JPWO2020021776A1 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

車体に効果的に燃料ポンプを配置することが可能な鞍乗型車両を提供する。後輪16の上方には燃料タンクが配置され、燃料タンクの下方には燃料ポンプ28が配置されている。燃料ポンプ28は、長手方向が車両前後方向に向けて配置されるとともに、燃料ポンプ28の中心軸線28xは、平面視で、車体中心線85に対して一側方にオフセットして配置されている。エアクリーナ53の上方には燃料ポンプ28が配置されている。

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
従来、鞍乗型車両として、ユニットスイングエンジンを備えるスクーター型で、燃料タンクとは別に、燃料タンクの外部に燃料ポンプを配置するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この鞍乗型車両は、収納ボックスの後方に燃料タンクを備える。
特開2009−40417号公報
特許文献1に示されるような鞍乗型車両では、燃料を燃料タンクから燃料ポンプへスムーズに供給するために、燃料ポンプを燃料タンクよりも下方に配置する必要がある。
しかし、燃料タンクの下方には、後輪が上下動するための空間が必要であるため、この空間に燃料ポンプを配置することは難しい。更に、後輪の車幅方向両側には、ユニットスイングエンジンの無段変速機、エアクリーナ、排気装置等が配置されるため、後輪の車幅方向両側の空間にも燃料ポンプを配置しにくい。従って、車体に効果的に燃料ポンプを配置することが求められる。
本発明の目的は、車体に効果的に燃料ポンプを配置することが可能な鞍乗型車両を提供することにある。
この明細書には、2018年7月26日に出願された日本国特許出願・特願2018−140558の全ての内容が含まれる。
本発明は、車体フレーム(11)に揺動可能に支持されたパワーユニット(14)と、前記パワーユニット(14)に一体的に設けられて前記パワーユニット(14)に駆動される後輪(16)とを備え、前記後輪(16)の上方に燃料タンク(27)が配置され、前記燃料タンク(27)の下方に燃料ポンプ(28)が配置された鞍乗型車両において、前記燃料ポンプ(28)は、長手方向が車両前後方向に向けて配置されるとともに、前記燃料ポンプ(28)の中心軸線(28x)は、平面視で、車幅方向中央を通って前後に延びる車体中心線(85)に対して一側方にオフセットして配置され、前記ユニットスイングエンジン(38)にエアクリーナ(53)が接続され、前記エアクリーナ(53)の上方に前記燃料ポンプ(28)が配置されていることを特徴とする。
上記発明において、前記燃料ポンプ(28)の少なくとも一部は、平面視で前記後輪(16)と重ならないように配置されていても良い。
また、上記発明において、前記燃料ポンプ(28)の長手方向の長さは、平面視で前記車体フレーム(11)を構成する左右一対のフレーム部材(24)の車幅方向内側端部(24d)から前記後輪(16)の車幅方向外側端部(16a)までの車幅方向の距離より長く、前記燃料ポンプ(28)は、車幅方向一側方の前記フレーム部材(24)の車幅方向内側端部(24d)と前記後輪(16)の車幅方向外側端部(16a)との間に配置されていても良い。
また、上記発明において、前記燃料ポンプ(28)の後方にリアクッションユニット(55)が配置されていても良い。
また、上記発明において、前記燃料タンク(27)の下方に、前記後輪(16)を上方から覆うリアフェンダ(72)が配置され、前記リアフェンダ(72)は、前記燃料ポンプ(28)が取付けられるポンプ取付部(72b)を有し、前記ポンプ取付部(72b)は、前記エアクリーナ(53)の上方又は側方に配置されていても良い。
また、上記発明において、前記燃料タンク(28)で発生した蒸発燃料を蓄えるキャニスタ(95)を備え、前記キャニスタ(95)は、車両前後方向に長手方向を向けて前記燃料タンク(27)の下方に配置されるとともに、平面視で、前記後輪(16)と重ならないように配置され、側面視で前記キャニスタ(95)の少なくとも一部は、前記燃料ポンプ(28)と重なるように配置されていても良い。
また、上記発明において、前記エアクリーナ(53)に、前記燃料ポンプ(28)との隙間を確保する逃げ部(79a)が設けられていても良い。
また、上記発明において、前記燃料ポンプ(28)は、車幅方向中央を通って前後方向に延びる車体中心線(85)に対し、車幅方向でサイドスタンド(73)が設けられる側と同じ側に設けられていても良い。
また、上記発明において、車体中心線(85)に対して、車幅方向の一側に前記燃料ポンプ(28)、他側に前記キャニスタ(95)が配置されていても良い。
本発明の鞍乗型車両の燃料ポンプは、長手方向が車両前後方向に向けて配置されるとともに、燃料ポンプの中心軸線は、平面視で、車幅方向中央を通って前後に延びる車体中心線に対して一側方にオフセットして配置され、ユニットスイングエンジンにエアクリーナが接続され、エアクリーナの上方に燃料ポンプが配置されているので、長手方向を車両前後方向に向けた燃料ポンプを車体中心線に対して一側方にオフセットさせることで、後輪の上下動空間を避けて燃料ポンプを配置することが可能になり、また、エアクリーナの上方空間を利用して燃料ポンプを配置できるため、燃料ポンプを車体に効果的に配置できる。
上記発明において、燃料ポンプの少なくとも一部は、平面視で後輪と重ならないように配置されているので、鞍乗型車両の上下方向の大型化を抑制することができる。
また、上記発明において、燃料ポンプの長手方向の長さは、平面視で車体フレームを構成する左右一対のフレーム部材の車幅方向内側端部から後輪の車幅方向外側端部までの車幅方向の距離より長く、燃料ポンプは、車幅方向一側方のフレーム部材の車幅方向内側端部と後輪の車幅方向外側端部との間に配置されているので、燃料ポンプを、フレーム部材の車幅方向内側端部と後輪の車幅方向外側端部との間に配置することで、燃料ポンプの長手方向の長さが長くても、燃料ポンプをより効果的に配置できる。
また、上記発明において、燃料ポンプの後方にリアクッションユニットが配置されているので、燃料ポンプを後方からリアクッションユニットで保護できる。
また、上記発明において、燃料タンクの下方に、後輪を上方から覆うリアフェンダが配置され、リアフェンダは、燃料ポンプが取付けられるポンプ取付部を有し、ポンプ取付部は、エアクリーナの上方又は側方に配置されているので、既存のリアフェンダにポンプ取付部を設けることができ、特別な部材にポンプ取付部を設けるのに比べてコストを抑えることができる。
また、上記発明において、燃料タンクで発生した蒸発燃料を蓄えるキャニスタを備え、キャニスタは、車両前後方向に長手方向を向けて燃料タンクの下方に配置されるとともに、平面視で、後輪と重ならないように配置され、側面視でキャニスタの少なくとも一部は、燃料ポンプと重なるように配置されているので、燃料ポンプ及びキャニスタを車体に効果的に配置できる。
また、上記発明において、エアクリーナに、燃料ポンプとの隙間を確保する逃げ部が設けられているので、燃料ポンプとエアクリーナとの干渉を防止できる。
また、上記発明において、燃料ポンプは、車幅方向中央を通って前後方向に延びる車体中心線に対し、車幅方向でサイドスタンドが設けられる側と同じ側に設けられているので、サイドスタンド使用時でも、燃料を燃料タンクから燃料ポンプに供給しやすくできる。
また、上記発明において、車体中心線に対して、車幅方向の一側に燃料ポンプ、他側にキャニスタが配置されているので、車体の車幅方向の重量バランスを向上できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。 図2は、自動二輪車の後部を示す左側面図(第1実施形態)である。 図3は、自動二輪車の後部を示す平面図(第1実施形態)である。 図4は、図3の要部を示す平面図(第1実施形態)である。 図5は、リアフェンダによる燃料ポンプ及びキャニスタの支持構造を示す断面図(第1実施形態)である。 図6は、変形例のリアフェンダによる燃料ポンプ及びキャニスタの支持構造を示す断面図(第1実施形態)である。 図7は、第2実施形態の燃料ポンプの配置を示す平面図である。 図8は、車体前部を示す断面図(第2実施形態)である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車10を示す左側面図、図2は、自動二輪車10の後部を示す左側面図(第1実施形態)である。
図1及び図2に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11、フロントフォーク12、前輪13、パワーユニット14、後輪16を備える。
前輪13は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して支持されている。パワーユニット14は、車体フレーム11の後部に揺動可能に支持されたユニットスイング式のものである。後輪16は、パワーユニット14の後端部に支持されている。
自動二輪車10は、乗員が跨って着座するシート17を備えたスクーター型の鞍乗型車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、ダウンフレーム22、左右一対のロアフレーム23、左右一対のリアフレーム24を備える。
ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部を構成し、ヘッドパイプ21によりフロントフォーク12が操舵可能に支持されている。ダウンフレーム22は、ヘッドパイプ21から下方斜め後方へ延びている。左右のロアフレーム23は、ダウンフレーム22の下部左右から下方、そして後方にそれぞれ延びている。
左右のロアフレーム23の後端からは、左右のリアフレーム24が一体に延びている。
リアフレーム24は、ロアフレーム23の後端から後方斜め上方に延びる傾斜部24aと、傾斜部24aの後端から一体に後方に延びる後方延出部24bとから構成される。
リアフレーム24には、シート17の下方に配置された収納ボックス26及び燃料タンク27が支持されている。収納ボックス26の上部には開口が設けられ、この開口が、収納ボックス26に揺動可能に取付けられたシート17によって開閉される。燃料タンク27は、収納ボックス26の後方に配置されるとともに後輪16の上方に配置される。また、燃料タンク27の前部の下方には、燃料ポンプ28が配置されている。
フロントフォーク12は、上端部にバーハンドル31が取付けられ、下端部に車軸32を介して前輪13が支持されている。
パワーユニット14は、左右のリアフレーム24にリンク機構34を介して揺動可能に支持されている。詳しくは、左右のリアフレーム24にそれぞれ設けられた支持プレート36にリンク機構34の一端部が連結され、リンク機構34の他端部にパワーユニット14の上部が連結されている。
パワーユニット14は、前部を構成するエンジン38と、エンジン38の後部に一体的に設けられた無段変速機39とから構成される。
エンジン38は、クランクケース41と、クランクケース41の前部から前方斜め上方に延びるシリンダ部42とを備える。シリンダ部42は、シリンダヘッド44を備え、シリンダヘッド44の上面に吸気装置46が接続され、シリンダヘッド44の下面に排気装置(不図示)が接続される。
無段変速機39は、クランクケース41の後端に一体に、後輪16の一側方(左側方)に位置する伝動ケース48を備える。伝動ケース48には、一対の駆動プーリ及び従動プーリと、これらの駆動プーリ及び従動プーリのそれぞれに掛け渡されたベルトとが収容されている。上記駆動プーリは、エンジン38のクランク軸(不図示)側に設けられ、従動プーリは、後輪16側に設けられて、エンジン38から駆動プーリ、ベルト及び従動プーリを介して後輪16側へ動力が伝達される。
無段変速機39の後端部には出力軸51が設けられ、出力軸51に後輪16が取付けられている。伝動ケース48の上部にはエアクリーナ53が取付けられている。伝動ケース48の後端部と、一側(左側)のリアフレーム24とには、緩衝器であるリアクッションユニット55が渡されている。
車体フレーム11、フロントフォーク12及びバーハンドル31の周囲は、車体カバー60で覆われている。
車体カバー60は、ハンドルカバー61、フロントカバー62、フロントインナーカバー63、左右一対のレッグシールド64、フロアステップ66、左右一対のサイドスカート67、左右一対のボディサイドカバー68から構成される。
ハンドルカバー61は、バーハンドル31の中央部を覆っている。フロントカバー62は、フロントフォーク12の上部及びヘッドパイプ21を前方から覆っている。フロントインナーカバー63は、フロントフォーク12の上部及びヘッドパイプ21を後方から覆っている。左右のレッグシールド64は、フロントインナーカバー63の両側縁から車幅方向外側に延びてフロントカバー62の両側縁に接続され、運転者の脚部を前方から覆う。
フロアステップ66は、運転者が足を載せる部分であり、フロントインナーカバー63及び左右のレッグシールド64の各下縁から後方に延びて左右のロアフレーム23を上方から覆う。左右のサイドスカート67は、フロアステップ66の両縁からそれぞれ下方に延びて左右のロアフレーム23を両側方から覆う。左右のボディサイドカバー68は、シート17の両側部の下方を覆っている。
左右のボディサイドカバー68の後部上部には、同乗者が掴むグラブレール69が設けられている。
前輪13は、上方からフロントフェンダ71で覆われ、後輪16は、上方からリアフェンダ72で覆われる。
車体フレーム11の下部であって、車幅方向中央を通って前後方向に延びる車体中心線85(図3参照)に対して車幅方向の一側(左側)には、サイドスタンド73が設けられている。
図3は、自動二輪車10の後部を示す平面図(第1実施形態)である。図4は、図3の要部を示す平面図(第1実施形態)であり、図3から燃料タンク27及びリアフェンダ72(図1参照)を外した状態を示している。
図3及び図4に示すように、左右のリアフレーム24には、グラブレール69の左右の前端部69a,69a間に、車幅方向に延びるクロスフレーム75が渡されている。クロスフレーム75よりも後方の左右のリアフレーム24には、燃料タンク27(詳しくは、燃料タンク27の周縁に形成されたフランジ部27a)が取付けられている。
燃料タンク27は、給油口27bと給油口27bを覆うキャップ77とを後部に備え、燃料の残量を計測する残量計78を前部に備える。
燃料タンク27の一側方(左側方)から前方に亘る位置には、燃料タンク27と上下方向に距離を保ってエアクリーナ53が配置されている。エアクリーナ53は、吸気装置46の一部を構成する。
吸気装置46は、シリンダヘッド44に吸気管81を介して接続されたスロットルボディ82と、スロットルボディ82にコネクティングチューブ83を介して接続されたエアクリーナ53とを備える。
吸気管81、スロットルボディ82は、車幅方向中央を通って前後方向に延びる車体中心線85上に配置されている。エアクリーナ53において、コネクティングチューブ83が接続される接続部53aは、スロットルボディ82よりも後方で、且つ車体中心線85と一側(左側)のリアフレーム24との間に配置されている。従って、コネクティングチューブ83は、スロットルボディ82の後端部から後方斜め一側方(左側方)に延びてエアクリーナ53の接続部53aに接続される。
エアクリーナ53は、コネクティングチューブ83が接続されたエアクリーナケース本体79と、エアクリーナケース本体79の車幅方向外側に取付けられたエアクリーナケースカバー80とを備える。
エアクリーナケース本体79の上方には、燃料ポンプ28が配置されている。
グラブレール69は、車幅方向に延びるレール後部69bと、レール後部69bの左右端から一体に前方斜め外側方に延びる左右一対のレール側部69cとから構成される。
左右のレール側部69cには、それぞれ車幅方向内側に延びる内方延出部69dが設けられている。左右の内方延出部69dは、左右のリアフレーム24(詳しくは、左右のリアフレーム24に取付けられたブラケット(不図示))に複数のボルト87で締結されている。
燃料ポンプ28は、燃料タンク27の前部の下方に配置され、燃料タンク27内の燃料を、吸気装置46(詳しくは、吸気管81)に取付けられた燃料噴射弁88に供給する。
燃料ポンプ28は、燃料の吸入及び吐出を行うポンプ本体と、このポンプ本体を駆動する電動モーターと、吸入する燃料をろ過する燃料フィルターとを有する本体部28hを備え、本体部28hの長手方向は、前後方向に向けて配置される。換言すれば、燃料ポンプ28(詳しくは、燃料ポンプ28の電動モーターにおける回転軸の中心軸線28x)は、前後方向に向けて配置される。
燃料ポンプ28の本体部28hには、導入管接続口28a、供給管接続口28b及び戻し管接続口28cが設けられる。
導入管接続口28aには、燃料タンク27から燃料ポンプ28に燃料を導入する導入管101(図5参照)が接続される。
供給管接続口28bには、燃料ポンプ28から燃料噴射弁88に燃料を供給する供給管102(図5参照)が接続される。
戻し管接続口28cには、導入管101によって燃料タンク27から燃料ポンプ28に燃料を導入する際に、余剰となった燃料を燃料タンク27に戻す戻し管103(図5参照)が接続される。
燃料ポンプ28(詳しくは、燃料ポンプ28の本体部28h)は、平面視で、一側(左側)のリアフレーム24の車幅方向内側端部24dと、後輪16の車幅方向外側端部16aとの間に配置されている。燃料ポンプ28の導入管接続口28a及び戻し管接続口28cの一部は、後輪16に重なっている。
燃料ポンプ28の長手方向の長さをL、一側(左側)のリアフレーム24の車幅方向内側端部24dと、後輪16の車幅方向外側端部16aとの距離をRとすると、燃料ポンプ28の長さLは、リアフレーム24と後輪16との距離Rよりも大きい(L>R)。
このように、L>Rとすることで、燃料ポンプ28の長手方向を車幅方向に向けずに前後方向に向けて、パワーユニット14(図1参照)の上下揺動に伴う後輪16の上下動の領域を避けて燃料ポンプ28(詳しくは、本体部28h)を配置可能になる。
また、燃料ポンプ28の導入管接続口28a及び戻し管接続口28cは、本体部28hから車幅方向内方斜め上方に傾斜しているので、平面視で、後輪16と重なるように配置されていても後輪16の上下動の領域を避けて配置できる。
一側(左側)のリアフレーム24(詳しくは、リアフレーム24に取付けられたブラケット)には、リアクッションユニット55の上端部55aを支持するクッション支持部91が設けられている。クッション支持部91には、リアクッションユニット55の上端部55aがボルト93によって揺動可能に取付けられている。
燃料ポンプ28は、リアクッションユニット55の前方に配置されている。これにより、燃料ポンプ28を後方からリアクッションユニット55で保護できる。
後輪16の他側方(右側方)には、燃料タンク27内で発生する蒸発燃料を一旦蓄えるキャニスタ95が配置されている。また、キャニスタ95は、他側(右側)のリアフレーム24よりも車幅方向内方に配置されている。即ち、キャニスタ95は、平面視で後輪16と車幅方向他側のリアフレーム24との間に配置されている。
キャニスタ95は、円柱状とされたキャニスタ本体95hを備え、キャニスタ本体95hの中心軸線95aが前後方向に向けて延びている。キャニスタ本体95hの後端面95bは、概ね後輪16の出力軸51(図1参照)の上方に配置されている。
キャニスタ95の後端面95bには、チャージ管接続口95c及びパージ管接続口95dが設けられ、前端面95eには、新気導入管接続口95f及びドレン管接続口95gが設けられている。
チャージ管接続口95cには、チャージ管105(図5参照)が接続される。チャージ管105は、燃料タンク27の給油口27bの近傍まで延びて、燃料タンク27内の蒸発燃料をキャニスタ95内に導入する。
パージ管接続口95dには、パージ管106(図5参照)が接続される。パージ管106は、エンジン38の吸気装置46(詳しくは、スロットルボディ82)まで延びて、キャニスタ95内の活性炭に吸着されていた蒸発燃料を吸気装置46に導く。
新気導入管接続口95fには、新気導入管107(図5参照)が接続される。新気導入管107は、開放された先端部からキャニスタ95の内部に新気を導入する管である。キャニスタ95内に新気を取込むことで、蒸発燃料を活性炭から放出させて吸気装置46に供給可能にする。
ドレン管接続口95gには、ドレン管108(図5参照)が接続される。ドレン管108は、キャニスタ95の内部に溜まった水分等の液体を外部に排出する管であり、車体下部に配置されて開放された先端部から液体が排出される。
以上に示したように、燃料ポンプ28の少なくとも一部は、平面視で後輪16と重ならないように配置されているので、鞍乗型車両としての自動二輪車10の上下方向の大型化を抑制することができる。
また、燃料ポンプ28の長手方向の長さLは、平面視で車体フレーム11を構成する左右一対のフレーム部材としてのリアフレーム24の一方(車幅方向一側方のリアフレーム24)の車幅方向内側端部24dから後輪16の車幅方向外側端部16aまでの車幅方向の距離Rより長い。燃料ポンプ28は、車幅方向一側方のリアフレーム24の車幅方向内側端部24dと後輪16の車幅方向外側端部16aとの間に配置されている。
この構成によれば、燃料ポンプ28を、リアフレーム24の車幅方向内側端部24dと後輪16の車幅方向外側端部16aとの間に配置することで、燃料ポンプ28の長手方向の長さLが長くても、燃料ポンプ28をより効果的に配置できる。
また、図2及び図4に示したように、燃料ポンプ28の後方にリアクッションユニット55が配置されているので、燃料ポンプ28を後方からリアクッションユニット55で保護できる。
また、図1及び図4に示したように、燃料ポンプ28は、車幅方向中央を通って前後方向に延びる車体中心線85に対し、車幅方向でサイドスタンド73が設けられる側と同じ側に設けられている。
この構成によれば、サイドスタンド73の使用時でも、燃料を燃料タンク27から燃料ポンプ28に供給しやすくできる。
図5は、リアフェンダ72による燃料ポンプ28及びキャニスタ95の支持構造を示す断面図(第1実施形態)であり、車体中心線85(図3参照)に直交するように切断した図である。図6は、変形例のリアフェンダ121による燃料ポンプ28及びキャニスタ95の支持構造を示す断面図(第1実施形態)であり、車体中心線85(図3参照)に直交するように切断した図である。なお、図6において、図5の実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
図5に示すように、燃料タンク27の下方にはリアフェンダ72が配置され、リアフェンダ72に燃料ポンプ28及びキャニスタ95が支持されている。
燃料ポンプ28の導入管接続口28a、供給管接続口28b、戻し管接続口28cには、それぞれ導入管101、供給管102、戻し管103が接続されている。
キャニスタ95のチャージ管接続口95c(図4参照)、パージ管接続口95d(図4参照)、新気導入管接続口95f、ドレン管接続口95gには、それぞれチャージ管105、パージ管106、新気導入管107、ドレン管108が接続されている。
リアフェンダ72は、平坦部72aと、車幅方向中央を通って上下に延びる車体中心鉛直線100よりも一側(左側)の平坦部72aの端部に形成されたポンプ取付部72bとを備える。
平坦部72aは、後輪16(図4参照)の上方に位置する。ポンプ取付部72bは、後輪16の上方から外れた位置に設けられ、平坦部72aよりも一段低く形成されて、後輪16がリアフェンダ72側へ移動した際の干渉が防止される。
ポンプ取付部72bの底壁72cは、エアクリーナ53(詳しくは、エアクリーナケース本体79)の上部に形成された逃げ部79aに対して、上方に距離R1、車幅方向内方に距離R2だけ隔てている。
燃料ポンプ28は、上記したポンプ取付部72bに複数のボルト(不図示)で取付けられている。キャニスタ95は、リアフェンダ72の平坦部72aにブラケット(不図示)を介して取付けられている。
図6に示すように、燃料タンク27の下方には、リアフェンダ72(図5参照)の変形例であるリアフェンダ121が配置され、リアフェンダ121に燃料ポンプ28及びキャニスタ95が支持されている。
リアフェンダ121は、平坦部72aと、車幅方向中央を通って上下に延びる車体中心鉛直線100よりも一側(左側)の平坦部72aの端部に形成されたポンプ取付部121bとを備える。
ポンプ取付部121bは、鉛直に延びてエアクリーナ53の車幅方向内側に配置された部分である。
燃料ポンプ28は、ポンプ取付部121bに車幅方向外側から複数のボルト(不図示)によって取付けられる。
ポンプ取付部121bに取付けられた燃料ポンプ28は、エアクリーナ53(詳しくは、エアクリーナケース本体79)の逃げ部79aに対して、上方に距離R1、車幅方向内方に距離R3だけ隔てている。
このように、燃料ポンプ28を側方からリアフェンダ121で支持することで、エアクリーナ53の逃げ部79aを小さく形成でき、エアクリーナ53の容量をより大きくできる。
以上の図1、図4及び図5に示したように、鞍乗型車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11に揺動可能に支持されたパワーユニット14と、パワーユニット14に一体的に設けられてパワーユニット14に駆動される後輪16とを備える。
後輪16の上方には燃料タンク27が配置され、燃料タンク27の下方には燃料ポンプ28が配置されている。
燃料ポンプ28は、長手方向が車両前後方向に向けて配置されるとともに、燃料ポンプ28の中心軸線28xは、平面視で、車幅方向中央を通って前後に延びる車体中心線85に対して一側方にオフセットして配置されている。パワーユニット14(詳しくは、エンジン38)にはエアクリーナ53が接続され、エアクリーナ53の上方には燃料ポンプ28が配置されている。
この構成によれば、長手方向を車両前後方向に向けた燃料ポンプ28を車体中心線85に対して一側方にオフセットさせることで、後輪16の上下動空間を避けて燃料ポンプ28を配置することが可能になる。また、エアクリーナ53の上方空間を利用して燃料ポンプ28を配置できるため、燃料ポンプ28を車体に効果的に配置できる。これにより、自動二輪車10の上下方向及び車幅方向の大型化を抑制できる。
また、図5及び図6に示したように、燃料タンク27の下方に、後輪16を上方から覆うリアフェンダ72,121が配置され、リアフェンダ72,121は、燃料ポンプ28が取付けられるポンプ取付部72b,121bを有する。ポンプ取付部72b,121bは、エアクリーナ53の上方又は側方に配置されている。
この構成によれば、既存のリアフェンダにポンプ取付部72b,121bを設けることができ、特別な部材にポンプ取付部を設けるのに比べてコストを抑えることができる。
また、図2、図4及び図5に示したように、自動二輪車10は、燃料タンク27で発生した蒸発燃料を蓄えるキャニスタ95を備える。キャニスタ95は、車両前後方向に長手方向を向けて燃料タンク27の下方に配置されるとともに、平面視で、後輪16と重ならないように配置されている。側面視でキャニスタ95の少なくとも一部は、燃料ポンプ28と重なるように配置されている。
この構成によれば、燃料ポンプ28及びキャニスタ95を車体に効果的に配置できる。
また、図5に示したように、エアクリーナ53に、燃料ポンプ28との隙間を確保する逃げ部79aが設けられている。
この構成によれば、燃料ポンプ28とエアクリーナ53との干渉を防止できる。
また、車体中心線85に対して、車幅方向の一側に燃料ポンプ28、他側にキャニスタ95が配置されている。
この構成によれば、車体の車幅方向の重量バランスを向上できる。
<第2実施形態>
図7は、第2実施形態の燃料ポンプ28の配置を示す平面図である。
第2実施形態において、第1実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
燃料ポンプ28は、エンジン38(図1参照)のシリンダ部42よりも前方で、シリンダ部42の上方に配置されて左右のリアフレーム24を接続する上部クロスフレーム131よりも前方に配置されている。燃料ポンプ28の長手方向は、車幅方向に向けて配置されている。
また、燃料ポンプ28は、左右のリアフレーム24の間に配置されるとともに、上部クロスフレーム131よりも前方に配置されて左右のリアフレーム24を接続する下部クロスフレーム133の上方に配置されている。
燃料ポンプ28の本体部28hの車幅方向中央に引いた車幅中心線130は、車体中心線85に対して車幅方向の一側(左側)に配置されている。
燃料ポンプ28の導入管接続口28a、供給管接続口28b及び戻し管接続口28cは、平面視でシリンダ部42の一側端部(左側端部)の前方に配置されている。これにより、導入管接続口28a、供給管接続口28b及び戻し管接続口28cに接続される配管(図8に示す導入管101、供給管102及び戻し管103)をシリンダ部42の脇に通して燃料タンク27(図2参照)まで延ばすことができる。
図8は、車体前部を示す断面図(第2実施形態)であり、車体中心線85に沿って上下に切断した断面図である。
フロアステップ66の下方には箱形のバッテリ収納部135が設けられ、バッテリ収納部135にバッテリ136が収納されている。
燃料ポンプ28は、バッテリ収納部135の後方であって、フロアステップ66の後端部66a及びボディサイドカバー68の前端部68aの下方に配置されている。
エンジン38のシリンダ部42は、前傾し、シリンダ部42(詳しくは、シリンダ部42を構成するヘッドカバー45)の前方斜め下方に出来た空間138に燃料ポンプ28が配置されている。
パワーユニット14(図1参照)の上方に配置される収納ボックス26は、上部が開口し、この開口がシート17(図1参照)によって開閉される。
収納ボックス26の前部下部は、上部クロスフレーム131によって支持されている。
燃料ポンプ28は、下部クロスフレーム133にポンプブラケット141を介して取付けられている。
このように、燃料ポンプ28を、フロアステップ66の下方であってエンジン38のシリンダ部42の前方斜め下方の空間138に配置することで、車体下部のデッドスペースを有効利用でき、また、車体下部のコンパクト化を図ることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗型車両にも適用可能である。
10 自動二輪車(鞍乗型車両)
11 車体フレーム
14 パワーユニット
16 後輪
16a 車幅方向外側端部
24 リアフレーム(フレーム部材)
24d 車幅方向内側端部
27 燃料タンク
28 燃料ポンプ
28x 中心軸線
53 エアクリーナ
72b ポンプ取付部
73 サイドスタンド
79a 逃げ部
85 車体中心線

Claims (9)

  1. 車体フレーム(11)に揺動可能に支持されたパワーユニット(14)と、前記パワーユニット(14)に一体的に設けられて前記パワーユニット(14)に駆動される後輪(16)とを備え、前記後輪(16)の上方に燃料タンク(27)が配置され、前記燃料タンク(27)の下方に燃料ポンプ(28)が配置された鞍乗型車両において、
    前記燃料ポンプ(28)は、長手方向が車両前後方向に向けて配置されるとともに、前記燃料ポンプ(28)の中心軸線(28x)は、平面視で、車幅方向中央を通って前後に延びる車体中心線(85)に対して一側方にオフセットして配置され、
    前記パワーユニット(14)にエアクリーナ(53)が接続され、前記エアクリーナ(53)の上方に前記燃料ポンプ(28)が配置されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記燃料ポンプ(28)の少なくとも一部は、平面視で前記後輪(16)と重ならないように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記燃料ポンプ(28)の長手方向の長さは、平面視で前記車体フレーム(11)を構成する左右一対のフレーム部材(24)の車幅方向内側端部(24d)から前記後輪(16)の車幅方向外側端部(16a)までの車幅方向の距離より長く、前記燃料ポンプ(28)は、車幅方向一側方の前記フレーム部材(24)の車幅方向内側端部(24d)と前記後輪(16)の車幅方向外側端部(16a)との間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記燃料ポンプ(28)の後方にリアクッションユニット(55)が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記燃料タンク(27)の下方に、前記後輪(16)を上方から覆うリアフェンダ(72,121)が配置され、前記リアフェンダ(72,121)は、前記燃料ポンプ(28)が取付けられるポンプ取付部(72b,121b)を有し、前記ポンプ取付部(72b,121b)は、前記エアクリーナ(53)の上方又は側方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記燃料タンク(28)で発生した蒸発燃料を蓄えるキャニスタ(95)を備え、前記キャニスタ(95)は、車両前後方向に長手方向を向けて前記燃料タンク(27)の下方に配置されるとともに、平面視で、前記後輪(16)と重ならないように配置され、側面視で前記キャニスタ(95)の少なくとも一部は、前記燃料ポンプ(28)と重なるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記エアクリーナ(53)に、前記燃料ポンプ(28)との隙間を確保する逃げ部(79a)が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記燃料ポンプ(28)は、車幅方向中央を通って前後方向に延びる車体中心線(85)に対し、車幅方向でサイドスタンド(73)が設けられる側と同じ側に設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の鞍乗型車両。
  9. 車体中心線(85)に対して、車幅方向の一側に前記燃料ポンプ(28)、他側に前記キャニスタ(95)が配置されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
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