JPWO2020017453A1 - 加熱調理器 - Google Patents

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圭介 森下
利佳 能澤
利佳 能澤
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Abstract

少なくとも調理開始の段階でユーザによる水蒸気の供給量の調整を可能にすること。本発明の加熱調理器(1)は、ユーザが表示操作部(5)によって指示した水蒸気の供給量となるように、水蒸気発生部(11)による水蒸気の供給を制御する制御部(10)を備える。

Description

本発明は、加熱調理器に関し、特に過熱水蒸気を用いた調理を行う加熱調理器に関する。
加熱調理器の一つして、過熱水蒸気を用いた調理を行う加熱調理器がある。このような加熱調理器では、調理開始時に調理中の過熱水蒸気(スチーム)の供給量を設定しているため、ユーザによって過熱水蒸気の供給量を調整することができなかった。つまり、ユーザの好みに応じて、過熱水蒸気調理における過熱水蒸気の供給量の調整を行うことができなかった。そこで、例えば、特許文献1には、ユーザによって水蒸気の供給量を調整できるオーブン装置が開示されている。
日本国公開特許公報「特開2016−217610号公報」
しかしながら、特許文献1のオーブン装置では、調理途中にユーザによって水蒸気の供給量の調整を可能としているものの、調理開始時には、予め水蒸気の供給量が設定されているため、やはり、ユーザの好みを十分に反映させた水蒸気を用いた調理を行うことができなかった。
本発明の一態様は、少なくとも調理開始の段階でユーザによるスチームの供給量が調整可能な加熱調理器を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、少なくとも水蒸気を用いた調理を行う加熱調理器であって、上記水蒸気を発生して加熱庫内に供給する水蒸気発生部と、水蒸気調理に必要な水蒸気の供給量をユーザが指示する指示入力部と、上記指示入力部によって指示された水蒸気の供給量となるように、上記水蒸気発生部による水蒸気の供給を制御する制御部と、を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、少なくとも調理開始の段階でユーザによる水蒸気の供給量を調整可能にできる。
本発明の実施形態1に係る加熱調理器の正面図である。 図1に示す加熱調理器の機能ブロック図である。 図1に示す加熱調理器に備えられた表示操作部の表示例を示す図である。 加熱前の表示パネルの表示例を示す図である。 加熱前に過熱水蒸気の供給量を選択した結果を示す図である。 本発明の実施形態2に係る加熱調理器における加熱中の表示パネルの表示例を示す図である。 図6に示す表示例から遷移したときの表示例を示す図である。 図6に示す表示例から遷移したときの表示例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(加熱調理器の概略説明)
図1は、本実施形態の加熱調理器1の正面図であり、(a)はドア(開閉扉)3を閉めた状態を、(b)はドア3を開けた状態を示す。加熱調理器1は、マイクロ波を発生するマグネトロン(図示しない)および水蒸気発生部11(図2)を備え、加熱調理として電子レンジ調理と、水蒸気、特に100℃を超える温度に加熱された過熱水蒸気を用いたウォータオーブン調理とを行う加熱調理器である。
図1に示すように、加熱調理器1は、直方体形状のケーシング2と、ドア3とを備え、ケーシング2で囲まれる空間が、被加熱物を収容するための加熱庫2aとなっている。なお、マグネトロンはケーシング2内部(例えば、加熱庫2aを挟んでドア3と反対側)に備えられている。
ドア3は、加熱庫2aの開口部2bを開閉するための開閉扉であり、加熱庫2aと対向する位置に配置される窓(窓部)3aと、窓3aを囲むフレーム(枠部)3bとを備える。窓3aには加熱庫2aを覗けるように、耐熱ガラスあるいは耐熱性の透明樹脂が嵌め込まれている。フレーム3bは、非金属材料、例えば、樹脂から形成されている。
ドア3は、加熱庫2aを開閉可能に設けられており、下端の辺を略中心に回動し、上側にはドア3を開閉するためのユーザ補助としてハンドル4が取り付けられている。本実施形態では、ドア3の開閉は、ドア3の下端側の辺を略中心に回動して行われる構成であるが、これに限定されず、例えば、ドア3の左端または右端の辺を中心に回動してドア3が開閉する構成であってもよい。ドア3の詳細については、後述する。
また、ドア3の加熱庫2aと対向する面に、加熱庫2aの入り口の開口部2bを覆うサイズのシールド材料(図示せず)が形成されている。
加熱調理器1は、さらに、当該加熱調理器1に関する各種情報等を表示し、当該加熱調理器1へのユーザの操作を受け付けるための表示操作部(指示入力部)5がドア3の前面に設けられている。表示操作部5には、ダイヤル6やボタン7および操作情報等の各種情報を表示する表示パネル8が設けられている。なお、表示操作部5は、ダイヤル6やボタン7等の物理的な部材を使用しない、例えば、タッチパネルとして構成されていてもよい。表示操作部5は、後述する制御部10に接続されており、制御部10との間で情報の入出力を行う。制御部10を含んだ加熱調理器1について、以下に説明する。
(加熱調理器1の機能ブロック)
図2は、加熱調理器1の機能ブロック図である。加熱調理器1は、図2に示すように、制御部10を備えている。制御部10は、表示操作部5、水蒸気発生部11、レンジ加熱部12、オーブン加熱部13、冷却部14、アンテナ回転駆動部15、ポンプ駆動部16、温度センサ17が接続されている。そして、制御部10は、主に加熱調理に関わる制御を行う加熱制御部10aと、表示操作部5の表示パネル8の表示制御を行う表示制御部10bとを含んでいる。従って、加熱制御部10aは、表示操作部5のダイヤル6やボタン7、水蒸気発生部11、レンジ加熱部12、オーブン加熱部13、冷却部14、アンテナ回転駆動部15、ポンプ駆動部16、温度センサ17に接続されている。一方、表示制御部10bは表示操作部5の表示パネル8に接続されている。
水蒸気発生部11は、加熱調理器1による過熱水蒸気を用いた調理を実行する際に駆動し、図示しない給水タンクから水を供給され、その水を加熱して水蒸気を発生する。発生した水蒸気は、加熱調理器1の加熱庫2a内に供給される。水蒸気発生部11が発生する水蒸気は、過熱水蒸気(100℃よりも温度が高い水蒸気)やそれよりも温度が低い水蒸気である。水蒸気の温度は、適宜調整可能である。また、加熱庫2aの内部に供給された水蒸気は、加熱庫2a内部に配置された食品(被加熱物)を加熱する。
レンジ加熱部12は、加熱調理器1によるレンジ調理を実行する際のマグネトロン(マイクロ波発生装置)であり、オーブン加熱部13は、加熱調理器1によるオーブン調理を実行する際のヒータである。冷却部14は、加熱調理器1による全ての加熱調理を行う際に、当該加熱調理器1内の電子部品を冷却するための冷却ファン(図示せず)を駆動させる駆動用モータである。
アンテナ回転駆動部15は、レンジ調理の際に、マイクロ波を放射するアンテナ18を回転させる。
ポンプ駆動部16は、水蒸気発生部11を作動させる際に、当該水蒸気発生部11にタンク20内の水を供給するためのポンプ19を駆動させる。
温度センサ17は、例えばサーミスタからなり、加熱庫2aの内部の温度を検出する。制御部10は、表示操作部5での設定や温度センサ17の検出温度等に基づいて、水蒸気発生部11等の調理に係る装置の動作を制御する。
上記構成の加熱調理器1は、過熱水蒸気を用いた調理を行う際に、ユーザ自身が過熱水蒸気の供給量を設定することが可能となっている。
(過熱水蒸気の供給量の設定)
図3は、表示操作部5の一例を示す図である。ユーザは、図3に示す表示操作部5を操作することで過熱水蒸気の供給量を設定する。
表示操作部5は、上述したように、ダイヤル6やボタン7および操作情報等の各種情報を表示する表示パネル8が設けられている。
ダイヤル6は、回転可能で、且つ、押下することが可能な回転スイッチである。例えば、表示パネル8に表示されるメニューを選択する場合、ダイヤル6を回転させて所望の項目を選択して、当該ダイヤル6を押下することで、その項目を決定することになる。
図3に示す表示パネル8には、調理の温度(200℃)、調理の時間(18分35秒)の他に、手動マーク21、加熱中マーク22、過熱水蒸気量マーク23、ウォーターオーブンマーク24が表示されている。
調理の温度(200℃)、調理の時間(18分35秒)については、加熱調理器1によって調理メニューに応じた値が表示される。また、手動マーク21、加熱中マーク22、過熱水蒸気量マーク23、ウォーターオーブンマーク24については、必要に応じて、点灯、点滅、消灯する。
具体的には、手動マーク21は、過熱水蒸気量を手動で設定するモードのときに点灯し、過熱水蒸気を自動で設定するモードのときには消灯され、代わりに、自動マークが表示される。
加熱中マーク22は、調理開始前には表示されず、調理開始後、つまり調理中に表示される。調理が終了すると、加熱中マーク22は表示されない。また、ウォーターオーブンマーク24は、ウォーターオーブン調理を選択したときに表示され、それ以外の調理、例えばレンジ調理の場合には表示されない。
過熱水蒸気量マーク23は、手動マーク21およびウォーターオーブンマーク24が点灯しているときに表示される。過熱水蒸気量マーク23は、3つの水滴マークからなり、水滴マークの点灯している数によって過熱水蒸気量、すなわち過熱水蒸気の供給量の設定状態が分かるようになっている。すなわち、水滴マークが一つも点灯していないときは、過熱水蒸気の供給量が0であることを示し、水滴マークの点灯する数が増える毎に過熱水蒸気の供給量が多くなっていることを示している。
加熱調理器1では、表示操作部5において、ダイヤル6により手動による過熱水蒸気の供給量の選択が可能な調理メニューを選択した場合、加熱開始前に過熱水蒸気の供給量を選択するようになっている。例えば、過熱水蒸気の供給量の選択は以下のようにユーザによって行われる。
なお、表示パネル8は、表示制御部10bによって制御されており、上述のように、過熱水蒸気の供給量を水滴マークの点灯数で示す過熱水蒸気量マーク23が表示されている。すなわち、表示制御部10bは、過熱水蒸気の供給量が決定された状態のとき、過熱水蒸気量マーク23を構成する複数のマークが設定された供給量に応じた数点灯するように、過熱水蒸気の供給量の設定が可能な状態のとき、点灯していたマークが点滅するように、上記表示パネル8の表示を制御する。
これにより、ユーザは、表示パネル8に表示されている過熱水蒸気量マーク23が点滅状態であれば、過熱水蒸気の供給量の設定可能であることを容易に把握することができる。
(過熱水蒸気の供給量の選択)
図4は、加熱前の表示パネル8の過熱水蒸気の供給量の選択前の画面の一例を示す。
図5は、図4に示す画面において、過熱水蒸気の供給量の選択を行った後の画面の一例を示し、(a)は、過熱水蒸気の供給量が最大の場合を示し、(b)は、過熱水蒸気の供給量が最小の場合を示し、(c)は、過熱水蒸気の供給量が0、すなわち過熱水蒸気の供給が無い場合を示す。なお、図4の(b)に示す画面は、過熱水蒸気の供給量の選択画面のデフォルトであり、過熱水蒸気の供給量が中の場合を示している。
過熱水蒸気の供給量の設定は、表示操作部5のボタン7の一つである蒸気量選択スイッチ7aおよびダイヤル6の押下によって行う。つまり、図4の(a)に示すように、加熱前に、表示パネル8に手動マーク21、過熱水蒸気量マーク23が点灯された状態で、ユーザによって、表示操作部5の蒸気量選択スイッチ7aが押下されると、図4の(b)に示すように、過熱水蒸気量マーク23が点滅する。過熱水蒸気量マーク23が点滅している状態で、蒸気量選択スイッチ7aの押下を繰り返すことで、当該過熱水蒸気量マーク23の水滴マークの点滅数が変わる。そして、過熱水蒸気量マーク23が点滅している状態で、所望する過熱水蒸気の供給量を示す水滴マークの点滅数になったら、ダイヤル6を押下し、過熱水蒸気の供給量を決定する。例えば、過熱水蒸気の供給量を最大に選択すれば、図5の(a)に示す表示画面となり、過熱水蒸気の供給量を最小に選択すれば、図5の(b)に示す表示画面となり、過熱水蒸気の供給量を0に選択すれば、図5の(c)に示す表示画面となる。また、過熱水蒸気の供給量の選択画面デフォルトでは、過熱水蒸気の供給量は中を示す選択画面となっているので、過熱水蒸気の供給量を中に設定する場合には、蒸気量選択スイッチ7aを押下せず、ダイヤル6を押下するだけでよい。
このように、加熱前に、過熱水蒸気の供給量の選択画面において、表示操作部5の蒸気量選択スイッチ7aの押下を繰り返すことで、水滴マークが点滅する数が変化し、過熱水蒸気の供給量の設定値が変化する。これにより、ユーザは、蒸気量選択スイッチ7aを操作するだけで、好みの過熱水蒸気の供給量を選択することが可能となる。
ずなわち、上記構成の加熱調理器1の制御部10は、ユーザが指示する指示入力部としての表示操作部5によって指示された過熱水蒸気の供給量となるように、水蒸気発生部11による過熱水蒸気の供給量を制御している。
従って、上記構成の加熱調理器1では、過熱水蒸気調理に必要な過熱水蒸気の供給量をユーザが指示(選択)することができる。これにより、過熱水蒸気調理において、ユーザの好みに応じた過熱水蒸気の供給量を調整することが可能となる。
しかも、上記表示操作部(指示入力部)5によって設定される過熱水蒸気の供給量は、0を含む複数段階(本実施形態では4段階)に設定されている。
従って、表示操作部5を操作するユーザは、過熱水蒸気調理に必要な過熱水蒸気の供給量を指示する際、0を含む複数段階に設定された過熱水蒸気の供給量から選択することになる。これにより、ユーザは予め設定された供給量を選択するだけで済むので、過熱水蒸気の供給量を細かく指示するといった煩わしい操作が必要なくなる。
なお、本実施形態では、供給量0を含む4段階の過熱水蒸気の供給量の例を示したが、これに限定されるものではなく、過熱水蒸気の供給量は、供給量0を含む3段階あるいは5段階以上のであってもよいし、供給量0を含まない複数段であってもよい。このように、調理開始の段階でユーザによる過熱水蒸気の供給量の調整が可能となる。
なお、以下の実施形態2では、調理中に過熱水蒸気の供給量の調整を行う例について説明する。
〔実施形態2〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図6は、加熱中の表示パネル8の過熱水蒸気の供給量の選択前の画面の一例を示す。
図7は、過熱水蒸気量マーク23の水滴マークが2つ点滅している状態を示している。
図8は、図7に示す画面において、過熱水蒸気の供給量の選択を行った後の画面の一例を示し、(a)は、過熱水蒸気の供給量が最大の場合を示し、(b)は、過熱水蒸気の供給量が最小の場合を示し、(c)は、過熱水蒸気の供給量が0、すなわち過熱水蒸気の供給が無い場合を示す。
ウォータオーブン調理(過熱水蒸気調理)を開始すると、図6の(a)に示すように、手動マーク21、加熱中マーク22、過熱水蒸気量マーク23が点灯している状態から、図6の(b)に示すように、加熱中であることを示すため、加熱中マーク22が点滅する。
加熱中に過熱水蒸気の供給量を変更する場合、図6の(b)に示す状態で、蒸気量選択スイッチ7aがユーザによって押下されると、図7に示すように、過熱水蒸気量マーク23が点滅する。この状態で、ダイヤル6を回転させて、図8の(a)〜(c)に示すように、過熱水蒸気量マーク23の水滴マークの点滅数を変更させて、所望の供給量を示す水滴マークの点滅数になったときに、ユーザによってダイヤル6が押下されることで、過熱水蒸気の供給量が決定する。例えば、過熱水蒸気の供給量を最大に選択すれば、図8の(a)に示す表示画面となり、過熱水蒸気の供給量を最小に選択すれば、図8の(b)に示す表示画面となり、過熱水蒸気の供給量を0に選択すれば、図8の(c)に示す表示画面となる。また、過熱水蒸気の供給量の選択画面デフォルトでは、過熱水蒸気の供給量は中を示す選択画面となっているので、過熱水蒸気の供給量を中に設定する場合には、蒸気量選択スイッチ7aを押下せず、ダイヤル6を押下するだけでよい。
このようにして、制御部10(加熱制御部10a)は、過熱水蒸気調理の開始後、表示操作部(操作パネル)5からのユーザによる過熱水蒸気の供給量の設定を受付け、受け付けた設定値に応じて、水蒸気発生部11による過熱水蒸気の供給量を制御している。
上記構成によれば、ウォータオーブン調理の開始後であっても、過熱水蒸気の供給量を変更することが可能となるので、ユーザの好みに応じた過熱水蒸気の供給量によって調理を行うことができる。
〔実施形態3〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態に係る加熱調理器では、加熱開始時に、過熱水蒸気の供給量が0に設定されている場合、すなわち、ウォータオーブン調理が選択されていない場合、加熱中に、過熱水蒸気の供給ができないように制御している。
すなわち、本実施形態に係る加熱調理器が備える制御部10(加熱制御部10a)は、調理開始時に、過熱水蒸気の供給量0が選択された場合、調理途中に過熱水蒸気の供給を行わないように、水蒸気発生部11による過熱水蒸気の供給を制御している。
上記の構成によれば、調理開始時に、過熱水蒸気の供給量0が選択された場合、調理途中に過熱水蒸気の供給を行わないようになっているので、調理中の料理に過熱水蒸気を誤って供給するという問題は生じない。
〔変形例〕
なお、上記の例では、調理開始時に、過熱水蒸気の供給量0が選択された場合、調理途中に過熱水蒸気の供給を行わないようにしているが、調理開始時に、過熱水蒸気の供給量0が選択された場合であっても、調理途中に過熱水蒸気の供給を行ってもよい。例えば、被加熱物を過熱水蒸気無しで焦げ目が付く程度に加熱した後、過熱水蒸気による調理を行うようにできる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 加熱調理器
2 ケーシング
2a 加熱庫
2b 開口部
3 ドア
3b フレーム
4 ハンドル
5 表示操作部(指示入力部)
6 ダイヤル
7 ボタン
7a 蒸気量選択スイッチ
8 表示パネル
10 制御部
11 水蒸気発生部
12 レンジ加熱部
13 オーブン加熱部
14 冷却部
15 アンテナ回転駆動部
16 ポンプ駆動部
17 温度センサ
18 アンテナ
19 ポンプ
20 タンク
21 手動マーク
22 加熱中マーク
23 過熱水蒸気量マーク
24 ウォーターオーブンマーク

Claims (5)

  1. 少なくとも水蒸気を用いた水蒸気調理を行う加熱調理器であって、
    上記水蒸気を発生して加熱庫内に供給する水蒸気発生部と、
    上記水蒸気調理に必要な水蒸気の供給量をユーザが指示する指示入力部と、
    上記指示入力部によって指示された水蒸気の供給量となるように、上記水蒸気発生部による水蒸気の供給量を制御する制御部と、
    を備え、
    上記水蒸気調理を開始する前に、上記水蒸気発生部による水蒸気の供給量を設定可能であることを特徴とする加熱調理器。
  2. 上記制御部は、
    水蒸気調理の開始後、上記指示入力部からのユーザによる水蒸気の供給量の設定を受付け、受け付けた設定値に応じて、上記水蒸気発生部による水蒸気の供給量を制御することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 上記指示入力部によって指示される水蒸気の供給量は、0を含む複数段階に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 上記制御部は、
    調理開始時に、水蒸気の供給量0が選択された場合、調理途中に水蒸気の供給を行わないように、上記水蒸気発生部による水蒸気の供給を制御することを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 上記加熱調理器には、上記指示入力部によって指示された内容を表示する表示パネルが設けられ、
    上記表示パネルには、水蒸気の供給量を点灯数で示す複数のマークが表示されており、
    上記制御部は、
    水蒸気の供給量が決定された状態のとき、上記複数のマークが設定された供給量に応じた数点灯するように、水蒸気の供給量の設定が可能な状態のとき、点灯していたマークが点滅するように、上記表示パネルの表示を制御することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の加熱調理器。
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