JP2011154944A - 雌型端子金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化された場合などでも相手側の雄型端子との接触荷重を十分に確保することができると共に、材料コストの削減を図れる雌型端子金具を提供する。
【解決手段】前端側に相手側の雄型端子が挿入される端子挿入口20を有する矩形筒状の端子接続部2を備え、端子接続部2は、それぞれ端子接続部2の上面部2a,2bから前端側に突出すると共に対向する筒壁2eに向けて屈曲し、互いに重ね合わされた一対の弾性接触片21,22を備える。
【選択図】図2
【解決手段】前端側に相手側の雄型端子が挿入される端子挿入口20を有する矩形筒状の端子接続部2を備え、端子接続部2は、それぞれ端子接続部2の上面部2a,2bから前端側に突出すると共に対向する筒壁2eに向けて屈曲し、互いに重ね合わされた一対の弾性接触片21,22を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、一端に電線を接続し他端に相手側の雄型端子を接続する雌型端子金具に関する。
従来、雌型端子金具として、特許文献1に記載されているものが提案されている。この雌型端子金具100は、導電性金属板に曲げ加工を施すことにより一体的に形成されており、図10に示すように、図示しない相手側の雄型端子が挿入される端子挿入口101aを有する矩形筒状(箱型状)の端子接続部101と、および端子接続部101の後端側に設けられ、図示しない電線と接続される電線接続部102とから構成されている。
端子接続部101は、端子挿入口101aの前端縁から内側に折り返され、後方に向かって延びる弾性接触片103を備えている。電線接続部102は、互いに対向し、図示しない電線の導体部と接続される一対の接続片104と、この一対の接続片104より後端側に配置され、前記電線に加締められる一対の加締片105とを備えている。
上記構成では、電線接続部102の接続片104間および加締片105間に電線を挿入した状態で接続片104を加締めることにより電線の導体部と電気的に接続し、加締片105を加締めることにより電線を保持する。次いで、雌型端子金具100を図示しないコネクタハウジングに装着して端子接続部101内に前端側の端子挿入口101aから相手側の雄型端子を挿入すると、雄型端子に弾性接触片103が接触することにより相手側の雄型端子が弾性的に保持される。これによって、雌型端子金具100を介して前記電線および相手側の電線が電気的に接続される。
また、他の雌型端子金具として、特許文献2に記載されているものが提案されている。この雌型端子金具110は、図11に示すように、端子接続部111の端子挿入口111aの前端縁底部から内側に折り返され、後方に向かって延びる弾性接触片112と、端子挿入口111aの前端縁側方から内側に折り返され、互いに対向する一対の保護壁113とを有している。この一対の保護壁113の上部には、相手側の雄型端子114を案内する傾斜面113aが形成されている。
上記構成では、雌型端子金具110をコネクタハウジングに装着して、端子接続部111内に端子挿入口111aを介して相手側の雄型端子114を挿入する際、雄型端子114が斜めに傾いていると、保護壁113上部の傾斜面113aにより相手側の雄型端子114が案内されるので、雄型端子114を正規位置に誘導することができる。
ところで、前述した従来の雌型端子金具100では、材料である導電性金属板に曲げ加工を施す前の状態において、端子接続部101を形成する部分より接続片104を形成する部分が前端方向へ大きく突出し、導電性金属板の長さ方向の寸法が大きくなるため、導電性金属板の歩留まりが劣るという問題があった。
また、前述した従来の雌型端子金具110では、雄型端子114の挿入時に保護壁113に衝突して端子接続部111内への挿入に支障が生じるという懸念があった。
本発明は、上記事情を考慮し、小型化された場合などであっても相手側の雄型端子との接触荷重を十分に確保することができると共に、材料コストの削減を図ることができる雌型端子金具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、前端側に相手側の雄型端子が挿入される端子挿入口が形成され、該雄型端子と接続される矩形筒状の端子接続部と、この端子接続部の後端側に配設され、電線と接続される電線接続部とが一体に形成された雌型端子金具であって、前記端子接続部は、板状部材の縁部を重ねつつ、筒状に折曲げて形成され、且つ、該端子接続部の二重に重ねられた該縁部を軸方向に沿って延設しつつ、対向する筒壁に向けて屈曲して形成される一対の弾性接触片を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の雌型端子金具であって、前記一対の弾性接触片の少なくとも1片の縁部に、該弾性接触片の面に沿って突設された突起と、該突起に対向する筒壁に、該突起を挿入可能な挿入孔とを備え、該挿入孔に該突起が挿入された状態で、該挿入孔の縁部に該突起が当接することにより該弾性接触片の撓む範囲を規制することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1、または請求項2に記載の雌型端子金具であって、前記端子接続部は、前記弾性接触片の側方を覆う保護壁部を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、互いに重ね合わされた一対の弾性接触片により相手側の雄型端子に対してバネ力を付与するので、1片のみの弾性接触片と比べてより大きなバネ力を得ることができ、雌型端子金具が小型化された場合や弾性接触片の板厚が薄肉化された場合であっても、相手側の雄型端子との接触荷重を十分に確保することができる。また、一対の弾性接触片は、それぞれ端子接続部の上面部から前端側に突出するので、雌型端子金具を構成する導電性金属板の短手方向の両側に上面部および弾性接触片を配置することができ、従来のように弾性接触片が導電性金属板の長手方向に大きく突出するものと比べて、導電性金属板の長手方向の寸法を小さくして導電性金属板の歩留まりを向上させて材料コストを削減できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、弾性接触片の突起が端子接続部の側面部の挿入孔の縁部に当接することにより弾性接触片の撓む範囲を規制するので、弾性接触片が過剰にに変形することを抑制できる。これにより、端子接続部内に端子挿入口を介して相手側の雄型端子を挿入するとき、該雄型端子が弾性接触片に衝突することを抑制でき、相手側の雄型端子を円滑に端子接続部内に挿入できる。
請求項3の発明によれば、請求項1、および請求項2の発明の効果に加えて、端子接続部の保護壁部により弾性接触片の側方が覆れているので、何らかの物体が衝突して損傷することから弾性接触片を保護できる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示し、図1は雌型端子金具を示す斜視図、図2は雌型端子金具を示す断面図、図3は雌型端子金具を構成する導電性金属板の展開図である。
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示し、図1は雌型端子金具を示す斜視図、図2は雌型端子金具を示す断面図、図3は雌型端子金具を構成する導電性金属板の展開図である。
本実施形態の雌型端子金具1は、図3に示す導電性金属板(板状部材)10にプレス加工あるいは冷間鍛造加工などの成型加工を施すことにより折曲げて一体的に形成されており、図1および図2に示すように、互いに重ね合わされた上面部(縁部)2a,2b、互いに対向する側面部2c,2d、および底面部(弾性接触片に対向する筒壁)2eを有する矩形筒状の端子接続部2と、この端子接続部2の後端側に配設される電線接続部3とから構成されている。
端子接続部2は、前端側(図1および図2の左側)に図示しない相手側の雄型端子が挿入される端子挿入口20が形成されている。また、端子接続部2は、導電性金属板10の縁部を重ねて上面部2a,2bを形成しつつつつ、筒状に折曲げて形成されている。また、二重に重ねられた上面部2a,2bに、図の下方(対向する底面部2e)に向かって屈曲すると共に、互いに重ね合わされた一対の弾性接触片21,22を備えている。
これらのうち内側に位置する第1弾性接触片21は、可動端21aが端子挿入口20に対して比較的近い位置に配置され、可動端21aの近傍で相手側の雄型端子を受け易くするため上側に折り返されると共に、相手側の雄型端子と接触する接点部21bを備えている。外側に位置する第2弾性接触片22は、第1弾性接触片21より短く設定され、第1弾性接触片21の上側に重ね合わされると共に、可動端22aが接点部21bより後端側に配置されている。端子接続部2の底面部2eには、第1弾性接触片21の可動端21aおよび接点部21bと対向するように配置されるインデント部23を備えており、これら第1弾性接触片21およびインデント部23によって相手側の雄型端子が保持される。なお、インデント部23は、端子接続部2の底面部2eをくぼませることにより内側に向かって突起している。
電線接続部3は、互いに対向し、図示しない電線の導体部と接続される一対の接続片30と、この一対の接続片30より後端側に配置され、前記電線に加締められる一対の加締片31とを備えている。
雌型端子金具1を構成する導電性金属板10は、図3に示すように、短手方向(図3の上下方向)の両側に上面部2a,2bを有し、各上面部2a,2bは前端側と後端側に分かれた状態でそれぞれ側面部2c,2dと連続しており、これらの前端側と後端側間に、弾性接触片21,22が介設されている。第1弾性接触片21は側面部2cから切り離されており、これらの間には、第1弾性接触片21を形成するための打抜部2fが設けられている。同様に、第2弾性接触片22は側面部2dから切り離されており、これらの間には、第2弾性接触片22を形成するための打抜部2gが設けられている。
上記構成において、図3に示す導電性金属板10にプレス加工あるいは冷間鍛造加工などの成型加工を施すことにより、図1および図2に示すように、矩形筒状の端子接続部2および電線接続部3からなる雌型端子金具1を形成する。
その結果、端子接続部2の上面部2a,2bから前端側に突出して図の下方に屈曲する一対の弾性接触片21,22が互いに重ね合わされた状態で形成されるので、弾性接触片21,22が存在していた箇所に切欠部24が形成され、切欠部24内に弾性接触片21,22が収容される。
次いで、電線接続部3の接続片30間および加締片31間に電線を受け入れて軸方向の位置決めを行なった後、一対の接続片30を加締めることにより電線接続部3と電線の導体部とを電気的に接続すると共に、一対の加締片31を電線に加締めることによって電線を保持する。
このようにして雌型端子金具1を組立てて図示しないコネクタハウジングに装着した後、端子接続部2内に端子挿入口20を介して相手側の雄型端子を挿入するとき、雄型端子が底面部2eのインデント部23上に摺接すると共に、第1弾性接触片21の接点部21bが雄型端子と摺接し、弾性接触片21,22が上方へ押し上げられるので、弾性接触片21,22からバネ力(弾性反発力)が雄型端子に付加される。したがって、これら弾性接触片21,22およびインデント部23によって、相手側の雄型端子が保持されると共に電気的な接続が行なわれる。
以上のように、本実施形態の雌型端子金具1によれば、互いに重ね合わされた一対の弾性接触片21,22により相手側の雄型端子に対してバネ力を付与するので、1片のみの弾性接触片と比べてより大きなバネ力を得ることができ、小型化された場合や導電性金属板10の板厚が薄肉化された場合であっても、相手側の雄型端子との接触荷重を十分に確保することができる。
また、上記構成によれば、雌型端子金具1を構成する導電性金属板10の短手方向の両側に、上面部2a,2bおよび弾性接触片21,22を配置したので、従来のように弾性接触片が導電性金属板の長手方向に大きく突出するものと比べて、導電性金属板10の長手方向(図3の左右方向)の寸法を小さくして導電性金属板10の歩留まりを向上させて材料コストを削減できる。
<第2実施形態>
図4〜図9は本発明の第2実施形態を示し、図4は雌型端子金具を示す斜視図、図5は雌型端子金具を図4の矢印Vで示す方向から見た側面図、図6は雌型端子金具を図4の矢印VIで示す方向から見た側面図、図7は雌型端子金具を示す断面図、図6は図4のVIII−VIII線に沿う断面図、図9は雌型端子金具を構成する導電性金属板の展開図である。なお、図4〜図9において前述した図1〜図3に示すものと同様のものには同一符号を付してある。
図4〜図9は本発明の第2実施形態を示し、図4は雌型端子金具を示す斜視図、図5は雌型端子金具を図4の矢印Vで示す方向から見た側面図、図6は雌型端子金具を図4の矢印VIで示す方向から見た側面図、図7は雌型端子金具を示す断面図、図6は図4のVIII−VIII線に沿う断面図、図9は雌型端子金具を構成する導電性金属板の展開図である。なお、図4〜図9において前述した図1〜図3に示すものと同様のものには同一符号を付してある。
本実施形態の雌型端子金具1Aは、図4〜図8に示すように、第1弾性接触片21が可動端21a近傍より両側方にそれぞれ延びる突起21c,21dを備えている。端子接続部2の側面部(突起に対向する筒壁)2c,2dは、それぞれ弾性接触片21,22の側方を覆う保護壁部25,26と、突起21c,21dが挿入される挿入孔27,28とを備えている。
側面部2cの挿入孔27の下端縁27aは、所定の高さ位置に設けられ、挿入孔27の下端縁(縁部)27aに突起21cが当接することにより弾性接触片21,22の撓む範囲が規制される。同様に、側面部2dの挿入孔28の下端縁28aも、所定の高さ位置に設けられ、挿入孔28の下端縁28aに突起21dが当接することによっても弾性接触片21,22の撓む範囲が規制される。
雌型端子金具1Aを構成する導電性金属板11は、図9に示すように、短手方向(図9の上下方向)の両側に上面部2a,2bを有し、各上面部2a,2bは前端側と後端側に分かれた状態でそれぞれ側面部2c,2dと連続しており、これらの前端側と後端側間に、弾性接触片21,22が介設されている。第1弾性接触片21は、側面部2cから切り離された状態で側面部2cと隣接しており、すなわち、第1弾性接触片21を形成するための打抜部が設けられていない。同様に、第2弾性接触片22は、側面部2dから切り離された状態で側面部2dと隣接しており、すなわち、第2弾性接触片22を形成するための打抜部が設けられていない。
上記構成において、図9に示す導電性金属板11にプレス加工あるいは冷間鍛造加工などの成型加工を施すことにより、図4〜図8に示すように、矩形筒状の端子接続部2Aおよび電線接続部3からなる雌型端子金具1Aを形成する。その結果、第1弾性接触片21の突起21cが側面部2cの挿入孔27に挿入され、他の突起21dが側面部2dの挿入孔28に挿入されている。また、成形前の導電性金属板11では、第1弾性接触片21は側面部2cから切り離された状態で側面部2cと隣接しており、第1弾性接触片21を形成するための打抜部が設けられていないため、成形後の端子接続部2Aでは、側面部2cを比較的高く形成することができ、同様に、他の側面部2dも比較的高く形成することができる。これにより、端子接続部2Aに保護壁部25,26を設けることができる。
次いで、電線接続部3と電線の導体部とを電気的に接続すると共に加締片31を電線に加締めることによって電線を保持する。このようにして雌型端子金具1Aを組立てて図示しないコネクタハウジングに装着した後、端子接続部2A内に端子挿入口20を介して相手側の雄型端子を挿入するとき、雄型端子が底面部2eのインデント部23上に摺接すると共に、第1弾性接触片21の接点部21bが雄型端子と摺接し、弾性接触片21,22が上方へ押し上げられて、弾性接触片21,22からバネ力が雄型端子に付加される。したがって、これら弾性接触片21,22およびインデント部23によって相手側の雄型端子が保持される共に電気的な接続が行なわれる。
また、輸送時やワイヤハーネス製造工程での取り扱い中に、万一、弾性接触片21,22に下方への荷重が掛かった場合、突起21cが側面部2cの挿入孔27の下端縁27aに当接し、他の突起21dが側面部2dの挿入孔28の下端縁28aに当接することにより、弾性接触片21,22の撓む範囲が規制されるので、弾性接触片21,22が過剰に変形することを抑制できる。
以上のように、本実施形態の雌型端子金具1Aによれば、第1実施形態の雌型端子金具1と同様の効果が得られる。さらに、本実施形態の雌型端子金具1Aでは、端子接続部2Aの保護壁部25,26により弾性接触片21,22の側方が覆れているので、何らかの物体が弾性接触片21,22に衝突して損傷することから弾性接触片21,22を保護できる。
また、上記構成によれば、弾性接触片21,22の撓む範囲を規制することにより、弾性接触片21,22が過剰に変形することを抑制できるので、第1弾性接触片21とインデント部23との間隔を所定寸法以上に保つことができる。したがって、端子接続部2A内に端子挿入口20を介して相手側の雄型端子を挿入するとき、雄型端子が第1弾性接触片21に衝突することを抑制でき、相手側の雄型端子を円滑に端子接続部2内に挿入できる。
また、上記構成によれば、成形前の導電性金属板11では弾性接触片21,22を形成するための打抜部が設けられていないため、成形後の端子接続部2Aでは側面部2c,2dを比較的高く形成することができる。これにより、導電性金属板11の歩留まりを向上させて材料コストを削減できると共に、導電性金属板11の有効活用を一層図ることができる。
1,1A 雌型端子金具
2,2A 端子接続部
2a,2b 上面部
2c,2d 側面部(突起に対向する筒壁)
2e 底面部(弾性接触片に対向する筒壁)
3 電線接続部
10 導電性金属板(板状部材)
20 端子挿入口
21,22 弾性接触片
21c,21d 突起
25,26 保護壁部
27,28 挿入孔
27a,28a 下端縁(縁部)
2,2A 端子接続部
2a,2b 上面部
2c,2d 側面部(突起に対向する筒壁)
2e 底面部(弾性接触片に対向する筒壁)
3 電線接続部
10 導電性金属板(板状部材)
20 端子挿入口
21,22 弾性接触片
21c,21d 突起
25,26 保護壁部
27,28 挿入孔
27a,28a 下端縁(縁部)
Claims (3)
- 前端側に相手側の雄型端子が挿入される端子挿入口が形成され、該雄型端子と接続される矩形筒状の端子接続部と、この端子接続部の後端側に配設され、電線と接続される電線接続部とが一体に形成された雌型端子金具であって、
前記端子接続部は、
板状部材の縁部を重ねつつ、筒状に折曲げて形成され、
且つ、該端子接続部の二重に重ねられた該縁部を軸方向に沿って延設しつつ、対向する筒壁に向けて屈曲して形成される一対の弾性接触片を備えたことを特徴とする雌型端子金具。 - 請求項1記載の雌型端子金具であって、
前記一対の弾性接触片の少なくとも1片の縁部に、該弾性接触片の面に沿って突設された突起と、
該突起に対向する筒壁に、該突起を挿入可能な挿入孔とを備え、
該挿入孔に該突起が挿入された状態で、該挿入孔の縁部に該突起が当接することにより該弾性接触片の撓む範囲を規制することを特徴とする雌型端子金具。 - 請求項1、または請求項2に記載の雌型端子金具であって、
前記端子接続部は、前記弾性接触片の側方を覆う保護壁部を備えたことを特徴とする雌型端子金具。
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