JPWO2019111320A1 - 端子 - Google Patents

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Abstract

端子(雌端子F)は、底壁11、第一の側壁(第一側壁12)、第二の側壁(第二側壁13)、および天井壁14によって構成される筒体10と、片持ち状をなして筒体10内に延出された板ばね20とを一体に備える端子Fであって、第一の側壁12には支持孔12Aが設けられ、第二の側壁13には係合孔13Aが設けられ、天井壁14には底壁11に向かって突出し係合孔13A内に配される係合突起14Aが設けられ、板ばね20は、基端部22と、基端部22から後方に延出された可撓部26と、基端部22を第二の側壁13に連結させる連結部23と、基端部22における連結部23とは反対側の側縁から突出形成され支持孔12A内に配される支持突起24と、を備え、可撓部26が天井壁14側に弾性変形した際に可撓部26の自由端部25が係合突起14Aを避けて天井壁14に当接可能とされている。

Description

本明細書に開示された技術は、端子に関する。
タブ形状の相手側端子と接続されるばね状の嵌合部を備える雌端子として、例えば特許文献1のものがある。この雌端子においては、金属板から打ち抜いた板材のうち嵌合部の底壁となる部分の一部を切り起して舌片状のばね接点部を形成し、このばね接点部を両側から包み込むように板材を折り曲げ、両端部分を重ねて天井壁とすることで、嵌合部が完成される。雄端子のタブ端子部が嵌合部内に挿入されると、角筒部の天井壁とばね接点部とでこれを挟持する。これにより、相手側端子とばね接点部が導電可能に接続された接続状態が保持される。
特開2001−185269号公報
しかしこの構成では、ばね接点部が底壁から切り起して形成されているため、十分な嵌合部の強度が得られない場合がある。
本明細書に開示された技術に係る端子は、底壁、第一の側壁、第二の側壁、および天井壁によって構成される筒体と、片持ち状をなして前記筒体内に延出された板ばねとを一体に備える端子であって、前記第一の側壁には支持孔が設けられ、前記第二の側壁には係合孔が設けられ、前記天井壁には前記底壁に向かって突出し前記係合孔内に配される係合突起が設けられ、前記板ばねは、基端部と、前記基端部から後方に延出された可撓部と、前記基端部を前記第二の側壁に連結させる連結部と、前記基端部における前記連結部とは反対側の側縁から突出形成され前記支持孔内に配される支持突起と、を備え、前記可撓部が前記天井壁側に弾性変形した際に前記可撓部の自由端部が前記係合突起を避けて前記天井壁に当接可能とされている。
この構成によれば、板ばねが第二の側壁と連結して設けられるから、例えば板ばねが天井壁の一部を切り起して形成された場合よりも強度の高い端子とすることができる。また、基端部は、連結部と支持突起によって両側縁が支持されているため、可撓部の弾性変形に伴って基端部が開き変形する等して板ばねの接触荷重が低下することを回避できる。さらに、板ばねは、基端部と自由端部の2点で筒体に支持されるから、十分な接触荷重を確保することができる。
また、本明細書に開示された技術に係る実施態様として、前記可撓部は、前記連結部と前記支持突起とを結ぶ直線よりも前記自由端部側の部分とされるとともに前記可撓部には相手側端子と接触可能な接点部が設けられ、前記支持突起は、前記可撓部の重心が前記接点部と重なるような位置に設けられた構成としてもよい。
この構成によれば、板ばねは自由端部においては係合突起を避けて第一の側壁寄りの位置に当接するが、可撓部の重心が接点部と重なるから、板ばねは相手側端子と接触しても安定姿勢を保つことができる。
本明細書に開示された技術によれば、端子の強度を確保し、十分な接触荷重を確保することができる。
雌端子を第二側壁側から見た斜視図 雌端子を第一側壁側から見た斜視図 雌端子の平面図 雌端子を第二側壁側から見た側面図 図4のA−A断面図 雌端子の正面図 図6のB−B断面図 図7のC−C断面図 図8のD−D断面図 雌端子を第一側壁側から見た側面図 図10のE−E断面図 相手側端子が筒体内に挿入された状態を示す図 相手側端子が接続位置に配置された状態を示す図
<実施形態>
本明細書に開示された技術に係る実施形態を、図1から図13によって説明する。
本実施形態の雌端子F(端子の一例)は、図1および図2に示すように、図示しない電線に接続される電線接続部2と、タブ形状の相手側端子Mに嵌合するための嵌合部1とが一枚の金属板から形成され、全体として一方向に延びる形状をなしている。以下においては、図1における上方を上方、嵌合部1の開口側を前方として説明する。
電線接続部90は、図1および図2に示すように、それぞれ上方に開いたV字形状をなすインシュレーションバレル2Aおよびワイヤバレル2Bを備えている。インシュレーションバレル2Aは図示しない電線の被覆部にかしめ付けられ、ワイヤバレル2Bは被覆部から延出した芯線にかしめ付けられる。
嵌合部1は、図1および図2に示すように、前方に開口する筒体10と、筒体10の内部に配された板ばね20と、を備える。
筒体10は、底壁11と、底壁11の一側端から上方に延出する第一側壁12(第一の側壁の一例)と、底壁11の他方の側端から上方に延出し第一側壁12と対向する第二側壁13(第二の側壁の一例)と、第一側壁12の上端から延出し底壁11と対向する天井壁14とによって構成されている。本実施形態においては、底壁11、第一側壁12,第二側壁13、および天井壁14はいずれも前後に細長い平板形状をなしており、筒体10は全体として断面略正方形の角筒形状となっている。
図1および図4に示すように、第二側壁13の後端部分は天井壁14の上面と同じ高さまで延出し、この延出部分に扁平な四角形の係合孔13Aが板厚方向に貫通形成されている。係合孔13Aの上側孔縁の高さ位置は、図5に示すように、天井壁14の下面の高さ位置とほぼ同じとされている。
これに対応して、天井壁14の後端近傍には、係合孔13Aに係合するための係合突起14Aが設けられている。係合突起14Aは、図3、図5および図9に示すように、天井壁14の左右方向における中心線よりも第二側壁13側の部分を下方に叩き出して形成され、天井壁14に対して板厚略一枚分程度低くなるような段差状をなして筒体10の内部に突出している。また、係合突起14Aの側端は側方に叩き出されて天井壁14の端縁よりも第二側壁13の板厚を超えない程度に側方に突出しており、この突出部分が係合孔13Aに挿通されている。これにより、天井壁14が第一側壁12との境を中心として上方に回転変位することが規制されている。
図2に示すように、第一側壁12の前端近傍上部には、後述するように板ばね20を支持するための支持孔12Aが板厚方向に貫通形成されている。
板ばね20は相手側端子Mと導電可能に接続されるためのものであり、図7に示すように、筒体10の内部において、前端側を基端部22として後方に延びる片持ち形状となっている。板ばね20の前後方向における中央部分には、相手側端子Mと接触するための上側接点部21(接点部の一例)が下方に突出して設けられている。なお、底壁11の略中央部には、相手側端子Mと接触するための下側接点部11Aが下方から叩き出されて筒体10内に突出し、上側接点部21と上下方向に対向している。
詳しくは、板ばね20は筒体10内で前後に延びる形状とされ、図8に示すように、基端部22と、基端部22の後方に延出された可撓部26と、を備えている。基端部22の側縁は、連結部23において第二側壁13に連結されており、基端部22の両側縁のうち連結部23と反対側の側縁には支持突起24が突出形成されている。可撓部26の延出端(図8における右端)近傍には、自由端部25が設けられている。この自由端部25は、相手側端子Mが筒体10内に挿入されて可撓部26が天井壁14側に弾性変形した際に天井壁14に当接するようになっている。すなわち、板ばね20は、基端部22と自由端部25の2点で支持される両持ちばねとされている。
板ばね20において、連結部23の後端23Aと支持突起24の後端24Aを直線で結んだ境界線L1よりも前方が基端部22とされ、それよりも後方(自由端部25側)が可撓部26となっている。基端部22は、図11に示すように、天井壁14の下面に対して面接触しているか、または僅かな隙間を隔てて配されている。可撓部26は、図7および図8に示すように、境界線L1より後方から上側接点部21までは斜め下方に延出し、上側接点部21より後方は斜め上方に延出する屈曲形状となっている。相手側端子Mが筒体10内に挿入されない図7の状態においては、可撓部26は天井壁14に非接触となっている。
連結部23は、図1および図8に示すように、基端部22における第二側壁13側の側縁を板面に沿って側方(図8における下方)へ延出し、直角に下方(図8における手前方向)に曲げられて、第二側壁13の上端の前端近傍と連結されている。言い換えれば、板ばね20は第二側壁13と一体に形成されるとともに、第二側壁13との境界のうち前端部分のみを所定長さに亘って連結部23として残す一方、それよりも後方をスリット状に切り欠くことで、可撓部26が形成された形状となっている。
支持突起24は、図2および図8に示すように、基端部22の前端部における第一側壁12側の側縁を板面に沿って側方(図8における上方)へ延出している。支持突起24の延出端部は、図11に示すように、第一側壁12の支持孔12A内に配されている。
図8に示すように、支持突起24の付け根部分における前後長さは連結部23の付け根部分における前後長さよりも短くされており、支持突起24の後端24Aは連結部23の後端23Aよりも前後方向において前側に位置している。また、支持突起24から可撓部26にかけて形成されたR面の曲率は、連結部23から可撓部26にかけて形成されたR面の曲率よりも大きくされている。基端部22と可撓部26との境界線L1は筒体10の前後方向に対して斜行する方向に延びており、可撓部26の重心が上側接点部21と重なる位置に調整されている。
板ばね20のうち上側接点部21よりも後方は、係合突起14Aを避けるように第二側壁13側を切り欠いた形状とされ、これにより自由端部25は天井壁14のうち第一側壁12側に片寄って配置されている。自由端部25は、筒体10の内部に相手側端子Mが挿入されない状態においては、平面視では図8に示すように、天井壁14のうち係合突起14Aの側方(第一側壁12側)に位置し、側方視では、図7に示すように、天井壁14の平坦面から間隙を隔てて対向し、上方に弾性変形することで天井壁14の平坦面に当接可能となっている。
これにより、可撓部26が下方から押圧されて自由端部25が天井壁14に当接した状態においては、可撓部36は安定姿勢を維持したまま自由端部25と基端部22の2点で支持された状態となる。
なお、天井壁14の第二側壁13側の側縁のうち、基端部22の連結部23と係合突起14Aとの間の部分には、梁部14Bが形成されている。梁部14Bは、図1に示すように、天井壁14から側方に延出して下方に曲げられた形状とされ、その下端が第二側壁13の上縁と対向配置されている。これにより、一枚の板材によって構成される天井壁14において、上下方向からの押圧力に対する強度が高められている。
次に、本実施形態の端子Fの作用を説明する。
雌端子Fを形成する際は、まず、一枚の金属板から、板ばね20、第二側壁13、底壁11、第一側壁12、および天井壁14をこの順に横並びに連続させた形状の板材を、打ち抜き加工やプレス加工等により形成する。そして、当該板材を板ばね20、第二側壁13、底壁11、第一側壁12、および天井壁14のそれぞれ境目で折り曲げるとともに、板ばね20の支持突起24を第一側壁12の支持孔12A内に挿入し、天井壁14を板ばね20の上方に被せて、係合突起14Aを第二側壁13の係合孔13Aに挿入する。これにより、底壁11、第一側壁12、第二側壁13、および天井壁14によって構成された筒体10の内部に板ばね20が一体に収容された雌端子Fが形成される。このように、本実施形態によれば、一枚の板材から雌端子Fを形成することができ、作業性がよい。
この雌端子Fを相手側端子Mに接続するには、図12に示すように、相手側端子Mを筒体10の内部に前方から挿入し、上側接点部21を押し上げつつ後方へ進入させる。すると、図13に示すように、自由端部25が天井壁14に当接し、可撓部26が自由端部25と基端部22の2点で筒体10に上方から支持された状態で、相手側端子Mが上側接点部21と下側接点部11Aにより挟持され、これらと導電可能に接続される。なお、自由端部25は上述のように左右方向において第一側壁12側に片寄った形状となっているが、上述のような支持突起24と連結部23との位置関係により可撓部26の重心が上側接点部21と重なっているため、可撓部26は左右に傾くことなく相手側端子Mに対してバランスよく(天井壁14に対して前面視で平行な姿勢を維持しながら)接触する。この際、天井壁14は自由端部25により上方に押圧されるが、係合突起14Aが係合孔13Aの上側孔縁に当接することによりそれより上方への変位が規制される。
以上の構成によれば、底壁11、第一の側壁(第一側壁12)、第二の側壁(第二側壁13)、および天井壁14によって構成される筒体10と、片持ち状をなして前記筒体10内に延出された板ばね20とを一体に備える端子Fであって、前記第一の側壁12には支持孔12Aが設けられ、前記第二の側壁13には係合孔13Aが設けられ、前記天井壁14には前記底壁11に向かって突出し前記係合孔13A内に配される係合突起14Aが設けられ、前記板ばね20は、基端部22と、前記基端部22から後方に延出された可撓部26と、前記基端部22を前記第二の側壁13に連結させる連結部23と、前記基端部22における前記連結部23とは反対側の側縁から突出形成され前記支持孔12A内に配される支持突起24と、を備え、前記可撓部26が前記天井壁14側に弾性変形した際に前記可撓部26の自由端部25が前記係合突起14Aを避けて前記天井壁14に当接可能とされている。
この構成によれば、板ばね20が第二の側壁13と連結して設けられるから、例えば板ばね20が天井壁14の一部を切り起して形成された場合よりも強度の高い端子Fとすることができる。また、基端部22は、連結部23と支持突起24によって両側縁が支持されているため、可撓部26の弾性変形に伴って基端部22が開き変形する等して板ばね20の接触荷重が低下することを回避できる。さらに、板ばね20は、基端部22と自由端部25の2点で筒体10に支持されるから、十分な接触荷重を確保することができる。
また、本明細書に開示された技術に係る実施態様として、前記可撓部26は、前記連結部23と前記支持突起24とを結ぶ直線L1よりも前記自由端部25側の部分とされるとともに前記可撓部26には相手側端子Mと接触可能な接点部(上側接点部21)が設けられ、前記支持突起24は、前記可撓部26の重心が前記接点部21と重なるような位置に設けられた構成としてもよい。
この構成によれば、板ばね20は自由端部25においては天井壁14のうち係合突起14Aを避けて第一の側壁12寄りの位置に当接するが、可撓部26の重心が接点部21と重なるから、板ばね20は相手側端子と接触しても安定姿勢を保つことができる。
<他の実施形態>
本明細書に開示された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような形態で実施することが可能である。
(1)上記実施形態においては、可撓部26の重心が上側接点部21と重なるようにするために支持突起24の後端24Aを連結部23の後端23Aよりも前後方向において前側に設ける構成としているが、支持突起と連結部との位置関係はこの限りではなく、各部位の重量バランスなど、可撓部の重心を決定する他の要素(可撓部の板厚、形状等)を勘案した位置関係とすればよい。
(2)また、上記実施形態においては可撓部26の重心が上側接点部21と重なる構成としたが、可撓部の重心と上側接点部とのずれが上側接点部と相手側端子との接続に影響を及ぼさない程度であれば、可撓部の重心と上側接点部の重心とが必ずしも一致しなくてもよい。
(3)上記実施形態においては、いずれも平板形状の底壁11、第一側壁12、第二側壁13、および天井壁14が全体として角筒形状をなす筒体10を例示したが、筒体は角筒形状でなくてもよく、例えば底壁、第一側壁、第二側壁、および天井壁がいずれも円弧形状をなし、これらが連続して円筒形状をなす筒体であってもよい。
10:筒体
11:底壁
12:第一側壁(第一の側壁)
12A:支持孔
13:第二側壁(第二の側壁)
13A:係合孔
14:天井壁
14A:係合突起
20:板ばね
21:上側接点部(接点部)
22:基端部
23:連結部
24:支持突起
25:自由端部
26:可撓部
F:端子
M:相手側端子
L1:境界線(直線)

Claims (2)

  1. 底壁、第一の側壁、第二の側壁、および天井壁によって構成される筒体と、片持ち状をなして前記筒体内に延出された板ばねとを一体に備える端子であって、
    前記第一の側壁には支持孔が設けられ、
    前記第二の側壁には係合孔が設けられ、
    前記天井壁には前記底壁に向かって突出し前記係合孔内に配される係合突起が設けられ、
    前記板ばねは、基端部と、前記基端部から後方に延出された可撓部と、前記基端部を前記第二の側壁に連結させる連結部と、前記基端部における前記連結部とは反対側の側縁から突出形成され前記支持孔内に配される支持突起と、を備え、
    前記可撓部が前記天井壁側に弾性変形した際に前記可撓部の自由端部が前記係合突起を避けて前記天井壁に当接可能とされている端子。
  2. 請求項1に記載の端子であって、
    前記可撓部は、前記連結部と前記支持突起とを結ぶ直線よりも前記自由端部側の部分とされるとともに前記可撓部には相手側端子と接触可能な接点部が設けられ、
    前記支持突起は、前記可撓部の重心が前記接点部と重なるような位置に設けられた端子。
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