JPWO2020123145A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. レイアップの圧縮成形によって繊維複合部品を製造するための方法であって、
   レイアップを形成するステップであって、前記レイアップは複数の繊維束ベースプリフォームからなり、前記複数の繊維束ベースプリフォームのそれぞれは、ポリマー樹脂を含侵させた一又は複数の繊維束からなり、各束内で、前記繊維は連続的かつ共配向である、ステップと、
   型キャビティにおいて圧縮成形によって前記レイアップを統合するステップと、
   統合されたレイアップを冷却することによって繊維複合部品を得るステップと、を備える方法。
2. 前記複数の繊維束ベースプリフォームの少なくとも一部は、個別に選択され、非直線状、平面状、非平面状、開形、および閉形からなる群からの特性によって定義される、形状を有する、請求項１に記載の方法。
3. 前記形状は、第１の屈曲部と第２の屈曲部とを含む、請求項２に記載の方法。
4. 前記第１の屈曲部と前記第２の屈曲部は、互いに対して面外であり、したがって、前記形状を有する前記少なくとも一部の繊維束ベースプリフォームは非平面状と特徴付けられる、請求項３に記載の方法。
5. 前記第１の屈曲部と前記第２の屈曲部は互いに直交する、請求項４に記載の方法。
6. 前記複数の繊維束ベースプリフォームの少なくとも一部は、繊維タイプ、繊維体積分率、及び繊維分布からなる群から選択された少なくとも１つの特性が互いに異なる、請求項１に記載の方法。
7. 前記複数の繊維束ベースプリフォームの一部のポリマー樹脂は、前記繊維束ベースプリフォームの別の一部のポリマー樹脂と異なる、請求項１に記載の方法。
8. 前記複数の繊維ベースプリフォームの一部は、前記繊維ベースプリフォームの別の一部とは異なる形状を有する、請求項１に記載の方法。
9. 前記レイアップを形成するステップが、
   前記複数の繊維束ベースプリフォームの第１の１つを前記レイアップに配置し、そこからの繊維が前記繊維複合部品の第１の体積領域を占有する、ステップと、
   前記複数の繊維束ベースプリフォームの第２の１つを前記レイアップに配置し、そこからの繊維が前記繊維複合部品の第２の体積領域を占有する、ステップと、
   を含み、
   （ａ）前記第１の体積領域は、第１の部分を有する第１の区間を含み、前記第１の区間の前記第１の部分は第１の繊維束ベースプリフォームから得られた繊維を備え、
   （ｂ）前記第２の体積領域は、第１の部分を有する第２の区間を含み、前記第２の区間の前記第１の部分は第２の繊維束ベースプリフォームから得られた繊維を備え、
   （ｃ）前記第１の区間と前記第２の区間は連続している、請求項１に記載の方法。
10. 前記第１の繊維束ベースプリフォーム及び前記第２の繊維束ベースプリフォームは、それぞれ、繊維タイプ、繊維体積分率、繊維分布、及びポリマー樹脂組成によって特徴づけられ、
    前記第１の繊維束ベースプリフォーム及び前記第２の繊維束ベースプリフォームは、複数の前記特徴、前記少なくとも１つの異なる特徴、及び／又は前記レイアップに配置された前記第１の繊維束ベースプリフォーム及び前記第２の繊維束ベースプリフォームの繊維配向、の少なくとも１つに関して異なり、前記第１の区間と前記第２の区間との間で、前記繊維複合部品に異なる特性もしくは特性の異なる量を浸透させるために選択される、請求項９に記載の方法。
11. 前記特性は、応力に耐える能力、剛性、導電性、及び熱伝導性からなる群から選択される、請求項１０に記載の方法。
12. 前記レイアップを形成するステップは、統合のために型キャビティに配置する前に、前記複数の繊維束ベースプリフォームを連結するステップを備える、請求項１に記載の方法。
13. 前記複数の繊維束ベースプリフォームのそれぞれの断面の形状が、円形及び卵形からなる群から独立的に選択される、請求項１に記載の方法。