JPWO2019221045A1 - 粉末状飲料用組成物およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

油脂分が低減され、飲みやすさに優れるとともに、取り扱い性にも優れる胡麻の粉末状飲料用組成物およびその製造方法を提供することを目的とする。本発明の粉末状飲料用組成物は、胡麻の粉砕物を含む粉末状飲料用組成物であり、胡麻の粉砕物は、非ペースト状であり、含油分が該粉砕物全量に対して30質量%未満であり、50%積算径が8〜30μm、好ましくは8〜20μmであり、また、これらに加えて90%積算径が50〜150μmである。

Description

本発明は、油脂分が少ない胡麻の粉末状飲料用組成物およびその製造方法に関する。
胡麻は、食物繊維、カルシウム、鉄分、亜鉛などに加えて、セサミンなどの成分を含み、栄養価が高く、抗酸化性などの機能性にも優れる食品として知られている。また、胡麻は、胡麻油、いり胡麻、すり胡麻、ねり胡麻などの状態で家庭用や業務用として広く利用されている。ねり胡麻は、胡麻種子を精選、水洗、必要に応じて脱皮、焙煎処理した後に、磨砕機により擂り潰し、練り上げてペースト状としたもの(胡麻ペーストともいう)である。用途として、例えば、胡麻豆腐、ドレッシング、たれ類などの他の食品に配合して使用されている。
従来、ねり胡麻の製造方法として、特許文献1が提案されている。この製造方法では、胡麻の種子を磨砕して得られた胡麻ペーストに、乳化水溶液と、必要に応じて糖類や防腐剤を混合することでねり胡麻を製造している。この乳化水溶液は、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルなどの乳化剤と、液体状油脂と、水とをホモジナイザーにより均一混合して得ている。この製造方法では、 水溶性成分と混合し易く、口当たりのよいねり胡麻が得られ、特に放置後における分散状態の保持性に優れるとされている。
また、水系溶媒を含む胡麻ペーストにおいて、濃厚感を損なわずに良好な風味を有するものの製造方法として特許文献2が提案されている。この製造方法では、5重量%以上30重量%以下の胡麻原料に、70重量%以上95重量%以下の水系溶媒を添加したものを、所定の湿式微粉砕機で微粉砕化加工することを特徴としている。
特開2000−14337号公報 特開2014−233251号公報
しかしながら、胡麻には50質量%以上もの油脂分が含まれており、従来のねり胡麻(胡麻ペースト)のように該油分をそのまま残したものを原材料の1つとした見た場合、以下のデメリットがある。すなわち、(1)高カロリーのため低カロリー志向商品には使用できない、(2)ノンオイルドレッシングやその他のオイルフリーを謳った加工品への添加量が制限される、(3)油脂分の分離、使い難さから加工の妨げとなる食品(製菓・製パン類や味噌などの発酵食品)への応用が困難、などである。
ところで、近年、粉末状や顆粒状の固体であって、水などの液体に分散または溶解させるだけで簡便に調製できるインスタント飲料用組成物が広く親しまれている。インスタント飲料用組成物として、例えば、インスタントコーヒーや、抹茶パウダー、ココアパウダーなどが市販されている。
一方、すり胡麻を粉末状の飲料用組成物とする場合、喉の引っかかりや舌ざわりといった飲みやすさに対する配慮が必要と考えられる。その点を解消するために更に微細に粉砕すると、その油脂分の多さからペースト状のねり胡麻となってしまい、粉末状を維持できないだけでなく、小分け作業や計量作業などの製造上の作業も困難となる。また、ねり胡麻を長期間にわたり放置すると油脂分が分離してしまうおそれもある。ねり胡麻を水系に溶いた場合、油と水が反発するため、ダマ(二次粒子などの凝集物)になりやすく均一化が容易でない。このような特性は、取り扱い性(ハンドリング性)悪化の要因となる。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、油脂分が低減され、飲みやすさに優れるとともに、取り扱い性にも優れる胡麻の粉末状飲料用組成物およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の粉末状飲料用組成物は、胡麻の粉砕物を含む粉末状飲料用組成物であって、上記胡麻の粉砕物は、非ペースト状であり、含油分が該粉砕物全量に対して30質量%未満であり、50%積算径が8〜30μmであることを特徴とする。特に、上記胡麻の粉砕物は、50%積算径が8〜20μmであることを特徴とする。
上記胡麻の粉砕物は、存在比率を縦軸、粒子径を横軸とする粒度分布図において、粒子径10μmをこえた範囲にピークを少なくとも1つ有することを特徴とする。
上記胡麻の粉砕物は、90%積算径が50〜150μmであることを特徴とする。
本発明の粉末状飲料用組成物の製造方法は、上記本発明の粉末状飲料用組成物の製造方法であり、原料となる胡麻を加熱して搾油して該原料中の含油分を30質量%未満とする搾油工程と、搾油された上記原料を50%積算径が8〜30μmの非ペースト状の粉砕物となるように粉砕する粉砕工程と、を備えてなることを特徴とする。
上記搾油工程後、上記粉砕工程前において、上記搾油された上記原料を粗粉砕する工程を有することを特徴とする。
上記搾油工程は、上記原料となる胡麻を120℃〜180℃の温度で加熱して搾油する工程であることを特徴とする。
上記粉砕工程は、搾油された上記原料を、50%積算径が8〜30μmで、かつ、90%積算径が50〜150μmの粉砕物となるように粉砕する工程であることを特徴とする。
本発明の粉末状飲料用組成物は、胡麻の粉砕物を含む粉末状の飲料用組成物であり、この胡麻の粉砕物は、非ペースト状であり、含油分が該粉砕物全量に対して30質量%未満であり、50%積算径が8〜30μmであるので、油脂分が低減され、飲みやすさに優れるとともに、取り扱い性にも優れる。油脂分を低減させることで、低カロリー化が図れ、また、水系に溶いた際にもダマになりにくい。また、所定の粉末状(パウダー状)であるため、取り扱い性に優れ、かつ、時間経過による油分の分離や滲みもない。
本発明の粉末状飲料用組成物の製造方法は、原料となる胡麻を加熱して搾油して該原料中の含油分を30質量%未満とする搾油工程と、搾油された上記原料を50%積算径が8〜30μmの粉砕物となるように粉砕する粉砕工程と、を備えてなるので、油脂分が低減され、飲みやすさに優れるとともに、取り扱い性にも優れる胡麻の粉末状飲料用組成物を製造できる。
また、搾油工程後、粉砕工程前において、搾油された原料を粗粉砕する工程を有するので、粉砕工程において上記原料を微粉砕しやすくなる。
上記搾油工程は、原料となる胡麻を120℃〜180℃の温度で加熱して搾油する工程であるので、焦げ付きなどを防止しつつ、風味豊かな胡麻の粉末状飲料用組成物を製造できる。
本発明の粉末状飲料用組成物の製造工程の概略図である。 実施例1の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例2の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例3の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例4の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例5の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例6の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例7の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例8の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例9の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例10の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例11の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例12の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 比較例1の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 比較例2の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 比較例3の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 比較例4の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 比較例5の粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 参考例Aの粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 参考例Bの粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 参考例Cの粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 参考例Dの粉末状飲料用組成物の粒度分布図である。 実施例3の粉末状飲料用組成物の写真である。 実施例10、12、比較例3の撹拌後の状態を示す写真である。 参考例A、Bの撹拌後の状態を示す写真である。 参考例C、Dの撹拌後の状態を示す写真である。
本発明の粉末状飲料用組成物は、含油分が少なく、かつ、所定の粒度分布を有する胡麻の粉砕物から構成される。粉砕工程前において搾油して含油分を低下させ、ねり胡麻のようにペースト状ではなく、固形粉末状(非ペースト状)としている。具体的には、含油分が該粉砕物全量に対して30質量%未満であり、かつ、50%積算径が8〜30μmである。
本発明の粉末状飲料用組成物を構成する胡麻の粉砕物は、原料となる胡麻を微粉砕して得られる微細な粉末や粒子の集合体(粉粒体)である。また、本発明で使用する「X%積算径」は、公知の粒度分布測定装置(例えば、レーザー回析式粒度分布測定装置)を用いて、この粉砕物の粒子径の分布(粒度分布)を測定した際に、粒子径の頻度(%)を粒子径が小さい側から累積し、累積値がX%である場合の粒子径である。
本発明では、胡麻の粉砕物において、粒子径8〜30μmの粒子の頻度の累積値が50%、すなわち、50%積算径が8〜30μmと規定している。50%積算径が8〜30μmである場合、水などの液体に溶いた際にダマになりにくく、喉の引っかかりや舌のざらつきが抑えられるため、手軽で飲みやすい飲料となる。胡麻の粉砕物において、50%積算径は8〜20μmが好ましく、8〜15μmがより好ましい。この場合、より微細な粒子が多く含まれ、飲みやすさが一層向上する。
胡麻の粉砕物において90%積算径が50〜150μmであることが好ましい。微細粒子を含む一方で、ある程度大きい粒子として、表皮などの粗粉砕物が含まれることで、胡麻の風味の強さや味の強さを向上でき、このような粒子を含まない場合よりも、よりねり胡麻に近い性質となる。
また、胡麻の粉砕物において、存在比率を縦軸、粒子径を横軸とする上述の測定方法による粒度分布図において、粒子径10μmをこえた範囲、好ましくは粒子径30μmをこえた範囲にピークを少なくとも1つ有することが好ましい。粒子径が大きい側にピーク(60μm前後)があることで、この範囲の比較的大きな粒子をある程度含むことになり、上記のとおり、胡麻の風味の強さや味の強さを向上できる。また、粒子の凝集を抑制でき、ダマが生じにくくなる。
含油分については、胡麻の粉砕物全質量に対して30質量%未満としている。なお、「含油分」は、胡麻の粉砕物に含まれる油脂分の含有量であり、ジエチルエーテルなどを用いて油分を抽出することで容易に測定できる。含油分が30質量%以上であると、後述の実施例で示すように、粉砕時(磨砕時)にペースト状となり粉末状とならない。また、概ね粉末状となる場合でも付着性が高く、作業性に劣る場合や、時間経過により油脂分が表面に滲み出す場合がある。また、含油分の下限値は特に限定されないが、通常の搾油手段を用い、炭化などにより風味を害さない範囲での加熱であれば、3質量%程度までは可能である。
含油分は、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは20質量%以下である。含油分を20質量%以下まで低減することで、カロリー低減に繋がるとともに、相対的に他の健康に寄与する成分の含有割合が増加する。また、付着性も特に低く、水系にも分散しやすくなる。
本発明の粉末状飲料用組成物の製造方法を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の粉末状飲料用組成物の製造工程の概略図である。図1に示すように、この製造工程は、加熱・搾油機2を用いた搾油工程と、粗粉砕手段3を用いた粗粉砕工程と、粉砕機4を用いた粉砕工程とを備えている。ここで、粗粉砕工程は、必須工程でなく必要に応じて適用する。原料1となる胡麻としては、特に限定されず、白胡麻、黒胡麻、金胡麻、茶胡麻など、いずれの胡麻種子も使用できる。胡麻は、そのまま原料として使用しても、焙煎したものであってもよい。焙煎は、熱風、マイクロ波、ガスバーナーなどによる焙煎を採用できる。また、胡麻の種子の皮は、脱皮せずに残すことが好ましい。以下に各工程を説明する。
[搾油工程]
この工程は、加熱・搾油機2を用い、原料となる胡麻を加熱して搾油して該原料中の含油分を30質量%未満とする工程である。通常、胡麻油などを搾油する場合には、200℃以上とするが、この工程はあえてより低い温度で搾油する。具体的には、120℃〜180℃が好ましい。これにより、焦げ付きなどを防止しつつ、風味豊かな胡麻加工品を製造できる。加熱手段は、特に限定されず、ガスや電気による加熱が採用でき、例えば平釜やロータリーキルンを使用できる。搾油機としては、胡麻油などの搾油に使用される公知の圧搾搾油機などを使用できる。また、加熱機と搾油機が組み合わされたものであってもよい。
[粗粉砕工程]
この工程は、圧搾後の原料の塊(圧搾物)を解砕機などの粗粉砕手段3によりほぐすように粗粉砕する工程である。解砕機を用いずに、網などを用いて手動で塊をほぐしてもよい。塊をほぐすことで、粉砕工程において原料を微粉砕しやすくなり、粉砕物の50%積算径が8〜30μmの範囲を達成しやすくなる。
[粉砕工程]
この工程は、搾油された原料を50%積算径が8〜30μmの粉砕物となるように粉砕機4により粉砕する工程である。粉砕機4としては、ボールミル、気流粉砕機、上下円盤間で胡麻を擂り潰す石臼タイプの連続式磨砕機、高速回転粉砕機などを使用できる。連続式磨砕機の擂潰部となる上下円盤間の隙間(クリアランス)は特に限定されないが、0μm〜200μm程度とする。
原料1は、上記の各工程を得て製品5となる。製品5が本発明の粉末状飲料用組成物であり、固形粉末状であり、含油分が少なく、かつ、所定の粒度分布を有する胡麻の粉砕物から構成されている。
本発明の粉末状飲料用組成物は、胡麻粉砕物単独からなる製品とできる他、所望の効果(ダマになりにくい、ハンドリング性に優れる)を阻害しない範囲で、胡麻粉砕物に他の配合剤を配合した加工品としてもよい。他の配合剤としては、例えば、防腐剤、香科、着色剤、酸化防止剤、栄養補助剤などが挙げられる。なお、水系溶媒、液体状油脂(元々の油脂分以外の外部から配合するもの)など、粉末状を維持できない成分となるものは配合しない。また、本発明の粉末状飲料用組成物は、含油分が少なく、かつ、所定の粒度分布を有するので水系への分散性に優れるため、分散剤などを含まず、胡麻粉砕物のみからなるものがより好ましい。
本発明の粉末状飲料用組成物は、水などの液体に溶いたものを飲料として利用できる。例えば、水、温水、牛乳、豆乳、粉末スープなどに溶いて飲用可能であり、容易に胡麻の栄養成分を補給できる。その他、この粉末状飲料用組成物に他の粉末状のきなこ、砂糖、ミルクなどを組み合わせた製品としてもよい。
本発明の粉末状飲料用組成物は、もともとの油の約8割をカットしている。このため、カロリーも大幅に低減させており、低カロリー商品への応用が大幅に広がる。また、油分が減ったことで、相対的に、食物繊維、カルシウム、鉄分、亜鉛など、健康食品として注目される成分が約2倍に増加される。この栄養成分は、他の穀類と比較してかなり高い成分値となっており、添加物や化学合成品ではなく、天然の素材でこれらの有効成分を付与することができる。骨粗鬆症改善食への応用や、肥満対策食への応用、高タンパク質であることから特定の栄養成分を摂取できる介護食(スマイルケア食品)などへの応用が期待される。
また、本発明の粉末状飲料用組成物は、付着性が低く、パウダー状であるため、小分け・計量作業が容易であるだけでなく、時間が経っても油分の分離やにじみがなく非常に扱いやすい。また、水系で即座に分散し、ダマになりにくいため、喉の引っかかりや舌のざらつきがなく、飲みやすい飲料となる。スープなどに分散させると後味の旨みが増加し、コクの付与効果がある。特に市場拡大が期待されている「減塩製品」は、塩の代わりに旨み・コクを強化した製品が多く、この粉末状飲料用組成物は減塩市場への応用も可能となる。
本発明の粉末状飲料用組成物は、油脂分を低減させることで、これまでの胡麻のデメリットを解決できる。このため、食品加工メーカにとって困難であった加工品への使用など、胡麻の可能性が飛躍的に広がり、胡麻市場の拡大を図り得る。また、加工用原材料としてだけでなく、家庭用としても広く利用でき、人口の25%以上が65歳以上となるような高齢化社会において、高まる健康ニーズに対応することができる。
本発明の粉末状飲料用組成物の一例を上述の図1に示す工程で製造し、得られた粉末状飲料用組成物の特性と粒度分布とを測定した。粉末状飲料用組成物の具体的な製造手順は以下のとおりである。原料として白胡麻の種子を用い、この種子を焙煎していり胡麻とした。このいり胡麻をガス加熱方式の平釜で120℃〜180℃に加熱後、搾油機に投入して圧搾し、原料中の油脂分を低減させた。圧搾後の原料をほぐすように粗粉砕し、これを搬送して粉砕機に導入し、該粉砕機で微粒子に粉砕した。粉砕機としては、上下円盤間で胡麻を擂り潰す石臼タイプの連続式磨砕機を用いた。この粉砕機の擂潰部となる上下円盤間の隙間(クリアランス)は最小とし、粉砕機への供給量を調整することで粒度を調整した。
[参考例]
まず、粉体を維持できる含油分と粒子径(粒度分布)との関係について調査した。
表1に示すように、搾油工程において加熱温度を上記範囲内で調整し、かつ、搾油機での条件を調整して、含油分が15質量%、20質量%、25質量%、27質量%、33質量%の5種類を製造した(参考例1〜5)。各含油分について、50%積算径(D50)を10μm未満とした際の粉体の性状を観察し、粉体が維持されるか否かを評価した。結果を表1に示す。
Figure 2019221045
表1中における「〇」は付着性が低く、流動性のある粉体であることを示し、「×」は付着性があり、ペースト状等、流動性のある粉体にならなかったことを示す。表1より、参考例5(含油分:33質量%)のみ粉体が維持できず、かかる油分における粉体が維持可能な限界D50は325μmであった。このことから、含油分が30質量%未満であれば、D50が10μm未満でも粉体を維持できることが分かった。そのため、本発明の粉末状飲料用組成物として、付着性が少なく流動性のある粉体とするためには、含油分は30質量%未満(好ましくは25質量%以下)とする必要がある。
[実施例1〜9、比較例1〜2]
粒子径(粒度分布)と飲みやすさとの関係を調査した。
粉砕工程において粉砕機への供給量を調整することで粒度をそれぞれ調整して、各粉末状飲料用組成物を製造した(実施例1〜9、比較例1〜2)。各組成物の含油分は、いずれも30質量%未満であった。得られた各組成物について、レーザー回析式粒度分布測定装置を用いて粒度分布を測定した。実施例1の粒度分布図を図2に示す。粒度分布図は、縦軸が存在比率(頻度(%))であり、横軸が粒子径(μm)である。この粒度分布図より、実施例1の粉末状飲料用組成物の50%積算径が9.087μm、90%積算径が60.21μmであった。
実施例1と同様に、実施例2〜実施例9の粒度分布図をそれぞれ図3〜図10に、比較例1〜比較例2の粒度分布図を図14〜図15に示す。また、実施例3の粉末状飲料用組成物の写真を図23に示す。
各粉末状飲料用組成物を飲料とした場合の飲みやすさについて、喉の引っかかりおよび舌のざらつきの観点から評価した。微粒子の飲料用組成物を飲料とする場合、嚥下の際に粒子が喉に引っかからないことが好ましい。また、舌のざらつきは後味の悪さなどに影響するため、抑制されることが好ましい。
(1)喉の引っかかり
水(25℃)20mlに各組成物を2g溶き、一定時間撹拌して試験飲料とした。各試験飲料について、それぞれ5人の被験者による官能評価を行ない、のどの引っかかり具合を下記の5段階で評価し、5名の評価の平均値を求めた。結果を表2に示す。
5点:引っかかりあり、気になる。
4点:引っかかりあり、やや気になる。
3点:引っかかりがあるが、ほぼ気にならない。
2点:引っかかりが若干あるが、気にならない。
1点:引っかかりなし
(2)舌のざらつき
水(25℃)20mlに各組成物を2g溶き、一定時間撹拌して試験飲料とした。各試験飲料について、それぞれ5人の被験者による官能評価を行ない、舌のざらつき具合を下記の5段階で評価し、5名の評価の平均値を求めた。結果を表2に示す。
5点:ざらつきを感じ、気になる。
4点:ざらつきを感じ、やや気になる。
3点:ざらつきを感じるが、気にならない。
2点:ざらつきを若干感じるが、気にならない。
1点:ざらつきを感じない
Figure 2019221045
官能評価の結果、喉の引っかかりについては、50%積算径が30μm以下であれば気にならないことが分かった。50%積算径が小さいほど、引っかかり自体が抑制される傾向となった。また、舌のざらつきについても、50%積算径が30μm以下であれば気にならないことが分かった。本発明の粉末状飲料用組成物は、50%積算径が30μm以下であり、好ましくは20μm以下であるので、喉の引っかかりや舌のざらつきが抑制され、飲みやすさに優れる。
また、実施例1〜9の粒度分布図(図2〜図10)に示すように、本発明の粉末状飲料用組成物は、粒子径10μm以下の範囲に1つのピーク(第1ピーク)を有するとともに、粒子径10μmをこえ、かつ粒子径100μm以下の範囲にピーク(第2ピーク)を有する。特に、飲みやすさの指標が良好な実施例1〜5(図2〜図6)では、粒子径40〜80μmの範囲に第2ピークを有しており、これら実施例の90%積算径は60〜130μmの範囲であった。なお、実施例1〜5において、上記第2ピークは、上記第1ピークよりも存在比率が小さいピークとなっている。実施例1〜5において、上記粒度分布が飲みやすさの向上に一層寄与していると考えられる。
[実施例2、6、9、10〜12、比較例3〜5、参考例A〜D]
胡麻の含油分と粒子径(粒度分布)とダマのできやすさとの関係を調査した。
搾油工程において加熱温度を上記範囲内で調整し、かつ、搾油機での条件を調整して、含油分を15質量%、20質量%、25質量%とした。各組成物の50%積算径、90%積算径を表3に示す。なお、表3の実施例2、6、9は、飲みやすさを評価した表2の実施例2、6、9と同じ組成物である。
また、この試験では、胡麻以外の粉末状飲料用組成物としてココアパウダー(参考例A、B)、抹茶パウダー(参考例C、D)を用いた。これらの50%積算径、90%積算径を表3に示す。
実施例10〜12の粒度分布図をそれぞれ図11〜13に示し、比較例3〜5の粒度分布図をそれぞれ図16〜18に示し、参考例A〜Dの粒度分布図をそれぞれ図19〜22に示す。
(3)ダマの出来やすさ
水(25℃)20mlに各組成物を2g溶き、一定時間撹拌後、静置してダマの有無を目視により確認した。結果を表3に示す。また、実施例10、12、比較例3の撹拌後の状態を図24に示し、参考例A〜Bの撹拌後の状態を図25に示し、参考例C〜Dの撹拌後の状態を図26に示す。
Figure 2019221045
表3より、50%積算径が8μm以上の実施例2、6、9、10〜12では、含油分にかかわらずダマがほとんど生じなかった。これに対して、50%積算径が8μm未満の比較例3〜5では、含油分にかかわらず水系でダマが多くなり、ハンドリングが困難になることが分かった(図24参照)。比較例3〜5では、図16〜18に示すように、図3(実施例2)などで確認される第2ピークが確認されない。そのため、粒子径が比較的大きい粒子をある程度含むこともダマの生成抑制に寄与していると考えられる。
また、ココアパウダーの場合には、50%積算径が8μm未満でもダマが生じなかった。具体的には、50%積算径が6.563μmの比較例3(胡麻)ではダマが多く見られたのに対して、50%積算径が6.180μmの参考例A(ココアパウダー)ではダマが生じなかった。胡麻の粉砕物は、油分を比較的多く含み凝集しやすいため、このような結果になったと考えられる。
一方、抹茶パウダーの場合には、50%積算径が8μm以上でもダマが生じる結果となった。具体的には、50%積算径が11.93μmの実施例2(胡麻)ではダマがほとんどなかったのに対して、50%積算径が13.89μmの参考例D(抹茶パウダー)ではダマが多く見られた。これらの粒度分布図を比較すると、実施例2は、上述のとおり2つのピークを有する分布図であるのに対して、参考例Dは、単一のピークからなる正規分布に近い分布図となっている。胡麻粉砕物においては、実施例のような粒度分布がダマの生成抑制に効果的であると考えられる。
本発明の粉末状飲料用組成物は、油脂分が低減され、飲みやすさに優れるとともに、取り扱い性にも優れるので、水や牛乳、豆乳などの水系に混ぜる粉末状飲料用組成物として広く利用できる。
1 原料
2 加熱・搾油機
3 粗粉砕手段
4 粉砕機
5 製品

Claims (8)

  1. 胡麻の粉砕物を含む粉末状飲料用組成物であって、
    前記胡麻の粉砕物は、非ペースト状であり、含油分が該粉砕物全量に対して30質量%未満であり、50%積算径が8〜30μmであることを特徴とする粉末状飲料用組成物。
  2. 前記胡麻の粉砕物は、50%積算径が8〜20μmであることを特徴とする請求項1記載の粉末状飲料用組成物。
  3. 前記胡麻の粉砕物は、存在比率を縦軸、粒子径を横軸とする粒度分布図において、粒子径10μmをこえた範囲にピークを少なくとも1つ有することを特徴とする請求項1記載の粉末状飲料用組成物。
  4. 前記胡麻の粉砕物は、90%積算径が50〜150μmであることを特徴とする請求項1記載の粉末状飲料用組成物。
  5. 胡麻の粉砕物を含む粉末状飲料用組成物の製造方法であって、
    原料となる胡麻を加熱して搾油して該原料中の含油分を30質量%未満とする搾油工程と、搾油された前記原料を50%積算径が8〜30μmの非ペースト状の粉砕物となるように粉砕する粉砕工程と、を備えてなることを特徴とする粉末状飲料用組成物の製造方法。
  6. 前記搾油工程後、前記粉砕工程前において、前記搾油された前記原料を粗粉砕する工程を有することを特徴とする請求項5記載の粉末状飲料用組成物の製造方法。
  7. 前記搾油工程は、前記原料となる胡麻を120℃〜180℃の温度で加熱して搾油する工程であることを特徴とする請求項5記載の粉末状飲料用組成物の製造方法。
  8. 前記粉砕工程は、搾油された前記原料を、50%積算径が8〜30μmで、かつ、90%積算径が50〜150μmの粉砕物となるように粉砕する工程であることを特徴とする請求項5記載の粉末状飲料用組成物の製造方法。
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