JPH06147549A - 分離型空気調和機の室外ユニット - Google Patents

分離型空気調和機の室外ユニット

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JPH06147549A
JPH06147549A JP32853592A JP32853592A JPH06147549A JP H06147549 A JPH06147549 A JP H06147549A JP 32853592 A JP32853592 A JP 32853592A JP 32853592 A JP32853592 A JP 32853592A JP H06147549 A JPH06147549 A JP H06147549A
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JP
Japan
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air
heat exchange
equipment box
heat
exchange chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP32853592A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kobayashi
淳 小林
Sadaji Saito
貞治 斉藤
Akira Iemura
暁 家村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH06147549A publication Critical patent/JPH06147549A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電装箱内の電装部品を効果的に冷却すること
ができる分離型空気調和機の室外ユニットを提供する。 【構成】 室外ユニット2内の機械室5と熱交換室3と
に亘って電装箱25を配置し、前記電装箱25の機械室
5側に電装部品31、33を配置し、熱交換室3側に電
装部品35を載置した放熱フィン29を配置した空気調
和機の電装箱25において、前記機械室5側に空気を取
込む空気取込み口69が形成され、前記熱交換室3側の
先端部に電装箱内の空気を送風する第1送風口52が形
成され、前記空気取込み口69と前記放熱フィン29と
の間に第2送風口50を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分離型空気調和機の室
外ユニットに関し、特に、この室外ユニット内が仕切板
で機械室と熱交換室とに区画された両室に跨がって配置
される空気調和機の電装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】分離型空気調和機は、室内ユニットと室
外ユニットとから構成され、両ユニットをユニット間配
管でつなぐようにしたものである。
【0003】かかる空気調和機の室外ユニットは、該ユ
ニット内に配置された熱交換器(凝縮器)に送風して冷
媒の熱交換を行う熱交換室と、冷媒を圧縮する圧縮機等
を配置した機械室とに、仕切板にて区画されている。
【0004】機械室には、圧縮機の他、圧縮機等の駆動
を制御する電装部品を配置しているが、かかる電装部品
は、通常発熱するものが多く、特に、室内空調負荷に応
じて、室外ユニットの圧縮機に供給される電源周波数を
制御するパワートランジスタ等にあっては、多大の発熱
を生じている。このため、特公平4ー19455公報等
には、パワートランジスタ等の電装部品を直接載置した
放熱フィンを熱交換室側に臨ませて電装部品を冷却する
構成が開示されている。
【0005】更に、かかる放熱フィンの効果的な冷却を
行うために、特開平3ー84344号公報には、電装箱
の送風口に放熱フィンのみを位置させて、電装箱内の空
気をこの送風口へ導いて電装箱内を冷却する構成が開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和機の電装箱にあっては、送風空気の送風口が
放熱フィン付近にのみ形成された構成であるから、電装
箱内を通過してコンデンサや、他の電子機器やプリント
基盤等の電子部品により熱交換された空気が、次に電装
部品を冷却した後に、送風口から吹出されるようになっ
ている。
【0007】このため、電装部品を冷却する風は、すで
にコンデンサ等の電子部品にて熱交換されて温度が高く
なっているので、電装部品を効果的に冷却することがで
きないという問題点がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、電装箱内の電装
部品を効果的に冷却することができる空気調和機の電装
箱を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、筐体内の機械室と熱交換室とに亘って電
装箱を配置し、前記電装箱の機械室側並びに、熱交換室
側には電装部品を設け、且つこの熱交換室側には放熱フ
ィンを備えた分離型空気調和機の室外ユニットにおい
て、筐体には電装箱の機械室側に空気を取込む空気取込
み口を設け、電装箱には熱交換室側の先端部に電装箱内
の空気を送風する第1送風口と、空気取込み口と前記放
熱フィンとの間に位置する第2送風口とが形成されてい
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の室外ユニットでは、機械室側にあるコ
ンデンサやプリント基盤等の電装部品の熱を受けて暖め
られた電装箱内の空気は、第2送風口から熱交換室に導
かれて排出される。続いて、空気取込み口から電装箱内
に導入された新たな空気は、機械室側にあるコンデンサ
やプリント基盤等の電子部品を通過して第1送風口へ導
入されるが、すでに電子部品は冷却されているので、ほ
とんど熱交換されていない温度の低い空気が電装部品に
供給されてこれを冷却し、第1送風口から熱交換室に排
出される。従って、放熱フィン上にある電装部品は温度
の低い空気により効果的に冷却することができる。
【0011】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の一実施
例を詳細に説明する。
【0012】図1及び図2に示すように、本実施例に係
る空気調和機の室外ユニット2は、、熱交換室3と、機
械室5とから構成されており、筐体7内を仕切板9によ
り区画している。筐体7は略コ字状に形成された背面パ
ネル7aと前面パネル7bとにより構成されている。
【0013】熱交換室3には、熱交換器11と、該熱交
換器11に風を送風するファン13とが配置されてお
り、熱交換器11は、筐体7の側面と背面側に沿って延
出するように略L字形状に形成されている。送風ファン
13は、熱交換器11の前面に配置されており、モータ
15の駆動軸に連結されて駆動されるようになってい
る。また、背面パネル7aには多数の空気吸込み孔17
が、前面パネル7bには吹出し口19が形成されてお
り、背面側から取り込んで熱交換した風を前面から吹き
出すようになっている。尚、図2において、モータ15
は支持板21により支持されている。
【0014】機械室5には、筐体7の底板7cに固定さ
れた圧縮機23が固定されており、熱交換器11により
熱交換後に凝縮した冷媒を室内ユニット側の減圧器へ圧
縮送付するようになっている。
【0015】熱交換室3と機械室5とを区画する仕切板
9は、前面側9aに対して背面側9bが機械室5側に折
り曲げ形成されており、その下側にはリアクター27を
覆うカバー29が取り付けられている。
【0016】電装箱25は、仕切板9を跨いで機械室5
から熱交換室3側に延出されており、熱交換室3側で放
熱フィン29が下向きに配置されている。
【0017】電装箱25内には、図3及び図4に詳図す
るように、コンデンサ31、プリント基盤33の他、パ
ワートランジスタモジュール35が収納されているが、
コンデンサ31等の比較的発熱量の少ない電装部品は機
械室側に配置されており、パワートランジスタモジュー
ル35の比較的発熱量の大きい電装部品は放熱フィン2
9上に直接固定されている。
【0018】電装箱25は、機械室5側におけるその上
方が解放されて、その一側部に電装箱内に電力を供給す
る給電部38が設けられているが、この給電部38は背
面パネル7aの横側に形成された給電口39(図2参
照)に嵌め込まれている。61はバルブ(図示せず)が
取り付けられる取付板で、後向きの略U字状の切欠き6
3形成されている。65はこの取付板61を覆うバルブ
カバー、67はこのカバー65の後方に設けられた開口
で、この開口67から室内ユニット(図示せず)へつな
がる冷媒管(図示せず)が延出される。この開口67の
大きさは冷媒管太さよりも大きく設定されているので、
この開口67の隙間が空気取込み口69となって外気が
機械室5内に流入されて、プリント基盤33やコンデン
サ31の冷却を行うようになっている。
【0019】この熱交換室3側における下側ケース37
には、上側ケース39が嵌合されており、熱交換室3内
に直接降り込まれる雨水やファン13により巻き上げら
れ水等が電装箱25内に吹き込まないようになってい
る。電装箱25における下側ケース37には、その熱交
換室3側に、放熱フィン29が挿入される孔43が形成
されており、放熱フィンが孔43の周囲にねじ固定され
ている。
【0020】上側ケース40は、熱交換室3側におい
て、放熱フィン29側からプリント基盤33の一側部に
かかるように延出されており、熱交換室3と機械室5と
の間に位置する上部には、天板との間をシールするシー
ル溝45が形成されており、該シール溝45にはシール
用の帯状スポンジ47が貼付されている。このスポンジ
47は、シール溝45の幅より狭く形成されており、帯
び状スポンジ47から溢れでた水がシール溝45に沿っ
て流れ落ちるようになっている。
【0021】下側ケース37における熱交換室5側に
は、背面パネル7aに面する側に、第2冷却通路49用
の第2送風口(溝)50が形成されており、空気取込み
口41から導入されてプリント基盤33上を通過した冷
却空気を熱交換室3へ導くようになっている。この第2
冷却通路49は、下側ケース37に形成された第2送風
口50上に上側ケース40が被せられて略S字の通風路
が形成されて、熱交換室3側からの水の侵入が防止され
ている。
【0022】第2送風口50は、仕切板9の背面側9b
であって、熱交換器11の近房に位置されており、熱交
換器11を通過した空気がこの第2送風口50付近を通
過する際に、第2送風口50が負圧になるので、第2冷
却通路49に空気流れが生じるようになっている。
【0023】また、下側ケ−ス37において、放熱フィ
ン29側の先端部、換言すれば、ファン13側に延出す
る先端部には、パワートランジスタモジュール31を通
過した空気を熱交換室3側へ導入する、第1冷却通路5
1(図6参照)が形成されている。この第1冷却通路5
1は下向きに開口された第1送風口52が形成されてお
り、仕切53により第1冷却通路51がS字を形成して
空気が通過するようになっている。このように、第1冷
却通路51をS字構造とすることによって、送風口52
を介して外から電装箱25内に水が侵入するのを防止し
ている。
【0024】第1送風口51は、仕切板9の前面側9a
であって、ファン13の近房に位置されており、熱交換
器11を通過した空気がこの第1送風口52付近を通過
する際に負圧になって、第1冷却通路51に空気流れが
生じるようになっている。
【0025】次に、本実施例による室外ユニットの作用
について説明する。
【0026】本実施例にかかる空気調和機の室外ユニッ
ト2においては、ファン13を回転させると背面パネル
7aに形成された吸込み孔17から空気が吸い込まれ、
熱交換器11を通過して吹出し口19から熱交換された
空気が吹き出される。
【0027】また、熱交換室3の上側には、放熱フィン
29が下に向けて延出されており、熱交換室3を通過す
る空気により、冷却される。このように、放熱フィン2
9を熱交換室3に配置することにより、放熱フィン29
は効率よく冷却される。
【0028】一方、電装箱25内では、熱交換室側に位
置する第2送風口51が熱交換室3における空気の流れ
により負圧となり、第2冷却通路49から空気を吸引す
るので、電装箱25内における空気が第2冷却通路49
へ移動し、プリント基盤33とコンデンサ31等の電子
部品の熱を吸収した空気が第2冷却通路49から排出さ
れる。同時に、空気取込み口69から空気が導入され、
この空気がプリント基盤33とコンデンサ31を通過し
て第2冷却通路49へ流れてるので、プリント基盤33
とコンデンサ31とが更に冷却される。
【0029】一方、この隙間から導入された新鮮な空気
の一部はコンデンサ31等の電子部品を通過した後、パ
ワートランジスタモジュール35を通過するが、電子部
品等はすでに第2冷却通路49を通過する風により冷却
されており、電子部品等が第1冷却通路51へ向かう風
に熱を与えることが少ない。
【0030】このように、電装箱25内の冷却において
は、最初にプリント基盤33等により暖められた空気
は、第2冷却通路49に導入されて電装箱25内から排
除されるので、パワートランジスタモジュール31を冷
却するための風は十分に温度の低いものが供給されるか
ら、パワートランジスタモジュール31の冷却を効果的
におこなうことができる。
【0031】尚、第1送風口50と第2送風口52とか
らもファン13によりはね飛ばされた水が到達するが、
第1冷却通路と第2冷却通路とはそれぞれ図5,図6で
示すようにS字構造となっているので電装箱25内に水
が侵入することがない。
【0032】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0033】例えば、第1送風口50及び第2送風口5
2は、それぞれ一つに限らず複数個形成するものであっ
ても同様な効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、放熱フィン側に設けら
れた第1送風口の他に、空気取込み口と第1送風口との
間に第2送風口を設けた構成であるから、電装箱内の電
装部品を常に温度の低い風で効果的に冷却することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる室外ユニットの前面ケ
ースを取り外した状態の平面図であって、室外ユニット
の構成を概略的に示した図である。
【図2】図1に示す室外ユニットの分解斜視図である。
【図3】図2に示した電装箱の取り付け状態を示す斜視
図である。
【図4】図3に示す電装箱の分解斜視図である。
【図5】図4に示す第2冷却通路の断面図である。
【図6】図4に示す第1冷却通路の断面図である。
【符号の説明】
2 室内ユニット 3 熱交換室 5 機械室 29 放熱フィン 31 コンデンサ(電装部品) 33 プリント基盤(電装部品) 35 パワートランジスタモジュール(電装部品) 69 空気取込み口 50 第2送風口 52 第1送風口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の内部が機械室と熱交換室とに区画さ
    れ、これら両室に亘って電装箱を配置すると共に、前記
    電装箱の機械室側並びに、熱交換室側には電装部品を設
    け、且つこの熱交換室側では放熱フィンを備えた分離型
    空気調和機の室外ユニットにおいて、前記筐体には前記
    電装箱の機械室側に空気を取込む空気取込み口を設け、
    前記電装箱には熱交換室側の先端部にこの電装箱内の空
    気を導く第1送風口と、前記空気取込み口と前記放熱フ
    ィンとの間に位置する第2送風口が形成されていること
    を特徴とする分離型空気調和機の室外ユニット。
JP32853592A 1992-11-14 1992-11-14 分離型空気調和機の室外ユニット Pending JPH06147549A (ja)

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JP32853592A JPH06147549A (ja) 1992-11-14 1992-11-14 分離型空気調和機の室外ユニット

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JP32853592A JPH06147549A (ja) 1992-11-14 1992-11-14 分離型空気調和機の室外ユニット

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JP32853592A Pending JPH06147549A (ja) 1992-11-14 1992-11-14 分離型空気調和機の室外ユニット

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JP (1) JPH06147549A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299067C (zh) * 2002-11-26 2007-02-07 乐金电子(天津)电器有限公司 分离型空调机的室外机
WO2020031327A1 (ja) * 2018-08-09 2020-02-13 三菱電機株式会社 室外機及び空気調和機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1299067C (zh) * 2002-11-26 2007-02-07 乐金电子(天津)电器有限公司 分离型空调机的室外机
WO2020031327A1 (ja) * 2018-08-09 2020-02-13 三菱電機株式会社 室外機及び空気調和機
JPWO2020031327A1 (ja) * 2018-08-09 2021-01-07 三菱電機株式会社 室外機及び空気調和機

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