JP2000353561A - 雌コンタクト - Google Patents
雌コンタクトInfo
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Abstract
点を突設した場合を含めて雄コンタクトの突付きをなく
して雌コンタクトが損傷を受けることを防止する。 【解決手段】 底壁2と、底壁の幅方向の両端にそれぞ
れ立つ側壁3と、各側壁の天縁から、対向する側壁の天
縁に向かって延びて互いに重なる外天壁4及び内天壁5
とにより前方から雄コンタクトが挿入される筒形部1を
形成した雌コンタクトFにおいて、内天壁の前端内面が
板厚方向に段付き潰し加工されて内側薄肉部11が形成
されている。外天壁の前端内面が板厚方向に段付き潰し
加工されて外側薄肉部13が形成され、内天壁の前端が
上記外側薄肉部の潰れ代だけ板厚方向に段付き加工され
て外側薄肉部に重ね合わされている。
Description
スト等の雄コンタクトが挿入される筒形部を形成したソ
ケット、リセプタクル等の雌コンタクトの技術分野に属
し、特に雄コンタクトをこじって挿入したときに雌コン
タクトの筒形部各所に突き当たることで(この現象を以
下、突付き(どつき)という)、雌コンタクトが損傷を
受けることに対し、これを防止するための対策に関す
る。
して、図7に示すように、底壁101と、底壁101の
幅方向の両端にそれぞれ立つ側壁102と、各側壁10
2の天縁から、対向する側壁102の天縁に向かって延
びて互いに重なる外天壁103及び内天壁104とによ
り、前方から雄コンタクト105が挿入される筒形部1
06を形成した雌コンタクトにおいて、内天壁104の
前端を、外天壁103が連結する側壁側の自由端から内
天壁104が連結する側壁にかけて切り起こして切起片
107を形成し、内天壁104の前端を切起片107の
前端よりも後方に位置させると共に、切起片107の自
由端を外天壁103が連結する側壁102の上端に載置
し、これによって雄コンタクト105を筒形部106に
挿入したときに雄コンタクト105の先端が内天壁10
4の前端に衝合しにくくし、雄コンタクト105の突付
きにより雌コンタクトが損傷を受けることを防止するよ
うにしたものが知られている(例えば、特開平10−1
16641号公報を参照)。
ウジングに収容して用いると、雄コンタクト105は雌
ハウジングの開口を通過してから雌コンタクトの筒形部
106に挿入されることになる。その場合、雌コンタク
トの内天壁104に雄コンタクト105との接点を確定
するための固定接触点(ディンプル)を突設すると、雄
コンタクト105を固定接触点に確実に接触させるに
は、前方からみて内天壁104の前端付近が雌ハウジン
グの開口から覗く程度に筒形部106と雌ハウジングを
高さ方向にずらして組み付けることが望ましいが、そう
すれば内天壁104の前面が前方に向かって大きく露出
することになり、この前面への雄コンタクト105の突
付きが起こりやすくなる。その点、上記従来の技術で
は、筒形部106の先端においては切起片107の内側
に内天壁104がないので、内天壁104の前面への雄
コンタクト105の突付きが起こりにくい。
技術では、耐こじり機能が低くなるという欠点がある。
すなわち、筒形部106の前端上部が切起片107の1
枚のみで構成されるので、雄コンタクト105をこじっ
て挿入することで突き上げ力を受けると、二重の天壁1
03、104ではなく切起片107のみで突き上げ力を
受け止めることになるため、切起片107の自由端側が
持ち上がって筒形部106が開いてしまい、雌コンタク
トが正常に機能しなくなる。
ものであり、その目的とするところは、天壁内面を板厚
方向に段付き潰し加工することにより、高い耐こじり機
能を確保しながら、固定接触点を突設した場合を含めて
雄コンタクトの突付きをなくして雌コンタクトが損傷を
受けることを防止することにある。
め、請求項1の雌コンタクトは、底壁と、底壁の幅方向
の両端にそれぞれ立つ側壁と、各側壁の天縁から、対向
する側壁の天縁に向かって延びて互いに重なる外天壁及
び内天壁とにより前方から雄コンタクトが挿入される筒
形部を形成した雌コンタクトにおいて、内天壁の前端内
面が板厚方向に段付き潰し加工されて内側薄肉部が形成
されていることを特徴としている。
潰れ代だけ外側へずれて間口が広がり、しかも段付き部
が前端から後退した位置にあるので、固定接触点を突設
したとしても雄コンタクトの突付きがなくなり、雌コン
タクトが損傷を受けることが防止される。また筒形部は
前端に至るまで外天壁及び内天壁が重なっているので、
雄コンタクトをこじって挿入することで突き上げ力を受
けても突き上げ力が二重の天壁でしっかり受け止められ
ることになり、高い耐こじり機能が得られる。
の幅方向の両端にそれぞれ立つ側壁と、各側壁の天縁か
ら、対向する側壁の天縁に向かって延びて互いに重なる
外天壁及び内天壁とにより前方から雄コンタクトが挿入
される筒形部を形成した雌コンタクトにおいて、外天壁
の前端内面が板厚方向に段付き潰し加工されて外側薄肉
部が形成され、内天壁の前端が上記外側薄肉部の潰れ代
だけ板厚方向に段付き加工されて外側薄肉部に重ね合わ
されていることを特徴としている。
外側薄肉部の潰れ代だけ外側へずれて間口が広がり、し
かも段付き部が前端から後退した位置にあるので、固定
接触点を突設したとしても雄コンタクトの突付きがなく
なり、雌コンタクトが損傷を受けることが防止される。
また筒形部は前端に至るまで外天壁及び内天壁が重なっ
ているので、雄コンタクトをこじって挿入することで突
き上げ力を受けても突き上げ力が二重の天壁でしっかり
受け止められることになり、高い耐こじり機能が得られ
る。
コンタクトにおいて、外天壁の前端内面が板厚方向に段
付き潰し加工されて外側薄肉部が形成され、内天壁の前
端が上記外側薄肉部の潰れ代だけ板厚方向に段付き加工
されて外側薄肉部に重ね合わされていることを特徴とし
ている。
え、内天壁の前端内面が外側薄肉部の潰れ代だけ外側へ
ずれて更に間口が広がり、しかも段付き部が前端から後
退した位置にあるので、固定接触点を突設したとしても
雄コンタクトの突付きが更になくなり、雌コンタクトが
損傷を受けることが更に防止される。
コンタクトにおいて、段付き加工により内天壁に形成さ
れた段付き部が内側薄肉部の段付き部と前後にずれてい
る。
部により天壁内面が段階的に外側へずれるので、雄コン
タクトの突付きが更になくなり、雌コンタクトが損傷を
受けることが更に防止されると共に、雄コンタクトがス
ムーズに固定接触点に案内される。
に基づいて説明する。図1は実施形態に係る雌コンタク
トFを示す。
クトMが挿入される筒形部1と、その後側に一体的に設
けられた圧着部6とを備えている。筒形部1は、底壁2
と、底壁2の幅方向の両端にそれぞれ立つ側壁3、3
と、各側壁3の天縁から、対向する側壁3の天縁に向か
って延びて互いに重なる外天壁4及び内天壁5とにより
構成されている。圧着部6は、例えば断面略U字形に形
成し、上端縁を内側に曲げることでハーネスHの芯線h
を圧着して取り付けるようにしている。
が挿入される挿入口7が開口している。この筒形部1に
は、底壁2の前端から内天壁5に向かって屈曲して筒形
部1の内部を後方へ延び、雄コンタクトMに接触する弾
性片8が設けられている。また、内天壁5における上記
弾性片8の先端付近に対向する部位には、雄コンタクト
Mとの接点を確定するための固定接触点9が底壁2に向
かって突出して形成されている。この固定接触点9は略
半球形の突起であることから、ディンプルともいわれ
る。弾性片8は他の形状に形成してもよい。また、弾性
片8を設けることも固定接触点9を形成することも本発
明においては必須ではなく、任意的事項である。
リブ10となり、雌コンタクトFの雌ハウジングFH収
容室への挿入時にリブ10が雌ハウジングFHに切った
案内溝に嵌合することで挿入が可能となるようにして逆
差し、つまり雌コンタクトFを天壁4、5と底壁2の位
置を逆転させて雌ハウジングFH収容室に挿入する誤装
着を防止するようにしている。このリブ10を起こすこ
とで形成された孔は、雌コンタクトFの雌ハウジングF
H収容室への挿入時にハウジングランスが嵌入する嵌合
孔として機能する。このリブ10を設けることもハウジ
ングランス用の孔を形成することも本発明においては必
須ではなく、任意的事項である。
記筒形部1において、内天壁5の前端内面が板厚方向に
段付き潰し加工されて、内側薄肉部11が形成されてお
り、この内側薄肉部11と、その後側の段付き潰し加工
していない部位との境界には段付き部12が形成されて
いる。ここで、板厚方向に段付き潰し加工するとは、板
厚方向に圧縮力を加えて板厚が薄くなるように塑性変形
させ、変形していない隣接部分との間に段差を付ける加
工である。この発明では、内面を板厚方向に段付き潰し
加工するので、内面に段差が付くが、外面には段差が付
かない。
付き潰し加工されて、外側薄肉部13が形成されてお
り、この外側薄肉部13と、その後側の段付き潰し加工
していない部位との境界には段付き部14が形成されて
いる。さらに、内天壁5の前端が上記外側薄肉部13の
潰れ代Bだけ板厚方向に段付き加工されて上記外側薄肉
部13に重ね合わされている。そして、この段付き加工
により内天壁5に形成された段付き部15が内側薄肉部
11の段付き部12と前後にずれている。ここで、板厚
方向に段付き加工するとは、板厚方向に押圧力又は曲げ
力を加えて板厚がほぼ一定のままで段差がつくように塑
性変形させる加工である。ここでは段付き加工により内
天壁5に形成された段付き部15が内側薄肉部11の段
付き部12よりも前にずれているが、外天壁4の段付き
部14をもっと後方に形成したときには段付き加工によ
り内天壁5に形成された段付き部15が内側薄肉部11
の段付き部12よりも後ろにずれることになり、本発明
はこのような実施形態も含むものである。また、実施形
態では内天壁5の前端を外側薄肉部13に重ね合わせる
ために内天壁5に段付き加工を施したが、段付き潰し加
工することにより内天壁5の前端を外側薄肉部13に重
ね合わせてもよい。また、内天壁5の前端には面取り1
6が施され、外天壁4の前端にも面取り17が施されて
いる。
薄肉部11を形成し、外天壁4の幅一杯に外側薄肉部1
3を形成しているが、それぞれ内天壁5、外天壁4の幅
よりも狭い幅で形成してもよい。内側薄肉部11及び外
側薄肉部13の潰れ代は、本来の板厚の約20%で例示
されるが、本発明はこの数値により限定されるものでは
なく、要は段付き潰し加工していない部位よりも薄くな
っておればよい。
形する。すなわち、図6に示すような展開形状に成形さ
れた複数の雌コンタクトFがランナーに連なったものを
金属板から打ち抜き、次いで各部を曲げて雌コンタクト
Fを最終形状に成形し、その後に各雌コンタクトFをラ
ンナーから切り離す。上記内側薄肉部11及び外側薄肉
部13の加工は、例えば雌コンタクトFが未だ展開形状
である段階で内天壁5の内面及び外天壁4の内面となる
部位をパンチング加工等することにより行う。
ンタクトF’と比較して説明する。図4及び図5では雌
コンタクトF、F’を図1で示した向きと上下を逆にし
て雌ハウジングFH、FH’に収容しているので、図
中、底壁2が上に、天壁4、5が下に位置している。ま
ず、図5に示すように、従来品の雌コンタクトF’を雌
ハウジングFH’の収容室に収容して雌コネクタFC’
とし、これを雄ハウジングMH’に雄コンタクトM’を
装着してなる雄コネクタMC’に接続すると、雄コンタ
クトM’は雌ハウジングFH’の開口p’を通過してか
ら筒形部に挿入されることになる。雌コンタクトF’の
内天壁5’に固定接触点9’を突設した場合、雄コンタ
クトM’を固定接触点9’に確実に接触させるには、筒
形部の挿入口の中心を雌ハウジングFH’の開口p’の
中心よりも高さ方向に(図5の上方に)ずらして、前方
からみて内天壁5’の前端付近が雌ハウジングFH’の
開口p’から覗く程度に組み付けることが望ましいが、
そうすれば、例え面取り16’を施していても、図5に
示すように、内天壁5’の前面が前方に向かって大きく
露出することになり、この前面への雄コンタクトM’の
突付きが起こりやすくなる。
クトFと雌ハウジングFHの相対位置が雄コンタクトM
の突付きが起こりやすい最悪の関係にあるときを示して
いる。すなわち、雌コンタクトFを雌ハウジングFHの
収容室に収容して雌コネクタFCとし、これを雄ハウジ
ングMHに雄コンタクトMを装着してなる雄コネクタM
Cに接続するときに、筒形部1の挿入口7の中心を雌ハ
ウジングFHの開口pの中心よりも高さ方向に(図では
上方に)ずらして、前方からみて内天壁5の前端付近が
雌ハウジングFHの開口pから覗く程度に組み付けてい
る。その場合、内側薄肉部11が形成されることで内天
壁5の前端内面が潰れ代Cだけ外側(図では下方)へず
れて挿入口7の間口が広がり、しかも段付き部12が前
端から後退した位置にあるので、その分だけ雄コンタク
トMの突付きがなくなり、雌コンタクトFが損傷を受け
ることが防止される。また筒形部1は前端に至るまで外
天壁4及び内天壁5が重なっているので、雄コンタクト
Mをこじって挿入することで突き上げ力を受けても突き
上げ力が二重の天壁4、5でしっかり受け止められるこ
とになり、高い耐こじり機能が得られる。
に段付き潰し加工して内側薄肉部11を形成すると共に
外天壁4は平面のままとする実施形態を含むが、上記実
施形態のように更に外天壁4の前端内面を板厚方向に段
付き潰し加工して外側薄肉部13を形成し、内天壁5の
前端を上記外側薄肉部13の潰れ代Bだけ板厚方向に段
付き加工して外側薄肉部13に重ね合わせたときには、
内天壁5の前端内面が上記潰れ代Cに加えて外側薄肉部
13の潰れ代Bだけ外側(図では下方)へずれて更に間
口が広がり、しかも段付き部15が前端から後退した位
置にあるので、固定接触点を突設したとしても雄コンタ
クトMの突付きが更になくなり、雌コンタクトFが損傷
を受けることが更に防止される。また、この実施形態で
は内天壁5の前端を外側薄肉部13に重ね合わせるため
に内天壁5に段付き加工を施したが、段付き潰し加工す
ることにより内天壁5の前端を外側薄肉部13に重ね合
わせたときには、内天壁5の前端内面が上記潰れ代(B
+C)に加えて更に重ね合わせのための段付き潰し加工
による潰れ代A(図示省略)だけ外側(図4では下方)
へずれて更に間口が広がり、しかも加工により形成され
る段付き部(図示省略)が前端から後退した位置にある
ので、雄コンタクトMの突付き防止及び雌コンタクトF
の損傷防止の効果が更に高められる。
成された段付き部15と内側薄肉部11の段付き部12
を前後方向に一致させた実施形態を含むが、これらの段
付き部15、12を前後にずらしたときは、前後する二
つの段付き部15、12により内天壁5の内面が段階的
に外側(図では下方)へずれるので、雄コンタクトMの
突付きが更になくなり、雌コンタクトFが損傷を受ける
ことが更に防止されると共に、雄コンタクトMをスムー
ズに固定接触点9に案内することができる。
6を施している実施形態、外天壁4に前端にのみ面取り
17を施している実施形態、内天壁5の前端にも外天壁
4の前端にも面取りを施していない実施形態を含むが、
内天壁5の前端に面取り16を施したときには、これに
よっても雄コンタクトMの突付きがなくなり、雌コンタ
クトFが損傷を受けることが防止される。
の前端内面に内側薄肉部を形成しない実施形態を含む。
この実施形態は、底壁と、底壁の幅方向の両端にそれぞ
れ立つ側壁と、各側壁の天縁から、対向する側壁の天縁
に向かって延びて互いに重なる外天壁及び内天壁とによ
り前方から雄コンタクトが挿入される筒形部を形成した
雌コンタクトにおいて、外天壁の前端内面が板厚方向に
段付き潰し加工されて外側薄肉部が形成され、内天壁の
前端が上記外側薄肉部の潰れ代だけ板厚方向に段付き加
工されて外側薄肉部に重ね合わされている雌コンタクト
である。この雌コンタクトは、内天壁の前端内面が外側
薄肉部の潰れ代だけ外側へずれて間口が広がり、しかも
段付き部が前端から後退した位置にあるので、固定接触
点を突設したとしても雄コンタクトの突付きがなくな
り、雌コンタクトが損傷を受けることが防止される。ま
た筒形部は前端に至るまで外天壁及び内天壁が重なって
いるので、雄コンタクトをこじって挿入することで突き
上げ力を受けても突き上げ力が二重の天壁でしっかり受
け止められることになり、高い耐こじり機能が得られ
る。
タクトの突付きが起こりやすい雌コンタクトと雌ハウジ
ングの相対位置関係は、内天壁に固定接触点を突設しな
いときであっても起こる。そのときも、図4及び図5に
基づく実施形態の説明をそのまま引用することができ
る。さらに、本発明は以上の実施形態を組み合わせた実
施形態を全て含む。
タクトによれば、内天壁の前端内面を板厚方向に段付き
潰し加工して内側薄肉部を形成したので、前端まである
二重天壁により高い耐こじり機能を確保しながら、固定
接触点を突設したとしても雄コンタクトの突付きをなく
して雌コンタクトが損傷を受けることを防止することが
できる。
の前端内面を板厚方向に段付き潰し加工して外側薄肉部
を形成し、内天壁の前端を上記外側薄肉部の潰れ代だけ
板厚方向に段付き加工して外側薄肉部に重ね合わせたの
で、前端まである二重天壁により高い耐こじり機能を確
保しながら、固定接触点を突設したとしても雄コンタク
トの突付きをなくして雌コンタクトが損傷を受けること
を防止することができる。
1の構成において、外天壁の前端内面を板厚方向に段付
き潰し加工して外側薄肉部を形成し、内天壁の前端を上
記外側薄肉部の潰れ代だけ板厚方向に段付き加工して外
側薄肉部に重ね合わせたので、請求項1の雌コンタクト
の効果に加え、雄コンタクトの突付きが更になくなり、
雌コンタクトが損傷を受けることを更に防止することが
できる。
段付き部により天壁内面が段階的に外側へずれるので、
雄コンタクトの突付きが更になくなり、雌コンタクトが
損傷を受けることを更に防止することができると共に、
雄コンタクトをスムーズに固定接触点に案内することが
できる。
視図である。
視図である。
コネクタとし、これを雄ハウジングに雄コンタクトを装
着してなる雄コネクタに接続したもので、雄コンタクト
をこじって雌コンタクトに挿入した状態で示す縦断面図
である。
にその要部拡大図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 底壁と、底壁の幅方向の両端にそれぞれ
立つ側壁と、各側壁の天縁から、対向する側壁の天縁に
向かって延びて互いに重なる外天壁及び内天壁とにより
前方から雄コンタクトが挿入される筒形部を形成した雌
コンタクトにおいて、内天壁の前端内面が板厚方向に段
付き潰し加工されて内側薄肉部が形成されていることを
特徴とする雌コンタクト。 - 【請求項2】 底壁と、底壁の幅方向の両端にそれぞれ
立つ側壁と、各側壁の天縁から、対向する側壁の天縁に
向かって延びて互いに重なる外天壁及び内天壁とにより
前方から雄コンタクトが挿入される筒形部を形成した雌
コンタクトにおいて、外天壁の前端内面が板厚方向に段
付き潰し加工されて外側薄肉部が形成され、内天壁の前
端が上記外側薄肉部の潰れ代だけ板厚方向に段付き加工
されて外側薄肉部に重ね合わされていることを特徴とす
る雌コンタクト。 - 【請求項3】 請求項1記載の雌コンタクトにおいて、
外天壁の前端内面が板厚方向に段付き潰し加工されて外
側薄肉部が形成され、内天壁の前端が上記外側薄肉部の
潰れ代だけ板厚方向に段付き加工されて外側薄肉部に重
ね合わされていることを特徴とする雌コンタクト。 - 【請求項4】 段付き加工により内天壁に形成された段
付き部が内側薄肉部の段付き部と前後にずれている請求
項3記載の雌コンタクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161737A JP2000353561A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 雌コンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161737A JP2000353561A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 雌コンタクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000353561A true JP2000353561A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15740937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11161737A Pending JP2000353561A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 雌コンタクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000353561A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012028149A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | メス端子 |
JP2012038552A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 端子金具 |
CN107293905A (zh) * | 2016-04-11 | 2017-10-24 | 日本压着端子制造株式会社 | 端子、连接器以及电连接装置 |
-
1999
- 1999-06-08 JP JP11161737A patent/JP2000353561A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2012038552A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 端子金具 |
CN107293905A (zh) * | 2016-04-11 | 2017-10-24 | 日本压着端子制造株式会社 | 端子、连接器以及电连接装置 |
US9887481B2 (en) | 2016-04-11 | 2018-02-06 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Terminal, connector, and electrical connection apparatus |
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