JPWO2020115901A1 - エレベーター装置 - Google Patents

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Abstract

着床精度を損なうことなく、コードを有する長尺体の施工時間を短縮できるエレベーター装置が開示される。本エレベーター装置は、昇降路(1)内の位置を示すコードを有する長尺体(13)を有し、乗りかご(4)に設けられる検出装置(19)によってコードを読み取るものであって、長尺体は、乗りかごもしくは釣合錘(5)を案内するガイドレール(9)を支持する複数のレールブラケット(10A〜10H)に固定される。

Description

本発明は、乗りかごの位置を検出するエレベーター装置に関する。
昇降路内の位置を示すコードを有する長尺体を昇降路内に設け、乗りかごに設けられる読み取り装置によってコードを読み取ることにより、乗りかごの位置を検出する技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載の従来技術では、データが記録された磁気テープがかごの昇降経路に沿って張設され、かごには磁気テープのデータを読み取る磁気センサが設けられる。
特開2015−113180号公報
しかしながら、上記従来技術では、最上階からピット付近まで連続した磁気テープが、ガイドレールに固定される取付板に取り付けられている。このため、ガイドレールへの取付板の固定作業を要するので、磁気テープの施工時間が長くなってしまう。さらに、ガイドレールによって磁気テープを支持しているため、昇降方向に位置調整など状態を乗りかごの位置から確認する必要がある。このため、磁気テープの施工時間が長くなってしまう。また、偏荷重などにより乗りかごの着床位置が変化すると、着床精度が変動してしまう。
そこで、本発明は、着床精度を損なうことなく、コードを有する長尺体の施工時間を短縮できるエレベーター装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明によるエレベーター装置は、昇降路内の位置を示すコードを有する長尺体を有し、乗りかごに設けられる検出装置によってコードを読み取るものであって、長尺体は、乗りかごもしくは釣合錘を案内するガイドレールを支持する複数のレールブラケットに固定される。
本発明によれば、着床精度を損なうことなく、コードを有する長尺体の施工時間を短縮できる
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1であるエレベーター装置の概略構成を示す。 実施例1のエレベーター装置の平面図である。 図1に示す釣合錘側ガイドレールの最上部付近を示す正面図である。 図1に示す釣合錘側ガイドレールの最上部付近を示す平面図である。 図2のA−A線に沿って釣合錘側ガイドレールの最上部付近を示す側面図である。 実施例2におけるかご側ガイドレールの最上部付近を示す正面図である。 実施例2におけるかご側ガイドレールの最上部付近を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、下記の各実施例により、図面を用いながら説明する。各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示している。
図1は、本発明の実施例1であるエレベーター装置の概略構成を示す。なお、図1は、昇降路の高さ方向における構成を示す。また、図2は、実施例1のエレベーター装置の平面図である。なお、図2は、昇降路内において乗りかごの上方からエレベーター装置を見た場合の平面図である。
以下、図1および図2を参照しながら、実施例1のエレベーター装置の構成について説明する。
昇降路1の頂部近傍にはマシンビーム2に支持される巻上機3が設置されている。巻上機3のシーブに巻き掛けられる図示しない主ロープの一端に乗りかご4が連結され、主ロープの他端に釣合錘5が連結されている。シーブが回転して主ロープが駆動されると、乗りかご4および釣合錘5は昇降路1内を昇降する。このとき、乗りかご4は、昇降路1内に固定される一対のかご側ガイドレール6,7によって案内され、釣合錘5は、昇降路1内に固定される一対の釣合錘側ガイドレール8,9によって案内される。
図1に示すように、釣合錘側ガイドレール9は、昇降路の高さ方向に所定の間隔で配置されるレールブラケット10A〜10Hによって支持されている。なお、レールブラケット10A〜10Hは、所定寸法たとえば2500mm以下のピッチで昇降路の高さ方向に離散的に配置され、昇降路壁に固定されている。なお、図示を省略するが、釣合錘側ガイドレール8、かご側ガイドレール6およびかご側ガイドレール7も、釣合錘側ガイドレール9と同様に、それぞれ、昇降路の高さ方向に所定の間隔で配置されるレールブラケット11A〜11H、同レールブラケット11A〜11Hおよびレールブラケット12A〜12Hによって支持されている。
レールブラケット10A〜10H、レールブラケット11A〜11Hおよびレールブラケット12A〜12Hは、所定寸法(例えば2500mm以下)のピッチで精度良く固定されているものであり、所定の位置への取り付け精度が高い。さらに、これらレールブラケットは、ガイドレールを支持するために、大きな機械的な強度を有している。したがって、後述するように、レールブラケットによってコードテープを支持することにより、昇降路1内において、所定の位置に精度良く、かつ十分な強度でコードテープを支持することができる。
図2は、図1に示すレールブラケット10Fが設けられる位置における平面図である。
図2に示すように、かご側ガイドレール6,7および釣合錘側ガイドレール8,9は、それぞれ、昇降路内壁に固定されるレールブラケット11F,12F,11F,10Fによって支持されている。すなわち、かご側ガイドレール6と釣合錘側ガイドレール8は、昇降路内壁に固定される共通のレールブラケット11Fによって支持されている。また、かご側ガイドレール7は昇降路内壁の他の位置に固定されるレールブラケット12Fによって支持され、釣合錘側ガイドレール9は昇降路内壁のさらに他の位置に固定されるレールブラケット10Fによって支持されている。
図2に示すように各レールブラケット10F,11F,12Fにおいて乗りかご4と対向する部分には、昇降路の高さ方向に延びて配置されるコードテープ13,14,15が固定されている。
ここで、コードテープは、昇降路内の位置を示すコードを有する長尺体であり、乗りかごに設けられる検出装置によってコードを読み取ることにより、乗りかごの位置が検出される。例えば、コードは、幾何学的パターン(2値パターン、バーコードなど)によってテープ表面に表されて、乗りかごに設けられる光学センサによって読み取られたり、磁気的に記録されて、乗りかごに設けられる磁気センサによって読み取られたりする。
図2においては、レールブラケット10F,11F,12Fにおいてコードテープを取り付けられる箇所を示すために、三つのコードテープ13,14,15が示されているが、乗りかごの位置を検出するためには、少なくとも一つのコードテープが設けられていればよい。例えば、コードテープ13だけが設けられる場合、図1に示すように、コードテープ13は、レールブラケット10A〜10Hにそれぞれ取り付けられるコードテープ固定金具16A〜16Hによって、昇降路の高さ方向において所定の間隔(h1〜h7≦所定寸法(例えば2500mm))で固定される。なお、複数のコードテープを用いることにより、乗りかごの位置検出の信頼性を向上することができる。
コードテープ13の上端部は、図1に示すように、最上部のレールブラケット10Aに設けられるコードテープ頂部サポート17によって支持される。また、コードテープ13の下端部には、テンションウェート18(錘)が接続されている。テンションウェート18により、コードテープ13はたるみなく設置される。なお、テンションウェート18は、昇降路壁面に設けられる図示されない部材によって、横方向への揺れや振れが防止されていてもよい。
図示を省略するが、他のコードテープ14,15も、コードテープ13と同様に、レールブラケット11A〜11Hおよびレールブラケット12A〜12Hによって支持される。
乗りかご4には、コードテープ13,14,15と昇降路の高さ方向で連続して対向する位置に、それぞれコードテープ検出装置19,20,21が取り付けられる。コードテープ検出装置19,20,21は、それぞれコードテープ13,14,15が有するコードを読み取る。
図2においては、レールブラケット10F,11F,12Fにそれぞれ設けられるコードテープ13,14,15の各々について、コードテープ検出装置の設置位置を示すために、三つのコードテープ検出装置19,20,21が示されているが、乗りかごの位置を検出するためには、少なくとも一つのコードテープに対向する一つのコードテープ検出装置が設けられていればよい。なお、複数のコードテープおよび複数のコードテープ検出装置を用いることにより、乗りかごの位置検出の信頼性を向上することができる。
図2中では、レールブラケット10Fに設けられるコードテープ13に対向するコードテープ検出装置19は、乗りかご4の側面側に配置されているが、これに限らず、乗りかご4の背面側に配置されてもよい。
図3は、図1に示す釣合錘側ガイドレール9の最上部付近を示す正面図である。また、図4は、図1に示す釣合錘側ガイドレール9の最上部付近を示す平面図である。
以下、図3および図4を参照しながら、図1に示すレールブラケットの構成、並びにコードテープ13の支持構成について説明する。
釣合錘側ガイドレール9の最上部付近の昇降路内壁面にはL字状のブラケット22が固定される。また、釣合錘側ガイドレール9における、ブラケット22に対向する位置には、L字状のブラケット23が固定されている。ブラケット22とブラケット23は、両者の間に位置する一対のコードテープ固定用ブラケット24(図4)によって接続されている。これらブラケット22、ブラケット23およびコードテープ固定用ブラケット24によって、レールブラケット10Aが構成されている。
一対のコードテープ固定用ブラケット24の内、乗りかご4側に面したコードテープ固定用ブラケット(図4中、下側のコードテープ固定用ブラケット24)には、コードテープ検出装置19(図2)に対向するコードテープ13の表面を覆うように、コードテープ固定金具16Aが配置される。このコードテープ固定金具16Aにより、コードテープ13の上端部付近がレールブラケット10Aに固定されている。
レールブラケット10Aの直下に位置するレールブラケット10Bも、レールブラケット10Aと同様の構成を有している。レールブラケット10Bには、コードテープ検出装置19(図2)に対向するコードテープ13の表面を覆うようにコードテープ固定金具16Bが配置される。このコードテープ固定金具16Bにより、コードテープ13の他の位置がレールブラケット10Aに固定されている。
なお、図示を省略するが、レールブラケット10Bよりも下方に位置するレールブラケット10C〜10Hも、レールブラケット10A,10Bと同様の構成を有する。また、レールブラケット10C〜10Hにそれぞれ取り付けられるコードテープ固定金具16C〜16H(図1)によって、コードテープ13の他の位置が固定されている。
一方のコードテープ固定用ブラケット24の上面には、一対のサポートブラケット25,26がそれぞれボルトによって固定されており、サポートブラケット25,26間には、両端部にそれぞれねじ部を有するサポートシャフト27が挿入されている。サポートシャフト27は、その両端部のねじ部に螺合するナットなどの固定金具28,29によって、サポートブラケット25,26に固定されている。サポートシャフト27の中央部には、コードテープ13の端部が巻き掛けられて支持されている。
このような支持構成によれば、レールブラケット10Aの上方部における狭い空間内に、コードテープ13の上端部を容易に、かつ、確実に支持固定することができる。また、コードテープ13の端部をサポートシャフト27に巻き掛けることにより、コードテープ13の端部への機械的なダメージを緩和できる。
図5は、図2のA−A線に沿って釣合錘側ガイドレール9の最上部付近を示す側面図である。図中、乗りかご4は最上階に停止している。なお、乗りかご4は、かご上に、保守作業用のハンドレール50を備えている。
釣合錘側ガイドレール9は、その最上部に隣接するレールブラケット10A、レールブラケット10Aの直下に位置して最上階に隣接するレールブラケット10Bに固定されている。レールブラケット10A,10Bの乗りかご4に面する側には、コードテープ13が配置されている。コードテープ13は、乗りかご4に固定されるコードテープ検出装置19に対向するコードテープ13の表面部を覆うように配置されるコードテープ固定金具16A,16Bによって、各レールブラケット10A,10Bに固定されている。
図5に示すように、乗りかご4が最上階に停止している場合、乗りかご4に設けられるコードテープ検出装置19は、最上階に隣接するレールブラケット10Bに取り付けられるコードテープ固定金具16Bに対向している。このため、乗りかご4が最上階まで移動して停止するとき、移動中にコードテープ13のコードを検出していたコードテープ検出装置19は、コードテープ固定金具16Bと対向することによって、コードを検出できなくなる。従って、このときのコードテープ検出装置19の出力する検出信号は、コード情報を含む通常の検出信号と識別できる。そこで、本実施例では、コードテープ検出装置19がコードテープ固定金具16Bに対向するときにコードテープ検出装置19が出力する検出信号に基づいて、昇降路内における乗りかご4の位置が最上階であることを検出する。
なお、上述の最上階以外の階床、すなわち中間階や最下階(図1参照)に乗りかご4が停止する場合も、同様に、乗りかごの位置を検出できる。すなわち、コードテープ検出装置19が、レールブラケット10Dにおけるコードテープ固定金具16Dおよびレールブラケット10Fにおけるコードテープ固定金具16Fに対向するときに、コードテープ検出装置19が出力する検出信号に基づいて、昇降路内における乗りかご4の位置がそれぞれ中間階および最下階であることを検出する。
上述の実施例1によれば、コードテープが、釣合錘側ガイドレールを支持するレールブラケットに固定される。レールブラケットは、釣合錘側ガイドレールを固定するために取り付け精度と機械的強度が確保されているので、コードテープをレールブラケットに固定することにより、コードテープの取り付け位置の精度と取り付け強度が自ずと確保できる。したがって、コードテープを、繁雑な位置合わせ作業をすることなく据え付けることができるので、コードテープの施工作業時間を低減できる。
また、本実施例1によれば、コードテープがレールブラケットに固定されるので、コードテープを取り付けるために用いられる部材の増加が抑制できる。したがって、コードテープの支持構造が比較的簡単になり、コードテープの施工作業時間を低減できる。
また、レールブラケットは所定の間隔(例えば、2500mm以下)で、釣合錘側ガイドレールの最上部から最下部にわたって離散的に複数設けられるので、据え付け作業中および据え付け後において、コードテープの振れを防止することができる。
また、コードテープは、レールブラケットの構成部材に直接的に固定されるので、昇降路内において、レールブラケットの設置空間に配置される。このため、昇降路を大きくすることなく、コードテープを設置することができる。さらに、コードテープの設置に伴って、昇降路内の部材に主ロープが引っ掛かりやすくなるような不都合は発生しない。
また、レールブラケットを構成する部材に、コードテープの一部を覆う固定金具によってコードテープを固定することにより、コードテープ検出装置が固定金具と対向するときにコードテープ検出装置が出力する検出信号を、乗りかごの位置検出に用いることができる。例えば、乗りかごが所定の位置(例えば、建屋のいずれかの階床)に位置することを検出できる。この場合、乗りかごにおけるコードテープ検出装置の設置高さに応じて、レールブラケットを所定の間隔(例えば、2500mm以下)に設置することにより、コードテープ検出装置と固定金具の位置合わせ作業が不要となるため、施工作業時間が低減できる。
次に、図6および図7を参照しながら、本発明の実施例2であるエレベーター装置の構成について説明する。なお、主に、実施例1と異なる点について説明する。
図6は、本実施例2におけるかご側ガイドレール7(図2参照)の最上部付近を示す正面図である。また、図7は、本実施例2におけるかご側ガイドレール7の最上部付近を示す平面図である。
かご側ガイドレール7の最上部付近の昇降路内壁面には、レールブラケット12Aが固定されている。レールブラケット12Aは、昇降路内壁面に固定されるL字状のブラケット30Aと、ブラケット30Aの上部に搭載されて固定されるL字状のブラケット31Aから構成される。かご側ガイドレール7の上端部は、ブラケット31Aによって固定されて支持される。
ブラケット30Aおよびブラケット31Aの長手方向は、かご側ガイドレール7の長手方向に対して垂直な方向であり、ブラケット30Aの長手方向の寸法はブラケット31Aよりも長い。このため、ブラケット30Aおよびブラケット31Aは、かご側ガイドレール7から、かご側ガイドレール7の左右両側に張り出し、ブラケット30Aの張り出し長さはブラケット31Aよりも大きい。
かご側ガイドレール7の左右の一方の側(図6では右側)において、ブラケット30Aの張り出し部における乗りかご4に対向する位置に、コードテープ固定金具32Aによってコードテープ15の上端部付近が固定される。コードテープ固定金具32Aは、実施例1(図3のコードテープ固定金具16A)と同様に、コードテープ検出装置21(図2)に対向するコードテープ15の表面を覆うように配置される。
レールブラケット12Aの直下に位置するレールブラケット12Bも、レールブラケット12Aと同様にブラケット30Bおよびブラケット31Bから構成されている。レールブラケット12Bにおいては、かご側ガイドレール7の左右両側の内、コードテープ15が配置される側(図6では右側)におけるブラケット31Bの張り出し長さがブラケット31Aよりも長い。このようにブラケット31Aよりも長く張り出したブラケット31Bの張り出し部に、コードテープ固定金具32Bによってコードテープ15が固定される。このコードテープ固定金具32Bも、コードテープ検出装置21に対向するコードテープ15の表面を覆うように配置される。
実施例1と同様に、コードテープ検出装置21がコードテープ固定金具32Bに対向するときにコードテープ検出装置21が出力する検出信号に基づいて、昇降路内における乗りかご4の位置が最上階であることを検出することができる。
なお、図示を省略するが、レールブラケット12Bよりも下方に位置するレールブラケット12C〜12Hも、レールブラケット12Bと同様の構成を有する。
ブラケット30Aの張り出し部の上面には、一対のサポートブラケット33,34がそれぞれボルトによって固定されており、サポートブラケット33,34間には、両端部にそれぞれねじ部を有するサポートシャフト35が挿入されている。サポートシャフト35は、その両端部のねじ部に螺合するナットなどの固定金具36,37によって、サポートブラケット33,34に固定されている。サポートシャフト35の中央部には、コードテープ15の端部が巻き掛けられて支持されている。
このような支持構成によれば、レールブラケット12Aの上方部における狭い空間内に、コードテープ15の上端部を容易に、かつ、確実に支持固定することができる。また、コードテープ15の端部をサポートシャフト35に巻き掛けることにより、コードテープ15の端部への機械的なダメージを緩和できる。
上述の実施例2によれば、コードテープが、かご側ガイドレールを支持するレールブラケットに固定される。レールブラケットは、かご側ガイドレールを固定するために取り付け精度と機械的強度が確保されているので、コードテープをレールブラケットに固定することにより、コードテープの取り付け位置の精度と取り付け強度が自ずと確保できる。したがって、コードテープを、繁雑な位置合わせ作業をすることなく据え付けることができるので、コードテープの施工作業時間を低減できる。
さらに、本実施例2は、上述の実施例1と同様の作用・効果を有する。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、コードテープは、ガイドレールを支持するすべてのレールブラケットにおいて固定してもよいし、適宜選択された複数のレールブラケットにおいて固定してもよい。この場合、全レールブラケットから、乗りかごの位置の検出を要する階床に隣接するレールブラケットを選択して、上述のコードテープ固定金具によりコードテープを固定するようにしてもよい。
上述のコードテープ固定金具に限らず、種々のコードテープ固定用部材を用いることができる。例えば、光を透過する部材や非磁性の部材を用いて、コードテープにおいて部材によっておおわれる部分が有するコードを、コードテープ検出装置によって検出可能にしてもよい。
また、エレベーター装置が設置される建屋の階床数は任意でよい。
また、コードテープは、乗りかごの位置検出のほか、乗りかごの速度検出や加減速度検出に用いられてもよい。
また、エレベーター装置は、機械室を備えていてもよいし、機械室レスでもよい。
1 昇降路、2 マシンビーム、3 巻上機、4 乗りかご、5 釣合錘、6,7 かご側ガイドレール、8,9 釣合錘側ガイドレール、10A〜10H,11A〜11H,12A〜12H レールブラケット、13,14,15 コードテープ、16A〜16H コードテープ固定金具、17 コードテープ頂部サポート、18 テンションウェート、19,20,21 コードテープ検出装置、22,23 ブラケット、24 コードテープ固定用ブラケット、25,26 サポートブラケット、27 サポートシャフト、28,29 固定金具、30A,30B,31A,31B ブラケット、32A,32B コードテープ固定金具、33,34 サポートブラケット、35 サポートシャフト、36,37 固定金具

Claims (8)

  1. 昇降路内の位置を示すコードを有する長尺体を有し、乗りかごに設けられる検出装置によって前記コードを読み取るエレベーター装置において、
    前記長尺体は、前記乗りかごもしくは釣合錘を案内するガイドレールを支持する複数のレールブラケットに固定されることを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記長尺体は、固定用部材により、前記レールブラケットの前記乗りかごに面する側に固定されることを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項2に記載のエレベーター装置において、
    前記長尺体は、前記レールブラケットに直接的に固定されることを特徴とするエレベーター装置。
  4. 請求項2に記載のエレベーター装置おいて、
    前記固定用部材が、前記長尺体の表面を覆う固定金具であることを特徴とするエレベーター装置。
  5. 請求項4に記載のエレベーター装置おいて、
    前記検出装置が前記固定金具と対向するときに前記検出装置が出力する信号に基づいて、前記乗りかごの位置を検出することを特徴とするエレベーター装置。
  6. 請求項5に記載のエレベーター装置おいて、
    前記複数のレールブラケットは、所定の間隔で設けられることを特徴とするエレベーター装置。
  7. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記長尺体の上端部は、前記レールブラケットが有するシャフトに巻き掛けられることを特徴とするエレベーター装置。
  8. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記長尺体の下端部には、錘が接続されることを特徴とするエレベーター装置。
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