JPWO2019138493A1 - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

空気調和装置は、圧縮機と、蒸発器と、凝縮器と、ポンプとを備え、圧縮機と、凝縮器と、ポンプと、蒸発器が順次、配管で接続されている。空気調和装置は、冷媒が圧縮機と凝縮器と蒸発器を循環する圧縮サイクル運転と、冷媒がポンプと蒸発器と凝縮器を循環するポンプサイクル運転とを切り替えて運転可能である。蒸発器の出口側に接続されている出口管は、圧縮機の吸入側に接続されている吸入配管と、圧縮機をバイパスするバイパス配管であって、圧縮機の吐出側に接続されている吐出管と合流しているバイパス配管とに分岐している。吸入配管の少なくとも一部は、出口管が吸入配管とバイパス配管とに分岐される分岐部よりも上方に位置している。

Description

本発明は、圧縮サイクル運転とポンプサイクル運転を切り替え可能な空気調和装置に関するものである。
従来、運転サイクルを圧縮サイクル運転とポンプサイクル運転とで切り替え可能な空気調和装置が知られている。圧縮サイクル運転は、圧縮機を駆動して冷媒を循環させる運転サイクルである。ポンプサイクル運転は、冷媒ポンプを駆動して冷媒を循環させる運転サイクルである。
例えば、特許文献1に記載の空調機においては、圧縮サイクル回路は、圧縮機、蒸発器、凝縮器、膨張弁、及び冷媒配管により構成されている。また、ポンプサイクル回路は、冷媒ポンプ、減圧弁として機能する膨張弁、冷媒配管、一部分岐するバイパス配管、及び分岐用三方弁により構成されている。圧縮サイクル運転とポンプサイクル運転との切り替えは、三方弁の流路切り替えにより行われる。
特開2012−67945号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空調機は、圧縮サイクル運転とポンプサイクル運転とを切り替える三方弁を設けているため、圧縮サイクル運転において冷媒が三方弁を通過する際の圧力損失が増加する、という問題点があった。一方、特許文献1に記載の空調機において、三方弁を設けない場合、ポンプサイクル運転において蒸発器から二相状態の冷媒が流出すると、圧縮機の吸入側の配管内又は圧縮機の内部に液冷媒が滞留してしまう、という問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、圧縮サイクル運転における冷媒の圧力損失を低減し、ポンプサイクル運転において圧縮機の吸入側の配管内又は圧縮機の内部に液冷媒が滞留することを抑制できる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置は、圧縮機と、蒸発器と、凝縮器と、ポンプとを備え、前記圧縮機と、前記凝縮器と、前記ポンプと、前記蒸発器が順次、配管で接続されており、冷媒が前記圧縮機と前記凝縮器と前記蒸発器を循環する圧縮サイクル運転と、冷媒が前記ポンプと前記蒸発器と前記凝縮器を循環するポンプサイクル運転とを切り替えて運転可能な空気調和装置であって、前記配管の構成において、前記蒸発器の出口側に接続されている出口管は、前記圧縮機の吸入側に接続されている吸入配管と、前記圧縮機をバイパスする配管であって、前記圧縮機の吐出側に接続されている吐出管と合流しているバイパス配管とに分岐しており、前記吸入配管の少なくとも一部は、前記出口管が前記吸入配管と前記バイパス配管とに分岐される分岐部よりも上方に位置しているものである。
本発明に係る空気調和装置によると、吸入配管とバイパス配管の分岐部に三方弁を設けずに圧縮サイクル運転とポンプサイクル運転を切り替える構成とした。従って、圧縮サイクル運転時、冷媒の圧力損失を小さく抑えることができる。さらに、吸入配管の少なくとも一部を分岐部よりも上方に位置させている。従って、ポンプサイクル運転時、分岐部に二相冷媒が導かれたとしても、液冷媒が吸入配管へ導かれることが抑制され、圧縮機の吸入側の配管内又は圧縮機の内部に液冷媒が滞留することを抑制できる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機の配管構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る室内機の配管構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る室内機の配管構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る室内機の配管構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る室内機の配管構成の第1の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る室内機の配管構成の第2の変形例を示す図である。
以下に、本発明における空気調和装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面においては各構成部材の大きさ及び形状は実際の装置とは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の冷媒回路図である。空気調和装置1は、制御部2と、室内機10と、室外機20と、ガス冷媒延長配管101と、液冷媒延長配管102を有している。制御部2は、空気調和装置1を全体的に制御する。制御部2は、専用のハードウエアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。尚、CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、又はプロセッサともいう。
ガス冷媒延長配管101及び液冷媒延長配管102は、室内機10と室外機20を接続する冷媒延長配管である。また、空気調和装置1には、室内機10が設置されている室内の温度を検知する不図示の室内温度センサと、外気の温度を検知する不図示の外気温度センサが設けられている。室内温度センサ及び外気温度センサの検知結果は、制御部2に入力される。
室内機10の内部には、圧縮機11と、蒸発器12と、膨張弁13と、逆止弁14と、室内送風機15が収容されている。室外機20の内部には、凝縮器21と、レシーバ22と、過冷却熱交換器23と、ポンプ24と、逆止弁25と、室外送風機26が収容されている。圧縮機11、凝縮器21、レシーバ22、過冷却熱交換器23、ポンプ24、膨張弁13、及び蒸発器12は、順次、配管で接続されており、冷媒回路100を形成している。図1において、細矢印は冷媒回路100における冷媒の流れを示している。尚、本実施の形態1において、室外機20は、室内機10よりも高い位置に設置される。
圧縮機11は、冷媒回路100を流れる冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温高圧の状態にして吐出する。蒸発器12は、例えば、複数の伝熱管と複数のフィンとを有するフィンアンドチューブ型熱交換器により構成される。膨張弁13は、冷媒回路100を流れる冷媒を減圧して膨張させるものである。膨張弁13は、例えば、電子式膨張弁により構成される。凝縮器21は、例えば、複数の伝熱管と複数のフィンとを有するフィンアンドチューブ型熱交換器により構成される。レシーバ22は、余剰冷媒を貯留する容器である。尚、レシーバ22を省略した構成としてもよい。過冷却熱交換器23は、例えば、複数の伝熱管と複数のフィンとを有するフィンアンドチューブ型熱交換器により構成される。
冷媒回路100を形成している配管構造において、室内機10の蒸発器12の出口側に接続された出口管30は、分岐部31で、吸入配管40とバイパス配管50とに分岐している。吸入配管40は、圧縮機11の吸入側に接続されている配管である。バイパス配管50は、圧縮機11をバイパスする配管であり、圧縮機11の吐出側に接続されている吐出管60と、合流部61で合流している。逆止弁14は、バイパス配管50に設けられており、分岐部31から合流部61への冷媒の流れを許容し、合流部61から分岐部31への冷媒の流れを防止する。
冷媒回路100を形成している配管構造において、室外機20の過冷却熱交換器23の出口側に接続された出口管70は、分岐部71で、吸入配管72とバイパス配管73とに分岐している。吸入配管72は、ポンプ24の吸入側に接続されている配管である。バイパス配管73は、ポンプ24をバイパスする配管であり、ポンプ24の出口側に接続されている出口管74と、合流部75で合流している。逆止弁25は、バイパス配管73に設けられており、分岐部71から合流部75への冷媒の流れを許容し、合流部75から分岐部71への冷媒の流れを防止する。
空気調和装置1は、制御部2の制御により、圧縮サイクル運転とポンプサイクル運転とを切り替えて運転可能になっている。制御部2は、上述の不図示の室内温度センサで検知される室内温度が、上述の不図示の外気温度センサで検知される外気温以下のとき、圧縮サイクル運転に切り替える。また、制御部2は、室内温度センサで検知される室内温度が、外気温度センサで検知される外気温より高いとき、ポンプサイクル運転に切り替える。
図2は、本発明の実施の形態1に係る室内機の配管構成を示す図である。図2において、細矢印は室内機10に対する冷媒の流入出の方向を示し、白抜きの太矢印は、室内機10に対する空気の流入出の方向を示している。室内機10において、蒸発器12は斜めに配置されている。圧縮機11は、蒸発器12よりも下方に配置されている。室内送風機15は、室内機10の筐体の下方に設置されている。室内送風機15が作動すると、室内機10が設置されている室内の空気は、吸込口10Aを介して室内機10の筐体内に吸い込まれ、蒸発器12を通り、吹出口10Bを介して室内機10の筐体内から室内へ吹き出される。
配管103は、不図示のバルブを介して、上述の液冷媒延長配管102と接続されている。配管103により、膨張弁13と蒸発器12が順次、接続されている。蒸発器12の出口側に接続されている出口管30は、分岐部31に連通している。出口管30は、蒸発器12から下方に延びており、蒸発器12と分岐部31との間において、1箇所で曲げられている。そして、出口管30は、横方向に延びている部分が接続している分岐部31で、吸入配管40とバイパス配管50に分岐している。
吸入配管40は、第1管41と第2管42とを含んでいる。第1管41は、分岐部31よりも上方に延びている。第2管42は、第1管41と連続しており、第1管41と交差する方向に延びている。本実施の形態1では、第1管41は分岐部31から上方に延びており、第2管42は圧縮機11の吸入側に接続されている。すなわち、本実施の形態1において、分岐部31で分岐している吸入配管40は、1箇所で曲げられて圧縮機11の吸入側に接続されている。換言すると、第1管41及び第2管42は、分岐部31よりも上方に位置し、分岐部31へ二相冷媒が流通した際に、圧縮機11内への液冷媒の流入を抑制する配管トラップ構造を構成している。
バイパス配管50は、吸入配管40の第2管42よりも下方向に位置している。バイパス配管50は、第1横管51と、第1縦管52と、第2横管53と、第2縦管54と、第3横管55とを含んでいる。第1横管51は、分岐部31から横方向に延びている。第1縦管52は第1横管51に連続し、上方向に延びている。第1縦管52は第1横管51に連続している端部と反対側の端部において、第2横管53に連続している。第2横管53は横方向に延びており、第1縦管52と連続している端部と反対側の端部において、第2縦管54に連続している。第2縦管54は下方向に延びており、第2横管53と連続している端部と反対側の端部において、第3横管55に連続している。第3横管55は横方向に延びており、合流部61において、吐出管60と合流している。
吐出管60は、不図示のバルブを介して、上述のガス冷媒延長配管101と接続されている。
逆止弁14は、バイパス配管50の第1縦管52に設けられている。逆止弁14は、例えば球状の弁を有するタイプのものである。第1縦管52において、第1横管51と連続している端部から上方に向かって冷媒が流れるとき、冷媒は、逆止弁14の球状の弁を押し上げて、上方へ流れる。一方、第1縦管52において、第2横管53と連続している端部から下方に向かって冷媒が流れるとき、冷媒が球状の弁を下方向へ向かって押圧することになり、冷媒の下方向への流れが防止される。
図1及び図2を参照しながら、冷房運転における圧縮サイクル運転について説明する。制御部2の制御によりポンプ24が停止し、圧縮機11が作動を開始すると、圧縮サイクル運転に切り替えられる。圧縮サイクル運転において、圧縮機11から吐出した高温高圧のガス冷媒は、ガス冷媒延長配管101を通って室外機20に収容されている凝縮器21へ導かれる。凝縮器21へ導かれたガス冷媒は、室外送風機26により送り込まれる外気と熱交換し、液冷媒となる。凝縮器21から流出する液冷媒は、レシーバ22にて冷媒量が調整される。レシーバ22は、冷媒回路100内に発生する余剰液冷媒を貯留するためのものである。レシーバ22で冷媒量が調整された液冷媒は、過冷却熱交換器23へ導かれる。過冷却熱交換器23へ導かれた液冷媒は、外気と熱交換し凝縮され、過冷却熱交換器23から流出する。上述のように、圧縮サイクル運転時、ポンプ24は停止している。従って、過冷却熱交換器23から流出した液冷媒の大部分は、分岐部71においてバイパス配管73へ導かれ、逆止弁25を通過する。逆止弁25を通過した液冷媒は、液冷媒延長配管102に導かれて室内機10に戻る。
室内機10に戻った液冷媒は、図2に示す配管103に導かれ、膨張弁13にて減圧され、低温低圧の二相冷媒となり、蒸発器12に流入する。蒸発器12において、二相冷媒は、室内送風機15により送り込まれる室内空気と熱交換し、低温低圧のガス冷媒となり、蒸発器12から流出する。蒸発器12から流出したガス冷媒は、出口管30に導かれて分岐部31に到達する。圧縮サイクル運転において、圧縮機11は作動しているため、ガス冷媒はバイパス配管50へは流れず、吸入配管40に導かれて圧縮機11へ吸入される。すなわち、ガス冷媒は第1管41を上昇し、第2管42に導かれて圧縮機11に吸入される。
図1及び図2を参照しながら、冷房運転におけるポンプサイクル運転について説明する。制御部2の制御により圧縮機11が停止し、ポンプ24が作動を開始すると、ポンプサイクル運転に切り替えられる。ポンプサイクル運転において、ポンプ24から吐出された液冷媒は、液冷媒延長配管102により室内機10へ導かれる。
室内機10に導かれた液冷媒は、図2に示す配管103に導かれ、膨張弁13を通過して蒸発器12に流入する。蒸発器12において、液冷媒は、室内送風機15により送り込まれる室内空気と熱交換し、ガス冷媒となる。すなわち、蒸発器12の出口における冷媒の過熱度が0よりも大きくなる。蒸発器12から流出したガス冷媒は、出口管30に導かれ、分岐部31に到達する。ポンプサイクル運転において圧縮機11は停止しているため、分岐部31に到達したガス冷媒に対し、圧縮機11へ吸引する吸引力は作用しない。従って、蒸発器12から流出したガス冷媒の大部分は分岐部31においてバイパス配管50へ導かれる。そして、ガス冷媒は第1横管51から第1縦管52へ流れ、逆止弁14を通過し、第2横管53、第2縦管54、第3横管55を順に流れて、合流部61に到達する。合流部61に到達したガス冷媒は、吐出管60に導かれて、室内機10の外へ流出する。
再び図1を参照すると、室内機10から流出したガス冷媒は、ガス冷媒延長配管101を介して室外機20へ戻る。室外機20に戻ったガス冷媒は、凝縮器21へ導かれる。凝縮器21において、ガス冷媒は、室外送風機26により送り込まれる外気と熱交換し、液冷媒となる。凝縮器21で外気と熱交換した液冷媒は、レシーバ22にて冷媒量が調整される。レシーバ22で冷媒量が調整された液冷媒は、過冷却熱交換器23へ導かれる。過冷却熱交換器23へ導かれた液冷媒は、外気と熱交換し凝縮される。過冷却熱交換器23で凝縮された液冷媒は、ポンプ24へ戻る。
上述のように、本実施の形態1では、室外機20は室内機10よりも高い位置に設置されており、液冷媒延長配管102は、室外機20から室内機10へ向けて下向きに傾斜している。従って、ポンプサイクル運転時、液冷媒の流れに重力を利用することができる。その結果、ポンプ24の動力を低減することができる。尚、室内機10を室外機20よりも高い位置に設置しても、ポンプサイクル運転は可能である。
本実施の形態1の効果について説明する。本実施の形態1では、圧縮サイクル運転とポンプサイクル運転との切り替えに伴う冷媒の流れの制御を、分岐部31の後段の配管構造で実現しているため、三方弁が不要となっている。従って、圧縮サイクル運転時の冷媒の圧力損失を小さく抑えることができ、圧縮機入力を例えば10%低下させることができる。
また、上述のポンプサイクル運転で空気調和装置1が運転しているとき、室内送風機15、ポンプ24、又は室外送風機26等の各アクチュエータの動き、若しくは外乱により、蒸発器12の出口から液冷媒を含む二相冷媒が流出する場合がある。その結果、液冷媒を含む二相冷媒が分岐部31へ導かれる可能性がある。特に、蒸発器12の出口における冷媒の過熱度を小さく設定して運転した場合には、蒸発器12から二相冷媒が流出する可能性が高くなる。
本実施の形態1によれば、吸入配管40の第1管41は分岐部31から上方に延びており、吸入配管40は上述の配管トラップ構造を有している。従って、分岐部31に二相冷媒が導かれたとしても、ガス冷媒より密度の大きい液冷媒が第1管41を上昇し、第2管42を経て圧縮機11へ流れ込むことが抑制される。その結果、圧縮機11の吸入側の配管内又は圧縮機11の内部に液冷媒に流れ込み滞留してしまう、いわゆる寝込みを抑制することができる。
さらに、バイパス配管50は、圧縮機11の吸入側に接続している吸入配管40の第2管42よりも下方に位置している。従って、上述のように分岐部31に二相冷媒が導かれたとしても、液冷媒は、バイパス配管50側に流れやすく、圧縮機11に流入しにくくなっている。従って、圧縮機11の液冷媒の寝込みをより効果的に抑制することができる。
さらに、本実施の形態1では、ポンプサイクル運転時に二相冷媒が分岐部31に到達しても、液冷媒が圧縮機11の内部に流れ込むことが抑制されるため、蒸発器12の出口の冷媒過熱度を小さく設定して運転することができる。その結果、冷媒循環量を増やすことができ、冷房能力を例えば2%上昇させることができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る室内機の配管構成を示す図である。図3において、実施の形態1の室内機10に収容されている部材と同様の部材には同一の符号が付されている。図3を参照しながら、本実施の形態2の室内機210における配管構造について説明する。室内機210においても、室内送風機15は、室内機210の筐体の下方に設置されている。室内送風機15により、室内機210が設置されている室内の空気は、吸込口210Aを介して室内機210の筐体内に吸い込まれ、蒸発器12を通り、吹出口210Bを介して室内機210の筐体内から室内へ吹き出される。室内機210において、出口管230は、蒸発器12から横方向に延びており、蒸発器12と分岐部31との間において、3箇所で曲げられている。そして、出口管230は、上方向に延びている部分が接続している分岐部31で、吸入配管240とバイパス配管250に分岐している。
吸入配管240は、第1管241と、第2管242と、第3管243と、横管244とを含んでいる。第1管241は、分岐部31よりも上方に延びている。第2管242は、第1管241と連続しており、第1管241と交差する方向に延びている。第3管243は、第2管242と連続し、下方向に延びている。横管244は横方向に延びており、圧縮機11の吸入側に接続されている。第3管243は横管244を介して圧縮機11の吸入側と連通している。本実施の形態2では、第1管241、第2管242、及び第3管243により、吸入配管240において配管トラップ構造が形成されている。
バイパス配管250は、第1縦管251と、第1横管252と、第2縦管253と、第2横管254とを含んでいる。第1縦管251は、分岐部31から上方向に延びている。第1横管252は第1縦管251に連続し、横方向に延びている。第2縦管253は、第1横管252に連続している端部と反対側の端部において、第2横管254に連続している。第2横管254は横方向に延びており、合流部61において吐出管60と合流している。逆止弁14は、バイパス配管50の第1縦管251に設けられている。バイパス配管250は、吸入配管240の第2管242よりも下方に位置している。
室内機210の形状、若しくは室内機210内のスペースの制約により、吸入配管240とバイパス配管250が共に上方向に延びるよう、配管が構成される場合がある。この場合も、本実施の形態2のように、分岐部31に三方弁を設けず、バイパス配管250を吸入配管240の第2管242より下方に配置することにより、実施の形態1の上述の効果と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3に係る室内機の配管構成を示す図である。図4において、実施の形態1の室内機10及び実施の形態2の室内機210に収容されている部材と同様の部材には同一の符号が付されている。室内機310においても、室内送風機15は、室内機310の筐体の下方に設置されている。室内送風機15により、室内機310が設置されている室内の空気は、吸込口310Aを介して室内機310の筐体内に吸い込まれ、蒸発器12を通り、吹出口310Bを介して室内機310の筐体内から室内へ吹き出される。図4を参照しながら、本実施の形態3の室内機310における配管構造について説明する。室内機310において、出口管330は蒸発器12から下方向に延びており、一度も曲がることなく、分岐部31において、吸入配管340とバイパス配管350に分岐している。
吸入配管340は、第4管341と、第1管342と、第2管343と、第3管344と、横管345とを含んでいる。第4管341は、分岐部31から下方向に向かって斜めに延びている。第1管342は第4管341と連続しており、第4管341を介して分岐部31と連通している。第1管342は、分岐部31よりも上方に延びている。第1管342は、第4管341と連続している端部と反対側の端部において、第2管343と連続している。第2管343は第1管342と交差する方向に延びており、第1管342と連続している端部と反対側の端部において、第3管344と連続している。第3管344は、下方に延びており、第2管343と連続している端部と反対側の端部において、横管345と連続している。横管345は横方向に延びており、圧縮機11の吸入側に接続されている。第3管344は横管345を介して圧縮機11の吸入側と連通している。
バイパス配管350は、第1縦管351と、第1横管352と、第2縦管353と、第2横管354と、第3縦管355と、第3横管356とを含んでいる。第1縦管351は、分岐部31から下方向に延びている。第1縦管351は第1横管352と連続している。第1横管352は横方向に延びており、第1横管352と連続している端部と反対側の端部において、第2縦管353と連続している。第2縦管353は上方向に延びており、第1横管352と連続している端部と反対側の端部において、第2横管354と連続している。第2横管354は横方向に延びており、第2縦管353と連続している端部と反対側の端部において第3縦管355と連続している。第3縦管355は下方向に延びており、第2横管354と連続している端部と反対側の端部において第3横管356と連続している。第3横管356は横方向に延びており、合流部61において吐出管60と合流している。逆止弁14は、バイパス配管350の第2縦管353に設けられている。バイパス配管350は、吸入配管340の第2管343よりも下方に位置している。バイパス配管350は、分岐部31よりも下方に位置している。
本実施の形態3においても、分岐部31に三方弁を設けず、バイパス配管350を吸入配管340の第2管343より下方に配置することにより、実施の形態1の上述の効果と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態3では、吸入配管340において、第1管342と分岐部31の間に、下方向へ斜めに延びる第4管341が設けられている。従って、第1管342の上下方向の長さをより長く設定することができる。その結果、ポンプサイクル運転時に二相冷媒が分岐部31に流れてきた場合、液冷媒が第1管342を上昇し、第2管343以降に導かれることをより効果的に防止することができる。すなわち、液冷媒の圧縮機11の内部への流入及び滞留をより効果的に抑制することができる。
実施の形態4.
図5は、本発明の実施の形態4に係る室内機の配管構成を示す図である。図5において、実施の形態1の室内機10、実施の形態2の室内機210、及び実施の形態3の室内機310に収容されている部材と同様の部材には同一の符号が付されている。室内機410においても、室内送風機15は、室内機410の筐体の下方に設置されている。室内送風機15により、室内機410が設置されている室内の空気は、吸込口410Aを介して室内機410の筐体内に吸い込まれ、蒸発器12を通り、吹出口410Bを介して室内機410の筐体内から室内へ吹き出される。図5を参照しながら、本実施の形態4の室内機410における配管構造について説明する。室内機410において、出口管430は、蒸発器12から横方向に延びており、蒸発器12と分岐部31との間において、2箇所で曲げられている。そして、出口管430は、横方向に延びている部分が接続している分岐部31で、吸入配管440とバイパス配管450に分岐している。
吸入配管440は、第1管441と、第2管442と、第3管443と、横管444とを含んでいる。第1管441は、分岐部31から上方向に延びている。第1管441は第2管442と連続している。第2管442は第1管441と交差する方向に延びており、第1管441と連続している端部と反対側の端部で第3管443と連続している。第3管443は下方向に延びており、第2管442と連続している端部と反対側の端部で横管444と連続している。横管444は横方向に延びており、圧縮機11の吸入側に接続されている。第3管443は横管444を介して圧縮機11の吸入側と連通している。
バイパス配管450は、第1横管451と、下降管452と、第2横管453とを含んでいる。第1横管451は、分岐部31から横方向に延びている。第1横管451は下降管452と連続している。下降管452は下方向に延びており、第1横管451と連続している端部と反対側の端部において、第2横管453と連続している。第2横管453は横方向に延びており、合流部61において吐出管60と合流している。バイパス配管450の下降管452には、逆止弁16が設けられている。逆止弁16には、例えば、板状の弁を蝶番で支持したものが用いられる。逆止弁16は、下降管452において、第1横管451と連続する端部から下方に向かって冷媒が流れるとき、冷媒が下方へ流れ、第2横管453と連続する端部から上方に向かって冷媒が流れるとき、冷媒の上方向への流れが防止されるよう、構成されている。バイパス配管450は、吸入配管440の第2管442よりも下方に位置している。さらに、バイパス配管450は、全体が分岐部31より下方に位置している。
本実施の形態4においても、分岐部31に三方弁を設けず、バイパス配管450を吸入配管440の第2管442より下方に配置することにより、実施の形態1の上述の効果と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態4によれば、バイパス配管450は、分岐部31よりも下方に位置しているため、ポンプサイクル運転時、二相冷媒が分岐部31に流れてきたとしても、液冷媒がバイパス配管450の方に流れやすくなっている。従って、液冷媒が第1管441を上昇し、第2管442以降に導かれることをより効果的に抑制することができる。すなわち、液冷媒の圧縮機11の内部への流入及び滞留をより効果的に抑制することができる。
図6は、本発明の実施の形態4に係る室内機の配管構成の第1の変形例を示す図である。図6において、実施の形態1の室内機10、実施の形態2の室内機210、実施の形態3の室内機310、及び実施の形態4の室内機410に収容されている部材と同様の部材には同一の符号が付されている。室内送風機15により、室内機510が設置されている室内の空気は、吸込口510Aを介して室内機510の筐体内に吸い込まれ、蒸発器12を通り、吹出口510Bを介して室内機510の筐体内から室内へ吹き出される。室内機510において、出口管530は、蒸発器12から横方向に延びており、蒸発器12と分岐部31との間で曲がること無く、分岐部31で吸入配管540とバイパス配管550に分岐している。出口管530は、例えば水平方向に延びている。
吸入配管540は、横管541と、第1管542と、第2管543と、第3管544と、横管545とを含んでいる。横管541は、分岐部31から横方向に延びている。横管541は第1管542と連続している。第1管542は横管541を介して分岐部31に連通しており、上方向に延びている。すなわち、第1管542は分岐部31よりも上方に延びている。第1管542は第2管543と連続している。第2管543は第1管542と交差する方向に延びており、第1管542と連続している端部と反対側の端部において第3管544と連続している。第3管544は下方向に延びており、第2管543と連続している端部と反対側の端部において横管545と連続している。横管545は横方向に延びており、圧縮機11の吸入側に接続されている。第3管544は横管545を介して圧縮機11の吸入側と連通している。
バイパス配管550は、第1縦管551と、第1横管552と、第2縦管553と、第2横管554と、第3縦管555と、第3横管556とを含んでいる。第1縦管551は、分岐部31から下方に延びる、下降管である。第1縦管551は第1横管552と連続している。第1横管552は横方向に延びており、第1縦管551と連続している端部と反対側の端部において、第2縦管553と連続している。第2縦管553は上方向に延びており、第1横管552と連続している端部と反対側の端部において、第2横管554と連続している。第2横管554は横方向に延びており、第2縦管553と連続している端部と反対側の端部において、第3縦管555と連続している。第3縦管555は下方向に延びており、第2横管554と連続している端部と反対側の端部において、第3横管556と連続している。第3横管556は横方向に延びており、合流部61において吐出管60と合流している。逆止弁14は、バイパス配管550の第2縦管553に設けられている。バイパス配管550は、吸入配管540の第2管543よりも下方に位置している。バイパス配管550は、全体が分岐部31より下方に位置している。
本第1の変形例においても、バイパス配管550は、分岐部31よりも下方に位置しているため、図5に示す実施の形態4の配管構造と同様の効果を得ることができる。
図7は、本発明の実施の形態4に係る室内機の配管構成の第2の変形例を示す図である。図7において、実施の形態4の第1の変形例と同様の部材には同一の符号が付されている。室内送風機15により、室内機610が設置されている室内の空気は、吸込口610Aを介して室内機610の筐体内に吸い込まれ、蒸発器12を通り、吹出口610Bを介して室内機610の筐体内から室内へ吹き出される。本第2の変形例の吸入配管640は、第1管642と、第2管643と、第3管644と、横管645とを含んでいる。第1管642は第1の変形例の第1管542に相当し、第2管643は第1の変形例の第2管543に相当し、第3管644は第1の変形例の第3管544に相当し、横管645は第1の変形例の横管545に相当する。本第2の変形例と第1の変形例との相違点は、第1管642が分岐部31から上方向に延びている点である。すなわち、分岐部31において、吸入配管640の第1管642とバイパス配管550の第1縦管551が上下に分岐している点が、第1の変形例との相違点である。その他の構成は、第1の変形例と同様である。
本第2の変形例においては、分岐部31において、吸入配管640の第1管642とバイパス配管550の第1縦管551が上下に分岐しており、ポンプサイクル運転時、二相冷媒が分岐部31に流れてきた場合の液冷媒とガス冷媒の分離がより効果的に行われる。従って、ポンプサイクル運転時、二相冷媒が分岐部31に流れてきたとしても、液冷媒が第1管642に流れ込むことが、より効果的に抑制され、液冷媒の圧縮機11の内部への流入及び滞留を、より効果的に抑制することができる。
1 空気調和装置、2 制御部、10 室内機、10A 吸込口、10B 吹出口、11 圧縮機、12 蒸発器、13 膨張弁、14 逆止弁、15 室内送風機、16 逆止弁、20 室外機、21 凝縮器、22 レシーバ、23 過冷却熱交換器、24 ポンプ、25 逆止弁、26 室外送風機、30 出口管、31 分岐部、40 吸入配管、41 第1管、42 第2管、50 バイパス配管、51 第1横管、52 第1縦管、53 第2横管、54 第2縦管、55 第3横管、60 吐出管、61 合流部、70 出口管、71 分岐部、72 吸入配管、73 バイパス配管、74 出口管、75 合流部、100 冷媒回路、101 ガス冷媒延長配管、102 液冷媒延長配管、103 配管、210 室内機、210A 吸込口、210B 吹出口、230 出口管、240 吸入配管、241 第1管、242 第2管、243 第3管、244 横管、250 バイパス配管、251 第1縦管、252 第1横管、253 第2縦管、254 第2横管、310 室内機、310A 吸込口、310B 吹出口、330 出口管、340 吸入配管、341 第4管、342 第1管、343 第2管、344 第3管、345 横管、350 バイパス配管、351 第1縦管、352 第1横管、353 第2縦管、354 第2横管、355 第3縦管、356 第3横管、410 室内機、430 出口管、440 吸入配管、441 第1管、442 第2管、443 第3管、444 横管、450 バイパス配管、451 第1横管、452 下降管、453 第2横管、510 室内機、530 出口管、540 吸入配管、541 横管、542 第1管、543 第2管、544 第3管、545 横管、550 バイパス配管、551 第1縦管、552 第1横管、553 第2縦管、554 第2横管、555 第3縦管、556 第3横管、610 室内機、610A 吸込口、610B 吹出口、640 吸入配管、642 第1配管。
本発明に係る空気調和装置は、圧縮機と、蒸発器と、凝縮器と、ポンプとを備え、前記圧縮機と、前記凝縮器と、前記ポンプと、前記蒸発器が順次、配管で接続されており、冷媒が前記圧縮機と前記凝縮器と前記蒸発器を循環する圧縮サイクル運転と、冷媒が前記ポンプと前記蒸発器と前記凝縮器を循環するポンプサイクル運転とを切り替えて運転可能な空気調和装置であって、前記配管の構成において、前記蒸発器の出口側に接続されている出口管は、前記圧縮機の吸入側に接続されている吸入配管と、前記圧縮機をバイパスする配管であって、前記圧縮機の吐出側に接続されている吐出管と合流しているバイパス配管とに分岐しており、前記吸入配管の少なくとも一部は、前記出口管が前記吸入配管と前記バイパス配管とに分岐される分岐部よりも上方に位置し、前記バイパス配管は、前記分岐部と連通し上方向に延びる縦管を有しており、前記縦管には、前記分岐部から前記バイパス配管が前記吐出管と合流している合流部への冷媒の流れを許容し、前記合流部から前記分岐部への冷媒の流れを防止する逆止弁が設けられているものである。

Claims (11)

  1. 圧縮機と、蒸発器と、凝縮器と、ポンプとを備え、前記圧縮機と、前記凝縮器と、前記ポンプと、前記蒸発器が順次、配管で接続されており、冷媒が前記圧縮機と前記凝縮器と前記蒸発器を循環する圧縮サイクル運転と、冷媒が前記ポンプと前記蒸発器と前記凝縮器を循環するポンプサイクル運転とを切り替えて運転可能な空気調和装置であって、
    前記配管の構成において、前記蒸発器の出口側に接続されている出口管は、前記圧縮機の吸入側に接続されている吸入配管と、前記圧縮機をバイパスする配管であって、前記圧縮機の吐出側に接続されている吐出管と合流しているバイパス配管とに分岐しており、
    前記吸入配管の少なくとも一部は、前記出口管が前記吸入配管と前記バイパス配管とに分岐される分岐部よりも上方に位置している空気調和装置。
  2. 前記吸入配管は、
    前記分岐部と連通し、前記分岐部よりも上方に延びる第1管と、
    前記第1管と連続し、前記第1管と交差する方向に延びる第2管とを含む請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記第1管は前記分岐部から上方に延びている請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記第2管は前記圧縮機の前記吸入側に接続されている請求項2又は3に記載の空気調和装置。
  5. 前記吸入配管は、前記第2管と連続し、下方向に延び、前記圧縮機の前記吸入側と連通している第3管を含む請求項2に記載の空気調和装置。
  6. 前記吸入配管は、前記分岐部から下方に延び、前記第1管と連続する第4管を含む請求項2に記載の空気調和装置。
  7. 前記バイパス配管は、前記第2管よりも下方に位置している請求項2〜6のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  8. 前記バイパス配管は、前記分岐部よりも下方に位置している請求項7に記載の空気調和装置。
  9. 前記バイパス配管は、前記分岐部と連通し、下方向へ延びている下降管を含む請求項8に記載の空気調和装置。
  10. 前記下降管は前記分岐部から下方向へ延びている請求項9に記載の空気調和装置。
  11. 前記バイパス配管には、前記分岐部から前記バイパス配管が前記吐出管と合流している合流部への冷媒の流れを許容し、前記合流部から前記分岐部への冷媒の流れを防止する逆止弁が設けられている請求項1〜10のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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