電源配線金属層Vddは、金属だけでなく、合金、ドナーまたはアクセプタ不純物を多く含んだ半導体よりなる材料層を単層、または複数層用いて形成してもよい。
また、図1Jの状態において、マスク材料層7a、7b、7c、7d、7e、7fはなくてもよい。この場合、図1Kまたは、図1Lにおいて、Si柱6a~6fの頂部をエッチング、または、Si柱6a~6fの頂部を酸化した後に除去する工程、などにより、Si柱6a~6f頂部の上面位置をAl 2 3 層29より低くすることができる。
第1実施形態の製造方法によれば、次のような特徴が得られる。
(特徴1)
本実施形態では、P+層32b、32eが、Si柱6b、6eと自己整合で形成された凹部30B,30E内に形成される。そして、同じくP+層32b、32e上のW層33b、33eも凹部30B,30E内に形成される。これにより、W層33b、33eは、同様に形成された隣接したN+層32c、32d、W層33c、33dと確実に分離される。且つ、P+層32b、32eは、Si柱6b、6eの頂部を覆って形成されているので、Si柱6b、6eの頂部だけに不純物層を形成してSGTのソースまたはドレインを形成したものと比べてソースまたはドレイン抵抗を小さくできる。さらに、W層33b、33eがP+層32b、32eの上面全体に接しているので、配線導体層である電源配線金属層Vddは、隣接のW層33c、33dと離して、W層33b、33eの一部領域と接続すればよい。このことは、配線導体層である電源配線金属層VddとW層33b、33eとを接続するためのコンタクトホールC3をW層33c、33dから離して形成できることを示している。これにより、高密度で、且つ低いソースまたはドレイン抵抗を有するSGTを用いたSRAMセル回路が形成される。そして、Si柱6b、6cに形成された2つのSGTはCMOSインバータ回路を形成しており、同様にSi柱6d、6eに形成された2つのSGTはCMOSインバータ回路を形成している。このことは、本実施形態を他のロジック回路に適用できることを示している。これにより、本実施形態はSGTを用いた、高密度で、且つ高性能の回路形成に寄与できる。
(特徴2)
従来、負荷SGTが形成される、Si柱6b、6e上のそれぞれに独立したコンタクトホールが形成される。この2つのコンタクトホールの距離は、他の駆動SGT、選択SGTのコンタクトでの距離と比べて一番近い。この場合、SRAMセルの高集積化が進むと、この2つの独立したコンタクトホールを、1回のリソグラフィ法と、RIEエッチング法と、で形成することが難しくなる。このため、例えば、リソグラフィ法と、RIEエッチング法との工程を2回に分けて行う必要性が生じる。この場合、工程数の増加に伴うコスト増加の問題に加えて、2回のリソグラフィ工程間のマスク合わせマージンを組み込むための集積度の低下が問題になる。また、独立した、微細な隣接した2つのコンタクトホールを精度よく形成するための製造上の困難性が問題になる。これに対して、本実施形態では、平面視において、負荷SGTが形成される2つのSi柱6b、6e上のP+層32b、32e、W層33b、33eと、重なって帯状コンタクトホールC3が形成される。これにより、電源配線金属層Vddと、P+層32b、32eと、が帯状コンタクトホールC3を介して接続される。このように、本実施形態では、Si柱6b、6e上に独立したコンタクトホールが形成されない。これにより、1回のリソグラフィ法と、RIEエッチング法と、によりコンタクトホールが形成されることによるコスト低減と、マスク合わせマージン問題がないことによる集積度の低下と、を防ぐことができる。そして、帯状コンタクトホールC3は、従来の2つの独立のコンタクトホールを形成する方法と比べて、広く形成できるので、パターン精度がよくできる利点がある。これにより、本実施形態によりコストで、高集積度、高性能のSGTを用いたSRAMセル回路が形成される。同様に高集積度、高性能のSGTを用いたロジック回路が形成される。
(第2実施形態)
以下、図2A~図2Gを参照しながら、本発明の第2実施形態に係る、SGTを有するSRAMセル回路の製造方法について説明する。(a)は平面図、(b)は(a)のX-X’線に沿う断面構造図、(c)は(a)のY-Y’線に沿う断面構造図を示す。
次に、図2Bに示すように、レジスト層42をマスクにして、SiN層41、マスク材料層7b、7e、SiO2層28、28eを、その上面位置がSi柱6b、6eの頂部上面位置より下になるように、RIE法によりエッチングして、凹部43を形成する。なお、この凹部43の底部はSiN層27まで達してもよい。
次に、全体にALD法による薄い単結晶Si層(図示せず)と、エピタキシャル結晶成長法によるアクセプタ不純物を含んだP+層(図示せず)を被覆する。そして、P+層、薄いSi層を、その上面位置がSiN層41の上面位置になるように研磨して、図2Dに示すように、薄い単結晶Si層45(特許請求の範囲の「単結晶半導体薄膜層」の一例である)、P+層46を形成する。
次に、図2Fに示すように、P+層46bを形成したのと同じ方法を用いて、凹部43A、43C,43D,43E内に、薄い単結晶Si層45a、45c、45d(図示せず)、45e(図示せず)と、ドナー不純物を含んだN+層46a、46c、46d(図示せず)、46e(図示せず)を形成する。そして、N+層46a、46c、46d、46e上に、その上面位置がSiN層41の上面位置と同じになるマスク材料層49a、49c、49d、49eを形成する。
次に、マスク材料層49a、49b、49c、49d、49eを除去する。そして、図2Gに示すように、CVD法と、CMP法を用いて、N+層46a、46c、46d、46e、P+層46b上にW層50a、50b(特許請求の範囲の「第3の導体層」の一例である)、50c、50eを形成する。そして、全体にSiO2層52を形成する。そして、リソグラフィ法と、RIEエッチング法と、を用いて、W層50b上のSiO2層52を除去した帯状コンタクトホールC10を形成する。そして、帯状コンタクトホールC10を介して、W層50bと繋がった帯状電源配線金属層VDDを形成する。そして、図1Tで示された工程を行うことにより、P層基板1上にSRAMセル回路が形成される。なお、W層50a、50b、50c、50eは、単層または複数層の他の金属、または合金による導体層より形成してもよい。
第2実施形態の製造方法によれば、次のような特徴が得られる。
(特徴1)
第1実施形態では、P+層32b、32eは、選択エピタキシャル結晶成長法により、Si柱6b、6eの頂部外周部の凹部30B、30Eの中に形成された。Si柱6b、6eの頂部と接するP+層32b、32eは良い結晶性をもつことが求められる。この結晶性が良くないと、P+層32b、32eによるダイオードの抵抗が大きくなる、またはリーク電流が大きくなる、または接合耐圧が低下するなどの問題を生じる。この結晶性を良くするには、結晶成長させる凹部30B、30Eの平面視における面積を広くすることが望ましい。しかし、SRAMセルの高密度化により、凹部32b、32eの面積が小さくなるので、良い結晶性を有するP+32b、32eを形成することが難しくなる。これに対して、本実施形態では、エピタキシャル結晶成長させる凹部43Aの面積が、第1実施形態の凹部30B、30Eより大きいため、結晶性の良いP+層46を形成することができる。これにより、ダイオード抵抗、リーク電流の低減と、高耐圧化が図れる。更に、単結晶薄膜Si層45を形成してから、P+層46をエピタキシャル結晶成長させることにより、より結晶性の良いP+層46を形成することができる。
図3Aに示すように、P層基板1上に、N層2A、N+層3Aa、3Ab、P+層4AaよりなるSi柱台55aと、N層2B、N+層3Ba(図示せず)、3Bb(図示せず)、P+層4BaよりなるSi柱台55bが形成される。そして、Si柱台55a、55b上に、Si柱6A,6B,6C,6D,6E、6Fが形成される。Si柱6B、6Eの中心を結ぶ直線はY方向に沿っている。同様に、Si柱6A,6Dの中心を結ぶ直線と、Si柱6C、6Fの中心を結ぶ直線も、Y方向に沿っている。そして、Si柱6A~6Fの底部外周部に、SiO2層22aが形成される。そして、全体を覆ってALD法によりゲートHfO2層23aが形成される。そして、Si柱6Aを囲むHfO2層23aを囲みゲートTiN層24Aが形成される。同時に、Si柱6B、6Cを囲むHfO2層23aを囲みゲートTiN層24Bが形成される。同時に、Si柱6D、6Eを囲むHfO2層23aを囲みゲートTiN層24Cが形成される。同時に、Si柱6Fを囲むHfO2層23aを囲みゲートTiN層24D(図示せず)が形成される。そして、ゲートTiN層24A,24B,24C,24Dを囲み、SiO2層25aを形成する。そして、SiO2層25aに形成したコンタクトホールCaを介して、TiN層24Cと、N+層3Aaと、P+層4Aaと、に接続し、且つ上面位置がTiN層24A~24D上面位置より低いW層26aを形成する。同時に、SiO2層25aに形成したコンタクトホールCbを介して、TiN層24Bと、N+層3Bbと、P+層4Baと、に接続し、且つ上面位置がTiN層24A~24D上面位置より低いW層26bを形成する。そして、Si柱6A~6Fの頂部の外周部にあって、ゲートTiN層24A~24Dの上端上にSiN層27aを形成する。そして、Si柱6A、6C、6D,6Fの頂部にN+層46a、46c、46d(図示せず)、46f(図示せず)と、Si柱6B、6Eの頂部にP+層46b、46eと、を形成する。そして、第1実施形態の図1K~図1Pで示したのと同じ工程により、選択エピタキシャル結晶成長法により、N+層47a、47c、47d(図示せず)、47f(図示せず)と、P+層47b、47eと、を形成し、そして、N+層47a、47c、47d、47fと、P+層47b、47eと、の上にW層48a、48b、48c、48d(図示せず)、48e、48f(図示せず)を形成する。そして、N+層47a、47c、47d、47fと、P+層47b、47eと、W層48a、48b、48c、48d、48e、48fと、の外周部にSiO2層49を形成する。
また、第1実施形態における、Si柱6a~6fの外周部のSiN層27と、露出したSi柱6a~6fの頂部、マスク材料層7a~7fの側面に形成したSiO2層28a~28fと、SiO2層28a~28fを囲んだAl 2 3 層29とは、本発明の目的に合う材料であれば、単層または複数層よりなる有機材料または無機材料を含む他の材料層を用いてもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
また、図1A~図1Gにおいて述べたように、Y方向に伸延した帯状マスク材料層12aa、12ab、12ba、12bb、帯状SiN層13aa、13ab、13ba、13bb、に直交して、X方向に伸延した帯状マスク材料層17a、17bを、帯状SiN13aa、13ab、13ba、13bbを形成したのと同様な方法により形成した。これにより、X方向、Y方向共に、高精度で、且つ高密度に、Si柱6a~6fが形成される。そして、本実施形態の説明では、帯状マスク材料層12aa、12ab、12ba、12bb、帯状SiN層13aa、13ab、13ba、13bbを形成した後に、帯状マスク材料層17a、17bを形成した。これに対して、帯状マスク材料層17a、17bを形成した後に、帯状マスク材料層12aa、12ab、12ba、12bb、帯状SiN層13aa、13ab、13ba、13bbを形成する工程でも、同じく高精度で、且つ高密度にSi柱6a~6fを形成することができる。また、設計において、Y方向に余裕がある場合は、本方法を用いないで、リソグラフィ法とRIEエッチング法により、直接に帯状マスク材料層17a、17bを形成してもよい。また、X方向に余裕がある場合は、本方法を用いないで、リソグラフィ法とRIEエッチング法により、直接に帯状SiN層13aa、13ab、13ba、13bbを形成してもよい。また、SRAMセル性能を満足することができれば、X方向に伸延した帯状マスク材料層12aa、12ab、12ba、12bb、帯状マスク材料層17a、17bを、SADP(Self-Aligned Double Patterning、例えば非特許文献を参照)、SAQP(Self-Aligned Quadruple Patterning、例えば非特許文献を参照)を用いて形成しても良い。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
また、第1実施形態において、帯状マスク材料層9a、9b、12aa、12ab、12ba、12bbのそれぞれの上表面と、底部の垂直方向における位置が、同じように形成したが、本発明の目的に合うならば、それぞれの上表面と、底部の位置が垂直方向で異なっていてもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
また、第1実施形態における、各種配線金属層34a、34b、WL、Vdd、Vss1、Vss2、BL、RBLの材料は、金属だけでなく、合金、アクセプタ、またはドナー不純物を多く含んだ半導体層などの導電材料層であってもよく、そして、それらを単層、または複数層組み合わせて構成させてもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
第1実施形態において、Si柱6a~6fの平面視における形状は、円形状であった。そして、Si柱6a~6fの一部または全ての平面視における形状は、円形、楕円、一方向に長く伸びた形状などであってもよい。そして、SRAMセル領域から離れて形成されるロジック回路領域においても、ロジック回路設計に応じて、ロジック回路領域に、平面視形状の異なるSi柱が混在して形成することができる。これらのこのことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
また、第1実施形態において、Si柱6a~6fの底部に接続してN+層3aa、3ab、3ba、3bb、P+層4aa、4bbを形成した。N+層3aa、3ab、3ba、3bb、P+層4aa、4bb上面に金属、シリサイドなどの合金層を形成してもよい。また、Si柱6a~6fの底部の外周に例えばエピタキシャル結晶成長法により形成したドナー、またはアクセプタ不純物原子を含んだP+層、またはN+層を形成してSGTのソース、またはドレイン不純物領域を形成してもよい。この場合、エピタキシャル結晶成長法で形成されたN+層またはP+層に接したSi柱内部にN+層またはP+層が形成されていても、いなくてもよい。または、これらP+層、N+層に接して、そして伸延した金属層、または合金層を設けても良い。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
また、第1実施形態では、Si柱6a~6fの上下に、同じ極性の導電性を有するN+層3aa、3ab、3ba、3bb、P+層44b、44gとN+層32a、32c、32d、32f、P+層32b、32eを用いて、ソース、ドレインを構成するSGTについて説明したが、極性が異なるソース、ドレインを有するトンネル型SGTに対しても、本発明が適用できる。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
また、第1実施形態では、ゲートHfO2層23、ゲートTiN層24a、24b、24c、24dを形成した後に、N+層43a,43c,43d,43e、43f、44a、44c、44d、44e、44f、44h、P+層43b、43g、44b、44gを形成した。これに対し、N+層32a、32c、32d、32f、P+層32b、32eを形成した後に、ゲートHfO2層23、ゲートTiN層24a、24b、240c、24dを形成してもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
1: P層基板
2、2a、2b、2A、2B: N層
3、3aa、3ab、3ba、3bb、3Aa,3Ab、3Ba、3Bb、32a、32c、32d、32f、32A、32C、32D、32F、46a、46c、46d、46e、47a、47c、47d: N+
4a、4b、4aa、4bb、4Aa、4Ba,32b、32e、32B、32E、40b、46、46b、47b、47e: P+
6: i層
7、10、7a、7b、7c、7d、7e、7f、49a、49b、49c、49d、49e: マスク材料層
10a、10b、12aa、12ab、12ba、12bb、17a、17b: 帯状マスク材料層
19a、19b、19c、19d、19e、19f、19g、19h: 矩形状のマスク材料層
8: SiGe層
8a、8b: 帯状SiGe層
13a、13b、13c、16、27、27a、35a、35b、41: SiN層
9a、9b、13aa、13ab、13ba、13bb: 帯状SiN層
6a、6b、6c、6d、6e、6f、6A,6B,6C,6D,6E,6F Si柱
15、22、22a、25、25a、28a、28b、28c、28d、28e、28f、31a、31b31c、31d、31e、31f、37、38、39、40、49、50、51、52: SiO2
20a、20b、20c、20d、20e、20f、20g、20h: SiN柱
21a、21b、55a、55b: Si柱台
30a、30b、30c、30d、30e、30f、30A、30B、30C、30D,30E、30F、43、43A: 凹部
23、23a: HfO2
24a、24b、24c、24d、24A、24B、24C、24D: TiN層
33a、33b、33c、33d、33e、33f、34a、34b、48a、48b、48d、48、48f、50a、50b、50c、50d、50e: W層
29: Al 2 3
42: レジスト層
45: Si層
C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、C10、Ca、Cb,Cc,Cd,Ce、Cf,Cg,Ch: コンタクトホール
WL: ワード配線金属層
BL: ビット出力配線金属層
RBL: 反転ビット出力配線金属層
Vss1,Vss2: グランド配線金属層
Vdd、VDD: 電源配線金属層
XC1、XC2: 接続配線金属層

Claims (13)

  1. 基板に垂直方向に立った半導体柱と、前記半導体柱を囲んだゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層を囲んだゲート導体層を有する柱状半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体柱であって、且つその頂部に第1の材料層を有する第1の半導体柱と、前記第1の半導体柱に隣接して、前記半導体柱であって、且つその頂部に第2の材料層を有する第2の半導体柱と、を形成する工程と、
    前記ゲート導体層上面より上にあって、前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、の頂部外周部に、第1の層間絶縁層を形成する工程と、
    前記第1の層間絶縁層上にあって、且つ前記第1の半導体柱の頂部側面を囲んだ第3の材料層と、前記第2の半導体柱の頂部側面を囲んだ第4の材料層と、を形成する工程と、
    前記第3の材料層と、前記第4の材料層と、の側面に接した外周部に、第2の層間絶縁層を形成する工程と、
    前記第1の材料層と、前記第2の材料層と、前記第3の材料層と、前記第4の材料層と、を除去して、前記第1の半導体柱の頂部を囲んだ第1の凹部と、前記第2の半導体柱の頂部を囲んだ第2の凹部と、を形成する工程と、
    前記第1の半導体柱の頂部を囲み、且つ前記第1の凹部内に、第1の不純物層を形成する工程と、前記第2の半導体柱の頂部を囲み、且つ前記第2の凹部内に第2の不純物層を形成する工程と、
    前記第1の不純物層上にあり、且つ前記第1の凹部内に、第1の導体層を形成する工程と、前記第2の不純物層上にあり、且つ前記第2の凹部内に、第2の導体層を、形成する工程と、
    前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、を接続する第1の配線導体層を形成する工程とを有し、
    平面視において、前記第1の配線導体層の形成領域に、前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、は別の前記半導体柱が形成されていない、
    ことを特徴とする柱状半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、前記第2の層間絶縁層と、の上に、第3の層間絶縁層を形成する工程と、
    前記第3の層間絶縁層に、平面視において、前記第1の導体層の一部領域と、前記第2の導体層の一部領域と、に重なり、且つ接した第1の帯状コンタクトホールを形成する工程と、
    前記第1の帯状コンタクトホールを埋めて、前記第1の配線導体層を形成する工程を有し、
    平面視において、前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、の一部領域が前記第1の帯状コンタクトホールより外側に突き出ている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の柱状半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2の層間絶縁層を形成した後に、平面視において、前記第1の材料層と、前記第3の材料層と、の一部領域と、前記第2の材料層と、前記第4の材料層と、の一部領域と、に重なり、かつ繋がって空いた第1のマスク材料層を形成する工程と、
    前記第1のマスク材料層をマスクにして、前記第1の材料層と、前記第3の材料層と、前記第2の材料層と、前記第4の材料層と、前記第2の層間絶縁層と、をエッチングして、第3の凹部を形成する工程と、
    前記第3の凹部内にあって、前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、の形成と同時に、前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層とに繋がった第3の不純物層を形成する工程と、
    前記第1の不純物層と、第2の不純物層と、前記第3の不純物層と、の上にあって、且つ前記第3の凹部内に第3の導体層を形成する工程と、
    前記第3の導体層に、接続する前記第1の配線導体層を形成する工程、を有し、
    平面視において、前記第1の帯状コンタクトホールが、前記第3の導体層の内側にあり、且つ前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、前記第3の不純物層と、が同じ半導体材料層よりなる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の柱状半導体装置の製造方法。
  4. 前記第3の導体層が前記第1の配線導体層である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の柱状半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、をエピタキシャル結晶成長により形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の柱状半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1の凹部と、前記第2の凹部と、の底部面上に単結晶半導体薄膜層を形成する工程と、
    続けて、前記第1の凹部と、前記第2の凹部と、に前記第1不純物層と、前記第2の不純物層と、を形成する工程と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の柱状半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、にSRAM(Static Random Access Memory)セル回路の負荷用SGT(Surrounding Gate Transistor)が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の柱状半導体装置の製造方法。
  8. 基板上に垂直方向に立った第1の半導体柱と、
    前記第1の半導体柱に隣接して立った第2の半導体柱と、
    その上面位置が前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、の頂部上面より下方にあり、且つ前記第1の半導体柱と前記第2の半導体柱と、を囲んだゲート絶縁層と、
    前記ゲート絶縁層を囲んだゲート導体層と、
    前記ゲート導体層上にある第1の層間絶縁層と、
    前記第1の半導体柱頂部を覆い、且つ、平面視において、その外周が、前記第1の半導体柱の外周等幅に離れている第1の不純物層と、前記第2の半導体柱頂部を覆い、且つ、平面視において、その外周と等幅に離れている第2の不純物層と、
    前記第1の不純物層上にある第1の導体層と、前記第2の不純物層上にある第2の導体層と、
    前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、の外周部にある第2の層間絶縁層と、
    前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、前記第2の層間絶縁層と、の上にある第3の層間絶縁層と、
    前記第3の層間絶縁層に、平面視において、前記第1の導体層の一部領域と、前記第2の導体層の一部領域と、に重なり、且つ接した第1の帯状コンタクトホールと、
    前記第1の帯状コンタクトホールを埋めた、第1の配線導体層と、を有し、
    平面視において、前記第1の導体層と、前記第2の導体層と、の一部領域が前記第1の帯状コンタクトホールより外側に突き出ている、
    ことを特徴とする柱状半導体装置。
  9. 前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、同じ面上にあり、且つ前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層とに繋がった第3の不純物層と、
    前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、前記第3の不純物層と、の上にあり、且つ平面視において、前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、前記第3の不純物層と、同じ形状の第3の導体層と、
    前記第3の導体層に、接続する前記第1の配線導体層と、を有し、
    平面視において、前記第1の帯状コンタクトホールが、前記第3の導体層の内側にある、
    ことを特徴とする請求項8に記載の柱状半導体装置。
  10. 前記第3の導体層が前記第1の配線導体層である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の柱状半導体装置。
  11. 前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、はエピタキシャル結晶成長半導体材料層である、
    ことを特徴とする請求項8に記載の柱状半導体装置。
  12. 前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層の側面、及び底部に単結晶半導体薄膜層を、有する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の柱状半導体装置。
  13. 前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、にSRAM(Static Random Access Memory)セル回路の負荷用SGTSurrounding Gate Transistor)が設けられている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の柱状半導体装置。
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