JPWO2020003338A1 - 電子部品装着装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

撮像を効率良く行うことができる電子部品装着装置および制御方法を提供することを目的とする。検査最適化処理において、昇降処理が実行される制御ステップと同じ制御ステップにて前撮像処理もしくは後撮像処理が実行されることにより、前撮像処理もしくは後撮像処理のみの制御ステップが設けられるよりも、制御ステップが削減されるため、効率良く処理が実行されることができる。

Description

本発明は、電子部品装着装置に関するものである。
従来より、回転ヘッドが備える吸着ノズルで部品を吸着して基板に装着する電子部品装着装置がある。また、吸着ノズルが昇降される昇降位置(作業位置)の前撮像位置(先行位置)および後撮像位置(後行位置)で吸着ノズルを撮像し、例えば部品の有無を判断することにより、部品の吸着あるいは装着が適切に行われたか否かを検査する技術がある(例えば、特許文献1)。
さて、次に昇降される吸着ノズルが回転ヘッドにおいて隣接する吸着ノズルである場合には、次に昇降される吸着ノズルは前撮像位置に位置するため、吸着ノズルが昇降されるのと同じタイミングで次に昇降される吸着ノズルは撮像されることができる。一方、次に昇降される吸着ノズルが回転ヘッドにおいて隣接する吸着ノズルでない場合には、吸着ノズルが昇降位置に位置した時に、次に昇降される吸着ノズルは前撮像位置に位置しない。このため、次に昇降される吸着ノズルを前撮像位置に位置させる工程が生じてしまい、効率的ではない。そこで、特許文献1では移動中の吸着ノズルを撮像することにより、撮像を効率的に行う技術が開示されている。
国際公開第2017/042929号
ところで、回転ヘッドが昇降位置を複数備える電子部品装着装置がある。このような電子部品装着装置において、撮像を効率的に行うことに関して、改善の余地があった。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、特許文献1とは異なる手段で、撮像を効率良く行うことができる電子部品装着装置および制御方法を提供することを目的とする。
本明細書は、軸線を中心とする円周上にノズルホルダが複数配置され、軸線回りに回動可能な回転ヘッドと、ノズルホルダに保持され、部品を吸着する吸着ノズルと、吸着ノズルによる部品の吸着もしくは装着のため、円周上における昇降位置でノズルホルダを昇降させる昇降部と、昇降位置の円周上における前撮像位置および後撮像位置にて吸着ノズルを撮像する撮像部と、制御ステップの順序が予め定められたジョブデータに従って制御する制御部と、を備え、制御ステップには、昇降部による昇降処理、昇降処理の実行前の吸着ノズルが前撮像位置もしくは後撮像位置にて撮像部により撮像される前撮像処理、および昇降処理の実行後の吸着ノズルが前撮像位置もしくは後撮像位置にて撮像部により撮像される後撮像処理の少なくとも何れか1つが含まれ、制御部は、ジョブデータにおける昇降処理の対象となるノズルホルダの順序である昇降順が円周上における配置順でない場合に、昇降順にてn番目のノズルホルダが昇降位置に位置した時に、昇降順がn番より前であるノズルホルダが前撮像位置もしくは後撮像位置に位置する場合、当該ノズルホルダを対象とする後撮像処理をn番目のノズルホルダの昇降処理と同じ制御ステップにて実行し、昇降順にてn番目のノズルホルダが昇降位置に位置した時に、ノズルホルダの昇降順がn番より後であるノズルホルダが前撮像位置もしくは後撮像位置に位置する場合、当該ノズルホルダを対象とする前撮像処理をn番目のノズルホルダの昇降処理と同じ制御ステップにて実行する電子部品装着装置を開示する。
また、本明細書は、軸線を中心とする円周上にノズルホルダが複数配置され、軸線回りに回動可能な回転ヘッドと、ノズルホルダに保持され、部品を吸着する吸着ノズルと、円周上における昇降位置でノズルホルダを昇降させる昇降部と、昇降位置の円周上における前撮像位置および後撮像位置にて吸着ノズルを撮像する撮像部と、制御ステップの順序が予め定められたジョブデータに従って制御する制御部と、を備える電子部品装着装置の制御方法であって、制御ステップには、昇降部による昇降処理、昇降処理の実行前の吸着ノズルが前撮像位置もしくは後撮像位置にて撮像部により撮像される前撮像処理、および昇降処理の実行後の吸着ノズルが前撮像位置もしくは後撮像位置にて撮像部により撮像される後撮像処理の少なくとも何れか1つが含まれ、ジョブデータにおける昇降処理の対象となるノズルホルダの順序である昇降順が円周上における配置順でない場合に、昇降順にてn番目のノズルホルダが昇降位置に位置した時に、昇降順がn番より前であるノズルホルダが前撮像位置もしくは後撮像位置に位置する場合、当該ノズルホルダを対象とする後撮像処理をn番目のノズルホルダの昇降処理と同じ制御ステップにて実行し、昇降順にてn番目のノズルホルダが昇降位置に位置した時に、ノズルホルダの昇降順がn番より後であるノズルホルダが前撮像位置もしくは後撮像位置に位置する場合、当該ノズルホルダを対象とする前撮像処理をn番目のノズルホルダの昇降処理と同じ制御ステップにて実行する制御方法を開示する。
本開示によれば、撮像を効率良く行うことができる電子部品装着装置および制御方法を提供することができる。
実施形態に係る電子部品装着装置の斜視図である。 電子部品装着装置の平面図である。 装着ヘッドの側面図である。 撮像部を示す図である。 電子部品装着装置の制御系統を示すブロック図である。 シーケンスデータを示す図である。 装着順データを示す図である。 図8(a)は制御ステップ10におけるノズルホルダの配置を示す図であり、図8(b)は制御ステップ11におけるノズルホルダの配置を示す図であり、図8(c)は制御ステップ12におけるノズルホルダの配置を示す図である。 図9(a)は制御ステップ2におけるノズルホルダの配置を示す図であり、図9(b)は制御ステップ4におけるノズルホルダの配置を示す図であり、図9(c)は制御ステップ7におけるノズルホルダの配置を示す図である。 第1実施形態に係る検査最適化処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る検査最適化処理の実行後のシーケンスデータを示す図である。 第2実施形態に係る検査最適化処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る検査最適化処理の実行後のシーケンスデータを示す図である。 移動部を説明する図であり、図14(a)は位置aとされた撮像部を示し、図14(b)は位置bとされた撮像部を示す。 第3実施形態に係る最最適化処理のフローチャートである。 第3実施形態に係る最最適化処理の実行後のシーケンスデータを示す図である。
第1実施形態
電子部品装着装置の構成
図1に示すように、電子部品装着装置(以下、装着装置と略記する)12は、システムベース14および2つの装着機16を備えている。2つの装着機16は、システムベース14上に隣接して設置されている。装着機16は、装着機本体20、搬送装置22、装着ヘッド移動装置(以下、移動装置と略す)24、供給装置26、装着ヘッド28、上部カバー20a、パーツカメラ102、およびタッチパネル11を有している。装着装置12は、搬送装置22により搬送される例えばプリント基板などの基板に対して電子部品を装着して実装する作業を実施する。以下の説明において、方向は図1に示す方向を用いる。搬送装置22により基板が搬送される方向がX軸方向、X軸方向に直交する方向がY軸方向である。
装着機本体20はフレーム部30およびフレーム部30の上方に架け渡されたビーム部32を有する。ビーム部32の上方に上部カバー20aが配設されている。タッチパネル11は、装着機16の前側上方に配設されており、装着機16の動作情報などを表示し、オペレータなどからの指示を受付ける。パーツカメラ102は、搬送装置22と供給装置26との間に配設されており、装着ヘッド28に保持された電子部品を撮像する。
搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42および基板保持装置48(図5)を備えている。それら2つのコンベア装置40,42はX軸方向に延び、互いに平行にフレーム部30に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、コンベア用モータ46(図5)を駆動源として、各コンベア装置40,42に支持される基板をX軸方向に搬送する。基板保持装置48(図5)は、搬送された基板を所定の位置において、押し上げて固定する。
供給装置26は、フィーダ型の供給装置であり、フレーム部30の前方側の端部に配設されている。供給装置26は複数のテープフィーダ70を備えている。テープフィーダ70は供給リール70aおよび送出装置76(図5)を有している。供給リール70aにはテーピング化された電子部品が巻き付けられている。送出装置76は供給リール70aに巻き付けられたテープを引き出しつつ、テープを開封し、電子部品をテープフィーダ70の後方端にある部品供給部70bに送り出す。
移動装置24については、図2を用いて説明する。尚、図2は、上部カバー20aが外された状態の装着装置12を上方からの視点で示した平面図である。移動装置24はY軸方向スライド機構52およびX軸方向スライド機構50などを備える。Y軸方向スライド機構52はY軸方向に延びる1対のY軸方向ガイドレール54、Y軸スライダ56、およびY軸モータ62(図5)などを有している。Y軸スライダ56はY軸モータの駆動に応じてY軸方向ガイドレール54に案内されてY軸方向の任意の位置に移動する。X軸方向スライド機構50はX軸方向に延びるX軸方向ガイドレール58、X軸方向ガイドレール58およびX軸スライダ60を有している。X軸方向ガイドレール58は、Y軸スライダ56に固定されており、X軸スライダ60は、X軸モータの駆動に応じてX軸方向ガイドレール58に案内されてX軸方向の任意の位置に移動する。X軸スライダ60には、電子部品を吸着して基板に装着する装着ヘッド28が固定されている。
次に、図3を用いて、装着ヘッド28について詳述する。装着ヘッド28はR軸駆動機構28a、Q軸駆動機構28b、Z軸駆動機構28c,28c、ロータリー部84、ノズルギヤ45、ノズルホルダ47、吸着ノズル80、および撮像部103などを備える回転ヘッドである。ここでは、ロータリー部84には、ロータリー部84の中心軸線であるR軸線RLと同心の円周80a上において8個のノズルホルダ47が保持されているものとする(図4参照)。R軸駆動機構28aはR軸線RLを回転軸として、ロータリー部84およびノズルホルダ47を回転させる。詳しくは、R軸駆動機構28aは隣接するノズルホルダ47とR軸線RLとのなす角度である1ピッチ毎に上方からの視点で時計回りに間欠回転させる。以下の説明において、円周80a上のノズルホルダ47が停止する位置を停止位置と称する。Q軸駆動機構28bは吸着ノズル80の中心軸線であるQ軸線QLを回転軸として吸着ノズル80を回転させる。Z軸駆動機構28cは、8つの停止位置のうちの2つの位置である昇降位置HP1,HP2(図4参照)の各々において、ノズルホルダ47を上下方向に個別に昇降させる。以下の説明において、Z軸駆動機構28cをZ軸、昇降位置HP1に対応するZ軸駆動機構28cをZ1軸、昇降位置HP2に対応するZ軸駆動機構28cをZ2軸と称する場合がある。尚、図3では、昇降位置HP1,HP2に位置するノズルホルダ47以外のノズルホルダ47の図示を省略している。
R軸駆動機構28aは、電磁モータであるR軸モータ88、回転軸33、ギヤ34,35、R軸36を有している。R軸36の上端部にはギヤ35が固定されており、R軸36の下端部にはR軸36と同心の円筒状のロータリー部84が固定されている。回転軸33はR軸モータ88の回転軸であり、下端部にギヤ34が固定されている。ギヤ35とギヤ34とは噛合している。これにより、R軸モータ88の駆動力がR軸36に伝達され、ロータリー部84はR軸線RL回りに回転する。
Q軸駆動機構28bは、電磁モータであるQ軸モータ92、回転軸51、ギヤ53、およびQ軸37を有している。Q軸37はギヤ38,39を有している。Q軸37の上端部にはギヤ38が固定されており、Q軸37の下端部にはギヤ39が固定されている。回転軸51はQ軸モータ92の回転軸である。ギヤ53とギヤ38とは噛合している。これにより、Q軸モータ92の駆動力がQ軸37に伝達され、Q軸37およびギヤ39はR軸線RL回りに回転する。
Z軸駆動機構28cは、電磁モータであるZ軸モータ98、ボールねじ44、およびZ軸レバー43などを有している。ボールねじ44はZ軸モータ98に固定されており、R軸線RLと平行な軸線の回りに回転する。Z軸レバー43はL字状の部材であり、Z軸レバー43の一端部には不図示のボールを介してボールねじ44と螺合する不図示のナットが固定されている。これにより、Z軸モータ98の回転が直線運動に変換され、不図示のガイドレールに案内されて、Z軸レバー43が上下方向に移動する。また、Z軸レバー43の他端部はノズルギヤ45の上端部と係合している。ノズルギヤ45はノズルホルダ47の上端部に固定されており、ギヤ39と噛合している。これにより、Q軸モータ92の駆動力により回転するQ軸37と連動して、ノズルギヤ45およびノズルホルダ47がQ軸線QL回りに回転する。
また、ノズルホルダ47の下端部に吸着ノズル80が取り付けられて保持されている。ノズルホルダ47に設けられた負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置82(図5)から吸着ノズル80に負圧および正圧が供給される。これにより、吸着ノズル80は、負圧によって電子部品を吸着して保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱することができる。背景板106はR軸線RLを中心軸とする円筒状の形状を有し、ロータリー部84の下端部に固定されている。撮像部103は、吸着ノズル80の外周に取り付けられ、前撮像位置AP1,AP2(図4参照)および後撮像位置BP1,BP2(図4参照)の合計4ヶ所に位置する吸着ノズル80を撮像する。尚、前撮像位置AP1,AP2はそれぞれ昇降位置HP1,HP2の1ピッチ手前の停止位置である。また、後撮像位置BP1,BP2は、それぞれ昇降位置HP1,HP2の1ピッチ後の停止位置である。以下の説明において、前撮像位置AP1,AP2および後撮像位置BP1,BP2を撮像位置と総称する。また、昇降位置HP1,HP2を昇降位置と総称する。
撮像部103について、図4を用いて詳しく説明する。撮像部103は、不図示のカバー内に、側面カメラ104、4つの発光部105、背景板106、4個の第1ミラー107、4個の第2ミラー108、2個の第1プリズム109、および第2プリズム110などを有する。発光部105は不図示のLED(Light Emitting Diode)およびLEDを駆動する不図示のLED駆動回路などを有する。具体的には、LEDおよびLED駆動回路がフレキシブルプリント基板111に実装されている。フレキシブルプリント基板111は、面を上下方向とされ、上方からの視点で八角形に屈曲されており、各撮像位置と対向するようにLEDが取り付けられている。図4にて矢印線で示す様に、発光部105により発せられ、吸着ノズル80により反射された光は、第1ミラー107、第1プリズム109、2つの第2ミラー108、第2プリズム110により光路を変更され、側面カメラ104に入る。尚、フレキシブルプリント基板111には、吸着ノズル80からの光を通す開口(不図示)が形成されている。側面カメラ104は例えばイメージセンサ(不図示)などを有し、光を受光し、吸着ノズル80の先端部の側面画像を取得する。尚、各撮像位置からの光は、イメージセンサの受光面において互いに異なる領域に結像される。これにより、各撮像位置に位置する吸着ノズル80の側面画像が同時期に取得される。
次に装着機16の装着作業の動作について説明する。基板はコンベア装置40,42により所定の位置まで搬送され、基板保持装置48により固定される。一方、移動装置24は装着ヘッド28を供給装置26の部品供給部70bまで移動させる。ロータリー部84は所定の吸着ノズル80を装着したノズルホルダ47が昇降位置HP1,HP2(図4参照)に位置するように回動する。所定の吸着ノズル80を装着したノズルホルダ47が部品供給部70bに送り出された電子部品の位置まで下降する。吸着ノズル80に負圧が供給され、吸着ノズル80は電子部品を吸着して保持する。その後、所定の吸着ノズル80が上昇する。以上の動作が適宜繰り返され、複数の吸着ノズル80の各々に電子部品が保持される。
尚、保持する作業において、側面カメラ104による検査が実施される。昇降される前の吸着ノズル80が撮像位置にて撮像された側面画像により、吸着ノズル80の先端に電子部品が吸着されていないことが確認される。また、昇降された後の吸着ノズル80が撮像位置にて撮像された側面画像により、吸着ノズル80の先端に電子部品が吸着されたことが確認され、吸着された電子部品の姿勢が確認される。尚、昇降される前の吸着ノズル80が撮像される位置は典型的には前撮像位置AP1,AP2であり、昇降された後の吸着ノズル80が撮像される位置は典型的には後撮像位置BP1,BP2である。
次に、移動装置24は装着ヘッド28を基板の装着位置の上方まで移動させる。Q軸モータ92の回転により、吸着ノズル80に保持された電子部品が所定の姿勢に修正される。電子部品を保持している所定の装着ヘッド28のノズルホルダ47が下降し、電子部品が基板に装着される。吸着ノズル80に正圧が供給され、吸着ノズル80から電子部品が離脱する。その後、所定の吸着ノズル80が上昇する。以上の動作が適宜繰り返され、吸着ノズル80に保持されていた電子部品が基板に装着される。
尚、装着する作業において、側面カメラ104による検査が実施される。昇降される前の吸着ノズル80が撮像位置にて撮像された側面画像により、吸着ノズル80の先端に電子部品が吸着されていることが確認される。また、昇降された後の吸着ノズル80が撮像位置にて撮像された側面画像により、吸着ノズル80の先端に電子部品が吸着されていないことが確認される。尚、保持する作業と同様に、昇降される前の吸着ノズル80が撮像される位置は典型的には前撮像位置AP1,AP2であり、昇降された後の吸着ノズル80が撮像される位置は典型的には後撮像位置BP1,BP2である。
以下の説明において、上記した1連に実行される保持する作業から装着する作業までの作業を1PP(pick up place)作業と称する。
電子部品装着装置の制御システム構成
図5を用いて、装着機16の制御システムの構成について説明する。装着機16は、上記した構成の他に、制御装置140、画像処理装置148、マークカメラ100などを備える。制御装置140は、CPU141、RAM142、ROM143、記憶部144などを有する。CPU141はROM143に記憶されている各種のプログラムを実行することによって、電気的に接続されている各部を制御する。ここで各部とは搬送装置22、移動装置24、装着ヘッド28、供給装置26、画像処理装置148などである。RAM142はCPU141が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。ROM143には検査最適化処理(後述)などのプログラム、制御プログラム、および各種のデータなどが記憶されている。記憶部144は例えばフラッシュメモリなどで実現され、ジョブデータ145および各種情報などが記録されている。
搬送装置22は上記した構成の他に、コンベア用モータ46を駆動する駆動回路121および基板保持装置48を駆動する駆動回路122などを有する。移動装置24は上記した構成の他に、X軸モータ64を駆動する駆動回路123およびY軸モータ62を駆動する駆動回路125などを有する。
装着ヘッド28は上記した構成の他に、正負圧供給装置82を駆動する駆動回路126、R軸モータ88を駆動する駆動回路127、Q軸モータ92を駆動する駆動回路128、Z軸モータ98を駆動する駆動回路129,129などを有する。駆動回路129はZ軸モータ98,98の各々に設けられている。これにより、Z軸駆動機構28cは個別にノズルホルダ47を昇降させることができる。
供給装置26は上記した構成の他に、送出装置76を駆動する駆動回路131などを有する。マークカメラ100は下方を向いた状態でX軸スライダ60の下面に固定されており、例えば基板に形成された基板位置決め用の基準マークなどを撮像する。画像処理装置148は、例えばコンピュータなどで実現され、マークカメラ100、パーツカメラ102、および側面カメラ104が撮像した画像データを画像処理する。詳しくは、画像データに含まれる例えば電子部品などの外形の位置を数値化し、数値化したデータをCPU141へ出力する。CPU141はベリファイデータ(後述)と画像が数値化されたデータとを照合し、設定通りに作業が行われているか否かを判断する。上記したように、パーツカメラ102は電子部品などのXY平面における2次元画像を取得する。側面カメラ104は電子部品などのYZ平面における2次元画像を取得する。例えばCPU141はパーツカメラ102が取得した画像に基づいて、吸着ノズル80に吸着されている電子部品のXY平面における位置が正常の範囲内であるかを判断する。また、CPU141は側面カメラ104が取得した画像に基づいて、例えば吸着ノズル80に吸着されている電子部品のYZ平面における位置が正常の範囲内であるかを判断する。
次に、ジョブデータ145について説明する。ジョブデータ145は、シーケンスデータ、装着順データ、およびベリファイデータなどを含む。ベリファイデータは、装着装置12が設定通りに作業を行うために用いるデータである。例えば、ベリファイデータには電子部品の位置・形状のデータが含まれている。シーケンスデータは、図6に例示するように、制御装置140が行う処理が実行順に並べられたデータである。図6の「制御ステップ」は実行順序の順番を示す項目である。ここでは、1ステップ進む毎にロータリー部84を1ピッチ以上間欠回転させるものと規定されているものとする。「処理」は各ステップにて行われる処理の内容を示す項目である。具体的には、装着処理、前検査処理、および後検査処理などがある。尚、前検査処理とは、装着作業を実施する前の吸着ノズル80が、撮像位置で撮像される処理である。後検査処理とは、装着作業を実施した後の吸着ノズル80が、撮像位置で撮像される処理である。ここでは、各ノズルホルダ47に対して、図8に示すように、識別子としてA〜Hのアルファベットが反時計回りに付されているものとする。シーケンスデータの「処理」の値として、各処理の対象となるノズルホルダ47の識別子が括弧書きで示されている。「昇降位置」とは、装着作業の対象となるノズルホルダ47に対して、Z1軸およびZ2軸のどちらで昇降されるかを示した項目である。例えば、制御ステップ2では、AおよびEのノズルホルダ47にて装着作業が実施され、Aのノズルホルダ47はZ1軸で昇降され、Eのノズルホルダ47はZ2軸で昇降されることが示されている。「撮像位置」とは、前検査処理および後検査処理の対象となるノズルホルダ47に対して、撮像位置の何れで昇降されるかを示した項目である。装着順データは図7に示す様に、装着処理の対象となるノズルホルダ47の識別子と、昇降位置とが実行順に並べられたデータである。以下の記載において、装着処理の実行順を装着順と記載する。
装着作業においては、移動装置24による基板における装着位置への移動と、装着のためのノズルホルダ47の昇降とが繰り返し実施される。ここでは、シーケンスデータは、例えば移動装置24についての移動距離が最短となるように最適化されているものとする。このため、装着作業が実施されるノズルホルダ47の順序は、ロータリー部84における回転方向に従った配置順、つまりアルファベット順ではない場合もある。また、昇降位置がZ1軸とされるノズルホルダ47は、前撮像位置AP1にて前撮像処理が行われ、後撮像位置BP1にて後撮像処理が行われるようにされているものとする。同様に、昇降位置がZ2軸とされるノズルホルダ47は、前撮像位置AP2にて前撮像処理が行われ、後撮像位置BP2にて後撮像処理が行われるようにされているものとする。
さて、図6の制御ステップ10〜12の様に、装着順が配置順である場合には、n番目の装着処理と(n−1)番目の後検査処理と、(n+1)番目の前検査処理とを同じ制御ステップにて行うことができる。図8を用いて説明する。制御ステップ10〜12では、それぞれ、F、G、Hのノズルホルダ47の装着作業が昇降位置HP2で実施される。このF、G、Hのノズルホルダ47は、ロータリー部84の配置順である。このため、図8(b)に示す様に、制御ステップ11でGのノズルホルダ47が昇降位置HP2にある時、Fのノズルホルダ47は後撮像位置BP2に位置し、Hのノズルホルダ47は前撮像位置AP2に位置する。このため、Gのノズルホルダ47の装着処理と、Fのノズルホルダ47の後撮像処理と、Hのノズルホルダ47の前撮像処理とが、同じ制御ステップにて実施されることが可能となる。
一方、図6の制御ステップ2〜7の様に、装着順が配置順でない場合には、n番目の装着処理と(n−1)番目の後検査処理と、(n+1)番目の前検査処理とを同じ制御ステップにて行うことができない。図9を用いて説明する。制御ステップ2〜7にて、A、C、Bのノズルホルダ47の装着作業が昇降位置HP1で実施される。このA、C、Bのノズルホルダ47は、ロータリー部84の配置順でない。このため、図9(b)に示す様に、制御ステップ4でCのノズルホルダ47が昇降位置HP1にある時、Aのノズルホルダ47は後撮像位置BP1,BP2のいずれにも位置せず、Bのノズルホルダ47は前撮像位置AP1,AP2の何れにも位置しない。ジョブデータ145においては、昇降位置がZ1軸とされるノズルホルダ47は、前撮像位置AP1にて前撮像処理が行われ、後撮像位置BP1にて後撮像処理が行われるようにされている。このため、Cのノズルホルダ47の装着処理と、Aのノズルホルダ47の後撮像処理と、Bのノズルホルダ47の前撮像処理とを、同じ制御ステップにて実施することができない。このため、図6に示すように、Cのノズルホルダ47の昇降処理が行われる制御ステップ4の前の制御ステップ3で、Aのノズルホルダ47の後撮像処理が行われ、制御ステップ4より後の制御ステップ6で、Bのノズルホルダ47の前撮像処理が行われるものとされている。このように作成されたジョブデータ145における制御ステップを削減するために、次に説明する検査最適化処理が実行される。
検査最適化処理
図10に示す検査最適化処理について、図6に示すシーケンスデータである場合を適宜例示して説明する。CPU141は装着作業の開始を受け付けると、ジョブデータ145を読み出し、1PP作業毎に、検査最適化処理を実行する。まず、CPU141は、シーケンスデータの最初の制御ステップの前検査処理を実行する(S3)。詳しくは、ジョブデータ145に従って、前検査処理の対象となるノズルホルダ47がシーケンスデータにて設定された撮像位置に位置するようにロータリー部84を回動させ、側面カメラ104に撮像させる。次に、検査最適化処理に使用する変数である変数nを2に設定する(S7)。次に、装着順データを参照し、装着順がnであるノズルホルダ47と、装着順が(n−1)であるノズルホルダ47とは配置順であるか否かを判断する(S9)。例えば、装着順が1のノズルホルダ47がAであり、装着順が2のノズルホルダ47がBである場合には、配置順であると判断される。配置順であると判断すると(S9:YES)、ジョブデータ145に従って前撮像処理および後撮像処理を行うため、ステップS21へ進む。
一方、配置順でないと判断すると(S9:NO)、CPU141はジョブデータ145を参照し、装着順がnであるノズルホルダ47が設定された昇降位置に位置した場合に、装着順が(n−1)であるノズルホルダ47が、撮像位置の何れかに位置するか否かを判断する(S11)。例えば、変数nが3の場合、装着順が3であるBのノズルホルダ47が設定された昇降位置HP1に位置した場合に、装着順が2であるCのノズルホルダ47は撮像位置の何れかに位置するか否かを判断する。この場合、図9(c)に示す様に、Bのノズルホルダ47が設定された昇降位置HP1に位置した場合に、装着順が2であるCのノズルホルダ47は前撮像位置AP1に位置するため、YESと判断される。これに対し、例えば、変数nが2の場合の場合には、図9(b)に示す様に、装着順が2であるCのノズルホルダ47が昇降位置HP1に位置した場合に、装着順が1であるA、Eのノズルホルダ47は撮像位置の何れかにも位置しないため、ステップS11はNOと判断される。
位置すると判断すると(S11:YES)、装着順が(n−1)の装着作業を行う制御ステップにて装着順がnのノズルホルダ47の前撮像処理を行うことを決定し、装着順がnの装着作業を行う制御ステップにて装着順が(n−1)のノズルホルダ47の後撮像処理を行うことを決定し、決定した内容をRAM142に記憶させる(S13)。ステップS13の実行後、ステップS21へ進む。
一方、位置しないと判断すると(S11:NO)、CPU141はジョブデータ145を参照し、装着順がnであるノズルホルダ47が撮像位置に位置した場合に、装着順が(n−1)であるノズルホルダ47が、撮像位置に位置するか否かを判断する(S15)。例えば、図8(a)に示す様に、装着順が2であるCのノズルホルダ47と、装着順が1であるA、Eのノズルホルダ47とは同時に撮像されることが可能な位置関係にあるため、YESと判断される。尚、4つの撮像位置の相対位置は変動しないため、R軸線RLを中心とする十字位置に位置するノズルホルダ47同士は、同時に撮像位置に位置することになる。図8(a)および(b)を用いて詳しく説明すると、図8(a)に示されるようにA、C、E、Gのノズルホルダ47が同時に撮像位置に位置することになり、図8(b)に示されるように、B、D、F、Hのノズルホルダ47が同時に撮像位置に位置することになる。位置すると判断すると(S15:YES)、装着順がnの装着作業を行う制御ステップの1つ前の制御ステップにて、装着順が(n−1)のノズルホルダ47の後撮像処理と、装着順がnのノズルホルダ47の前撮像処理とを行うことを決定し、決定した内容をRAM142に記憶させる(S17)。ステップS17の実行後、ステップS21へ進む。
一方、ステップS15にて、位置しないと判断すると(S15:NO)、CPU141は装着順がnの装着作業を行う制御ステップの2つ前の制御ステップにて、装着順が(n−1)のノズルホルダ47の後撮像処理を行い、装着順がnの装着作業を行う制御ステップの1つ前の制御ステップにて、装着順がnのノズルホルダ47の前撮像処理とを行うことを決定し、決定した内容をRAM142に記憶させる(S19)。ステップS19の実行後、ステップS21へ進む。尚、ノズルホルダ47が8個の構成の場合には、必ずステップS9,S11,S15の何れかでYESと判断されるため、ステップS21の処理が実行されることは無い。換言すれば、ノズルホルダ47が8個より多い構成の場合に、ステップS19が実行されることになる。
ステップS21では、CPU141は、ジョブデータ145およびRAM142に記憶された決定内容に従って、装着順nの前撮像処理を含む制御ステップまでを実行する。尚、実行される処理は、決定内容により異なる。例えば、ステップS17もしくはステップS19が実行された場合には、少なくとも、装着順(n−1)の昇降処理および後撮像処理と、装着順nの前撮像処理とが行われる。また、ステップS9にてYESと判断された場合およびステップS13が実行された場合には、少なくとも、装着順(n−1)の昇降処理と、装着順nの前撮像処理とが行われる。ここで、「少なくとも」と記載したのは、ステップS21にて装着順(n−2)の後撮像処理が実行される場合もあるからである。
次に、装着順データを参照し、次の装着処理があるか否かを判断する(S23)。次の装着処理があると判断すると(S23:YES)、変数nを1インクリメントし(S25)、ステップS9へ戻る。一方、次の装着処理がないと判断すると(S23:NO)、最後の制御ステップまでを実行し、検査最適化処理を終了する。
検査最適化処理が行われた場合に、実行される制御ステップの内容を図11に示す。図6と比較すると、制御ステップの数は3つ削減されている。例えば、装着順データの装着順1〜3は配置順でない。ここで検査最適化処理が実行されたことにより、Cのノズルホルダ47の装着処理が含まれる制御ステップ4にて、Bのノズルホルダ47の前検査処理を行うこととされた。また、Bのノズルホルダ47の装着処理が含まれる制御ステップ5にて、Cのノズルホルダ47の後検査処理を行うこととされた。また、制御ステップ6にて、Bのノズルホルダ47の後検査処理とFのノズルホルダ47の前検査処理を行うこととされた。これにより、制御ステップの数が削減された。
上記実施形態において、装着ヘッド28は回転ヘッドの一例であり、Z軸駆動機構28cは昇降部の一例であり、側面カメラ104は撮像部の一例であり、CPU141は制御部の一例である。
また、ステップS11は第1判断処理の一例であり、ステップS13は第1決定処理の一例であり、ステップS15は第2判断処理の一例であり、ステップS17は第2決定処理の一例であり、ステップS19は第3決定処理の一例である。また、装着順は昇降順の一例である。
以上、説明した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
検査最適化処理において、装着順がnであるノズルホルダ47が設定された昇降位置HP1,HP2に位置した場合に、装着順が(n−1)であるノズルホルダ47が、撮像位置の何れかに位置すると判断すると(S11:YES)、装着順が(n−1)の装着作業を行う制御ステップにて装着順がnのノズルホルダ47の前撮像処理を行うことを決定し、装着順がnの装着作業を行う制御ステップにて装着順が(n−1)のノズルホルダ47の後撮像処理を行うことを決定する。その後、ステップS21にて、装着順が(n−1)の装着作業を行う制御ステップにて装着順がnのノズルホルダ47の前撮像処理が行われ、装着順がnの装着作業を行う制御ステップにて装着順が(n−1)のノズルホルダ47の後撮像処理が行われる。これにより、昇降処理が実行される制御ステップと同じ制御ステップにて前撮像処理もしくは後撮像処理が実行されることにより、前撮像処理もしくは後撮像処理のみの制御ステップが設けられるよりも、制御ステップが削減されるため、効率良く処理が実行されることができる。
また、検査最適化処理において、ステップS11にてYESと判断された場合には、装着順nの装着処理と同じ制御ステップで、装着順(n−1)の後撮像処理が行われる。ステップS15にてYESと判断された場合には、装着順(n−1)の装着処理の次の制御ステップで、装着順(n−1)の後撮像処理が装着順nの前撮像処理とともに行われる。ステップS15にてNOと判断された場合には、装着順(n−1)の装着処理の次の制御ステップで、装着順(n−1)の後撮像処理が行われる。装着順(n−1)の昇降処理が行われる制御ステップの次の制御ステップにて装着順(n−1)の後撮像処理を行うことができるため、後撮像処理が早期に行われることができる。これにより、後撮像処理により正常に作業を実施されていないことが確認された場合の例えば再度その作業を行うなどの、対処するための作業を早期に行うことができる。
第2実施形態
次に、第2実施形態に係る検査最適化処理について説明する。第2実施形態に係る検査最適化処理は装着作業の開始前に実行され、検査最適化処理の実行後、装着作業が行われる。CPU141は、装着作業の開始を受け付けると、ジョブデータ145を読み出し、1PP作業を対象として図12に示す検査最適化処理を実行する。
まず、CPU141は装着順が1であるノズルホルダ47がシーケンスデータにて設定された撮像位置に位置した時に、撮像位置に位置する装着順が2以降のノズルホルダ47はあるか否かを判断する(S31)。あると判断すると(S31:YES)、撮像位置に位置するノズルホルダ47の前撮像処理を装着順が1の前撮像処理を行う制御ステップと同じ制御ステップで行うことを決定し、決定内容をRAM142に記憶させ(S33)、ステップS35へ進む。一方、ないと判断すると(S31:NO)、ステップS33をスキップし、ステップS35へ進む。次に、変数nを1に設定する(S35)。
次に、CPU141は、前撮像処理を行う制御ステップが未決定であり、かつ装着順がnであるノズルホルダ47がシーケンスデータにて設定された昇降位置に位置した時に撮像位置に位置する装着順が(n+1)以降のノズルホルダ47はあるか否かを判断する(S37)。位置すると判断すると(S37:YES)、撮像位置に位置するノズルホルダ47の前撮像処理を装着順がnの装着処理を行う制御ステップと同じ制御ステップで行うことを決定し、決定内容をRAM142に記憶させ(S39)、ステップS41へ進む。一方、位置しないと判断すると(S37:NO)、ステップS39をスキップし、ステップS41へ進む。
次に、CPU141は、変数nが1であるか否かを判断する(S41)。1であると判断すると(S41:YES)、検討すべき後撮像処理はないため、ステップS43,S45をスキップし、ステップS47へ進む。一方。1でないと判断すると(S41:NO)、装着順が(n−1)以前のノズルホルダ47の後撮像処理について検討するため、後撮像処理を行う制御ステップが未決定であり、かつ装着順がnであるノズルホルダ47がシーケンスデータにて設定された昇降位置に位置した時に撮像位置に位置する装着順が(n−1)以前のノズルホルダ47はあるか否かを判断する(S43)。あると判断すると(S43:YES)、撮像位置に位置するノズルホルダ47の後撮像処理を装着順がnの装着処理を行う制御ステップと同じ制御ステップで行うことを決定し、決定内容をRAM142に記憶させ(S45)、ステップS47へ進む。一方、ないと判断すると(S43:NO)、ステップS45をスキップし、ステップS47へ進む。次に、ステップS23と同様に、次の装着処理があるか否かを判断する(S47)。装着処理があると判断すると(S47:YES)、変数nを1インクリメントし(S49)、ステップS37へ戻る。一方、装着処理がないと判断すると(S47:NO)、前撮像処理もしくは後撮像処理を行う制御ステップが未決定であるノズルホルダ47がある場合、前撮像処理もしくは後撮像処理を行う制御ステップを決定し、RAM142に記憶させる(S51)。詳しくは、未決定である装着順がnの前撮像処理を装着順がnの装着処理の1つ前の制御ステップで行い、未決定である装着順がnの後撮像処理を装着順がnの装着処理の1つ後の制御ステップで行うことに決定する。ステップS51の実行後、検査最適化処理を終了する。その後、決定内容に従って装着作業が実施される。
検査最適化処理が実行された後のシーケンスデータを図13に示す。図6と比較し、制御ステップが5つ削減される。検査最適化処理が実行されたことにより、装着順が1の前検査処理が含まれる制御ステップ1および装着順が2以降の装着処理が含まれる制御ステップに、前検査処理もしくは後検査処理が含まれるように、シーケンスデータの内容が変更される。これにより、制御ステップの数が削減されることができた。
以上、説明した第2実施形態によれば、以下の効果を奏する。
検査最適化処理において、装着順がnであるノズルホルダ47がジョブデータ145にて設定された昇降位置に位置した時に、装着順が(n+1)以降のノズルホルダ47が撮像位置に位置すると判断すると(S37:YES)、撮像位置に位置するノズルホルダ47の前撮像処理を装着順がnの装着処理を行う制御ステップと同じ制御ステップで行うことを決定する(S39)。また、装着順がnであるノズルホルダ47がジョブデータ145にて設定された昇降位置に位置した時に、装着順が(n−1)以前のノズルホルダ47が撮像位置に位置すると判断すると(S43:YES)、撮像位置に位置するノズルホルダ47の後撮像処理を装着順がnの装着処理を行う制御ステップと同じ制御ステップで行うことを決定する(S45)。昇降処理の対象となるノズルホルダが昇降位置にある時に、撮像位置にあるノズルホルダ47について、前検査処理もしくは後検査処理を行うことができるので、制御ステップを効率的に削減することができる。
第3実施形態
第3実施形態に係る装着装置は、図14(a),(b)に示すように、昇降位置HP1,HP2に対して前撮像位置AP1,AP2および後撮像位置BP1,BP2が移動するように撮像部103を移動させる移動部150を備える。詳しくは、移動部150は、図4で示した第1実施形態と同様の位置である図14(a)にて示す位置と、図14(b)に示す様に、昇降位置HP1と前撮像位置AP1とが重なる位置との何れかの位置となるように、撮像位置間の相対位置は維持したまま、撮像部103を装着ヘッド28に対して移動させる。以下の説明において、図14(a)に示す撮像部103の位置を位置a、図14(b)に示す撮像部103の位置を位置bと称する。
また、第3実施形態においては、第2実施形態に係る検査最適化処理の実行後に、更新されたジョブデータ145に対して、図15に示す再最適化処理を実行する。
CPU141は、第2実施形態に係る検査最適化処理を終了すると、最新のジョブデータ145のシーケンスデータを対象として、図15に示す再最適化処理を実行する。先に、再最適化処理が実行された後の修正後のシーケンスデータを図16に示す。図16に示すシーケンスデータには、図13に示すシーケンスデータに対し「撮像部位置」の項目が追加されている。「撮像部位置」は、撮像部103の位置を位置aおよび位置bの何れとするかが入力される項目である。
まず、CPU141は、シーケンスデータに「撮像部位置」の項目を追加し、すべての制御ステップについて、「撮像部位置」を「a」に設定する。次に、装着処理のみの制御ステップがあるか否かを判断する(S61)。例えば、図13に示すシーケンスデータでは、制御ステップ3が装着処理のみのステップとなっているため、ステップS61はYESと判断される。装着処理のみの制御ステップがあると判断すると(S61:YES)、装着処理のみの制御ステップを対象制御ステップとし(S63)、変数nを対象制御ステップにて行われる装着作業の対象となるノズルホルダ47の装着順に設定する(S65)。例えば、制御ステップ3の装着作業が行われるノズルホルダ47の装着順は2であるので、変数nは2に設定される。次に、対象制御ステップの次の制御ステップに、装着順が(n−1)以前の後検査処理が含まれるか否かを判断する(S67)。装着順が(n−1)以前の後検査処理が含まれると判断すると(S67:YES)、対象制御ステップにて、撮像部103の位置を前撮像処理もしくは後撮像処理を実行可能な位置a,bの何れかとして、含まれると判断した後検査処理を行うことを決定し、シーケンスデータを更新する(S69)。
例えば、図13に示すシーケンスデータの制御ステップ3が対象制御ステップである場合、装着順が1以前の後検査処理が制御ステップ4に含まれる。具体的には装着順が1であるA,Eのノズルホルダ47の後検査処理が含まれるので、制御ステップ3にて、A,Eのノズルホルダ47の後検査処理を行うことに決定される。ここで、撮像部103の位置を位置bとすることで、Cのノズルホルダ47の装着処理と、A,Eのノズルホルダ47の後検査処理とが同じ制御ステップで行われることが可能となる(図8(b)参照)。
図15へ戻り、ステップS69の実行後、CPU141はステップS61へ戻る。一方、ステップS61,S67にてNOと判断した場合、再最適化処理を終了する。
図13に示すシーケンスデータの制御ステップ3が対象制御ステップである場合、図13に示すシーケンスデータの制御ステップ4に含まれていたA,Eのノズルホルダ47が制御ステップ3にて行われることとされると、今度は図13に示すシーケンスデータの制御ステップ4が装着処理のみの制御ステップとなる。このように、ステップS69の実行に応じて、装着処理のみの制御ステップは変遷する。したがって、装着処理のみの制御ステップがなくなるまで、ステップS63以降の処理がなされることになる。
検査最適化処理が実行された後のシーケンスデータ(図16)と、図13とを比較すると、制御ステップの数は同じであるが、A,E,C,Bのノズルホルダ47の後撮像処理の実行タイミングが早くなっている。A,E,C,Bの何れの後撮像処理も、図13では装着処理の行われる制御ステップの2つ後の制御ステップに含まれているが、図16では装着処理の行われる制御ステップの1つ後の制御ステップに含まれることとなっている。このように、再最適化処理の実行により後撮像処理が早期に行われることができるようなシーケンスデータとすることができる。
以上、説明した第3実施形態によれば、以下の効果を奏する。
検査再最適化処理において、装着処理のみの制御ステップがあると判断し(S61:YES)、装着順が(n−1)以前の後検査処理が含まれると判断すると(S67:YES)、対象制御ステップにて、撮像部103の位置を前撮像処理もしくは後撮像処理を実行可能な位置a,bの何れかとして、装着順が(n−1)以前の後検査処理を行うことを決定する。これにより、後撮像処理を昇降処理の後の制御ステップにて早期に行うことができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記では、8個のノズルホルダ47を有する装着ヘッド28を例示したが、ノズルホルダ47の数を限定するものではない。
また、上記では、装着作業について検査最適化処理を適用した例を説明した。つまり、昇降順として装着順を例示したが、適用するのは装着作業に限定されない。例えば、供給装置26から供給される電子部品を保持する作業、表面実装用の電子部品に、はんだをディップする作業などにも適用することができる。
また、上記では、移動部150は、昇降位置HP1,HP2に対して撮像部103を移動させると説明したが、これに限定されない。例えば、撮像部103のうち、側面カメラ104の位置は固定し、第1ミラー107、第1プリズム109などの光路を変更させるための部品の位置を変更する構成としても良い。また、前撮像位置AP1,AP2および後撮像位置BP1,BP2の位置が各々独立して変更されるように、例えば光路を変更させるための部品の位置を変更する構成としても良い。
また、第2実施例において、検査最適化処理の実行後、装着作業が行われると説明したが、検査最適化処理の実行タイミングはこれに限定されない。例えば、制御ステップ1の処理内容が確定したタイミングで制御ステップ1を実行する、などのように、検査最適化処理と装着作業とを並行して実行する構成としても良い。あるいは、検査最適化処理の実行後、決定内容に従ってジョブデータ145を修正し、修正したジョブデータ145に従って装着作業を行う構成としても良い。
また、上記では、昇降位置が2つの構成について説明したが、昇降位置が1つの構成についても本技術を適用することができる。昇降位置の数が多いほど、これに付随して、前撮像位置および後撮像位置の数も多くなるため、1つの制御ステップにて実施することができる前撮像処理、後撮像処理の数は多くなる。従って、昇降位置の数が多いほど制御ステップを削減できる可能性が高くなるため、本技術の利点はより得られやすい。
12 電子部品装着装置
47 ノズルホルダ
28 装着ヘッド
80 吸着ノズル
28c Z軸駆動機構
103 撮像部
104 側面カメラ
141 CPU

Claims (5)

  1. 軸線を中心とする円周上にノズルホルダが複数配置され、前記軸線回りに回動可能な回転ヘッドと、
    前記ノズルホルダに保持され、部品を吸着する吸着ノズルと、
    前記吸着ノズルによる部品の吸着もしくは装着のため、前記円周上における昇降位置で前記ノズルホルダを昇降させる昇降部と、
    前記昇降位置の前記円周上における前撮像位置および後撮像位置にて前記吸着ノズルを撮像する撮像部と、
    制御ステップの順序が予め定められたジョブデータに従って制御する制御部と、を備え、
    前記制御ステップには、前記昇降部による昇降処理、前記昇降処理の実行前の前記吸着ノズルが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置にて前記撮像部により撮像される前撮像処理、および前記昇降処理の実行後の前記吸着ノズルが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置にて前記撮像部により撮像される後撮像処理の少なくとも何れか1つが含まれ、
    前記制御部は、
    前記ジョブデータにおける前記昇降処理の対象となる前記ノズルホルダの順序である昇降順が前記円周上における配置順でない場合に、
    前記昇降順にてn番目の前記ノズルホルダが前記昇降位置に位置した時に、前記昇降順がn番より前である前記ノズルホルダが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置に位置する場合、当該ノズルホルダを対象とする前記後撮像処理をn番目の前記ノズルホルダの前記昇降処理と同じ前記制御ステップにて実行し、
    前記昇降順にてn番目の前記ノズルホルダが前記昇降位置に位置した時に、前記ノズルホルダの前記昇降順がn番より後である前記ノズルホルダが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置に位置する場合、当該ノズルホルダを対象とする前記前撮像処理をn番目の前記ノズルホルダの前記昇降処理と同じ前記制御ステップにて実行する電子部品装着装置。
  2. 前記昇降位置は複数あり、
    前記昇降部は、複数の前記昇降位置で前記ノズルホルダを個別に昇降させ、
    前記撮像部は、複数の前記昇降位置の各々の前記前撮像位置および前記後撮像位置にて前記吸着ノズルを撮像する請求項1に記載の電子部品装着装置。
  3. 前記昇降位置に対して前記前撮像位置および前記後撮像位置が移動するように前記撮像部を移動させる移動部を備え、
    前記制御部は、
    前記昇降処理が含まれる前記制御ステップに、前記前撮像処理および前記後撮像処理の何れも含まれない場合、当該制御ステップの次の前記制御ステップに含まれる前記前撮像処理もしくは前記後撮像処理の対象となる前記ノズルホルダの位置に前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置が位置するように前記移動部を制御する請求項1または2に記載の電子部品装着装置。
  4. 前記制御部は、
    n番目の前記ノズルホルダが前記昇降位置に位置した時に(n−1)番目の前記ノズルホルダが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置に位置するか否かを判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理にて位置すると判断すると、n番目の前記ノズルホルダの前記昇降処理が実行される前記制御ステップにて(n−1)番目の前記ノズルホルダの前記後撮像処理を実行することを決定する第1決定処理と、
    前記第1判断処理にて位置しないと判断すると、(n−1)番目の前記ノズルホルダが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置に位置した時にn番目の前記ノズルホルダが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置に位置するか否かを判断する第2判断処理と、
    前記第2判断処理にて位置すると判断すると、(n−1)番目の前記ノズルホルダの前記昇降処理が実行される前記制御ステップの次の前記制御ステップにて(n−1)番目の前記ノズルホルダの前記後撮像処理およびn番目の前記ノズルホルダの前記前撮像処理を実行することを決定する第2決定処理と、
    前記第2判断処理にて位置しないと判断すると、(n−1)番目の前記ノズルホルダの前記昇降処理が実行される前記制御ステップの次の前記制御ステップにて(n−1)番目の前記ノズルホルダの前記後撮像処理を行うこと決定する第3決定処理と、を実行する請求項1または2に記載の電子部品装着装置。
  5. 軸線を中心とする円周上にノズルホルダが複数配置され、前記軸線回りに回動可能な回転ヘッドと、前記ノズルホルダに保持され、部品を吸着する吸着ノズルと、前記円周上における昇降位置で前記ノズルホルダを昇降させる昇降部と、前記昇降位置の前記円周上における前撮像位置および後撮像位置にて前記吸着ノズルを撮像する撮像部と、制御ステップの順序が予め定められたジョブデータに従って制御する制御部と、を備える電子部品装着装置の制御方法であって、
    前記制御ステップには、前記昇降部による昇降処理、前記昇降処理の実行前の前記吸着ノズルが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置にて前記撮像部により撮像される前撮像処理、および前記昇降処理の実行後の前記吸着ノズルが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置にて前記撮像部により撮像される後撮像処理の少なくとも何れか1つが含まれ、
    前記ジョブデータにおける前記昇降処理の対象となる前記ノズルホルダの順序である昇降順が前記円周上における配置順でない場合に、
    前記昇降順にてn番目の前記ノズルホルダが前記昇降位置に位置した時に、前記昇降順がn番より前である前記ノズルホルダが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置に位置する場合、当該ノズルホルダを対象とする前記後撮像処理をn番目の前記ノズルホルダの前記昇降処理と同じ前記制御ステップにて実行し、
    前記昇降順にてn番目の前記ノズルホルダが前記昇降位置に位置した時に、前記ノズルホルダの前記昇降順がn番より後である前記ノズルホルダが前記前撮像位置もしくは前記後撮像位置に位置する場合、当該ノズルホルダを対象とする前記前撮像処理をn番目の前記ノズルホルダの前記昇降処理と同じ前記制御ステップにて実行する制御方法。
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