JPWO2019116892A1 - 室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物及びその硬化物並びに物品 - Google Patents
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Abstract
Description
1.
下記(A)、(B)、(C)及び(D)成分を含有する室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
(A)下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン、
HO(SiR1 2O)nH (1)
(式中、R1は炭素数1〜10の非置換又は置換1価炭化水素基であり、R1は互いに同一であっても異種の基であってもよい。nは10以上の整数である。)
(B)下記一般式(2)で示される加水分解性有機ケイ素化合物及び/又はその部分加水分解物:(A)成分100質量部に対して0.01〜30質量部、
(C)硬化触媒:(A)成分100質量部に対して0.001〜10質量部、
(D)下記(D−a)、(D−b)及び(D−c)成分の均質混合物を含む耐熱助剤:(A)成分100質量部に対して0.1〜12質量部。
(D−a)25℃における粘度が10〜10,000mPa・sであるオルガノポリシロキサン、
(D−b)下記一般式(3):
(R4COO)fM1 (3)
(式中、R4は同一又は異種の1価炭化水素基であり、M1はセリウム又はセリウムを主成分とする希土類元素混合物であり、fは3又は4である。)
で示されるセリウムのカルボン酸塩:セリウム量が上記(D−a)成分100質量部に対して0.05〜5質量部となる量、
(D−c)下記一般式(4):
(R5O)4Ti (4)
(式中、R5は同一又は異種の1価炭化水素基である。)
で表されるチタン化合物及び/又はその部分加水分解縮合物:チタンの質量が上記(D−b)成分のセリウムの質量に対して0.01〜5倍となる量、
2.
(C)成分が、2価の脂肪酸スズ化合物及び/又はアミン系の触媒である1記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
3.
(C)成分が二環式グアニジン型有機塩基である1記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
4.
更に、(E)成分として、下記一般式(5)で示されるオルガノポリシロキサン:(A)成分100質量部に対して0.1〜300質量部
を含有する1〜3のいずれかに記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
5.
更に、(F)充填剤:(A)成分100質量部に対して0.1〜10質量部を含有する1〜4のいずれかに記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
6.
更に、(G)接着促進剤:(A)成分100質量部に対して0.1〜30質量部を含有する1〜5のいずれかに記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
7.
1〜6のいずれかに記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物の硬化物からなる、JIS K2220で規定される針入度が10〜150であるシリコーンゲル硬化物。
8.
7に記載のシリコーンゲル硬化物層を有する物品。
(A)成分は、下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサンである。
HO(SiR1 2O)nH (1)
また、重合度(又は分子量)は、例えば、トルエン等を展開溶媒としてゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)分析におけるポリスチレン換算の数平均重合度(又は数平均分子量)等として測定することができる(以下、同じ)。
(B)成分である下記一般式(2)で示される、同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基(アルコキシシリル−エテニレン基)を有する加水分解性有機ケイ素化合物(即ち、ビス(アルコキシシリルエテニレン)置換オルガノシラン化合物)及び/又はその部分加水分解物は、本発明の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物において硬化剤(架橋剤)として作用する成分であり、組成物の速硬化性に寄与し、かつ得られたシリコーンゲル硬化物は耐熱性に優れるものとなる。
<同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基を有する加水分解性有機ケイ素化合物の製造>
(B)成分の同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基(アルコキシシリル−エテニレン基)を有する加水分解性有機ケイ素化合物は、例えば、同一ケイ素原子上にエチニル基を2つ有するシランと、2つのアルコキシヒドロシランをヒドロシリル化反応による付加反応で容易に製造することができる。この反応式は、例えば下記反応式[1]で表される。
(C)成分の硬化触媒は、前述した(A)成分と(B)成分との(加水分解)縮合反応、及び本発明の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物と空気中の水分との加水分解縮合反応を促進させるために使用され、一般的に硬化触媒と呼ばれるものである。これはすでに公知である大気中の湿気存在下で硬化する室温硬化性シリコーンゴム組成物に通常使用されている硬化触媒を使用することができる。
また、(C)成分は1種でも2種以上混合して使用してもよい。
(D)成分は、下記(D−a)、(D−b)及び(D−c)成分を、加熱下に、好ましくは150℃以上の温度で熱処理して得られた均質混合物を含む耐熱助剤である。
また、これらの各種オルガノポリシロキサンの混合物であってもよい。
(R4COO)fM1 (3)
(式中、R4は同一又は異種の1価炭化水素基であり、M1はセリウム又はセリウムを主成分とする希土類元素混合物であり、fは3又は4である。)
M1はセリウム又はセリウムを主成分とする希土類元素混合物であり、セリウムを主成分とする希土類元素混合物としては、51質量%以上、好ましくは70質量%以上、より好ましくは80質量%以上のセリウムと、49質量%以下、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下のセリウム以外の希土類元素(例えば、鉄、ニッケル、ニオブ等)との混合物(合計で100質量%)などが挙げられる。
(R5O)4Ti (4)
(式中、R5は同一又は異種の1価炭化水素基である。)
(E)成分のオルガノポリシロキサンは、必要に応じて配合できる任意成分であり、下記一般式(5)で示されるものであり、分子中に縮合反応に関与する官能性基を含有しない(即ち、組成物の縮合硬化反応に関与しない)直鎖状のジオルガノポリシロキサン(いわゆる無官能シリコーンオイル)である。
(F)成分は充填剤(無機質充填剤及び/又は有機樹脂充填剤)であり、必要に応じて配合できる任意成分であり、本発明の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物から形成される硬化物に十分な機械的強度を与えるために使用される。この充填剤としては公知のものを使用することができ、例えば、微粉末シリカ、煙霧質シリカ、沈降性シリカ、これらのシリカ表面を有機ケイ素化合物で疎水化処理したシリカ、ガラスビーズ、ガラスバルーン、透明樹脂ビーズ、シリカエアロゲル、珪藻土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、煙霧状金属酸化物などの金属酸化物、湿式シリカあるいはこれらの表面をシラン処理したもの、石英粉末、カーボンブラック、タルク、ゼオライト及びベントナイト等の補強剤、アスベスト、ガラス繊維、炭素繊維、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛などの金属炭酸塩、アスベスト、ガラスウール、微粉マイカ、溶融シリカ粉末、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンなどの合成樹脂粉末等が使用される。これらの充填剤のうち、シリカ、炭酸カルシウム、ゼオライトなどの無機質充填剤が好ましく、特に表面を疎水化処理した煙霧質シリカ、炭酸カルシウムが好ましい。
(G)成分は接着促進剤であり、必要に応じて配合できる任意成分であり、本発明の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物から形成される硬化物に十分な接着性を与えるために使用される。接着促進剤としては、官能性基含有加水分解性シラン等のシランカップリング剤などの公知のものが好適に使用され、ビニルシランカップリング剤、(メタ)アクリルシランカップリング剤、エポキシシランカップリング剤、アミノシランカップリング剤、メルカプトシランカップリング剤などが例示され、具体的には、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−2−(アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、イソシアネートシラン等が例示される。
これらの中でも、特にγ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−2−(アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン等のアミノシラン類、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等のエポキシシラン類、イソシアネートシランが好ましい。
本発明の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物には、上記(A)〜(G)成分以外にも、本発明の目的を損なわない範囲で任意成分を配合することができる。この任意成分としては、例えば、難燃性付与剤、チクソ性付与剤、顔料、染料等が挙げられる。
本発明の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物は、上記必須成分の(A)〜(D)成分(任意成分が配合される場合には、任意成分も含む)を常法に準じて混合することにより調製することができる。その際に、混合される成分を必要に応じて2パート又はそれ以上のパートに分割して混合してもよく、例えば、(A)成分の一部及び(C)、(D)成分からなるパートと、(A)成分の残部及び(B)成分からなるパートとに分割して混合することも可能である。
その後、本発明の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物を室温もしくは用途に応じた温度条件下で硬化させることによりシリコーンゲル硬化物が得られる。
なお、針入度及び耐熱性試験の評価方法は、下記に示す通りである。
各実施例、比較例にて得られた硬化物の針入度を、離合社製自動針入度計RPM−101を用い、JIS K2220で規定される1/4コーンにて測定した。
250℃に加熱した乾燥機に各実施例、比較例にて得られた硬化物を入れ、1,000時間経過後に、上記と同様の方法により針入度を測定した。耐熱性試験前後で針入度変化率({(耐熱性試験後の針入度−耐熱性試験前の針入度)/耐熱性試験前の針入度}×100)が±50%以内であるものを合格と判定した。
[合成例1]
<同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基を有する加水分解性有機ケイ素化合物の合成−[ビス(トリメトキシシリル−ビニレン)ジメチルシラン]>
機械撹拌機、温度計及び滴下ロートを備えた500mLの四つ口セパラブルフラスコに、ジエチニルジメチルシラン35.0g(0.323mol)、塩化白金酸(H2PtCl6・6H2O)の0.5%トルエン溶液0.10g、及びトルエン50mLを入れ、トリメトキシシラン83.01g(0.678mol)を滴下した。その後、85℃で6時間撹拌後、蒸留して下記に示すケイ素化合物[ビス(トリメトキシシリル−ビニレン)ジメチルシラン]を106.2g(収率90%)得た。そして、このケイ素化合物の1H−NMRチャートを調べ、確かに目的物であるビス(トリメトキシシリル−ビニレン)ジメチルシランであることを確認した(trans:cis=8:1)。この反応を下記反応式[3]に示す。
1H−NMR(400MHz,C6D6,δ(ppm)):0.00(s,6H),3.36(s,18H),6.47(d,2H),7.10(d,2H)
<同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基を有する加水分解性有機ケイ素化合物の合成−[ビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシラン]>
機械撹拌機、温度計及び滴下ロートを備えた500mLの四つ口セパラブルフラスコに、ジエチニルジメチルシラン16.3g(0.151mol)、塩化白金酸(H2PtCl6・6H2O)の0.5%トルエン溶液0.10g、及びトルエン50mLを入れ、ジメトキシメチルシラン33.4g(0.315mol)を滴下した。その後、85℃で6時間撹拌後、蒸留して下記に示すケイ素化合物[ビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシラン]を42.5g(収率88%)得た。そして、このケイ素化合物の1H−NMRチャートを調べ、確かに目的物である[ビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシラン]であることを確認した(trans:cis=9:1)。この反応を下記反応式[4]に示す。
1H−NMR(400MHz,C6D6,δ(ppm)):0.00(s,12H),3.32(s,12H),6.30(d,2H),6.65(d,2H)
[合成例3]
<耐熱助剤1の合成>
粘度が100mPa・sの両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100質量部に、セリウムを主成分とする2−エチルヘキサン酸塩のターペン溶液(希土類元素含有量6%)10質量部(セリウム量として0.55質量部)と、テトラn−ブチルチタネート2.1質量部(チタン質量が前記2−エチルヘキサン酸塩のターペン溶液中のセリウム質量の0.3倍)を予め混合したものを十分撹拌しながら添加したところ、黄白色の分散液が得られた。これに窒素ガスを少量流通させながら、250℃に加熱してターペンを流出させ、次いで300℃で1時間加熱したところ、濃赤褐色でほぼ透明な耐熱助剤1を得た。
<耐熱助剤2の合成>
粘度が700mPa・sの両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン・ジフェニルポリシロキサン共重合体100質量部に、2−エチルヘキサン酸塩鉄(III)溶液(鉄元素含有量8%)2質量部を添加したところ、褐色の分散液が得られた。これに空気を少量流通させながら、230℃で8時間加熱したところ、濃赤褐色で透明なシリコーンオイル(鉄含有量1,600ppm)が得られた。
粘度700mPa・sの分子鎖両末端が水酸基(シラノール基)で封鎖されたジメチルポリシロキサンを50質量部、粘度1,000mPa・sの分子鎖両末端がメチル基で封鎖されたジメチルポリシロキサンを50質量部、上記合成例2で得たビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシランを1.05質量部、上記合成例3で得た耐熱助剤1を2.0質量部、及び7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エンを0.10質量部加え、湿気遮断下で均一になるまで混合して組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度25の淡黄色微濁硬化物を得た。
粘度700mPa・sの分子鎖両末端が水酸基(シラノール基)で封鎖されたジメチルポリシロキサンを40質量部、粘度1,000mPa・sの分子鎖両末端がメチル基で封鎖されたジメチルポリシロキサンを60質量部、上記合成例2で得たビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシランを0.84質量部、上記合成例3で得た耐熱助剤1を1.0質量部、及び7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エンを0.10質量部加え、湿気遮断下で均一になるまで混合して組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度50の淡黄色微濁硬化物を得た。
粘度700mPa・sの分子鎖両末端が水酸基(シラノール基)で封鎖されたジメチルポリシロキサンを30質量部、粘度1,000mPa・sの分子鎖両末端がメチル基で封鎖されたジメチルポリシロキサンを70質量部、上記合成例1で得たビス(トリメトキシシリル−ビニレン)ジメチルシランを0.70質量部、上記合成例3で得た耐熱助剤1を2.0質量部、及び7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エンを0.10質量部加え、湿気遮断下で均一になるまで混合して組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度30の淡黄色微濁硬化物を得た。
実施例1において、上記合成例3で得た耐熱助剤1を用いない以外は同様にして、組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度25の淡黄色微濁硬化物を得た。
実施例1において、上記合成例3で得た耐熱助剤1の代わりに上記比較合成例1で得た耐熱助剤2を2.0質量部用いた以外は同様にして、組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度25の淡黄色微濁硬化物を得た。
実施例1において、上記合成例3で得た耐熱助剤1の代わりに、従来からシリコーンゲルの耐熱助剤として常用されている2−エチルヘキサン酸ニッケルを0.1質量部用いた以外は同様にして、組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度30の淡黄色微濁硬化物を得た。
実施例1において、上記合成例3で得た耐熱助剤1の代わりに、従来からシリコーンゲルの耐熱助剤として常用されている2−エチルヘキサン酸ニオブを0.1質量部用いた以外は同様にして、組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度30の淡黄色微濁硬化物を得た。
粘度が1,000mPa・sの両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンを100質量部、粘度が100mPa・sの両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンを50質量部、下記平均組成式(6):
実施例1において、上記合成例2で得たビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシランの代わりにビニルトリメトキシシランを1.0質量部用いた以外は同様にして、組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度23の淡黄色微濁硬化物を得た。
実施例1において、上記合成例2で得たビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシランの代わりにメチルトリメトキシシランを1.0質量部用いた以外は同様にして、組成物を調製した。その後、ガラスシャーレに移して50℃にて約14日間硬化し、針入度50の淡黄色微濁硬化物を得た。
実施例1〜3の組成物は、本発明の要件を満たすものであり、得られた硬化物は、250℃の長期加熱下でも針入度の変化率が±50%の範囲内であるため、高温においても硬さ変化が少ないシリコーンゲルであることが分かる。
これに対し、比較例1〜4の組成物は、いずれも(D)成分の耐熱助剤を含んでいない。詳細に述べると、比較例1においては、耐熱助剤が未添加であるため、得られた硬化物は250℃の加熱条件により硬化劣化(クリープハードニング)し、針入度が1と硬くなっている。比較例2では、鉄カルボン酸を含有するシリコーン分散耐熱助剤を添加し改善を試みるが、この耐熱助剤では硬化反応の進行が阻害されるため、比較例1と同様に、得られた硬化物は250℃の耐熱条件により硬化劣化(クリープハードニング)し、針入度が1と硬くなっている。また、比較例3、4においては、ニッケル又はニオブを含有する耐熱助剤を添加し改善を試みるが、こちらは250℃の条件において得られた硬化物中のシロキサン骨格がクラッキングしてしまい、針入度が上昇し、針入度の変化率が±50%の範囲を逸脱してしまっている。
比較例5においては、付加硬化型のシリコーンゲル組成物に(D)成分の耐熱助剤を添加した組成物である。得られた硬化物は250℃という高温で硬化劣化(クリープハードニング)してしまい、針入度が1と硬くなっていることがわかる。この結果から、縮合硬化型のシリコーンゲル組成物への(D)成分の添加が非常に有効であることがいえる。
また、比較例6、7の組成物は、いずれも(B)成分である同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基を有する加水分解性有機ケイ素化合物及び/又はその部分加水分解物を使用していない。詳細に述べると、比較例6においては、(B)成分の有機ケイ素化合物の代わりにビニルトリメトキシシランを用いている。250℃×1,000時間後の針入度は測定範囲内であったが、針入度の変化率が±50%の範囲を逸脱してしまっているため、本発明の組成物よりも耐熱性試験後の針入度変化が大きいシリコーンゲル硬化物であるといえる。比較例7においては、(B)成分の有機ケイ素化合物の代わりにメチルトリメトキシシランを使用している。こちらは初期硬化状態が完全でないため、初期の針入度が大きく、さらに250℃の加熱により脱水縮合が進行し、針入度が10と硬くなったものと推定する。
上記の結果から、本発明の有効性が確認できる。
<同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基を有する加水分解性有機ケイ素化合物の製造>
(B)成分の同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基(アルコキシシリル−エテニレン基)を有する加水分解性有機ケイ素化合物は、例えば、同一ケイ素原子上にエチニル基を2つ有するシランと、2つのアルコキシヒドロシランをヒドロシリル化反応による付加反応で容易に製造することができる。この反応式は、例えば下記反応式[1]で表される。
(G)成分は接着促進剤であり、必要に応じて配合できる任意成分であり、本発明の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物から形成される硬化物に十分な接着性を与えるために使用される。接着促進剤としては、官能性基含有加水分解性シラン等のシランカップリング剤などの公知のものが好適に使用され、ビニルシランカップリング剤、(メタ)アクリルシランカップリング剤、エポキシシランカップリング剤、アミノシランカップリング剤、メルカプトシランカップリング剤などが例示され、具体的には、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、イソシアネートシラン等が例示される。
これらの中でも、特にγ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン等のアミノシラン類、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等のエポキシシラン類、イソシアネートシランが好ましい。
[合成例1]
<同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基を有する加水分解性有機ケイ素化合物の合成−[ビス(トリメトキシシリル−ビニレン)ジメチルシラン]>
機械撹拌機、温度計及び滴下ロートを備えた500mLの四つ口セパラブルフラスコに、ジエチニルジメチルシラン35.0g(0.323mol)、塩化白金酸(H2PtCl6・6H2O)の0.5%トルエン溶液0.10g、及びトルエン50mLを入れ、トリメトキシシラン83.01g(0.678mol)を滴下した。その後、85℃で6時間撹拌後、蒸留して下記に示すケイ素化合物[ビス(トリメトキシシリル−ビニレン)ジメチルシラン]を106.2g(収率90%)得た。そして、このケイ素化合物の1H−NMRチャートを調べ、確かに目的物であるビス(トリメトキシシリル−ビニレン)ジメチルシランであることを確認した(trans:cis=8:1)。この反応を下記反応式[3]に示す。
1H−NMR(400MHz,C6D6,δ(ppm)):0.00(s,6H),3.36(s,18H),6.47(d,2H),7.10(d,2H)
<同一ケイ素原子上に2つのアルコキシシリル−ビニレン基を有する加水分解性有機ケイ素化合物の合成−[ビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシラン]>
機械撹拌機、温度計及び滴下ロートを備えた500mLの四つ口セパラブルフラスコに、ジエチニルジメチルシラン16.3g(0.151mol)、塩化白金酸(H2PtCl6・6H2O)の0.5%トルエン溶液0.10g、及びトルエン50mLを入れ、ジメトキシメチルシラン33.4g(0.315mol)を滴下した。その後、85℃で6時間撹拌後、蒸留して下記に示すケイ素化合物[ビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシラン]を42.5g(収率88%)得た。そして、このケイ素化合物の1H−NMRチャートを調べ、確かに目的物である[ビス(ジメトキシメチルシリル−ビニレン)ジメチルシラン]であることを確認した(trans:cis=9:1)。この反応を下記反応式[4]に示す。
1H−NMR(400MHz,C6D6,δ(ppm)):0.00(s,12H),3.32(s,12H),6.30(d,2H),6.65(d,2H)
[合成例3]
<耐熱助剤1の合成>
粘度が100mPa・sの両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100質量部に、セリウムを主成分とする2−エチルヘキサン酸塩のターペン溶液(希土類元素含有量6%)10質量部(セリウム量として0.55質量部)と、テトラn−ブチルチタネート2.1質量部(チタン質量が前記2−エチルヘキサン酸塩のターペン溶液中のセリウム質量の0.3倍)を予め混合したものを十分撹拌しながら添加したところ、黄白色の分散液が得られた。これに窒素ガスを少量流通させながら、250℃に加熱してターペンを留出させ、次いで300℃で1時間加熱したところ、濃赤褐色でほぼ透明な耐熱助剤1を得た。
Claims (8)
- 下記(A)、(B)、(C)及び(D)成分を含有する室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
(A)下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン、
HO(SiR1 2O)nH (1)
(式中、R1は炭素数1〜10の非置換又は置換1価炭化水素基であり、R1は互いに同一であっても異種の基であってもよい。nは10以上の整数である。)
(B)下記一般式(2)で示される加水分解性有機ケイ素化合物及び/又はその部分加水分解物:(A)成分100質量部に対して0.01〜30質量部、
(C)硬化触媒:(A)成分100質量部に対して0.001〜10質量部、
(D)下記(D−a)、(D−b)及び(D−c)成分の均質混合物を含む耐熱助剤:(A)成分100質量部に対して0.1〜12質量部。
(D−a)25℃における粘度が10〜10,000mPa・sであるオルガノポリシロキサン、
(D−b)下記一般式(3):
(R4COO)fM1 (3)
(式中、R4は同一又は異種の1価炭化水素基であり、M1はセリウム又はセリウムを主成分とする希土類元素混合物であり、fは3又は4である。)
で示されるセリウムのカルボン酸塩:セリウム量が上記(D−a)成分100質量部に対して0.05〜5質量部となる量、
(D−c)下記一般式(4):
(R5O)4Ti (4)
(式中、R5は同一又は異種の1価炭化水素基である。)
で表されるチタン化合物及び/又はその部分加水分解縮合物:チタンの質量が上記(D−b)成分のセリウムの質量に対して0.01〜5倍となる量、 - (C)成分が、2価の脂肪酸スズ化合物及び/又はアミン系の触媒である請求項1記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
- (C)成分が二環式グアニジン型有機塩基である請求項1記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
- 更に、(F)充填剤:(A)成分100質量部に対して0.1〜10質量部を含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
- 更に、(G)接着促進剤:(A)成分100質量部に対して0.1〜30質量部を含有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の室温湿気硬化型シリコーンゲル組成物の硬化物からなる、JIS K2220で規定される針入度が10〜150であるシリコーンゲル硬化物。
- 請求項7に記載のシリコーンゲル硬化物層を有する物品。
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