JP4307500B2 - 可変ノズル機構付きターボチャージャ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気ガスが吹き付けられることにより回転するタービンホイールがタービンハウジング内に収容されている可変ノズル機構付きターボチャージャに関する。
この種のターボチャージャは、ガス通路に配設された複数のノズルベーンの開閉によりガス流速を制御できるようになっている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示のターボチャージャでは、可変容量装置(可変ノズル機構)は、ノズル支持リング(ノズルリング)とベーンノズル駆動機構(ノズルベーン駆動機構)とを備えており、ノズルベーン駆動機構は、回動可能なユニゾンリングと、ユニゾンリングの回動に伴って回動する複数のアームとを備えている。ユニゾンリングの回動に伴って複数のアームが回動すると、各アームに連結されたノズルベーンが回動する。ノズルリングとユニゾンリングとの間にはリング形状の支持部材(サポートリング)が介在されている。サポートリングは、ノズルリングに止着されており、ユニゾンリングは、サポートリングに止着されたリング形状の押さえ部材によって、サポートリングに押接されている。
可変ノズル機構がエンジン始動後に熱膨張してハウジングと干渉したとすると、可変ノズル機構が変形してノズルベーンが適正に動かなくなるおそれがある。可変ノズル機構は、サポートリングを介してハウジングに支持されているため、エンジン始動後に熱膨張しても、タービンハウジングと干渉することはない。
特開2006−125588号公報
しかし、特許文献1に開示のサポートリングを用いた可変ノズル機構付きターボチャージャでは、排気ガスがノズルベーン駆動機構を収容する駆動機構設置室内へ侵入する。そのため、エンジン始動直後では、排気ガスに含まれる水分が凝縮して駆動機構設置室の底部に溜まることになる。エンジン始動直後にエンジンを停止しない場合には、駆動機構設置室の底部に溜まる水は、排気ガスの高温化によって蒸発してしまうが、水が凍結するような低温環境下でエンジン始動直後にエンジンを停止してしまった場合には、駆動機構設置室の底部に溜まっている水が凍結する。そうすると、ノズルベーン駆動機構が水の凍結によって動けず、この状態でエンジンを始動すると、ノズルベーン駆動機構が損傷する。
本発明は、サポートリングを用いた可変ノズル機構付きターボチャージャにおけるノズルベーン駆動機構が凍結水によって損傷しないようにすることを目的とする。
本発明は、内燃機関の排気ガスが吹き付けられることにより回転するタービンホイールがタービンハウジング内に収容されており、前記排気ガスを導くガス通路を形成するノズルリングと、前記ノズルリングに支持されて前記ガス通路の流路面積を可変とするノズルベーンと、前記ノズルベーンを駆動するためのノズルベーン駆動機構と、前記ノズルリングに連結されたサポートリングとを備えた可変ノズル機構が設けられており、前記ノズルベーン駆動機構は、前記サポートリングによって前記ノズルリングから隔てられて収容室に収容されている可変ノズル機構付きターボチャージャを対象とし、請求項1の発明は、前記サポートリングの下部を貫通して前記ガス通路に至る水抜き通路が設けられており、前記水抜き通路は、前記ノズルベーン駆動機構よりも下にあることを特徴とする。
水抜き通路は、収容室内で凝縮した水をガス通路へ逃す。そのため、ベーンノズル駆動機構が凍結水によって損傷することはない。
好適な例では、前記水抜き通路は、前記サポートリングの最下部を貫通している。
サポートリングの最下部は、水抜き通路を貫設する位置として好適である。
好適な例では、前記水抜き通路は、前記タービンハウジングを貫通している。
収容室内で凝縮した水は、タービンハウジングを貫通する水抜き通路を介してガス通路へ流出する。
本発明は、サポートリングを用いた可変ノズル機構付きターボチャージャにおけるベーンノズル駆動機構が凍結水によって損傷しないという優れた効果を奏する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示すように、ターボチャージャ11は、内燃機関(図示略)の排気通路(図示略)に配設されるタービンハウジング12と、内燃機関の吸気通路(図示略)に配設されるコンプレッサハウジング13と、タービンハウジング12とコンプレッサハウジング13とを連結するセンターハウジング14とを備えている。タービンハウジング12には連結筒部123が形成されており、センターハウジング14にはフランジ壁143が形成されている。連結筒部123にはフランジ壁143が嵌合されており、連結筒部123に螺着されたネジ10の締め付けによってフランジ壁143が連結筒部123から脱落不能に連結筒部123に連結される。これにより、タービンハウジング12がセンターハウジング14に連結される。
センターハウジング14には軸孔141が貫設されており、軸孔141内にはロータシャフト15がラジアルベアリング16を介して回転可能に配設されている。
タービンハウジング12内にはタービンホイール17が配設されており、コンプレッサハウジング13内にはコンプレッサホイール18が配設されている。タービンホイール17とコンプレッサホイール18とは、ロータシャフト15によって連結されており、タービンホイール17、ロータシャフト15及びコンプレッサホイール18は、回転軸線151を中心にして一体的に回転可能である。
タービンハウジング12は、タービンホイール17の外周を囲うように、且つ渦巻き状に延びるようにセンターハウジング14の一端に取り付けられている。タービンハウジング12内には渦巻き状のスクロール通路121が設けられている。スクロール通路121は、内燃機関の排気通路に連通しており、燃焼室から排気通路へ排出された排気ガスがスクロール通路121に送り込まれる。連結筒部123の内周面にはリング形状の通路形成フランジ124が一体形成されている。通路形成フランジ124は、スクロール通路121を形成する壁である。
タービンハウジング12内にはノズルリング19及びリング形状のシュラウド20が互いに対向するように設けられている。ノズルリング19は、リング形状の通路形成フランジ124のリング内に嵌入されている。シュラウド20は、平板形状の通路形成部201と、円筒部202とからなる。ノズルリング19とシュラウド20の通路形成部201とは、複数の連結ピン24〔図3に示すように本実施形態では3つ〕によって連結されており、ノズルリング19とシュラウド20の通路形成部201との間には環状の旋回通路122が形成されている。スクロール通路121内の排気ガスは、旋回通路122を介してタービンホイール17へ向けて吹き付けられる。スクロール通路121及び旋回通路122は、タービンホイール17へ排気ガスを導くガス通路120を構成する。ノズルリング19は、タービンホイール17へ排気ガスを導くガス通路120を形成する壁である。
旋回通路122を介してタービンホイール17へ向けて吹き付けられた排気ガスは、タービンハウジング12内の流出通路125から図示しない排気通路を経由して大気中に排出される。
シュラウド20の円筒部202の外周面とタービンハウジング12との間にはシールリング33が介在されている。シールリング33は、スクロール通路121からシュラウド20とタービンハウジング12との間の間隙Kを経由して流出通路125へ排気ガスが洩れることを防止する。
旋回通路122の途中には複数のノズルベーン21が配設されている。ノズルベーン21は、支軸22を介してノズルリング19に回動可能に支持され、且つ支軸23を介してシュラウド20に回動可能に支持されている。ノズルベーン21は、隣り合うノズルベーン21間の流路断面積を変更可能である。
コンプレッサハウジング13は、コンプレッサホイール18の外周を囲うように、且つ渦巻き状に延びるようにセンターハウジング14の他端に取り付けられている。コンプレッサハウジング13は、回転軸線151の方向に向けて外部に開口する流入通路131が設けられている。コンプレッサハウジング13内には渦巻き状のコンプレッサ通路132及び環状の送出通路133が設けられている。コンプレッサ通路132は、吸気通路を介して内燃機関の燃焼室に連通しており、送出通路133は、コンプレッサ通路132に沿って設けられている。送出通路133は、コンプレッサハウジング13の一部である通路形成壁134と、センターハウジング14の一部である端壁142との間に形成されている。
タービンホイール17は、タービンハウジング12側からコンプレッサハウジング13側へ向かうにつれて拡径してゆく軸部171と、軸部171の周面に一体形成された複数の羽根172とを備えている。内燃機関の燃焼室から前記排気通路へ排出された排気ガスは、スクロール通路121及び旋回通路122を経由して羽根172に吹き付けられる。これにより、タービンホイール17が回転される。
コンプレッサホイール18は、コンプレッサハウジング13側からタービンハウジング12側へ向かうにつれて拡径してゆく軸部181と、軸部181の周面に一体形成された複数の羽根182を備えている。コンプレッサホイール18は、タービンホイール17の回転に伴って一体的に回転し、回転する複数の羽根182は、吸気通路内の空気(ガス)を流入通路131へ導入すると共に、遠心作用によって送出通路133へ放出する。送出通路133内へ放出された空気は、スクロール通路121を経由して燃焼室へ過給される。
図4に示すように、ノズルリング19に対して回動可能な支軸22にはアーム26が止着されており、アーム26にはユニゾンリング25が離脱不能に係合されている。図1に示すように、ユニゾンリング25及びアーム26は、センターハウジング14のフランジ壁143とタービンハウジング12との間の収容室27に収容されている。ユニゾンリング25は、回転軸線151の周りで回動可能である。ユニゾンリング25が回転軸線151の周りで回動すると、アーム26が支軸22を中心にして回動し、全てのノズルベーン21が支軸22,23を中心にして同じ方向に回動する。
図3に実線で示すノズルベーン21は、隣り合うノズルベーン21間の流路断面積を最大とする最大開位置にあり、鎖線で示すノズルベーン21は、隣り合うノズルベーン21間の流路断面積を零とする閉位置にある。
図1に示すように、収容室27内においてノズルリング19にはサポートリング28及び押さえリング29が重ね合わせた状態で複数の連結ピン24によって止着されている。図2に示すように、サポートリング28は、ノズルリング19に接合する平板な接合部281と、段差を介して接合部281に連なる平板な保持部282と、保持部282の外周縁に連なる円筒部283と、円筒部283に連なるフランジ部284とからなる。フランジ部284は、センターハウジング14のフランジ壁143とタービンハウジング12の連結筒部123との間に挟み込み支持されている。円筒部283は、ユニゾンリング25を半径方向への移動を規制するように包囲している。円筒部283は、タービンハウジング12の連結筒部123から離されており、サポートリング28は、収容室27を駆動室271と水抜き室272とに区画している。
図4に示すように、押さえリング29には複数の押さえ突起291が一体形成されている。押さえ突起291は、ユニゾンリング25をサポートリング28の保持部282に押さえ付けており、この押さえ付けによりユニゾンリング25がサポートリング28から脱落不能となっている。ユニゾンリング25は、サポートリング28の円筒部283の筒内で回動可能である。
図1に示すノズルリング19、シュラウド20、ノズルベーン21、支軸22,23、アーム26、ユニゾンリング25及び押さえリング29は、サポートリング28に連結されている。これらの部材のうちのサポートリング28のみがタービンハウジング12及びセンターハウジング14に直接連結されている。つまり、ノズルリング19、シュラウド20、ノズルベーン21、支軸22,23、アーム26、ユニゾンリング25及び押さえリング29は、サポートリング28を介してタービンハウジング12及びセンターハウジング14に間接的に連結されている。
収容室27内のユニゾンリング25、押さえリング29及びアーム26は、サポートリング28によってノズルリング19から隔てられて収容室27に収容されるノズルベーン駆動機構37を構成する。
図1に示すように、センターハウジング14のフランジ壁143には支軸34が回動可能に支持されており、収容室27内において支軸34の一端には駆動アーム35が止着されている。駆動アーム35は、ユニゾンリング25に係合されており、駆動アーム35が支軸34を中心にして回動すると、ユニゾンリング25が回動する。
センターハウジング14外において支軸34の他端には駆動レバー36が止着されている。駆動レバー36は、図示しないアクチュエータの作動によって支軸34を中心にして回動され、駆動レバー36が回動されると、駆動アーム35及びユニゾンリング25が回動する。
駆動レバー36、支軸34、駆動アーム35、ノズルベーン駆動機構37、ノズルリング19、シュラウド20、支軸22,23及びノズルベーン21は、隣り合うノズルベーン21間の流路断面積を変更可能な可変ノズル機構38を構成する。
図1及び図2に示すように、サポートリング28の円筒部283の最下部には水抜き孔30が貫設されており、通路形成フランジ124の最下部には水抜き孔31が貫設されている。駆動室271は、水抜き孔30、水抜き室272及び水抜き孔31を介してスクロール通路121(ガス通路120)に連通している。水抜き孔30、水抜き室272及び水抜き孔31は、サポートリング28の下部(円筒部283の下部)を貫通してガス通路120に至る水抜き通路32を構成する。水抜き通路32は、ノズルベーン駆動機構37よりも下にある。「水抜き通路32がノズルベーン駆動機構37よりも下にある」とは、駆動室271内にあってノズルベーン駆動機構37よりも下にある水が水抜き通路32を通ってガス通路120へ流出できる状態に水抜き通路32が配置されていることを意味する。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)ノズルリング19、シュラウド20、ノズルベーン21、支軸22,23、アーム26、ユニゾンリング25及び押さえリング29は、サポートリング28に支持されており、これらの部材19,20,21,22,23,26,25,29がエンジン始動後に熱膨張しても、タービンハウジング12と干渉することはない。これらの部材19,20,21,22,23,26,25,29が熱膨張してタービンハウジング12と干渉したとすると、可変ノズル機構38が変形してノズルベーン21が適正に動かなくなるおそれがある。
ノズルリング19、シュラウド20、ノズルベーン21、支軸22,23、アーム26、ユニゾンリング25及び押さえリング29をサポートリング28によって支持する構成は、部材19,20,21,22,23,26,25,29の熱膨張によるタービンハウジング12との干渉を回避させる。
エンジン始動直後にエンジン停止を行なうと、上記のような利点を有するサポートリング28採用のターボチャージャ11内の排気ガス中の水分が凝縮する。排気ガスは、駆動室271内へも入り込むため、排気ガス中の水分が駆動室271内でも液化する。駆動室271内で液化した水は、駆動室271の底部に落下するが、駆動室271の底部に落下した水が駆動室271の底部で凍結したとすると、ノズルベーン駆動機構37が凍り付き、エンジン再始動時にはノズルベーン駆動機構37が損傷する。
本実施形態では、駆動室271の底部に落下した水は、水抜き通路32を経由してガス通路120へ流出する。そのため、水が凍結するような低温環境化においても駆動室271の底部に落下した水が駆動室271の底部で凍結することはなく、ノズルベーン駆動機構37が凍結水によって損傷することはない。
(2)水抜き通路32の入口(水抜き孔30)は、サポートリング28の最下部を貫通している。ノズルベーン駆動機構37よりも下にあるサポートリング28の最下部は、水抜き通路32の入口を貫設する位置として好適である。
(3)シュラウド20の外周面とタービンハウジング12との間にシールリング33を介在した構成は、部材19,20,21,22,23,26,25,28,29からなる組み立て物が回転軸線151の方向へ熱膨張によって伸縮することを許容する。そのため、部材19,20,21,22,23,26,25,29がエンジン始動後に熱膨張しても、タービンハウジング12と干渉することはない。
次に、図6に示す第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合が用いてある。
第2の実施形態では、サポートリング28の円筒部283の外周面がタービンハウジング12の連結筒部123の内周面に面接触しており、ガス通路120に通じる水抜き通路32Aの一部である溝39が連結筒部123の内周面に沿って凹設されている。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同じ効果が得られる。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○第1の実施形態において、複数の水抜き孔30を設けてもよい。
○第1の実施形態において、複数の水抜き孔31を設けてもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
〔1〕前記収容室は、前記サポートリングによって駆動室と水抜き室とに区画されており、前記ノズルベーン駆動機構は、前記駆動室に収容されており、前記水抜き通路は、前記サポートリングに貫設された水抜き孔と、前記水抜き室と、前記タービンハウジングに貫設された水抜き孔とから構成されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の可変ノズル機構付きターボチャージャ。
〔2〕前記可変ノズル機構は、前記ノズルリングに連結されたシュラウドと、前記ノズルリングと前記シュラウドとの間に支持された前記ノズルベーンと、前記ノズルベーンの開度を変更するためのユニゾンリングを備えた可変伝達機構と、前記ユニゾンリングと前記ノズルリングとの間に介在された前記サポートリングとを備えており、前記シュラウドは、通路形成部と円筒部とを有し、前記円筒部の外周面と前記タービンハウジングとの間にシールリングが介在されている請求項1乃至請求項3、前記〔1〕項のいずれか1項に記載の可変ノズル機構付きターボチャージャ。
第1の実施形態を示すターボチャージャの側断面図。 部分拡大側断面図。 図1のA−A線断面図。 図1のB−B線断面図。 図1のC−C線断面図。 第2の実施形態を示す部分拡大側断面図。
符号の説明
11…ターボチャージャ。12…タービンハウジング。120…ガス通路。17…タービンホイール。19…ノズルリング。21…ノズルベーン。27…収容室。28…サポートリング。32,32A…水抜き通路。37…ノズルベーン駆動機構。38…可変ノズル機構。

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気ガスが吹き付けられることにより回転するタービンホイールがタービンハウジング内に収容されており、前記タービンホイールへ前記排気ガスを導くガス通路を形成するノズルリングと、前記ノズルリングに支持されて前記ガス通路の流路面積を可変とするノズルベーンと、前記ノズルベーンを駆動するためのノズルベーン駆動機構と、前記ノズルリングに連結されたサポートリングとを備えた可変ノズル機構が設けられており、前記ノズルベーン駆動機構は、前記サポートリングによって前記ノズルリングから隔てられて収容室に収容されている可変ノズル機構付きターボチャージャにおいて、
    前記サポートリングの下部を貫通して前記ガス通路に至る水抜き通路が設けられており、前記水抜き通路は、前記ノズルベーン駆動機構よりも下にある可変ノズル機構付きターボチャージャ。
  2. 前記水抜き通路は、前記サポートリングの最下部を貫通している請求項1に記載の可変ノズル機構付きターボチャージャ。
  3. 前記水抜き通路は、前記タービンハウジングを貫通している請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の可変ノズル機構付きターボチャージャ。
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