JP7418952B2 - 光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光モジュールに関するものである。
半導体発光素子からの光を出射する発光部と、発光部からの光を走査する走査部とを含む光モジュールが知られている(たとえば、特許文献1~3参照)。このような光モジュールは、発光部からの光を所望の経路に沿って走査することにより、文字や図形などを描画することができる。
特開2014-186068号公報 特開2014-56199号公報 国際公開第2007/120831号
上記半導体発光素子から出射された光によって文字や図形を描画すると、コントラストが不十分となる場合がある。そこで、コントラストを向上させることが可能な光モジュールを提供することを目的の1つとする。
本発明に従った光モジュールは、レーザダイオードと、レーザダイオードから出射された光を反射する反射領域を含む第1の面を有する反射部材と、を備える。反射部材は、レーザダイオードから出射された光を吸収する第1光吸収膜を第1の面上に含む。第1光吸収膜には、反射領域を露出するように開口する第1開口部が形成されている。第1開口部は、第1の面のうち、レーザダイオードから出射された光の第1の面における強度が最大値の1/e以上となる領域に対応するように形成される。
上記光モジュールによれば、コントラストを向上させることが可能な光モジュールを提供することができる。
実施の形態1における光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 キャップを取り外した状態における光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 キャップを取り外した状態における光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 第2反射部材の構造を示す概略斜視図である。 第2反射部材の構造を示す概略断面図である。 レーザダイオードから出射された光の強度分布を示す図である。 レーザダイオードから出射された光が反射部材により反射される状態を示す概略図である。 実施の形態1における光モジュールの構造を示す概略図である。 第3フィルタの構造を示す概略斜視図である。 第3フィルタの構造を示す概略断面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。本願の光モジュールは、レーザダイオードと、レーザダイオードから出射された光を反射する反射領域を含む第1の面を有する反射部材と、を備える。反射部材は、レーザダイオードから出射された光を吸収する第1光吸収膜を第1の面上に含む。第1光吸収膜には、反射領域を露出するように開口する第1開口部が形成されている。第1開口部は、第1の面のうち、レーザダイオードから出射された光の第1の面における強度が最大値の1/e以上となる領域に対応するように形成される。
レーザダイオードから出射された光は、光軸に垂直な面における光の強度(照度)分布がガウシアン分布を示すガウシアンビームである。したがって、レーザダイオードから出射された光では、光軸に垂直な面において、光軸に相当する部分の光の強度は最大値となり、光軸から遠ざかるに従って光の強度は低下する。光軸から遠ざかった領域における光では、光の明暗の差が小さくなる。このような領域を含んだ光によって文字や図形を描画すると、描画された文字や図形のコントラストが低下する場合がある。光の強度が最大値の1/e未満の領域の光を取り除き、光の強度が最大値の1/e以上の領域の光を用いることで、レーザダイオードから出射された光の光量の低下を抑制しつつ、描画された文字や図形のコントラストを向上させることができる。
本願の光モジュールでは、第1開口部は、第1の面のうち、レーザダイオードから出射された光の第1の面における強度が最大値の1/e以上となる領域に対応するように形成される。このような構成とすることで、レーザダイオードから出射された光のうち、最大値の1/e未満の強度の光は、光吸収膜により吸収される。また、最大値の1/e以上の強度の光は、反射領域によって反射される。したがって、レーザダイオードから出射された光によって描画された文字や図形のコントラストを向上させることができる。
上記光モジュールにおいて、複数のレーザダイオードと、複数のレーザダイオードから出射された光を合波するフィルタと、をさらに備えてもよい。このような構成とすることで、合波された光を出射することができる。
上記光モジュールにおいて、レーザダイオードから出射され、フィルタにより合波された光を受けて走査する走査ミラーを含むMEMSと、フィルタにより合波された光の光路上におけるフィルタとMEMSとの間に配置され、フィルタにより合波された光を反射するミラーと、をさらに備えてもよい。ミラーは、フィルタにより合波された光を反射する反射領域を含む第1の面を有する反射部材であってもよい。このような構成とすることで、MEMSに入射する前に、最大値の1/e未満の強度の光は、第1光吸収膜によって吸収される。このため、光モジュールによって描画される文字や画像において、コントラストを向上させることができる。
上記光モジュールにおいて、複数のレーザダイオードは、第1の光を出射する第1レーザダイオードと、第1の光とは波長および偏光方向の少なくともいずれか一方が異なる第2の光を出射する第2レーザダイオードと、を含んでもよい。フィルタは、平板状の形状を有してもよい。フィルタは、一方の主面であって、第1レーザダイオードから出射された光を反射する反射領域を含む第1の面と、第1の面とは反対側の主面であって、第2レーザダイオードから入射する光が透過する透過領域を含む第2の面と、を有する反射部材であってもよい。第1の面上に、第1光吸収膜が配置されてもよい。このような構成とすることで、第1の光における最大値の1/e未満の強度の光は、第1光吸収膜によって吸収され、第1の光における最大値の1/e以上の強度の光は、第2の光と合波される。したがって、フィルタとは別部品として反射部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制することができる。
フィルタは、第2レーザダイオードから出射された光を吸収する第2光吸収膜を第2の面上に含んでもよい。第2光吸収膜には、透過領域を露出するように開口する第2開口部が形成されてもよい。第2開口部は、第2の面のうち、第2レーザダイオードから出射された光の第2の面における強度が最大値の1/e以上となる領域に対応するように形成されてもよい。このような構成とすることで、第2の光における最大値の1/e未満の強度の光は、第2光吸収膜によって吸収され、第2の光における最大値の1/e以上の強度の光は透過する。このため、フィルタによって、複数のレーザダイオードから出射された光のうち最大値の1/e未満の強度の光を取り除くと共に、光を合波することができる。
上記光モジュールにおいて、複数のレーザダイオードは、赤色の光を出射する赤色レーザダイオードと、緑色の光を出射する緑色レーザダイオードと、青色の光を出射する青色レーザダイオードと、を含んでもよい。このような構成とすることで、所望の色の光を形成することができる。
上記光モジュールは、レーザダイオードから出射される光のスポットサイズを変換するレンズをさらに備えてもよい。レンズは、レーザダイオードから出射される光の光路上におけるレーザダイオードと反射部材との間に配置されてもよい。反射部材は、レンズによりスポットサイズが変換された光を反射領域において反射してもよい。レーザダイオードから出射される光がレンズを透過すると、光の強度が最大値の1/e未満の領域において、光の強度の強い部分と弱い部分とが交互に現れる領域が生じる。このような領域の光によって、光の明暗の差がさらに生じ難くなり、光モジュールによって描画された文字や図形のコントラストが一層低下してしまう。上記のような構成とすることで、レンズを透過した光において、光の強度の強い部分と弱い部分とが交互に現れる領域が生じたとしても、光の強度が最大値の1/e未満の領域の光は、第1光吸収膜によって吸収される。このため、レーザダイオードから出射された光によって描画された文字や図形のコントラストを向上させることができる。
上記光モジュールは、レーザダイオードおよび反射部材を取り囲み、レーザダイオードおよび反射部材を封止する保護部材をさらに備えてもよい。このような構成とすることで、レーザダイオードおよび反射部材を、外部環境から保護部材によって保護することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
次に、本発明にかかる光モジュールの実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
まず、図1~図8を参照して実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1における光モジュールの構造を示す概略斜視図である。図2および図3は、図1のキャップを取り外した状態に対応する斜視図である。図3は、図2とは異なる視点から見た光モジュールの構造を示す概略斜視図である。図4は、第2ミラーの構造を示す概略斜視図である。図5は、図4中の線分I-Iで切断した場合の断面図である。図8は、キャップを断面にて、他の部品を平面視にて示したX-Y平面における概略図である。
特に図1~図3を参照して、本実施の形態における光モジュール1は、光を形成する光形成部20と、光形成部20を取り囲み、光形成部20を封止する保護部材2とを備える。保護部材2は、ベース体としての基部10と、基部10に対して溶接された蓋部であるキャップ40と、を含む。つまり、光形成部20は、保護部材2によりハーメチックシールされている。基部10は、平板状の形状を有する。光形成部20は、基部10の一方の主面10A上に配置される。キャップ40は、光形成部20を覆うように基部10の一方の主面10A上に接触して配置される。基部10の他方の主面10B側から一方の主面10A側まで貫通し、一方の主面10A側および他方の主面10B側の両側に突出するように、複数のリードピン51が基部10に設置されている。基部10とキャップ40とにより取り囲まれる空間には、たとえば乾燥空気などの水分が低減(除去)された気体が封入されている。キャップ40には、窓42が形成されている。窓42には、たとえば平行平板状のガラス部材41が嵌め込まれている。本実施の形態において、保護部材2は、内部を気密状態とする気密部材である。
特に図2および図3を参照して、光形成部20は、ベース板60と、MEMSベース65と、サブマウント71,72,73と、レーザダイオード81,82,83と、レンズ91,92,93と、フィルタ97,98,99と、反射部材としてのミラー131と、MEMS120とを含む。
特に図2、図3および図8を参照して、ベース板60は、レンズ搭載領域61と、チップ搭載領域62と、フィルタ搭載領域63とを含んでいる。チップ搭載領域62は、Z軸方向から平面的に見て、矩形状である。レンズ搭載領域61は、チップ搭載領域62に隣接し、かつチップ搭載領域62に沿って配置されている。フィルタ搭載領域63は、レンズ搭載領域61から見て、チップ搭載領域62が位置する側とは反対側に位置するように配置される。Z軸方向から平面的に見て、チップ搭載領域62、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63は、互いに平行に配置される。
レンズ搭載領域61におけるベース板60の厚みと、フィルタ搭載領域63におけるベース板60の厚みとは、等しい。チップ搭載領域62におけるベース板60の厚みは、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63に比べて大きい。その結果、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63に比べて、チップ搭載領域62の高さ(レンズ搭載領域61を基準とした高さ、すなわちZ軸方向における高さ)が高くなっている。
チップ搭載領域62上には、平板状の第1サブマウント71、第2サブマウント72および第3サブマウント73が、X軸方向に沿って並べて配置されている。第1サブマウント71と第3サブマウント73とに挟まれるように、第2サブマウント72が配置されている。第1サブマウント71上に、赤色の光を出射する赤色レーザダイオード81が配置されている。第2サブマウント72上に、緑色の光を出射する緑色レーザダイオード82が配置されている。第3サブマウント73上に、青色の光を出射する青色レーザダイオード83が配置されている。赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の光軸の高さ(レンズ搭載領域61を基準面とした場合の基準面と光軸との距離;Z軸方向における基準面との距離)は、第1サブマウント71、第2サブマウント72および第3サブマウント73により調整されて一致している。なお、赤色の光は、波長が620nm(ナノメートル)~750nm程度の光であり、緑色の光は、波長が495nm~570nm程度の光であり、青色の光は、波長が420nm~495nm程度の光である。
レンズ搭載領域61上には、第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93が配置されている。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、それぞれ表面がレンズ面となっているレンズ部91A,92A,93Aを有している。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、レンズ部91A,92A,93Aとレンズ部91A,92A,93A以外の領域とが一体成型されている。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93のレンズ部91A,92A,93Aの中心軸、すなわちレンズ部91A,92A,93Aの光軸は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の光軸に一致する。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光のスポットサイズを変換する(ある投影面におけるビーム形状を所望の形状に変換する)。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93により、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光がコリメート光に変換される。
フィルタ搭載領域63上には、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99が配置される。赤色レーザダイオード81と第1レンズ91とを結ぶ直線上に、第1フィルタ97が配置される。緑色レーザダイオード82と第2レンズ92とを結ぶ直線上に、第2フィルタ98が配置される。青色レーザダイオード83と第3レンズ93とを結ぶ直線上に、第3フィルタ99が配置される。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、それぞれ互いに平行な主面を有する平板状の形状を有している。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、たとえば波長選択性フィルタである。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、たとえば誘電体多層膜フィルタである。
より具体的には、第1フィルタ97は、赤色の光を反射する。第2フィルタ98は、赤色の光を透過し、緑色の光を反射する。第3フィルタ99は、赤色の光および緑色の光を透過し、青色の光を反射する。このように、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、特定の波長の光を選択的に透過および反射する。その結果、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された光を合波する。
特に図8を参照して、赤色レーザダイオード81、第1レンズ91のレンズ部91Aおよび第1フィルタ97は、赤色レーザダイオード81の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。緑色レーザダイオード82、第2レンズ92のレンズ部92Aおよび第2フィルタ98は、緑色レーザダイオード82の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。青色レーザダイオード83、第3レンズ93のレンズ部93Aおよび第3フィルタ99は、青色レーザダイオード83の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。
赤色レーザダイオード81の出射方向、緑色レーザダイオード82の出射方向および青色レーザダイオード83の出射方向は、互いに平行である。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99の主面は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の出射方向(Y軸方向)に対して45°傾斜している。
特に図2、図3および図8を参照して、ミラー131は、レーザダイオード81,82,83から出射された光を反射する反射領域133を含む第1の面131Aを有する。ミラー131は、基部10の主面10A上に配置されている。ミラー131は、第1ミラー135と、第2ミラー136と、を含む。第1ミラー135および第2ミラー136は、フィルタ97,98,99によって合波された光である合波光の光路上において、第3フィルタ99とMEMS120との間に配置されている。第1ミラー135は、第3フィルタ99から見て、X軸方向において第2フィルタ98とは反対側に配置される。第1ミラー135の反射領域133は、第3フィルタ99および第2ミラー136に面するように配置されている。第2ミラー136の反射領域133は、第1ミラー135の反射領域133と、MEMS120の走査ミラー121とに面するように配置されている。このように配置されることで、第1ミラー135および第2ミラー136は、合波光を反射する。第1ミラー135および第2ミラー136において反射された合波光は、MEMS120の走査ミラー121へと到達する。
特に図4および図5を参照して、第2ミラー136は、本体部132と、第1光吸収膜としての光吸収膜141と、を含む。本体部132は、板状の形状を有する。本体部132は、第1の面131Aを含む。光吸収膜141は、第1の面131A上に配置されている。光吸収膜141には、第1の面131Aの一部である反射領域133を露出するように、第1開口部141Aが形成されている。反射領域133は、矢印Dの向きに平面的に見て、楕円状の形状を有する。反射領域133の中心Gを、レーザダイオード81,82,83から出射された光の光軸Hが通るように第2ミラー136は配置されている。光吸収膜141は、第1の面131Aにおける反射領域133以外の領域134を全て覆うように形成されている。光吸収膜141を構成する金属は、例えば、クロムやニッケル等である。光吸収膜141は、例えば、めっき又は真空成膜法によって形成される。第1ミラー135は、本体部132を含む。第1ミラー135には、光吸収膜141が形成されていない。第1ミラー135の第1の面131Aの全域は、第3フィルタ99からの光を反射可能な反射領域133である。
図6は、レーザダイオード81,82,83から出射された光の光軸Hに垂直な面において、光軸Hを通る直線上での光の強度分布を示す図である。図6における縦軸は光の強度(照度)であり、横軸は光軸Hからの距離である。なお、図6は、レーザダイオード81,82,83から出射された光が反射領域133に入射する前の光の強度分布である。特に図6および図7を参照して、レーザダイオード81,82,83から出射された光は、光軸Hに垂直な面における光の強度分布がガウシアン分布を示すガウシアンビームである。すなわち、レーザダイオード81,82,83から出射された光は、光軸H上において光の強度が最大値Iとなる。光の強度が最大値Iから強度Iまでの領域Sにおいては、光軸Hから離れるに従って、光の強度は急激に低下する。最大値Iの1/eである強度I未満の領域Sでは、光軸Hから離れるに従って、光の強度は緩やかに低下する。さらに、光の強度が強度I未満の領域Sは、光の強度の強い部分と弱い部分とが交互に現れる領域Sを含む。
レーザダイオード81,82,83から出射された光において、光の強度がI以上となる領域Sに相当する領域Sは、第2ミラー136における第1開口部141Aに対応する。このため、光の強度が強度I以上である光は、反射領域133によって反射され、強度I未満である光は、光吸収膜141によって吸収される。
MEMSベース65上に、走査ミラー121を含むMEMS120が配置される。本実施の形態において、走査ミラー121は円盤状の形状を有する。走査ミラー121が、合波された光の光路に対応する領域に位置するように、MEMS120は配置される。走査ミラー121は、所望の方向および角度で揺動させることができる。その結果、走査ミラー121を含むMEMS120によって、合波光は走査される。
次に、本実施の形態における光モジュール1の動作について説明する。図8を参照して、赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光は、光路Lに沿って進行する。この赤色の光は、第1レンズ91のレンズ部91Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光がコリメート光に変換される。第1レンズ91においてスポットサイズが変換された赤色の光は、光路Lに沿って進行し、第1フィルタ97に入射する。
第1フィルタ97は赤色の光を反射するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第2フィルタ98に入射する。第2フィルタ98は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第3フィルタ99に入射する。第3フィルタ99は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第1ミラー135に到達する。第1ミラー135に到達した光は、第1ミラー135の反射領域133によって反射され、光路Lに沿ってさらに進行し、第2ミラー136に到達する。第2ミラー136に到達した光のうち、光の強度がI以上である光は第2ミラー136の反射領域133によって反射され、光の強度がI未満である光は光吸収膜141によって吸収される。
緑色レーザダイオード82から出射された緑色の光は、光路Lに沿って進行する。この緑色の光は、第2レンズ92のレンズ部92Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば緑色レーザダイオード82から出射された緑色の光がコリメート光に変換される。第2レンズ92においてスポットサイズが変換された緑色の光は、光路Lに沿って進行し、第2フィルタ98に入射する。
第2フィルタ98は緑色の光を反射するため、緑色レーザダイオード82から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第3フィルタ99に入射する。第3フィルタ99は緑色の光を透過するため、緑色レーザダイオード82から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第1ミラー135に到達する。第1ミラー135に到達した光は、第1ミラー135の反射領域133によって反射され、光路Lに沿ってさらに進行し、第2ミラー136に到達する。第2ミラー136に到達した光のうち、光の強度がI以上である光は第2ミラー136の反射領域133によって反射され、光の強度がI未満である光は光吸収膜141によって吸収される。
青色レーザダイオード83から出射された青色の光は、光路Lに沿って進行する。この青色の光は、第3レンズ93のレンズ部93Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば青色レーザダイオード83から出射された青色の光がコリメート光に変換される。第3レンズ93においてスポットサイズが変換された青色の光は、光路Lに沿って進行し、第3フィルタ99に入射する。
第3フィルタ99は青色の光を反射するため、青色レーザダイオード83から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第1ミラー135に到達する。第1ミラー135に到達した光は、第1ミラー135の反射領域133によって反射され、光路Lに沿ってさらに進行し、第2ミラー136に到達する。第2ミラー136に到達した光のうち、光の強度がI以上である光は第2ミラー136の反射領域133によって反射され、光の強度がI未満である光は光吸収膜141によって吸収される。
赤色、緑色および青色の光が合波されて形成された合波光は、光路Lに沿ってMEMS120の走査ミラー121へと到達する。そして、MEMS120の走査ミラー121が駆動されることにより合波光が走査され、光路Lに沿って窓42を通りキャップ40の外部へと出射する。このようにして出射された合波光により、文字、図形などが描画される。
ここで、レーザダイオード81,82,83から出射された光は、光軸Hに垂直な面における光の強度(照度)分布がガウシアン分布を示すガウシアンビームである。したがって、レーザダイオード81,82,83から出射された光では、光軸Hに垂直な面において、光軸Hに相当する部分の光の強度は最大値Iとなり、光軸Hから遠ざかるに従って光の強度は低下する。光軸Hから遠ざかった領域における光では、光の明暗の差が小さくなる。このような領域を含んだ光によって文字や図形を描画すると、描画された文字や図形のコントラストが低下する場合がある。光の強度が最大値Iの1/e未満の領域Sの光を取り除き、光の強度が最大値Iの1/e以上の領域Sの光を用いることで、レーザダイオード81,82,83から出射された光の光量の低下を抑制しつつ、描画された文字や図形のコントラストを向上させることができる。
本実施の形態における光モジュール1では、第1開口部141Aは、第1の面131Aのうち、レーザダイオード81,82,83から出射された光の第1の面131Aにおける強度が最大値の1/e以上となる領域Sに対応するように形成される。このような構成とすることで、レーザダイオード81,82,83から出射された光のうち、最大値Iの1/e未満の強度の光は、光吸収膜141により吸収される。また、最大値Iの1/e以上の強度の光は、反射領域133によって反射される。したがって、レーザダイオード81,82,83から出射された光によって描画された文字や図形のコントラストを向上させることができる。
上記実施の形態において、光モジュール1は、複数のレーザダイオード81,82,83と、複数のレーザダイオード81,82,83から出射された光を合波するフィルタ97,98,99と、を備える。このような構成とすることで、合波された光を出射することができる。
上記実施の形態において、光モジュール1は、レーザダイオード81,82,83から出射される光のスポットサイズを変換するレンズ91,92,93を備える。レンズ91,92,93は、レーザダイオード81,82,83から出射される光の光路上におけるレーザダイオード81,82,83と第2ミラー136との間に配置されている。第2ミラー136は、レンズ91,92,93によりスポットサイズが変換された光を反射領域133において反射する。レーザダイオード81,82,83から出射される光がレンズ91,92,93を透過すると、光の強度が強度I未満の領域Sにおいて、光の強度の強い部分と弱い部分とが交互に現れる領域Sが生じる。このような領域の光によって、光の明暗の差がさらに生じ難くなり、光モジュール1によって描画された文字や図形のコントラストが一層低下してしまう。上記のような構成とすることで、レンズ91,92,93を透過した光において、光の強度の強い部分と弱い部分とが交互に現れる領域Sが生じたとしても、光の強度が強度I未満の領域Sの光は、光吸収膜141によって吸収される。このため、光モジュール1によって描画された文字や図形のコントラストを向上させることができる。
上記実施の形態において、光モジュール1は、レーザダイオード81,82,83、ミラー131およびMEMS120を取り囲み、レーザダイオード81,82,83、ミラー131およびMEMS120を封止する保護部材2を備える。このような構成とすることで、レーザダイオード81,82,83、ミラー131およびMEMS120を、外部環境から保護することができる。
上記実施の形態では、第1開口部141Aは、領域Sに対応するように形成される場合について説明したが、これに限られるものではなく、第1開口部141Aは、レーザダイオード81,82,83から出射された光の強度が最大値Iの1/2の強度I以上となる領域Sに相当する領域に対応するように形成されてもよい。このような構成とすることで、コントラストをさらに向上させることができる。
上記実施の形態において、光吸収膜141は、第2ミラー136の第1の面131A上に形成される場合について説明したが、これに限られるものではなく、第1ミラー135の第1の面131A上に同様の構成の光吸収膜141が形成されてもよい。
上記実施の形態において、反射領域133は、矢印Dの向きに平面的に見て、楕円状の形状を有する場合について説明したが、これに限られるものではなく、円形状であってもよい。
(実施の形態2)
次に、本願の光モジュールの実施の形態2について説明する。実施の形態2の光モジュール1は基本的には実施の形態1の光モジュール1と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかしながら、実施の形態2においては、第3フィルタ99に光吸収膜が形成される一方で、第2ミラー136に光吸収膜が形成されない点において、実施の形態1の場合とは異なっている。以下、実施の形態1の場合とは異なる点について主に説明する。
図9は、第3フィルタ99の構造を示す概略斜視図である。図10は、図9中の線分II-IIで切断した場合の断面図である。図9および図10を参照して、第3フィルタ99は、青色レーザダイオード83から出射された光を反射する反射領域991を含む第1の面99Aと、赤色レーザダイオード81から出射された光および緑色レーザダイオード82から出射された光を透過する透過領域994を含む第2の面99Bとを有する反射部材である。第3フィルタ99は、本体部990と、第1光吸収膜142と、第2光吸収膜143と、を含む。本体部990は、互いに平行な主面である第1の面99Aと、第2の面99Bとを有する平板状の形状である。
本体部990の第1の面99A上には、第1光吸収膜142が配置されている。第1光吸収膜142には、反射領域991を露出するように開口する第1開口部142Aが形成されている。第1光吸収膜142は、反射領域991以外の領域992を全て覆うように形成されている。第1光吸収膜142を構成する金属は、例えば、クロムやニッケル等である。第1光吸収膜142は、例えば、めっき又は真空成膜法によって形成される。第1光吸収膜142を構成する金属としては、光吸収膜141と同様の金属を採用することができる。
青色レーザダイオード83から出射された光において、光の強度がI以上となる領域Sに相当する領域Sは、第1開口部142Aに対応する。このため、光の強度が強度I以上である光は、反射領域991によって反射され、強度I未満である光は、第1光吸収膜142によって吸収される。反射領域991によって反射された光は、光路Lに沿って進行し、第1ミラー135に到達する。
本体部990の第2の面99B上には、第2光吸収膜143が配置されている。第2光吸収膜143には、透過領域994を露出するように開口する第2開口部143Aが形成されている。第2光吸収膜143は、透過領域994以外の領域995を全て覆うように形成されている。第2光吸収膜143を構成する金属は、例えば、クロムやニッケル等である。第2光吸収膜143は、例えば、めっき又は真空成膜法によって形成される。第2光吸収膜143を構成する金属としては、光吸収膜141と同様の金属を採用することができる。
赤色レーザダイオード81から出射された光および緑色レーザダイオード82から出射された光において、光の強度がI以上となる領域Sに相当する領域Sは、第2開口部143Aに対応する。このため、光の強度が強度I以上である光は、透過領域994を透過し、強度I未満である光は、第2光吸収膜143によって吸収される。透過領域994を透過した光は、光路Lに沿って進行し、第1ミラー135に到達する。
以上のようにして、第3フィルタ99は、レーザダイオード81,82,83から出射された光において強度I未満の光を吸収するとともに、レーザダイオード81,82,83から出射された光を合波することができる。
上記実施の形態2の構造を有する光モジュール1によっても、実施の形態1と同様に、コントラストを向上させることができる。
実施の形態2においては、第1ミラー135および第2ミラー136が採用される場合について説明したが、これに限られない。例えば、第2ミラー136を省略し、第1ミラー135からの合波光をMEMS120の走査ミラー121で受けるようにすることで、部品点数の増加を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態においては、光モジュール1は、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83を含む構成としたが、これに限らず、いずれか1色、すなわち、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83のうち1つまたは2つを含む構成であればよい。また、赤外光等を加えて4つ以上としてもよい。また、上記実施の形態においては、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99として波長選択性フィルタが採用される場合を例示したが、これらのフィルタは、たとえば偏波合成フィルタであってもよい。また、レーザダイオード81,82,83としてチップ状のレーザダイオードが採用される場合について説明したが、レーザダイオードのチップが、たとえばCANタイプのような金属製の容器内に封入された構造を有するものを採用するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本願の光モジュールは、コントラストを向上させることが求められる光モジュールに、特に有利に適用され得る。
1 光モジュール
2 保護部材
10 基部
10A,10B 主面
20 光形成部
40 キャップ
41 ガラス部材
42 窓
51 リードピン
60 ベース板
61 レンズ搭載領域
62 チップ搭載領域
63 フィルタ搭載領域
65 MEMSベース
71 第1サブマウント
72 第2サブマウント
73 第3サブマウント
81 赤色レーザダイオード
82 緑色レーザダイオード
83 青色レーザダイオード
91 第1レンズ
91A,92A,93A レンズ部
92 第2レンズ
93 第3レンズ
97 第1フィルタ
98 第2フィルタ
99 第3フィルタ
99A,131A 第1の面
99B 第2の面
120 MEMS
121 走査ミラー
131 ミラー
132,990 本体部
133,991 反射領域
134,992,995 領域
135 第1ミラー
136 第2ミラー
141 光吸収膜
141A,142A 第1開口部
142 第1光吸収膜
143 第2光吸収膜
143A 第2開口部
994 透過領域

Claims (7)

  1. 複数のレーザダイオードと、
    前記複数のレーザダイオードから出射された光を合波するフィルタと、
    前記レーザダイオードから出射され、前記フィルタにより合波された光を受けて走査する走査ミラーを含むMEMSと、
    前記レーザダイオードから出射された光を反射する反射領域を含む第1の面を有する反射部材と、を備え、
    前記反射部材は、前記レーザダイオードから出射された光を吸収する第1光吸収膜を前記第1の面上に含み、
    前記第1光吸収膜には、前記反射領域を露出するように開口する第1開口部が形成されており、
    前記複数のレーザダイオードは、第1の光を出射する第1レーザダイオードと、前記第1の光とは波長および偏光方向の少なくともいずれか一方が異なる第2の光を出射する第2レーザダイオードと、を含み、
    前記フィルタは、平板状の形状を有しており、
    前記フィルタは、一方の主面であって、前記第1レーザダイオードから出射された光を反射する前記反射領域を含む前記第1の面と、前記第1の面とは反対側の主面であって、前記第2レーザダイオードから入射する光が透過する透過領域を含む第2の面と、を有する前記反射部材であり、
    前記反射領域は、楕円状の形状または円形状であり、
    前記第1の面上に、前記第1光吸収膜が配置されており、
    前記第1開口部は、前記第1の面のうち、前記レーザダイオードから出射された光の前記第1の面における強度が最大値の1/e以上となる領域に対応するように形成される、光モジュール。
  2. 複数のレーザダイオードと、
    前記複数のレーザダイオードから出射された光を合波するフィルタと、
    前記レーザダイオードから出射された光を反射する反射領域を含む第1の面を有する反射部材と、
    前記レーザダイオードから出射され、前記フィルタにより合波された光を受けて走査する走査ミラーを含むMEMSと、
    前記フィルタにより合波された光の光路上における前記フィルタと前記MEMSとの間に配置され、前記フィルタにより合波された光を反射するミラーと、を備え、
    前記反射部材は、前記レーザダイオードから出射された光を吸収する第1光吸収膜を前記第1の面上に含み、
    前記第1光吸収膜には、前記反射領域を露出するように開口する第1開口部が形成されており、
    前記反射領域は、楕円状の形状または円形状であり、
    前記第1開口部は、前記第1の面のうち、前記レーザダイオードから出射された光の前記第1の面における強度が最大値の1/e以上となる領域に対応するように形成され、
    前記ミラーは、前記反射領域を含む前記第1の面を有する前記反射部材である、光モジュール。
  3. 前記フィルタは、前記第2レーザダイオードから出射された光を吸収する第2光吸収膜を前記第2の面上に含み、
    前記第2光吸収膜には、前記透過領域を露出するように開口する第2開口部が形成されており、
    前記第2開口部は、前記第2の面のうち、前記第2レーザダイオードから出射された光の前記第2の面における強度が最大値の1/e以上となる領域に対応するように形成される、請求項1に記載の光モジュール。
  4. 前記複数のレーザダイオードは、
    赤色の光を出射する赤色レーザダイオードと、
    緑色の光を出射する緑色レーザダイオードと、
    青色の光を出射する青色レーザダイオードと、を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光モジュール。
  5. 前記レーザダイオードから出射される光のスポットサイズを変換するレンズをさらに備え、
    前記レンズは、前記レーザダイオードから出射される光の光路上における前記レーザダイオードと前記反射部材との間に配置されており、
    前記反射部材は、前記レンズによりスポットサイズが変換された光を前記反射領域において反射する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光モジュール。
  6. 前記レーザダイオードおよび前記反射部材を取り囲み、前記レーザダイオードおよび前記反射部材を封止する保護部材をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光モジュール。
  7. レーザダイオードと、
    走査ミラーを含むMEMSと、
    前記レーザダイオードと前記MEMSとの間に配置されるとともに、前記レーザダイオードから出射された光を反射する反射領域を含む第1の面を有する反射部材と、を備え、
    前記反射部材は、前記レーザダイオードから出射された光を吸収する第1光吸収膜を前記第1の面上に含み、
    前記第1光吸収膜には、前記反射領域を露出するように開口する第1開口部が形成されており、
    前記反射領域は、楕円状の形状または円形状であり、
    前記第1開口部は、前記第1の面のうち、前記レーザダイオードから出射された光の前記第1の面における強度が最大値の1/e以上となる領域に対応するように形成される、光モジュール。
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