JPWO2020121454A1 - タンデム圧延機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

圧延材の破断をより確実に抑制することができるタンデム圧延機の制御装置を提供する。タンデム圧延機の制御装置は、複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の起動前に前記複数のスタンドに対する速度指令値を一時的に出力する速度指令出力部と、前記速度指令出力部が一時的に速度指令値を出力している期間において、前記複数のスタンドに対し、より後段側のスタンドのDroop量設定値を小さくするDroop量設定部と、を備えた。当該構成を備えることより、圧延材の破断をより確実に抑制することができる。

Description

この発明は、タンデム圧延機の制御装置に関する。
特許文献1は、タンデム圧延機の制御装置を開示する。当該制御装置によれば、タンデム圧延機の起動時において複数のスタンドに対するDroop機能(モータ電流100%に対するモータ速度指令低下率)を用いることにより、圧延材の破断を抑制し得る。
日本特開昭60−3910号公報
しかしながら、特許文献1に記載の制御装置は、タンデム圧延機の起動時において複数のスタンドの機械のガタによる負荷が異なることを考慮していない。このため、Droop機能により、隣接したスタンドの間において、ロールの速度の差がより大きくなることもある。その結果、圧延材が破断することもある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、圧延材の破断をより確実に抑制することができるタンデム圧延機の制御装置を提供することである。
この発明に係るタンデム圧延機の制御装置は、複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の起動前に前記複数のスタンドに対する速度指令値を一時的に出力する速度指令出力部と、前記速度指令出力部が一時的に速度指令値を出力している期間において、前記複数のスタンドに対し、より後段側のスタンドのDroop量設定値を小さくするDroop量設定部と、を備えた。
この発明に係るタンデム圧延機の制御装置は、複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の起動前に前記複数のスタンドに対するトルク指令値を一時的に出力するトルク指令出力部と、前記トルク指令出力部が一時的にトルク指令値を出力している期間において、前記複数のスタンドに対し、より後段側のスタンドのDroop量設定値を小さくするDroop量設定部と、を備えた。
これらの発明によれば、タンデム圧延機の起動前に複数のスタンドが一時的に動作した際に、より後段側のスタンドのDroop量設定値が小さくなる。このため、複数のスタンドの機械のガタ分の負荷が吸収された状態において、隣接したスタンドの間の圧延材に対し、適切な張力が掛かる。その結果、圧延材の破断をより確実に抑制することができる。
実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置が適用される冷間タンデム圧延機の構成図である。 実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置のブロック図である。 実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置による冷間タンデム圧延機の起動前後の速度指令値と速度応答値と張力応答値とDroop設定値とを示す図である。 実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置のDroop量設定部が利用するDroop量テーブルを示す図である。 実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置による冷間タンデム圧延機の停止時の速度指令値とDroop設定値とを示す図である。 実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置のDroop量設定部に設けられたDroopゲイン回路を示す図である。 実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置のハードウェア構成図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置が適用される冷間タンデム圧延機の構成図である。
図1の冷間タンデム圧延機において、複数のスタンド1は、水平方向に並んで設けられる。複数のスタンド1の各々は、一対のワークロール2と複数のバックアップロール3とを備える。複数のモータ4の各々は、複数のスタンド1の各々に対応して設けられる。複数のドライブ装置5の各々は、複数のモータ4の各々に電気的に接続される。制御装置6は、複数のドライブ装置5に電気的に接続される。
制御装置6は、複数のドライブ装置5の各々に速度指令値を出力する。複数のドライブ装置5は、制御装置6からの速度指令値に基づいて複数のモータ4の各々を回転させる。複数のスタンド1の各々において、一対のワークロール2は、モータ4の回転に追従して回転する。複数のバックアップロール3は、一対のワークロール2に追従して回転する。その結果、圧延材7は、矢印方向に圧延される。
次に、図2を用いて、制御装置6を説明する。
図2は実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置のブロック図である。
図2に示されるように、制御装置6は、速度指令出力部6aとDroop量設定部6bとを備える。
速度指令出力部6aは、複数のスタンド1の各々に対する速度指令値を出力する。Droop量設定部6bは、複数のスタンド1に対するDroop量設定値を出力する。その結果、複数のスタンド1にかかる負荷のバランスが取れる。
次に、図3を用いて、冷間タンデム圧延機の起動前後における速度制御を説明する。
図3は実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置による冷間タンデム圧延機の起動前後の速度指令値と速度応答値と張力応答値とDroop設定値とを示す図である。
図3に示されるように、冷間タンデム圧延機の起動前の時間帯T1において、速度指令出力部6aは、複数のスタンド1の各々に対し、ステップ状の速度指令値αを一時的に出力する。例えば、速度指令出力部6aは、複数のスタンド1の各々に対し、設定速度の1%の速度指令値を一時的に出力する。その結果、複数のスタンド1の各々において、一対のワークロール2は、当該速度指令値に応答して回転する。この際の回転速度は、速度応答値として検出される。
速度指令出力部6aがステップ状の速度指令値αを一時的に出力する期間において、Droop量設定部6bは、複数のスタンド1の各々に対し、Droop量設定値D0を出力する。この際、Droop量設定部6bは、より後段のスタンド1のDroop量設定値D0を小さくする。その結果、複数のスタンド1の機械のガタ分の負荷が吸収された状態で、隣接したスタンド1の間の圧延材7において、適切な張力が掛かる。
その後の時間帯T2においては、Droop量設定部6bは、バックアップロール3の軸受の静止摩擦により起動分のトルクが必要になることを考慮して、Droop量設定値0を出力する。
時間帯T2が経過した際、速度指令出力部6aは、複数のスタンド1の全てに対する同時起動の速度指令値を出力する。この際、バックアップロール3の軸受の静止摩擦係数が複数のスタンド1の間で違うことを考慮して、速度PIサクセッシブ制御が行われる。具体的には、隣接したスタンド1の間の圧延材の張力応答値と張力基準値との差が抑制される。例えば、圧延材が引っ張られ気味である場合、スタンド1の速度指令値を大きくすることにより、圧延材が緩む方向になる。例えば、圧延材が緩み気味である場合、スタンド1の速度指令値を小さくすることにより、圧延材が引っ張られる方向になる。
その後、複数のスタンド1において、速度応答値が始動完了速度V0になった時点において、Droop量設定部6bは、Droop量設定値D1を出力する。この際、D1は、D0よりも大きい値に設定される。その後、速度指令値がDroop量維持速度V1となるまで、Droop量設定部6bは、Droop量設定値をD1に維持する。
その後、速度指令値が圧延最低速度V2を経て設定最低速度V3となるまで、Droop量設定部6bは、Droop量設定値を徐々に小さくする。具体的には、速度指令値が圧延最低速度V2のとき、Droop量設定部6bは、Droop量設定値D2を出力する。速度指令値が設定最低速度V3のとき、Droop量設定部6bは、Droop量設定値0を出力する。その結果、低速域において、複数のスタンド1の間の機械のガタによる速度のアンバランスを抑制し、隣接したスタンド1の間の圧延材7において、適切な張力が維持される。
次に、図4を用いて、Droop量設定部6bによるDroop量の設定方法を説明する。
図4は実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置のDroop量設定部が利用するDroop量テーブルを示す図である。
図4に示されるように、Droop量テーブルにおいては、速度の情報とDroop量の情報とが対応付けられる。例えば、速度「V0」の情報とDroop量「D1」の情報とが対応付けられる。例えば、速度「V1」の情報とDroop量「D1」の情報とが対応付けられる。例えば、速度「V2」の情報とDroop量「D2」の情報とが対応付けられる。例えば、速度「V3」の情報とDroop量「0」の情報とが対応付けられる。
Droop量設定部6bは、Droop量テーブルの情報に基づいてDroop量設定値を決定する。具体的には、Droop量設定部6bは、速度指令値が「V0」から「V1」の間である場合にDroop量設定値を「D1」にする。Droop量設定部6bは、速度指令値が「V2」の場合にDroop量設定値を「D2」にする。Droop量設定部6bは、速度指令値が「V3」の場合にDroop量設定値を「0」にする。
次に、図5を用いて、冷間タンデム圧延機の停止時における速度制御を説明する。
図5は実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置による冷間タンデム圧延機の停止時の速度指令値とDroop設定値とを示す図である。
図5に示されるように、冷間タンデム圧延機の停止直前において、Droop量設定部6bは、Droop量テーブルの速度指令値が「V1」から「V0」の間である場合にDroop量設定値「D1」に一定値βを加算する。その結果、低速域において、複数のスタンド1の機械のガタによる速度のアンバランスを抑制し、隣接したスタンド1の間の圧延材7において、適切な張力が維持される。
次に、図6を用いて、Droop量設定部6bによるDroop量設定値の調整を説明する。
図6は実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置のDroop量設定部に設けられたDroopゲイン回路を示す図である。
図6に示されるように、冷間タンデム圧延機の始動後において圧延材7の張力が安定して張力制御が始まるまで、Droop量設定部6bは、張力応答値と張力基準値との差に対し、係数を掛けてゲインを得る。Droop量設定部6bは、Droop量テーブルから得られた値に対し、当該ゲインを掛けた値をDroop量設定値とする。
この場合、隣接したスタンド1の間において張力応答値が張力基準値よりも小さいと、Droop量設定値は、Droop量テーブルから得られた値よりも小さくなる。これに対し、隣接したスタンド1の間において張力応答値が張力基準値よりも大きいと、Droop量設定値は、Droop量テーブルから得られた値よりも大きくなる。その結果、隣接したスタンド1において速度のアンバランスを抑制し、隣接したスタンド1の間の圧延材7において、適切な張力が維持される。
以上で説明した実施の形態1によれば、複数のスタンド1が圧延材7を挟み込んだ状態の冷間タンデム圧延機において、Droop量設定部6bは、速度指令出力部6aが一時的に速度指令値を出力している期間において、より後段側のスタンドのDroop量設定値を小さくする。具体的には、前段側のスタンド1の速度を基準として後段側のスタンド1の速度に反比例するDroop量設定値とすればよい。この場合、複数のスタンド1の機械のガタの負荷が吸収された状態において、隣接したスタンド1の間の圧延材7において、適切な張力が掛かる。その結果、圧延材7の破断をより確実に抑制することができる。
また、Droop量設定部6bは、冷間タンデム圧延機の始動後に複数のスタンド1の速度に応じて複数のスタンド1のDroop量を変動させ、冷間タンデム圧延機の停止直前に複数のスタンド1の速度に応じたDroop量設定値に一定値βを加算する。このため、低速域において、複数のスタンド1の機械のガタによる速度のアンバランスを抑制し、隣接したスタンド1の間において圧延材7の張力が適切に維持された状態で、冷間タンデム圧延機を停止させることができる。その結果、冷間タンデム圧延機の再起動時において、圧延材7の破断をより確実に抑制することができる。
なお、トルク制御が行われる冷間タンデム圧延機に対し、実施の形態と同様の制御を行ってもよい。この場合も、圧延材7の破断をより確実に抑制することができる。
次に、図7を用いて、制御装置6の例を説明する。
図7は実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置のハードウェア構成図である。
制御装置6の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、制御装置6の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置6の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御装置6の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御装置6の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
制御装置6の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、Droop量設定部6bの機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、Droop量設定部6bの機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御装置6の各機能を実現する。
以上のように、この発明に係るタンデム圧延機の制御装置は、タンデム圧延機に利用できる。
1 スタンド、 2 ワークロール、 3 バックアップロール、 4 モータ、 5 ドライブ装置、 6 制御装置、 6a 速度指令出力部、 6b Droop量設定部、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア
この発明に係るタンデム圧延機の制御装置は、複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の起動前に前記複数のスタンドに対する速度指令値を一時的に出力する速度指令出力部と、前記速度指令出力部が一時的に速度指令値を出力している期間において、前記複数のスタンドに対し、前記複数のスタンドのモータの速度指令低下率であるDroop量について、より後段側のスタンドのDroop量設定値を小さくするDroop量設定部と、を備えた。
この発明に係るタンデム圧延機の制御装置は、複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の起動前に前記複数のスタンドに対するトルク指令値を一時的に出力するトルク指令出力部と、前記トルク指令出力部が一時的にトルク指令値を出力している期間において、前記複数のスタンドに対し、前記複数のスタンドのモータの速度指令低下率であるDroop量について、より後段側のスタンドのDroop量設定値を小さくするDroop量設定部と、を備えた。
次に、図3を用いて、冷間タンデム圧延機の起動前後における速度制御を説明する。
図3は実施の形態1におけるタンデム圧延機の制御装置による冷間タンデム圧延機の起動前後の速度指令値と速度応答値と張力応答値とDroop設定値とを示す図である。

Claims (8)

  1. 複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の起動前に前記複数のスタンドに対する速度指令値を一時的に出力する速度指令出力部と、
    前記速度指令出力部が一時的に速度指令値を出力している期間において、前記複数のスタンドに対し、より後段側のスタンドのDroop量設定値を小さくするDroop量設定部と、
    を備えたタンデム圧延機の制御装置。
  2. 前記速度指令出力部は、前記タンデム圧延機の始動後に隣接したスタンドの間において圧延材の張力応答値と張力基準値との差が抑制されるように速度指令値を出力し、
    前記Droop量設定部は、前記タンデム圧延機の始動後に前記複数のスタンドの速度に応じて前記複数のスタンドのDroop量設定値を変動させ、前記タンデム圧延機の停止直前に前記複数のスタンドの速度に応じたDroop量設定値に一定値を加算する請求項1に記載のタンデム圧延機の制御装置。
  3. 複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の始動後に隣接したスタンドの間において圧延材の張力応答値と張力基準値との差が抑制されるように速度指令値を出力する速度指令出力部と、
    前記タンデム圧延機の始動後に前記複数のスタンドの速度に応じて前記複数のスタンドのDroop量を変動させ、前記タンデム圧延機の停止直前に前記複数のスタンドの速度に応じたDroop量設定値に一定値を加算するDroop量設定部と、
    を備えたタンデム圧延機の制御装置。
  4. 前記Droop量設定部は、前記タンデム圧延機の始動後において張力制御が始まるまで、前記複数のスタンドの各々の速度に応じて変動するDroop量のテーブルから得られた値に対し、隣接したスタンドの間において圧延材の張力応答値と張力基準値との差に応じたゲインを掛けた値をDroop量設定値とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のタンデム圧延機の制御装置。
  5. 複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の起動前に前記複数のスタンドに対するトルク指令値を一時的に出力するトルク指令出力部と、
    前記トルク指令出力部が一時的にトルク指令値を出力している期間において、前記複数のスタンドに対し、より後段側のスタンドのDroop量設定値を小さくするDroop量設定部と、
    を備えたタンデム圧延機の制御装置。
  6. 前記トルク指令出力部は、前記タンデム圧延機の始動後に隣接したスタンドの間において圧延材の張力応答値と張力基準値との差が抑制されるようにトルク指令値を出力し、
    前記Droop量設定部は、前記タンデム圧延機の始動後に前記複数のスタンドのトルクに応じて前記複数のスタンドのDroop量設定値を変動させ、前記タンデム圧延機の停止直前に前記複数のスタンドのトルクに応じたDroop量設定値に一定値を加算する請求項5に記載のタンデム圧延機の制御装置。
  7. 複数のスタンドが圧延材を挟み込んだ状態のタンデム圧延機の始動後に隣接したスタンドの間において圧延材の張力応答値と張力基準値との差が抑制されるようにトルク指令値を出力するトルク指令出力部と、
    前記タンデム圧延機の始動後に前記複数のスタンドのトルクに応じて前記複数のスタンドのDroop量を変動させ、前記タンデム圧延機の停止直前に前記複数のスタンドのトルクに応じたDroop量設定値に一定値を加算するDroop量設定部と、
    を備えたタンデム圧延機の制御装置。
  8. 前記Droop量設定部は、前記タンデム圧延機の始動後において張力制御が始まるまで、前記複数のスタンドの各々のトルクに応じて変動するDroop量のテーブルから得られた値に対し、隣接したスタンドの間において圧延材の張力応答値と張力基準値との差に応じたゲインを掛けた値をDroop量設定値とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載のタンデム圧延機の制御装置。
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