JPWO2021005588A5

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Publication number: JPWO2021005588A5
Application number: JP2021575986A
Authority: JP
Publication date: 2023-06-22

Claims

カルバミン酸アンモニウムの溶液を生成するための方法であって、
水酸化アンモニウムの水溶液を提供することと、
重炭酸ナトリウムの水性スラリーを提供することと、
前記水酸化アンモニウムの溶液を前記重炭酸ナトリウムの水性スラリーに添加して、前記カルバミン酸アンモニウムの溶液を生成することと、を含み、
前記水酸化アンモニウムと前記重炭酸ナトリウムとのモル比が、２：１である、方法。
前記水酸化アンモニウムの溶液が、（アンモニアとして）２５～２８％の濃度を有する、請求項１に記載の方法。
前記スラリーが、カルバミン酸アンモニウムをさらに含む、請求項１に記載の方法。
前記水酸化アンモニウムを添加する前の前記カルバミン酸アンモニウムと前記重炭酸ナトリウムとの重量比が、１：１０～１：１であり、好ましくは、１：２．５～１：１．５である、請求項３に記載の方法。
カルバミン酸アンモニウムが、０℃で保存されたときに、前記カルバミン酸アンモニウムの溶液から結晶化せず、好ましくは、カルバミン酸アンモニウムが、－５℃で保存されたときに、前記カルバミン酸アンモニウムの溶液から結晶化せず、より好ましくは、カルバミン酸アンモニウムが、－１０℃で保存されたときに、前記カルバミン酸アンモニウムの溶液から結晶化しない、請求項３に記載の方法。
前記添加中の前記カルバミン酸アンモニウムの溶液の導電率、温度、およびｐＨの少なくとも１つを監視することをさらに含む、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。
前記添加の終了時の前記カルバミン酸アンモニウムの溶液の濃度が、１５％～２５％である、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。
前記添加の終了時の前記カルバミン酸アンモニウムの溶液の濃度が、２０％である、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。
前記添加の終了時の前記カルバミン酸アンモニウムの溶液のｐＨが、少なくとも１０．０、好ましくは、少なくとも１０．４、より好ましくは、少なくとも１０．６８である、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。
前記添加の終了時の前記カルバミン酸アンモニウムの溶液の導電率が、７０～１３０ｍＳ／ｃｍ、好ましくは、８０～１２０ｍＳ／ｃｍ、より好ましくは、９０～１１０ｍＳ／ｃｍである、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。
前記カルバミン酸アンモニウムの溶液を次亜塩素酸塩酸化剤の溶液と混合することによって殺生物剤を生成することをさらに含み、好ましくは、前記次亜塩素酸塩酸化剤が、次亜塩素酸ナトリウムである、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。
前記次亜塩素酸塩酸化剤の溶液が、１０００～２０，０００ｐｐｍ、好ましくは、３０００～１０，０００ｐｐｍ、より好ましくは、３５００～７０００ｐｐｍの濃度を有する、請求項１１に記載の方法。
前記カルバミン酸アンモニウムの溶液を前記次亜塩素酸塩酸化剤の溶液と前記混合することが、
前記カルバミン酸アンモニウムの溶液を水または前記次亜塩素酸酸化剤の溶液の一部で希釈して、カルバミン酸アンモニウム希釈液を形成することと、
前記次亜塩素酸塩酸化剤の溶液の一部を前記カルバミン酸アンモニウム希釈液に添加することと、を含む、請求項１１に記載の方法。
前記カルバミン酸アンモニウム希釈液が、１，０００～５０，０００ｐｐｍ、好ましくは、１２，０００～３０，０００ｐｐｍのカルバミン酸アンモニウム濃度を有する、請求項１３に記載の方法。
前記次亜塩素酸塩酸化剤の溶液の一部を前記カルバミン酸アンモニウム希釈液に添加中に前記殺生物剤の導電率を監視することをさらに含む、請求項１３に記載の方法。