JPWO2020031327A1 - 室外機及び空気調和機 - Google Patents

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Abstract

室外機(100)は、筐体(1)と、熱交換器(10)と、電装品箱(5)と、基板(4)と、複数のフィンを有し、隣り合うフィンの間に形成される風路(30)の風上側におけるフィンの第1端部(33)が電装品箱(5)と向き合う放熱部(3)と、を備える。放熱部(3)及び電装品箱(5)を上方から見たとき、第1端部(33)と電装品箱(5)との間には、第1幅(W1)の第1隙間(CL1)と、第1隙間(CL1)よりも背面パネル(1b)側に存在し第1幅(W1)よりも広い第2幅(W2)の第2隙間(CL2)とが形成される。

Description

本発明は、放熱部を備える室外機及び空気調和機に関する。
特許文献1には、室外機が備える送風機の近くに流れる空気流の乱れを抑制して、空気流の乱れに起因して生じる騒音を抑制する技術が開示される。特許文献1に開示される室外機は、筐体、送風機、圧縮機及び仕切板を備える。仕切板は、送風機が配置された送風機室と圧縮機が配置された圧縮機室とを仕切る部材である。筐体の背面側には、熱交換器が設けられ、この熱交換器の正面には、熱交換器と向き合うように、電装品箱が設置される。電装品箱は、仕切板の熱交換器側の面に設置される。電装品箱の内部には基板が設けられ、基板には圧縮機及び送風機を駆動する電気部品が実装される。筐体の背面側に設けられる熱交換器と電装品箱との間の空間には、電気部品を冷却するための放熱部が設けられる。また放熱部は、圧縮機室と筐体の天面パネルとの間の空間に設けられる。放熱部は、電気部品に接するベースと、ベースに形成されて互いに間隔を空けて並べられた複数のフィンとを有する。複数のフィンのそれぞれの先端は、筐体の背面側に設けられる熱交換器と向き合う。複数のフィンは、筐体の天面パネルから底面パネルに向かう方向、すなわち鉛直方向に互いに離れて配列される。
特許文献1に開示される室外機では、筐体の背面側に設けられる熱交換器とその正面に設けられる電装品箱との間に、放熱部が設けられることにより、送風機の直上の空間と送風機の後方の空間とに、熱交換器が存在しなくなり、送風機の近くに流れる空気の乱れが抑制され、空気流の乱れに起因して生じる騒音が抑制される。
特開2005−69584号公報
特許文献1に開示される室外機では、圧縮機室と筐体の天面パネルとの間の空間に電装品箱が設けられると共に、筐体の背面側に設けられる熱交換器と電装品箱との間の空間に、放熱部が設けられている。そのため、送風機の回転速度を上げることなく放熱部の冷却効率を向上させるためには、フィンの先端から筐体の背面パネルまでの幅を広げ、又は圧縮機室から筐体の天面パネルまでの幅を広げることによって、フィンの表面積を増やす必要がある。従って、フィンの表面積の増大に伴い筐体のサイズが大きくなり、放熱部の冷却効率を向上させながら筐体の小型化を図ることができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、放熱部の冷却効率を向上させながら筐体の小型化を図ることができる室外機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る室外機は、気流を発生させる送風機と、内部に送風機が設けられ、気流の吹出口を有する正面パネルと、正面パネルとは逆側の背面パネルと、第1側面パネルと、第1側面パネルとは逆側の第2側面パネルと、天面パネルと、天面パネルとは逆側の底面パネルとを有する筐体とを備える。室外機は、筐体の背面に設けられる熱交換器と、熱交換器と正面パネルとの間に設けられる電装品箱と、電気部品が設けられ、電装品箱から第2側面パネルに向かって伸びる基板とを備える。室外機は、電装品箱と送風機との間に設けられ、基板に設けられる電気部品と熱的に接続され、正面パネルから背面パネルに向かう方向に互いに離れて配列される複数のフィンを有し、隣り合うフィンの間に形成される風路の風上側におけるフィンの端部が電装品箱と向き合う放熱部を備える。放熱部及び電装品箱を上方から見たとき、端部と電装品箱との間には、第1幅の第1隙間と、第1隙間よりも背面パネル側に存在し第1幅よりも広い第2幅の第2隙間と、が形成される。
本発明に係る室外機は、放熱部の冷却効率を向上させながら筐体の小型化を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る室外機の正面図 図1に示すII−II線に沿った断面図 図1に示される放熱部を拡大して模式的に示した斜視図 図2に示す放熱部及び電装品箱を拡大して模式的に示した斜視図 図2に示す送風機が回転したときに生じる気流が図4に示す放熱部を通過するときの状態を説明するための図 図1に示す電装品箱の変形例を示す図 図4に示す放熱部の第1変形例を示す図 図4に示す放熱部の第2変形例を示す図 図4に示す放熱部の第3変形例を示す図 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る室外機及び空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る室外機の正面図である。図2は図1に示すII−II線に沿った断面図である。図3は図1に示される放熱部を拡大して模式的に示した斜視図である。図4は図2に示す放熱部及び電装品箱を拡大して模式的に示した斜視図である。室外機100は、空気調和機の室外ユニットである。空気調和機は、室外機100と、室内に配置される室内機との間を循環する冷媒を使用して、室内の空気と室外の空気との間の熱移動を行い、室内の空調を行う。図1には、室外機100の筐体1の内部に設けられる圧縮機8、仕切板13、基板4、放熱部3及び電装品箱5が破線で示される。図2では、室外機100の筐体1の内部に設けられる電装品箱5と放熱部3のベース31とが破線で示される。
室外機100は、室外機100の外郭を構成する筐体1を有する。筐体1は、壁面である正面パネル1a、背面パネル1b、第1側面パネル1c、第2側面パネル1d、底面パネル1e及び天面パネル1fを有する箱形の構造体である。背面パネル1bは、正面パネル1aとは逆側の壁面である。第2側面パネル1dは、第1側面パネル1cとは逆側の壁面である。底面パネル1eは、天面パネル1fとは逆側の壁面である。背面パネル1b、第1側面パネル1c及び第2側面パネル1dには、図2に示すように、吸込口2が形成されている。正面パネル1aには、円形状の吹出口12が形成されている。吹出口12は、吸込口2を介して、筐体1の内部に取り込まれた空気を、筐体1の外部に排出するための開口部である。吹出口12を形作る環状の壁面3aには、ベルマウス11が設けられる。ベルマウス11は、壁面3aから筐体1の内部へ突き出る環状部材である。
以下の説明では、筐体1の正面パネル1aが向く方向を前方、前方とは逆の方向を後方と称することがある。また、前方と後方とを合わせて前後方向と称することがある。前後方向は、重力の方向である鉛直方向と垂直な方向である。また、室外機100を前方から見て、室外機100の左側を左方、室外機100の右側を右方と称することがある。また、左方と右方とを合わせて左右方向と称することがある。左右方向は、鉛直方向と前後方向とに垂直な方向である。また、室外機100を前方から見て、室外機100の上側を上方と称することがある。第1側面パネル1cは、室外機100を前方から見て、室外機100の一方側となる右側の側面である。第2側面パネル1dは、室外機100を前方から見て、室外機100の他方側となる左側の側面である。
仕切板13は、筐体1の内部の空間を、送風機6が配置される空間である送風機室7と、圧縮機8が配置される空間である圧縮機室9とに仕切る部材である。仕切板13は、例えば、上方から見て、正面パネル1aから背面パネル1bに向けて伸びて、背面パネル1bに到達する前に、第1側面パネル1c側に折れて、第1側面パネル1cに接するように形成される。このような形状の仕切板13を用いることにより、仕切板13と背面パネル1bとの間の空間が、送風機室7の一部となる。そのため、筐体1の背面パネル1bに形成される吸込口2を、第1側面パネル1c付近まで伸ばして、吸込口2の開口面積を広くした場合、吸込口2を介して、筐体1の内部に取り込まれる空気量が増加する。従って、吸込口2を、第1側面パネル1c付近まで伸ばしていない場合に比べて、吸込口2を覆うように設けられる熱交換器10に通過する空気量が増加して、熱交換器10に流れる冷媒と熱交換器10を通過する空気との間の熱交換量が向上するため、室外機100の運転効率が向上する。なお、室外機100は、仕切板13の第1側面パネル1c側に送風機室7が形成され、仕切板13の第2側面パネル1d側に圧縮機室9が形成されるように構成してもよい。
筐体1の内部において送風機6の配置位置は、ベルマウス11の内縁を、筐体1の正面パネル1aから背面パネル1bに向かう方向に投影した領域の内側である。送風機6は、羽根車61と羽根車61の動力源であるモータ62とを有する。送風機6のモータ62が駆動して、送風機6の羽根車61が回転することにより、吸込口2を介して、筐体1の外部から筐体1の送風機室7に空気が取り込まれる。送風機室7に取り込まれた空気は、吹出口12を通じて筐体1の外部に排出される。図2には、送風機6が回転することによって筐体1の内部に生じる気流AFが、破線の矢印で示される。気流AFは、筐体1の外部から筐体1の送風機室7に取り込まれた空気の流れである。
筐体1の内側には、筐体1に形成される吸込口2を覆うように、熱交換器10が設けられている。熱交換器10は、送風機室7に設けられ、筐体1の背面パネル1b及び第2側面パネル1dのそれぞれの内側と向き合う。熱交換器10は、互いに離れて配列される不図示の複数の放熱フィンと、複数の放熱フィンに貫通するように設けられ内部に冷媒が流れる不図示の複数の配管とを備える。
圧縮機室9は、仕切板13と第1側面パネル1cとで囲まれた空間である。圧縮機室9の内側には、冷媒を圧縮する圧縮機8が設けられる。圧縮機8は、熱交換器10が備える不図示の複数の配管に接続されており、圧縮機8で圧縮された冷媒は、当該配管に送られる。熱交換器10に空気が通過することによって、当該配管の内部に流れる冷媒と熱交換器10との間で、熱交換が行われる。
圧縮機室9の上方には、電装品箱5が設けられる。具体的には、圧縮機室9を形成する仕切板13の上端から天面パネル1fまでの間に形成される空間に、電装品箱5が設けられる。
電装品箱5には、図1に示すように、基板4が収容される。基板4は、第1基板面4aと、第1基板面4aとは逆側の第2基板面4bとを備える。第1基板面4aは、図1に示す天面パネル1f側の基板面である。第2基板面4bは、図1に示す底面パネル1e側の基板面である。基板4は、第1基板面4aが図1に示す天面パネル1fと平行な板状部材である。図1では、基板4の第1側面パネル1cの部分が電装品箱5の内部に配置され、第2側面パネル1dの部分が、電装品箱5の外部に突き出るように設けられている。図3に示す構成例では、基板4全体の内、基板4の一部が電装品箱5の内部に収容され、基板4の残りの部分が電装品箱5の外部に露出している。基板4全体の内、電装品箱5の外部に露出する部分は、図1に示すように、筐体1を正面側から見て、仕切板13よりも送風機室7側に配置される。また、基板4の送風機6側の先端は、図1に示すように、ベルマウス11を、筐体1の底面パネル1eから天面パネル1fに向かう方向に投影した領域の外側に配置される。
基板4全体の内、電装品箱5の外部に露出する部分には、図3に示すように、複数の電気部品40が設けられる。図3では、複数の電気部品40と基板4との配置関係を明確にするため、複数の電気部品40が基板4から離れた位置に示されているが、実際には、複数の電気部品40は基板4に接するように設けられているものとする。複数の電気部品40は、基板4の第2基板面4bに設けられる。複数の電気部品40には、例えば第1電気部品41、第2電気部品42、第3電気部品43及び第4電気部品44が含まれる。第1電気部品41は、例えば直流電力を交流電力に変換して、圧縮機8及び送風機6の少なくとも一方を駆動するインバータ回路を構成する半導体素子、リアクトルなどである。第2電気部品42は、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換してインバータ回路へ出力するコンバータ回路を構成する半導体素子、リアクトルなどである。第3電気部品43及び第4電気部品44は、発熱量が第1電気部品41及び第2電気部品42のそれぞれの発熱量が低い部品、例えば、電圧検出用の抵抗器、平滑コンデンサなどである。なお、電気部品40の数は4つに限定されず、1つ以上であればよい。
複数の電気部品40のそれぞれには、図3に示すように放熱部3が接している。放熱部3は、複数の電気部品40のそれぞれを冷却するための部品である。図3では、複数の電気部品40と放熱部3との配置関係を明確にするため、放熱部3が複数の電気部品40から離れた位置に示されているが、実際には、放熱部3は複数の電気部品40に接するように設けられているものとする。放熱部3は、複数の電気部品40に固定してもよいし、不図示の固定部材を介して基板4又は電装品箱5に固定してもよい。
放熱部3は、正面パネル1aから背面パネル1bに向かう方向の幅が、第1側面パネル1cから第2側面パネル1dに向かう方向の幅よりも狭い。放熱部3は、ベース31と、複数のフィン32とを有する。ベース31は、図1及び図2に示すように、筐体1の正面パネル1aから背面パネル1bに向かって伸びると共に、筐体1の第1側面パネル1cから第2側面パネル1dに向かって伸びる板状部材である。図3に示すように、ベース31の上面31aは複数の電気部品40と向き合う。
ベース31の下面31bには、複数のフィン32が設けられる。複数のフィン32のそれぞれは、ベース31の下面31bから筐体1の下方に向かって伸びる板状部材である。複数のフィン32は、図2に示す正面パネル1aから背面パネル1bに向かう方向に、互いに離れて配列される。複数のフィン32は、図1に示すように、電装品箱5の外部に設けられ、送風機室7に配置される。
複数のフィン32のそれぞれには、図3に示すように、放熱面32aが設けられる。放熱面32aの形状は例えば長方形である。なお、放熱面32aの形状は、複数の電気部品40から放熱部3に伝わった熱が効率的に放射できるものであればよく、長方形に限定されるものではない。フィン32の放熱面32aは、図1に示す正面パネル1aと平行である。隣り合うフィン32の対向面である放熱面32aは、互いに平行である。隣り合うフィン32のそれぞれの放熱面32aは、空気が通過する風路を形成する。
次に、電装品箱5及び放熱部3の形状、配置位置などについて説明する。電装品箱5は、図1に示すように、天面パネル1f側の上面5aと、圧縮機8と向き合う下面5bと、側面5cとを備える。
電装品箱5の側面5cは、図4に示すように、筐体1の第1側面パネル1cと向き合う第1側面5c1と、筐体1の正面パネル1aと向き合う第2側パネル5c2と、筐体1の背面パネル1bに設けられる熱交換器10と向き合う第3側面5c3と、放熱部3と向き合う第4側面5c4により構成される。
第4側面5c4は、第1対向面51及び第2対向面52により構成される。第1対向面51は、筐体1の正面パネル1aの内側面1a1に対して垂直な法線nと平行に、筐体1の正面パネル1aから背面パネル1bに向かって伸びる。第1対向面51の背面パネル1b側の端部には、第2対向面52が接続されている。第2対向面52は、法線nが伸びる方向、すなわち第1対向面51が伸びる方向に対して、一定角度θで傾斜する面である。そして、電装品箱5の第2対向面52は、仮想線Aを含む垂直な断面よりも、筐体1の正面パネル1a側に設けられる。仮想線Aは、例えば、ベルマウス11の背面パネル1b側の端部11aと、筐体1の背面パネル1bに設けられる熱交換器10の第1側面パネル1c側の端部10aとを最短距離で結ぶ仮想的な線である。
放熱部3及び電装品箱5を上方から見て、図4に示すように、複数のフィン32のそれぞれの第1端部33と、電装品箱5の第4側面5c4との間には、第1幅W1の第1隙間CL1と、第1幅W1より広い第2幅W2の第2隙間CL2とが形成される。第1端部33は、電装品箱5の第4側面5c4と向き合う部分である。第1端部33は、風路30の風上側に配置される。風路30は、隣り合うフィン32の間の隙間に形成される風の流路である。第2端部34は、電装品箱5の第4側面5c4側とは逆側の部分であり、風路30の風下側に配置される。図4に示される放熱部3には風路30が8つ形成されている。
第1隙間CL1は、図4に示すように、例えば、正面パネル1aから背面パネル1bに向かって、1つ目から6つ目までのフィン32のそれぞれと、電装品箱5との間に形成される隙間に相当する。第2隙間CL2は、第1隙間CL1よりも背面パネル1b側に形成され、第1隙間CL1よりも広い隙間である。第2隙間CL2は、図4に示すように、例えば、正面パネル1aから背面パネル1bに向かって、7つ目から9つ目までのフィン32のそれぞれと、電装品箱5との間に形成される隙間に相当する。
図5は図2に示す送風機が回転したときに生じる気流が図4に示す放熱部を通過するときの状態を説明するための図である。室外機100において、図2に示す圧縮機8及び送風機6の少なくとも一方が動作した場合、複数の電気部品40で発生した熱は、放熱部3のベース31及びフィン32に伝わる。また送風機6が回転すると、図5に示すように、筐体1の外部の空気が、熱交換器10を介して、筐体1の内部に取り込まれる。これにより、筐体1の内部に気流AFが生じる。熱交換器10を通過した空気は、熱交換器10からベルマウス11に至る最短経路を通過しようとする。そのため、仮想線Aを含む垂直な断面よりも、熱交換器10側の領域に生じる気流AFの速度は、当該断面よりも、電装品箱5側の領域に生じる気流AFの速度よりも高くなる。
実施の形態1に係る室外機100では、放熱部3の一部が、仮想線Aよりも、熱交換器10側の領域に設けられている。そして、放熱部3と向き合う電装品箱5の第2対向面52が、第2隙間CL2が形成されるように傾斜しているため、仮想線A付近の気流AFは、電装品箱5に阻害されることなく、第2隙間CL2を通過する。
第2隙間CL2を通過した空気の大半は、仮想線Aよりも熱交換器10側の領域に設けられる放熱部3の第1端部33に到達して、風路30に流れ込む。また、第2隙間CL2を通過した空気の一部は、第1隙間CL1を通過して、仮想線Aよりも正面パネル1a側の領域に設けられる放熱部3の第1端部33に到達して、風路30に流れ込む。
このようにして、放熱部3に形成される風路30に空気が通過することで、放熱部3と空気との間で熱交換が行われて、放熱部3が冷却される。放熱部3が冷却されることにより、放熱部3と熱的に接続される電気部品40が冷却される。
前述したように、特許文献1に開示される室外機では、圧縮機室と天面パネルとの間の空間に、電装品箱が設けられると共に、筐体の背面パネルに設けられる熱交換器と電装品箱との間の空間に、放熱部が設けられているため、放熱部の冷却効率を向上させるためには、筐体のサイズを大きくする必要がある。
これに対して、実施の形態1に係る室外機100では、送風機6と電装品箱5との間の空間に放熱部3が設けられると共に、電装品箱5と放熱部3との間の隙間が、筐体1の正面パネル1aから背面パネル1bに向かうにつれて広くなるように構成されている。このように、室外機100では、送風機6と電装品箱5との間の空間を利用して、放熱部3を配置することができるため、筐体1の奥行き方向の幅を広げることなく、特許文献1の技術に開示される放熱部と比べて、放熱部3の正面パネル1a側の端部から筐体1の背面パネル1b側の端部までの幅を広くすることができる。従って、放熱部3の表面積が大きくなり、放熱部3の熱交換量が向上するため、第1電気部品41から第4電気部品44のそれぞれの冷却効率が向上する。
なお、仮想線A付近の気流AFは、電装品箱5に阻害されることなく第2隙間CL2を通過して、仮想線Aよりも熱交換器10側の領域に設けられる放熱部3の第1端部33に到達すればよいため、電装品箱5の第2対向面52は、その一部が仮想線Aを含む垂直な断面よりも、筐体1の背面パネル1b側に配置されていてもよい。図6は図1に示す電装品箱の変形例を示す図である。図6に示す電装品箱5は、電装品箱5の第2対向面52が仮想線Aを含む垂直な断面よりも、筐体1の背面パネル1b側に配置されている。このように電装品箱5が構成されている場合でも、放熱部3の一部が、仮想線Bを含む垂直な断面よりも、筐体1の背面パネル1b側に配置されていれば、熱交換器10の端部寄りの領域を通過した空気の流れを利用して、放熱部3を冷却することが可能である。仮想線Bは、例えば、ベルマウス11の端部11aと、電装品箱5の第2対向面とを最短距離で結ぶ仮想的な線である。
なお図5及び図6に示される電装品箱5の第2対向面52は、凹凸のない平らな傾斜面に限定されず、仮想線A付近の気流AFが電装品箱5に阻害されずに放熱部3の第1端部33に到達できれば、圧縮機室9の外側に向かって突き出る突形状の湾曲面でもよい。実施の形態1に係る室外機100のように、電装品箱5の第2対向面52が平らな傾斜面である場合、第2対向面52が湾曲している場合に比べて、電装品箱5の折り曲げ加工が簡素化され、電装品箱5の製造工程が簡略化される。
図7は図4に示す放熱部の第1変形例を示す図である。図5及び図6に示される放熱部3では、複数のフィン32のそれぞれの放熱面32aが正面パネル1aと平行になるように、複数のフィン32が配列されている。これに対して、図7に示される第1変形例に係る放熱部3Aに設けられる複数のフィン32は、法線nに対して、その放熱面32aが一定角度θ1で傾斜している。放熱部3Aに設けられる複数のフィン32は、一定角度θ1は、1°から89°までの任意の角度であるが、筐体1の背面パネル1bに設けられる熱交換器10の放熱部3A側の面と、仮想線Aを含む垂直な断面とが成す角度であるθ2と等しい角度であることが望ましい。このように一定角度θ1が角度θ2と等しくなるように配列された複数のフィン32を設けることにより、図4に示す放熱部3に比べて、風路30の風上側の開口面積が増えて、風路30へ気流AFが流れ込み易くなる。従って、図4に示す放熱部3に比べて、風路30に流れる気流AFの速度が高まり、熱交換量が増加して、第1電気部品41から第4電気部品44のそれぞれの冷却効率がより一層向上する。
なお、実施の形態1では、例えば図4に示す法線nが伸びる方向に沿って、複数の電気部品40が互いに離れて配列されている。このように複数の電気部品40が配列されている場合、複数の電気部品40を図4に示す法線nと直交する方向に配列した場合に比べて、複数の電気部品40のそれぞれで発生した熱が、複数のフィン32に分散するように伝達される。
これに対して、例えば、図4において、背面パネル1b側から2つ目のフィン32と3つ目のフィン32に跨がるように、第1電気部品41から第4電気部品44が、法線nと直交する方向に一列に配列されている場合、第1電気部品41から第4電気部品44のそれぞれで発生した熱の大半は、上記の2つのフィン32に伝わる。そのため、例えば、第1電気部品41の発熱量が第4電気部品44の発熱量よりも高い場合、第1電気部品41で発生した熱が、上記の2つのフィン32を介して、第4電気部品44に伝わり易くになり、第4電気部品44の温度は、第4電気部品44が単独で動作したときの温度よりも高くなる可能性がある。また、上記の2つのフィン32以外のフィン32は、第1電気部品41から第4電気部品44から離れているため、第1電気部品41から第4電気部品44の冷却に寄与し難くなる。
実施の形態1に係る放熱部3では、複数の電気部品40が、複数のフィン32の配列方向に沿って、互いに離れて配列されているため、複数の電気部品40のそれぞれで発生した熱が、複数のフィン32に分散するように伝達され、複数の電気部品40を効果的に冷却することができる。また、実施の形態1に係る放熱部3では、第1電気部品41で発生した熱が、第4電気部品44に伝わり難くなり、第4電気部品44が高温となって故障することを防止できる。
図8は図4に示す放熱部の第2変形例を示す図である。図8に示す第2変形例に係る放熱部3Bは、第1フィンピッチ71が第2フィンピッチ72よりも狭くなるように構成されている。第1フィンピッチ71は、仮想線Aを含む垂直な断面よりも、背面パネル1b側の領域に設けられる複数のフィンの配列方向におけるフィン間の幅に等しい。第2フィンピッチ72は、仮想線Aを含む垂直な断面よりも、正面パネル1a側の領域に設けられる複数のフィンの配列方向におけるフィン間の幅に等しい。
第1フィンピッチ71が第2フィンピッチ72よりも狭くなることにより、仮想線Aよりも背面パネル1b側の領域に設けられるフィンの表面積が、仮想線Aよりも正面パネル1a側の領域に設けられるフィンの表面積よりも広くすることができる。従って、仮想線Aよりも背面パネル1b側の領域に設けられるフィンにおける熱交換量を増やすことができ、例えば第1電気部品41及び第2電気部品42のそれぞれの冷却効率がより一層向上する。
また、放熱部3Bによれば、例えば第1電気部品41が仮想線Aよりも背面パネル1b側に設けられ、第3電気部品43が仮想線Aよりも正面パネル1a側に設けられている場合、第1電気部品41が仮想線Aよりも正面パネル1a側に設けられ、第3電気部品43が仮想線Aよりも背面パネル1b側に設けられている場合に比べて、第1電気部品41の冷却効率を向上させることができる。さらに、全てのフィン32が第1フィンピッチ71で配列される場合に比べて、フィン32を構成する材料の使用量が低減され、放熱部3Bの製造コストを低減することができる。
また、放熱部3Bによれば、第2フィンピッチ72が第1フィンピッチ71よりも広いため、図4に示す第2隙間CL2を通過する気流AFの速度が、第1隙間CL1を通過する気流AFの速度よりも低い場合でも、第2フィンピッチ72で配列されるフィン32により形成される風路30での気流AFの滞留が防止され、発熱量が低い第3電気部品43などの放熱効率の低下を抑制できる。
図9は図4に示す放熱部の第3変形例を示す図である。図9の上側には、第3変形例に係る放熱部3Cを、図1に示す第2側面パネル1dから第1側面パネル1cに向かって見た状態が示される。図9の下側には、第3変形例に係る放熱部3Cを、図1に示す天面パネル1fから底面パネル1eに向かって見た状態が示される。放熱部3Cは、フィン32のベース31から先端322までの高さHが、図4に示す正面パネル1aから背面パネル1bに向かって、高くなるように構成されている。図9に示すように、仮想線Aよりも背面パネル1b側に設けられるフィン32の高さHは、仮想線Aよりも正面パネル1a側に設けられるフィン32の高さHよりも高い。そのため、仮想線Aよりも背面パネル1b側に設けられるフィン32の表面積が、仮想線Aよりも正面パネル1a側に設けられるフィン32の表面積よりも広くなる。このように、フィン32の高さHが異なることによって、例えば発熱量が高い第1電気部品41の冷却効率を向上させながら、フィン32を構成する材料の使用量の増加を抑制できる。
また、放熱部3Cによれば、図4に示す第2隙間CL2を通過した気流AFの速度が、第1隙間CL1を通過した気流AFの速度よりも低い場合でも、仮想線Aよりも正面パネル1a側に設けられるフィン32により形成される風路30での気流AFの滞留が防止され、発熱量が低い第3電気部品43などの放熱効率の低下を抑制できる。
なお、図9に示す放熱部3Cの構造は、図8に示される放熱部3Bの構造と組み合わせてもよい。例えば、図9に示す放熱部3Cは、仮想線Aよりも正面パネル1a側に設けられるフィン32が第1フィンピッチ71で配列され、仮想線Aよりも背面パネル1b側に設けられるフィン32が第2フィンピッチ72で配列されるように構成してもよい。
また実施の形態1に係る室外機100に用いられる複数の電気部品40の内、少なくとも1つが半導体素子の場合、当該半導体素子は、シリコン系材料により構成されるMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)を例示できる。また、当該半導体素子は、炭化珪素、窒化ガリウム、酸化ガリウム、ダイヤモンドなどのワイドバンドギャップ半導体により構成されるMOSFETでもよい。
一般的にワイドバンドギャップ半導体はシリコン半導体に比べて耐電圧及び耐熱性が高い。そのため、半導体素子にワイドバンドギャップ半導体を用いることにより、半導体素子の耐電圧性及び許容電流密度が高くなり、半導体素子を組み込んだ半導体モジュールを小型化できる。またワイドバンドギャップ半導体は、耐熱性も高いため、半導体モジュールで発生した熱を放熱するための放熱部の小型化が可能であり、また半導体モジュールで発生した熱を放熱する放熱構造の簡素化が可能である。
またワイドバンドギャップ半導体はシリコン半導体に比べて発熱量が低いため、例えば、工場、低緯度地域などの高温になりやすい場所、地域へ設置される室外機100の電気部品40にワイドバンドギャップ半導体が用いられる場合、電気部品40で発生する熱の上昇が抑制され、例えば発熱部品の近くに設けられる電解コンデンサなどの寿命を延ばすことができ、室外機100の信頼性が向上する。
実施の形態2.
図10は本発明の実施の形態2に係る空気調和機の構成例を示す図である。空気調和機200は、実施の形態1に係る室外機100と、室外機100に接続される室内機210とを備える。実施の形態1に係る室外機100を用いることにより、図4などに示される放熱部3の冷却効率を向上させながら筐体1の小型化を図ることができる空気調和機200を提供できる。また放熱部3の冷却効率が向上することにより、信頼性の高い空気調和機200を提供できる。
なお、本実施の形態に係る室外機100では、基板4の一部が電装品箱5の外部に突き出るように設けられているが、電装品箱5の外部に突き出る基板4は、電気部品40への塵埃などの付着を防止するために、電装品箱5の一部で覆ってもよい。
また、本実施の形態に係る室外機100では、図4に示すように、フィン32が電装品箱5の第1対向面51から一定距離離れた位置に設けられているが、フィン32が電装品箱5の第1対向面51に接するように、放熱部3を設けてもよい。すなわち、第1隙間CL1が零となるように放熱部3を設けてもよい。このように構成した場合でも、電装品箱5の第2対向面52と向き合うフィン32に形成される風路30に空気が通過することによって、放熱部3が冷却され、電気部品40を冷却することが可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 筐体、1a 正面パネル、1a1 内側面、1b 背面パネル、1c 第1側面パネル、1d 第2側面パネル、1e 底面パネル、1f 天面パネル、2 吸込口、3,3A,3B,3C 放熱部、3a 壁面、4 基板、4a 第1基板面、4b 第2基板面、5 電装品箱、5a,31a 上面、5b,31b 下面、5c 側面、5c1 第1側面、5c2 第2側パネル、5c3 第3側面、5c4 第4側面、6 送風機、7 送風機室、8 圧縮機、9 圧縮機室、10 熱交換器、10a,11a 端部、11 ベルマウス、12 吹出口、13 仕切板、30 風路、31 ベース、32 フィン、32a 放熱面、33 第1端部、34 第2端部、40 電気部品、41 第1電気部品、42 第2電気部品、43 第3電気部品、44 第4電気部品、51 第1対向面、52 第2対向面、61 羽根車、62 モータ、71 第1フィンピッチ、72 第2フィンピッチ、100 室外機、200 空気調和機、210 室内機、322 先端、W1 第1幅、CL1 第1隙間、W2 第2幅、CL2 第2隙間。

Claims (11)

  1. 気流を発生させる送風機と、
    内部に前記送風機が設けられ、前記気流の吹出口を有する正面パネルと、前記正面パネルとは逆側の背面パネルと、第1側面パネルと、前記第1側面パネルとは逆側の第2側面パネルと、天面パネルと、前記天面パネルとは逆側の底面パネルとを有する筐体と、
    前記筐体の背面に設けられる熱交換器と、
    前記熱交換器と前記正面パネルとの間に設けられる電装品箱と、
    電気部品が設けられ、前記電装品箱から前記第2側面パネルに向かって伸びる基板と、
    前記電装品箱と前記送風機との間に設けられ、前記基板に設けられる電気部品と熱的に接続され、前記正面パネルから前記背面パネルに向かう方向に互いに離れて配列される複数のフィンを有し、隣り合う前記フィンの間に形成される風路の風上側における前記フィンの端部が前記電装品箱と向き合う放熱部と、
    を備え、
    前記放熱部及び前記電装品箱を上方から見たとき、前記端部と前記電装品箱との間には、第1幅の第1隙間と、前記第1隙間よりも前記背面パネル側に存在し前記第1幅よりも広い第2幅の第2隙間と、が形成される室外機。
  2. 前記電装品箱は、
    前記第1隙間を形成する第1対向面と、前記第2隙間を形成する第2対向面とを有する請求項1に記載の室外機。
  3. 前記第1対向面及び前記第2対向面を上方から見たとき、前記第2対向面は、前記第1対向面が伸びる方向に対して、一定角度で傾斜する傾斜面である請求項2に記載の室外機。
  4. 前記正面パネルに設けられ、前記吹出口を形作る環状の壁面から前記筐体の内部へ突き出る環状のベルマウスを備え、
    前記第2対向面は、前記ベルマウスの前記背面パネル側の端部と、前記熱交換器の前記第1側面パネル側の端部とを最短距離で結ぶ仮想線を含む垂直な断面よりも、前記正面パネル側に設けられ、
    前記放熱部の少なくとも一部は、前記仮想線を含む垂直な断面よりも、前記背面パネル側に設けられる請求項2又は3に記載の室外機。
  5. 前記フィンは、前記正面パネルの内側面に対して垂直な法線に対して、隣り合う前記フィンの対向面が一定角度で傾斜するように配列される請求項1から4の何れか一項に記載の室外機。
  6. 前記放熱部は、前記正面パネルから前記背面パネルに向かう方向の幅が、前記第1側面パネルから前記第2側面パネルに向かう方向の幅よりも狭い請求項1から5の何れか一項に記載の室外機。
  7. 前記放熱部には、前記正面パネルの内側面に対して垂直な法線に沿って、複数の前記電気部品が互いに離れて配列される請求項1に記載の室外機。
  8. 前記放熱部は、前記仮想線を含む垂直な断面よりも、前記背面パネル側の領域に設けられる複数の前記フィンの配列方向における第1フィンピッチが、前記仮想線を含む垂直な断面よりも、前記正面パネル側の領域に設けられる複数の前記フィンの配列方向における第2フィンピッチよりも狭くなるように構成される請求項4に記載の室外機。
  9. 前記放熱部は、複数の前記フィンの高さが、前記正面パネルから前記背面パネルに向かって高くなるように構成される請求項1に記載の室外機。
  10. 前記電気部品は、ワイドバンドギャップ半導体で構成される半導体素子である請求項1から9の何れか一項に記載の室外機。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載の室外機と、室内機と、を備える空気調和機。
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