JP5115259B2 - 加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンコーダ等回転検出手段を設けた加熱装置に関するものである。
代表的な加熱装置である電子レンジは、例えばボタンやエンコーダ等の入力手段からの信号を元に使用者が調理したいメニューの選択や、加熱時間などの情報を任意に設定できるようにされている(例えば、特許文献1参照)。
図2はこの従来例を示し、これは、まず操作パネル1上にあるエンコーダ2を右に回すと、メニュー表示部3に選択されたメニューを表示する。そしてスタートボタン4を押すと、メニューが決定され、調理時間の設定待ち状態となる。そこでエンコーダ2を回すと、回した量に応じた調理時間が表示部5に表示される。このようにボタンは所望のメニュー、加熱時間の設定に、何度も押下する操作する必要があり、操作の手間が煩わしいが、エンコーダ2は、目的のメニューや加熱時間の設定をすばやくでき、操作に必要な入力手段を簡単化し、操作性を向上させることができるという効果がある。
特開2004−263929号公報
エンコーダ2は、回転に伴い発せられる信号をマイクロコンピュータで感知し、信号の変移により、右方向あるいは左方向に回されたかを読み取ることができるとともに、回転量に応じて設定値を増減できるようになっている。この信号の変移が例えば電子レンジの加熱室に食品を入れようとドアを開閉する際に発生する機体の振動により、発生した場合、エンコーダ2が異常に回転した状態となり、使用者の意図と反して、設定していたメニューあるいは加熱時間が変化する課題を有していた。
そこで、本発明は、使用者がドアを閉めた瞬間を感知した時点から所定時間のエンコーダの信号を無視し、その期間は回転なしとみなすことにより、使用者の意図しない設定内容の変化を低減させ、信頼性を向上させた加熱装置を提供することを目的とする。
本発明の加熱装置は、前記目的を達成するために、下記構成とした。
すなわち、食品を加熱する加熱部と、前記加熱部を制御する制御手段と、加熱室に食品を出し入れする為に開閉するドアと、前記ドアの開・閉状態を検出するためのドア検出手段と、メニューの選択や加熱条件等を入力する入力手段と、加熱条件や制御状態を表示する表示手段を備え、前記入力手段にはエンコーダ等の回転検出手段を設け、前記ドア検出手段の検出結果がドアが開かれている状態からドアが閉められた状態に変化してから所定時間以内は、その間にエンコーダが回転されても、機器の設定内容を変化させない構成とした。
この構成により、使用者が食品を電子レンジ庫の加熱室内に入れ、食品を加熱しようとした時に、ドアの操作による設定内容の自然変化がなくなるので、使用者の所望の調理方法での加熱が可能となる。そのことにより、安心して使用できる加熱装置を提供できる。
また、特にエンコーダなどの前記入力手段がドアに装着されている構成である場合には、ドア開閉による使用者の意図しないエンコーダの回転が検出される危険が増すので、ド
ア開閉後にエンコーダからの回転信号が入力されても、回転があったとみなさない措置を講じる構成であると、ドアの操作による設定内容の自然変化がなくなるので、使用者の所望の調理方法での加熱が可能となる。
上記したように本発明によれば、ドア開閉時の振動によるエンコーダの回転情報を破棄することで、使用者の設定した調理内容を不用意に変更されることが防げる、安心して使用できる加熱装置を提供することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における加熱装置の詳細ブロック図、図3は同操作手段の断面図、図4(a)から(c)はエンコーダを示す図である。
図1において、この加熱装置は被加熱物を収納する加熱室8と、給電により加熱室8の被加熱物を加熱する加熱手段9を有する。そして加熱装置前面に操作パネル10を設け、この操作パネル10に、手動加熱の選択、自動加熱の選択、手動加熱の時間設定、自動加熱の仕上がり調節を設定する一つの操作手段11と、加熱情報等を表示する表示手段12が設けてある。
上記操作手段11は、図3に示すようにエンコーダ15及びスタートキー部16及びランプ17がプリント基板18上に搭載され、エンコーダ15の回転部19はツマミ20と連動するように構成され、スタートボタン21は、エンコーダ15のスイッチ機構部22と連動するように構成されている。また、このツマミ20の内側にスタートボタン21が構成されており、これらは操作手段分の表面23より、突出している。このツマミ20はエンコーダ15の回転動作と連動するように構成され、またスタートボタン21はスタートキー部16と連動するように構成されている。エンコーダ15は回転自在であり、その回転方向により、手動調理メニュー群か自動調理メニュー群かを選択し、その回転度合いによりその調理メニュー群内の調理メニューを選択する。また、手動調理メニューにおいて必要となる時間や温度の設定、自動調理において必要となる仕上がり状態の設定についても、エンコーダ15により入力される。
図4は、エンコーダ15の構成図を示したものである。エンコーダ15には回転部19があり、左右どちらにも回転できるようになっており、その回転度合いは電気信号として、端子から出力され、それをマイコンを主体として構成した制御手段14が処理し、装置全体を制御している。また、図4(C)に示すように、スタートキー部16をエンコーダ15の下部に配置することにより、エンコーダ15のスイッチ機構部22を押せばスタートキー部16が押されONする構成となっている。
以上のように構成された加熱装置について、図1〜図4を用いて以下にその動作、作用を説明する。
図1において、加熱装置の操作手段11は、回転させることにより手動加熱の選択、手動オーブンの温度選択、自動加熱の選択、手動加熱の時間設定、自動加熱の仕上がり調節が設定することができる。また、操作手段11を押すことにより、手動加熱の確定、手動オーブンの温度の確定、自動加熱の確定、手動加熱の時間設定と、あたための選択して加熱開始させる機能と、手動加熱、自動加熱の加熱開始する機能を有している。表示手段12は、加熱情報等の表示をするという形で実現している。
使用者が食品を加熱しようと、手動あるいは自動加熱の設定をした後に、食品を加熱室内に入れようと、ドア7を開き、食品を入れ、ドア7を閉める操作を行う際に、強く閉めると、操作パネル10に配置されたエンコーダ15付近がそれに連動して振動し、若干回転してしまうことがある。これによるエンコーダ15の回転を受け、調理の設定内容が変化せぬように、制御手段14は、ドア7の開閉状態を検出するドア検出手段8からの入力を受け、ドア7が閉められた瞬間を検知してから所定時間の間、エンコーダ15からの入力信号が変化し、エンコーダ15が回転したことを示す信号が入力されたとしても、回転無しとみなす制御をするものとする。上記の所定時間は、ドア7を強く閉めた状態でのエンコーダ15から発せられる信号を測定する実験を実施することで求めた。
実際には、ドア7を閉める信号がドア検出手段8から入力された瞬間から時間を測定し始め、エンコーダ15から発せられる信号に変化が発生し、変化がなくなるまでの時間を測定して、その時間に十分な余裕度を加えた時間を上記所定時間として決定することとした。なおこの時間は、使用者がドア7を閉めてから、エンコーダ15を操作しうるであろう時間ほど長く取ると、逆に操作性を損なうので、十分に検討した上、余裕度を決定すると良い。
以上のように本実施の形態においては、ドア開閉時の振動によるエンコーダ15の回転情報を破棄することで、使用者の設定した調理内容を不用意に変更されることが防ぐことができ、安心して使用できる加熱装置を提供することができる。
また、エンコーダ15が、ドア7上に配置される場合は、ドア7開閉時の衝撃を受けやすいので、ドア7開閉時の振動によるエンコーダ15からの信号がより変化しやすくなる。この場合も、エンコーダ15の回転情報を破棄する制御を行うことにより、使用者の設定した調理内容を不用意に変更されることが防げる、安心して使用できる加熱装置を提供することができる。
以上のように、本発明は、ドアの開閉時に発生する振動に起因するエンコーダの回転を人為的なエンコーダの回転ではないとみなし、回転をなかったものとすることができるので、エンコーダを利用し、ふたやドア等の開閉手段を有する種々の装置にも、適用することができるものである。
本発明の実施の形態1における加熱装置の斜視図 従来の加熱装置の操作パネルを示す要部拡大図 同操作手段の断面図 (a)〜(c)は同エンコーダを示す図
符号の説明
7 ドア
8 ドア検出手段
9 加熱手段
11 操作手段
12 表示手段
14 制御手段
15 エンコーダ

Claims (2)

  1. 加熱室内の食品を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室に食品を出し入れする為に開閉するドアと、前記ドアの開閉状態を検出するためのドア検出手段と、メニューの選択や加熱条件等を入力する入力手段と、選択したメニュー,加熱条件,制御状態等を表示する表示手段を備え、前記入力手段にはエンコーダ等の回転検出手段を設け、前記ドア検出手段の検出結果が前記ドアが開かれている状態から前記ドアが閉められた状態に変化してから所定時間以内は、その間に前記回転検出手段が回転されても、機器の設定内容を変化させないことを特徴とする加熱装置。
  2. 入力手段は、ドアに装着されていることを特徴とした加熱装置。
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