JPWO2019225143A1 - 回転体、および、過給機 - Google Patents

回転体、および、過給機 Download PDF

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Abstract

回転体は、シャフト8と、シャフト8の軸方向に貫通し、シャフト8の一端8a側が挿通される挿通孔10aを有するインペラ(コンプレッサインペラ10)と、シャフト8に形成され、シャフト8の一端8aに開口し、シャフト8の軸方向に挿通孔10aの径方向内側まで延在する軸端穴8eと、軸端穴8eに配された拡径部材21と、軸端穴8eを形成し、挿通孔10aの内周面を押圧する筒状壁部8fと、を備える。

Description

本開示は、回転体、および、過給機に関する。本出願は2018年5月24日に提出された日本特許出願第2018−099433号に基づく優先権の利益を主張するものであり、その内容は本出願に援用される。
過給機では、例えば、特許文献1に示されるように、シャフトに形成された段差面と、シャフトの一端に螺合されたナットとの間に、スラストカラー、油切り部材、コンプレッサインペラなどが挟まれる。ナットによって生じた軸力(締結力)によって、これらの部材の回転ずれが抑制される。
特開2013−163972号公報
上記の軸力は、例えば、ナットを締めつけるトルクで管理される。トルクは摩擦のバラつきなどの影響を受けることから、トルクの管理は容易ではない。そのため、シャフトにインペラを取り付ける作業が容易ではなかった。
本開示の目的は、シャフトにインペラを容易に取り付けることが可能な回転体、および、過給機を提供することである。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る回転体は、シャフトと、シャフトの軸方向に貫通し、シャフトの一端側が挿通される挿通孔を有するインペラと、シャフトに形成され、シャフトの一端に開口し、シャフトの軸方向に挿通孔の径方向内側まで延在する軸端穴と、軸端穴に配された拡径部材と、軸端穴を形成し、挿通孔の内周面を押圧する筒状壁部と、を備える。
回転体は、筒状壁部に設けられ、一端から軸方向に延在する切り欠き部を備えてもよい。
拡径部材は、軸端穴の底部に向かうほど細くなり、軸端穴の内周面を押圧するテーパ部を有してもよい。
拡径部材は、軸端穴の内周面に形成されたネジ溝に螺合するネジ部を有してもよい。
拡径部材は、軸端穴の内周面を押圧する球体であってもよい。
拡径部材は、軸方向に開口する中空部を有する被挿通部材と、被挿通部材の中空部に挿通される挿通部材と、中空部を形成し、軸端穴の内周面を押圧する環状壁部と、を備えてもよい。
回転体は、挿通部材の外周面、または、中空部の内周面の少なくとも一方に設けられ、軸方向に径が漸増する傾斜部を備えてもよい。
挿通部材は、中空部の内周面を押圧する球体であってもよい。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る過給機は、上記の回転体を備えることを特徴とする。
本開示によれば、シャフトにインペラを容易に取り付けることができる。
図1は、過給機の概略断面図である。 図2は、回転体の抽出図である。 図3(a)は、図2における破線部分の拡大図である。図3(b)は、シャフトにコンプレッサインペラが取り付けられる前の図3(a)と同じ部位の断面図である。 図4は、筒状壁部の挿通孔への固定部位を示す図である。 図5(a)は、第1変形例を説明するための図である。図5(b)は、第2変形例を説明するための図である。図5(c)は、第3変形例を説明するための図である。図5(d)は、第4変形例を説明するための図である。 図6(a)、図6(b)、図6(c)は、第5変形例を説明するための図である。図6(d)、図6(e)は、第6変形例を説明するための図である。 図7(a)は、第7変形例を説明するための図である。図7(b)は、第8変形例を説明するための図である。図7(c)は、第9変形例を説明するための図である。 図8(a)、図8(b)は、第10変形例を説明するための図である。 図9は、第11変形例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の一実施形態について詳細に説明する。実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本開示を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また本開示に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、過給機Cの概略断面図である。以下では、図1に示す矢印L方向を過給機Cの左側として説明する。図1に示す矢印R方向を過給機Cの右側として説明する。図1に示すように、過給機Cは、過給機本体1を備える。過給機本体1は、ベアリングハウジング2を備える。ベアリングハウジング2の左側には、締結機構3によってタービンハウジング4が連結される。ベアリングハウジング2の右側には、締結ボルト5によってコンプレッサハウジング6が連結される。
ベアリングハウジング2のうち、タービンハウジング4近傍の外周面には、突起2aが設けられる。突起2aは、ベアリングハウジング2の径方向に突出する。タービンハウジング4のうち、ベアリングハウジング2近傍の外周面には、突起4aが設けられている。突起4aは、タービンハウジング4の径方向に突出する。締結機構3は、締結バンド(Gカップリング)で構成される。締結機構3は、突起2a、4aを挟持する。
ベアリングハウジング2には、軸受孔2bが形成される。軸受孔2bは、過給機Cの左右方向に貫通する。軸受孔2bに軸受7(図1では、一例としてセミフローティング軸受を示す)が設けられる。軸受7によって、シャフト8が軸支される。シャフト8の左端部(他端)には、タービンインペラ9が設けられる。タービンインペラ9がタービンハウジング4内に回転自在に収容されている。また、シャフト8の右端部(一端)にはコンプレッサインペラ10(インペラ)が設けられる。コンプレッサインペラ10がコンプレッサハウジング6内に回転自在に収容されている。
コンプレッサハウジング6には、吸気口11が形成されている。吸気口11は、過給機Cの右側に開口する。吸気口11は、不図示のエアクリーナに接続される。締結ボルト5によってベアリングハウジング2とコンプレッサハウジング6とが連結された状態では、ディフューザ流路12が形成される。ディフューザ流路12は、ベアリングハウジング2およびコンプレッサハウジング6の対向面によって形成される。ディフューザ流路12は、空気を昇圧する。ディフューザ流路12は、シャフト8(コンプレッサインペラ10)の径方向内側から外側に向けて環状に形成される。ディフューザ流路12は、コンプレッサインペラ10を介して吸気口11に連通している。
コンプレッサハウジング6には、コンプレッサスクロール流路13が設けられている。コンプレッサスクロール流路13は環状である。コンプレッサスクロール流路13は、ディフューザ流路12よりもシャフト8(コンプレッサインペラ10)の径方向外側に位置する。コンプレッサスクロール流路13は、不図示のエンジンの吸気口と連通する。コンプレッサスクロール流路13は、ディフューザ流路12に連通する。したがって、コンプレッサインペラ10が回転すると、吸気口11からコンプレッサハウジング6内に空気が吸気される。吸気された空気は、コンプレッサインペラ10の翼間を流通する過程において、遠心力の作用により増速される。増速された空気は、ディフューザ流路12およびコンプレッサスクロール流路13で昇圧される。昇圧された空気は、エンジンの吸気口に導かれる。
タービンハウジング4には、吐出口14が形成される。吐出口14は、過給機Cの左側に開口する。吐出口14は、不図示の排気ガス浄化装置に接続される。タービンハウジング4には、流路15と、タービンスクロール流路16とが設けられている。タービンスクロール流路16は環状である。タービンスクロール流路16は、流路15よりもシャフト8(タービンインペラ9)の径方向外側に位置する。タービンスクロール流路16は、不図示のガス流入口と連通する。ガス流入口は、不図示のエンジンの排気マニホールドから排出される排気ガスが導かれる。タービンスクロール流路16は流路15に連通する。したがって、ガス流入口からタービンスクロール流路16に導かれた排気ガスは、流路15およびタービンインペラ9を介して吐出口14に導かれる。吐出口14に導かれた排気ガスは、その流通過程においてタービンインペラ9を回転させる。そして、タービンインペラ9の回転力は、シャフト8を介してコンプレッサインペラ10に伝達される。上記のとおりに、空気は、コンプレッサインペラ10の回転力によって昇圧されて、エンジンの吸気口に導かれる。
図2は、回転体ROの抽出図である。図2では、図1に対して、反時計回りに90度回転させた回転体ROが示される。回転体ROは、シャフト8およびシャフト8と一体回転する部材で構成される。図2に示すように、シャフト8の一端8a側には、コンプレッサインペラ10が設けられる。シャフト8の他端側には、タービンインペラ9が接合される。コンプレッサインペラ10は、挿通孔10aを有する。挿通孔10aは、コンプレッサインペラ10をシャフト8の軸方向(以下、単に軸方向と称す)に貫通する。挿通孔10aには、シャフト8の一端8a側が挿通される。
シャフト8には、大径部8bおよび小径部8cが形成される。大径部8bは、軸受7に軸支される。小径部8cは、大径部8bより一端8a側に位置する。小径部8cの外径は、大径部8bの外径よりも小さい。大径部8bと小径部8cの外径の差によって、シャフト8に段差面8dが形成される。段差面8dは、コンプレッサインペラ10側に面する。
シャフト8のうち、段差面8dよりもコンプレッサインペラ10側には、スラストカラー17が配される。スラストカラー17は、環状部材である。スラストカラー17は、図1に示すように、2つのスラスト軸受18、19に挟まれる。スラストカラー17を介して、シャフト8のスラスト荷重がスラスト軸受18、19に作用する。
スラストカラー17とコンプレッサインペラ10との間には、油切り部材20が配される。油切り部材20には、突起20aが形成される。突起20aは、径方向外側に突出する。スラスト軸受18、19を潤滑した潤滑油が、シャフト8を伝って油切り部材20まで到達する。突起20aは、到達した潤滑油を径方向外側に飛散させる。こうして、コンプレッサインペラ10側への潤滑油の漏出が抑制される。
スラストカラー17と油切り部材20は、シャフト8が挿通された状態で、シャフト8の段差面8dとコンプレッサインペラ10に挟持される。詳細には、スラストカラー17がシャフト8の段差面8dに当接するまで、スラストカラー17にシャフト8が挿入される。油切り部材20がスラストカラー17に当接するまで、油切り部材20にシャフト8が挿入される。続いて、コンプレッサインペラ10が油切り部材20に当接するまで、コンプレッサインペラ10にシャフト8が挿入される。その後、コンプレッサインペラ10がシャフト8に取り付けられる。
図3(a)は、図2における破線部分の拡大図である。図3(a)に示すように、シャフト8の一端8a側には、軸端穴8eが設けられる。軸端穴8eは、シャフト8の一端8aに開口する。
軸端穴8eは、シャフト8の軸方向に、コンプレッサインペラ10の挿通孔10aの径方向内側まで延在している。軸端穴8eの内部には、拡径部材21が配されている。拡径部材21は、軸端穴8eの内部に挿通(挿入)される。拡径部材21は、被挿通部材22と、挿通部材23とを含んで構成される。被挿通部材22は、中空の環状部材である。被挿通部材22の内部には、中空部22aが形成されている。中空部22aは、被挿通部材22の軸方向の両端に開口する。中空部22aは、例えば、被挿通部材22を軸方向に貫通する孔である。環状壁部22bは、被挿通部材22のうち、中空部22aを形成する部位である。
挿通部材23の外周面には、傾斜部23aが形成される。傾斜部23aの外径は、軸方向に漸増する。傾斜部23aの外径は、シャフト8の一端8a側に向かうほど小さくなる。挿通部材23は、切頭円錐形状である。挿通部材23のうち、外径が最小となる一端側が、被挿通部材22の中空部22aに挿通される。挿通部材23のうち、外径が最大となる他端側が、被挿通部材22の外側に突出している。また、筒状壁部8fは、シャフト8のうち、軸端穴8eを形成する部位である。
図3(b)は、シャフト8にコンプレッサインペラ10が取り付けられる前の図3(a)と同じ部位の断面図である。図3(b)に示す挿通部材23には、突出部23bが設けられている。突出部23bは、例えば、中空部22aにおけるシャフト8の一端8a側から突出する。突出部23bは、例えば、軸端穴8eから突出する。
突出部23bのうち、シャフト8の径方向の幅は、挿通部材23の傾斜部23aよりも小さい。突出部23bは、傾斜部23aよりも細長く形成されている。突出部23bが、シャフト8の他端側から一端8a側(図3(b)中、白抜き矢印で示す向き)に向かって引っ張られる。そうすると、挿通部材23に対して、中空部22aに挿通される向きに引張荷重が作用する。引張荷重が突出部23bの限界応力を超えて突出部23bが破断すると、図3(a)に示す状態となる。
この過程で、挿通部材23は、被挿通部材22の環状壁部22bを径方向外側に押し拡げながら、被挿通部材22の中空部22aに、さらに挿通される。環状壁部22bが径方向外側に押し拡げられると、環状壁部22bは、軸端穴8e(筒状壁部8f)の内周面に固定される(例えば、圧着する)。被挿通部材22は、筒状壁部8fを径方向外側に押圧する。このように、拡径部材21は、筒状壁部8fを径方向外側に押圧して、筒状壁部8fを拡径する。筒状壁部8fが径方向外側に拡径すると、筒状壁部8fが挿通孔10aの内周面10bに固定される。こうして、シャフト8にコンプレッサインペラ10が取り付けられる。
また、突出部23bが、上記のように、図3(b)に示す白抜き矢印の向きに引っ張られるとき、コンプレッサインペラ10には、突出部23bへの引張荷重と反対向きの荷重が作用する。開口面10cは、コンプレッサインペラ10のうち、挿通孔10aが開口する面である。開口面10cは、シャフト8の一端8a側に位置する。例えば、開口面10cを不図示の冶具で押圧しながら、突出部23bが引っ張られる。そのため、段差面8d、スラストカラー17、油切り部材20、コンプレッサインペラ10の間の隙間が抑制される。スラストカラー17、油切り部材20の回転ずれが抑制される。
図4は、筒状壁部8fの挿通孔10aへの固定部位を示す図である。図4に示すように、筒状壁部8fは、挿通孔10aの内周面10bの固定部10dに固定される。ここで、コンプレッサインペラ10の軸方向の全長をXとする。固定部10dは、挿通孔10aのうち、一端8aから軸方向にX/2の位置よりも、シャフト8の一端8a側に位置している。
過給機Cの稼働時、遠心力によって挿通孔10aの内径がわずかに拡径する。挿通孔10aの拡径幅は、シャフト8の他端側よりも一端8a側の方が小さい。固定部10dをシャフト8の一端8a側にすることで、シャフト8とコンプレッサインペラ10の固定力の低下が抑制される。
また、筒状壁部8fの変形量は、筒状壁部8fの弾性変形の範囲とする。これにより、過給機Cの稼働時、遠心力で挿通孔10aが拡径しても、筒状壁部8fが追従して拡径する。筒状壁部8fと内周面10bとの固定状態を維持することが可能となる。ただし、筒状壁部8fの変形量は、筒状壁部8fの弾性変形の範囲より大きくともよい。
図5(a)は、第1変形例を説明するための図である。第1変形例の拡径部材31の被挿通部材32は、中空の環状部材である。被挿通部材32のうち、軸方向の一端が開口し、他端が閉じている。被挿通部材32の内部には、中空部32aが形成されている。中空部32aは、底がある穴である。環状壁部32bは、被挿通部材32のうち、中空部32aを形成する環状の部位である。挿通部材33は、球体である。挿通部材33の直径は、挿通部材33が挿通される前の被挿通部材32の中空部32aの内径よりもわずかに大きい。
挿通部材33は、被挿通部材32を径方向外側に押し拡げながら、被挿通部材32の中空部32aに挿通される。挿通部材33は、中空部32aの内周面を押圧する。環状壁部32bは、軸端穴8eの内周面を固定する。こうして、拡径部材31は、筒状壁部8fを径方向外側に押圧して、筒状壁部8fを拡径する。
図5(b)は、第2変形例を説明するための図である。第2変形例の拡径部材41は、切頭円錐形状である。拡径部材41の先端部41aの外径は、拡径部材41の中で最小である。先端部41aの外径は、軸端穴8eの内径よりも小さい。拡径部材41の基端部41bの外径は、拡径部材41の中で最大である。基端部41bの外径は、軸端穴8eの内径よりも大きい。このように、拡径部材41は、テーパ部41cを有する。テーパ部41cは、軸端穴8eの底部8e1に向かうほど細くなる。拡径部材41が、先端部41a側から軸端穴8eに挿通される。拡径部材41のテーパ部41cは、軸端穴8eの内周面を押圧する。こうして、テーパ部41cは、筒状壁部8fを径方向外側に押圧して、筒状壁部8fを拡径する。
図5(c)は、第3変形例を説明するための図である。第3変形例においては、拡径部材51は、例えば、ボルトで構成される。軸端穴58eの内周面には、ネジ溝58gが設けられている。ネジ溝58gは、拡径部材51のネジ部51aに螺合する。拡径部材51のネジ部51aの有効径は、軸端穴58eのネジ溝58gの有効径よりも僅かに大きい。ネジ部51aがネジ溝58gに螺合しながら、拡径部材51が軸端穴58eに挿通されると、拡径部材51は、筒状壁部58fを径方向外側に押圧して、筒状壁部58fを拡径する。
図5(d)は、第4変形例を説明するための図である。第4変形例においては、拡径部材61は、例えば、リベットで構成される。シャフト8の一端8aには、予め、拡径部材61のうち、軸端穴68eが設けられる。拡径部材61の突出部61aが、軸端穴68eに打ち込まれる。突出部61aが打ち込まれる前の軸端穴68eの内径は、突出部61aの外径よりも小さい。突出部61aが軸端穴68eに打ち込まれると、拡径部材61は、筒状壁部68fを径方向外側に押圧して、筒状壁部68fを拡径する。
図6(a)、図6(b)、図6(c)は、第5変形例を説明するための図である。図6(a)に示すように、第5変形例においては、シャフト78の筒状壁部78fは、テーパ形状となっている。筒状壁部78fの外径は、他端側から一端78a側に向かって漸増する。シャフト78を挿通孔10aに挿通する前、荷重が作用していない状態では、シャフト78の一端78aの外径は、挿通孔10aの内径よりも大きい。
図6(b)に示すように、筒状壁部78fの一端78a側の外径が、治具Jによって、弾性変形の範囲で縮径する。筒状壁部78fは、治具Jから径方向内側への荷重を受ける。筒状壁部78fの一端78a側の外径が、挿通孔10aの内径よりも小さくなる。治具Jの外径は、例えば、挿通孔10aの内径よりも小さい。
この状態で、図6(c)に示すように、シャフト78が、コンプレッサインペラ10の挿通孔10aに挿通される。その後、治具Jが取り外される。シャフト78の筒状壁部78fは、弾性力によって挿通孔10aの内周面10bに固定される。
図6(d)、図6(e)は、第6変形例を説明するための図である。図6(d)に示すように、コンプレッサインペラ10の開口面10cには、挿通孔10aが開口する。シャフト88をコンプレッサインペラ10の挿通孔10aに挿通した状態で、シャフト88の一端88aは、挿通孔10aから突出する。図6(e)に示すように、シャフト88の筒状壁部88fは、例えば、不図示の冶具などにより、開口面10cに沿うように押し拡げられる。こうして、筒状壁部88fは、挿通孔10aの内周面10bに固定される。
図7(a)は、第7変形例を説明するための図である。第7変形例の拡径部材91は、第2変形例と同様の切頭円錐形状である。図5(b)に示す第2変形例では、基端部41bの外径が、軸端穴8eの内径よりも大きく、基端部41bが軸端穴8eから突出していた。第7変形例では、拡径部材91の基端部91bは、軸端穴8eの内部に位置する。拡径部材91全体が軸端穴8eに挿通される。基端部91bの外径は、軸端穴8eに挿通される前、軸端穴8eの内径よりもわずかに大きい。そのため、拡径部材91が、先端部91a側から軸端穴8eに挿通されると、拡径部材91のテーパ部91cは、軸端穴8eの内周面を押圧する。こうして、テーパ部91cは、筒状壁部8fを径方向外側に押圧して、筒状壁部8fを拡径する。
図7(b)は、第8変形例を説明するための図である。第8変形例の拡径部材101は、球体である。拡径部材101の直径は、拡径部材101が挿通される前の軸端穴8eの内径よりもわずかに大きい。拡径部材101は、軸端穴8eを径方向外側に押し拡げながら、軸端穴8eに挿通される。拡径部材101は、軸端穴8eの内周面を押圧する。こうして、拡径部材31は、筒状壁部8fを径方向外側に押圧して、筒状壁部8fを拡径する。
図7(c)は、第9変形例を説明するための図である。第9変形例においては、拡径部材101は、第4変形例と同様、ボルトで構成される。第9変形例の拡径部材111は、第4変形例の拡径部材51と異なり、テーパ部111cを有する。テーパ部111cは、シャフト58の一端58aに形成された軸端穴58eの底部58e1に向かうほど細くなる。拡径部材111のネジ部111aは、テーパ部111cより軸端穴58eの底部58e1側に位置する。
軸端穴58eの内周面には、大内径部58hが形成される。大内径部58hの内径は、ネジ溝58gの内径よりも大きい。拡径部材111が挿通される前の大内径部58hの内径は、テーパ部111cのうち、拡径部材111の頭部111d側の外径よりもわずかに小さい。軸端穴58eのネジ溝58gは、大内径部58hよりも軸端穴58eの底部58e1側に位置する。
ネジ部111aがネジ溝58gに螺合しながら、拡径部材111が軸端穴58eに挿通されると、拡径部材111のテーパ部111cは、大内径部58hの内周面を押圧する。こうして、テーパ部111cは、筒状壁部58fを径方向外側に押圧して、筒状壁部58fを拡径する。
図8(a)、図8(b)は、第10変形例を説明するための図である。第10変形例においては、拡径部材121は、楔形状である。拡径部材121の先端部121aが軸端穴128eに挿通される。拡径部材121の基端部121bは、軸端穴128eから突出する。ただし、拡径部材121は、基端部121bまで軸端穴128eに挿通されてもよい。
シャフト128の筒状壁部128fの外周面には、ネジ部128gが形成される。ネジ部128gは、挿通孔10aから突出する。シャフト128の一端128aには、保護部材120が設けられる。保護部材120は、例えば、袋ナットなどのナットで構成される。保護部材120は、底が形成されたネジ穴120aを有する。ネジ穴120aは、シャフト128のネジ部128gに螺合する。保護部材120がシャフト128に取り付けられると、シャフト128、拡径部材121が露出せず酸化が抑制される。また、保護部材120によって、拡径部材121の抜け落ちが抑制される。
図8(b)に示すように、シャフト128の筒状壁部128fには、切り欠き部128kが設けられる。切り欠き部128kは、一端128aから軸方向に延在する。切り欠き部128kは、例えば、シャフト128の周方向に等間隔に離隔して複数設けられる。ただし、切り欠き部128kは、シャフト128の周方向に不均一な間隔で設けられてもよい。切り欠き部128kは、1つのみ設けられてもよい。
切り欠き部128kを設けることで、拡径部材121を挿通したとき、筒状壁部128fが変形し易くなる。そのため、筒状壁部128fの変形に伴ってシャフト128に生じる応力が抑制される。
図9は、第11変形例を説明するための図である。第11変形例においては、上述した実施形態と同じ、拡径部材21が設けられる。第11変形例の軸端穴208eは、上述した実施形態よりも深く形成される。軸端穴208eは、挿通孔10aのうち、一端8aから軸方向にX/2の位置よりも、シャフト8の一端8aから離隔する側(図9中、左側、段差面8d側)まで延在する。
第11変形例の固定部210dは、上述した実施形態の固定部10dよりも、シャフト8の一端8aから離隔する。固定部210dは、挿通孔10aのうち、一端8aから軸方向にX/2の位置よりも、シャフト8の一端8aから離隔する側(図9中、左側、段差面8d側)に位置している。
このように、上述した実施形態および変形例では、筒状壁部8f、58f、68f、78f、88fは、挿通孔10aの内周面10bに押圧されて、シャフト8、58、78、88にコンプレッサインペラ10が取り付けられる。そのため、軸力の管理などが不要となる。シャフト8、58、78、88へのコンプレッサインペラ10の取り付けが容易となる。
また、上述した実施形態および第1〜第4、第7〜第11変形例では、拡径部材21、31、41、51、61、91、101、111、121を備えることから、シャフト8、58、128へのコンプレッサインペラ10の取り付けがより簡便に遂行可能となる。
また、上述した実施形態および第1変形例では、拡径部材21、31は、被挿通部材22、32と挿通部材23、33で構成されている場合について説明した。この場合、挿通部材23、33に対し軸方向に荷重をかけて筒状壁部8fを拡径するとき、シャフト8の軸端穴8eの内周面には摩擦がほとんど生じない。シャフト8の摩耗を抑え、耐久性を向上することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記の実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、挿通部材23の外周面に傾斜部23aが設けられる場合について説明した。しかし、被挿通部材22の中空部22aの内周面に傾斜部が設けられていてもよい。この場合、傾斜部23aの内径は、例えば、シャフト8の一端8a側に向かうほど小さくなる。また、傾斜部23aは、挿通部材23の外周面、または、中空部22aの内周面の双方に形成されてもよい。また、上述した第1変形例において、中空部32a(環状壁部32b)の内周面に、傾斜部が形成されてもよい。この場合、挿通部材23とは逆向きに挿通部材33が挿通されることから、傾斜部の内径は、シャフト8の一端8a側に向かうほど大きくなる。このように、挿通部材23、33が挿通される向きに応じて、傾斜部の傾斜の向きが設定される。いずれにしても、傾斜部23aによって、挿通部材23の移動量に対する径の拡がりを適切に調整することが可能となる。また、被挿通部材22と挿通部材23の接触面積が大きく確保される。シャフト8の局所的な変形を抑えることが可能となる。
また、上述した実施形態では、突出部23bが設けられる場合について説明したが、突出部23bは必須の構成ではない。ただし、突出部23bを引っ張ることで挿通部材23に引張荷重を作用させる構成により、以下の効果がある。すなわち、突出部23bが破断する荷重を調整することで、挿通部材23に作用させる引張荷重の調整が容易に可能となる。
また、上述した第1変形例では、挿通部材33は球体で構成される場合について説明したが、挿通部材33は球体に限られない。ただし、挿通部材33を球体で構成することで、被挿通部材32に対する摩擦が抑えられる。より小さい荷重で被挿通部材32の拡径幅を大きく確保することが可能となる。
また、上述した第5変形例および第6変形例のように、拡径部材21、31、41、51、61を設けない構成により、軽量化を図ることが可能となる。特に、第5変形例では、治具Jによる縮径の大きさを調整することで、シャフト78の弾性力を大きく確保することが可能となる。拡径部材21、31、41、51、61を設けない構成としては、コンプレッサインペラ10をシャフト78に比較的強固に取り付けることが可能となる。
また、上述した実施形態および第10変形例以外の変形例では、拡径部材21、31、41、51、61、91、101、111、121やシャフト8、58、78、88の一端8a、58a、78a、88aが露出している場合について説明した。しかし、露出部分に耐腐食性を向上させるコーティングが施されてもよい。第10変形例のように、露出部分を覆う保護部材120を配することで、腐食が抑制されてもよい。
また、上述した実施形態では、突出部23bが、上記のように、図3(b)に示す白抜き矢印の向きに引っ張られるとき、コンプレッサインペラ10には、突出部23bへの引張荷重と反対向きの荷重が作用する場合について説明した。これは、他の変形例に適用できる。すなわち、上述した実施形態と同様、他の変形例でも、コンプレッサインペラ10に、段差面8d側への荷重を作用させながら、コンプレッサインペラ10の取り付け作業が行われてもよい。
また、上述した第10変形例では、シャフト128の筒状壁部128fには、切り欠き部128kが設けられる場合について説明した。これは、他の実施形態および変形例にも適用できる。
また、上述した第11変形例では、固定部210dが、挿通孔10aのうち、一端8aから軸方向にX/2の位置よりも、シャフト8の一端8aから離隔する側に位置する場合について説明した。これは、他の実施形態および変形例にも適用できる。
本開示は、回転体、および、過給機に利用することができる。
C:過給機 RO:回転体 8、58、78、88、128:シャフト 8a、58a、78a、88a、128a:一端 8e、58e、68e、128e、208e:軸端穴 8e1、58e1:底部 8f、58f、68f、78f、88f、128f:筒状壁部 10:コンプレッサインペラ(インペラ) 10a:挿通孔 10b:内周面 128k:切り欠き部 21、31、41、51、61、91、101、111、121:拡径部材 22、32:被挿通部材 22a、32a:中空部 22b、32b:環状壁部 23、33:挿通部材 23a:傾斜部 41c、91c、111c:テーパ部 51a、111a、128g:ネジ部 58g:ネジ溝

Claims (9)

  1. シャフトと、
    前記シャフトの軸方向に貫通し、前記シャフトの一端側が挿通される挿通孔を有するインペラと、
    前記シャフトに形成され、前記シャフトの一端に開口し、前記シャフトの軸方向に前記挿通孔の径方向内側まで延在する軸端穴と、
    前記軸端穴に配された拡径部材と、
    前記軸端穴を形成し、前記挿通孔の内周面を押圧する筒状壁部と、
    を備える回転体。
  2. 前記筒状壁部に設けられ、前記一端から軸方向に延在する切り欠き部を備える請求項1に記載の回転体。
  3. 前記拡径部材は、前記軸端穴の底部に向かうほど細くなり、前記軸端穴の内周面を押圧するテーパ部を有する請求項1または2に記載の回転体。
  4. 前記拡径部材は、前記軸端穴の内周面に形成されたネジ溝に螺合するネジ部を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の回転体。
  5. 前記拡径部材は、前記軸端穴の内周面を押圧する球体である請求項1または2に記載の回転体。
  6. 前記拡径部材は、
    前記軸方向に開口する中空部を有する被挿通部材と、
    前記被挿通部材の中空部に挿通される挿通部材と、
    前記中空部を形成し、前記軸端穴の内周面を押圧する環状壁部と、
    を備える請求項1または2に記載の回転体。
  7. 前記挿通部材の外周面、または、前記中空部の内周面の少なくとも一方に設けられ、前記軸方向に径が漸増する傾斜部を備える請求項6に記載の回転体。
  8. 前記挿通部材は、前記中空部の内周面を押圧する球体である請求項6に記載の回転体。
  9. 前記請求項1から8のいずれか1項に記載の回転体を備える過給機。
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