JP2015215149A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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【課題】室外機の性能を低下させることなく、電気品モジュールユニットの冷却性能を高めることができる空気調和機の室外機を提供する。【解決手段】機械室12内に設置された圧縮機と、送風機室13内に設置され、吸気口15から空気を吸引して吹出口から外部へ吹き出す送風機20と、送風機室13内の吸気口15と送風機20との間に配置された熱交換器19と、圧縮機及び送風機20を制御するパワーモジュールを有する制御基板31、及びパワーモジュールの表面に密着して設置されたヒートシンク32が設けられた電気品モジュールユニット30とを備え、電気品モジュールユニット30は、ヒートシンク32が送風機20の真上に位置するように、かつヒートシンク32の放熱フィン32aが送風機20側に向けられた状態で配置され、放熱フィン32a間に送風機20の風が流れるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に係わり、特に電気品モジュールユニットの冷却機能を備えた室外機に関するものである。
従来の空気調和機の室外機には、送風機、熱交換器、圧縮機等の機器の他に、送風機、圧縮機等の駆動制御に用いられる電気品モジュールが設けられている。
近年、電気品モジュールは、室外機の大容量化に伴い熱損失(発熱)が大きくなる傾向にある。特に、業務用の空気調和機では、複数の室外機を稼動する、又は大空間の室内を空気調和する場合、インバータ制御による圧縮機の運転時に、インバータ回路を駆動する制御基板の熱損が大きい。このため、特にインバータ制御を行うパワーモジュールを冷却するヒートシンクが大型化の傾向にある。
ヒートシンクは、十分な風速が得られる領域に配置しなければパワーモジュールの冷却が困難となる。しかし、室外機内では、送風機の駆動による風の流れの風速分布が大きく変化し、制御基板と大型のヒートシンクを配置できる場所の制約から、ヒートシンクが冷却風を十分に得られない場所に設置された場合には、パワーモジュールの冷却が困難となる。
ところで、大型のヒートシンクを熱交換器の風下側の、十分な冷却風が得られる場所に設置した場合、熱交換器への通風量が低下し、室外機本来の機能である熱交換性能が低下する。
これらを背景に、圧縮機等を格納する機械室と送風機室とを分ける仕切板の上部に、電気品モジュールユニットを配置したものがある。この電気品モジュールユニットは、回動可能な機構を有し、ヒートシンクの放熱フィンを送風機の送風方向に沿わせるように傾斜させて、パワーモジュールを冷却するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−190454号公報(要約)
しかしながら、前述した室外機では、室外機内の仕切板の上部が最も空気の流れが淀む領域であるため、ヒートシンクを傾斜させた状態で設置しても十分な風速を得られず、ヒートシンクの放熱性能は低いままであった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、室外機の性能を低下させることなく、電気品モジュールユニットの冷却性能を高めることができる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機は、仕切板により区分けされた機械室と送風機室とを有し、さらに、背面のうち送風機室に対応する面に吸気口及び前面のうち送風機室に対応する面に吹出口をそれぞれ有する筐体と、機械室内に設置された圧縮機と、送風機室内に設置され、吸気口から空気を吸引して吹出口から外部へ吹き出す送風機と、送風機室内の吸気口と送風機との間に配置された熱交換器と、圧縮機及び送風機を制御するパワーモジュールを有する制御基板、及びパワーモジュールの表面に密着して設置されたヒートシンクが設けられた電気品モジュールユニットとを備え、電気品モジュールユニットは、ヒートシンクが送風機の真上に位置するように、かつ当該ヒートシンクの放熱フィンが送風機側に向けられた状態で配置され、放熱フィン間に送風機の風が流れるようにしたものである。
本発明によれば、電気品モジュールユニットは、ヒートシンクが送風機の真上に位置するように、かつヒートシンクの放熱フィンが送風機側に向けられた状態で配置され、放熱フィン間に送風機の風が流れるようにしている。この構成により、ヒートシンクの冷却に十分な風速が得られるので、パワーモジュールの冷却効果が向上する。また、ヒートシンクの冷却に十分な風速となっているので、室外機の熱交換性能を低下させることがない。
実施の形態1に係る空気調和機の室外機の背面図、側面図及び上面図。 図1の電気品モジュールユニットを拡大して示す断面図。 ヒートシンクを室外機内の上部の角部に配置して示す従来の室外機の背面図及び側面図。 実施の形態2に係る室外機の電気品モジュールユニットを示す断面図。 実施の形態3に係る室外機の電気品モジュールユニットを示す断面図。 実施の形態4に係る空気調和機の室外機の内部を示す側面図。 図6の制御基板の傾斜角度に応じて変化する放熱効率及び熱抵抗比の曲線図。 図6において送風機が停止した場合のヒートシンク付近の温度分布を示す図。
以下に、本発明に係る空気調和機の室外機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る空気調和機の室外機の背面図、側面図及び上面図、図2は図1の電気品モジュールユニットを拡大して示す断面図である。なお、図1の背面図は熱交換器を取り外した状態を示しており、図1の上面図は同図に示す背面図を反転させた状態を上方から見た図である。
空気調和機の室外機100は、図1に示すように、仕切板11により区分けされた機械室12及び送風機室13を有する筐体10、機械室12内に設置された圧縮機(図示せず)、送風機室13内に配置された送風機20及び熱交換器19、送風機室13内であって、送風機20の上方に配置された電気品モジュールユニット30等で構成されている。
筐体10の背面パネル14には、送風機室13に対応する面のほぼ全面に吸気口15が設けられている。筐体10の前面パネル16には、送風機20に対応する面に円形形状の吹出口17が設けられている。前述の圧縮機は、接続管により四方弁を介して熱交換器19に接続されている。接続管、四方弁等は機械室12内に設けられている。
送風機20は、モーター21とファン22とで構成され、駆動時には空気(外気)を吸気口15から吸引し、吸引した空気を吹出口17から外部へ吹き出す。熱交換器19は、吸気口15から吸引された空気と冷媒とで熱交換する。この熱交換器19は、空気調和機が暖房運転のときには蒸発器として作用し、冷房運転のときには凝縮器として作用する。
電気品モジュールユニット30は、ヒートシンク32が送風機20の真上に位置するように、かつヒートシンク32の放熱フィン32aが送風機20側に向けられた状態で配置されている。さらに、ヒートシンク32の放熱フィン32aは、放熱フィン32a間に送風機20の風が流れるように、送風機20の送風方向A(破線の矢印)に沿って並べられている。この電気品モジュールユニット30は、筐体10の底面18に対して吸気口15側が上方に傾けられている。これは、吸気口15から流入する空気を吹出口17へ導くためである。
この電気品モジュールユニット30は、図2に示すように、熱伝導性を有する材料から形成された基板ケース33と、基板ケース33内に収納された制御基板31と、ヒートシンク32とで構成されている。制御基板31には、圧縮機及び送風機20を制御するパワーモジュール34が実装され、また、コンデンサ、抵抗、トランジスタ等の電気部品35が実装されている。ヒートシンク32は、アルミ、銅等の熱伝導率の高い材料からなっている。
基板ケース33には、送風機20の送風方向Aに沿う両側面のうちヒートシンク32側の側面から下面に掛けて切り欠きされて形成された四角形状の開口部36が設けられている。ヒートシンク32は、放熱フィン32aを送風機20側に向けた状態で、一部の上面が開口部36を下方から覆って、パワーモジュール34の表面に密着して設置されている。ヒートシンク32の開口部36とヒートシンク32との接触部分には、防水シール材37が施されている。これは、室外機100内に発生する結露の水滴や、雨水が基板ケース33内に浸入しないようにするためである。
前記のように構成された室外機100において、送風機20が駆動しているときには、外部の空気は、吸気口15から吸引され、熱交換器19と熱交換し、吹出口17から外部へ吹き出す。一方、室外機100内の上方に吸引される空気B(破線の矢印)は、ヒートシンク32の放熱フィン32a間を通過して、送風機20のファン22によって吸引され、吹出口17から外部へ吹き出される。パワーモジュール34からヒートシンク32に伝熱された熱は、放熱フィン32a間を通過する空気により放散され、パワーモジュール34が冷却される。
ここで、ヒートシンクを室外機内の上部の角部に配置した従来と本実施の形態1とを比較して説明する。
図3はヒートシンクを室外機内の上部の角部に配置して示す従来の室外機の背面図及び側面図である。なお、実施の形態1と同様あるいは相当部分には同じ符号を付している。
図3に示す室外機100においては、ヒートシンク32が室外機100内の上部と仕切板11とで形成される角部に配置されている。この角部は、最も冷却風が整流されず流れが淀む領域aとなっている。このため、送風機20により、室外機100内に吸引された空気のうち、室外機100内の上方に流れる空気は、ヒートシンク32の放熱フィン32a間を通過するが、室外機100の前面パネル16(角部)に当たって反転する。この反転した空気により、領域a内で空気の流れが淀み、ヒートシンク32からの放熱を妨げる状態となる。また、図示していないが、ヒートシンク32の放熱フィン32aを熱交換器19に対向するように配置した場合では、ヒートシンク32と向かい合う面付近の熱交換器19を通過する風速が低下し、風速の関数である熱交換能力が低下する。
一方、本実施の形態1においては、前述したように、室外機100内の上方に吸引される空気は、ヒートシンク32の放熱フィン32a間を通過して、送風機20のファン22によって吸引されるので、空気の流れが淀むという現象が発生せず、熱交換能力が低下するようなことがない。
以上のように、実施の形態1によれば、電気品モジュールユニット30のヒートシンク32が送風機20の真上に位置するように、かつヒートシンク32の放熱フィン32aが送風機20側に向けられた状態で配置されている。さらに、ヒートシンク32の放熱フィン32aは、放熱フィン32a間に送風機20の風が流れるように、送風機20の送風方向Aに沿って並べられている。この構成により、ヒートシンクの冷却に十分な風速が得られるので、パワーモジュールの冷却効果が向上する。また、ヒートシンクの冷却に十分な風速となっているので、室外機100の熱交換性能を低下させることがない。
また、ヒートシンク32の開口部36とヒートシンク32との接触部分に防水シール材37を施しているので、電気品モジュールユニット30を防水構造とすることができ、塵接及び水分の混入を防ぐことができ、電気品モジュールユニット30及び室外機100の信頼性が向上する。
実施の形態2.
図4は実施の形態2に係る室外機の電気品モジュールユニットを示す断面図である。なお、実施の形態1と同様あるいは相当部分には同じ符号を付している。
実施の形態2における電気品モジュールユニット30は、前述したように、熱伝導性を有する材料から形成された基板ケース33と、基板ケース33内に収納された制御基板31と、ヒートシンク32とで構成されている。制御基板31には、圧縮機及び送風機20を制御するパワーモジュール34が実装され、また、コンデンサ、抵抗、トランジスタ等の電気部品35が実装されている。
基板ケース33には、送風機20の送風方向Aに沿う両側面のうちヒートシンク32側の側面から底面に掛けて切り欠きされて形成された四角形状の開口部36が設けられている。ヒートシンク32は、放熱フィン32aを送風機20側に向けた状態で、一部の上面が開口部36を下方から覆って、パワーモジュール34の表面に密着して設置されている。ヒートシンク32の開口部36とヒートシンク32との接触部分には、防水シール材37が施されている。
また、基板ケース33の送風機20の送風方向Aに沿う両側面には、基板ケース内に空気を通す通風穴38a、38bが設けられている。この場合、ヒートシンク32が送風機20の真上に配置されているので、ヒートシンク32側に流れる空気B(図1参照)の速度は、仕切板11側を流れる空気よりも速くなる。空気の速度が速いヒートシンク32側の空気圧は仕切板11側の空気圧よりも低くなるので、空気圧の高い通風穴38aが流入口となり、空気圧の低い通風穴38bが流出口となる。通風穴38a、38bは、基板ケース33の側面の長手方向に長い長方形の穴である。
前記のように構成された室外機100において、送風機20が駆動しているときには、前述したように、室外機100内の上方に吸引される空気Bは、ヒートシンク32の放熱フィン32a間を通過して、送風機20のファン22によって吸引され、吹出口17から外部へ吹き出す。パワーモジュール34からヒートシンク32に伝熱された熱は、放熱フィン32a間を通過する空気により放散され、パワーモジュール34が冷却される。
この時、吸気口15からの空気の一部が基板ケース33の通風穴38aに流入して基板ケース33内を通過し、もう一方の通風穴38bから流出する。基板ケース33内を流れる空気により、電気部品35が冷却されると共に、パワーモジュール34がさらに冷却される。
以上のように、実施の形態2によれば、基板ケース33の送風機20の送風方向Aに沿う両側面には、基板ケース内に空気を通す通風穴38a、38bが設けられているので、室外機100の熱交換性能を低下させることがないという効果に加えて、基板ケース33内の電気部品35の冷却ができ、パワーモジュール34をさらに冷却することが可能となる。
実施の形態3.
図5は実施の形態3に係る室外機の電気品モジュールユニットを示す断面図である。なお、実施の形態1と同様あるいは相当部分には同じ符号を付している。
実施の形態3における電気品モジュールユニット30は、実施の形態1と同様に、基板ケース33と、基板ケース33内に収納された制御基板31と、ヒートシンク32とで構成されている。制御基板31には、圧縮機及び送風機20を制御するパワーモジュール34が実装され、また、コンデンサ、抵抗、トランジスタ等の電気部品35、39が実装されている。
基板ケース33には、送風機20の送風方向Aに沿う両側面のうちヒートシンク32側の側面から底面に掛けて切り欠きされて形成された四角形状の開口部36が設けられている。ヒートシンク32は、放熱フィン32aを送風機20側に向けた状態で、一部の上面が開口部36を下方から覆って、パワーモジュール34の表面に密着して設置されている。ヒートシンク32の開口部36とヒートシンク32との接触部分には、防水シール材37が施されている。
また、基板ケース33には、電気部品35、39のうち、例えば、電気部品35よりも熱を発する電気部品39の熱を基板ケース33の一面に伝達する熱伝導部材40が設けらている。これは、基板ケース33によって電気部品39が密閉されて冷却が困難な場合に、前述の電気部品39を冷却するためである。このように構成された場合、電気部品39の熱は、熱伝導部材40を通じて基板ケース33の一面に伝達される。基板ケース33の一面に伝達された熱は、送風機20の駆動により基板ケース33の表面に流れる空気によって放散される。熱伝導部材40として、例えば銅、ヒートパイプ等の良導体が用いられている。
実施の形態3においては、基板ケース33内の電気部品39の熱を基板ケース33の一面に伝達する熱伝導部材40を設けたので、基板ケース33によって密閉された電気部品39の冷却もできる。
実施の形態4.
図6は実施の形態4に係る空気調和機の室外機の内部を示す側面図、図7は図6の制御基板の傾斜角度に応じて変化する放熱効率及び熱抵抗比の曲線図、図8は図6において送風機が停止した場合のヒートシンク付近の温度分布を示す図である。なお、実施の形態1と同様あるいは相当部分には同じ符号を付している。
実施の形態4においては、実施の形態1−3に示す電気品モジュールユニット30の傾斜角度θ、即ち制御基板31の傾斜角度θを例えば10度としたものである。この傾斜角度θ(10度)は、自然対流C(破線矢印)によって、ヒートシンク32を冷却するのに必要な角度で、図7に示すように熱抵抗比が低く放熱効率が高くなる角度である。
つまり、業務用の空気調和機では、通電後、直ちに起動可能となるように、送風機20が停止している状態でも圧縮機に通電する場合がある。その際には、圧縮機を制御するパワーモジュール34が発熱し、図8に示すように、ヒートシンク32の周辺が高温H1となり、さらに、その高温H1領域の周りが高温H1よりも低く室外機100内の温度よりも高い温度H2となる。
図3に示す従来の室外機100では、送風機20の停止時にヒートシンク32から自然対流による上昇気流が阻害され、十分な放熱効果が期待できない。これは、前述したように、領域aで空気の流れが淀むためである。一方、実施の形態4においては、図6に示すように、放熱フィン32a間に自然対流Cが発生し上昇気流となる。この自然対流Cは、前述したように制御基板31の傾斜角度θを10度とすることで、送風機20の停止時でも自然対流Cの流れが形成されるため、パワーモジュール34を十分に冷却することができる。
実施の形態4においては、送風機20の停止時にパワーモジュール34に通電する場合でも、制御基板31の傾斜配置により自然対流の流れが形成されるため、高い冷却能力も保持できる。また、空気調和機の制御条件によって、送風機20を間欠運転する場合でも、パワーモジュール34の高い放熱能力を保持できる。
10 筐体、11 仕切板、12 機械室、13 送風機室、14 背面パネル、15 吸気口、16 前面パネル、17 吹出口、18 底面、19 熱交換器、20 送風機、21 モーター、22 ファン、30 電気品モジュールユニット、31 制御基板、32 ヒートシンク、32a 放熱フィン、33 基板ケース、34 パワーモジュール、35、39 電気部品、36 開口部、37 防水シール材、38a、38b 通風穴、40 熱伝導部材 A 送風方向、B 空気、C 自然対流、a 領域、θ 傾斜角度、100 室外機。

Claims (6)

  1. 仕切板により区分けされた機械室と送風機室とを有し、さらに、背面のうち前記送風機室に対応する面に吸気口及び前面のうち当該送風機室に対応する面に吹出口をそれぞれ有する筐体と、
    前記機械室内に設置された圧縮機と、
    前記送風機室内に設置され、前記吸気口から空気を吸引して前記吹出口から外部へ吹き出す送風機と、
    前記送風機室内の前記吸気口と前記送風機との間に配置された熱交換器と、
    前記圧縮機及び前記送風機を制御するパワーモジュールを有する制御基板、及び前記パワーモジュールの表面に密着して設置されたヒートシンクが設けられた電気品モジュールユニットと
    を備え、
    前記電気品モジュールユニットは、前記ヒートシンクが前記送風機の真上に位置するように、かつ当該ヒートシンクの放熱フィンが前記送風機側に向けられた状態で配置され、前記放熱フィン間に前記送風機の風が流れるようにしたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記電気品モジュールユニットは、前記制御基板を収納する基板ケースを備え、
    前記基板ケースは、前記送風機の送風方向に沿う両側面のうち前記ヒートシンク側の側面から底面に掛けて切り欠きされて形成された開口部を有し、
    前記ヒートシンクの一部は、前記開口部を下方から覆って、前記パワーモジュールの表面に密着していることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記基板ケースは、前記送風機の送風方向に沿う両側面に当該基板ケース内に空気を通す通風穴が設けられていることを特徴とする請求項2記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記基板ケース内には、前記パワーモジュールを除く電気部品の熱を当該基板ケースの一面に伝達する熱伝導部材が設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記基板ケースの開口部と当該開口部を覆う前記ヒートシンクの一部との間に防水シール材が施されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記電気品モジュールユニットは、前記筐体の底面に対して前記送風機の送風方向の上流側が上方に傾けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の空気調和機の室外機。
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