JPWO2020196597A1 - 切削工具用ボディ、切削インサートおよび切削工具 - Google Patents

切削工具用ボディ、切削インサートおよび切削工具 Download PDF

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Abstract

切削工具用ボディは、前端面と、後端面と、外周面と、第1座面と、第2座面とを有している。後端面は、前端面と反対側にある。外周面は、前端面に連なる。第1座面は、前端面および外周面の各々に連なる。第2座面は、前端面に連なりかつ外周面よりも中心軸側に位置する。切削工具用ボディには、第1座面、第2座面および前端面の各々に連なるぬすみが設けられている。前端面から後端面に向かう方向から前端面を見た場合に、中心軸に平行な直線に対して垂直であってかつ第1座面に沿った方向におけるぬすみの長さは、第1座面に対して垂直な方向であってかつ第2座面とぬすみと前端面との接点を通る方向におけるぬすみの長さの3倍以上である。

Description

本開示は、切削工具用ボディ、切削インサートおよび切削工具に関する。本出願は、2019年3月27日に出願した日本特許出願である特願2019−060277号に基づく優先権を主張する。当該日本特許出願に記載された全ての記載内容は、参照によって本明細書に援用される。
特開平8−71830号公報(特許文献1)には、切削インサートを保持するインサートポケットが形成されたエンドミルが開示されている。当該エンドミルにおいては、インサートポケットの側壁面と底面との境界部分に縦凹溝が形成されている。
特開平8−141819号公報(特許文献2)には、転削工具に装着されるスローアウェイチップが開示されている。当該スローアウェイチップにおいては、底面側に斜めの面取りが形成されている。
特開平8−71830号公報 特開平8−141819号公報
本開示に係る切削工具用ボディは、前端面と、後端面と、外周面と、第1座面と、第2座面とを備えている。後端面は、前端面と反対側にある。外周面は、前端面に連なる。第1座面は、前端面および外周面の各々に連なる。第2座面は、前端面に連なりかつ外周面よりも中心軸側に位置する。切削工具用ボディには、第1座面、第2座面および前端面の各々に連なるぬすみが設けられている。前端面から後端面に向かう方向から前端面を見た場合に、中心軸に平行な直線に対して垂直であってかつ第1座面に沿った方向におけるぬすみの長さは、第1座面に対して垂直な方向であってかつ第2座面とぬすみと前端面との接点を通る方向におけるぬすみの長さの3倍以上である。
本開示に係る切削インサートは、上面と、底面と、側面とを備えている。底面は、上面と反対側にある。側面は、上面および底面の各々に連なる。上面と側面との稜線は、切れ刃を含む。側面は、底面に連なり、かつ底面に対して第1角度で傾斜している第1側面部と、第1側面部に連なり、かつ底面に対して第2角度で傾斜している第2側面部とを含む。第1角度は、第2角度よりも大きい。
本開示に係る切削工具は、ボディと、ボディに設けられた切削インサートとを備えている。ボディは、前端面と、前端面と反対側の後端面と、前端面に連なる外周面と、前端面および外周面の各々に連なる第1座面と、前端面に連なりかつ外周面よりも中心軸側に位置する第2座面とを含む。ボディには、第1座面、第2座面および前端面の各々に連なるぬすみが設けられている。前端面から後端面に向かう方向から前端面を見た場合に、中心軸に平行な直線に対して垂直であってかつ第1座面に沿った方向におけるぬすみの長さは、第1座面に対して垂直な方向であってかつ第2座面とぬすみと前端面との接点を通る方向におけるぬすみの長さの3倍以上である。切削インサートは、上面と、上面と反対側の底面と、上面および底面の各々に連なる側面とを含んでいる。上面と側面との稜線は、切れ刃を有している。側面は、底面に連なり、かつ底面に対して第1角度で傾斜している第1側面部と、第1側面部に連なり、かつ底面に対して第2角度で傾斜している第2側面部とを有している。第1角度は、第2角度よりも大きい。底面は、第1座面に対向し、かつ側面は、第2座面に対向する。
図1は、第1実施形態に係る切削工具用ボディの構成を示す斜視模式図である。 図2は、図1の領域IIの拡大斜視模式図である。 図3は、第1実施形態に係る切削工具用ボディの構成を示す正面模式図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿った断面模式図である。 図5は、図3のV−V線に沿った断面模式図である。 図6は、第2実施形態に係る切削工具用ボディの構成を示す斜視模式図である。 図7は、図6の領域VIIの拡大斜視模式図である。 図8は、第3実施形態に係る切削インサートの構成を示す斜視模式図である。 図9は、第3実施形態に係る切削インサートの構成を示す平面模式図である。 図10は、図9のX−X線に沿った断面模式図である。 図11は、図10の領域XIの拡大断面模式図である。 図12は、図11の変形図である。 図13は、図9のXIII−XIII線に沿った断面模式図である。 図14は、第4実施形態に係る切削インサートの構成を示す平面模式図である。 図15は、図14のXV−XV線に沿った断面模式図である。 図16は、図14のXVI−XVI線に沿った断面模式図である。 図17は、第5実施形態に係る切削工具の構成を示す斜視模式図である。
[本開示が解決しようとする課題]
しかしながら、切削工具用ボディ、切削インサートおよび切削工具においては、剛性をさらに向上することが求められている。
本開示の目的は、剛性を向上可能な切削工具用ボディ、切削インサートおよび切削工具を提供することである。
[本開示の効果]
本開示によれば、剛性を向上可能な切削工具用ボディ、切削インサートおよび切削工具を提供することができる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
(1)本開示に係る切削工具用ボディ100は、前端面1と、後端面2と、外周面3と、第1座面11と、第2座面12とを備えている。後端面2は、前端面1と反対側にある。外周面3は、前端面1に連なる。第1座面11は、前端面1および外周面3の各々に連なる。第2座面12は、前端面1に連なりかつ外周面3よりも中心軸A側に位置する。切削工具用ボディ100には、第1座面11、第2座面12および前端面1の各々に連なるぬすみ5が設けられている。前端面1から後端面2に向かう方向から前端面1を見た場合に、中心軸Aに平行な直線に対して垂直であってかつ第1座面11に沿った方向におけるぬすみ5の長さは、第1座面11に対して垂直な方向であってかつ第2座面12とぬすみ5と前端面1との接点を通る方向におけるぬすみ5の長さの3倍以上である。
上記(1)に係る切削工具用ボディ100によれば、ぬすみ5がボディ100の中心軸A側に向かって伸長するように形成されている。そのため、ぬすみ5がボディ100の周方向に向かって伸長するように形成されている場合と比較して、切削力の主応力の分布を剛性の高いボディ100の中心軸A側に向けることができる。結果として、ボディ100の剛性を高めることができる。
(2)上記(1)に係る切削工具用ボディ100において、ぬすみ5は、前端面1から後端面2に向かう方向におけるぬすみ5の深さが、切削工具用ボディ100の内側に向かうにつれて浅くなっている部分を有していてもよい。これにより、ぬすみ5の深さが切削工具用ボディ100の内側に向かうにつれて深くなっている場合と比較して、ボディ100の剛性を高めることができる。
(3)本開示に係る切削インサート200は、上面50と、底面60と、側面70とを備えている。底面60は、上面50と反対側にある。側面70は、上面50および底面60の各々に連なる。上面50と側面70との稜線80は、切れ刃を含む。側面70は、底面60に連なり、かつ底面60に対して第1角度で傾斜している第1側面部71と、第1側面部71に連なり、かつ底面60に対して第2角度で傾斜している第2側面部72とを含む。第1角度は、第2角度よりも大きい。
切削インサート200がボディ100に取り付けられる際に、締結ネジ400がインサート取付孔9に挿入されることで、切削インサート200がボディ100に押しつけられる。その際、インサート取付孔9と側面70との間の領域に応力がかかる。上記(3)に係る切削インサート200によれば、側面70は、底面60に連なり、かつ底面60に対して第1角度で傾斜している第1側面部71を含んでいる。これにより、側面70が第1側面部71を含んでいない場合と比較して、インサート取付孔9と側面70との間の領域の断面積が大きくなる。結果として、側面70が第1側面部71を含んでいない場合と比較して、切削インサート200の剛性を高めることができる。
(4)上記(3)に係る切削インサート200は、第1角度は、70°以上90°以下であってもよい。これにより、切削インサート200の剛性をさらに高めることができる。
(5)上記(3)または(4)に係る切削インサート200によれば、底面60に対して垂直な断面において、第1側面部71の高さは、0.1mm以上であり、かつ底面60と切れ刃との距離の1/3以下であってもよい。第1側面部71の高さを0.1mm以上とすることにより、切削インサート200の剛性を効果的に高めることができる。第1側面部71の高さを底面60と切れ刃との距離の1/3以下とすることにより、第2側面部72の面積を広く確保することができる。そのため、切削インサート200をボディ100に強固に取り付けることができる。
(6)上記(3)から(5)のいずれかに係る切削インサート200によれば、切れ刃は、さらい切刃部81と、主切刃部82とを有していてもよい。側面70は、さらい切刃部81に連なる第1領域74と、主切刃部82に連なる第2領域76とを有していてもよい。第1側面部71は、第2領域76に連なっていてもよい。通常、インサート取付孔9の中心軸を通り、かつ、第2領域76に略垂直な平面による切削インサート200の断面積を第1断面積とし、インサート取付孔9の中心軸を通り、かつ、第1領域74に略垂直な平面による切削インサート200の断面積を第2断面積とする場合、第1断面積は第2断面積よりも小さい。そのため、第2領域76近傍は、第1領域74近傍よりも、剛性が低い。剛性が低い第2領域76に連なるように第1側面部71を設けることで、インサート取付孔9の中心軸を通り、かつ、第2領域76に略垂直な平面による切削インサート200の断面積を第1断面積より大きくすることができるため、切削インサート200の剛性を効果的に高めることができる。
(7)上記(6)に係る切削インサート200によれば、側面70は、環状であり、第1側面部71は、側面70の全周囲に設けられていてもよい。これにより、切削インサート200の剛性を効果的に高めることができる。
(8)本開示に係る切削工具は、ボディ100と、ボディ100に設けられた切削インサート200とを備えている。ボディ100は、前端面1と、前端面1と反対側の後端面2と、前端面1に連なる外周面3と、前端面1および外周面3の各々に連なる第1座面11と、前端面1に連なりかつ外周面3よりも中心軸A側に位置する第2座面12とを含む。ボディ100には、第1座面11、第2座面12および前端面1の各々に連なるぬすみ5が設けられている。前端面1から後端面2に向かう方向から前端面1を見た場合に、中心軸Aに平行な直線に対して垂直であってかつ第1座面11に沿った方向におけるぬすみ5の長さは、第1座面11に対して垂直な方向であってかつ第2座面12とぬすみ5と前端面1との接点を通る方向におけるぬすみ5の長さの3倍以上である。切削インサート200は、上面50と、上面50と反対側の底面60と、上面50および底面60の各々に連なる側面70とを含んでいる。上面50と側面70との稜線80は、切れ刃を有している。側面70は、底面60に連なり、かつ底面60に対して第1角度で傾斜している第1側面部71と、第1側面部71に連なり、かつ底面60に対して第2角度で傾斜している第2側面部72とを有している。第1角度は、第2角度よりも大きい。底面60は、第1座面11に対向し、かつ側面70は、第2座面12に対向する。
上記(8)に係る切削工具のボディ100によれば、ぬすみ5がボディ100の中心軸A側に向かって伸長するように形成されている。そのため、ぬすみ5がボディ100の周方向に向かって伸長するように形成されている場合と比較して、切削力の主応力の分布を剛性の高いボディ100の中心軸A側に向けることができる。結果として、ボディ100の剛性を高めることができる。
上記(8)に係る切削工具の切削インサート200によれば、側面70は、底面60に連なり、かつ底面60に対して第1角度で傾斜している第1側面部71を含んでいる。これにより、側面70が第1側面部71を含んでいない場合と比較して、インサート取付孔9と側面70との間の領域の断面積が大きくなる。結果として、側面70が第1側面部71を含んでいない場合と比較して、切削インサート200の剛性を高めることができる。
(9)上記(8)に係る切削工具によれば、ぬすみ5は、前端面1から後端面2に向かう方向におけるぬすみ5の深さが、ボディ100の内側に向かうにつれて浅くなっている部分を有していてもよい。これにより、ぬすみ5の深さが切削工具用ボディ100の内側に向かうにつれて深くなっている場合と比較して、ボディ100の剛性を高めることができる。
(10)上記(8)または(9)に係る切削工具によれば、第1角度は、70°以上90°以下であってもよい。これにより、切削インサート200の剛性をさらに高めることができる。
(11)上記(8)から(10)のいずれかに係る切削工具によれば、底面60に対して垂直な断面において、第1側面部71の高さは、0.1mm以上であり、かつ底面60と切れ刃との距離の1/3以下であってもよい。第1側面部71の高さを0.1mm以上とすることにより、切削インサート200の剛性を効果的に高めることができる。第1側面部71の高さを底面60と切れ刃との距離の1/3以下とすることにより、第2側面部72の面積を広く確保することができる。そのため、切削インサート200をボディ100に強固に取り付けることができる。
(12)上記(8)から(11)のいずれかに係る切削工具によれば、切れ刃は、さらい切刃部81と、主切刃部82とを有していてもよい。側面70は、さらい切刃部81に連なる第1領域74と、主切刃部82に連なる第2領域76とを有していてもよい。第1側面部71は、第2領域76に連なっていてもよい。通常、インサート取付孔9の中心軸を通り、かつ、第2領域76に略垂直な平面による切削インサート200の断面積を第1断面積とし、インサート取付孔9の中心軸を通り、かつ、第1領域74に略垂直な平面による切削インサート200の断面積を第2断面積とする場合、第1断面積は第2断面積よりも小さい。そのため、第2領域76近傍は、第1領域74近傍よりも、剛性が低い。剛性が低い第2領域76に連なるように第1側面部71を設けることで、インサート取付孔9の中心軸を通り、かつ、第2領域76に略垂直な平面による切削インサート200の断面積を第1断面積より大きくすることができるため、切削インサート200の剛性を効果的に高めることができる。
(13)上記(8)から(12)のいずれかに係る切削工具によれば、側面70は、環状であってもよい。第1側面部71は、側面70の全周囲に設けられていてもよい。これにより、切削インサート200の剛性を効果的に高めることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
次に、図面に基づいて本開示の実施の形態の詳細について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る切削工具用ボディ100の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る切削工具用ボディ100の構成を示す斜視模式図である。第1実施形態に係る切削工具用ボディ100は、たとえばエンドミル用のボディ100である。切削工具用ボディ100は、中心軸Aの周りを回転可能に構成されている。図1に示されるように、切削工具用ボディ100は、前端面1と、後端面2と、シャンク部4と、外周面3と、第1座面11と、第2座面12と、第3座面13とを主に有している。後端面2は、前端面1と反対側にある。前端面1は、中心軸Aの一方側に位置する。後端面2は、軸線の他方側に位置する。シャンク部4は、主軸(図示せず)に取り付けられる部分である。
外周面3は、前端面1に連なる。第1座面11は、前端面1および外周面3の各々に連なる。第2座面12は、前端面1に連なる。第2座面12は、外周面3よりも中心軸A側に位置している。第2座面12は、外周面3から離間している。中心軸Aに対して垂直な方向(径方向)において、第1座面11は、外周面3と、第2座面12との間に位置している。第3座面13は、外周面3および第1座面11に連なっている。中心軸Aに平行な方向において、第3座面13は、前端面1と、後端面2との間に位置している。中心軸Aに平行な方向において、第1座面11および第2座面12の各々は、第3座面13と、前端面1との間に位置している。
切削工具用ボディ100には、座繰り部10と、切屑排出溝15と、第1ぬすみ5と、第2ぬすみ6が設けられている。座繰り部10は、後述する切削インサート200が配置される場所である。座繰り部10は、第1座面11と、第2座面12と、第3座面13とにより形成される。第1座面11には、締結部取付孔14が設けられる。締結部取付孔14には、締結ネジ400(図17参照)が挿入される。切屑排出溝15は、座繰り部10に連なっている。座繰り部10は、前端面1と外周面3との境界に設けられている。切屑排出溝15は、座繰り部10に対して後端面2側に設けられている。別の観点から言えば、座繰り部10は、切屑排出溝15と、前端面1との間に位置している。切屑排出溝15には、クーラント排出孔16が設けられている。なお、第1実施形態に係る切削工具用ボディ100に設けられた座繰り部10の数は、たとえば3であるが、3に限定される訳ではない。
図2は、図1の領域IIの拡大斜視模式図である。第1ぬすみ5は、第1座面11、第2座面12および前端面1の各々に連なっている。第1ぬすみ5は、前端面1側に開口する凹部である。第1ぬすみ5は、第3座面13から離間している。第2ぬすみ6は、第1ぬすみ5に連なっている。第2ぬすみ6は、第1ぬすみ5に対して後端面2側に位置している。別の観点から言えば、第1ぬすみ5は、第2ぬすみ6と、前端面1との間に位置している。第2ぬすみ6は、第1座面11、第2座面12および第3座面13の各々に連なっている。第2ぬすみ6は、前端面1から離間している。
図3は、第1実施形態に係る切削工具用ボディ100の構成を示す正面模式図である。
図3に示されるように、前端面1から後端面2に向かう方向から見て、第1ぬすみ5は、第1座面11に沿った方向に延在している。第1ぬすみ5は、第1座面11よりも内側に位置している。別の観点から言えば、径方向において、第1ぬすみ5は、第1座面11と中心軸Aとの間に位置している。第1座面11は、外周面3と第1ぬすみ5との間に位置している。
図4は、図3のIV−IV線に沿った断面模式図である。図4は、第1座面11に沿った平面においてボディ100を切断した端面図である。図4に示されるように、第1ぬすみ5は、開口端91と、第1底部93と、第2底部94、境界部92とを有する。第1底部93は、第2ぬすみ6よりも外側に位置している。第2底部94は、第2ぬすみ6よりも内側に位置している。第2ぬすみ6は、第1底部93と、第2底部94との間に位置している。境界部92は、第1ぬすみ5と、第2ぬすみ6との境界である。
図4に示されるように、断面視において、開口端91は、後端面2側にくぼむように湾曲していてもよい。境界部92は、前端面1側に突出するように湾曲していてもよい。図4に示されるように、中心軸Aに平行な直線に対して垂直であってかつ第1座面11に沿った方向において、第1ぬすみ5の長さ(第1長さL1)は、たとえば0.6mm以上20.0mm以下である。
図4に示されるように、中心軸Aに平行な方向において、第1底部93と開口端91との境界(第1境界95)は、第2底部94と開口端91との境界(第2境界96)に対して前方に位置していてもよい。前方とは、後端面2から前端面1に向かう方向である。中心軸Aに平行な直線に対して垂直であってかつ第1座面11に沿った方向において、第1長さL1は、第1境界95と第2境界96との間の距離である。図4に示されるように、中心軸Aに平行な方向において、第1底部93と境界部92との境界(第3境界97)は、第2底部94と境界部92との境界(第4境界98)に対して後方に位置していてもよい。後方とは、前端面1から後端面2に向かう方向である。
図4に示されるように、第1ぬすみ5は、前端面1から後端面2に向かう方向における第1ぬすみ5の深さが、切削工具用ボディ100の内側に向かうにつれて浅くなっている部分(第2底部94)を有していてもよい。別の観点から言えば、中心軸Aに平行な方向における開口端91と第2底部94との距離は、切削工具用ボディ100の内側に向かうにつれて短くなっていてもよい。同様に、第1ぬすみ5は、前端面1から後端面2に向かう方向における第1ぬすみ5の深さが、切削工具用ボディ100の外側に向かうにつれて浅くなっている部分(第1底部93)を有していてもよい。別の観点から言えば、中心軸Aに平行な方向における開口端91と第1底部93との距離は、切削工具用ボディ100の外側に向かうにつれて短くなっていてもよい。
図5は、図3のV−V線に沿った断面模式図である。図5は、第1座面11に対して垂直な方向であってかつ第2座面12と第1ぬすみ5と前端面1との接点17を通る平面においてボディ100を切断した端面図である。図5に示されるように、第1座面11に対して垂直な方向における第1ぬすみ5の長さ(第2長さL2)は、たとえば0.2mm以上4.0mm以下である。第1長さL1は、第2長さL2の3倍以上である。第1長さL1は、第2長さL2の4倍以上であってもよいし、5倍以上であってもよい。第1長さL1は、第2長さL2の20倍以下であってもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る切削工具用ボディ100の構成について説明する。図6は、第2実施形態に係る切削工具用ボディ100の構成を示す斜視模式図である。図7は、図6の領域VIIの拡大斜視模式図である。第2実施形態に係る切削工具用ボディ100は、たとえばフライスカッター用のボディ100である。
図6および図7に示されるように、切削工具用ボディ100は、前端面1と、後端面2と、外周部4と、外周面3と、内周面7と、第1座面11と、第2座面12と、第3座面13とを主に有している。切削工具用ボディ100には、中心軸Aに沿って貫通孔8が設けられている。貫通孔8は、内周面7により形成される。内周面7は、外周面3の内側に位置している。内周面7は、中心軸Aを取り囲んでいる。内周面7は、径方向において、中心軸Aと外周面3との間に位置している。第1実施形態に係る切削工具用ボディ100に設けられた第1ぬすみ5は、第2実施形態に係る切削工具用ボディ100にも適用可能である。
第2実施形態に係る切削工具用ボディ100に設けられた第1ぬすみ5の構成は、第1実施形態に係る切削工具用ボディ100に設けられた第1ぬすみ5の構成とほぼ同様である。そのため、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は省略する。第2実施形態に係る切削工具用ボディ100に設けられた座繰り部10の数は、たとえば7であるが、7に限定される訳ではない。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る切削インサート200の構成について説明する。図8は、第3実施形態に係る切削インサート200の構成を示す斜視模式図である。
図8に示されるように、切削インサート200は、上面50と、底面60と、側面70とを主に有している。底面60は、上面50と反対側にある。底面60は、平坦面である。側面70は、上面50および底面60の各々に連なる。側面70は、環状である。切削インサート200には、インサート取付孔9が設けられている。インサート取付孔9は、上面50および底面60の各々に開口する貫通孔である。
上面50と側面70との稜線80は、切れ刃を含む。切れ刃は、主切刃部82と、ノーズ切刃部83と、さらい切刃部81と、副切刃部84とを含む。側面70は、第1側面部71と、第1領域74と、第2領域76と、第3領域73とを有する。第1側面部71は、底面60に連なる。第1領域74は、さらい切刃部81および副切刃部84の各々に連なる。第2領域76は、主切刃部82に連なる。第2領域76は、第2側面部72と、第3側面部75とを有する。第3領域73は、ノーズ切刃部83に連なる。
第2側面部72は、第1側面部71と第3側面部75との間に位置している。第2側面部72は、たとえば第1側面部71、第3側面部75および第3領域73の各々に連なっている。第3領域73は、第1領域74と、第2領域76との間に位置している。第3領域73は、第1領域74および第2領域76の各々に連なっている。第3領域73は、第1領域74と、第2側面部72との間に位置している。第3領域73は、第1領域74と、第3側面部75との間に位置している。
図9は、第3実施形態に係る切削インサート200の構成を示す平面模式図である。図9は、底面60に対して垂直な方向から上面50を見た図である。さらい切刃部81および主切刃部82は、たとえば曲線状である。副切刃部84は、たとえば直線状である。副切刃部84は、曲線状であってもよい。図9に示されるように、底面60に対して垂直な方向に見た場合、さらい切刃部81、主切刃部82および副切刃部84の各々は、直線状であってもよい。ノーズ切刃部83は、曲線状である。主切刃部82は、ノーズ切刃部83の一端に連なっている。さらい切刃部81は、ノーズ切刃部83の他端に連なっている。ノーズ切刃部83は、主切刃部82と、さらい切刃部81との間に位置している。
さらい切刃部81の一端は、ノーズ切刃部83に連なっている。さらい切刃部81の他端は、副切刃部84に連なっている。底面60に対して垂直な方向から見て、切削インサート100は、長手方向102と、短手方向101とに沿って延在している。主切刃部82は、長手方向102に沿って延在している。さらい切刃部81は、短手方向101に沿って延在している。主切刃部82の延在方向は、さらい切刃部81の延在方向に対してほぼ90°の角度で傾斜している。副切刃部84は、さらい切刃部81に対してインサート取付孔9側に傾斜している。副切刃部84の延在方向は、さらい切刃部81の延在方向に対して0°より大きく90°よりも小さい角度で傾斜している。副切刃部84は、長手方向102および短手方向101の各々に対して傾斜している。
上面50は、第1すくい面51と、第2すくい面52と、第3すくい面53と、第4すくい面54と、中央平坦部55とを有している。第1すくい面51は、さらい切刃部81に連なっている。第1すくい面51は、第1ランド部41と、第1すくい面部31とを有している。第1ランド部41は、さらい切刃部81に連なっている。第1すくい面部31は、第1ランド部41に連なっている。底面60に対して垂直な方向から見て、第1ランド部41は、第1すくい面部31と、さらい切刃部81との間に位置している。
第2すくい面52は、主切刃部82に連なっている。第2すくい面52は、第2ランド部42と、第2すくい面部32とを有している。第2ランド部42は、主切刃部82に連なっている。第2すくい面部32は、第2ランド部42に連なっている。底面60に対して垂直な方向から見て、第2ランド部42は、第2すくい面部32と、主切刃部82との間に位置している。
第3すくい面53は、ノーズ切刃部83に連なっている。第3すくい面53は、第3ランド部43と、第3すくい面部33とを有している。第3ランド部43は、ノーズ切刃部83に連なっている。第3すくい面部33は、第3ランド部43に連なっている。底面60に対して垂直な方向から見て、第3ランド部43は、第3すくい面部33と、ノーズ切刃部83との間に位置している。
第4すくい面54は、副切刃部84に連なっている。第4すくい面54は、第4ランド部44と、第4すくい面部34とを有している。第4ランド部44は、副切刃部84に連なっている。第4すくい面部34は、第4ランド部44に連なっている。底面60に対して垂直な方向から見て、第4ランド部44は、第4すくい面部34と、副切刃部84との間に位置している。
中央平坦部55は、インサート取付孔9に連なっている。底面60に対して垂直な方向から見て、中央平坦部55は、第1すくい面51、第2すくい面52、第3すくい面53および第4すくい面54の各々と、インサート取付孔9との間に位置する。中央平坦部55には、たとえば4つの凹部61が設けられている。図4に示されるように、底面60に対して垂直な方向から見て、凹部は、第1すくい面51とインサート取付孔9との間と、第4すくい面54とインサート取付孔9との間とに設けられている。
図10は、図9のX−X線に沿った断面模式図である。図10は、底面60に対して垂直であって、インサート取付孔9と交差し、かつ主切刃部82に対して垂直な切断面である。
図10に示されるように、第2領域76は、第2側面部72と、第3側面部75とを有している。第3側面部75は、主切刃部82に連なっている。第3側面部75は、底面60に対して垂直な平面に対してインサート取付孔9側に傾斜している。第2側面部72は、第3側面部75に連なっている。第2側面部72は、底面60に対して垂直な平面に対して傾斜している。底面60に対する第2側面部72の傾斜角(第2角度θ2)は、底面60に対する第3側面部75の傾斜角(第3角度θ3)よりも小さい。第1側面部71は、第2領域76の第2側面部72に連なっている。第1側面部71は、第2側面部72と、底面60との間に位置している。第2すくい面部32は、第2ランド部42に対して底面60側に傾斜している。
図11は、図10の領域XIの拡大断面模式図である。図11に示されるように、第1側面部71は、底面60に対して第1角度θ1で傾斜している。第1角度θ1は、たとえば90°である。図12は、図11の変形図である。図12に示されるように、第1角度θ1は、たとえば90°未満であってもよい。つまり、第1角度θ1は、たとえば70°以上90°以下である。第1角度θ1は、たとえば75°以上90°以下であってもよいし、たとえば80°以上90°以下であってもよい。第2側面部72は、底面60に対して第2角度θ2で傾斜している。第1角度θ1は、第2角度θ2よりも大きい。
図11および図12に示されるように、底面60に対して垂直な断面において、第1側面部71の高さ(第1高さH1)は、0.1mm以上である。第1高さH1は、0.2mm以上であってもよいし、0.3mm以上であってもよい。底面60に対して垂直な断面において、第1高さH1は、底面60と切れ刃との距離(第1距離D1)の1/3以下であってもよい。底面60に対して垂直な断面において、第1高さH1は、第1距離D1の1/4以下であってもよいし、第1距離D1の1/5以下であってもよい。
図13は、図9のXIII−XIII線に沿った断面模式図である。図13は、底面60に対して垂直であって、インサート取付孔9と交差し、かつ副切刃部84に対して垂直な切断面である。
図13に示されるように、第1すくい面部31は、第1ランド部41に対して底面60側に傾斜している。第1領域74は、さらい切刃部81に連なっている。第1領域74は、副切刃部84に連なっていてもよい。第1領域74は、底面60に対して垂直な平面に対してインサート取付孔9側に傾斜している。第1領域74は、底面60に連なっていてもよい。別の観点から言えば、第1側面部71は、第2領域76側に設けられているが、第1領域74側には設けられていなくてもよい。さらに別の観点から言えば、第1側面部71は、切削インサート200の長手方向102に沿って設けられており、切削インサート200の短手方向101に沿っては設けられていなくてもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る切削インサート200の構成について説明する。第4実施形態に係る切削インサート200は、第1側面部71が側面70の全周囲に設けられている構成において、第3実施形態に係る切削インサート200と異なっており、その他の構成については、第3実施形態に係る切削インサート200と同様である。以下、第3実施形態に係る切削インサート200と異なる構成について説明する。
図14は、第4実施形態に係る切削インサート200の構成を示す平面模式図である。図15は、図14のXV−XV線に沿った断面模式図である。図15は、底面60に対して垂直であって、インサート取付孔9と交差し、かつ主切刃部82に対して垂直な切断面である。図16は、図14のXVI−XVI線に沿った断面模式図である。図16は、底面60に対して垂直であって、インサート取付孔9と交差し、かつ副切刃部84に対して垂直な切断面である。
第4実施形態に係る切削インサート200によれば、第1側面部71は、側面70の全周囲に設けられている。図15に示されるように、第2領域76は、第2側面部72と、第3側面部75とを有している。第3側面部75は、主切刃部82に連なっている。第3側面部75は、底面60に対して垂直な平面に対してインサート取付孔9側に傾斜している。第2側面部72は、第3側面部75に連なっている。第2側面部72は、底面60に対して垂直な平面に対して傾斜している。底面60に対する第2側面部72の傾斜角(第2角度θ2)は、底面60に対する第3側面部75の傾斜角(第3角度θ3)よりも小さい。第1側面部71は、第2領域76の第2側面部72に連なっている。第1側面部71は、第2側面部72と、底面60との間に位置している。
図16に示されるように、側面70は、第1領域74と、第1側面部71とを有している。第1側面部71は、第1領域74に連なっている。第1側面部71は、底面60に連なっている。第1側面部71は、第1領域74と、底面60との間に位置している。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る切削工具300の構成について説明する。図17は、第5実施形態に係る切削工具300の構成を示す斜視模式図である。図17に示されるように、第5実施形態に係る切削工具300は、第1実施形態または第2実施形態に係るボディ100と、第3実施形態または第4実施形態に係る切削インサート200と、締結ネジ400とを主に有している。
ボディ100は、前端面1と、後端面2と、外周面3と、第1座面11と、第2座面12とを有している。後端面2は、前端面1と反対側にある。外周面3は、前端面1に連なっている。第1座面11は、前端面1および外周面3の各々に連なっている。第2座面12は、前端面1に連なりかつ外周面3よりも中心軸A側に位置している。ボディ100には、第1座面11、第2座面12および前端面1の各々に連なるぬすみ5が設けられている。中心軸Aに対して垂直であってかつ第1座面11に沿った方向におけるぬすみ5の長さは、第1座面11に対して垂直な方向であってかつ第2座面12とぬすみ5と前端面1との接点を通る方向におけるぬすみ5の長さの3倍以上である。
切削インサート200は、上面50と、底面60と、側面70とを有している。底面60は、上面50と反対側にある。側面70は、上面50および底面60の各々に連なっている。上面50と側面70との稜線80は、切れ刃を有している。側面70は、底面60に連なっている。側面70は、第1側面部71と、第2側面部72とを有している。第1側面部71は、底面60に対して第1角度θ1で傾斜している。第2側面部72は、第1側面部71に連なっている。第2側面部72は、底面60に対して第2角度θ2で傾斜している。第1角度θ1は、第2角度θ2よりも大きい。
切削インサート200は、ボディ100に設けられている。切削インサート200は、締結ネジ400を用いてボディ100に固定されている。切削インサート200の底面60は、ボディ100の第1座面11に対向している。切削インサート200の底面60は、ボディ100の第1座面11に接している。切削インサート200の側面70は、ボディ100の第2座面12に対向している。具体的には、一対の第2領域76の内の一方は、ボディ100の第2座面12に対向している。一対の第2領域76の内の他方は、ボディ100外周面3側に露出している。一対の第1領域74の内の一方は、ボディ100の第3座面13に対向している。一対の第1領域74の内の他方は、ボディ100の前端面1側に露出している。
次に、上記実施形態に係る切削工具300用ボディ100、切削インサート200および切削工具300の作用効果について説明する。
上記実施形態に係る切削工具300用ボディ100および当該切削工具300用ボディ100を有する切削工具300によれば、ぬすみ5がボディ100の中心軸A側に向かって伸長するように形成されている。そのため、ぬすみ5がボディ100の周方向に向かって伸長するように形成されている場合と比較して、切削力の主応力の分布を剛性の高いボディ100の中心軸A側に向けることができる。結果として、ボディ100の剛性を高めることができる。
また上記実施形態に係る切削工具300用ボディ100および当該切削工具300用ボディ100を有する切削工具300によれば、ぬすみ5は、前端面1から後端面2に向かう方向におけるぬすみ5の深さが、切削工具300用ボディ100の内側に向かうにつれて浅くなっている部分を有していてもよい。これにより、ぬすみ5の深さが切削工具300用ボディ100の内側に向かうにつれて深くなっている場合と比較して、ボディ100の剛性を高めることができる。
上記実施形態に係る切削インサート200および当該切削インサート200を有する切削工具300によれば、底面60は、上面50と反対側にある。側面70は、上面50および底面60の各々に連なる。上面50と側面70との稜線80は、切れ刃を含む。側面70は、底面60に連なり、かつ底面60に対して第1角度θ1で傾斜している第1側面部71と、第1側面部71に連なり、かつ底面60に対して第2角度θ2で傾斜している第2側面部72とを含む。第1角度θ1は、第2角度θ2よりも大きい。
切削インサート200がボディ100に取り付けられる際に、締結ネジ400がインサート取付孔9に挿入されることで、切削インサート200がボディ100に押しつけられる。その際、インサート取付孔9と側面70との間の領域に応力がかかる。上記実施形態に係る切削インサート200および当該切削インサート200を有する切削工具300によれば、側面70は、底面60に連なり、かつ底面60に対して第1角度θ1で傾斜している第1側面部71と、底面60に対して第2角度θ2で傾斜している第2側面部72とを含んでおり、かつ第1角度θ1は第2角度θ2よりも大きい。これにより、第1角度θ1が第2角度θ2以下の場合と比較して、インサート取付孔9と側面70との間の領域の断面積が大きくなる。そのため、切削インサート200の剛性を高めることができる。
また上記実施形態に係る切削インサート200および当該切削インサート200を有する切削工具300によれば、第1角度θ1は、70°以上90°以下であってもよい。これにより、切削インサート200の剛性をさらに高めることができる。
さらに上記実施形態に係る切削インサート200および当該切削インサート200を有する切削工具300によれば、底面60に対して垂直な断面において、第1側面部71の高さは、0.1mm以上であり、かつ底面60と切れ刃との距離の1/3以下であってもよい。第1側面部71の高さを0.1mm以上とすることにより、切削インサート200の剛性を効果的に高めることができる。第1側面部71の高さを底面60と切れ刃との距離の1/3以下とすることにより、第2側面部72の面積を広く確保することができる。そのため、切削インサート200をボディ100に強固に取り付けることができる。
さらに上記実施形態に係る切削インサート200および当該切削インサート200を有する切削工具300によれば、切れ刃は、さらい切刃部81と、主切刃部82とを有していてもよい。側面70は、さらい切刃部81に連なる第1領域74と、主切刃部82に連なる第2領域76とを有していてもよい。第1側面部71は、第2領域76に連なっていてもよい。通常、第2領域76は、第1領域74よりも断面積が小さく、剛性が低い。剛性が低い第1領域74に第1側面部71を設けることで、切削インサート200の剛性を効果的に高めることができる。
さらに上記実施形態に係る切削インサート200および当該切削インサート200を有する切削工具300によれば、側面70は、環状であり、第1側面部71は、側面70の全周囲に設けられていてもよい。これにより、切削インサート200の剛性をさらに高めることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 前端面、2 後端面、3 外周面、4 シャンク部、外周部、5 第1ぬすみ、6 第2ぬすみ、7 内周面、8 貫通孔、9 インサート取付孔、10 座繰り部、11 第1座面、12 第2座面、13 第3座面、14 締結部取付孔、15 切屑排出溝、16 クーラント排出孔、17 接点、31 第1すくい面部、32 第2すくい面部、33 第3すくい面部、34 第4すくい面部、41 第1ランド部、42 第2ランド部、43 第3ランド部、44 第4ランド部、50 上面、51 第1すくい面、52 第2すくい面、53 第3すくい面、54 第4すくい面、55 中央平坦部、60 底面、61 凹部、70 側面、71 第1側面部、72 第2側面部、73 第3領域、74 第1領域、75 第3側面部、76 第2領域、80 稜線、81 さらい切刃部、82 主切刃部、83 ノーズ切刃部、84 副切刃部、91 開口端、92 境界部、93 第1底部、94 第2底部、95 第1境界、96 第2境界、97 第3境界、98 第4境界、100 切削工具用ボディ(ボディ)、101 短手方向、102 長手方向、200 切削インサート、300 切削工具、400 締結ネジ、A 中心軸、D1 第1距離、H1 第1高さ、L1 第1長さ、L2 第2長さ、θ1 第1角度、θ2 第2角度、θ3 第3角度。

Claims (13)

  1. 前端面と、
    前記前端面と反対側の後端面と、
    前記前端面に連なる外周面と、
    前記前端面および前記外周面の各々に連なる第1座面と、
    前記前端面に連なりかつ前記外周面よりも中心軸側に位置する第2座面とを備えた切削工具用ボディであって、
    前記切削工具用ボディには、前記第1座面、前記第2座面および前記前端面の各々に連なるぬすみが設けられており、
    前記前端面から前記後端面に向かう方向から前記前端面を見た場合に、
    前記中心軸に平行な直線に対して垂直であってかつ前記第1座面に沿った方向における前記ぬすみの長さは、前記第1座面に対して垂直な方向であってかつ前記第2座面と前記ぬすみと前記前端面との接点を通る方向における前記ぬすみの長さの3倍以上である、切削工具用ボディ。
  2. 前記ぬすみは、前記前端面から前記後端面に向かう方向における前記ぬすみの深さが、前記切削工具用ボディの内側に向かうにつれて浅くなっている部分を有している、請求項1に記載の切削工具用ボディ。
  3. 上面と、
    前記上面と反対側の底面と、
    前記上面および前記底面の各々に連なる側面とを備え、
    前記上面と前記側面との稜線は、切れ刃を含み、
    前記側面は、
    前記底面に連なり、かつ前記底面に対して第1角度で傾斜している第1側面部と、
    前記第1側面部に連なり、かつ前記底面に対して第2角度で傾斜している第2側面部とを含み、
    前記第1角度は、前記第2角度よりも大きい、切削インサート。
  4. 前記第1角度は、70°以上90°以下である、請求項3に記載の切削インサート。
  5. 前記底面に対して垂直な断面において、前記第1側面部の高さは、0.1mm以上であり、かつ前記底面と前記切れ刃との距離の1/3以下である、請求項3または請求項4に記載の切削インサート。
  6. 前記切れ刃は、さらい切刃部と、主切刃部とを有し、
    前記側面は、前記さらい切刃部に連なる第1領域と、前記主切刃部に連なる第2領域とを有し、
    前記第1側面部は、前記第2領域に連なっている、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の切削インサート。
  7. 前記側面は、環状であり、
    前記第1側面部は、前記側面の全周囲に設けられている、請求項6に記載の切削インサート。
  8. ボディと、
    前記ボディに設けられた切削インサートとを備え、
    前記ボディは、
    前端面と、
    前記前端面と反対側の後端面と、
    前記前端面に連なる外周面と、
    前記前端面および前記外周面の各々に連なる第1座面と、
    前記前端面に連なりかつ前記外周面よりも中心軸側に位置する第2座面とを含み、
    前記ボディには、前記第1座面、前記第2座面および前記前端面の各々に連なるぬすみが設けられており、
    前記前端面から前記後端面に向かう方向から前記前端面を見た場合に、
    前記中心軸に平行な直線に対して垂直であってかつ前記第1座面に沿った方向における前記ぬすみの長さは、前記第1座面に対して垂直な方向であってかつ前記第2座面と前記ぬすみと前記前端面との接点を通る方向における前記ぬすみの長さの3倍以上であり、
    前記切削インサートは、
    上面と、
    前記上面と反対側の底面と、
    前記上面および前記底面の各々に連なる側面とを含み、
    前記上面と前記側面との稜線は、切れ刃を有し、
    前記側面は、
    前記底面に連なり、かつ前記底面に対して第1角度で傾斜している第1側面部と、
    前記第1側面部に連なり、かつ前記底面に対して第2角度で傾斜している第2側面部とを有し、
    前記第1角度は、前記第2角度よりも大きく、
    前記底面は、前記第1座面に対向し、かつ前記側面は、前記第2座面に対向する、切削工具。
  9. 前記ぬすみは、前記前端面から前記後端面に向かう方向における前記ぬすみの深さが、前記ボディの内側に向かうにつれて浅くなっている部分を有している、請求項8に記載の切削工具。
  10. 前記第1角度は、70°以上90°以下である、請求項8または請求項9に記載の切削工具。
  11. 前記底面に対して垂直な断面において、前記第1側面部の高さは、0.1mm以上であり、かつ前記底面と前記切れ刃との距離の1/3以下である、請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の切削工具。
  12. 前記切れ刃は、さらい切刃部と、主切刃部とを有し、
    前記側面は、前記さらい切刃部に連なる第1領域と、前記主切刃部に連なる第2領域とを有し、
    前記第1側面部は、前記第2領域に連なっている、請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の切削工具。
  13. 前記側面は、環状であり、
    前記第1側面部は、前記側面の全周囲に設けられている、請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の切削工具。
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