JP2006090658A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品サイズを変更することなくユニットの体格を小さくすることが可能なヒートポンプ装置を提供すること。
【解決手段】 ヒートポンプユニット1を上から見た時、水冷媒熱交換器20をユニット前面ラインであるフロントパネル3bに対し傾斜して配置しているため、水冷媒熱交換器20の幅W1、ファン51径W2、図示左側の空気冷媒熱交換器50幅W3を小さくせずに、ヒートポンプユニット1の幅を、W1、W2、W3の和よりも小さくすることが可能である。したがって、ヒートポンプユニット1の設置に必要な面積を小さくすることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空気と冷媒とを熱交換して空気から吸熱する空気冷媒熱交換器と、冷媒と水とを熱交換して水を加熱する水冷媒熱交換器とを、ケーシング内に配設したヒートポンプ装置に関する。
本出願人が製造し市場に供給されているヒートポンプ装置として、空気と冷媒とを熱交換して空気から吸熱する空気冷媒熱交換器と冷媒と水とを熱交換して水を加熱する水冷媒熱交換器とを有するヒートポンプサイクルを備えた給湯用のヒートポンプ装置がある。
このヒートポンプ装置は、図5に示すレイアウトのように部品(構成機器)を配置したユニットであり、ケーシング3内において、水冷媒熱交換器20は、空気冷媒熱交換器50を通過した空気の吹出口3cが形成された正面部3bに対し平行に配置されている。
ちなみに、図5は、ヒートポンプユニット901を上から見たときのケーシング3内のレイアウト図であり、符号51を付した構成は、空気冷媒熱交換器50にケーシング3の背面側から正面側に向かって空気を流通するための電動ファンである。
しかしながら、上記従来のヒートポンプ装置(ヒートポンプユニット)901では、ユニット901の幅(ケーシング3の図示左右方向の寸法)は、水冷媒熱交換器20の幅W1、ファン51の径W2、および空気冷媒熱交換器50の幅(厚さ)W3の和の制約を受ける。したがって、現状の配置のままでは、いずれかの部品の幅を小さくしない限り、ユニット幅を小さくすることができないという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、部品サイズを変更することなくユニットの体格を小さくすることが可能なヒートポンプ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
箱状のケーシング(3)と、
ケーシング(3)内に設けられ、空気と冷媒とを熱交換して空気から吸熱する空気冷媒熱交換器(50)と、
ケーシング(3)内に設けられ、空気冷媒熱交換器(50)と冷媒回路(70)で接続されて、冷媒と水とを熱交換して水を加熱する水冷媒熱交換器(20)とを備え、
ケーシング(3)の正面部(3b)に空気冷媒熱交換器(50)を通過した空気の吹出口(3c)が形成されたヒートポンプ装置において、
水冷媒熱交換器(20)は、ケーシング(3)の正面部(3b)に対し傾斜して配設されていることを特徴としている。
これによると、ケーシング(3)正面部(3b)の延設面と水冷媒熱交換器(20)の延設面との交差線に直交する方向において、正面部(3b)の寸法を小さくすることができる。したがって、部品サイズを小さくしなくても、ヒートポンプ装置(1)の体格を小さくすることが可能である。
また、請求項2に記載の発明では、
ケーシング(3)の正面部(3b)は、略鉛直方向に延設され、
水冷媒熱交換器(20)は、略鉛直方向に延設されるとともに、水平方向の一端(21)側と他端(22)側とでは正面部(3b)からの距離が異なるように正面部(3b)に対し傾斜して配設されていることを特徴としている。
これによると、ケーシング(3)正面部(3b)の水平方向の幅を小さくすることが可能である。したがって、ヒートポンプ装置(1)の底面積(鉛直方向の投影面積)を小さくすることが可能であり、ヒートポンプ装置(1)の設置に必要な面積を小さくすることができる。
また、請求項3に記載の発明では、
空気冷媒熱交換器(50)は、ケーシング(3)の正面部(3b)に対向し前面部(3b)に略平行な背面部(3d)に沿って延設されており、
水冷媒熱交換器(20)は、ケーシング(3)の正面部(3b)側から見たときに空気冷媒熱交換器(50)の縁部に重なるように空気冷媒熱交換器(50)の正面部(3b)側に隣接配設されるとともに、空気冷媒熱交換器(50)中央部側の端部(21)が縁部側の端部(22)より正面部(3b)に近づくように、正面部(3b)に対し傾斜して配設されていることを特徴としている。
これによると、水冷媒熱交換器(20)は、空気冷媒熱交換器(50)中央部側の端部(21)が縁部側の端部(22)より空気冷媒熱交換器(50)から離れている。したがって、ケーシング(3)の正面部(3b)側から見たときに水冷媒熱交換器(20)が空気冷媒熱交換器(50)の縁部に重なるように配設しても、空気冷媒熱交換器(50)を通過した空気を正面部(3b)に向かって流し易い。
また、請求項4に記載の発明では、
ケーシング(3)内を、空気冷媒熱交換器(50)が配設された第1室(5)と、水冷媒熱交換器(20)が配設された第2室(6)とに仕切る仕切り板部材(4)を備え、
仕切り板部材(4)は、水冷媒熱交換器(20)に沿って配設されていることを特徴としている。
これによると、仕切り部材(4)を水冷媒熱交換器(20)に沿って組み付け易く、ケーシング(3)内を容易に第1室(5)と第2室(6)とに仕切ることができる。
また、請求項5に記載の発明では、
冷媒回路(70)が接続されるとともに、制御装置(100)からの電気配線が着脱可能な電気部品(10、30、75、79)を備え、
電気部品(10、30、75、79)は、第2室(6)内において、水冷媒熱交換器(20)と正面部(3b)との間に配設されていることを特徴としている。
これによると、ケーシング(3)の正面部(3b)側から電気部品(10、30、75、79)に係わるメンテナンスを行ない易い。
また、請求項6に記載の発明では、電気部品(10、30、75、79)は、全て水冷媒熱交換器(20)と正面部(3b)との間に配設されていることを特徴としている。
これによると、電気部品(10、30、75、79)に係わるメンテナンスを一層行ない易い。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1はヒートポンプユニット(ヒートポンプ装置)1の概略構成を示す斜視図、図2はヒートポンプユニット1の上面図であり、いずれも、内部の部品レイアウトを理解しやすくするために透視図としている。
また、図3は、ヒートポンプユニット1に用いられる水冷媒熱交換器20の正面図であり、図4は、ヒートポンプユニット1の模式構成図である。
図4に示すように、本実施形態のヒートポンプユニット1は、給湯装置に用いられて屋外等に設置されるものである。
ヒートポンプユニット1は、圧縮機10、水冷媒熱交換器(給湯用熱交換器)20、エジェクタ(減圧手段)30、アキュムレータ40、空気冷媒熱交換器(熱源用熱交換器)50、内部熱交換器60、およびこれらを環状に接続する冷媒配管(冷媒回路)70で構成されるヒートポンプサイクル2を備えている。
圧縮機10は、内蔵する同期モータによって圧縮機構が運転されて、気相冷媒を臨界圧力以上まで圧縮して吐出する電動コンプレッサである。
水冷媒熱交換器20は、圧縮機10の吐出口より吐出された高温高圧の冷媒によって水を湯に昇温させる給湯用熱交換器であり、冷媒が流通する冷媒通路部と水が流通する水通路部とにより構成されている。水冷媒熱交換器20の冷媒通路部は冷媒流路管により構成され、冷媒通路部が水通路部の表面に熱交換可能に密着するように配置された熱交換構造となっている。
水冷媒熱交換器20の水通路部は、給水を流通する給水通路(流水路)80の一部を構成しており、ポンプ90の作動により給水通路80内を流れる水を、水冷媒熱交換器20内で高温高圧冷媒との熱交換によって給湯用の高温の湯とするようになっている。
空気冷媒熱交換器(蒸発器)50は、外気と液相冷媒とを熱交換させて液相冷媒を蒸発させることにより外気から吸熱するための熱交換器である。また、エジェクタ30は水冷媒熱交換器20から流出する冷媒を減圧膨張させて空気冷媒熱交換器50にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して圧縮機10の吸入圧を上昇させるものである。
ここで、エジェクタ30は、水冷媒熱交換器20から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を略等エントロピ的に減圧膨張させるノズル部と、ノズル部から噴射する高い速度の冷媒流により空気冷媒熱交換器50にて蒸発した気相冷媒を吸引しながら、ノズル部から噴射する冷媒流と混合する混合部、およびノズル部から噴射する冷媒と空気冷媒熱交換器50から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させるディフューザ等の昇圧部からなるものである。
エジェクタ30のノズル部は、ノズル開度を調節するための図示しないニードル弁を有しており、ニードル弁は図示しないステッピングモータの作動によりノズル部の軸線方向に駆動するようになっている。
また、アキュムレータ40は、エジェクタ30から流出した冷媒が流入するとともに、その流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷媒を蓄える気液分離器であり、分離された気相冷媒は内部熱交換器60を介して圧縮機10に吸引され、分離された液相冷媒は空気冷媒熱交換器50側に吸引されるようになっている。
内部熱交換器60は、アキュムレータ40から導出された低圧気相冷媒と、エジェクタ30にて減圧される前の高圧側の冷媒とを熱交換する熱交換器であり、この内部熱交換器60により圧縮機10吸入側での冷媒のエンタルピを上昇させて、超臨界ヒートポンプサイクル2の能力を向上させている。
また、ヒートポンプサイクル2には、圧縮機10の吐出側と空気冷媒熱交換器50の上流側とを連通する連通配管78と、この連通配管78の経路を開閉する電磁弁79が設けられている。この連通配管78は除霜用の冷媒配管であって、電磁弁79が開弁すると、連通配管78を介して高温冷媒が空気冷媒熱交換器50に導入され、空気冷媒熱交換器50の除霜を行なうことができるようになっている。
図4に示すように、冷媒配管70には、圧縮機10の吐出冷媒温度を検出する吐出温サーミスタ71、水冷媒熱交換器20下流側の冷媒温度を検出する冷媒出口サーミスタ72、空気冷媒熱交換器50上流側の冷媒温度を検出するエバ入口サーミスタ73、空気冷媒熱交換器50下流側の冷媒温度を検出するフロストサーミスタ74、およびエジェクタ30上流側においてヒートポンプサイクル2の高圧側冷媒圧力を検出する圧力センサ75が設けられている。
また、空気冷媒熱交換器50の空気流れ上流側面には、電動ファン51の作動により空気冷媒熱交換器50を通過する前の外気の温度を検出する外気サーミスタ52が設けられている。
一方、給水通路80には、水冷媒熱交換器20上流側の水温を検出する給水サーミスタ81、および水冷媒熱交換器20下流側の水温を検出する給湯サーミスタ82が設けられている。
上記各サーミスタ52、71〜74、81、82から温度情報、および圧力センサ75からの圧力情報は、制御ユニット(制御装置)100に入力される。そして、この制御ユニット100は、上記各情報および図示しない操作手段や検出手段からの入力信号に基づいて、圧縮機10、エジェクタ30、電動ファン51、電磁弁79、ポンプ90等を作動制御するようになっている。
上述したヒートポンプユニット1を構成する各部品は、図1に示すように、略直方体をなすケーシング3内に収納されている。
ケーシング3内は、仕切り板部材である中仕切り板4によって熱交換室5と機械室6とに区画されている。空気冷媒熱交換器50および電動ファン51は熱交換室5に配置され、圧縮機10、水冷媒熱交換器20、エジェクタ30、アキュムレータ40、内部熱交換器60、圧力センサ75、電磁弁79、およびポンプ90は機械室6に配置されている。熱交換室5が本実施形態における第1室であり、機械室6が本実施形態における第2室である。
圧縮機10、水冷媒熱交換器20、アキュムレータ40、空気冷媒熱交換器50、および内部熱交換器60の冷凍サイクル部品はケーシング3のベース板3a上に配置されており、エジェクタ30、圧力センサ75、電磁弁79の冷凍サイクル部品と冷媒配管をなす銅パイプ(図示省略)を介して連結されている。
ポンプ90もベース板3a上に配置されており、給水通路をなす給水配管(図示省略)によって水冷媒熱交換器20と連結されている。電動ファン51はファンモータ(図示省略)に固定されており、ファンモータはブラケット(図示省略)を介してベース板3a上に固定されている。
圧縮機10を駆動するためのインバータ回路を含む制御ユニット(ECU)100は、電動ファン51の上方に配置されており、前述のファンモータブラケットと中仕切り板4上に配置されている。
このように、制御ユニット100を熱交換室5の上部に配置することで、熱交換室5を流通する空気により、インバータ回路等の発熱により昇温し易い制御ユニット100を冷却できるようになっている。
中仕切り板4はベース板3a、空気冷媒熱交換器50、およびケーシング3のフロントパネル3bに固定されている。制御ユニット100と各電気部品(圧縮機10、エジェクタ30、電動ファン51、圧力センサ75、電磁弁79、ポンプ90等)は電気配線(図示省略)によって繋がれている。
図2に示すように、ケーシング3の正面部をなすフロントパネル3bのうち、熱交換室5に対応する部位には、空気冷媒熱交換器50を通過した空気をケーシング3外に吹き出すための吹出口3cが形成されている。
空気冷媒熱交換器50は、上側から見たときに略L字状をなすプレートフィンタイプの熱交換器であり、主要部分がフロントパネル3bと平行に形成されたケーシング3の背面部3dに沿うように配置されている。
なお、本実施形態では、フロントパネル3bや背面部3dが鉛直面となるようにケーシング3は設置されている。
水冷媒熱交換器20は、機械室6内において最も背面部3d側に配設されており、ケーシング3フロントパネル3b側から見たときに空気冷媒熱交換器50の図示右方縁部に重なるように空気冷媒熱交換器50のフロントパネル3b側に、空気冷媒熱交換器50に対し隣接配設されている。
前述したように、水冷媒熱交換器20は、冷媒が流通する冷媒通路部と水が流通する水通路部とにより構成されている。
図3に水冷媒熱交換器20の概略構造を示すように、銅板を浅底容器形に絞り成形した上下2枚のプレートを、その周縁を接合して薄型矩形の箱体25を形成し、箱体の周縁に入口26を開口し、その対向辺に出口27を開口し、入口26から出口27に至る水通路部を形成している。
箱体25内には、図示しない銅板を波形成形するとともに開口を形成したコルゲート板が接合され、箱体25内に蛇行した長い通水路を形成している。
冷媒通路部は、密着並置した2本の銅製細管28を、箱体25の外周に螺旋状に巻装して形成され、細管28は、箱体25の両平坦面(表側及び裏側)に接合されている。上述の構成より、水冷媒熱交換器20は、略薄板形状の熱交換器であると言える。
この薄板形状の水冷媒熱交換器20は、図2に示すように、鉛直方向に延設されるとともに、空気冷媒熱交換器50中央部側の一端部(図示左方側端部)21が空気冷媒熱交換器50縁部(図示右方縁部)側の他端部(図示右方側端部)22よりフロントパネル3bに近づくように、フロントパネル3b、背面部3d、空気冷媒熱交換器50に対し傾斜して配設されている。
そして、中仕切り板4は、水冷媒熱交換器20と空気冷媒熱交換器50との間では、水冷媒熱交換器20に沿って配設している。したがって、この部位においては、熱交換室5の空気通路面積が空気流れ上流側(空気冷媒熱交換器50側)に向かって暫時増大している。
また、図2からも明らかなように、機械室6内において、圧縮機10、エジェクタ30、アキュムレータ40、内部熱交換器60、圧力センサ75、電磁弁79、およびポンプ90は、全て水冷媒熱交換器20よりフロンのパネル3b側に配置されている。
圧縮機10、エジェクタ30、圧力センサ75、電磁弁79は、制御ユニット100からの電気配線が着脱可能な本実施形態における電気部品である。
なお、圧縮機10および水冷媒熱交換器20の周囲には、断熱等を目的として、断熱材10a、20aが形成されている。また、機械室6の内側面には、防音等を目的として防音フェルト材6aが形成されている。
上述の構成によれば、ヒートポンプユニット1を上から見た時、水冷媒熱交換器20をユニット前面ライン(フロントパネル3b)に対し斜めに配置しているため、水冷媒熱交換器20の幅W1、ファン51径W2、図示左側の空気冷媒熱交換器50幅W3を小さくせずに、ヒートポンプユニット1の幅(図示左右方向となる水平方向寸法)を、水冷媒熱交換器20の幅W1+ファン51径W2+空気冷媒熱交換器50厚さW3よりも小さくすることが可能である。したがって、ヒートポンプユニット1の設置に必要な面積を小さくすることができる。
また、水冷媒熱交換器20を空気冷媒熱交換器50の正面側に傾斜して配置し、中仕切り板4を水冷媒熱交換器20に沿って配置して、水冷媒熱交換器20と空気冷媒熱交換器50の間の空気通路面積が空気流れ上流側(空気冷媒熱交換器50側)に向かって暫時増大するようにしている。これにより、風の流れやすさを向上することができる。
さらに、圧縮機10、エジェクタ30、圧力センサ75、電磁弁79、およびポンプ90を水冷媒熱交換器20よりも手前(フロントパネル3b側)に配置することができるため、各電気部品脱着、配線の取り回し等のユニット正面側からのメンテナンス性を向上することができる。
また、ヒートポンプユニット1の製造工程において、ヒートポンプサイクルを構成している部品をベース板3a上でろう付けした後、中仕切り板4等の他の部品を組み付けることが一般的であるので、中仕切り板4を組み付ける際に水冷媒熱交換器20を案内にして上から挿入することができ、組み付け性を向上することができる。
(他の実施形態)
上記一実施形態では、水冷媒熱交換器20を鉛直方向に延設するとともに、水平方向の一端21側と他端22側とではフロントパネル3bからの距離が異なるようにフロントパネル3bに対し傾斜して配設し、水平方向の幅を小さくすることでヒートポンプユニット1の体格を小さくしていたが、水冷媒熱交換器20の傾斜方向はこれに限定されるものではない。
水冷媒熱交換器20をフロントパネル3bに対して傾斜させるものであれば、フロントパネル3bの延設面と水冷媒熱交換器20の延設面との交差線に直交する方向において、フロントパネル(正面部)3bの寸法を小さくすることが可能である。
また、上記一実施形態では、ヒートポンプサイクル2中の減圧手段としてエジェクタを用いていたが、膨張弁を採用するものであってもよい。また、圧力センサ75に変えて圧力検出手段として圧力スイッチを用いるものであってもよい。また、アキュムレータ40、内部熱交換器60、電磁弁79(除霜回路)を有しないサイクルであってもかまわない。
本発明を適用した一実施形態におけるヒートポンプ装置であるヒートポンプユニット1の概略構成を示す斜視透視図である。 ヒートポンプユニット1の上面視透視図である。 水冷媒熱交換器20の正面図である。 ヒートポンプユニット1の模式構成図である。 従来のヒートポンプユニット901の上面視透視図である。
符号の説明
1 ヒートポンプユニット(ヒートポンプ装置)
2 ヒートポンプサイクル(冷凍サイクル)
3 ケーシング
3b フロントパネル(正面部)
3c 吹出口
3d 背面部
4 中仕切り板(仕切り板部材)
5 熱交換室(第1室)
6 機械室(第2室)
10 圧縮機(電気部品の1つ)
20 水冷媒熱交換器(給湯用熱交換器)
21 一端(水冷媒熱交換器の一端部)
22 他端(水冷媒熱交換器の他端部)
30 エジェクタ(電気部品の1つ)
50 空気冷媒熱交換器(熱源用熱交換器)
70 冷媒配管(冷媒回路)
75 圧力センサ(電気部品の1つ)
79 電磁弁(電気部品の1つ)
100 制御ユニット(ECU、制御装置)

Claims (6)

  1. 箱状のケーシング(3)と、
    前記ケーシング(3)内に設けられ、空気と冷媒とを熱交換して空気から吸熱する空気冷媒熱交換器(50)と、
    前記ケーシング(3)内に設けられ、前記空気冷媒熱交換器(50)と冷媒回路(70)で接続されて、冷媒と水とを熱交換して水を加熱する水冷媒熱交換器(20)とを備え、
    前記ケーシング(3)の正面部(3b)に前記空気冷媒熱交換器(50)を通過した空気の吹出口(3c)が形成されたヒートポンプ装置において、
    前記水冷媒熱交換器(20)は、前記正面部(3b)に対し傾斜して配設されていることを特徴とするヒートポンプ装置。
  2. 前記正面部(3b)は、略鉛直方向に延設され、
    前記水冷媒熱交換器(20)は、略鉛直方向に延設されるとともに、水平方向の一端(21)側と他端(22)側とでは前記正面部(3b)からの距離が異なるように前記正面部(3b)に対し傾斜して配設されていることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  3. 前記空気冷媒熱交換器(50)は、前記ケーシング(3)の前記正面部(3b)に対向し前記前面部(3b)に略平行な背面部(3d)に沿って延設されており、
    前記水冷媒熱交換器(20)は、前記正面部(3b)側から見たときに前記空気冷媒熱交換器(50)の縁部に重なるように前記空気冷媒熱交換器(50)の前記正面部(3b)側に隣接配設されるとともに、前記空気冷媒熱交換器(50)の中央部側の端部(21)が前記縁部側の端部(22)より前記正面部(3b)に近づくように、前記正面部(3b)に対し傾斜して配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヒートポンプ装置。
  4. 前記ケーシング(3)内を、前記空気冷媒熱交換器(50)が配設された第1室(5)と、前記水冷媒熱交換器(20)が配設された第2室(6)とに仕切る仕切り板部材(4)を備え、
    前記仕切り板部材(4)は、前記水冷媒熱交換器(20)に沿って配設されていることを特徴とする請求項3に記載のヒートポンプ装置。
  5. 前記冷媒回路(70)が接続されるとともに、制御装置(100)からの電気配線が着脱可能な電気部品(10、30、75、79)を備え、
    前記電気部品(10、30、75、79)は、前記第2室(6)内において、前記水冷媒熱交換器(20)と前記正面部(3b)との間に配設されていることを特徴とする請求項4に記載のヒートポンプ装置。
  6. 前記電気部品(10、30、75、79)は、全て前記水冷媒熱交換器(20)と前記正面部(3b)との間に配設されていることを特徴とする請求項5に記載のヒートポンプ装置。
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