JPWO2020055810A5 - - Google Patents
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Description
本明細書中で引用された全ての刊行物、特許、及び、特許出願は、全ての目的のためにその全体が参照により本願に組み入れられる。先行技術であると認められるものはない。以下は、本発明の例である。
(例1)
可動サンプルステージと、
サンプルを検査するための光学顕微鏡と、
サンプリングシステムと、
オートフォーカスシステムと、
を備え、
前記オートフォーカスシステムは、
照射源と、
オートフォーカスセンサと、
を備え、
前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムが共焦点である、
装置。
(例2)
オートフォーカスシステムを備え、
前記オートフォーカスシステムは、
照射源と、
オートフォーカスセンサと、
を備える、装置。
(例3)
サンプリングシステムを更に備える、例2に記載の装置。
(例4)
前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムが共焦点である、例3に記載の装置。
(例5)
サンプルを検査するための光学顕微鏡を更に備える、例2から4のいずれか一項に記載の装置。
(例6)
可動サンプルステージを更に備える、例2から5のいずれか一項に記載の装置。
(例7)
前記光学顕微鏡が前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムと共焦点である、例1又は5に記載の装置。
(例8)
前記サンプリングシステム、前記オートフォーカスシステム、及び、前記光学顕微鏡が全て少なくとも幾つかの光学構成要素を共有する、例1、5又は6に記載の装置。
(例9)
前記装置は、オートフォーカス構成要素からの読み出しに応じて前記サンプルステージを移動させることによってオートフォーカスを行なうように構成される、例1又は6に記載の装置。
(例10)
前記装置は、光学素子を調整することによってオートフォーカスを行なうように構成されない、例1から9のいずれか一項に記載の装置。
(例11)
前記装置は、サンプルに依存しないオートフォーカスを行なう、例1から10のいずれか一項に記載の装置。
(例12)
前記オートフォーカスシステムがサンプル実行中にオートフォーカスを行なう、例1から11のいずれか一項に記載の装置。
(例13)
前記オートフォーカスシステムが迅速なオートフォーカスを行なう、例1から12のいずれか一項に記載の装置。
(例14)
前記オートフォーカスシステムがkHz以上のレートでオートフォーカスフィードバックを行なう、例13に記載の装置。
(例15)
前記オートフォーカスシステムが、X座標、Y座標、又は、X-Y座標にわたって焦点マップを投影する、例1から14のいずれか一項に記載の装置。
(例16)
前記装置は、サンプル実行中に光学画像を与えるように更に構成される、例1から15のいずれか一項に記載の装置。
(例17)
前記オートフォーカスシステムが少なくとも1つの絞りを更に備える、例1から16のいずれか一項に記載の装置。
(例18)
前記オートフォーカスシステムが複数の絞りを備え、前記複数の絞りが2次元に配置される、例17に記載の装置。
(例19)
前記オートフォーカスシステムは、前記オートフォーカスセンサに衝突し得る複数のスポットを与える、例1から18のいずれか一項に記載の装置。
(例20)
前記オートフォーカスシステムが1つのLED及び1つのレーザーダイオードを備える、例1から19のいずれか一項に記載の装置。
(例21)
前記オートフォーカスシステムが複数のLED及び/又はレーザーダイオードを備える、例1から20のいずれか一項に記載の装置。
(例22)
前記オートフォーカスシステムが回折ビームスプリッタを備える、例1から21のいずれか一項に記載の装置。
(例23)
前記オートフォーカスセンサは、イメージセンサ、ラインセンサ、位置感知フォトダイオード、隣接フォトダイオード、及び、分割フォトダイオードのうちの少なくとも1つを備える、例1から22のいずれか一項に記載の装置。
(例24)
前記装置がオートフォーカスと検査絞りとの間で切り替わる必要がない、例1から23のいずれか一項に記載の装置。
(例25)
前記オートフォーカスセンサがイメージセンサを備える、例1から24のいずれか一項に記載の装置。
(例26)
前記イメージセンサが前記装置の光学顕微鏡と共有される、例25に記載の装置。
(例27)
前記オートフォーカスセンサは、ラインセンサを備えるとともに、前記装置の前記光学顕微鏡の検出器とは別個である、例1から24のいずれか一項に記載の装置。
(例28)
前記オートフォーカスシステムが円柱レンズを備える、例27に記載の装置。
(例29)
前記照射源が少なくとも1つのLEDを備える、例1から28のいずれか一項に記載の装置。
(例30)
前記照射源が少なくとも2つのLEDを備える、例1から29のいずれか一項に記載の装置。
(例31)
前記2つのLEDが交互照射を行なうように構成される、例1から30のいずれか一項に記載の装置。
(例32)
前記照射源が少なくとも1つのレーザーダイオードを備える、例1から31のいずれか一項に記載の装置。
(例33)
前記照射源が少なくとも2つのレーザーダイオードを備える、例1から32のいずれか一項に記載の装置。
(例34)
前記2つのレーザーダイオードが交互照射を行なうように構成される、例33に記載の装置。
(例35)
前記照射源が色多重化照射源を備える、例1から34のいずれか一項に記載の装置。
(例36)
前記照射源は、サンプル法線に対してゼロ以外の角度で照射を行なう、例1から35のいずれか一項に記載の装置。
(例37)
前記オートフォーカスが検出器に前記衝突する1つ以上のスポット又はラインの位置に基づく、例1から36のいずれか一項に記載の装置。
(例38)
前記オートフォーカスシステムは、前記オートフォーカスセンサに衝突する1つ以上のスポット又はラインの事前に較正された座標を必要としない、例1から37のいずれか一項に記載の装置。
(例39)
オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポット又はラインの位置合わせに基づく、例1から38のいずれか一項に記載の装置。
(例40)
オートフォーカスが前記スポット間又はライン間のオフセットに基づく、例1から39のいずれか一項に記載の装置。
(例41)
前記オートフォーカスセンサに衝突する2つ以上のスポット又はラインが最良の焦点で重なり合う、例1から40のいずれか一項に記載の装置。
(例42)
オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの数に基づく、例1から41のいずれか一項に記載の装置。
(例43)
オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの均一性に基づく、例1から42のいずれか一項に記載の装置。
(例44)
前記装置は、共焦点顕微鏡、蛍光顕微鏡、又は、広視野顕微鏡を備える、例1から43のいずれか一項に記載の装置。
(例45)
前記サンプリングシステムがレーザーアブレーションサンプリングシステムである、例1から44のいずれか一項に記載の装置。
(例46)
前記レーザーアブレーションサンプリングシステムのレーザー源の焦点は、前記オートフォーカスシステムの前記オートフォーカス構成要素及びオートフォーカスセンサと共焦点である、例45に記載の装置。
(例47)
ガス導管によって前記レーザーアブレーションサンプリングシステムに結合されるICPイオン化システムを更に備える、例45又は46に記載の装置。
(例48)
質量分析計を更に備える、例47に記載の装置。
(例49)
前記装置は、質量分析による検出の前に前記サンプルを霧化してイオン化する、例1から48のいずれか一項に記載の装置。
(例50)
可動サンプルステージと、
サンプルの検査のための光学顕微鏡と、
レーザーアブレーションサンプリングシステムと、
前記レーザーアブレーションサンプリングシステムをICPイオン化システムに結合するガス導管と、
質量分析計と、
オートフォーカスシステムと、
を備え、
前記オートフォーカスシステムは、
照射源と、
オートフォーカスセンサと、
を備え、
前記オートフォーカスシステムは、前記オートフォーカスセンサに衝突し得る複数のスポットを与え、
前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムが共焦点であり、
前記システムは、照射の複数の前記ポイントに基づいて前記サンプルステージの前記位置を調整することによってサンプル実行中にオートフォーカスを行なうように構成される、
LA-ICP-MS用のオートフォーカス装置。
(例51)
オートフォーカスに基づくサンプリングを含む、例1から50のいずれか一項に記載の装置を使用するオートフォーカスの方法。
(例52)
前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポット又はラインの位置合わせに基づいてオートフォーカスを行なうことを更に含む、例51に記載の方法。
(例53)
オートフォーカスが前記スポット間又はライン間のオフセットに基づく、例52に記載の方法。
(例54)
オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサ上のスポット又はラインの一致に基づく、例52に記載の方法。
(例55)
前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの数に基づいてオートフォーカスを行なうことを更に含む、例51に記載の方法。
(例56)
前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの均一性に基づいてオートフォーカスを行なうことを更に含む、例51に記載の方法。
(例57)
生物学的サンプルから質量タグをサンプリングすることを更に含む、例51から56のいずれか一項に記載の方法。
(例58)
特異的結合対(SBP)要素にコンジュゲートされる標識原子で前記生物学的サンプルを標識化することを更に含む、例57に記載の方法。
(例59)
前記SBP要素が抗体を含む、例58に記載の方法。
(例60)
前記標識原子が金属タグである、例58又は59に記載の方法。
(例61)
前記標識原子が濃縮された金属同位体である、例60に記載の方法。
(例62)
オートフォーカス構成要素であって、複数の絞りを備えるオートフォーカス構成要素。
(例63)
前記オートフォーカス構成要素は、少なくとも2個の絞り、例えば、少なくとも3個、少なくとも4個、少なくとも5個、少なくとも6個、少なくとも7個、少なくとも8個、少なくとも9個、少なくとも16個、又は、少なくとも25個の絞りを備える、例62に記載のオートフォーカス構成要素。
(例64)
前記オートフォーカス構成要素の前記絞りは、規則的な多角形の頂点、例えば、三角形の3個の頂点、正方形又は長方形の4個の頂点、五角形の5個の頂点、六角形の6個の頂点、七角形の7個の頂点、八角形の8個の頂点、九角形の9個の頂点、又は、十角形の10個の頂点に配置される、例62又は63に記載のオートフォーカス構成要素。
(例65)
前記多角形の重心から各頂点までの距離は、10μm、15μm、20μm、25μm、50μm、75μm、100μm、150μm、200μm、250μm、500μm、750μm、又は、1mm以下である、例64に記載のオートフォーカス構成要素。
(例66)
前記構成要素が前記多角形の重心に更なる絞りを備える、例63又は64に記載のオートフォーカス構成要素。
(例67)
前記構成要素は、例3に記載の前記頂点絞りによって規定される前記多角形の辺の中点に更なる絞りを備える、例64から66のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素。
(例68)
前記絞りは、2×2グリッド、3×3グリッド、4×4グリッド、5×5グリッド、6×6グリッド、7×7グリッド、8×8グリッド、9×9グリッド、10×10グリッド、又は10×10を超えるグリッドなどの規則的に離間されたグリッドを成す、例63又は64に記載のオートフォーカス構成要素。
(例69)
隣り合うグリッド絞り間の絞り間距離は、前記絞りの中心点から測定して、10μm、15μm、20μm、25μm、50μm、75μm、100μm、150μm、200μm、250μm、500μm、750μm、1mm、又は、1mm以上である、例68に記載のオートフォーカス構成要素。
(例70)
前記絞りは、円形であるとともに、1μm、2.5μm、5μm、7.5μm、10μm、15μm、20μm、25μm、50μm、75μm、又は、100μm以下の直径を有する、例62から69のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素。
(例71)
少なくとも2つの絞りが、照射放射線の軸において互いに対してオフセットされて、絞りの少なくとも2つの平面を形成する、例62から70のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素。
(例72)
前記オートフォーカス構成要素は、2つの平面、3つの平面、又は、4つ以上の平面を含む、例71に記載のオートフォーカス構成要素。
(例73)
各絞り平面が2つ以上の絞り、例えば、絞り平面ごとに3つの絞りを備える、例71又は72に記載のオートフォーカス構成要素。
(例74)
前記オートフォーカス構成要素が前記照射源のハイブリッドマスクである、例62から73のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素。
(例75)
照射放射線を遮断する不透明領域を備え、前記不透明領域には前記複数の絞りが位置される、例74に記載のオートフォーカス構成要素。
(例76)
前記サンプルへの前記照射放射線の透過を可能にする領域を備え、例えば、前記領域は、照射放射線透過材料から構成され又は前記オートフォーカス構成要素内のボイドである、例74又は75に記載のオートフォーカス構成要素。
(例77)
サンプルに焦点を合わせるためのオートフォーカスシステムにおいて、
a.サンプルを照らすために放射線を放出するための照射源と、
b.前記照射源からの放射線が前記複数の絞りを通過できるようにする例1から15のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素と、
c.前記放射線を前記サンプルに向けて集束させるために前記放射線の前記光路中に配置される対物レンズと、
d.前記サンプルから反射される放射線を受けるように配置されるとともに、前記オートフォーカス構成要素と共焦点になるように配置されるオートフォーカスセンサと、
を備えるオートフォーカスシステム。
(例78)
サンプルを支持するためのサンプルステージを更に備える、例77に記載のオートフォーカスシステム。
(例79)
前記サンプルステージは、放射線が前記レンズからサンプルへと方向付けられる軸に対して、略垂直、例えば垂直である、例78に記載のオートフォーカスシステム。
(例80)
前記サンプルステージと、前記レンズを通過する前記照射源からの前記放射線の前記焦点とが、互いに対して移動可能である、例78又は79に記載のオートフォーカスシステム。
(例81)
前記レンズを通過する放射線の焦点が固定され、前記サンプルステージが移動可能である、例78から80のいずれかに記載のオートフォーカスシステム。
(例82)
前記サンプルステージは、照射放射線が前記レンズから前記サンプルへと方向付けられる軸に対して略平行、例えば平行な軸で移動可能である、例78から81のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例83)
前記サンプルステージがx軸、y軸及びz軸で移動可能であり、前記z軸は、照射放射線が前記レンズから前記サンプルへと方向付けられる軸である、例78から81のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例84)
前記サンプルステージの移動を制御するためのコントローラモジュールを更に備える、例78から83のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例85)
前記照射源は、発光ダイオード(LED)、熱放射体又は白熱ランプ、例えば、白熱タングステンハロゲン電球、アークランプ、又は、レーザー光源である、例77から84のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例86)
前記オートフォーカスセンサは、カメラ、例えば、荷電結合デバイスイメージセンサ(CCD)ベースのカメラ、アクティブピクセルセンサ(APS)ベースのカメラ、又は、任意の他の照射放射線検出器、例えば、光検出器、又は、それが検査カメラとしても機能するカメラである場合などにおける光電子増倍管である、例78から85のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例87)
前記コントローラモジュールは、前記オートフォーカスプロセス中に前記サンプルステージの前記位置を制御するために前記オートフォーカスセンサから入力を受ける、例78から86のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例88)
照射放射線を前記照射源からサンプルへと方向付けるとともに反射された照射放射線を前記オートフォーカスセンサに方向付けるようになっている1つ以上のビームスプリッタ構成要素を備える、例77から87のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例89)
前記オートフォーカス構成要素と前記1つ以上のビームスプリッタ構成要素との間など、前記オートフォーカス構成要素と前記サンプルとの間の前記照射放射線の経路中にチューブレンズを備える、例77から88のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例90)
前記1つ以上のビームスプリッタ構成要素と前記オートフォーカスセンサとの間など、前記サンプルと前記オートフォーカスセンサとの間の前記照射放射線の経路中にチューブレンズを備える、例77から89のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例91)
サンプルの第1の位置の焦点スコアを決定するステップと、
前記サンプルを第2の位置に移動させるステップと、
前記第2の位置の焦点スコアを決定するステップと、
前記焦点スコア同士を互いに比較するステップと、
を含み、
前記焦点スコアを決定するステップは、照射源からの放射線でサンプルを照射するステップであって、前記照射放射線が、複数の絞りを備えるオートフォーカス構成要素に通過される、ステップと、前記サンプルから反射される照射放射線を検出するステップとを含み、
前記サンプルを移動させる前記ステップは、前記照射放射線が前記サンプルへと方向付けられる軸と平行な移動である(すなわち、移動がz軸にある)、
オートフォーカス方法。
(例92)
前記サンプルから反射される照射放射線を検出するステップは、前記オートフォーカスセンサ上の既知の位置(関心領域とも呼ばれる)で放射線を検出するステップを含む、例91に記載の方法。
(例93)
前記方法は、前記第1の位置の前記焦点スコアと前記第2の位置の前記焦点スコアとを比較する前記ステップの前に、前記サンプルを少なくとも第3の位置に移動させて、少なくとも前記第3の位置で焦点スコアを決定するステップを更に含む、例91又は92に記載の方法。
(例94)
前記第1の位置の前記焦点スコアと前記第2の位置の前記焦点スコアとを比較する前記ステップは、前記第3の焦点スコアと前記第1及び第2の焦点スコアとの比較も包含する、例93に記載の方法。
(例95)
前記方法は、前記第1の位置の前記焦点スコアを前記第2の位置の前記焦点スコアとを比較する前記ステップの前に、少なくとも4番目、5番目、6番目、7番目、8番目、9番目、10番目、15番目、20番目、25番目、50番目、100番目、250番目、500番目、又は、1000番目の位置へ前記サンプルを移動させて前記位置で焦点スコアを決定するステップを含む、例94に記載の方法。
(例96)
前記第1の位置の前記焦点スコアと前記第2の位置の前記焦点スコアとを比較する前記ステップは、4番目、5番目、6番目、7番目、8番目、9番目、10番目、15番目、20番目、25番目、50番目、100番目、250番目、500番目、又は、1000番目の位置と他の決定された焦点スコアとの比較も包含する、例95に記載の方法。
(例97)
前記焦点スコアは、前記複数の絞りから検出される反射された照射放射線の合計強度である、例91から96のいずれか一項に記載の方法。
(例98)
前記焦点スコアは、前記反射された照射放射線の焦点ぼけがどの程度であるかを測定することによって計算される(例えば、前記サンプルの焦点が合っているときに反射された照射放射線が前記オートフォーカスセンサに衝突すると予期される領域又はその周囲で、すなわち、前記予期される関心領域の周囲で反射された照射放射線を検出している前記センサ上のピクセルの総数)、例91から96のいずれか一項に記載の方法。
(例99)
前記焦点スコア同士を互いに比較する前記ステップの後に、前記サンプルステージは、最も高い焦点スコアを伴う位置である第1ラウンド最適焦点位置へ移動される、例91から98のいずれか一項に記載の方法。
(例100)
前記オートフォーカスセンサ上の任意のピクセルの飽和が検出される場合、前記方法は、前記照射源の強度を減少させて前記方法を繰り返すステップを更に含む、例91から99のいずれか一項に記載の方法。
(例101)
前記方法は、前記焦点位置の第1の粗い推定を含み、その後に、前記サンプルの前記位置を精緻化してそれを前記焦点面に近づける1つ以上の更なるラウンドを含む、例91から100のいずれか一項に記載の方法。
(例102)
前記方法は、前記第1のラウンドで決定される前記第1ラウンド最適位置に中心付けられる第2の位置セットで前記方法を繰り返すステップを更に含む、例91から101のいずれか一項に記載の方法。
(例103)
前記第2のセットにおける前記位置間の距離は、前記第1ラウンド最適焦点位置を計算するために使用される位置間の距離よりも短い、例102に記載の方法。
(例104)
前記位置間の距離は、前記第1ラウンド最適焦点位置を前記第2の位置セットにおける位置の数で割ったものを計算するために使用される位置間の距離である又は該距離よりも短い、例103に記載の方法。
(例105)
第2ラウンド最適焦点位置を生成するために前記焦点スコアがその後に比較される、例104に記載の方法。
(例106)
前記第2ラウンド最適焦点位置は、最も高い焦点スコアを伴う前記第2ラウンド位置であり、前記移動されたサンプルが前記第2ラウンド最適焦点位置に移動される、例105に記載の方法。
(例107)
前記第2ラウンド焦点スコア同士を互いに比較する前記ステップは、放物線を各位置で前記焦点スコアにフィットさせて、曲線の導関数がゼロである位置を前記第2ラウンド最適焦点位置として計算するステップを含む、例106に記載の方法。
(例108)
放物線フィッティングによって決定される前記第2ラウンド最適焦点位置に前記サンプルステージを移動させるステップを更に含む、例104から107のいずれか一項に記載の方法。
(例109)
焦点スコア同士を互いに比較する前記ステップは、放物線を各位置で前記焦点スコアにフィットさせて、曲線の導関数がゼロである位置を前記第1ラウンド最適焦点位置として計算するステップを含み、随意的に、前記サンプルステージを前記第1ラウンド最適焦点位置に移動させるステップを含む、例91又は92に記載の方法。
(例110)
前記第1ラウンド最適焦点位置であると決定された位置に中心付けられる第2の位置セットで前記方法を繰り返すステップを更に含み、前記第2のセットにおける位置間の距離は、前記第1ラウンド最適焦点位置を計算するために使用される位置間の距離よりも短い、例109に記載の方法。
(例111)
前記位置間の距離は、第2ラウンド最適焦点位置を生成するために、前記第1ラウンド最適焦点位置を前記第2の位置セットにおける位置の数で割ったものを計算するために使用される位置間の距離である又は該距離よりも短い、例110に記載の方法。
(例112)
第2ラウンド最適焦点位置を生成する前記ステップは、前記第2ラウンド焦点スコア同士を互いに比較するステップを含み、前記ステップは、放物線を各位置で前記焦点スコアにフィットさせて、曲線の導関数がゼロである位置を前記第2ラウンド最適焦点位置として計算するステップを含む、例111に記載の方法。
(例113)
放物線フィッティングによって決定される前記第2ラウンド最適焦点位置に前記サンプルステージを移動させるステップを更に含む、例111又は112に記載の方法。
(例114)
例91から113のいずれか一項に記載の方法を含む方法を反復して繰り返すことを含む、オートフォーカスの方法。
(例115)
サンプルの位置nで焦点の方向を決定するステップと、
前記サンプルを焦点の方向で位置(n+1)へ移動させるステップと、
を含み、
焦点の方向を決定する前記ステップは、照射源からの放射線でサンプルを照射するステップであって、前記照射放射線が、複数の絞りを備えるオートフォーカス構成要素に通過され、前記オートフォーカス構成要素の前記絞りのうちの少なくとも2つが、前記照射放射線が前記オートフォーカス構成要素を通過する軸でオフセットされる、ステップと、オートフォーカスセンサを用いて前記サンプルから反射される照射放射線を検出するステップとを含み、
前記サンプルを移動させるステップは、前記照射放射線がサンプルへと方向付けられる軸と平行な移動である(すなわち、移動がz軸にある)、
オートフォーカス方法。
(例116)
前記サンプルから反射される照射放射線を検出する前記ステップは、前記オートフォーカスセンサ上の既知の位置(関心領域とも呼ばれる)で放射線を検出するステップを含む、例115に記載の方法。
(例117)
前記方法は、前段落の方法を、少なくとも1回更に、例えば、少なくとも2回、少なくとも3回、少なくとも4回、少なくとも5回、少なくとも6回、少なくとも7回、少なくとも8回、少なくとも9回、少なくとも10回、少なくとも20回、又は、少なくとも50回繰り返すステップを含む、例115又は116に記載の方法。
(例118)
位置nで焦点の方向を決定する前記ステップは、前記少なくとも2つのオフセット絞りから前記反射された照射放射線が前記オートフォーカスセンサに衝突するときにどのように焦点ぼけしているかを比較するステップを含む、例115から117のいずれか一項に記載の方法。
(例119)
例90から118のいずれか一項に記載の方法を含む方法を実行するステップと、前記サンプルを前記サンプルの平面内で(すなわち、X軸及び/又はY軸内で)前記サンプルの平面内の第2の位置へ移動させるステップと、再び前記サンプルの平面内の前記第2の位置で最適焦点位置を記録するために、例30から57のいずれか一項に記載の方法を含む方法を繰り返し実行するステップとを含む、表面のトポロジーをマッピングする方法。
(例120)
前記サンプルを前記サンプルの平面内で1つ以上の更なる位置へ、例えば、前記サンプルの平面内の少なくとも3番目、4番目、5番目、6番目、7番目、8番目、9番目、10番目、15番目、20番目、25番目、50番目、100番目、250番目、500番目、又は、1000番目の位置へ移動させて、これらの各位置での最適焦点位置を記録するステップを含む、例119に記載の方法。
(例121)
サンプルの平面内の各位置に最適焦点位置をプロットすることを更に含む、例119又は120に記載の方法。
(例122)
前記サンプルの表面表示を生成するために、前記サンプルの平面内の各位置で最適焦点位置間を補間するステップを更に含む、例121に記載の方法。
(例123)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行するのに用いるオートフォーカス構成要素であって、例えば前記構成要素が例1から15のいずれか一項に記載の構成要素である、オートフォーカス構成要素。
(例124)
例91から123のいずれか一項に記載の方法を実行するのに用いるオートフォーカスシステムであって、例えば前記システムが例77から90のいずれか一項に記載のシステムである、オートフォーカスシステム。
(例125)
前記コントローラモジュールは、例30から61のいずれか一項に記載の方法を実行するための命令を含むプログラム可能なストアを備える、例77から90のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例126)
前記プログラム可能なストアは、ハードドライブ、光ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カード又は光学カード、固体メモリデバイス、又は、電子命令を記憶するのに適した他のタイプの媒体/コンピュータ可読媒体である、例125に記載のオートフォーカスシステム。
(例127)
例77から90のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステムと、
前記サンプルから材料を除去して、前記材料をイオン化し、元素イオンを形成するためのサンプリング・イオン化システム
とを備え、前記サンプリング・イオン化システムは、前記サンプルをサンプリングするためのレーザー源を備え、
前記サンプリング・イオン化システムの前記レーザー源の焦点は、前記オートフォーカス装置の前記オートフォーカス構成要素及びオートフォーカスセンサと共焦点である、
生物学的サンプルを分析するための装置。
(例128)
前記サンプリング・イオン化システムから元素イオンを受けて前記元素イオンを検出するための検出器、
を更に備える例127に記載の装置。
(例129)
前記レーザー源がピコ秒レーザー又はフェムト秒レーザー、特に、随意的にパルスピッカーを備えるフェムト秒レーザーであり、例えば、前記パルスピッカーは、前記サンプルステージの動きも制御する制御モジュールによって制御される、例127から128のいずれか一項に記載の装置。
(例130)
(i)前記レーザー源のアブレーション速度は、200Hz以上、例えば、500Hz以上、750Hz以上、1kHz以上、1.5kHz以上、2kHz以上、2.5kHz以上、3kHz以上、3.5kHz以上、4kHz以上、4.5kHz以上、5kHz以上、又は、10kHz以上、約100kHz、100kHz以上、1MHz以上、10MHz以上、又は、100MHz以上であり、及び/又は、
(ii)前記レーザー源のレーザー繰り返しレートは、少なくとも1kHz、例えば、少なくとも10kHz、少なくとも100kHz、少なくとも1MHz、少なくとも10MHz、約50MHz、又は、少なくとも100MHzであり、随意的に、前記サンプリングシステムがパルスピッカーを更に備える、
例127から129のいずれか一項に記載の装置。
(例131)
前記レーザー源は、10μm以下、5μm以下、2μm以下、約1μm、又は、1μm以下の直径のスポットサイズをもたらすようになっている、例127から130のいずれか一項に記載の装置。
(例132)
前記オートフォーカスシステムがカメラを備える、例127から131のいずれか一項に記載の装置。
(例133)
前記サンプリング・イオン化システムの前記イオン化システムがICPである、例127から132のいずれか一項に記載の装置。
(例134)
前記検出器がTOF質量分析計である、例127から133のいずれか一項に記載の装置。
(例135)
サンプルを分析する方法において、
レーザーアブレーションのためのレーザーの前記焦点に前記サンプルを配置するために例90から118のいずれか一項に記載の方法を実行するステップと、
複数の位置でサンプルステージ上の前記サンプルのレーザーアブレーションを行なうステップと、
前記プルームをイオン化及び質量分析に晒すステップであって、前記プルーム内の原子の検出が前記サンプルの画像の構築を可能にし、随意的に、前記複数の位置が複数の既知の位置である、ステップと、
を含む方法。
(例136)
複数の細胞を含むサンプルに関してマスサイトメトリーを行なう方法において、
前記サンプル中の複数の異なる標的分子を1つ以上の異なる標識原子で標識化して、標識サンプルをもたらすステップと、
レーザーアブレーションのためのレーザーの前記焦点に前記サンプルを配置するために例91から118のいずれか一項に記載の方法を実行するステップと、
サンプルステージ上の前記サンプルのレーザーアブレーションを行なうステップと、
前記プルームをイオン化及び質量分析に晒すステップであって、前記プルーム内の原子の検出が前記サンプルの画像の構築を可能にし、随意的に、前記複数の位置が複数の既知の位置である、ステップと、
を含む方法。
(例137)
各位置で、複数のレーザーショットが前記サンプルに発射され、その位置での各ショットの後に、その位置でアブレーションされた前記サンプルの深さに影響を及ぼすべく、前記サンプルステージ上の前記サンプルがZ軸において前記レーザーの前記焦点に向かって移動される、例135又は136に記載の方法。
(例138)
前記サンプルのアブレーションのためのZ軸の前記開始位置は、例58から61のいずれか一項に記載の方法によって決定される前記サンプル上のその位置での最適焦点位置であり、前記サンプル上のその位置におけるZ軸の位置で各ショットから生成される各プルームは、個別に検出され、例えば前記サンプルの3D画像の構築を可能にする、例137に記載の方法。
(例139)
サンプルを分析する方法において、
レーザー放射線の前記焦点に前記サンプルを配置するために例91から118のいずれか一項に記載の方法を実行するステップと、
レーザー放射線を使用してサンプル材料のスラグを脱着するステップと、
前記サンプル材料のスラグをイオン化し、質量分析によって前記スラグ内の原子を検出するステップと、
を含む方法。
(例140)
複数の細胞を含むサンプルに関してマスサイトメトリーを行なう方法において、
前記サンプル中の複数の異なる標的分子を1つ以上の異なる標識原子で標識化して、標識サンプルを与えるステップと、
レーザー放射線の前記焦点に前記サンプルを配置するために例91から118のいずれか一項に記載の方法を実行するステップと、
レーザー放射線を使用してサンプル材料のスラグを脱着するステップと、
前記サンプル材料のスラグをイオン化して、質量分析によって前記スラグ内の原子を検出するステップと、
を含む方法。
(例141)
レーザーアブレーションを使用して、前記対象の特徴の周囲の材料をアブレーションし、前記対象の特徴における前記サンプル材料が前記サンプルキャリアから材料のスラグとして脱着される前に前記周囲の領域を除去する、例139又は140に記載の方法。
(例142)
前記方法は、サンプル上の対象の1つ以上の特徴を特定して、前記サンプル上の対象の1つ以上の特徴の位置情報を記録し、前記サンプルからサンプル材料を脱着するステップを含む、例139から141のいずれか一項に記載の方法。
(例143)
前記特徴は、前記サンプルの光学画像の検査によって特定され、随意的に、前記サンプルが蛍光標識で標識化され、前記蛍光標識が蛍光を発するような条件下で前記サンプルが照射される、例142に記載の方法。
(例144)
前記サンプルがサンプルキャリア上にあり、前記サンプルキャリアが前記サンプルと前記サンプルキャリアとの間に脱着膜層を備え、前記レーザー放射線が前記脱着膜へと方向付けられてサンプル材料を脱着させる、例139から143のいずれか一項に記載の方法。
(例145)
前記レーザー放射線が前記サンプルキャリアを通じて前記サンプルへ向けられる、例139から144のいずれか一項に記載の方法。
(例146)
前記オートフォーカスシステムの前記照射放射線が前記サンプルキャリアを通じて前記サンプルに向けられる、例139から145のいずれか一項に記載の方法。
(例147)
例1から15のいずれか一項に記載の成分の使用を含む、例91から122のいずれか一項に記載の方法。
(例148)
例16から29のいずれか一項に記載のシステムの使用を含む、例91から122のいずれか一項に記載の方法。
(例149)
例66から73のいずれか一項に記載の装置の使用を含む、例91から122のいずれか一項に記載の方法。
(例150)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行する際のオートフォーカス構成要素の使用であって、例えば前記構成要素が例62から76のいずれか一項に記載の構成要素である、オートフォーカス構成要素の使用。
(例151)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行する際のオートフォーカスシステムの使用であって、例えば前記システムが例77から90のいずれか一項に記載のシステムである、オートフォーカスシステムの使用。
(例152)
例30から61のいずれか一項に記載の方法を実行するのに用いるオートフォーカス装置であって、例えば前記装置が例127から134のいずれか一項に記載の装置である、オートフォーカス装置。
(例153)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行する際のオートフォーカス装置の使用であって、例えば前記装置が例127から134のいずれか一項に記載の装置である、オートフォーカス装置の使用。
(例154)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行するための命令を含むコンピュータプログラムプロダクト。
(例155)
ハードドライブ、光ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カード又は光学カード、固体メモリデバイス、又は、電子命令を記憶するのに適した他のタイプの媒体/コンピュータ可読媒体である、例154に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
(例1)
可動サンプルステージと、
サンプルを検査するための光学顕微鏡と、
サンプリングシステムと、
オートフォーカスシステムと、
を備え、
前記オートフォーカスシステムは、
照射源と、
オートフォーカスセンサと、
を備え、
前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムが共焦点である、
装置。
(例2)
オートフォーカスシステムを備え、
前記オートフォーカスシステムは、
照射源と、
オートフォーカスセンサと、
を備える、装置。
(例3)
サンプリングシステムを更に備える、例2に記載の装置。
(例4)
前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムが共焦点である、例3に記載の装置。
(例5)
サンプルを検査するための光学顕微鏡を更に備える、例2から4のいずれか一項に記載の装置。
(例6)
可動サンプルステージを更に備える、例2から5のいずれか一項に記載の装置。
(例7)
前記光学顕微鏡が前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムと共焦点である、例1又は5に記載の装置。
(例8)
前記サンプリングシステム、前記オートフォーカスシステム、及び、前記光学顕微鏡が全て少なくとも幾つかの光学構成要素を共有する、例1、5又は6に記載の装置。
(例9)
前記装置は、オートフォーカス構成要素からの読み出しに応じて前記サンプルステージを移動させることによってオートフォーカスを行なうように構成される、例1又は6に記載の装置。
(例10)
前記装置は、光学素子を調整することによってオートフォーカスを行なうように構成されない、例1から9のいずれか一項に記載の装置。
(例11)
前記装置は、サンプルに依存しないオートフォーカスを行なう、例1から10のいずれか一項に記載の装置。
(例12)
前記オートフォーカスシステムがサンプル実行中にオートフォーカスを行なう、例1から11のいずれか一項に記載の装置。
(例13)
前記オートフォーカスシステムが迅速なオートフォーカスを行なう、例1から12のいずれか一項に記載の装置。
(例14)
前記オートフォーカスシステムがkHz以上のレートでオートフォーカスフィードバックを行なう、例13に記載の装置。
(例15)
前記オートフォーカスシステムが、X座標、Y座標、又は、X-Y座標にわたって焦点マップを投影する、例1から14のいずれか一項に記載の装置。
(例16)
前記装置は、サンプル実行中に光学画像を与えるように更に構成される、例1から15のいずれか一項に記載の装置。
(例17)
前記オートフォーカスシステムが少なくとも1つの絞りを更に備える、例1から16のいずれか一項に記載の装置。
(例18)
前記オートフォーカスシステムが複数の絞りを備え、前記複数の絞りが2次元に配置される、例17に記載の装置。
(例19)
前記オートフォーカスシステムは、前記オートフォーカスセンサに衝突し得る複数のスポットを与える、例1から18のいずれか一項に記載の装置。
(例20)
前記オートフォーカスシステムが1つのLED及び1つのレーザーダイオードを備える、例1から19のいずれか一項に記載の装置。
(例21)
前記オートフォーカスシステムが複数のLED及び/又はレーザーダイオードを備える、例1から20のいずれか一項に記載の装置。
(例22)
前記オートフォーカスシステムが回折ビームスプリッタを備える、例1から21のいずれか一項に記載の装置。
(例23)
前記オートフォーカスセンサは、イメージセンサ、ラインセンサ、位置感知フォトダイオード、隣接フォトダイオード、及び、分割フォトダイオードのうちの少なくとも1つを備える、例1から22のいずれか一項に記載の装置。
(例24)
前記装置がオートフォーカスと検査絞りとの間で切り替わる必要がない、例1から23のいずれか一項に記載の装置。
(例25)
前記オートフォーカスセンサがイメージセンサを備える、例1から24のいずれか一項に記載の装置。
(例26)
前記イメージセンサが前記装置の光学顕微鏡と共有される、例25に記載の装置。
(例27)
前記オートフォーカスセンサは、ラインセンサを備えるとともに、前記装置の前記光学顕微鏡の検出器とは別個である、例1から24のいずれか一項に記載の装置。
(例28)
前記オートフォーカスシステムが円柱レンズを備える、例27に記載の装置。
(例29)
前記照射源が少なくとも1つのLEDを備える、例1から28のいずれか一項に記載の装置。
(例30)
前記照射源が少なくとも2つのLEDを備える、例1から29のいずれか一項に記載の装置。
(例31)
前記2つのLEDが交互照射を行なうように構成される、例1から30のいずれか一項に記載の装置。
(例32)
前記照射源が少なくとも1つのレーザーダイオードを備える、例1から31のいずれか一項に記載の装置。
(例33)
前記照射源が少なくとも2つのレーザーダイオードを備える、例1から32のいずれか一項に記載の装置。
(例34)
前記2つのレーザーダイオードが交互照射を行なうように構成される、例33に記載の装置。
(例35)
前記照射源が色多重化照射源を備える、例1から34のいずれか一項に記載の装置。
(例36)
前記照射源は、サンプル法線に対してゼロ以外の角度で照射を行なう、例1から35のいずれか一項に記載の装置。
(例37)
前記オートフォーカスが検出器に前記衝突する1つ以上のスポット又はラインの位置に基づく、例1から36のいずれか一項に記載の装置。
(例38)
前記オートフォーカスシステムは、前記オートフォーカスセンサに衝突する1つ以上のスポット又はラインの事前に較正された座標を必要としない、例1から37のいずれか一項に記載の装置。
(例39)
オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポット又はラインの位置合わせに基づく、例1から38のいずれか一項に記載の装置。
(例40)
オートフォーカスが前記スポット間又はライン間のオフセットに基づく、例1から39のいずれか一項に記載の装置。
(例41)
前記オートフォーカスセンサに衝突する2つ以上のスポット又はラインが最良の焦点で重なり合う、例1から40のいずれか一項に記載の装置。
(例42)
オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの数に基づく、例1から41のいずれか一項に記載の装置。
(例43)
オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの均一性に基づく、例1から42のいずれか一項に記載の装置。
(例44)
前記装置は、共焦点顕微鏡、蛍光顕微鏡、又は、広視野顕微鏡を備える、例1から43のいずれか一項に記載の装置。
(例45)
前記サンプリングシステムがレーザーアブレーションサンプリングシステムである、例1から44のいずれか一項に記載の装置。
(例46)
前記レーザーアブレーションサンプリングシステムのレーザー源の焦点は、前記オートフォーカスシステムの前記オートフォーカス構成要素及びオートフォーカスセンサと共焦点である、例45に記載の装置。
(例47)
ガス導管によって前記レーザーアブレーションサンプリングシステムに結合されるICPイオン化システムを更に備える、例45又は46に記載の装置。
(例48)
質量分析計を更に備える、例47に記載の装置。
(例49)
前記装置は、質量分析による検出の前に前記サンプルを霧化してイオン化する、例1から48のいずれか一項に記載の装置。
(例50)
可動サンプルステージと、
サンプルの検査のための光学顕微鏡と、
レーザーアブレーションサンプリングシステムと、
前記レーザーアブレーションサンプリングシステムをICPイオン化システムに結合するガス導管と、
質量分析計と、
オートフォーカスシステムと、
を備え、
前記オートフォーカスシステムは、
照射源と、
オートフォーカスセンサと、
を備え、
前記オートフォーカスシステムは、前記オートフォーカスセンサに衝突し得る複数のスポットを与え、
前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムが共焦点であり、
前記システムは、照射の複数の前記ポイントに基づいて前記サンプルステージの前記位置を調整することによってサンプル実行中にオートフォーカスを行なうように構成される、
LA-ICP-MS用のオートフォーカス装置。
(例51)
オートフォーカスに基づくサンプリングを含む、例1から50のいずれか一項に記載の装置を使用するオートフォーカスの方法。
(例52)
前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポット又はラインの位置合わせに基づいてオートフォーカスを行なうことを更に含む、例51に記載の方法。
(例53)
オートフォーカスが前記スポット間又はライン間のオフセットに基づく、例52に記載の方法。
(例54)
オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサ上のスポット又はラインの一致に基づく、例52に記載の方法。
(例55)
前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの数に基づいてオートフォーカスを行なうことを更に含む、例51に記載の方法。
(例56)
前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの均一性に基づいてオートフォーカスを行なうことを更に含む、例51に記載の方法。
(例57)
生物学的サンプルから質量タグをサンプリングすることを更に含む、例51から56のいずれか一項に記載の方法。
(例58)
特異的結合対(SBP)要素にコンジュゲートされる標識原子で前記生物学的サンプルを標識化することを更に含む、例57に記載の方法。
(例59)
前記SBP要素が抗体を含む、例58に記載の方法。
(例60)
前記標識原子が金属タグである、例58又は59に記載の方法。
(例61)
前記標識原子が濃縮された金属同位体である、例60に記載の方法。
(例62)
オートフォーカス構成要素であって、複数の絞りを備えるオートフォーカス構成要素。
(例63)
前記オートフォーカス構成要素は、少なくとも2個の絞り、例えば、少なくとも3個、少なくとも4個、少なくとも5個、少なくとも6個、少なくとも7個、少なくとも8個、少なくとも9個、少なくとも16個、又は、少なくとも25個の絞りを備える、例62に記載のオートフォーカス構成要素。
(例64)
前記オートフォーカス構成要素の前記絞りは、規則的な多角形の頂点、例えば、三角形の3個の頂点、正方形又は長方形の4個の頂点、五角形の5個の頂点、六角形の6個の頂点、七角形の7個の頂点、八角形の8個の頂点、九角形の9個の頂点、又は、十角形の10個の頂点に配置される、例62又は63に記載のオートフォーカス構成要素。
(例65)
前記多角形の重心から各頂点までの距離は、10μm、15μm、20μm、25μm、50μm、75μm、100μm、150μm、200μm、250μm、500μm、750μm、又は、1mm以下である、例64に記載のオートフォーカス構成要素。
(例66)
前記構成要素が前記多角形の重心に更なる絞りを備える、例63又は64に記載のオートフォーカス構成要素。
(例67)
前記構成要素は、例3に記載の前記頂点絞りによって規定される前記多角形の辺の中点に更なる絞りを備える、例64から66のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素。
(例68)
前記絞りは、2×2グリッド、3×3グリッド、4×4グリッド、5×5グリッド、6×6グリッド、7×7グリッド、8×8グリッド、9×9グリッド、10×10グリッド、又は10×10を超えるグリッドなどの規則的に離間されたグリッドを成す、例63又は64に記載のオートフォーカス構成要素。
(例69)
隣り合うグリッド絞り間の絞り間距離は、前記絞りの中心点から測定して、10μm、15μm、20μm、25μm、50μm、75μm、100μm、150μm、200μm、250μm、500μm、750μm、1mm、又は、1mm以上である、例68に記載のオートフォーカス構成要素。
(例70)
前記絞りは、円形であるとともに、1μm、2.5μm、5μm、7.5μm、10μm、15μm、20μm、25μm、50μm、75μm、又は、100μm以下の直径を有する、例62から69のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素。
(例71)
少なくとも2つの絞りが、照射放射線の軸において互いに対してオフセットされて、絞りの少なくとも2つの平面を形成する、例62から70のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素。
(例72)
前記オートフォーカス構成要素は、2つの平面、3つの平面、又は、4つ以上の平面を含む、例71に記載のオートフォーカス構成要素。
(例73)
各絞り平面が2つ以上の絞り、例えば、絞り平面ごとに3つの絞りを備える、例71又は72に記載のオートフォーカス構成要素。
(例74)
前記オートフォーカス構成要素が前記照射源のハイブリッドマスクである、例62から73のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素。
(例75)
照射放射線を遮断する不透明領域を備え、前記不透明領域には前記複数の絞りが位置される、例74に記載のオートフォーカス構成要素。
(例76)
前記サンプルへの前記照射放射線の透過を可能にする領域を備え、例えば、前記領域は、照射放射線透過材料から構成され又は前記オートフォーカス構成要素内のボイドである、例74又は75に記載のオートフォーカス構成要素。
(例77)
サンプルに焦点を合わせるためのオートフォーカスシステムにおいて、
a.サンプルを照らすために放射線を放出するための照射源と、
b.前記照射源からの放射線が前記複数の絞りを通過できるようにする例1から15のいずれか一項に記載のオートフォーカス構成要素と、
c.前記放射線を前記サンプルに向けて集束させるために前記放射線の前記光路中に配置される対物レンズと、
d.前記サンプルから反射される放射線を受けるように配置されるとともに、前記オートフォーカス構成要素と共焦点になるように配置されるオートフォーカスセンサと、
を備えるオートフォーカスシステム。
(例78)
サンプルを支持するためのサンプルステージを更に備える、例77に記載のオートフォーカスシステム。
(例79)
前記サンプルステージは、放射線が前記レンズからサンプルへと方向付けられる軸に対して、略垂直、例えば垂直である、例78に記載のオートフォーカスシステム。
(例80)
前記サンプルステージと、前記レンズを通過する前記照射源からの前記放射線の前記焦点とが、互いに対して移動可能である、例78又は79に記載のオートフォーカスシステム。
(例81)
前記レンズを通過する放射線の焦点が固定され、前記サンプルステージが移動可能である、例78から80のいずれかに記載のオートフォーカスシステム。
(例82)
前記サンプルステージは、照射放射線が前記レンズから前記サンプルへと方向付けられる軸に対して略平行、例えば平行な軸で移動可能である、例78から81のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例83)
前記サンプルステージがx軸、y軸及びz軸で移動可能であり、前記z軸は、照射放射線が前記レンズから前記サンプルへと方向付けられる軸である、例78から81のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例84)
前記サンプルステージの移動を制御するためのコントローラモジュールを更に備える、例78から83のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例85)
前記照射源は、発光ダイオード(LED)、熱放射体又は白熱ランプ、例えば、白熱タングステンハロゲン電球、アークランプ、又は、レーザー光源である、例77から84のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例86)
前記オートフォーカスセンサは、カメラ、例えば、荷電結合デバイスイメージセンサ(CCD)ベースのカメラ、アクティブピクセルセンサ(APS)ベースのカメラ、又は、任意の他の照射放射線検出器、例えば、光検出器、又は、それが検査カメラとしても機能するカメラである場合などにおける光電子増倍管である、例78から85のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例87)
前記コントローラモジュールは、前記オートフォーカスプロセス中に前記サンプルステージの前記位置を制御するために前記オートフォーカスセンサから入力を受ける、例78から86のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例88)
照射放射線を前記照射源からサンプルへと方向付けるとともに反射された照射放射線を前記オートフォーカスセンサに方向付けるようになっている1つ以上のビームスプリッタ構成要素を備える、例77から87のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例89)
前記オートフォーカス構成要素と前記1つ以上のビームスプリッタ構成要素との間など、前記オートフォーカス構成要素と前記サンプルとの間の前記照射放射線の経路中にチューブレンズを備える、例77から88のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例90)
前記1つ以上のビームスプリッタ構成要素と前記オートフォーカスセンサとの間など、前記サンプルと前記オートフォーカスセンサとの間の前記照射放射線の経路中にチューブレンズを備える、例77から89のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例91)
サンプルの第1の位置の焦点スコアを決定するステップと、
前記サンプルを第2の位置に移動させるステップと、
前記第2の位置の焦点スコアを決定するステップと、
前記焦点スコア同士を互いに比較するステップと、
を含み、
前記焦点スコアを決定するステップは、照射源からの放射線でサンプルを照射するステップであって、前記照射放射線が、複数の絞りを備えるオートフォーカス構成要素に通過される、ステップと、前記サンプルから反射される照射放射線を検出するステップとを含み、
前記サンプルを移動させる前記ステップは、前記照射放射線が前記サンプルへと方向付けられる軸と平行な移動である(すなわち、移動がz軸にある)、
オートフォーカス方法。
(例92)
前記サンプルから反射される照射放射線を検出するステップは、前記オートフォーカスセンサ上の既知の位置(関心領域とも呼ばれる)で放射線を検出するステップを含む、例91に記載の方法。
(例93)
前記方法は、前記第1の位置の前記焦点スコアと前記第2の位置の前記焦点スコアとを比較する前記ステップの前に、前記サンプルを少なくとも第3の位置に移動させて、少なくとも前記第3の位置で焦点スコアを決定するステップを更に含む、例91又は92に記載の方法。
(例94)
前記第1の位置の前記焦点スコアと前記第2の位置の前記焦点スコアとを比較する前記ステップは、前記第3の焦点スコアと前記第1及び第2の焦点スコアとの比較も包含する、例93に記載の方法。
(例95)
前記方法は、前記第1の位置の前記焦点スコアを前記第2の位置の前記焦点スコアとを比較する前記ステップの前に、少なくとも4番目、5番目、6番目、7番目、8番目、9番目、10番目、15番目、20番目、25番目、50番目、100番目、250番目、500番目、又は、1000番目の位置へ前記サンプルを移動させて前記位置で焦点スコアを決定するステップを含む、例94に記載の方法。
(例96)
前記第1の位置の前記焦点スコアと前記第2の位置の前記焦点スコアとを比較する前記ステップは、4番目、5番目、6番目、7番目、8番目、9番目、10番目、15番目、20番目、25番目、50番目、100番目、250番目、500番目、又は、1000番目の位置と他の決定された焦点スコアとの比較も包含する、例95に記載の方法。
(例97)
前記焦点スコアは、前記複数の絞りから検出される反射された照射放射線の合計強度である、例91から96のいずれか一項に記載の方法。
(例98)
前記焦点スコアは、前記反射された照射放射線の焦点ぼけがどの程度であるかを測定することによって計算される(例えば、前記サンプルの焦点が合っているときに反射された照射放射線が前記オートフォーカスセンサに衝突すると予期される領域又はその周囲で、すなわち、前記予期される関心領域の周囲で反射された照射放射線を検出している前記センサ上のピクセルの総数)、例91から96のいずれか一項に記載の方法。
(例99)
前記焦点スコア同士を互いに比較する前記ステップの後に、前記サンプルステージは、最も高い焦点スコアを伴う位置である第1ラウンド最適焦点位置へ移動される、例91から98のいずれか一項に記載の方法。
(例100)
前記オートフォーカスセンサ上の任意のピクセルの飽和が検出される場合、前記方法は、前記照射源の強度を減少させて前記方法を繰り返すステップを更に含む、例91から99のいずれか一項に記載の方法。
(例101)
前記方法は、前記焦点位置の第1の粗い推定を含み、その後に、前記サンプルの前記位置を精緻化してそれを前記焦点面に近づける1つ以上の更なるラウンドを含む、例91から100のいずれか一項に記載の方法。
(例102)
前記方法は、前記第1のラウンドで決定される前記第1ラウンド最適位置に中心付けられる第2の位置セットで前記方法を繰り返すステップを更に含む、例91から101のいずれか一項に記載の方法。
(例103)
前記第2のセットにおける前記位置間の距離は、前記第1ラウンド最適焦点位置を計算するために使用される位置間の距離よりも短い、例102に記載の方法。
(例104)
前記位置間の距離は、前記第1ラウンド最適焦点位置を前記第2の位置セットにおける位置の数で割ったものを計算するために使用される位置間の距離である又は該距離よりも短い、例103に記載の方法。
(例105)
第2ラウンド最適焦点位置を生成するために前記焦点スコアがその後に比較される、例104に記載の方法。
(例106)
前記第2ラウンド最適焦点位置は、最も高い焦点スコアを伴う前記第2ラウンド位置であり、前記移動されたサンプルが前記第2ラウンド最適焦点位置に移動される、例105に記載の方法。
(例107)
前記第2ラウンド焦点スコア同士を互いに比較する前記ステップは、放物線を各位置で前記焦点スコアにフィットさせて、曲線の導関数がゼロである位置を前記第2ラウンド最適焦点位置として計算するステップを含む、例106に記載の方法。
(例108)
放物線フィッティングによって決定される前記第2ラウンド最適焦点位置に前記サンプルステージを移動させるステップを更に含む、例104から107のいずれか一項に記載の方法。
(例109)
焦点スコア同士を互いに比較する前記ステップは、放物線を各位置で前記焦点スコアにフィットさせて、曲線の導関数がゼロである位置を前記第1ラウンド最適焦点位置として計算するステップを含み、随意的に、前記サンプルステージを前記第1ラウンド最適焦点位置に移動させるステップを含む、例91又は92に記載の方法。
(例110)
前記第1ラウンド最適焦点位置であると決定された位置に中心付けられる第2の位置セットで前記方法を繰り返すステップを更に含み、前記第2のセットにおける位置間の距離は、前記第1ラウンド最適焦点位置を計算するために使用される位置間の距離よりも短い、例109に記載の方法。
(例111)
前記位置間の距離は、第2ラウンド最適焦点位置を生成するために、前記第1ラウンド最適焦点位置を前記第2の位置セットにおける位置の数で割ったものを計算するために使用される位置間の距離である又は該距離よりも短い、例110に記載の方法。
(例112)
第2ラウンド最適焦点位置を生成する前記ステップは、前記第2ラウンド焦点スコア同士を互いに比較するステップを含み、前記ステップは、放物線を各位置で前記焦点スコアにフィットさせて、曲線の導関数がゼロである位置を前記第2ラウンド最適焦点位置として計算するステップを含む、例111に記載の方法。
(例113)
放物線フィッティングによって決定される前記第2ラウンド最適焦点位置に前記サンプルステージを移動させるステップを更に含む、例111又は112に記載の方法。
(例114)
例91から113のいずれか一項に記載の方法を含む方法を反復して繰り返すことを含む、オートフォーカスの方法。
(例115)
サンプルの位置nで焦点の方向を決定するステップと、
前記サンプルを焦点の方向で位置(n+1)へ移動させるステップと、
を含み、
焦点の方向を決定する前記ステップは、照射源からの放射線でサンプルを照射するステップであって、前記照射放射線が、複数の絞りを備えるオートフォーカス構成要素に通過され、前記オートフォーカス構成要素の前記絞りのうちの少なくとも2つが、前記照射放射線が前記オートフォーカス構成要素を通過する軸でオフセットされる、ステップと、オートフォーカスセンサを用いて前記サンプルから反射される照射放射線を検出するステップとを含み、
前記サンプルを移動させるステップは、前記照射放射線がサンプルへと方向付けられる軸と平行な移動である(すなわち、移動がz軸にある)、
オートフォーカス方法。
(例116)
前記サンプルから反射される照射放射線を検出する前記ステップは、前記オートフォーカスセンサ上の既知の位置(関心領域とも呼ばれる)で放射線を検出するステップを含む、例115に記載の方法。
(例117)
前記方法は、前段落の方法を、少なくとも1回更に、例えば、少なくとも2回、少なくとも3回、少なくとも4回、少なくとも5回、少なくとも6回、少なくとも7回、少なくとも8回、少なくとも9回、少なくとも10回、少なくとも20回、又は、少なくとも50回繰り返すステップを含む、例115又は116に記載の方法。
(例118)
位置nで焦点の方向を決定する前記ステップは、前記少なくとも2つのオフセット絞りから前記反射された照射放射線が前記オートフォーカスセンサに衝突するときにどのように焦点ぼけしているかを比較するステップを含む、例115から117のいずれか一項に記載の方法。
(例119)
例90から118のいずれか一項に記載の方法を含む方法を実行するステップと、前記サンプルを前記サンプルの平面内で(すなわち、X軸及び/又はY軸内で)前記サンプルの平面内の第2の位置へ移動させるステップと、再び前記サンプルの平面内の前記第2の位置で最適焦点位置を記録するために、例30から57のいずれか一項に記載の方法を含む方法を繰り返し実行するステップとを含む、表面のトポロジーをマッピングする方法。
(例120)
前記サンプルを前記サンプルの平面内で1つ以上の更なる位置へ、例えば、前記サンプルの平面内の少なくとも3番目、4番目、5番目、6番目、7番目、8番目、9番目、10番目、15番目、20番目、25番目、50番目、100番目、250番目、500番目、又は、1000番目の位置へ移動させて、これらの各位置での最適焦点位置を記録するステップを含む、例119に記載の方法。
(例121)
サンプルの平面内の各位置に最適焦点位置をプロットすることを更に含む、例119又は120に記載の方法。
(例122)
前記サンプルの表面表示を生成するために、前記サンプルの平面内の各位置で最適焦点位置間を補間するステップを更に含む、例121に記載の方法。
(例123)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行するのに用いるオートフォーカス構成要素であって、例えば前記構成要素が例1から15のいずれか一項に記載の構成要素である、オートフォーカス構成要素。
(例124)
例91から123のいずれか一項に記載の方法を実行するのに用いるオートフォーカスシステムであって、例えば前記システムが例77から90のいずれか一項に記載のシステムである、オートフォーカスシステム。
(例125)
前記コントローラモジュールは、例30から61のいずれか一項に記載の方法を実行するための命令を含むプログラム可能なストアを備える、例77から90のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステム。
(例126)
前記プログラム可能なストアは、ハードドライブ、光ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カード又は光学カード、固体メモリデバイス、又は、電子命令を記憶するのに適した他のタイプの媒体/コンピュータ可読媒体である、例125に記載のオートフォーカスシステム。
(例127)
例77から90のいずれか一項に記載のオートフォーカスシステムと、
前記サンプルから材料を除去して、前記材料をイオン化し、元素イオンを形成するためのサンプリング・イオン化システム
とを備え、前記サンプリング・イオン化システムは、前記サンプルをサンプリングするためのレーザー源を備え、
前記サンプリング・イオン化システムの前記レーザー源の焦点は、前記オートフォーカス装置の前記オートフォーカス構成要素及びオートフォーカスセンサと共焦点である、
生物学的サンプルを分析するための装置。
(例128)
前記サンプリング・イオン化システムから元素イオンを受けて前記元素イオンを検出するための検出器、
を更に備える例127に記載の装置。
(例129)
前記レーザー源がピコ秒レーザー又はフェムト秒レーザー、特に、随意的にパルスピッカーを備えるフェムト秒レーザーであり、例えば、前記パルスピッカーは、前記サンプルステージの動きも制御する制御モジュールによって制御される、例127から128のいずれか一項に記載の装置。
(例130)
(i)前記レーザー源のアブレーション速度は、200Hz以上、例えば、500Hz以上、750Hz以上、1kHz以上、1.5kHz以上、2kHz以上、2.5kHz以上、3kHz以上、3.5kHz以上、4kHz以上、4.5kHz以上、5kHz以上、又は、10kHz以上、約100kHz、100kHz以上、1MHz以上、10MHz以上、又は、100MHz以上であり、及び/又は、
(ii)前記レーザー源のレーザー繰り返しレートは、少なくとも1kHz、例えば、少なくとも10kHz、少なくとも100kHz、少なくとも1MHz、少なくとも10MHz、約50MHz、又は、少なくとも100MHzであり、随意的に、前記サンプリングシステムがパルスピッカーを更に備える、
例127から129のいずれか一項に記載の装置。
(例131)
前記レーザー源は、10μm以下、5μm以下、2μm以下、約1μm、又は、1μm以下の直径のスポットサイズをもたらすようになっている、例127から130のいずれか一項に記載の装置。
(例132)
前記オートフォーカスシステムがカメラを備える、例127から131のいずれか一項に記載の装置。
(例133)
前記サンプリング・イオン化システムの前記イオン化システムがICPである、例127から132のいずれか一項に記載の装置。
(例134)
前記検出器がTOF質量分析計である、例127から133のいずれか一項に記載の装置。
(例135)
サンプルを分析する方法において、
レーザーアブレーションのためのレーザーの前記焦点に前記サンプルを配置するために例90から118のいずれか一項に記載の方法を実行するステップと、
複数の位置でサンプルステージ上の前記サンプルのレーザーアブレーションを行なうステップと、
前記プルームをイオン化及び質量分析に晒すステップであって、前記プルーム内の原子の検出が前記サンプルの画像の構築を可能にし、随意的に、前記複数の位置が複数の既知の位置である、ステップと、
を含む方法。
(例136)
複数の細胞を含むサンプルに関してマスサイトメトリーを行なう方法において、
前記サンプル中の複数の異なる標的分子を1つ以上の異なる標識原子で標識化して、標識サンプルをもたらすステップと、
レーザーアブレーションのためのレーザーの前記焦点に前記サンプルを配置するために例91から118のいずれか一項に記載の方法を実行するステップと、
サンプルステージ上の前記サンプルのレーザーアブレーションを行なうステップと、
前記プルームをイオン化及び質量分析に晒すステップであって、前記プルーム内の原子の検出が前記サンプルの画像の構築を可能にし、随意的に、前記複数の位置が複数の既知の位置である、ステップと、
を含む方法。
(例137)
各位置で、複数のレーザーショットが前記サンプルに発射され、その位置での各ショットの後に、その位置でアブレーションされた前記サンプルの深さに影響を及ぼすべく、前記サンプルステージ上の前記サンプルがZ軸において前記レーザーの前記焦点に向かって移動される、例135又は136に記載の方法。
(例138)
前記サンプルのアブレーションのためのZ軸の前記開始位置は、例58から61のいずれか一項に記載の方法によって決定される前記サンプル上のその位置での最適焦点位置であり、前記サンプル上のその位置におけるZ軸の位置で各ショットから生成される各プルームは、個別に検出され、例えば前記サンプルの3D画像の構築を可能にする、例137に記載の方法。
(例139)
サンプルを分析する方法において、
レーザー放射線の前記焦点に前記サンプルを配置するために例91から118のいずれか一項に記載の方法を実行するステップと、
レーザー放射線を使用してサンプル材料のスラグを脱着するステップと、
前記サンプル材料のスラグをイオン化し、質量分析によって前記スラグ内の原子を検出するステップと、
を含む方法。
(例140)
複数の細胞を含むサンプルに関してマスサイトメトリーを行なう方法において、
前記サンプル中の複数の異なる標的分子を1つ以上の異なる標識原子で標識化して、標識サンプルを与えるステップと、
レーザー放射線の前記焦点に前記サンプルを配置するために例91から118のいずれか一項に記載の方法を実行するステップと、
レーザー放射線を使用してサンプル材料のスラグを脱着するステップと、
前記サンプル材料のスラグをイオン化して、質量分析によって前記スラグ内の原子を検出するステップと、
を含む方法。
(例141)
レーザーアブレーションを使用して、前記対象の特徴の周囲の材料をアブレーションし、前記対象の特徴における前記サンプル材料が前記サンプルキャリアから材料のスラグとして脱着される前に前記周囲の領域を除去する、例139又は140に記載の方法。
(例142)
前記方法は、サンプル上の対象の1つ以上の特徴を特定して、前記サンプル上の対象の1つ以上の特徴の位置情報を記録し、前記サンプルからサンプル材料を脱着するステップを含む、例139から141のいずれか一項に記載の方法。
(例143)
前記特徴は、前記サンプルの光学画像の検査によって特定され、随意的に、前記サンプルが蛍光標識で標識化され、前記蛍光標識が蛍光を発するような条件下で前記サンプルが照射される、例142に記載の方法。
(例144)
前記サンプルがサンプルキャリア上にあり、前記サンプルキャリアが前記サンプルと前記サンプルキャリアとの間に脱着膜層を備え、前記レーザー放射線が前記脱着膜へと方向付けられてサンプル材料を脱着させる、例139から143のいずれか一項に記載の方法。
(例145)
前記レーザー放射線が前記サンプルキャリアを通じて前記サンプルへ向けられる、例139から144のいずれか一項に記載の方法。
(例146)
前記オートフォーカスシステムの前記照射放射線が前記サンプルキャリアを通じて前記サンプルに向けられる、例139から145のいずれか一項に記載の方法。
(例147)
例1から15のいずれか一項に記載の成分の使用を含む、例91から122のいずれか一項に記載の方法。
(例148)
例16から29のいずれか一項に記載のシステムの使用を含む、例91から122のいずれか一項に記載の方法。
(例149)
例66から73のいずれか一項に記載の装置の使用を含む、例91から122のいずれか一項に記載の方法。
(例150)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行する際のオートフォーカス構成要素の使用であって、例えば前記構成要素が例62から76のいずれか一項に記載の構成要素である、オートフォーカス構成要素の使用。
(例151)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行する際のオートフォーカスシステムの使用であって、例えば前記システムが例77から90のいずれか一項に記載のシステムである、オートフォーカスシステムの使用。
(例152)
例30から61のいずれか一項に記載の方法を実行するのに用いるオートフォーカス装置であって、例えば前記装置が例127から134のいずれか一項に記載の装置である、オートフォーカス装置。
(例153)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行する際のオートフォーカス装置の使用であって、例えば前記装置が例127から134のいずれか一項に記載の装置である、オートフォーカス装置の使用。
(例154)
例91から122のいずれか一項に記載の方法を実行するための命令を含むコンピュータプログラムプロダクト。
(例155)
ハードドライブ、光ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カード又は光学カード、固体メモリデバイス、又は、電子命令を記憶するのに適した他のタイプの媒体/コンピュータ可読媒体である、例154に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
Claims (24)
- 可動サンプルステージと、
サンプルを検査するための光学顕微鏡と、
サンプリングシステムと、
オートフォーカスシステムと、
を備え、
前記オートフォーカスシステムは、
照射源と、
オートフォーカスセンサと、
を備え、
前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムが共焦点である、
装置。 - 前記光学顕微鏡が前記サンプリングシステム及び前記オートフォーカスシステムと共焦点である、請求項1に記載の装置。
- 前記サンプリングシステム、前記オートフォーカスシステム、及び、前記光学顕微鏡が全て少なくとも幾つかの光学構成要素を共有する、請求項1に記載の装置。
- 前記装置は、オートフォーカス構成要素からの読み出しに応じて前記サンプルステージを移動させることによってオートフォーカスを行なうように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記装置は、サンプルに依存しないオートフォーカスを行なう、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
- 前記オートフォーカスシステムがサンプル実行中にオートフォーカスを行なう、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
- 前記オートフォーカスシステムが、X座標、Y座標、又は、X-Y座標にわたって焦点マップを投影する、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
- 前記オートフォーカスシステムが複数の絞りを備え、前記複数の絞りが2次元に配置される、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
- 前記オートフォーカスシステムは、前記オートフォーカスセンサに衝突し得る複数のスポットを与える、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
- 前記オートフォーカスシステムが複数のLED及び/又はレーザーダイオードを備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
- 前記装置がオートフォーカスと検査絞りとの間で切り替わる必要がない、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
- 前記オートフォーカスセンサがイメージセンサを備え、前記イメージセンサが前記装置の光学顕微鏡と共有される、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
- 前記照射源が少なくとも2つのLEDを備え、前記2つのLEDが交互照射を行なうように構成される、請求項1から12のいずれか一項に記載の装置。
- 前記照射源が少なくとも2つのレーザーダイオードを備え、前記2つのレーザーダイオードが交互照射を行なうように構成される、請求項1から13のいずれか一項に記載の装置。
- 前記オートフォーカスシステムは、前記オートフォーカスセンサに衝突する1つ以上のスポット又はラインの事前に較正された座標を必要としない、請求項1から14のいずれか一項に記載の装置。
- オートフォーカスが前記スポット間又はライン間のオフセットに基づく、請求項1から15のいずれか一項に記載の装置。
- 前記オートフォーカスセンサに衝突する2つ以上のスポット又はラインが最良の焦点で重なり合う、請求項1から16のいずれか一項に記載の装置。
- オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの数に基づく、請求項1から17のいずれか一項に記載の装置。
- オートフォーカスが前記オートフォーカスセンサによって検出されるスポットの均一性に基づく、請求項1から18のいずれか一項に記載の装置。
- 前記サンプリングシステムがレーザーアブレーションサンプリングシステムであり、前記レーザーアブレーションサンプリングシステムのレーザー源の焦点は、前記オートフォーカスシステムのオートフォーカス構成要素及び前記オートフォーカスセンサと共焦点である、請求項1から19のいずれか一項に記載の装置。
- 前記サンプリングシステムがレーザーアブレーションサンプリングシステムであり、前記装置はガス導管によって前記レーザーアブレーションサンプリングシステムに結合されるICPイオン化システムを更に備える、請求項1から20のいずれか一項に記載の装置。
- 質量分析計を更に備える、請求項21に記載の装置。
- オートフォーカスに基づくサンプリングを含む、請求項1から22のいずれか一項に記載の装置を使用するオートフォーカスの方法。
- 生物学的サンプルから質量タグをサンプリングすることを更に含む、請求項23に記載の方法。
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