JP2013163972A - 過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】リンク室内で発生した凝縮水の排出性を向上するとともに、リンク室内に燃料が流入するのを抑制することにより、凝縮水の排出性と燃料流入の抑制とを両立させることが可能な過給機を提供する。
【解決手段】このターボチャージャ(過給機)1は、内燃機関の排気ガスが吹き付けられることにより回転するタービンホイール2が収容されたタービンハウジング5を備える。このタービンハウジング5内には、排気ガスをタービンホイール2に供給するためのスクロール通路5aと、排気ガスの流れを調整するためのノズルベーン13を駆動するリンク機構23を収納するリンク室9と、リンク室9とスクロール通路5aとを連通する水抜き穴11aとが設けられている。水抜き穴11aの近傍には、排気ガスの温度が低温時に開弁するとともに、排気ガスの温度が高温時に閉弁する蓋部材16(バイメタル弁)が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、過給機に関し、特に、内燃機関の排気ガスが吹き付けられることにより回転するタービンホイールが収容されたタービンハウジング内に、リンク室とスクロール室とを連通する水抜き穴が設けられている過給機に関する。
従来、直噴ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどに搭載されるターボチャージャ(過給機)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示されたターボチャージャは、タービンホイールを収容するタービンハウジングと、コンプレッサホイールを収容するコンプレッサハウジングと、タービンハウジングとコンプレッサハウジングとを連結するセンターハウジングとを備えている。
タービンハウジングのスクロール通路(スクロール室)とセンターハウジングとの間には、収容室が設けられており、この収容室には、ノズルプレート、ユニゾンリングおよびサポートリングなどが配置されている。ノズルプレートには、内燃機関(エンジン)の排気ガスをスクロール通路からタービンホイールへ導くガス通路を形成する複数のノズルベーンが設けられている。ユニゾンリングは、ノズルプレートに設けられた複数のノズルベーンを傾動(駆動)可能に支持するノズルベーン駆動機構の一部として機能する。サポートリングは、ノズルプレートとユニゾンリングとを支持するように配置されている。
また、収容室は、サポートリングにより、ノズルベーン駆動機構が配置される駆動室(リンク室)と、駆動室の下方に位置する水抜き室とに区画するように配置されている。サポートリングの最下部には、水抜き孔が設けられており、ノズルベーン駆動機構が配置される駆動室内に水分が発生した場合に、その水分をサポートリングの水抜き孔を介して、駆動室の下方に位置する水抜き室に排出するように構成されている。
収容室とスクロール通路との間には、収容室とスクロール通路とを隔てるように通路形成フランジが形成されており、通路形成フランジの最下部には、水抜き孔が形成されている。これにより、駆動室は、サポートリングの水抜き孔、水抜き室および通路形成フランジの水抜き孔を介して、スクロール通路に連通している。
たとえば、エンジン始動直後のように排気ガスの温度が低温時には、エンジンの排気ガスが収容室(駆動室)へ入り込み、排気ガス中の水分が駆動室内で凝縮され、液化する場合がある。この場合、駆動室内で液化した凝縮水は、駆動室の底部に落下し、サポートリングの水抜き孔、水抜き室および通路形成フランジの水抜き孔を介して、スクロール通路へ排出される。これにより、凝縮水が凍結するような低温環境化において、駆動室の底部に落下した凝縮水が凍結しにくくなるので、駆動室内に収容されたノズルベーン駆動機構が凍結によって損傷するのが抑制される。
特開2009−074492号公報
ターボチャージャが搭載された直噴ガソリンエンジンでは、燃料をシリンダ(燃焼室)内に直接噴射するように構成されているとともに、ディーゼルエンジンでは、エンジンから排出される粒子状物質(PM)を排気管内のフィルタにより捕集し、ターボチャージャの上流側に設置された排気燃料添加弁から燃料を添加して、触媒床温を上昇させることにより、排気管内のフィルタに堆積されたPMを燃焼させるように構成されている。このため、上記特許文献1に開示されたターボチャージャでは、駆動室内で液化した凝縮水を水抜き孔および水抜き室を介して、スクロール通路へ排出することが可能である一方、スクロール通路を流通する排気ガスおよび燃料(未燃燃料)が水抜き孔および水抜き室を介して、駆動室内に流入する場合があると考えられる。この場合、駆動室内に流入した燃料が周辺の温度状況によって重合化し(固形物になり)、堆積物(デポジット)として駆動室内に堆積することにより、駆動室内に配置されたノズルベーン駆動機構のノズルベーン開閉時の抵抗が増大し、摺動性が悪化する可能性がある。
これにより、上記特許文献1に開示された過給機では、駆動室(リンク室)内に発生する凝縮水の排出性を向上するとともに、駆動室(リンク室)内に燃料が流入するのを抑制することが困難であると考えられる。このため、凝縮水の排出性と燃料流入の抑制とを両立させることが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、リンク室内で発生した凝縮水の排出性を向上するとともに、リンク室内に燃料が流入するのを抑制することにより、凝縮水の排出性と燃料流入の抑制とを両立することが可能な過給機を提供することである。
上述の課題を解決するための手段として、本発明による過給機は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明による過給機は、内燃機関の排気ガスが吹き付けられることにより回転するタービンホイールが収容されたタービンハウジングを備え、タービンハウジング内には、排気ガスをタービンホイールに供給するためのスクロール室と、排気ガスの流れを調整するためのベーンを駆動するリンク機構を収納するリンク室と、リンク室とスクロール室とを連通する水抜き穴とが設けられている過給機を前提とするものであり、水抜き穴の近傍には、排気ガスの温度が低温時に開弁するとともに、排気ガスの温度が高温時に閉弁するバイメタル弁が設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成を備える過給機によれば、燃料(未燃燃料、未燃焼ガス)がスクロール室から水抜き穴を介してリンク室内に流入する可能性が低い低温時には、バイメタル弁が開弁することにより、リンク室内に発生した凝縮水を水抜き穴を介してスクロール室側に排出することができる。また、エンジン運転中に燃料や排気ガスがスクロール室から水抜き穴を介してリンク室内に流入する可能性が高い高温時には、バイメタル弁が閉弁することにより、水抜き穴が塞がれてリンク室内への燃料の流入を抑制することができる。さらに、高温時には、バイメタル弁が閉弁して水抜き穴が塞がれることにより、ターボ駆動エネルギーとしての排気ガスがリンク室側へ漏れるのを抑制することができるので、ターボ効率を向上することができる。これらの結果、リンク室内に発生する凝縮水の排出性を向上することができるとともに、リンク室内に燃料が流入するのを抑制することができるので、凝縮水の排出性と燃料流入の抑制とを両立することができる。
本発明による過給機によれば、リンク室内で発生した凝縮水の排出性を向上するとともに、リンク室内に燃料が流入するのを抑制することにより、凝縮水の排出性と燃料流入の抑制とを両立させることができる。
本発明の一実施形態による可変容量型ターボチャージャの蓋部材(バイメタル弁)が低温時に開いた状態(開弁した状態)の概略構成を示す断面図である。 図1に示す可変容量型ターボチャージャの蓋部材(バイメタル弁)が低温時に開いた状態(開弁した状態)を示す拡大図である。 本発明の一実施形態による可変容量型ターボチャージャの蓋部材(バイメタル弁)が高温時に閉じた状態(閉弁した状態)を示す拡大図である。 図1の200−200線に沿ったバリアブルノズルユニットの第1ノズルプレートの内側面を示す図で、蓋部材(バイメタル弁)と水抜き穴との位置関係を示す図である。 図1のバリアブルノズルユニットのユニゾンリングの外側面を示す図で、ノズルベーン開度を大きくした状態を示している。 図1のバリアブルノズルユニットの第1ノズルプレートの内側面を示す図で、ノズルベーン開度を大きくした状態を示している。 図1のバリアブルノズルユニットのユニゾンリングの外側面を示す図で、ノズルベーン開度を小さくした状態を示している。 図1のバリアブルノズルユニットの第1ノズルプレートの内側面を示す図で、ノズルベーン開度を小さくした状態を示している。 図1のリンク機構の一部を示す分解斜視図である。 図1のリンク機構の一部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の第1変形例による蓋部材(バイメタル弁)をろう付けにより第1ノズルプレートに取り付けた例を示す図である。 本発明の一実施形態の第2変形例による蓋部材(バイメタル弁)のタービンシャフト側の部分を第1ノズルプレートのリンク室側の表面に取り付けた例を示す図である。 本発明の一実施形態の第3変形例による蓋部材(バイメタル弁)のタービンハウジング側の部分を第1ノズルプレートのスクロール通路側の表面に取り付けた例を示す図である。 本発明の一実施形態の第4変形例による蓋部材(バイメタル弁)のタービンシャフト側の部分を第1ノズルプレートのスクロール通路側の表面に取り付けた例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図10に、本発明の一実施形態を示している。図示する可変容量型ターボチャージャ1は、図示していない内燃機関(エンジン)に付設される。
可変容量型ターボチャージャ1は、図1に示すように、タービンホイール2、コンプレッサインペラ3、ベアリングハウジング4、タービンハウジング5、コンプレッサハウジング6、バリアブルノズル(VN)ユニット7などを備えている。
タービンホイール2は、タービンシャフト2aの軸方向の一方端に一体的に形成されている。コンプレッサインペラ3は、タービンシャフト2aの軸方向の他方端に一体的に取り付けられている。このタービンシャフト2aは、ベアリングハウジング4の中心孔内に配置された2つのラジアルベアリング8aおよび8bを介して回転自在となるように挿通されている。なお、2つのラジアルベアリング8aおよび8bは、メタルやブッシュと呼ばれるほぼ円筒形状のすべり軸受とされており、軸方向への変位が規制された状態で、フローティング状態とされている。
ベアリングハウジング4の軸方向の一方端には、タービンハウジング5が取り付けられている。ベアリングハウジング4の軸方向の他方端には、コンプレッサハウジング6が取り付けられている。タービンホイール2は、タービンハウジング5内に収納されている。コンプレッサインペラ3は、コンプレッサハウジング6内に収納されている。ベアリングハウジング4と、タービンハウジング5との間には、後述するアクチュエータ20の可動部品の一部が配置されるリンク室9が形成されている。
ベアリングハウジング4の外周面の軸方向の中央部近傍よりもタービンハウジング5側の位置には、径方向外向きのフランジ4aが設けられている。このフランジ4aには、タービンハウジング5の外筒部5cが結合されている。
タービンハウジング5において、ベアリングハウジング4側の側壁における内径側領域は、開放されることによってスクロール通路(スクロール室)5aとリンク室9とを連通する部分になっている。タービンハウジング5には、排気ガスを旋回させるスクロール通路5aと、スクロール通路5a内の排気ガスをタービンホイール2を介して図示していない排気管に排出させる排出口5bとが設けられている。また、スクロール通路5aのベアリングハウジング4側には、上記したリンク室9が隣り合うように配置されている。
コンプレッサハウジング6には、図示していない吸気系からの吸入空気をコンプレッサインペラ3に向けて導入させる導入口6aと、コンプレッサインペラ3の回転により圧力が高められた吸入空気を吸気管(図示省略)に送出する送出通路6bとが設けられている。
内燃機関から排気マニホールド(図示省略)に排出される排気ガスのエネルギーを利用してタービンホイール2を回転させることにより、タービンホイール2と一体回転するコンプレッサインペラ3によって過給された空気が吸気マニホールド(図示省略)から燃焼室(図示省略)内に供給される。
バリアブルノズル(VN)ユニット7は、タービンハウジング5のスクロール通路5aからタービンホイール2を経て排出口5bに排気ガスを排出する容量を変更可能とするものである。また、バリアブルノズル(VN)ユニット7は、制御部10と、一対の第1ノズルプレート11および第2ノズルプレート12と、複数のノズルベーン13と、アクチュエータ20とを備えている。
図1、図6および図8に示すように、ノズルベーン13には、第1支軸14および第2支軸15が一直線上に連なるように固定されている。第1支軸14の突出端は、第1ノズルプレート11の貫通孔(符号省略)に回動可能に挿入支持されている。また、第2支軸15の突出端は、第2ノズルプレート12の貫通孔(符号省略)に回動可能に挿入支持されている。
第1ノズルプレート11および第2ノズルプレート12は、環状板とされており、タービンハウジング5のスクロール通路5aから排出口5bに至る流路を作るように平行に対向するように配置されている。これら第1ノズルプレート11および第2ノズルプレート12の対向間に作られる流路の円周数ヶ所(本実施形態では12ヶ所)に、ノズルベーン13が姿勢変更可能となるように取り付けられている。
ここで、本実施形態では、図1〜図3に示すように、第1ノズルプレート11の下方(矢印Z2方向)には、タービンシャフト2aの軸方向に沿って貫通するように、スクロール通路5aとリンク室9とを連通する水抜き穴11aが形成されている。この水抜き穴11aは、リンク室9内に溜まった水分をスクロール通路5a側に排出するために設けられている。
また、本実施形態では、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面で、かつ、水抜き穴11aの近傍には、蓋部材16が設けられている。この蓋部材16は、水抜き穴11aを開閉可能に構成されている。具体的には、蓋部材16は、水抜き穴11aに対して開いた状態になる(開弁する)ことにより、水抜き穴11aを開放するように構成されているとともに、水抜き穴11aに対して閉じた状態になる(閉弁する)ことにより、水抜き穴11aを塞ぐように構成されている。また、蓋部材16は、図4に示すように、タービンシャフト2aの軸方向から見て、第1ノズルプレート11の水抜き穴11aと重なるように(覆うように)配置されている。
また、蓋部材16は、図2および図3に示すように、熱膨張率の異なる2枚の金属部材161および金属部材162を貼り合わせた2層構造のバイメタル弁からなる。蓋部材16の金属部材161は、水抜き穴11a側に配置されているとともに、蓋部材16の金属部材162は、水抜き穴11a側とは反対側に配置されている。また、金属部材161の熱膨張率は比較的小さく、金属部材162の熱膨張率は比較的大きい。すなわち、金属部材161の熱膨張率は、金属部材162の熱膨張率よりも小さくなるように構成されている。
また、図1および図2に示すように、蓋部材16は、通常時(常温)において、全体的に湾曲した形状を有している。具体的には、蓋部材16のタービンハウジング5側(矢印Z2方向側)の部分は、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面に取り付けられており、蓋部材16のタービンシャフト2a側(矢印Z1方向側)の部分は、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面から離れる方向に湾曲している(反っている)。すなわち、蓋部材16は、通常時(常温)に湾曲した形状を有していることによって、水抜き穴11aに対して開いた状態になるとともに、第1ノズルプレート11の水抜き穴11aが開放された状態となる。
これにより、燃料(未燃燃料、未燃焼ガス)がスクロール通路5aから水抜き穴11aを介してリンク室9内に流入する可能性が低い低温時には、蓋部材16は、水抜き穴11aに対して開いた状態になるので、リンク室9内に溜まった水分を水抜き穴11aを介してスクロール通路5a側へ排出することが可能となる(図2の排出経路参照)。
また、図3に示すように、エンジン運転中に燃料や排気ガスがスクロール通路5aから水抜き穴11aを介してリンク室9内に流入する可能性が高い高温時には、蓋部材16の金属部材161と金属部材162との熱膨張率の違いにより、蓋部材16のタービンシャフト2a側の部分は、低温時の湾曲した状態から第1ノズルプレート11の表面に近づく方向に形状を変化させる。これにより、蓋部材16のタービンシャフト2a側の部分が第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面と接触することによって、蓋部材16により水抜き穴11aが塞がれた状態となる。その結果、スクロール通路5aからリンク室9内へ燃料が流入するのを抑制することが可能となる。
なお、蓋部材16の詳細な機能については、後述する。
また、図1に示すように、第2ノズルプレート12の内周面には、第2ノズルプレート12の内周面とタービンハウジング5との間の隙間を塞ぐようにシール部材17が取り付けられている。
アクチュエータ20は、全てのノズルベーン13の姿勢を一括して変更させるものであって、ユニゾンリング21、駆動源22およびリンク機構23などを備えている。
まず、ユニゾンリング21は、第1ノズルプレート11のコンプレッサインペラ3側において、第1ノズルリング11に設けられた蓋部材16と所定の間隔を隔てて非接触状態で隣り合うように配置されている。このユニゾンリング21は、第1ノズルプレート11に円周方向に沿って両方向(軸方向から見て、時計回り方向および反時計回り方向の両方向)に回転可能となるように支持されている。そのために、図5、図7および図9に示すように、第1ノズルプレート11に複数のローラ31がそれぞれ支軸32を介して回転自在に取り付けられている。この各ローラ31は、ユニゾンリング21の内周面に接触するように配置されている。
駆動源22は、図1に示すように、詳細に図示していないが、回転動力を発生する直流モータ(DCモータ)と、直流モータの回転動力をリンク機構23のリンクロッド24を押し引きするための直線運動に変換する動力変換機構(たとえば、歯車機構およびウォーム機構など)とを備えている。
リンク機構23は、駆動源22で発生する動力をユニゾンリング21に回転動力として伝達するものであって、リンクロッド24、リンクアーム25、第1リンクピン26、第2リンクピン27、操作レバー28およびベーンアーム29などを備えている。
ユニゾンリング21の内周の円周数ヶ所には、図5、図7および図10に示すように、溝21aが設けられている。各溝21aには、1つの操作レバー28および複数のベーンアーム29の各々が係合されている。
複数のベーンアーム29の各々は、ノズルベーン13と同数設けられており、各ベーンアーム29の傾動支点には、各第1支軸14の突出端が個別に固定状態で取り付けられている。操作レバー28をアクチュエータ20により所定方向に所定角度傾動させることにより、ユニゾンリング21が所定方向に所定角度回転され、ユニゾンリング21によって各ベーンアーム29が一括連係して所定方向に所定角度傾動されるように構成されている。
操作レバー28の傾動支点には、第2リンクピン27の一方端が固定されており、第2リンクピン27の他方端には、リンクアーム25の一方端側が固定されている。リンクアーム25の他方端には、第1リンクピン26の一方端が固定されており、第1リンクピン26の他方端には、リンクロッド24の一方端が固定されている。リンクロッド24の他方端には、駆動源22の動力変換機構の出力部材(図示省略)が連結される。第2リンクピン27は、ベアリングハウジング4のフランジ4aに貫通装着されている円筒形ブッシュ33(図1参照)内に回転自在となるように挿通されている。
図1に示すように、制御部10は、アクチュエータ20を制御するもので、たとえば、エンジン(図示省略)の各種動作制御に必須となる既存のエンジンコントロールコンピュータ(ECU)とされる。このような既存のECUからなる制御部10には、ターボチャージャ1の過給能力を制御する機能と、適宜のタイミングでアクチュエータ20の可動部分に付着するデポジット(堆積物)を除去するための機能とが少なくとも装備されている。
また、制御部10は、詳細に図示していないが、共にCPU(中央処理装置)、ROM(プログラムメモリ)、RAM(データメモリ)、および、バックアップRAM(不揮発性メモリ)などを備える公知の構成とされる。ROMは、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAMは、CPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAMは、エンジンの停止時にその保存すべきデータなどを記憶する不揮発性のメモリである。
アクチュエータ20の可動部品の一部(ユニゾンリング21、リンク機構23の第2リンクピン27、操作レバー28およびベーンアーム29)は、ベアリングハウジング4とタービンハウジング5との間に設けられるリンク室9内に配置されている。その一方で、アクチュエータ20の駆動源22、リンク機構23のリンクロッド24、リンクアーム25および第1リンクピン26は、ベアリングハウジング4のフランジ4aの外側に露出した状態で配置されている。
次に、図1および図5〜図8を参照して、バリアブルノズルユニット7の動作について説明する。
アクチュエータ20(図1参照)により、リンクロッド24を図5に示す矢印X1方向に引くか、または、図7に示す矢印Y1方向に押すことにより、リンクアーム25が所定方向に所定角度回転させられる。そして、リンクアーム25によって操作レバー28が傾動される。これにより、ユニゾンリング21が図5に示す矢印X2方向(時計回り方向)、または、図7に示す矢印Y2方向(反時計回り方向)に所定角度回転させられるとともに、各ベーンアーム29が同期して傾動される。
この各ベーンアーム29の傾動に伴い、図6および図8に示すように、第1支軸14を介して各ノズルベーン13が同期して傾動される。そして、各ノズルベーン13の各々の対向間隔(流路面積またはスロート面積)が調節される。
具体的には、リンクロッド24を図5に示す矢印X1方向に引くことにより、図6に示すように複数のノズルベーン13の各々の対向間隔が最大になる。その一方で、リンクロッド24を図7に示す矢印Y1方向に押すことにより、図8に示すように複数のノズルベーン13の各々の対向間隔(流路面積またはスロート面積)が最小になる。
なお、内燃機関の低回転域において、隣り合うノズルベーン13の対向間隔(流路面積またはスロート面積)を小さくさせるようにノズルベーン13の姿勢を調整することにより、排気ガスの流速が増加して、低回転域から高い過給圧を得ることが可能になる。
次に、蓋部材16の詳細な機能について説明する。
たとえば、従来では、エンジン始動直後のように排気ガスの温度が低温時には、ターボチャージャ1内の排気ガス中の水分が凝縮し、排気ガスは、スクロール通路5aとリンク室9とを連通する部分(水抜き穴11a)からリンク室9内へ入り込むため、排気ガス中の水分がリンク室9内において液化する。リンク室9内で液化した水は、リンク室9内の底部に落下する。そして、水が凍結するような低温環境下において、エンジン始動直後にエンジンを停止してしまった場合には、リンク室9内の底部に落下した水がリンク室9内の底部で凍結し、リンク室9内に配置されるアクチュエータ20の可動部品(ユニゾンリング21、リンク機構23の第2リンクピン27、操作レバー28およびベーンアーム29)が凍り付き、エンジン再始動時には、これらの可動部品が損傷する。
そこで、本実施形態では、排気ガスの温度が低温時(排気ガスの温度が比較的低い場合)には、蓋部材16は、湾曲した状態を維持することにより、蓋部材16が水抜き穴11aに対して開いた状態になるとともに、第1ノズルプレート11の水抜き穴11aが開放された状態となる。そして、リンク室9内で液化した水は、蓋部材16の上方を経由して水抜き穴11aを介して、スクロール通路5aに排出される(図2に示す排出経路参照)。その結果、リンク室9内の底部に落下した水がリンク室9内の底部で凍結しにくくなるので、エンジン再始動時に、可動部品が損傷するのを抑制することが可能となる。
また、従来では、エンジンを始動させて所定の時間が経過した場合(高温時(排気ガスの温度が約280℃以上の場合))には、スクロール通路5aを流通する排気ガスおよび燃料(未燃燃料、未燃焼ガス)は、スクロール通路5aとリンク室9とを連通する部分(水抜き穴11a)からリンク室9へ流入することが起こり得る。ここで、一般的には、ターボチャージャが搭載された直噴ガソリンエンジンでは、燃料をシリンダ(燃焼室)内に直接噴射するように構成されているとともに、ディーゼルエンジンでは、エンジンから排出される粒子状物質(PM)を排気管内のフィルタにより捕集し、ターボチャージャの上流側に設置された排気燃料添加弁から燃料を添加して、触媒床温を上昇させることにより、排気管内のフィルタに堆積されたPMを燃焼させるように構成されている。このため、高温時には、スクロール通路5aを流通する排気ガスおよび燃料(未燃燃料、未燃焼ガス)がリンク室9内に流入しやすくなる。このような流入が繰り返されると、燃料が液化または固体化してリンク室9内に配置されるアクチュエータ20の可動部品の一部(ユニゾンリング21、リンク機構23の第2リンクピン27、操作レバー28およびベーンアーム29)に付着および堆積することにより、堆積物(デポジット)が可動部品の動きを阻害することになりかねない。
そこで、本実施形態では、排気ガスの温度が高温時には、蓋部材16が温められる(熱せられる)ことにより、蓋部材16のタービンシャフト2a側の部分は、蓋部材16の金属部材161と金属部材162との熱膨張率の違いにより、低温時の湾曲した状態から第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面に近づく方向に形状を変化させる。これにより、高温時には、蓋部材16が水抜き穴11aに対して閉じた状態になるとともに、水抜き穴11aが塞がれた状態となるので、スクロール通路5aを流通する排気ガスおよび燃料がリンク室9内へ流入することが抑制される。その結果、リンク室9内に配置されるアクチュエータ20の可動部品に堆積物(デポジット)が付着または堆積するのが抑制されるので、可動部品の動きが阻害されにくくなる。
以上説明したように、本実施形態では、上記のように、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面で、かつ、水抜き穴11aの近傍に、排気ガスの温度が低温時に開いた状態になる(開弁する)とともに、排気ガスの温度が高温時に閉じた状態になる(閉弁する)蓋部材16(バイメタル弁)を設けることによって、燃料(未燃燃料、未燃焼ガス)がスクロール通路5aから水抜き穴11aを介してリンク室9内に流入する可能性が低い低温時には、蓋部材16が水抜き穴11aに対して開いた状態になる(開弁する)ことにより、リンク室9内に発生した凝縮水を水抜き穴11aを介してスクロール通路5a側に排出することが可能になる。また、エンジン運転中に燃料や排気ガスがスクロール通路5aから水抜き穴11aを介してリンク室9内に流入する可能性が高い高温時には、蓋部材16が水抜き穴11aに対して閉じた状態になる(閉弁する)ことにより、水抜き穴11aが塞がれてリンク室9内への燃料の流入を抑制することができる。さらに、高温時には、蓋部材16が水抜き穴11aに対して閉じた状態になり、水抜き穴11aが蓋部材16により塞がれることにより、ターボ駆動エネルギーとしての排気ガスがリンク室9側へ漏れるのを抑制することができるので、ターボ効率を向上することができる。これらの結果、リンク室9内に発生する凝縮水の排出性を向上することができるとともに、リンク室9内に燃料が流入するのを抑制することができるので、凝縮水の排出性と燃料流入の抑制とを両立することができる。
−他の実施形態−
たとえば、上記実施形態では、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面に、蓋部材16を取り付ける例を示したが、好ましくは、図11に示す第1変形例のように、蓋部材16をろう材30を介してろう付けにより、第1ノズルプレート11に取り付けてもよい(接合させてもよい)。この場合、熱膨張率が、第1ノズルプレート11、ろう材30、蓋部材16の金属部材161、蓋部材16の金属部材162の順番で大きくなるように構成するのが接合部の信頼性上望ましい。これによっても、排気ガスの温度が低温時に、蓋部材16が水抜き穴11aに対して開いた状態になるので、リンク室9内に発生した凝縮水を蓋部材16の上方から水抜き穴11aを介して(図11に示す排出経路参照)スクロール通路5a側に排出させることが可能である。また、高温時に、蓋部材16が水抜き穴11aに対して閉じた状態になるので、水抜き穴11aが塞がれることにより、燃料がリンク室9内に流入するのを抑制することが可能である。
また、上記実施形態では、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面に、蓋部材16のタービンハウジング5側(矢印Z2方向側)の部分を取り付ける例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図12に示す第2変形例のように、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面に、蓋部材116のタービンシャフト2a側(矢印Z1方向側)の部分を取り付けてもよい。これによっても、排気ガスの温度が低温時に、蓋部材116が水抜き穴11aに対して開いた状態になるので、リンク室9内に発生した凝縮水を蓋部材116の下方から水抜き穴11aを介して(図12に示す排出経路参照)スクロール通路5a側に排出させることが可能である。また、高温時に、蓋部材116が水抜き穴11aに対して閉じた状態になるので、水抜き穴11aが塞がれることにより、燃料がリンク室9内に流入するのを抑制することが可能である。
また、上記実施形態では、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面に、蓋部材16のタービンハウジング5側(矢印Z2方向側)の部分を取り付ける例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図13に示す第3変形例のように、第1ノズルプレート11のスクロール通路5a側の表面に、蓋部材216のタービンハウジング5側(矢印Z2方向側)の部分を取り付けてもよい。これによっても、排気ガスの温度が低温時に、蓋部材216が水抜き穴11aに対して開いた状態になるので、リンク室9内に発生した凝縮水を水抜き穴11aから蓋部材216の上方を介して(図13に示す排出経路参照)スクロール通路5a側に排出させることが可能である。また、高温時に、蓋部材216が水抜き穴11aに対して閉じた状態になるので、水抜き穴11aが塞がれることにより、燃料がリンク室9内に流入するのを抑制することが可能である。
また、上記実施形態では、第1ノズルプレート11のリンク室9側の表面に蓋部材16のタービンハウジング5側(矢印Z2方向側)の部分を取り付ける例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図14に示す第4変形例のように、第1ノズルプレート11のスクロール通路5a側の表面に蓋部材316のタービンシャフト2a側(矢印Z1方向側)の部分を取り付けてもよい。これによっても、排気ガスの温度が低温時に、蓋部材316が水抜き穴11aに対して開いた状態になるので、リンク室9内に発生した凝縮水を水抜き穴11aから蓋部材316の下方を介して(図14に示す排出経路参照)スクロール通路5a側に排出させることが可能である。また、高温時に、蓋部材316が水抜き穴11aに対して閉じた状態になるので、水抜き穴11aが塞がれることにより、燃料がリンク室9内に流入するのを抑制することが可能である。
本発明は、過給機に利用可能であり、さらに詳しくは、内燃機関の排気ガスが吹き付けられることにより回転するタービンホイールが収容されたタービンハウジング内に、リンク室とスクロール室(スクロール通路)とを連通する水抜き穴が設けられている過給機に利用することができる。
1 ターボチャージャ(過給機)
2 タービンホイール
5 タービンハウジング
5a スクロール通路(スクロール室)
9 リンク室
11a 水抜き穴
13 ベーン(ノズルベーン)
16、116、216、316 蓋部材(バイメタル弁)
23 リンク機構
161、162 金属部材(バイメタル弁)

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気ガスが吹き付けられることにより回転するタービンホイールが収容されたタービンハウジングを備え、
    前記タービンハウジング内には、前記排気ガスを前記タービンホイールに供給するためのスクロール室と、前記排気ガスの流れを調整するためのベーンを駆動するリンク機構を収納するリンク室と、前記リンク室と前記スクロール室とを連通する水抜き穴とが設けられている過給機において、
    前記水抜き穴の近傍には、前記排気ガスの温度が低温時に開弁するとともに、前記排気ガスの温度が高温時に閉弁するバイメタル弁が設けられていることを特徴とする過給機。
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