JPWO2020023247A5 - - Google Patents

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  1. 式(I)もしくは(II)もしくは(III)の金属錯体、
    Figure 2020023247000001
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であって、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    Xは、不在であるか、または-NH-、および-O-から選択され、
    は、不在であるか、または任意に置換されたC-C18アルキルであり、任意に前記C-C18アルキルにおける最大6つの炭素原子が、各々独立して-OCHCH-で置き換えられ、
    Yは、不在であるか、または-O-C(O)-、-C(O)-O-、-NH-C(O)-、-C(O)-NH-、-NH-C(O)-NH-、-O-C(O)-O-、-NH-C(O)-O-、および-O-C(O)-NH-から選択され、
    は、任意に置換されたC-C18アルキルであり、任意に前記C-C18アルキルにおける最大6つの炭素原子が、各々独立して-OCHCH-で置き換えられ、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、金属錯体、またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物。
  2. 前記金属錯体が、式(I)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000002
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    Xは、不在であるか、または-NH-、および-O-から選択され、
    は、不在であるか、または任意に置換されたC-C18アルキルであり、任意に前記C-C18アルキルにおける最大6つの炭素原子が、各々独立して-OCHCH-で置き換えられ、
    Yは、不在であるか、または-O-C(O)-、-C(O)-O-、-NH-C(O)-、-C(O)-NH-、-NH-C(O)-NH-、-O-C(O)-O-、-NH-C(O)-O-、および-O-C(O)-NH-から選択され、
    は、任意に置換されたC-C18アルキルであり、任意に前記C-C18アルキルにおける最大6つの炭素原子が、各々独立して-OCHCH-で置き換えられ、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項1に記載の金属錯体。
  3. 前記金属錯体が、式(II)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000003
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    は、不在であるか、または任意に置換されたC-C18アルキルであり、前記C-C18アルキルにおける任意に最大6つの炭素原子は、各々独立して-OCHCH-で置き換えられ、
    Yは、不在であるか、または-O-C(O)-、-C(O)-O-、-NH-C(O)-、-C(O)-NH-、-NH-C(O)-NH-、-O-C(O)-O-、-NH-C(O)-O-、および-O-C(O)-NH-から選択され、
    は、任意に置換されたC-C18アルキルであり、前記C-C18アルキルにおける任意に最大6つの炭素原子は、各々独立して-OCHCH-で置き換えられ、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項1に記載の金属錯体。
  4. 前記金属錯体が、式(III)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000004
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    は、不在であるか、または任意に置換されたC-C18アルキルであり、前記C-C18アルキルにおける任意に最大6つの炭素原子は、各々独立して-OCHCH-で置き換えられ、
    Yは、不在であるか、または-O-C(O)-、-C(O)-O-、-NH-C(O)-、-C(O)-NH-、-NH-C(O)-NH-、-O-C(O)-O-、-NH-C(O)-O-、および-O-C(O)-NH-から選択され、
    は、任意に置換されたC-C18アルキルであり、前記C-C18アルキルにおける任意に最大6つの炭素原子は、各々独立して-OCHCH-で置き換えられ、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項1に記載の金属錯体。
  5. 前記金属錯体が、式(IV)、(V)もしくは(VI)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000005
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    m=1または2、
    n=1~5、
    o=1~12、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項1に記載の金属錯体。
  6. 前記金属錯体が、式(IV)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000006
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    m=1または2、
    n=1~5、
    o=1~12、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項5に記載の金属錯体。
  7. 前記金属錯体が、式(V)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000007
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    n=1~5、
    o=1~12、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項5に記載の金属錯体。
  8. 前記金属錯体が、式(VI)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000008
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    n=1~5、
    o=1~12、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項5に記載の金属錯体。
  9. 前記金属錯体が、式(VII)、(VIII)もしくは(IX)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000009
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    m=1または2、
    n=1~5、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項1に記載の金属錯体。
  10. 前記金属錯体が、式(VII)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000010
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    m=1または2、
    n=1~5、TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項9に記載の金属錯体。
  11. 前記金属錯体が、式(VIII)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000011
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    n=1~5、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項9に記載の金属錯体。
  12. 前記金属錯体が、式(IX)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000012
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    n=1~5、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項9に記載の金属錯体。
  13. 前記金属錯体が、式(X)、(XI)もしくは(XII)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000013
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    p=1~12、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項1に記載の金属錯体。
  14. 前記金属錯体が、式(X)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000014
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    p=1~12、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレンから選択される、チオール結合基である、請求項13に記載の金属錯体。
  15. 前記金属錯体が、式(XI)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000015
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    p=1~12、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項13に記載の金属錯体。
  16. 前記金属錯体が、式(XII)の構造を有するか、
    Figure 2020023247000016
    またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物であり、
    式中、
    Mは、111In3+67Ga3+99mTc4+、または99mTc3+であり、
    p=1~12、
    TBGは、任意に置換されたマレイミド基、任意に置換されたハロアセトアミド基、任意に置換されたハロアセテート基、任意に置換されたピリジルジチオ基、任意に置換されたイソチオシアネート基、任意に置換されたビニルカルボニル基、任意に置換されたアジリジン基、任意に置換されたジスルフィド基、および任意に置換されたアセチレン基から選択される、チオール結合基である、請求項13に記載の金属錯体。
  17. TBGが、任意に置換されたマレイミド基である、請求項1~16のいずれか一項に記載の金属錯体、その共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物。
  18. TBGが、
    Figure 2020023247000017
    である、請求項1~17のいずれか一項に記載の金属錯体、その共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物。
  19. Mが、111In3+である、請求項1~18のいずれか一項に記載の金属錯体、その共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物。
  20. 前記金属錯体が、
    Figure 2020023247000018
    から選択される、請求項1に記載の金属錯体、またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物。
  21. 前記金属錯体が、
    Figure 2020023247000019
    から選択される、請求項1に記載の金属錯体、またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物。
  22. 前記金属錯体が、
    Figure 2020023247000020
    から選択される、請求項1に記載の金属錯体、またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物。
  23. 前記金属錯体が、
    Figure 2020023247000021
    から選択される、請求項1に記載の金属錯体、またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物。
  24. 前記薬学的に許容される塩の対カチオンが、1つもしくは2つのNa、K、もしくはNH 、あるいは1つのCa2+またはMg2+から選択される、請求項1~23のいずれか一項に記載の金属錯体。
  25. a)請求項1~24のいずれか一項に記載の金属錯体、その共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物と、b)薬学的に許容される担体と、を含む、薬学的組成物。
  26. 前記金属錯体が、内因性または外因性アルブミンのシステイン-34のチオール基に共有結合する、請求項25に記載の薬学的組成物。
  27. 対象における疾患断における使用ための、請求項1~24のいずれかに記載の金属錯体またはその共役酸、その薬学的に許容される塩もしくは水和物を含む組成物であって、前記疾患が、癌、ウイルス疾患、自己免疫疾患、急性または慢性炎症疾患、および細菌、真菌、または他の微生物によって引き起こされる疾患から選択される、組成物。
  28. 前記疾患が、癌である、請求項27に記載の使用のための組成物。
  29. 癌性組織のイメージングにおける使用のための、請求項1~24のいずれか一項に記載の金属錯体またはその共役酸、その薬学的に許容される塩もしくは水和物を含む組成物。
  30. ルブミン結合化学療法剤に応答する癌を有する対象の診断おける使用ための、請求項1~24のいずれか一項に記載の金属錯体またはその共役酸、その薬学的に許容される塩もしくは水和物を含む組成物。
  31. アルブミン結合化学療法剤に対する、癌を有する対象の応答性価における使用ための、請求項1~24のいずれか一項に記載の金属錯体またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物を含む組成物。
  32. アルブミン結合化学療法剤に対する対象における癌の感受性価における使用ための、請求項1~24のいずれか一項に記載の金属錯体またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物を含む組成物。
  33. 前記金属錯体が、エクスビボで形成される金属錯体-アルブミンコンジュゲートである、請求項27~32のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
  34. 金属錯体-アルブミンコンジュゲートが、前記金属錯体の前記TBGに対応する部分へのアルブミンのコンジュゲーションによって形成され、続いてMのキレート化によって形成される、請求項33に記載の使用のための組成物。
  35. 金属錯体-アルブミンコンジュゲートが、Mのキレート化によって前記金属錯体を形成し、続いて、前記金属錯体の前記TBGへのアルブミンのコンジュゲーションによって、前記金属錯体アルブミンコンジュゲートを形成する、ことにより形成される、請求項33に記載の使用のための組成物。
  36. 前記癌が、腺癌、ブドウ膜黒色腫、急性白血病、聴神経腫、膨大部癌腫、肛門癌腫、星状細胞腫、基底細胞腫、膵臓癌、結合組織腫瘍、膀胱癌、気管支癌腫、非小細胞気管支癌腫、乳癌、バーキットリンパ腫、子宮体癌腫、CUP症候群、結腸癌、小腸の癌、卵巣癌、子宮内膜癌腫、胆嚢癌、胆嚢癌腫、子宮癌、子宮頸癌、頸部、鼻、および耳腫瘍、血液学的新生物、有毛細胞白血病、尿道癌、皮膚癌、神経膠腫、精巣癌、カポジ肉腫、咽頭癌、骨癌、結腸直腸癌腫、頭頸部腫瘍、結腸癌腫、頭蓋咽頭腫、肝臓癌、白血病、肺癌、非小細胞肺癌、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、胃癌、髄芽腫、黒色腫、髄膜腫、腎臓癌、腎細胞癌腫、乏突起神経膠腫、食道癌腫、溶骨性癌腫および骨形成性癌腫、骨肉腫、卵巣癌腫、膵臓癌腫、陰茎癌、前立腺癌、舌癌、卵巣癌腫、およびリンパ腫癌から選択される、請求項27~35のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
  37. アルブミン結合化学療法剤に対する、癌に罹患している対象の応答性を診断するためのキットであって、前記キットが、請求項1~24のいずれか一項に記載の金属錯体またはその共役酸、またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物、または請求項25もしくは26に記載の薬学的組成物を含む、キット。
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