JP3221557B2 - 電気コンタクト - Google Patents
電気コンタクトInfo
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- JP3221557B2 JP3221557B2 JP31546996A JP31546996A JP3221557B2 JP 3221557 B2 JP3221557 B2 JP 3221557B2 JP 31546996 A JP31546996 A JP 31546996A JP 31546996 A JP31546996 A JP 31546996A JP 3221557 B2 JP3221557 B2 JP 3221557B2
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- Japan
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- contact
- locking piece
- wall
- side wall
- piece
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/428—Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members
- H01R13/432—Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members by stamped-out resilient tongue snapping behind shoulder in base or case
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/11—Resilient sockets
- H01R13/113—Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、相手コンタクトと
接触する接触部及び電線接続部を具備した電気コンタク
ト、特にコネクタハウジングに係止される弾性係止片を
設けた電気コンタクトに関するものである。
接触する接触部及び電線接続部を具備した電気コンタク
ト、特にコネクタハウジングに係止される弾性係止片を
設けた電気コンタクトに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の電気コンタクトとして、
例えば、図６に示すものが知られている（実開昭５２−
１４５４９２号公報参照）。この電気コンタクト１００
は、相手コンタクト（図示せず）と接触する接触部１１
０、電線（図示せず）に圧着接続される、ワイヤバレル
１３１及びインシュレーションバレル１３２からなる電
線接続部１３０及び接触部１１０と電線接続部１３０と
の間に設けられ、コネクタハウジング（図示せず）に係
止される係止部１２０を具備し、金属板を打ち抜き及び
曲げ加工することによって形成されている。このうち、
接触部１１０は、基部１１１と、基部１１１の両側から
立上げられた１対の側壁１１２、１１２と、これら側壁
１１２、１１２のそれぞれから内側に折り曲げられた天
板１１３、１１３とを具備した略箱形で形成され、タブ
状又はポスト状の相手コンタクトを受容するようになっ
ている。そして、基部１１１及び天板１１３、１１３の
前端（図６（Ｂ）における左端）から後方に向けて互い
に接近するように相手コンタクトと接触する複数の弾性
接触片１１４、１１５が設けられている。又、係止部１
２０は、基部１１１から後方に向けて上方（図６（Ｂ）
における上方）に立上るように切り起こされた、コネク
タハウジングに係止される弾性係止片１２１と、接触部
１１０の１対の側壁１１２、１１２のそれぞれから後方
に延出すると共に上端が弾性係止片１２１の先端よりも
立上げられた１対の側壁部分１２２、１２２とを具備し
ている。１対の側壁部分１２２、１２２は、電線接続作
業中等において電線が弾性係止片１２１に絡みつくのを
防止すると共に、電気コンタクト１００をコネクタハウ
ジングに挿入保持する際において、電気コンタクト１０
０の逆差しを防止する機能を果たす。
例えば、図６に示すものが知られている（実開昭５２−
１４５４９２号公報参照）。この電気コンタクト１００
は、相手コンタクト（図示せず）と接触する接触部１１
０、電線（図示せず）に圧着接続される、ワイヤバレル
１３１及びインシュレーションバレル１３２からなる電
線接続部１３０及び接触部１１０と電線接続部１３０と
の間に設けられ、コネクタハウジング（図示せず）に係
止される係止部１２０を具備し、金属板を打ち抜き及び
曲げ加工することによって形成されている。このうち、
接触部１１０は、基部１１１と、基部１１１の両側から
立上げられた１対の側壁１１２、１１２と、これら側壁
１１２、１１２のそれぞれから内側に折り曲げられた天
板１１３、１１３とを具備した略箱形で形成され、タブ
状又はポスト状の相手コンタクトを受容するようになっ
ている。そして、基部１１１及び天板１１３、１１３の
前端（図６（Ｂ）における左端）から後方に向けて互い
に接近するように相手コンタクトと接触する複数の弾性
接触片１１４、１１５が設けられている。又、係止部１
２０は、基部１１１から後方に向けて上方（図６（Ｂ）
における上方）に立上るように切り起こされた、コネク
タハウジングに係止される弾性係止片１２１と、接触部
１１０の１対の側壁１１２、１１２のそれぞれから後方
に延出すると共に上端が弾性係止片１２１の先端よりも
立上げられた１対の側壁部分１２２、１２２とを具備し
ている。１対の側壁部分１２２、１２２は、電線接続作
業中等において電線が弾性係止片１２１に絡みつくのを
防止すると共に、電気コンタクト１００をコネクタハウ
ジングに挿入保持する際において、電気コンタクト１０
０の逆差しを防止する機能を果たす。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の電気コンタクト１００にあっては、係止部１２０の
側壁部分１２２、１２２はそれぞれ１枚の金属板で構成
されているため、内外方向（図６（Ｂ）における紙面に
対し直交する方向）において構造的に弱い。このため、
電線の接続作業や電気コンタクト１００のコネクタハウ
ジングへの組み込み作業中等において側壁部分１２２、
１２２が内外方向へ曲がってしまうことがあり、弾性係
止片１２１に対して保護する機能及び電気コンタクト１
００の逆差し防止機能が低下してしまうことがあった。
来の電気コンタクト１００にあっては、係止部１２０の
側壁部分１２２、１２２はそれぞれ１枚の金属板で構成
されているため、内外方向（図６（Ｂ）における紙面に
対し直交する方向）において構造的に弱い。このため、
電線の接続作業や電気コンタクト１００のコネクタハウ
ジングへの組み込み作業中等において側壁部分１２２、
１２２が内外方向へ曲がってしまうことがあり、弾性係
止片１２１に対して保護する機能及び電気コンタクト１
００の逆差し防止機能が低下してしまうことがあった。
【０００４】又、従来の電気コンタクト１００には、弾
性係止片１２１が下方に過度に撓んだ場合においてかか
る弾性係止片１２１に当接するものがなく、弾性係止片
１２１が過度に下方に撓んだ場合に過応力を防止できず
にその弾性係止片１２１が塑性変形してしまうという問
題点があった。
性係止片１２１が下方に過度に撓んだ場合においてかか
る弾性係止片１２１に当接するものがなく、弾性係止片
１２１が過度に下方に撓んだ場合に過応力を防止できず
にその弾性係止片１２１が塑性変形してしまうという問
題点があった。
【０００５】従って、本発明の目的は、弾性係止片に対
して保護する機能及び電気コンタクトの逆差し防止機能
を果たす係止片保護部を構造的に強くすると共に弾性係
止片の過応力を防止する過応力防止片を具えた電気コン
タクトを簡単な形状で提供することにある。
して保護する機能及び電気コンタクトの逆差し防止機能
を果たす係止片保護部を構造的に強くすると共に弾性係
止片の過応力を防止する過応力防止片を具えた電気コン
タクトを簡単な形状で提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気コンタ
クトは、相手コンタクトに接触する接触部、電線に接続
される電線接続部及び係止部を具備し、該係止部がコネ
クタハウジングに係止される弾性係止片を有する電気コ
ンタクトにおいて、前記係止部が、前記接触部の側壁か
ら延出する側壁部分から上方に立上げられると共に上端
が前記弾性係止片の先端よりも上方に突出する外側壁及
び該外側壁の前記上端から下向きに折り返された内側壁
からなる係止片保護部と、該係止片保護部の前記内側壁
から他の側壁部分に向かって折り曲げられ、前記弾性係
止片に当接可能な過応力防止片とを具備していることを
特徴としている。
クトは、相手コンタクトに接触する接触部、電線に接続
される電線接続部及び係止部を具備し、該係止部がコネ
クタハウジングに係止される弾性係止片を有する電気コ
ンタクトにおいて、前記係止部が、前記接触部の側壁か
ら延出する側壁部分から上方に立上げられると共に上端
が前記弾性係止片の先端よりも上方に突出する外側壁及
び該外側壁の前記上端から下向きに折り返された内側壁
からなる係止片保護部と、該係止片保護部の前記内側壁
から他の側壁部分に向かって折り曲げられ、前記弾性係
止片に当接可能な過応力防止片とを具備していることを
特徴としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図１は本発明の電気コンタクトをキャリ
ヤとともに示す平面図、図２は図１の電気コンタクトを
キャリアとともに示す右側面図である。図３は図１の電
気コンタクトの正面図、図４は図２の４−４線に沿った
断面図、図５は図１の５−５線に沿った断面図である。
して説明する。図１は本発明の電気コンタクトをキャリ
ヤとともに示す平面図、図２は図１の電気コンタクトを
キャリアとともに示す右側面図である。図３は図１の電
気コンタクトの正面図、図４は図２の４−４線に沿った
断面図、図５は図１の５−５線に沿った断面図である。
【０００８】これらの図において、電気コンタクト１
は、相手コンタクト（図示せず）と接触する接触部１
０、電線に圧着接続されるワイヤバレル３１及びインシ
ュレーションバレル３２からなる電線接続部３０及び接
触部１０と電線接続部３０との間に設けられた係止部２
０を具備し、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することに
よって形成されている。図１及び図２における符号４０
はキャリアであり、電気コンタクト１を製作した後に切
り落とされる。
は、相手コンタクト（図示せず）と接触する接触部１
０、電線に圧着接続されるワイヤバレル３１及びインシ
ュレーションバレル３２からなる電線接続部３０及び接
触部１０と電線接続部３０との間に設けられた係止部２
０を具備し、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することに
よって形成されている。図１及び図２における符号４０
はキャリアであり、電気コンタクト１を製作した後に切
り落とされる。
【０００９】このうち、接触部１０は、基部１１と、基
部１１の両側から立上げられた１対の側壁１２、１３と
一方の側壁１２の上端（図５における上端）であって、
接触部１０の前端（図５における左端）及び後方のそれ
ぞれから内側に折り曲げられた下側上壁１４ａ、１４ｂ
と、他方の側壁１３の上端から内側に折り曲げられた上
側上壁１５とを具備した略箱形で形成され、タブ状又は
ポスト状の相手コンタクトを受容するようになってい
る。又、接触部１０の後側の下側上壁１４ｂからは、前
方かつ下方に向けて相手コンタクトと弾性接触する弾性
接触片１６が設けられ、基部１１の前方には相手コンタ
クトと接触する接触突起１８が打ち出しにより設けられ
ている。更に、上側上壁１５の前方には、弾性接触片１
６が相手コンタクトに接触し、上方に撓んだ際における
弾性接触片１６の逃げ穴１７が形成されている。この逃
げ穴１７を上側上壁１５に形成したので、接触部１０の
上下方向の高さを低くおさえつつ、弾性接触片１６、先
端の上側上壁１５への衝突が回避される。なお、本実施
形態における接触部１０は略箱形で形成されているが、
タブ状又はポスト状の接触部としてもよい。
部１１の両側から立上げられた１対の側壁１２、１３と
一方の側壁１２の上端（図５における上端）であって、
接触部１０の前端（図５における左端）及び後方のそれ
ぞれから内側に折り曲げられた下側上壁１４ａ、１４ｂ
と、他方の側壁１３の上端から内側に折り曲げられた上
側上壁１５とを具備した略箱形で形成され、タブ状又は
ポスト状の相手コンタクトを受容するようになってい
る。又、接触部１０の後側の下側上壁１４ｂからは、前
方かつ下方に向けて相手コンタクトと弾性接触する弾性
接触片１６が設けられ、基部１１の前方には相手コンタ
クトと接触する接触突起１８が打ち出しにより設けられ
ている。更に、上側上壁１５の前方には、弾性接触片１
６が相手コンタクトに接触し、上方に撓んだ際における
弾性接触片１６の逃げ穴１７が形成されている。この逃
げ穴１７を上側上壁１５に形成したので、接触部１０の
上下方向の高さを低くおさえつつ、弾性接触片１６、先
端の上側上壁１５への衝突が回避される。なお、本実施
形態における接触部１０は略箱形で形成されているが、
タブ状又はポスト状の接触部としてもよい。
【００１０】又、係止部２０は、接触部１０の上側上壁
１５から後方に向けて上方に立上るように折り曲げられ
た、コネクタハウジング（図示せず）に係止される弾性
係止片２５と、接触部１０の１対の側壁１２、１３のそ
れぞれから後方に延出する１対の側壁部分２２、２３
と、一方の側壁部分２２から上方に立上げられると共に
上端が弾性係止片２５の先端よりも上方に突出する外側
壁２１ａ及び外側壁２１ａの上端から下向きに折り返さ
れた内側壁２１ｂからなる係止片保護部２１とを具備し
ている。この係止片保護部２１は、外側壁２１ａ及びこ
の外側壁２１ａに連結された内側壁２１ｂの２枚の金属
板で構成されているため、内外方向（図４における左右
方向）において構造的に強い。このため、電線の接続作
業や電気コンタクト１のコネクタハウジングへの組み込
み作業中等において、係止片保護部２１は内外方向へ曲
がる危険性は小さく、電線が弾性係止片２５にからみつ
くのを防止する弾性係止片保護機能及び電気コンタクト
２をコネクタハウジングへ挿入する際の逆差し防止機能
を損ねることはないものとなっている。
１５から後方に向けて上方に立上るように折り曲げられ
た、コネクタハウジング（図示せず）に係止される弾性
係止片２５と、接触部１０の１対の側壁１２、１３のそ
れぞれから後方に延出する１対の側壁部分２２、２３
と、一方の側壁部分２２から上方に立上げられると共に
上端が弾性係止片２５の先端よりも上方に突出する外側
壁２１ａ及び外側壁２１ａの上端から下向きに折り返さ
れた内側壁２１ｂからなる係止片保護部２１とを具備し
ている。この係止片保護部２１は、外側壁２１ａ及びこ
の外側壁２１ａに連結された内側壁２１ｂの２枚の金属
板で構成されているため、内外方向（図４における左右
方向）において構造的に強い。このため、電線の接続作
業や電気コンタクト１のコネクタハウジングへの組み込
み作業中等において、係止片保護部２１は内外方向へ曲
がる危険性は小さく、電線が弾性係止片２５にからみつ
くのを防止する弾性係止片保護機能及び電気コンタクト
２をコネクタハウジングへ挿入する際の逆差し防止機能
を損ねることはないものとなっている。
【００１１】更に、係止部２０は、係止片保護部２１の
内側壁２１ｂから他の側壁部分２３に向かって折り曲げ
られ、弾性係止片２５の下側に当接可能な過応力防止片
２４を有している。このため、弾性係止片２５が過度に
下方に撓んだ場合には、弾性係止片２５の先端下側が過
応力防止片２４の上側に当接し、弾性係止片２５の塑性
変形を防止することができる。なお、過応力防止片２４
は、係止部２０を構成する一対の側壁部分２２、２３の
一方から切り起こされて形成されるのではなく、外側壁
２１ａから折り曲げられた内側壁２１ｂから折り曲げら
れて形成されるので、側壁部分２２、又は２３の強度が
低下することはない。なお、過応力防止片２４は、他側
の側壁部分２３上に載置又は固定してもよい。これによ
れば、過応力防止片２４の両端が支持されることになる
ので、過応力防止片２４の曲げに対する強度が強くな
り、過応力防止片２４自体の変形が防止される。又、過
応力防止片２４は、他側の側壁部分２３にも設けてもよ
い。
内側壁２１ｂから他の側壁部分２３に向かって折り曲げ
られ、弾性係止片２５の下側に当接可能な過応力防止片
２４を有している。このため、弾性係止片２５が過度に
下方に撓んだ場合には、弾性係止片２５の先端下側が過
応力防止片２４の上側に当接し、弾性係止片２５の塑性
変形を防止することができる。なお、過応力防止片２４
は、係止部２０を構成する一対の側壁部分２２、２３の
一方から切り起こされて形成されるのではなく、外側壁
２１ａから折り曲げられた内側壁２１ｂから折り曲げら
れて形成されるので、側壁部分２２、又は２３の強度が
低下することはない。なお、過応力防止片２４は、他側
の側壁部分２３上に載置又は固定してもよい。これによ
れば、過応力防止片２４の両端が支持されることになる
ので、過応力防止片２４の曲げに対する強度が強くな
り、過応力防止片２４自体の変形が防止される。又、過
応力防止片２４は、他側の側壁部分２３にも設けてもよ
い。
【００１２】
【発明の効果】本発明に係る電気コンタクトは、係止部
が、接触部の側壁から延出する側壁部分から上方に立上
げられると共に上端が弾性係止片の先端よりも上方に突
出する外側壁及び該外側壁の前記上端から下向きに折り
返された内側壁からなる係止片保護部を具備しているの
で、係止保護部は２枚の金属板で構成され、内外方向に
おいて構造的に強い。このため、電線の接続作業や電気
コンタクトのコネクタハウジングの組立作業中等におい
て、係止片保護部は内外方向へ曲がる危険性は小さく、
電線が弾性係止片にからみつくのを防止する弾性係止片
保護機能及び電気コンタクトをコネクタハウジングへ挿
入する際の逆差し防止機能を損ねることはないものとす
ることができる。又、前記係止部は、前記係止片保護部
の内側壁から他の側壁部分に向かって折り曲げられ、弾
性係止片に当接可能な過応力防止片を具備しているの
で、弾性係止片が過度に撓んだ場合に過応力防止片に当
接し、弾性防止片の過応力及び塑性変形を防止すること
ができる。なお、過応力防止片は係止部を構成する１対
の側壁部分の一方から切り起こされて形成されるのでは
なく、外側壁から折り曲げられた内側壁から折り曲げら
れて形成されるので、側壁部分の強度が低下することは
ないものである。
が、接触部の側壁から延出する側壁部分から上方に立上
げられると共に上端が弾性係止片の先端よりも上方に突
出する外側壁及び該外側壁の前記上端から下向きに折り
返された内側壁からなる係止片保護部を具備しているの
で、係止保護部は２枚の金属板で構成され、内外方向に
おいて構造的に強い。このため、電線の接続作業や電気
コンタクトのコネクタハウジングの組立作業中等におい
て、係止片保護部は内外方向へ曲がる危険性は小さく、
電線が弾性係止片にからみつくのを防止する弾性係止片
保護機能及び電気コンタクトをコネクタハウジングへ挿
入する際の逆差し防止機能を損ねることはないものとす
ることができる。又、前記係止部は、前記係止片保護部
の内側壁から他の側壁部分に向かって折り曲げられ、弾
性係止片に当接可能な過応力防止片を具備しているの
で、弾性係止片が過度に撓んだ場合に過応力防止片に当
接し、弾性防止片の過応力及び塑性変形を防止すること
ができる。なお、過応力防止片は係止部を構成する１対
の側壁部分の一方から切り起こされて形成されるのでは
なく、外側壁から折り曲げられた内側壁から折り曲げら
れて形成されるので、側壁部分の強度が低下することは
ないものである。
【図１】本発明の電気コンタクトをキャリアと共に示す
平面図である。
平面図である。
【図２】図１の電気コンタクトをキャリアと共に示す右
側面図である。
側面図である。
【図３】図１の電気コンタクトの正面図である。
【図４】図２の４−４線に沿った断面図である。
【図５】図１の５−５線に沿った断面図である。
【図６】従来例の電気コンタクトを示し、（Ａ）は電気
コンタクトの斜視図、（Ｂ）は電気コンタクトの縦断面
図である。
コンタクトの斜視図、（Ｂ）は電気コンタクトの縦断面
図である。
１ 電気コンタクト １０ 接触部 １２、１３ 側壁 ２０ 係止部 ２１ 係止片保護部 ２１ａ 外側壁 ２１ｂ 内側壁 ２２、２３ 側壁部分 ２４ 過応力防止片 ２５ 弾性係止片 ３０ 電線接続部
Claims (1)
- 【請求項１】 相手コンタクトと接触する接触部、電線
に接続される電線接続部及び係止部を具備し、該係止部
がコネクタハウジングに係止される弾性係止片を有する
電気コンタクトにおいて、 前記係止部が、前記接触部の側壁から延出する側壁部分
から上方に立上げられると共に上端が前記弾性係止片の
先端よりも上方に突出する外側壁及び該外側壁の前記上
端から下向きに折り返された内側壁からなる係止片保護
部と、該係止片保護部の前記内側壁から他の側壁部分に
向かって折り曲げられ、前記弾性係止片に当接可能な過
応力防止片とを具備していることを特徴とする電気コン
タクト。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31546996A JP3221557B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 電気コンタクト |
| US09/308,011 US6183312B1 (en) | 1996-11-12 | 1997-11-11 | Electrical contact |
| AU54334/98A AU5433498A (en) | 1996-11-12 | 1997-11-11 | Electrical contact |
| DE69703989T DE69703989T2 (de) | 1996-11-12 | 1997-11-11 | Elektrischer verbinder |
| EP97948230A EP0938758B1 (en) | 1996-11-12 | 1997-11-11 | Electrical contact |
| CN 97199619 CN1104754C (zh) | 1996-11-12 | 1997-11-11 | 电接点 |
| PCT/US1997/020497 WO1998021784A1 (en) | 1996-11-12 | 1997-11-11 | Electrical contact |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31546996A JP3221557B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 電気コンタクト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10144378A JPH10144378A (ja) | 1998-05-29 |
| JP3221557B2 true JP3221557B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=18065738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31546996A Expired - Fee Related JP3221557B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 電気コンタクト |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0938758B1 (ja) |
| JP (1) | JP3221557B2 (ja) |
| CN (1) | CN1104754C (ja) |
| AU (1) | AU5433498A (ja) |
| DE (1) | DE69703989T2 (ja) |
| WO (1) | WO1998021784A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
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