JP2012038552A - 端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】タブを端子接続部内へ確実に誘導できるようにする。
【解決手段】端子接続部11を構成する4つの壁面部12〜14のうち、弾性接触片15が延出している支持壁部12を除いた壁面部である上壁部14は、外壁部22と内壁部23とを重ね合わせた二重壁形態とされている。外壁部22の前端部の内面には、タブ30の進入方向に対して斜めをなし、タブ30を端子接続部11内に誘導可能な第1誘導斜面25が形成され、内壁部23の前端部の内面には、タブ30の進入方向に対して斜めをなし、タブ30を端子接続部11内に誘導可能な第2誘導斜面27が形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、雌形の端子金具に関するものである。
特許文献1には、前端部に角筒状をなす端子接続部が形成された雌形の端子金具が開示されている。端子接続部の内部には弾性接触片が設けられ、前方から端子接続部に進入した相手側端子のタブは、端子接続部を構成する壁部と弾性接触片との間で弾性的に挟まれた状態で接続されるようになっている。
特開2002−184499号公報
タブが端子接続部に進入する際に、タブと端子接続部との間では、タブの進入方向と交差する方向に公差範囲内での僅かな位置ずれを生じることがある。その対策として、特許文献1には、端子接続部を構成する壁部の前端縁に、テーパ状の誘導斜面を形成し、この誘導斜面によってタブを端子接続部内へ誘導する技術が開示されている。
しかし、特許文献1の記載されている端子金具の場合、誘導斜面によってタブを誘導できる範囲が、1枚の壁部の板厚に相当する狭い範囲に限られている、という改善点が残されていた。特に、端子金具が小型化された場合には、端子接続部を構成する壁部の板厚が薄くなって、誘導斜面による誘導範囲が益々狭められるため、タブを誘導する手段に関して更なる改善が望まれる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、タブを端子接続部内へ確実に誘導できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、前端部に角筒状をなす端子接続部を有し、前記端子接続部の内部には、前記端子接続部を構成する支持壁部の端縁から折り返し状に延出した形態の弾性接触片が収容され、前方から前記端子接続部に進入した相手側端子のタブを、前記端子接続部の内面と前記弾性接触片との間で弾性的に挟んで接続させるようにした端子金具において、前記端子接続部を構成する4つの壁面部のうち前記支持壁部を除いた3つの壁面部の少なくとも1つは、外壁部と内壁部とを重ね合わせた二重壁形態とされており、前記外壁部の前端部の内面には、前記タブの進入方向に対して斜めをなし、前記タブを前記端子接続部内に誘導可能な第1誘導斜面が形成され、前記内壁部の前端部の内面には、前記タブの進入方向に対して斜めをなし、前記タブを前記端子接続部内に誘導可能な第2誘導斜面が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前後方向において、前記第2誘導斜面の前端は、前記第1誘導斜面の後端と同じ位置か、それよりも後方の位置に配されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記タブの進入方向に対する前記第1誘導斜面の傾斜角度と、前記第2誘導斜面の傾斜角度とがほぼ同じ角度とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
タブが端子接続部に対して進入方向と交差する方向に位置ずれした場合、タブは、第2誘導斜面に摺接することにより、又は第1誘導斜面と第2誘導斜面とに順に摺接することにより、端子接続部の内部へ誘導される。タブを誘導可能な範囲が、2枚の壁部の厚さを併せた広い領域に亘っているので、誘導可能な範囲が1枚の壁部の板厚に相当する狭い範囲に限られている場合に比べると、誘導機能に優れている。
<請求項2の発明>
第2誘導斜面の前端を、第1誘導斜面の後端と同じ位置か、それよりも後方の位置に配したので、第1誘導斜面に摺接しているタブの先端縁は、第2誘導斜面の前端に引っ掛からずに済む。
<請求項3の発明>
第1誘導斜面の傾斜角度と第2誘導斜面の傾斜角度をほぼ同じ角度としたので、タブが両方の誘導斜面を摺接するときの摺動抵抗に起因する反力がほぼ一定となり、タブを安定して誘導することができる。
実施形態1の端子金具の正面図 端子金具の側面図 端子金具の底面図 端子金具の断面図 図4の部分拡大図 タブが誘導斜面によって誘導されている状態をあらわす断面図 図6の部分拡大図 タブが端子接続部に正しく挿入された状態をあらわす断面図 図4のX−X線断面図 端子金具の展開図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図10を参照して説明する。本実施形態の端子金具10は、全体として前後方向に細長く、前端部に端子接続部11が形成され、後端部に電線圧着部19が形成され、端子接続部11の後端と電線圧着部19の前端とが連結部17を介して連結された周知の雌形の端子である。電線圧着部19には電線21の先端部が圧着により導通可能に接続されている。
端子金具10は、雌側ハウジング(図示省略)内に収容され、雄側ハウジング(図示省略)には雄形の相手側端子Mが取り付けられ、雌側ハウジングと雄側ハウジングを前後方向に接近させながら嵌合することにより、端子金具10と相手側端子Mの先端のタブ30とが導通可能に接続されるようになっている。接続の際には、端子接続部11に対しその前方(図2〜9における左方)からタブ30が進入するのであるが、正しい進入方向は、タブ30の長さ方向と平行な方向であり、両ハウジングの嵌合方向と平行な方向である。タブ30の先端部(図6,7における右側の端部)には、正しい進入方向に対して傾斜した上下対称な一対の傾斜面31が形成されている。
端子金具10は、図10に示す所定の形状に打ち抜いた金属板材に曲げ加工等を施して成形されている。図1に示すように、端子接続部11は、支持壁部12(本発明の構成要件である端子接続部11を構成する壁面部)と、支持壁部12の左右両側縁から略直角に立ち上がる左右対称な一対の側壁部13(本発明の構成要件である端子接続部11を構成する壁面部)と、支持壁部12と平行をなす上壁部14(本発明の構成要件である端子接続部11を構成する壁面部)とによって略角筒状に構成されている。支持壁部12、左右両側壁部13及び上壁部14は、いずれも、前後方向に細長い平板状をなす。これらの壁部12,13,14は、いずれも、端子接続部11に対するタブ30の正しい進入方向と平行である。
図4,6,8に示すように、端子接続部11の内部には、支持壁部12の前端から後方へ折り返されるように片持ち状に延出した形態の弾性接触片15が収容されている。弾性接触片15は、側方から見て山形に屈曲した周知の形状に成形され、弾性接触片15の頂上部は、タブ30との接点部16となっている。図8に示すように、タブ30が端子接続部11内に正しく進入した状態では、タブ30が上壁部14の内面(下面)と弾性接触片15の接点部16の上面との間で上下に挟まれ、弾性接触片15の弾性復元力により所定の接触圧でタブ30と端子金具10とが導通可能に接続される。また、図2に示すように、支持壁部12の後端は、連結部17を構成する基板部18に対して面一状に連なり、基板部18は、電線圧着部19の底壁部20に連なっている。
上述のように、端子接続部11は、弾性接触片15が形成されている支持壁部12と、支持壁部12を除いた3つの壁面部13,13,14とによって構成されているのであるが、上壁部14は、支持壁部12を除いた3つの壁面部13,13,14のうちの1つであり、支持壁部12とは上下反対側に位置する壁面部でもある。図4〜7に示すように、上壁部14は、一方の側壁部13の立ち上がり端縁(上端縁)から支持壁部12と平行に延出した外壁部22と、他方の側壁部13の立ち上がり端縁(上端縁)から支持壁部12と平行に延出した内壁部23とをほぼ密着させた状態で重ね合わせた二重壁形態となっている。外壁部22の内面(下面)は、内壁部23の外面(上面)に対し、面接触、又は接近して平行に対向した位置関係となっている。また、外壁部22の厚さ寸法と内壁部23の厚さ寸法は、同じ寸法である。前後方向(端子接続部11に対するタブ30の正しい進入方向と平行な方向)において、内壁部23の前端は外壁部22の前端よりも後方に位置している。
次に、外壁部22の詳しい形状を図5を参照して説明する。外壁部22の前端部の外面(上面)には、前後方向に対して傾斜したガイド斜面24が形成されている。このガイド斜面24は、端子金具10を雌側ハウジングに挿入する際に端子金具10の位置ずれを矯正するためのガイド手段として機能する。外壁部22の前後方向と直交する厚さ方向(上下方向)におけるガイド斜面24の形成領域Hcは、外壁部22の厚さ方向中央よりも外面側の位置から、外壁部22の外面に至る範囲であり、外壁部22の厚さ全体の1/2よりも小さい範囲である。
外壁部22の前端部の内面(下面)のうち内壁部23よりも前方の領域には、タブ30の正しい進入方向に対して傾斜した第1誘導斜面25が、外壁部22の全幅に亘って連続して形成されている。第1誘導斜面25は、タブ30が端子接続部11に対して相対的に上方(タブ30の進入方向と交差する方向)に位置ずれした状態で進入しようとしたときに、そのタブ30の位置を下方へ矯正して端子接続部11内に誘導するためのものである。前後方向における第1誘導斜面25の形成領域Laは、外壁部22の前端から、内壁部23の前端よりも前方の位置に亘る範囲である。また、外壁部22の厚さ方向(タブ30の正しい進入方向と直交する方向)における第1誘導斜面25の形成領域Haは、外壁部22の厚さ方向中央よりも内面側(下面側)の位置から、外壁部22の内面に至る範囲であり、外壁部22の厚さ全体の1/2よりも小さい範囲である。
上記のように、外壁部22の厚さ方向におけるガイド斜面24の形成範囲Hcと第1誘導斜面25の形成範囲Haは、いずれも、外壁部22の厚さ全体の1/2よりも狭い領域となっているので、外壁部22の前端はエッジ状に尖ってはおらず、外壁部22の前端面には、厚さ方向においてガイド斜面24と第1誘導斜面25との間に位置し、タブ30の正しい進入方向と直交する第1直交端面26が形成されている。
内壁部23の前端部の内面には、タブ30の正しい進入方向に対して傾斜した第2誘導斜面27が、内壁部23の全幅に亘って連続して形成されている。第2誘導斜面27は、第1誘導斜面25と同じく、タブ30が端子接続部11に対して相対的に上方に位置ずれした状態で進入しようとしたときに、そのタブ30の位置を下方へ矯正して弾性接触片15内に誘導するためのものである。前後方向における第2誘導斜面27の形成領域Lbは、内壁部23の前端から、それよりも所定寸法だけ後方の位置に亘る範囲である。
また、内壁部23の厚さ方向(タブ30の正しい進入方向と直交する方向)における第2誘導斜面27の形成領域Hbは、内壁部23の厚さ方向中央よりも外面側(上面側)の位置から、内壁部23の内面に至る範囲であり、内壁部23の厚さ全体の1/2よりも大きい範囲である。したがって、内壁部23の前端はエッジ状に尖ってはおらず、内壁部23の前端面には、厚さ方向において第2誘導斜面27よりも外面側に位置し、タブ30の正しい進入方向と直交する第2直交端面28が形成されている。
次に、第1誘導斜面25と第2誘導斜面27の形態の相違、位置関係、及びタブ30との関係等を、図5,7を参照して説明する。外壁部22と内壁部23の厚さ寸法は同じ寸法であるが、外壁部22の厚さ方向における第1誘導斜面25の形成範囲Haは、内壁部23の厚さ方向における第2誘導斜面27の形成範囲Hbよりも小さい。そして、前後方向における第1誘導斜面25の形成領域La(長さ)は、第2誘導斜面27の形成領域Lbよりも短い寸法となっている。
また、タブ30の正しい進入方向に対する第1誘導斜面25の傾斜角度αは、第1誘導斜面25の前端から後端に亘って一定の角度であり、タブ30の正しい進入方向に対する第2誘導斜面27の傾斜角度αは、第2誘導斜面27の前端から後端に亘って一定の角度である。そして、タブ30の正しい進入方向に対する第1誘導斜面25の傾斜角度αは、タブ30の正しい挿入方向に対する第2誘導斜面27の傾斜角度αと同じ角度である。この第1誘導斜面25と第2誘導斜面27の傾斜角度αは、ガイド斜面24の傾斜角度βとほぼ同じ角度である。
また、第1誘導斜面25の傾斜角度αを第2誘導斜面27の傾斜角度αと同じ角度とした上で、第2誘導斜面27の前端27Fを、第1誘導斜面25の後端25Rよりも後方に位置するようにした。つまり、第2誘導斜面27の全体が第1誘導斜面25よりも後方に位置するようにした。したがって、第2誘導斜面27は、第1誘導斜面25の後方延長線25Lよりも更に後方に位置している。
また、前後方向における第1誘導斜面25の前端25Fから第2誘導斜面27の後端27Rまでの寸法LAは、タブ30の先端の傾斜面31の前後長LBよりも長い寸法となっている。第1誘導斜面25と第2誘導斜面27の傾斜角度αは、タブ30の傾斜面31の傾斜角度γよりも大きい角度である。そして、図7に示すように、タブ30を両誘導斜面25,27によって誘導(位置矯正)する過程では、傾斜面31の途中に第1誘導斜面25の後端25Rが当接し、タブ30の前端縁が第2誘導斜面27に当接する状態、即ち、タブ30が前後に間隔を空けた2点において第1誘導斜面25と第2誘導斜面27に当接する状態となり得るようになっている。
タブ30が端子接続部11に進入する際に、タブ30の位置が端子接続部11に対して相対的に上方へずれていた場合には、図7に示すように、第1誘導斜面25と第2誘導斜面27に摺接し、両誘導斜面25,27の傾斜により、タブ30の位置は、進入動作が進むのに伴って下方へ矯正され、タブ30は端子接続部11内に誘導される。これにより、タブ30は確実に端子接続部11内に進入することができる。本実施形態では、タブ30を誘導可能な範囲が、外壁部22と内壁部23の2枚の壁部の厚さを併せた広い領域に亘っているので、誘導可能な範囲が1枚の壁部の板厚に相当する狭い範囲に限られている場合に比べると、誘導機能に優れている。
また、前後方向において、第2誘導斜面27の前端27Fは第1誘導斜面25の後端25Rよりも後方の位置に配されているので、第1誘導斜面25に摺接して誘導されているタブ30の先端縁は、第2誘導斜面27の前端に引っ掛からずに済む。
また、第1誘導斜面25の傾斜角度αと第2誘導斜面27の傾斜角度αをほぼ同じ角度としたので、タブ30が両方の誘導斜面25,27を摺接するときの摺動抵抗に起因する反力がほぼ一定となり、タブ30を安定して誘導することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、第2誘導斜面の前端を、第1誘導斜面の後端よりも後方の位置に配したが、第2誘導斜面の前端は、第1誘導斜面の後端と同じ位置に配してもよく、第1誘導斜面の後端よりも前方に配してもよい。
(2)上記実施形態では、前後方向における第1誘導斜面の長さを第2誘導斜面よりも短い寸法としたが、前後方向における第1誘導斜面の長さは、第2誘導斜面と同じ寸法か、それより長い寸法としてもよい。
(3)上記実施形態では、壁面部(外壁部と内壁部)の厚さ方向における第1誘導斜面の形成範囲を第2誘導斜面の形成範囲よりも小さくしたが、壁面部(外壁部と内壁部)の厚さ方向における第1誘導斜面の形成範囲は、第2誘導斜面の形成範囲と同じ寸法か、それより小さい寸法であってもよい。
(4)上記実施形態では、タブの進入方向に対する第1誘導斜面の傾斜角度と第2誘導斜面の傾斜角度とを同じ角度としたが、第1誘導斜面の傾斜角度は、第2誘導斜面の傾斜角度より大きい角度にしてもよく、第2誘導斜面の傾斜角度より小さい角度にしてもよい。
(5)上記実施形態では、タブの進入方向に対する第1誘導斜面の傾斜角度を、その前端から後端に亘って一定の角度としたが、第1誘導斜面の傾斜角度は、その前端から後端に至る間で変化した形態であってもよい。
(6)上記実施形態では、タブの進入方向に対する第2誘導斜面の傾斜角度を、その前端から後端に亘って一定の角度としたが、第2誘導斜面の傾斜角度は、その前端から後端に至る間で変化した形態であってもよい。
(7)上記実施形態では、第2誘導斜面が、第1誘導斜面の後方延長線よりも更に後方に位置するようにしたが、第2誘導斜面は、第1誘導斜面の後方延長線と重なるようになっていてもよく、第1誘導斜面の後方延長線と交差する形態であってもよい。
(8)上記実施形態では、第1誘導斜面と第2誘導斜面を、弾性接触片が形成されている支持壁部とは反対側の壁面部(上壁部)のみに形成したが、第1誘導斜面と第2誘導斜面は、支持壁部を除いた3つの壁面部の全てに形成してもよく、3つの壁面部のうちいずれか2つの壁面部のみに形成してもよく、支持壁部と直角をなす両側壁部のうちいずれか一方の側壁部だけに形成してもよい。
(9)上記実施形態では、前後方向における第1誘導斜面の前端から第2誘導斜面の後端までの寸法を、タブの先端の傾斜面の前後長よりも長い寸法としたが、この両誘導斜面の前後長は、タブの傾斜面と同じ寸法か、それよりも短い寸法であってもよい。
(10)上記実施形態では、第1誘導斜面の傾斜角度を、タブの傾斜面の傾斜角度よりも大きい角度としたが、第1誘導斜面の傾斜角度は、タブの傾斜面の傾斜角度と同じ角度か、それより小さい角度としてもよい。
(11)上記実施形態では、第2誘導斜面の傾斜角度を、タブの傾斜面の傾斜角度よりも大きい角度としたが、第2誘導斜面の傾斜角度は、タブの傾斜面の傾斜角度と同じ角度か、それより小さい角度としてもよい。
(12)上記実施形態では、弾性接触片が支持壁部の前端から折り返し状に延出する形態としたが、本発明は、弾性接触片が支持壁部の後端から折り返し状に延出する形態である場合にも適用できる。
10…端子金具
11…端子接続部
12…支持壁部(端子接続部を構成する壁面部)
13…側壁部(端子接続部を構成する壁面部)
14…上壁部(端子接続部を構成する壁面部)
15…弾性接触片
22…外壁部
23…内壁部
25…第1誘導斜面
25R…第1誘導斜面の後端
27…第2誘導斜面
27F…第2誘導斜面の前端
30…タブ
α…第1誘導斜面と第2誘導斜面の傾斜角度
M…相手側端子

Claims (3)

  1. 前端部に角筒状をなす端子接続部を有し、
    前記端子接続部の内部には、前記端子接続部を構成する支持壁部の端縁から折り返し状に延出した形態の弾性接触片が収容され、
    前方から前記端子接続部に進入した相手側端子のタブを、前記端子接続部の内面と前記弾性接触片との間で弾性的に挟んで接続させるようにした端子金具において、
    前記端子接続部を構成する4つの壁面部のうち前記支持壁部を除いた3つの壁面部の少なくとも1つは、外壁部と内壁部とを重ね合わせた二重壁形態とされており、
    前記外壁部の前端部の内面には、前記タブの進入方向に対して斜めをなし、前記タブを前記端子接続部内に誘導可能な第1誘導斜面が形成され、
    前記内壁部の前端部の内面には、前記タブの進入方向に対して斜めをなし、前記タブを前記端子接続部内に誘導可能な第2誘導斜面が形成されていることを特徴とする端子金具。
  2. 前後方向において、前記第2誘導斜面の前端は、前記第1誘導斜面の後端と同じ位置か、それよりも後方の位置に配されていることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  3. 前記タブの進入方向に対する前記第1誘導斜面の傾斜角度と、前記第2誘導斜面の傾斜角度とがほぼ同じ角度とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の端子金具。
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