JP2009507689A5

JP2009507689A5 -

Info

Publication number: JP2009507689A5
Application number: JP2008530569A
Authority: JP
Filing date: 2006-09-12
Publication date: 2012-08-09

Description

これ等の乾燥繊維７は、この部品の軸にプラス又はマイナス４５度の角度を形成するように組合せることができる。一の態様では要素６は閉鎖したストッキング形を有する。これ等のストッキングは変形可能でかつ正確に支持体１の形状を取る。

１の特定の態様では、予備成形品８のこれ等の乾燥繊維７及び部品１０及び１１の繊維１２は炭素、ファイバーグラス、ケブラー(Kevlar、登録商標)又はセラミックで作られる。この態様では、第１及び第２樹脂はエポキシ、シアネートエステル、フェノール又はポリエステルをベースとする樹脂である。

Claims

予備含浸した部品（１０、１１）を製造し、前記部品（１０、１１）は互いに整列した繊維（１２）を包含し、前記繊維は第１の樹脂で含浸されており、
予備含浸した部品の第１の樹脂のみを該樹脂内部に繊維がその位置に固定されるに十分硬い段階にまでにする第１の部分重合工程に付し、第１の樹脂を５％から７０％に亘る重合率で部分的に重合し、
予備重合した部品（１０、１１）及び乾燥繊維状予備成形品（８）を支持体（１）の周りに置き、予備成形品は繊維状要素（６、１３）を包含し、前記繊維状要素（６、１３）は乾燥繊維(７)を包含し、
第２の樹脂を繊維状予備成形品内に射出し、かつ
第２の重合工程において、第２の樹脂を重合しかつ第１の樹脂の重合を同時に終了させる工程を包含することを特徴とするＲＴＭ（樹脂トランスファー成形）複合体部品の製造方法。
予備含浸した部品（１０、１１）は互いに重ねた繊維の片（２９、３０）によって形成し、予備含浸部品の繊維は、各片について、互いに平行であることを特徴とする請求項１に記載の方法。
予備含浸及び予備重合した部品（１０、１１）は予備成形品（８）の繊維状要素（６、１３）の間に位置することを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
第１の樹脂及び第２の樹脂は互いに適合することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の方法。
第１の樹脂及び第２の樹脂は同一の化学組成を有することを特徴とする請求項４に記載の方法。
第２の樹脂を射出するために、
支持体（１）、予備成形品（８）及び部品(１０、１１）を型（１６）内に置き、及び第２の樹脂を型(１６)内に射出して前記第２の樹脂を予備成形品（８）の乾燥繊維（７）に含浸させることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の方法。
予備含浸及び予備重合した部品（１０、１１）を製造するために、
予備含浸した片（２９、３０）の積重ねを予備重合工程の前に成形し、前記片（２９、３０）は整列しかつ互いに平行な繊維を包含し、前記繊維（１２）は第１の樹脂により共に結合されており、及び
このように成形された前記片の第１の樹脂を部分的に重合することを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の方法。
第１の樹脂の部分重合は真空下又は圧力下で行うことを特徴とする請求項７に記載の方法。
片（２９、３０）を予備含浸した部品の製造に専用の特定ツール（３1）上で成形することを特徴とする請求項７又は８に記載の方法。
片（２９、３０）を支持体(１)上で成形することを特徴とする請求項７又は８に記載の方法。
切断及び／又は機械加工作業は成形しかつ予備重合した片（２９、３０）に行うことを特徴とする請求項７乃至１０のいずれか１項に記載の方法。
スリーブ形状の繊維状要素（６、１３）を用い、前記繊維状要素（６、１３）は組合された繊維（７）を包含することを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の方法。
プラス又はマイナス４５度で組合された繊維（７）を用いることを特徴とする請求項１２に記載の方法。
予備含浸及び予備重合した部品（１０、１１）の繊維が、得られる最終部品（２３）に適用されるべき圧縮力の方向に平行に位置することを特徴とする請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の方法。
請求項１乃至１５のいずれか１項に記載の方法を実行することにより製造することを特徴とする特定の圧縮軸を有する複合体材料の連結ロッドであって、
ＲＴＭ法成形にしたがって樹脂を含浸させた組合せ繊維（７）を包含する繊維状要素の少なくとも２つの層（６、１３）、及び
樹脂で予備含浸した繊維を用いて複合体材料で製造されかつ繊維状要素の層（６、１３）の間に位置する部品（１０、１１）であって、該部品（１０、１１）は互いに平行な繊維（１２）を包含し、これらの繊維(１２）は連結ロッドの特定の圧縮軸にしたがって配位していることを包含する連結ロッド。
その上に、繊維状要素（６、１３）の層が位置する、延長した管状支持体（１）を更に包含することを特徴とする請求項１６に記載の連結ロッド。