JPWO2020068705A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. ａ）αケトグルタル酸を酸のアルカリ金属塩と接触させ、前記アルカリ金属塩の共役酸は、約４～約１２の少なくとも１つのｐＫａを有し、これにより、αケトグルタル酸のビス塩を形成させること；ならびに
   ｂ）αケトグルタル酸の前記ビス塩をカルシウム塩と接触させ、これにより、αケトグルタル酸カルシウムを形成させること
   を含む、αケトグルタル酸カルシウムを製造するための方法。
2. ａ）αケトグルタル酸を酸のアルカリ金属塩および水と接触させ、約５．０～約１１．９の範囲のｐＨを有する溶液を形成させ、これにより、αケトグルタル酸のビス塩を形成させること；ならびに
   ｂ）αケトグルタル酸の前記ビス塩をカルシウム塩および水と接触させ、これにより、αケトグルタル酸カルシウムを形成させること
   を含む、αケトグルタル酸カルシウムを製造するための方法。
3. 前記αケトグルタル酸は水と混合される、請求項１に記載の方法。
4. 前記アルカリ金属塩は水と混合される、請求項１または３に記載の方法。
5. 前記アルカリ金属塩は、重炭酸および炭酸のリチウム、ナトリウム、およびカリウム塩、ならびにそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記アルカリ金属塩は、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、またはそれらの混合物である、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
7. 前記アルカリ金属塩は重炭酸ナトリウムである、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記重炭酸ナトリウムと水の混合物は、１当量の水あたり約０．２～約０．３当量の重炭酸ナトリウムを含有する、請求項７に記載の方法。
9. 前記アルカリ金属塩は炭酸ナトリウムである、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記炭酸ナトリウムと水の混合物は、１当量の水あたり約０．０５～約０．２当量の炭酸ナトリウムを含有する、請求項９に記載の方法。
11. 前記アルカリ金属塩は前記αケトグルタル酸に添加され、任意であらかじめ決められた期間後に、少なくとも約６．５のｐＨを有する混合物を形成する、請求項１～１０のいずれか一項に記載の方法。
12. 前記αケトグルタル酸は、１当量の重炭酸ナトリウムあたり、約０．７～約０．９当量である、請求項７に記載の方法。
13. 前記αケトグルタル酸は、１当量の炭酸ナトリウムあたり約１．０～約２．８当量である、請求項９に記載の方法。
14. 前記カルシウム塩はギ酸カルシウム、酢酸カルシウム、および塩化カルシウムからなる群より選択される、請求項１～１３のいずれか一項に記載の方法。
15. 前記カルシウム塩は塩化カルシウムである、請求項１４に記載の方法。
16. 前記カルシウム塩は水と混合される、請求項１～１５のいずれか一項に記載の方法。
17. 前記カルシウム塩は１当量のαケトグルタル酸あたり０．５～２当量である、請求項１～１６のいずれか一項に記載の方法。
18. 前記αケトグルタル酸の前記ビスアルカリ金属塩は、約４０℃～約９０℃の前記カルシウム塩と水の混合物と接触させられる、請求項１～１７のいずれか一項に記載の方法。
19. 前記αケトグルタル酸カルシウムを乾燥させることをさらに含む、請求項１～１８のいずれか一項に記載の方法。
20. 前記αケトグルタル酸カルシウムを約２０％～約５％の含水量まで乾燥させることをさらに含む、請求項１～１８のいずれか一項に記載の方法。
21. 前記αケトグルタル酸カルシウムを乾燥させることをさらに含み、前記乾燥αケトグルタル酸カルシウムは５０％未満のαケトグルタル酸カルシウム二水和物である、請求項１～２０のいずれか一項に記載の方法。
22. 前記αケトグルタル酸カルシウムを乾燥させることをさらに含み、前記乾燥αケトグルタル酸カルシウムは少なくとも５０％のαケトグルタル酸カルシウム一水和物である、請求項１～２１のいずれか一項に記載の方法。