JPWO2019049779A1 - インクジェット記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い発色性を有し、特に高速枚葉インクジェットプリンターで使用する際に、高温多湿条件下でもプリンター搬送性に優れるインクジェット記録媒体を提供する。【解決手段】基紙の少なくとも片方の面に、無機顔料、バインダー、カチオン性の化合物からなるインクジェットインク用定着剤、及び有機球状粒子を含有するインク受容層を設けたインクジェット記録媒体であって、インク受容層が更に水溶性金属塩を含有し、バインダーとして、インク受容層100質量部に対し、重合度700以下のポリビニルアルコール(A)を5質量部以上15質量部以下、及び重合度1200以上のポリビニルアルコール(B)を20質量部以上40質量部以下含有し、有機球状粒子のレーザー回折/散乱法で測定した体積50%平均粒子径(D50)が15.0μm以上であるインクジェット記録媒体である。【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット記録媒体に関する。
インクジェット記録方式は、フルカラー化が容易なことや印字騒音が少ないことなどから近年急速に普及してきた。この方式はノズルから記録媒体に向けてインクの微小液滴を高速で飛翔、付着させて画像や文字などの記録を行うものである。このため、多色、高精細化が容易であり、特に近年の高解像度フルカラープリンターでは、カラー印刷や銀塩写真と比べてもほとんど遜色のない画像も印字可能になった。そこで、現在一般家庭にも数多くのインクジェットプリンターが導入され、主にデジタルカメラからの画像をインクジェット記録により印字して、ダイレクトメール用カードや年賀葉書等を作成するといった用途で使用されている。
しかし、家庭用インクジェットプリンターの印刷速度では、オフセット印刷機等による印刷と比べて処理時間が長すぎて、インクジェット記録を商業的に実現するのは難しい。そこで、主に商業用途に印刷時間を大幅に短縮した、すなわち高速印刷が可能なラインヘッド搭載型プリンターが登場した(例えば、特許文献1参照)。ラインヘッド搭載型プリンターは、インクヘッドが移動して印刷を行う従来のインクジェットプリンターとは異なり、ライン状のインクヘッドが装備されており、その下をインクジェット記録媒体がベルトに乗って高速で搬送される。そのため、1枚当たりの印字時間は数秒又は1秒以下であり、家庭用インクジェットプリンターと比べて圧倒的な高速印字が可能となる。また、プリンター機内で記録用紙を反転させる機構を有しており、両面印字も可能となっている。しかしながら、高速・両面印字が可能となった一方で、記録用紙に対する要求特性も高度になってきている。
インクジェット記録媒体の搬送性が良くないと、プリンター内に搬送されない空送を起こしたり、または複数枚が重なって搬送される重送を起こしたりして、トラブルとなる。特に、高温多湿条件下では積み重ねたインクジェット記録媒体の間の摩擦係数が高くなり、重送が起こりやすくなる。これは、家庭用インクジェットプリンターにおいても問題であるが、特に高速印字を特徴とした商業用途の高速枚葉プリンターにおいては致命的問題となる。
また、インク受容層に有機球状粒子を含有して、インクジェット記録媒体の表面と裏面との間の静摩擦係数を低下させる方法(特許文献3参照)が開示されているが、家庭用インクジェットプリンターを対象としたものであり、商業用途の高速枚葉プリンターに対しては好ましいものではなかった。
特開2004−276486号公報 特開平6−278357号公報 特開2002−292997号公報
ところで、特にラインヘッドを有する高速枚葉インクジェットプリンターで使用する際に、高温多湿条件下でのプリンター搬送性が要求される。高温とは、例えば30℃以上をいい、多湿とは、例えば80%RH以上をいう。
本発明の発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、以下の構成を用いることにより、本発明の目的を達成することを可能にした。
すなわち、本発明は基紙の少なくとも片方の面に、無機顔料、バインダー、カチオン性の化合物からなるインクジェットインク用定着剤、及び有機球状粒子を含有するインク受容層を設けたインクジェット記録媒体であって、前記インク受容層が更に水溶性金属塩を含有し、前記バインダーとして、前記インク受容層100質量部に対し、重合度700以下のポリビニルアルコール(A)を5質量部以上15質量部以下、及び重合度1200以上のポリビニルアルコール(B)を20質量部以上40質量部以下含有し、前記有機球状粒子のレーザー回折/散乱法で測定した体積50%平均粒子径(D50)が15.0μm以上である。
前記有機球状粒子の前記体積50%平均粒子径(D50)が20.0μmを超え35.0μm以下であることが好ましい。
前記無機顔料100質量部に対し、前記有機球状粒子を0.5質量部以上7質量部以下含有することが好ましい。
前記水溶性金属塩の陽イオンがマグネシウムイオン、カルシウムイオン、及びアルミニウムイオンの群から選択される1種であり、陰イオンが硫酸イオン、硝酸イオン、及び塩化物イオンの群から選択される1種であることが好ましい。
前記インク受容層100質量部に対し、前記水溶性金属塩を3〜15質量部含有することが好ましい。
前記無機顔料は、前記体積50%平均粒子径(D50)が6〜14μmである合成非晶質シリカを含み、前記無機顔料に対して前記合成非晶質シリカが60質量%以上を占めることが好ましい。
前記基紙の両方の面に前記インク受容層を設けることが好ましい。
本発明によれば、高い発色性を有し、特にラインヘッドを有する高速枚葉インクジェットプリンターで使用する際に、高温多湿条件下でもプリンター搬送性に優れるインクジェット記録媒体を得ることができる。
本発明のインク受容層は、無機顔料、バインダー、カチオン性の化合物からなるインクジェットインク用定着剤、及び有機球状粒子を含有する。
本発明において、高い発色性を有し、特にラインヘッドを有する高速枚葉インクジェットプリンターで使用する際に、高温多湿条件下でもプリンター搬送性に優れるインクジェット記録媒体を得ることができる理由については、以下のように説明される。
プリンターでの搬送トラブルを起こす原因として、積み重ねたインクジェット記録媒体の間の摩擦係数が適正範囲でないことが考えられる。摩擦係数、特に静摩擦係数が高すぎると、インクジェット記録媒体間の滑りが悪くなり、多枚数のインクジェット記録媒体がプリンター内でまとまってずれてしまい、複数枚が重なって搬送される重送が起こる。逆に、摩擦係数、特に動静摩擦係数が低すぎると、インクジェット記録媒体が滑りすぎるため、インクジェット記録媒体がプリンター内に搬送されない空送が起こる。特に高温多湿条件下では、摩擦係数、特に静摩擦係数が高くなる傾向が見られるため、重送が起こりやすくなる。
そこで、高温多湿条件下でもインクジェット記録媒体の表面と裏面との間の摩擦係数を適正範囲に調整するため、上述のインク受容層の構成とした。
本発明のインク受容層に用いられる無機顔料としては、従来公知の白色顔料を使用することが出来る。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、クレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、ベーマイト、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムなどである。
これらの中でも、レーザー回折/散乱法で測定した体積50%平均粒子径(D50)が6〜14μmである合成非晶質シリカを、無機顔料全体に対して60質量%以上の割合で含有することが好ましく、印刷品質が良好なインクジェット記録媒体を得ることができる。
合成非晶質シリカのD50が6μm未満であると、インク吸収性が不足して印刷品質が低下する可能性がある。また、合成非晶質シリカのD50が14μmを超えると、無機顔料粒子間の空隙が多くなりすぎてインク吸収性が過剰となり、印字濃度が低下する可能性がある。
インク受容層の無機顔料のすべて(100質量%)が合成非晶質シリカでもよい。
ここで、レーザー回折/散乱法の測定装置としては、例えば、堀場製作所社の粒子径分布測定装置「Partica」、マルバーン社の粒度分布測定装置「MASTER SIZER S」などがある。
本発明のインク受容層に用いられる有機球状粒子としては、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、スチレン共重合樹脂など一般的な有機物の球状粒子を挙げることができる。
ここで、有機球状粒子はインク受容層の摩擦係数を低下させ、プリンター搬送性を確保するために用いている。
本発明では、有機球状粒子のレーザー回折/散乱法で測定した体積50%平均粒子径(D50)を15.0μm以上として、有機球状粒子がインク受容層に埋没し難くする。平均粒径D50が15.0μm未満では、有機球状粒子がインク受容層に埋没しやすく摩擦係数の低減効果が不足する。
また、有機球状粒子の平均粒径は20.0μmを超え35.0μm以下が好ましく、22.0μm以上30.0μm以下がより好ましい。
平均粒径が35.0μmを超えると、特に動静摩擦係数の低減効果が過剰となり、空送が起こりやすくなることがある。
有機球状粒子の平均粒径は、レーザー回折/散乱法にて測定する。レーザー回折/散乱法の測定装置としては、上述の通りである。
また、有機球状粒子はインク受容層中に無機顔料100質量部に対して0.5質量部以上7質量部以下の範囲で含有させることが好ましく、1.5質量部以上5.5質量部以下の範囲で含有させることがより好ましい。有機球状粒子が0.5質量部未満では、特に静摩擦係数の低減効果が小さく、重送が起こりやすくなることがある。また、含有量が7質量部を超えると、特に動静摩擦係数の低減効果が過剰となり、空送が起こりやすくなることがある。
本発明においては、インク受容層は後述する水溶性金属塩並びにバインダーとして重合度700以下のポリビニルアルコール(PVA)(A)をインク受容層100質量部に対し5質量部以上15質量部以下、及び重合度1200以上のポリビニルアルコール(B)を20質量部以上40質量部以下含有する。
インク受容層がポリビニルアルコール(B)を特定量含有することにより、インク受容層の強度とインク吸収性を両立させることが容易となる。一方、インク受容層がポリビニルアルコール(A)を含有しないと、水溶性金属塩がポリビニルアルコール(B)に対して作用し、有機球状粒子の周囲にポリビニルアルコール(B)の被膜が付着するため、有機球状粒子がインク受容層に埋没して表面に出る割合が減少してしまう。その結果、有機球状粒子の配合によるインク受容層の摩擦係数の低減効果が小さくなってしまうと推測される。
一方、水溶性金属塩がポリビニルアルコール(A)に対して作用しても、ポリビニルアルコール(B)程の厚みの被膜にはならないため、インク受容層がポリビニルアルコール(A)を特定量含有すると、上記した有機球状粒子の埋没が抑制され、インク受容層の摩擦係数の低減効果が大きくなる。
ポリビニルアルコール(A)が5質量部未満であると、上記した有機球状粒子の埋没を十分に抑制することができない。また、含有量が15質量部を超えると、後述する水溶性金属塩の効果、すなわち顔料インク使用時の印字適性の向上が損なわれるため、特に顔料プリンターでの印字濃度が劣る。
ポリビニルアルコール(B)が20質量部未満であると、インク受容層の強度が不足してインクジェット記録媒体の取り扱いが難しくなる。また、含有量が40質量部を超えると、インク吸収性が不足して印刷品質が劣る。
特に、ポリビニルアルコール(A)が10質量部以上であると、有機球状粒子の埋没が抑制され、インク受容層の摩擦係数の低減効果が確実に生じてプリンターの重送が低減するので好ましい。
本発明のポリビニルアルコール(A)及びポリビニルアルコール(B)としては、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、ジアセトン変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコール、オレフィン変性ポリビニルアルコール、ニトリル変性ポリビニルアルコール、ピロリドン変性ポリビニルアルコール、シラノール変性ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコール、末端アルキル変性ポリビニルアルコールなど、従来公知のポリビニルアルコールを使用することが出来る。
上記したポリビニルアルコール以外に本発明のインク受容層に用いられるバインダーとしては、ポリビニルアルコール(A)、(B)を除く上述のポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アセチルセルロースなどのセルロースエーテル及びその誘導体、澱粉、酵素変性澱粉、熱化学変性澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉(例えば、ヒドロキシエチル化澱粉など)、カチオン化澱粉などの澱粉類、ポリアクリルアミド、カチオン性ポリアクリルアミド、アニオン性ポリアクリルアミド、両性ポリアクリルアミドなどのポリアクリルアミド類、ポリエステルポリウレタン系樹脂、ポリエーテルポリウレタン系樹脂、ポリウレタン系アイオノマー樹脂などのウレタン系樹脂、(メタ)アクリル酸及び、(メタ)アクリル酸と共重合可能な単量体成分(オレフィンを除く)からなるアクリル系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン−アクリル共重合体などのスチレン−ブタジエン系樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸エステル、アラビヤゴム、ポリビニルブチラール、ポリスチロース及びそれらの共重合体、シリコーン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂などを例示することができる。本発明の効果を損なわない範囲で、これらのバインダーは単独で又は2種以上混合して使用してもよい。
本発明のインク受容層には、特に染料プリンターでの印字適性を向上させるため、カチオン性の化合物からなるインクジェットインク用定着剤を含有させる。
本発明のインク受容層に用いられる、カチオン性の化合物からなるインクジェットインク用定着剤としては、二級アミン、三級アミン、及び四級アンモニウム塩としてポリエチレンイミン塩、ジメチルアミンエピハロヒドリン縮合体、ポリビニルアミン塩、ポリアリルアミン塩、ポリジメチルアミノエチルメタクリレート四級塩、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩、ジアリルアミンアクリルアミド共重合体塩、ポリスチレンの四級アンモニウム塩等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上混合して使用してもよい。
本発明では、インクジェットインク用定着剤はインク受容層100質量部に対し3質量部以上15質量部以下の範囲で含有させることが好ましい。インクジェットインク用定着剤が3質量部未満であると、染料プリンターでの印字適性を十分に向上させることが難しい。また、含有量が15質量部を超えると、インク吸収性が不足して印刷品質が低下する可能性がある。
なお、染料プリンターでの印字適性としては印字濃度と耐水性が挙げられる。
本発明のインク受容層には、顔料プリンターでの印字適性を向上させるため、水溶性金属塩を含有させる。
水溶性金属塩の陽イオンがマグネシウムイオン、カルシウムイオン、及びアルミニウムイオンの群から選択される1種であり、陰イオンが硫酸イオン、硝酸イオン、及び塩化物イオンの群から選択される1種であることが好ましい。このような水溶性金属塩の例としては、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸アルミニウム、硝酸マグネシウム、塩化マグネシウム等が挙げられる。
本発明では、水溶性金属塩はインク受容層100質量部に対し3質量部以上15質量部以下の範囲で含有させることが好ましい。水溶性金属塩が3質量部未満であると、顔料プリンターでの印字適性を十分に向上させることが難しい。また、含有量が15質量部を超えると、ポリビニルアルコール(B)に対して作用しやすくなり、インク受容層の摩擦係数の低減効果が小さくなる可能性がある。
なお、顔料プリンターでの印字適性としては印字濃度が挙げられる。
また、本発明のインク受容層には、本発明の効果を損なわない範囲で、サイズ剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、界面活性剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤、保水剤などを必要に応じ適宜含有させることもできる。
本発明におけるインクジェット記録媒体は、基紙の少なくとも片方の面にインク受容層を設けてなる。基紙は特に制限されるものではないが、木材パルプを主成分とする紙を用いる事が好ましい。木材パルプとしては、化学パルプ(針葉樹の晒または未晒クラフトパルプ、広葉樹の晒または未晒クラフトパルプ等)、機械パルプ(グラウンドパルプ、サーモメカニカルパルプ、ケミカルサーモメカニカルパルプ等)、脱墨パルプ等のパルプを単独または任意の割合で混合して使用することができる。
基紙に填料を含有させると、基紙の不透明度と平滑性が向上するため好ましい。填料としては、水和珪酸、ホワイトカーボン、タルク、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン、合成樹脂填料等の公知の填料が例示可能である。又、要求品質に応じてこれらを併用することも可能である。
基紙を抄紙する際のpHは、酸性、中性、アルカリ性のいずれでも良く、基紙の坪量は特に制限されない。また、基紙には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて硫酸バンド、サイズ剤、紙力増強剤、歩留まり向上剤、着色剤、染料、消泡剤、pH調整剤等の助剤を含有しても良い。
基紙には、紙力増強やサイズ性付与などを目的とし、澱粉、ポリビニルアルコール、サイズ剤などを含有するサイズ液を含浸または塗工しても良い。また、サイズ液には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて蛍光染料、導電剤、保水剤、耐水化剤、pH調整剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の助剤を含有しても良い。サイズ液の含浸または塗工の方法については特に制限されないが、ポンド式サイズプレスに代表される含浸法、または、ロッドメタリングサイズプレス、ゲートロールコーター、ブレードコーターに代表される塗工法が例示可能である。
本発明において、基紙上に設けられるインク受容層の総数及び構成については特に限定されるものではない。インク受容層の塗工量(乾燥塗工量)は片面当たり4g/m〜10g/mが好ましく、さらに好ましくは5g/m〜9g/mである。
インク受容層の塗工量が4g/m未満であると、インク吸収性が不足して印刷品質が低下する可能性がある。また、塗工量が10g/mを超えると、インク吸収性が過剰となり、印字濃度が低下する可能性があると共に、有機球状粒子がインク受容層に埋没して、インク受容層の摩擦係数の低減効果が小さくなる可能性がある。
インク受容層を基紙表面に設けるために、本発明においては、一般的な塗工装置である各種ブレードコーター、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ゲートロールコーター、カーテンコーター、グラビアコーター、フレキソグラビアコーター、スプレーコーター、サイズプレス等の各種装置をオンマシン又はオフマシンで使用することができる。また、インク受容層を塗工した後に、インク受容層をマシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー装置で表面処理することも可能である。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。また、「部」及び「%」は、特に明示しない限り質量部及び質量%を示す。
(基紙)
パルプ原料としてCSF340mlの広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)100部を使用し、パルプ100部に対して、紙力増強剤(カチオン化澱粉)0.4部、硫酸アルミニウム0.4部、炭酸カルシウム16部を配合した紙料を長網抄造機で抄造した。その後、この原紙の両面に、酸化澱粉7%の液をサイズプレスにより乾燥塗工量が両面で3g/mとなるように塗工し、乾燥後マシンカレンダー処理して坪量94g/mの基材を得た。
なお、表の「坪量」はインク受容層塗工後のインクジェット記録媒体の値である。
(インク受容層)
無機顔料として合成非晶質シリカであるゲル法シリカ(製品名:BS−308N:平均粒径D50=10.0μm、DSL.ジャパン株式会社製)、沈降法シリカ(製品名:X−60:平均粒径D50=7.0μm、Oriental Silicas Corporation社製);バインダーとして、ポリビニルアルコール(A)(製品名:GL−05:重合度500、日本合成化学工業株式会社製)、ポリビニルアルコール(B)(製品名:PVA117:重合度1700、株式会社クラレ製)、及びエチレン酢酸ビニル(製品名:BE−585、ジャパンコーティングレジン株式会社製);インクジェットインク用定着剤として、ポリアミンエピハロヒドリン共重合物(製品名:DK6872、星光PMC株式会社製);有機球状粒子として、アクリルビーズ(製品名:アートパールGR−200透明、平均粒径D50=32.0μm、根上工業株式会社製)、アクリルビーズ(製品名:アートパールGR−300透明、平均粒径D50=22.0μm、根上工業株式会社製)、アクリルビーズ(製品名:アートパールG−400透明、平均粒径D50=15.0μm、根上工業株式会社製)、アクリルビーズ(製品名:アートパールGR−600透明、平均粒径D50=10.0μm、根上工業株式会社製);水溶性金属塩として硫酸マグネシウム(MgSO);を、表1に示す割合で混合し、希釈水を適宜添加して各実施例及び比較例に用いる塗工液を調製した。
この塗工液を、バーブレードコーターを用いてその乾燥塗工量が片面当たり7.0g/mとなるように基紙の片面又は両面に塗工して各実施例及び比較例のインクジェット記録媒体を得た。
有機球状微粒子の平均粒径D50は、レーザー回折/散乱法(堀場製作所社の粒子径分布測定機「Partica」)で測定した。
なお、表中、両面インク受容層の実施例及び比較例については、各欄の左側と右側に片面ずつの特性及び評価を記載した。
各実施例及び比較例で得られたインクジェット記録媒体について、以下の評価を行い、得られた結果を表1、表2に示す。なお、表1、表2で両面にインク受容層を設けた場合、各面の印刷品質を各実施例及び比較例ごとに並記した。
<印刷品質>
それぞれ、染料プリンター(製品名:EP−306、セイコーエプソン株式会社製、印刷条件:スーパーファイン紙、標準)、顔料プリンター(製品名:PX−5600、セイコーエプソン株式会社製、印刷条件:スーパーファイン紙、きれい)で印字した。
印字濃度
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックについて各ベタ画像を印字し、23℃、50%RH環境下で24時間静置した後に、各画像部の印字濃度を反射濃度計(GretagMacbeth RD−19I)で測定した。4色の印字濃度合計値が染料インク:4.50以上、顔料インク:4.60以上であれば、実用上問題がない。
ベタムラ
隣接する緑のベタ印字(縦2cm×横3cm)を行い、以下の基準で評価した。ベタムラの評価が3、2であれば、実用上問題がない。
3:ムラがなく均一なベタとなっており、ベタ部の周囲での滲みは見られない。
2:部分的に多少ムラが見られるが、概ね均一なベタとなっており、ベタ部の周囲での滲みは見られない。
1:部分的なムラが見られる、またはベタ部の周囲での滲みが見られる。
<プリンター搬送性>
各試料を23℃/65%RHの環境下にて8時間静置した後、23℃/50%RH又は30℃/80%RHの環境下で、インクジェットプリンター(製品名:PIXUS MG7130、キヤノン株式会社製、印刷条件:普通紙、きれい)に各試料を20枚セットして搬送させた。これを5回繰り返して合計100枚を搬送させ、以下の基準で評価した。評価が○、△であれば実用上問題がない。
<重送>
○:重送が発生しなかった
△:重送が合計1〜2枚発生した。
×:重送が合計3枚以上発生した。
<空送>
○:空送が発生しなかった
△:空送が合計1〜2枚発生した。
×:空送が合計3枚以上発生した。
Figure 2019049779
Figure 2019049779
表1、表2から、各実施例の場合、印刷品質に優れ、プリンター搬送性にも優れていた。
インク受容層中のポリビニルアルコール(A)の含有量が10質量部未満の実施例4、14の場合、他の実施例に比べて重送が多くプリンター搬送性が若干劣ったが、実用上問題はない。
なお、平均粒径D50が20.0μmを超える有機球状粒子を使用した実施例1,2,11,12の場合、他の実施例に比べて高温多湿条件下(30℃/80%RH)でのプリンター搬送性がさらに優れていた。
また、平均粒径D50が30.0μmを超える有機球状粒子を使用した実施例5、15の場合、他の実施例に比べて空送が多くプリンター搬送性が若干劣ったが、実用上問題はない。
インク受容層中の有機球状粒子の含有量が1.5質量部未満の実施例6、16の場合、他の実施例に比べ空送が多くプリンター搬送性が若干劣ったが、実用上問題はない。
インク受容層中の有機球状粒子の含有量が5.5質量部を超えた実施例7、17の場合、他の実施例に比べ重送が多くプリンター搬送性が若干劣ったが、実用上問題はない。
これに対し、インク受容層が重合度700以下のポリビニルアルコール(A)を含まない比較例1、11の場合、プリンター搬送性が劣った。これは、ポリビニルアルコール(A)を含有しないため、有機球状粒子の周囲にポリビニルアルコール(B)の被膜が付着し、インク受容層の摩擦係数の低減効果が抑制されたためと考えられる。
インク受容層が、D50が15.0μm未満の有機球状粒子のみを含む比較例2、12の場合、プリンター搬送性が劣った。これは、有機球状粒子が小さいため、有機球状粒子がインク受容層に埋没して表面に出る割合が減少し、摩擦係数の低減効果が小さくなったためと考えられる。
インク受容層が水溶性金属塩を含まない比較例3、13の場合、顔料インク使用時の印刷品質が劣った。

Claims (7)

  1. 基紙の少なくとも片方の面に、無機顔料、バインダー、カチオン性の化合物からなるインクジェットインク用定着剤、及び有機球状粒子を含有するインク受容層を設けたインクジェット記録媒体であって、
    前記インク受容層が更に水溶性金属塩を含有し、
    前記バインダーとして、前記インク受容層100質量部に対し、重合度700以下のポリビニルアルコール(A)を5質量部以上15質量部以下、及び重合度1200以上のポリビニルアルコール(B)を20質量部以上40質量部以下含有し、
    前記有機球状粒子のレーザー回折/散乱法で測定した体積50%平均粒子径(D50)が15.0μm以上であるインクジェット記録媒体。
  2. 前記有機球状粒子の前記体積50%平均粒子径(D50)が20.0μmを超え35.0μm以下である請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  3. 前記無機顔料100質量部に対し、前記有機球状粒子を0.5質量部以上7質量部以下含有する請求項1または2記載のインクジェット記録媒体。
  4. 前記水溶性金属塩の陽イオンがマグネシウムイオン、カルシウムイオン、及びアルミニウムイオンの群から選択される1種であり、陰イオンが硫酸イオン、硝酸イオン、及び塩化物イオンの群から選択される1種である請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット記録媒体。
  5. 前記インク受容層100質量部に対し、前記水溶性金属塩を3〜15質量部含有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録媒体。
  6. 前記無機顔料は、前記体積50%平均粒子径(D50)が6〜14μmである合成非晶質シリカを含み、前記無機顔料に対して前記合成非晶質シリカが60質量%以上を占める請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェット記録媒体。
  7. 前記基紙の両方の面に前記インク受容層を設けた請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット記録媒体。
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