JPWO2019065162A1 - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

光を形成する光形成部、を備えた光モジュールである。前記光形成部は、ベース部材と、前記ベース部材上に搭載され、光を出射するように構成された半導体発光素子と、前記ベース部材上に搭載され、前記半導体発光素子から出射される前記光の一部を反射し、前記光の一部を透過するレンズと、前記ベース部材上の前記半導体発光素子と前記レンズとの間であって、前記半導体発光素子から前記レンズに向かう前記光の照射範囲の外側に搭載され、前記レンズにより反射した光の一部を受光面で受光するように構成された受光素子と、を含む。

Description

本開示は、光モジュールに関する。本出願は2017年9月29日出願の日本特許出願第2017−190662号に基づく優先権を主張し、前記日本特許出願に記載された全ての内容を援用するものである。
パッケージ内に半導体発光素子を配置した光モジュールが知られている(たとえば、特許文献1〜4参照)。このような光モジュールは、表示装置、光ピックアップ装置、光通信装置など、種々の装置の光源として用いられる。
特開2009−93101号公報 特開2007−328895号公報 特開2007−17925号公報 特開2007−65600号公報
本開示の光モジュールは、光を形成する光形成部、を備える。前記光形成部は、ベース部材と、前記ベース部材上に搭載され、光を出射するように構成された半導体発光素子と、前記ベース部材上に搭載され、前記半導体発光素子から出射される前記光の一部を反射し、前記光の一部を透過するレンズと、前記ベース部材上の前記半導体発光素子と前記レンズとの間であって、前記半導体発光素子から前記レンズに向かう前記光の照射範囲の外側に搭載され、前記レンズにより反射した光の一部を受光面で受光するように構成された受光素子と、を含む。
図1は、実施の形態1における光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 図2は、実施の形態1における光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 図3は、実施の形態1における光モジュールの構造を示す概略平面図である。 図4は、実施の形態1における光モジュールの構造を示す概略断面図である。 図5は、実施の形態2における光モジュールの構造を示す概略断面図である。 図6は、実施の形態2の変形例における光モジュールの構造を示す概略断面図である。
従来の光モジュールについては、半導体発光素子の光量を測定するための受光素子が設けられる場合がある。ここで、半導体発光素子から出射された光を直接受光素子によって受光させると、受光素子の受光面において反射した光が迷光となり、たとえば、光モジュールを表示装置として用いた場合に、投影面に迷光が表れるおそれがある。このような状況はできるだけ避けることが望ましい。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。本開示に係る光モジュールは、光を形成する光形成部、を備える。光形成部は、ベース部材と、ベース部材上に搭載され、光を出射するように構成された半導体発光素子と、ベース部材上に搭載され、半導体発光素子から出射される前記光の一部を反射し、光の一部を透過するレンズと、ベース部材上の半導体発光素子とレンズとの間であって、半導体発光素子からレンズに向かう光の照射範囲の外側に搭載され、レンズにより反射した光の一部を受光面で受光するように構成された受光素子と、を含む。
このような構成の光モジュールによれば、受光素子は、半導体発光素子からの光がレンズにより反射した反射光の一部を受光して、半導体発光素子の光量を測定することができる。そして、測定した光量に基づいて、半導体発光素子から出射される光の強度を調整することができる。この場合、受光素子は、ベース部材上の半導体発光素子とレンズとの間であって、半導体発光素子からの光の出射範囲の外部に位置するため、半導体発光素子から出射される光が直接受光素子に当たることはない。そうすると、受光素子が半導体発光素子からの光を直接受けた際に発生する反射光が発生することはない。したがって、受光素子に直接当たって反射される反射光がレンズに入射し、外部に出力されることを防止することができる。その結果、上記光モジュールによれば、迷光の発生を抑制することができる。
上記光モジュールにおいて、光形成部は、ベース部材上にそれぞれ搭載される複数の半導体発光素子と、ベース部材上にそれぞれ搭載され、複数の半導体発光素子のそれぞれに対応して配置される複数のレンズと、ベース部材上に搭載され、複数の半導体発光素子のそれぞれに対応して配置される複数の受光素子と、ベース部材上に搭載され、複数の半導体発光素子からの光を合波するフィルタとを含むよう構成してもよい。こうすることにより、迷光の発生を防止しながら、複数の半導体発光素子から出射される光を合波して、光モジュールから出力することができる。
上記光モジュールにおいて、半導体発光素子は、レーザダイオードであるよう構成してもよい。こうすることにより、出射する光の波長のばらつきの少ない出射光を得ることができる。
なお、光形成部により形成される光の出力は、50mW以上であるように構成してもよい。このような光モジュールは、表示装置や光ピックアップ装置等に適用することができる。
上記光モジュールにおいて、ベース部材はさらにベース板を含み、受光素子は、ベース板上に直接搭載されているよう構成してもよい。こうすることにより、製造工程を簡略化して、より容易に光モジュールを製造することができる。
上記光モジュールにおいて、受光素子は、照射範囲の縁とレンズで反射された照射範囲の縁の光との間に搭載されるよう構成してもよい。こうすることにより、適切に反射光を受光することができる。
上記光モジュールにおいて、受光面がレンズに向くように光の光軸に対して傾斜してもよい。こうすることにより、受光素子の受光面によって反射された反射光が再度半導体発光素子に入射することを抑制して、半導体発光素子の出力制御が困難になることを避けることができる。
本開示に係る光モジュールは、光を出射するように構成された半導体発光素子と、半導体発光素子から出射される光の一部を反射し、光の一部を透過するように構成されたレンズと、半導体発光素子から出射されレンズに向かう光の照射範囲よりも外側においてレンズにより反射した光の一部を受光するように構成された受光素子と、を備える。
このような構成の光モジュールによれば、受光素子は、半導体発光素子からの光がレンズにより反射した反射光の一部を受光して、半導体発光素子の光量を測定することができる。そして、測定した光量に基づいて、半導体発光素子から出射される光の強度を調整することができる。この場合、受光素子は、半導体発光素子からの光の出射範囲の外部に位置するため、半導体発光素子から出射される光が直接受光素子に当たることはない。そうすると、受光素子が半導体発光素子からの光を直接受けた際に発生する反射光が発生することはない。したがって、受光素子に直接当たって反射される反射光がレンズに入射し、外部に出力されることを防止することができる。その結果、上記光モジュールによれば、迷光の発生を抑制することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
(実施の形態1)
次に、本開示に係る光モジュールの一実施の形態である実施の形態1を、図1〜図4を参照しつつ説明する。図2および図4は、図1のキャップ40を取り外した状態に対応する図である。図4は、図3中のIV−IVで切断した場合の断面図である。図4に示す断面は、YZ平面に沿う面であり、一部の図示を省略している。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない場合がある。
図1〜図4を参照して、実施の形態1における光モジュール1は、平板状の形状を有する基部10と、基部10のZ軸方向に位置する一方の面10A上に配置され、光を形成する発光ユニットとしての光形成部20と、光形成部20を覆うように基部10の一方の面10A上に接触して配置されるキャップ40と、基部10のZ軸方向に位置する他方の面10B側から一方の面10A側まで貫通し、一方の面10A側および他方の面10B側の両側に突出する複数のリードピン51とを備える。基部10とキャップ40とは、たとえば溶接されることにより気密状態とされている。すなわち、光形成部20は、基部10とキャップ40とによりハーメチックシールされている。基部10とキャップ40とにより取り囲まれる空間には、たとえば乾燥空気などの水分が低減あるいは除去された気体が封入されている。キャップ40には、光形成部20からの光を透過する出射窓41が設けられる。出射窓41を構成する部材は厚み方向(X軸方向)に配置される面が互いに平行な平板状の形状を有していてもよい。あるいは、光形成部20からの光を集光または拡散させるレンズ形状を有していてもよい。基部10およびキャップ40は、保護部材を構成する。なお、平面的に見て(Z軸方向から見た場合に)、基部10は、四隅の角が丸められた長方形形状である(特に図3参照)。キャップ40についても、平面的に見て四隅の角が丸められた長方形形状である。そして、基部10をZ軸方向から見た場合の基部10の投影面積の方がキャップ40をZ軸方向から見た場合のキャップ40の投影面積よりも大きく構成されている。つまり、基部10の外周がキャップ40の外周から鍔状に突出している。
光形成部20は、ベース板66を含むベース部材60を含む。ベース板66は、平面的に見て長方形形状を有する。ベース板66は、ベース領域61と、第1チップ搭載領域62と、第2チップ搭載領域63と、フォトダイオード搭載領域64とを含む。第1チップ搭載領域62と第2チップ搭載領域63とは、X軸方向に並んで配置される。また、Y軸方向において、X軸方向に並んで配置される第1チップ搭載領域62および第2チップ搭載領域63とベース領域61との間に、フォトダイオード搭載領域64が配置される。なお、ベース領域61、第1チップ搭載領域62、第2チップ搭載領域63およびフォトダイオード搭載領域64は、それぞれ平らである。また、ベース領域61、第1チップ搭載領域62、第2チップ搭載領域63およびフォトダイオード搭載領域64のそれぞれを構成する平面は、Z軸方向においてそれぞれ平行となるように設けられる。なお、ベース板66上にそれぞれ後述する第1サブマウント71、第2サブマウント72、第3サブマウント73、第4サブマウント74、第5サブマウント75および第6サブマウント76を設けたものがベース部材60を構成する。
第1チップ搭載領域62および第2チップ搭載領域63の厚みは、それぞれベース領域61の厚みに比べて大きい。その結果、ベース領域61に比べて、第1チップ搭載領域62および第2チップ搭載領域63の高さがそれぞれ高い。なお、第1チップ搭載領域62の方が、第2チップ搭載領域63よりも高い。フォトダイオード搭載領域64の厚みは、ベース領域61、第1チップ搭載領域62および第2チップ搭載領域63の厚みに比べて小さい。その結果、ベース領域61に比べて、フォトダイオード搭載領域64の高さが低い。なお、上記の高さとは、X−Y平面を基準としてZ軸方向の距離を意味する。
第1チップ搭載領域62上には、平板状の第1サブマウント71が配置される。そして、第1サブマウント71上に、半導体発光素子としての半導体レーザである赤色の光を出射する赤色レーザダイオード81が配置される。第2チップ搭載領域63上には、それぞれ平板状の第2サブマウント72および第3サブマウント73が配置される。第2サブマウント72と第3サブマウント73は、X軸方向に間隔をあけて設けられる。第1サブマウント71に近い側に第2サブマウント72が配置される構成である。そして、第2サブマウント72上には、半導体発光素子としての半導体レーザである緑色の光を照射する緑色レーザダイオード82が配置される。また、第3サブマウント73上には、半導体発光素子としての半導体レーザである青色の光を出射する青色レーザダイオード83が配置される。
赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の光軸の高さ(ベース板66の一方の面を基準面とした場合の基準面と光軸との距離;Z軸方向における基準面との距離)は、第1サブマウント71、第2サブマウント72および第3サブマウント73により調整されて一致している。なお、赤色の光としては、波長が620nm(ナノメートル)〜750nm程度の光であり、緑色の光としては、波長が495nm〜570nm程度の光であり、青色の光としては、波長が420nm〜495nm程度の光である。
ベース領域61上には、それぞれ矢印Zで示す向きに突出する第1レンズ保持部77、第2レンズ保持部78および第3レンズ保持部79が設けられる。そして、第1レンズ保持部77、第2レンズ保持部78および第3レンズ保持部79上には、それぞれ第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93が配置される。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93はそれぞれ、一方の面91A、92A、93Aが平らで、他方の面がレンズ面となっているレンズ部を有している。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、それぞれのレンズ部の平らな面91A、92A、93Aが赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83にそれぞれ向くよう設けられる。第1レンズ保持部77、第2レンズ保持部78および第3レンズ保持部79により、第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93のレンズ部の中心軸、すなわちレンズ部の光軸は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の光軸に一致するように調整されている。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光のスポットサイズを変換する。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93により、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光のスポットサイズが一致するようにスポットサイズが変換される。
ベース領域61上には、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99が配置される。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99はそれぞれ、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の出射方向に位置し、ベース領域61上にZ軸方向に突出するようにして形成された第1突出領域87、第2突出領域88および第3突出領域89上に配置される。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、それぞれ互いに平行な主面を有する平板状の形状を有している。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、例えば波長選択性フィルタである。また、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、誘電体多層膜フィルタである。より具体的には、第1フィルタ97は、赤色の光を反射する。第2フィルタ98は、赤色の光を透過し、緑色の光を反射する。第3フィルタ99は、赤色および緑色の光を透過し、青色の光を反射する。このように、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、特定の波長の光を選択的に透過および反射する。その結果、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された光を合波する。
フォトダイオード搭載領域64上には、第4サブマウント74、第5サブマウント75および第6サブマウント76が配置される。そして、第4サブマウント74、第5サブマウント75および第6サブマウント76上には、それぞれ第1受光素子としての第1フォトダイオード94、第2受光素子としての第2フォトダイオード95および第3受光素子としての第3フォトダイオード96が配置される。本実施の形態においては、全ての半導体発光素子のそれぞれに対応して受光素子が配置される。第1フォトダイオード94、第2フォトダイオード95および第3フォトダイオード96は、それぞれ赤色、緑色および青色の光を受光可能なフォトダイオードである。第1フォトダイオード94は、赤色レーザダイオード81の光の出射方向において、赤色レーザダイオード81と第1レンズ91との間に配置される。第2フォトダイオード95は、緑色レーザダイオード82の光の出射方向において、緑色レーザダイオード82と第2レンズ92との間に配置される。第3フォトダイオード96は、青色レーザダイオード83の光の出射方向において、青色レーザダイオード83と第3レンズ93との間に配置される。なお、第4サブマウント74、第5サブマウント75および第6サブマウント76により、それぞれ第1フォトダイオード94、第2フォトダイオード95および第3フォトダイオード96の高さ(Z軸方向における距離)が調整される。
赤色レーザダイオード81、第1フォトダイオード94、第1レンズ91および第1フィルタ97は、赤色レーザダイオード81の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。緑色レーザダイオード82、第2フォトダイオード95、第2レンズ92および第2フィルタ98は、緑色レーザダイオード82の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。青色レーザダイオード83、第3フォトダイオード96、第3レンズ93および第3フィルタ99は、青色レーザダイオード83の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。赤色レーザダイオード81の出射方向は、緑色レーザダイオード82の出射方向および青色レーザダイオード83の出射方向に沿った方向である。より具体的には、赤色レーザダイオード81の出射方向と緑色レーザダイオード82の出射方向と青色レーザダイオード83の出射方向とはそれぞれ平行である。第1フィルタ97の主面は、赤色レーザダイオード81の出射方向に対して傾斜している。より具体的には、第1フィルタ97の主面は、赤色レーザダイオード81の出射方向(Y軸方向)に対して45°傾斜している。第2フィルタ98の主面は、緑色レーザダイオード82の出射方向に対して傾斜している。より具体的には、第2フィルタ98の主面は、緑色レーザダイオード82の出射方向(Y軸方向)に対して45°傾斜している。第3フィルタ99の主面は、青色レーザダイオード83の出射方向に対して傾斜している。より具体的には、第3フィルタ99の主面は、青色レーザダイオード83の出射方向(Y軸方向)に対して45°傾斜している。
ここで、第1フォトダイオード94は、赤色レーザダイオード81からの光の出射範囲の外部に位置するよう搭載される。また、第1フォトダイオード94は、赤色レーザダイオード81からの光が第1レンズ91により反射した反射光の一部を受光するよう搭載される。すなわち、第1フォトダイオード94は、赤色レーザダイオード81からの光を直接受光しない。第2フォトダイオード95は、緑色レーザダイオード82からの光の出射範囲の外部に位置するよう搭載される。また、第2フォトダイオード95は、緑色レーザダイオード82からの光が第2レンズ92により反射した反射光の一部を受光する位置に設けられる。すなわち、第2フォトダイオード95は、緑色レーザダイオード82からの光を直接受光しない。第3フォトダイオード96は、青色レーザダイオード83からの光の出射範囲の外部に位置するように搭載される。また、第3フォトダイオード96は、青色レーザダイオード83からの光が第3レンズ93により反射した反射光の一部を受光する位置に設けられる。すなわち、第3フォトダイオード96は、青色レーザダイオード83からの光を直接受光しない。
次に、第1フォトダイオード94、第2フォトダイオード95および第3フォトダイオード96が設けられる位置の詳細について、第3フォトダイオード96を例に主に図4を参照して説明する。なお、第1フォトダイオード94が設けられる位置および第2フォトダイオード95が設けられる位置は、以下に説明する第3フォトダイオード96の青色レーザダイオード83に対する位置と同様である。
青色レーザダイオード83は、第3レンズ93が配置される側に向かって光を照射する。照射された光の光軸100は、図4中の一点鎖線で示される。ここで、青色レーザダイオード83から照射された光は発散光である。したがって、青色レーザダイオード83から照射された光は、青色レーザダイオード83の照射部101から第3レンズ93側に向かって広がっていく。光の照射範囲102は、図4中に示す断面において、フォトダイオード搭載領域64側の下縁103Aと、下縁103Aと反対側に位置する上縁103Bとの間の領域となる。青色レーザダイオード83から出射される光の光軸100と下縁103Aとのなす角度は、角度θによって示される。なお、ベース板66の板厚方向は、Z軸方向で示される。また、青色レーザダイオード83から照射された光は、Y軸方向から見ると、その縁がZ軸方向に若干長い楕円形状となる。
青色レーザダイオード83から照射された光は、第3レンズ93に到達し、第3レンズ93のレンズ部に入射される。ここで、青色レーザダイオード83から照射された光の一部は、第3レンズ93のうちの青色レーザダイオード83が位置する面93Aによって反射される。反射される光の割合は、照射された光の1〜2%程度である。青色レーザダイオード83から照射された光は発散光であり、面93Aからの反射光も図4中の下縁103Aの反射光104A、および上縁103Bの反射光104Bで示すようにZ軸方向において広がっていく。なお、この反射光の広がりの角度については、図4における面93Aを示す線と反射光104Aとのなす角度θsによって示される。
第3フォトダイオード96は、光量を測定する光を受光する受光面96AがZ軸方向に向くようにして、第6サブマウント76上に配置される。受光面96Aは平らである。すなわち、第3フォトダイオード96の受光面96Aは、光軸100に沿って平行となるように設けられている。
ここで、第3フォトダイオード96は、青色レーザダイオード83からの光の照射範囲102の外側に位置している。すなわち、第3フォトダイオード96は、光の下縁103Aの外側に受光面96Aが位置するように設けられている。そして、第3フォトダイオード96は、青色レーザダイオード83からの光が第3レンズ93、具体的には、第3レンズ93のうちの青色レーザダイオード83が配置される側の面93Aにより反射した反射光の一部を受光する位置に設けられている。すなわち、第3フォトダイオード96は、下縁103Aと下縁103Aの光の反射光104Aとの間の領域105で示される反射光の一部を受光面96Aで受光できる位置に設けられる。
なお、第1フォトダイオード94についても第3フォトダイオード96の場合と同様に、赤色レーザダイオード81から第1レンズ91に向かう光の照射範囲の外側に位置する。第1フォトダイオード94は、赤色レーザダイオード81からの光が第1レンズ91により反射した反射光の一部を受光する位置に設けられる。また、第2フォトダイオード95についても第3フォトダイオード96の場合と同様に、緑色レーザダイオード82から第2レンズ92に向かう光の照射範囲の外側に位置する。第2フォトダイオード95は、緑色レーザダイオード82からの光が第2レンズ92により反射した反射光の一部を受光する位置に設けられる。
次に、本実施の形態における光モジュール1の動作について説明する。赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光は、光路Lに沿って進行する。第1フォトダイオード94上を通過した赤色の光は、第1レンズ91のレンズ部の面91Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光がコリメート光に変換される。ここで、第1レンズ91のレンズ部の面91Aにおいて、赤色レーザダイオード81から出射された光の一部が反射する。第1フォトダイオード94の受光面94Aは、この反射光の一部を受光し、受光された赤色の光により、赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光の強度が把握される。そして、把握された光の強度と出射されるべき目標の光の強度との差に基づいて赤色の光の強度が調整される。第1レンズ91においてスポットサイズが変換された赤色の光は、光路Lに沿って進行し、第1フィルタ97に入射する。第1フィルタ97は赤色の光を反射するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿って進行し、第2フィルタ98に入射する。そして、第2フィルタ98は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第3フィルタ99に入射する。第3フィルタ99も赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、キャップ40の出射窓41を通って光モジュール1の外部へと出射する。
緑色レーザダイオード82から出射された緑色の光は、光路Lに沿って進行する。第2フォトダイオード95上を通過した緑色の光は、第2レンズ92のレンズ部の面92Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば緑色レーザダイオード82から出射された緑色の光がコリメート光に変換される。ここで、第2レンズ92のレンズ部の面92Aにおいて、緑色レーザダイオード82から出射された光の一部が反射する。第2フォトダイオード95の受光面95Aは、この反射光の一部を受光し、受光された緑色の光により、緑色レーザダイオード82から出射された赤色の光の強度が把握される。そして、把握された光の強度と出射されるべき目標の光の強度との差に基づいて緑色の光の強度が調整される。第2レンズ92においてスポットサイズが変換された緑色の光は、光路Lに沿って進行し、第2フィルタ98に入射する。第2フィルタ98は緑色の光を反射するため、緑色レーザダイオード82から出射された光は光路Lに合流する。その結果、緑色の光は赤色の光と合波され、光路Lに沿って進行し、第3フィルタ99に入射する。そして、第3フィルタ99は緑色の光を透過するため、緑色レーザダイオード82から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、キャップ40の出射窓41を通って光モジュール1の外部へと出射する。
青色レーザダイオード83から出射された青色の光は、光路Lに沿って進行する。第3フォトダイオード96上を通過した青色の光は、第3レンズ93のレンズ部の面93Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば青色レーザダイオード83から出射された青色の光がコリメート光に変換される。ここで、第3レンズ93のレンズ部の面93Aにおいて、青色レーザダイオード83から出射された光の一部が反射する。第3フォトダイオード96の受光面96Aは、この反射光の一部を受光し、受光された青色の光により、青色レーザダイオード83から出射された青色の光の強度が把握される。そして、把握された光の強度と出射されるべき目標の光の強度との差に基づいて青色の光の強度が調整される。第3レンズ93においてスポットサイズが変換された青色の光は、光路Lに沿って進行し、第3フィルタ99に入射する。第3フィルタ99は青色の光を反射するため、青色レーザダイオード83から出射された光は光路Lに合流する。その結果、青色の光は赤色の光および緑色の光と合波され、光路Lに沿って進行し、キャップ40の出射窓41を通って光モジュール1の外部へと出射する。
このようにして、キャップ40の出射窓41から、赤色、緑色および青色の光が合波されて形成された光が出射する。なお、光形成部20により形成される光の出力は、一例として50mW以上である。
このような構成の光モジュール1によれば、第1フォトダイオード94は、赤色レーザダイオード81からの光が第1レンズ91により反射した反射光の一部を受光して、赤色レーザダイオード81の光量を測定することができる。そして、測定した光量に基づいて、赤色レーザダイオード81から出射される光の強度を調整することができる。この場合、第1フォトダイオード94は、ベース部材60上の赤色レーザダイオード81と第1レンズ91との間であって、赤色レーザダイオード81からの光の出射範囲の外側に位置する。よって、赤色レーザダイオード81から出射される光が直接第1フォトダイオード94に当たることはない。そうすると、第1フォトダイオード94が赤色レーザダイオード81からの光を直接受けた際に発生する反射光が発生することはない。したがって、第1フォトダイオード94に直接当たって反射される反射光が第1レンズ91に入射し、外部に出力されることを防止することができる。第2フォトダイオード95および第3フォトダイオード96についても同様である。その結果、上記光モジュール1によれば、迷光の発生を抑制することができる。
本実施の形態における光モジュール1においては、赤色レーザダイオード81に対応する第1フォトダイオード94および緑色レーザダイオード82に対応する第2フォトダイオード95についても、上記青色レーザダイオード83に対応する第3フォトダイオード96と同様に配置される。そのため、赤色、緑色および青色の光のいずれにおいても、迷光の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態における光モジュール1においては、青色レーザダイオード83から出射される光の照射範囲102の下縁103Aと、下縁103Aの光が面93Aで反射する反射光104Aとの間の領域105に、第3フォトダイオード96が配置されている。言い換えると、受光素子である第3フォトダイオード96は、光の照射範囲102の縁である下縁103Aとレンズ93で反射された照射範囲の縁の光である104Aとの間に搭載される。よって、第3フォトダイオード96は、より適切に反射光を受光することができる。
また、本実施の形態における光モジュール1は、半導体発光素子を赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83としているため、出射する光の波長のばらつきの少ない出射光を得ることができる。
(実施の形態2)
なお、実施の形態1においては、受光面94A、95A、96Aは、光軸に沿った平らな面であるよう構成した。しかし、これに限らず、受光面94A、95A、96Aを光軸傾斜させるようにしてもよい。次に、本開示に係る光モジュール1の他の実施の形態である実施の形態2について、併せて図5を参照しつつ説明する。
図5を参照して、フォトダイオード搭載領域107は、図4に示す場合と異なり、光軸100に対して傾斜している。よって、図4等に示す形状と同じ形状の第3フォトダイオード96をフォトダイオード搭載領域107に搭載すると、第3フォトダイオード96も傾斜する。この場合、受光面96Aが第3レンズ93側に向くように傾斜する。
このように構成することにより、受光面96Aによって反射された反射光が青色レーザダイオード83に入射することを抑制する。よって、青色レーザダイオード83の出力制御が困難になることを避けることができる。また、青色レーザダイオード83と第3レンズ93との間の領域を効率的に利用して第3フォトダイオード96を設けることができる。すなわち、青色レーザダイオード83と第3レンズ93との間のY軸方向の距離が短い場合において、図4に示す場合のように青色レーザダイオード83の出射する光の光軸100と受光面96Aとが平行となるように設けることとすると、受光面96Aの一部が下縁103Aにかかる場合がある。しかし、フォトダイオード搭載領域107を傾斜させて受光面96Aを光軸に対して傾斜させることにより、受光面96Aを下縁103Aの外側に配置させることができる。
なお、上記の実施の形態において、第1フォトダイオード94、第2フォトダイオード95および第3フォトダイオード96の少なくともいずれか一つの受光面94A、95A、96Aを光軸100に対して傾斜させ、他を光軸100に沿って受光面94A、95A、96Aが平行となる構成としてもよい。すなわち、第1フォトダイオード94、第2フォトダイオード95および第3フォトダイオード96の少なくともいずれか一つを図5に示す構成とし、他を図4に示す構成としてもよい。
また、上記の実施の形態において、フォトダイオード搭載領域107を傾斜させることにより、第3フォトダイオード96の受光面96Aを傾斜させることとした。しかし、これに限らず、例えば、第6サブマウント76が傾斜面を有する構成とし、第6サブマウント76上に第3フォトダイオード96を搭載して受光面96Aを傾斜させてもよい。また、受光面96A自体が傾斜している第3フォトダイオード96を用いてもよい。
また、以下のように構成することもできる。図6は、実施の形態2の変形例を示す図である。図6を参照して、図5との相違点としては、第3フォトダイオード96とフォトダイオード搭載領域107との間に設けられる第6サブマウント76を省略している点である。すなわち、第3フォトダイオード96は、ベース板106に直接搭載されているよう構成してもよい。第1フォトダイオード94および第2フォトダイオード95についても同様に、ベース板106に直接搭載されているよう構成してもよい。すなわち、第4サブマウント74、第5サブマウント75および第6サブマウント76を省略し、フォトダイオード搭載領域107に第1フォトダイオード94、第2フォトダイオード95および第3フォトダイオード96を直接設ける構成としてもよい。こうすることにより、製造工程を簡略化して、より容易に光モジュール5を製造することができる。なお、もちろん、図1〜図4に示す実施の形態1においても、第3フォトダイオード96等は、ベース板66に直接搭載されているよう構成してもよい。
なお、上記の実施の形態においては、光モジュール1、3、5は、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83を含む構成としたが、これに限らず、いずれか1色、すなわち、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83のうちの少なくともいずれか1つを含む構成であればよい。
なお、光形成部20により形成される光の出力は、一例として50mW以上であり、このような光モジュール1、3、5は、表示装置や光ピックアップ装置等に適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、請求の範囲によって規定され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,3,5 光モジュール
10 基部
10A,10B,91A,92A,93A 面
20 光形成部
40 キャップ
41 出射窓
51 リードピン
60,108 ベース部材
61 ベース領域
62 第1チップ搭載領域、63 第2チップ搭載領域
64,107 フォトダイオード搭載領域
66,106 ベース板
71 第1サブマウント、72 第2サブマウント、73 第3サブマウント
74 第4サブマウント、75 第5サブマウント、76 第6サブマウント
77 第1レンズ保持部、78 第2レンズ保持部、79 第3レンズ保持部
81 赤色レーザダイオード、82 緑色レーザダイオード、83 青色レーザダイオード
87 第1突出領域、88 第2突出領域、89 第3突出領域
91 第1レンズ、92 第2レンズ、93 第3レンズ
94 第1フォトダイオード、95 第2フォトダイオード、96 第3フォトダイオード
94A,95A,96A 受光面
97 第1フィルタ、98 第2フィルタ、99 第3フィルタ
100 光軸、101 出射部、102 照射範囲
103A 下縁、103B 上縁
104A,104B 反射光
105 領域

Claims (9)

  1. 光を形成する光形成部、を備え、
    前記光形成部は、
    ベース部材と、
    前記ベース部材上に搭載され、光を出射するように構成された半導体発光素子と、
    前記ベース部材上に搭載され、前記半導体発光素子から出射される前記光の一部を反射し、前記光の一部を透過するレンズと、
    前記ベース部材上の前記半導体発光素子と前記レンズとの間であって、前記半導体発光素子から前記レンズに向かう前記光の照射範囲の外側に搭載され、前記レンズにより反射した光の一部を受光面で受光するように構成された受光素子と、を含む、
    光モジュール。
  2. 前記光形成部は、
    前記ベース部材上にそれぞれ搭載される複数の前記半導体発光素子と、
    前記ベース部材上にそれぞれ搭載され、複数の前記半導体発光素子のそれぞれに対応して配置される複数の前記レンズと、
    前記ベース部材上にそれぞれ搭載され、複数の前記半導体発光素子のそれぞれに対応して配置される複数の前記受光素子と、
    前記ベース部材上に搭載され、複数の前記半導体発光素子からの光を合波するフィルタと、を含む、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記半導体発光素子は、レーザダイオードである、請求項1または請求項2に記載の光モジュール。
  4. 前記光形成部により形成される光の出力が、50mW以上である、請求項3に記載の光モジュール。
  5. 前記ベース部材はさらにベース板を含み、前記受光素子は、前記ベース板に直接搭載されている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光モジュール。
  6. 前記受光素子は、前記照射範囲の縁と前記レンズで反射された前記照射範囲の縁の光との間に搭載される、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の光モジュール。
  7. 前記受光面が前記レンズに向くように前記光の光軸に対して傾斜している、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の光モジュール。
  8. 光を出射するように構成された半導体発光素子と、
    前記半導体発光素子から出射される前記光の一部を反射し、前記光の一部を透過するように構成されたレンズと、
    前記半導体発光素子から出射され前記レンズに向かう前記光の照射範囲よりも外側において前記レンズにより反射した光の一部を受光するように構成された受光素子と、を備える、光モジュール。
  9. 光を形成する光形成部、を備え、
    前記光形成部は、
    ベース板を含むベース部材と、
    前記ベース部材上に搭載され、光を出射するように構成されたレーザダイオードからなる半導体発光素子と、
    前記ベース部材上に搭載され、前記半導体発光素子から出射される前記光の一部を反射し、前記光の一部を透過するレンズと、
    前記ベース部材上の前記半導体発光素子と前記レンズとの間であって、前記半導体発光素子から前記レンズに向かう前記光の照射範囲の外側かつ前記照射範囲の縁の光が前記レンズで反射する光の内側に搭載され、前記レンズにより反射した光の一部を受光面で受光するように構成された受光素子と、を含み、
    前記受光素子は前記ベース板上に直接搭載されている、光モジュール。
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