JPWO2018229844A1 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Abstract
Description
車体フレームと、車体フレームの後部に配置されるシート(15)と、前記シートの周囲に着脱自在に配置される車載用収納ボックス(17、18、90)と、この車載用収納ボックスを支持するため前記シート(15)の周囲にて車体側へ固定されるボックスステー(30、31、93)と、前記車載用収納ボックスと前記ボックスステーの間に設けられるロック機構(50)とを備えた鞍乗り型車両において、
前記ロック機構(50)は、ロックレバー(51)と、前記ロックレバーに備えられたキーシリンダ(52)と、このキーシリンダに取り付けられ前記キーシリンダ(52)の内部へ差し込まれたキー(74)により回動されるカム(75)と、
このカムが係合する第1のロック穴(57)が設けられ予め前記車載用収納ボックス側又は前記ボックスステー(30、31、93)側へ固定されたロックプレート(53)と、
前記ロックレバー(51)に設けられて前記ボックスステーに係合可能な係合部(77)とを備え、
前記ロックレバー(51)は、前記係合部(77)が前記ボックスステー(30、31、93)に係合するロック位置と、前記係合部が前記ボックスステーと非係合になるアンロック位置との間に回動自在であり、
前記キー(74)は、前記カム(75)が所定回動量のとき前記第1のロック穴(57)に係合するキーシリンダのロック位置と、所定回動量未満のキーシリンダのアンロック位置の間を回動自在であり、ロック側へキー操作したとき、その回動位置が前記キーシリンダのロック位置であるとき以外では前記キーシリンダから抜けない構造であるとともに、
前記ロックプレート(53)に、その一部を前記第1のロック穴(57)から離隔した位置まで延長して、前記ロックレバー(51)のアンロック位置における前記カム(75)の回動軌跡内へ突出する延長部(78)を設け、
前記ロックレバー(51)がアンロック位置にあるとき、前記延長部(78)が前記カム(75)の回動軌跡内へ突出し、この延長部(78)に前記カム(75)が当接することにより、前記キー(74)が前記キーシリンダ(52)のロック位置まで回らないようにしたことを特徴とする。
同時に、キーシリンダ(52)はロック位置になり、キー(74)を抜き取ることができるので、ロックの完了を認識できる。
一方、ロックレバー(51)がアンロック位置のとき、キーシリンダ(52)をキー(74)により回動させても、カム(75)が延長部(78)に当接して第2のロック穴(60)へ係合できないので、キー(74)はキーシリンダ(52)のロック位置まで回動できず、キー(74)を抜き取ることができない。このため、ロックが未完了あることを明確に認識でき、ロックレバー(51)がアンロック位置のときにロック機構(50)のロックが完了したと誤認することを防止できる。
したがって、ロックレバー(51)をロック位置すなわち適正位置にしたときのみ、キー(74)をキーシリンダ(52)のロック位置まで回動させて抜き取ることができるので、ロックレバーの誤操作防止が可能になる。
前記ロックプレート(53)には、前記ロックレバー(51)が回動自在に軸支され、
さらに前記ロックプレート(53)には、前記ボックスステー(30、31、93)を係合する係止片(65)を有する係合レバー(61)が回動自在に支持され、
前記ロックレバー(51)がロック位置となった適正な係止位置のとき、前記係合部(77)が前記係止片(65)に係合することを特徴とする。
このようにすると、係合レバー(61)を回動させて、係止片(65)にボックスステー(30、31、93)を係合させるとともに、ロックレバー(51)をロック位置にすると、ロックレバー(51)が係止片(65)に係合し、回動を阻止するため、ボックスステー(30、31、93)は、係止片(65)に係合した状態を維持するので、車載用収納ボックス(17、18、90)をボックスステー(30、31、93)へ係止してロックすることができる。
前記ボックスステーは、前記シート(15)の側方にて車体側へ固定されるパニアステー(30、31)であることを特徴とする。
このようにすると、パニアボックス(17、18)をパニアステー(30,31)に係止させ、ロックレバー(51)をロック位置に回動し、キーシリンダ(52)をキー(74)により回動させることにより、車体の左右にロックして支持できる。
しかも、ロックレバー(51)をロック位置すなわち適正位置にしたときのみ、キー(74)をキーシリンダ(52)のロック位置まで回動させて抜き取ることができるので、ロックレバーの誤操作防止が可能になる。
このようにすると、ロック機構(50)をパニアボックス(17、18)とシート(15)との間に形成される空間内へ収容配置できるので、ロック機構(50)の省スペース的配置が可能になる。
このようにすると、パニアボックス(17、18)をパニアステー(30、31)へ取付けるとき、まずパニアボックス(17、18)の下部をパニアステー(30、31)の下部(37)に嵌合し、この状態で下部の嵌合部を支点にしてパニアボックス(17、18)の上部側を回動させると、パニアボックス(17、18)を容易に直立させて、ロック機構(50)でロックすることができる。取り外しは逆手順となるが、この場合も、パニアボックス(17、18)の下部を支点にしてパニアボックス(17、18)の上部側を回動させることにより、容易に取り外しができる。したがって、パニアボックス(17、18)を省力化して容易に着脱することができる。
ロックレバーがアンロック位置にあるときは、カムは延長部に当接して、第1のロック穴へ係合できず、延長部によりカムの回動が阻止されるため、キーはキーシリンダのロック位置まで回動できず、抜けなくなり、ロックが未完であることを認識できる。
このため、不完全なロック状態において、ロック完了と誤認することを回避することができ、ロックレバーの誤操作防止が可能になり、車載用収納ボックスを車体側へ確実にロックして盗難防止を図ることができる。
シート15はタンデム型であり、ライダー用のフロントシート15a及び同乗者用のリアシート15bを有する。
第1のパニアボックス17及び第2のパニアボックス18は、それぞれ本願発明における車載用収納ボックスの一例であり、上部の開口で上方に開放されたボックス形状をなす車載用の物入れボックスである。アルミ合金等の軽合金製で軽量かつ頑丈な構造をなしている。他に、パニアケース、サイドボックス、サイドバッグ、サイドトランク等の名称もある。以下、車載用収納ボックスとして、第1のパニアボックス17及び第2のパニアボックス18について説明する。
リアフェンダ20の後端部にはテールランプ21が設けられている。テールランプ21の左右にはリアウインカ29が配置されている。
各パニアボックスは、車幅方向への張り出しを押さえられつつも大容量化を求められるため、縦長の略直方体形状をなし、それぞれ開口部を上方へ開閉自在とするリッド17a、18aを有する。各リッド17a、18aはバックル17c、18cにてパニアボックスの本体側へ固定又は固定解除される。バックル17c、18cは、後述するロック機構50のキー操作に用いるキー74により施錠及び解錠される。
リアキャリア16は樹脂製のキャリアブラケット22(図4参照)と金属製のキャリア本体部23とで構成される。
キャリア本体部23は、キャリアブラケット22より一回り大きく、その後部外側に沿う上方視略U字状の部材である。
キャリアブラケット22は、左右のシートレール12に重なる左右部分を有する上方視で略U字状をなす部材であり、左右部分がシートレール12へボルト止めされている。キャリア本体部23はキャリアブラケット22へボルト止めされ、シートレール12へ間接的に取付けられることにより、車体フレームが好ましい程度のしなやかさを有するよう、車体フレームに適度な剛性を与えている。
上側係止凹部24は、図示しないサイドカバー19の窓穴19a(図3)と一致し、上側フック32a及び32b並びに上側フック33a及び33bの間隔で設けられ、上方へ開放された角形の穴形状として設けられている。上側係止凹部24の開口形状は、略長方形もしくは台形であり、比較的大きな開口になっている。
第1のパニアボックス17は、内側側面17bにてパニアステー30へ係止されている。
第2のパニアボックス18も同様に、内側側面18bにてパニアステー31へ係止されている。
第1のパニアボックス17の内側側面17bには、上部にロック機構50が設けられている。ロック機構50はロックレバー51と、これに設けられたキーシリンダ52と、ロックプレート53とを備える。
第2のパニアボックス18側も同様である。左右のロック機構50も共通符号を用いる。
ガイド44には略U字状断面で上下方向へ延びる縦溝45が設けられ、この縦溝45に側辺36a、36bが嵌合される。
内側側面17bの下部前後に下部フック46は、下部フック46a、46bが設けられている。これらの下部フック46a、46bは下方に開放されたコ字状断面をなし、下辺37の前後に設けられた台座37a、37bに上方から係合する。下部フック46a、46bを下辺37へ係止させることにより、パニアボックス17の下部が下辺37へ係止される。
下辺37の前端部には下方に開放されたコ字状断面をなすジョイント40が設けられ、このジョイント40により、ホルダ延出部41に連結されている。ホルダ延出部41はフットレストホルダ42から後方へ延出する部分であり、ジョイント40を上方からホルダ延出部41へ外嵌することにより一体化される。ホルダ延出部41はフットレストホルダ42から後方へ延出している。
なお、右側のパニアステー31におけるジョイント40は、パニアステー31における前側の側辺36aの下部よりに設けられている(図6参照)。
図8に示すように、第2のパニアボックス18もパニアステー31に支持され、かつパニアステー31の上部は上側フック33a、33bでキャリアブラケット22の上側係止凹部24へ係止される。
右側のパニアステー31も同様にして車体へ取付けできる。
また、ロックレバー51のアンロック位置とは、カム75が、が第1のロック穴57からずれて係合不能になる回動位置である(図13のB参照)
なお、この例では、ロックレバーのアンロック位置において、第2のロック穴60が第1のロック穴57からずれる。ロックレバーのロック位置では、第2のロック穴60がロック壁56の第1のロック穴57に重なり、カム75が係合可能になる。
なお、図12は、中間ステーやサブステー等を省略してロック部65を見せている。
ロックプレート53のうちロック部65に重なる部分は切り欠き71が設けられ、ここに起立時の外側壁70が入り込んでいる。
キーシリンダ52の下半部は、ロックレバー51の段部73から下方の部分に設けられたカム室51a内へ突出し、その下端にカム75が回動自在に設けられている。カム75はキーシリンダ52に差し込んだキー74(図14参照)で操作することにより回動する。
なお、キー74は確実にロックすることを促すため、キー74をロック側へ回動操作したとき、キーシリンダのロック位置まで回動したときのみ抜き取ることが可能になり、これ以外の位置では抜き取り不能になっている。
第1のロック穴57と第2のロック穴60が一致しないとき、延長部78がカム75の回動軌跡内へ延びて第2のロック穴60へ入り込むことを阻止し、キー74を抜き取りできないようにする。
しかも、ロックレバー51の回動中における第2のロック穴60とカム75の位置関係は不変であるが、延長部78のため、第2のロック穴60が延長部78の上にある限り、カム75と第2のロック穴60の間に延長部78が存在し、カム75は第2のロック穴60に係合する方向への回動を規制され(図14のB1参照)、キーシリンダ52はロック位置への回動を規制される(図14のB2参照)。
キーシリンダ52の上面でローター部52bの外周側における特定位置には、「LOCK」の文字と合わせマーク(例えば三角のマーク)が刻印され、合わせマークにキー溝52aの端部が一致すると、キーシリンダのロック位置になる。
なお、図14のA2において、便宜的にキー74をアンロック位置で差し込むように見せているが、実際にはキーシリンダのロック位置においてのみ、キー74の抜き差しが可能であり、アンロック位置におけるキー74はキーシリンダ52へ差し込まれたままになっている。このときロックレバー51は図14のA2に示すように、アンロック位置にあり、ロック爪77はロック部65を解放し、ロック部65は倒伏状態になっている。
図15のAはパニアボックス(内側側面18bを示す、以下同)をパニアステー31へ取付ける初期の状態である。ロック部65は倒伏状態にあるが、パニアボックスは下部を下辺37に対して先に係合し、この係合部を支点として上部側を上辺35に向かって回動させる状態である(図7参照)。
その後、キーシリンダ52をロック位置にすれば、図12に示すロック状態になる。
その後、左右のパニアステー30、31の後ろ側の側辺36bをクロスパイプ34a及び34bで連結する。
第2のパニアボックス18も同様である。また、取り外しは逆手順でおこなう。
例えば、図1において仮想線で示すトップボックス90に対しても設けることができる。このトップボックス90は、上部に開口を設け、リッド91で上方から開閉され、底部92がボックスステー93を介してリアキャリア16へ支持されている。
トップボックス90は底部92をこのボックスステー93の上へ置いて係合により支持され、後部は後輪5よりも後方へ出ている。
トップボックス90の底部92は、前部側がボックスステー93へ上方から係合されるとともに、後端部側がロック機構50によりボックスステー93の後端部へロックされる。ロック機構50は共通部であるので同じ符号を用いる。
ロックレバー51はキーシリンダ52のキー溝を後方へ向けて横向きに配置され、底部92の後端部下方から取付けられる回動支軸を中心にして回動され、キーシリンダ52は後方からキー操作される。
したがって、このロック機構50を、パニアボックスだけでなく、トップボックス90など、シート15の周囲に設けられる各種の車載用収納ボックスをロックするために用いることができ、ロックレバーの誤操作を防止できる。
図17は、図17のAに第1のパニアボックス17だけに第1の連結部材80を設けた状態、図17のBに第2のパニアボックス18だけに第2の連結部材82を設けた状態を示す。
また、第1のパニアボックス17及び第2のパニアボックス18を連結することにより、単一化した椅子やテーブルとして利用できる。
一方、第2のパニアボックス18は、マフラー28の逃げ部凹部18dが設けられている。
この逃げ部凹部18dは、あたかも第1のパニアボックス17における略直方体形状の内側下部を一部えぐり取って形成された状態に相当するので、下部側が幅狭になっている。
このため、地面等へ置いたとき倒伏し易く、自立させて単独で使用することが難しかった。
なお仮に、左右のパニアボックスが両方とも第2のパニアボックス18のような自立しにくい形状になっている場合でも、双方のパニアボックスを連結することにより、それぞれを自立的に使用できる。
また、この例においても、図18及び図19と同様なバリエーションが可能である。
第1の連結部材80及び第2の連結部材82を両内側側面17b、18bの間に収容できる。このため連結部材のような突起物を両パニアボックスの間に収容し、周囲をすっきりさせて、椅子やテーブル等への使用を容易にし、連結時における外観を良好にできる。
このため、マフラーの逃げ部凹部18dを設けたパニアボックス18は、下部が幅狭になって単独では自立しにくくなる。しかし、第1のパニアボックス17及び第2のパニアボックス18を連結一体化することにより、このような自立しにくいパニアボックス18でも自立させて使用することが可能になる。
図12に示すように、予め車体側に取り付けられているパニアステー31へ第2のパニアボックス18を係止してロック機構50によりロックするとき、ロックレバー51がロック位置にあり、キーシリンダ52のカム75が第1及び第2の第1のロック穴57、60へ同時に係合した確実なロック状態のときのみ、キー74を抜けるようにした。
それ以外のロックレバー51がアンロック位置にあるときは、延長部78により、カム75が第2のロック穴60へ係合することを阻止し、キーシリンダ52が回らないようにして、キー74を抜けないようにした。
このため、ユーザーは、キー74が抜けないことにより、不完全なロック状態を認識できるので、不完全なロック状態において、ロック完了を誤認することを回避することができる。
同時に、キーシリンダ52はロック位置になり、キー74を抜き取ることができるので、ロックの完了を認識できる。
このため、ロックレバー51がアンロック位置のときにロック機構50のロックが完了したと誤認することを防止できるようになり、ロックレバー51の誤操作を防止でき、車体側へ確実にロックできる盗難防止装置となる。
このようにすると、ロック機構50をパニアボックス18とシート15との間に形成される空間内へ収容配置できるので、ロック機構50の省スペース的配置が可能になる。
このようにすると、パニアボックス17をパニアステー30へ取付けるとき、まずパニアボックス17の下部をパニアステー30の下辺37に嵌合し、この状態で下部の嵌合部を支点にしてパニアボックス17の上部側を回動させると、パニアボックス17を容易に直立させて、ロック機構50でロックすることができる。
例えば、本願発明を適用する鞍乗り型車両は、自動3輪車又は自動4輪車など、種々な車両が可能である。
さらに、ロックレバー51に設けられる第2のロック穴60も必須ではなく、省略することもできる。
Claims (5)
- 車体フレームと、車体フレームの後部に配置されるシート(15)と、前記シートの周囲に着脱自在に配置される車載用収納ボックス(17、18、90)と、この車載用収納ボックスを支持するため前記シート(15)の周囲にて車体側へ固定されるボックスステー(30、31、93)と、前記車載用収納ボックスと前記ボックスステーの間に設けられるロック機構(50)とを備えた鞍乗り型車両において、
前記ロック機構(50)は、ロックレバー(51)と、前記ロックレバーに備えられたキーシリンダ(52)と、このキーシリンダに取り付けられ前記キーシリンダ(52)の内部へ差し込まれたキー(74)により回動されるカム(75)と、
このカムが係合する第1のロック穴(57)が設けられ予め前記車載用収納ボックス側又は前記ボックスステー(30、31、93)側へ固定されたロックプレート(53)と、
前記ロックレバー(51)に設けられて前記ボックスステーに係合可能な係合部(77)とを備え、
前記ロックレバー(51)は、前記係合部(77)が前記ボックスステー(30、31、93)に係合するロック位置と、前記係合部が前記ボックスステーと非係合になるアンロック位置との間に回動自在であり、
前記キー(74)は、前記カム(75)が所定回動量のとき前記第1のロック穴(57)に係合するキーシリンダのロック位置と、所定回動量未満のキーシリンダのアンロック位置の間を回動自在であり、ロック側へキー操作したとき、その回動位置が前記キーシリンダのロック位置であるとき以外では前記キーシリンダから抜けない構造であるとともに、
前記ロックプレート(53)に、その一部を前記第1のロック穴(57)から離隔した位置まで延長して、前記ロックレバー(51)のアンロック位置における前記カム(75)の回動軌跡内へ突出する延長部(78)を設け、
前記ロックレバー(51)がアンロック位置にあるとき、前記延長部(78)が前記カム(75)の回動軌跡内へ突出し、この延長部(78)に前記カム(75)が当接することにより、前記キー(74)が前記キーシリンダ(52)のロック位置まで回らないようにしたことを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記ロックプレート(53)は、前記車載用収納ボックス(17、18、90)に固定され、
前記ロックプレート(53)には、前記ロックレバー(51)が回動自在に軸支され、
さらに前記ロックプレート(53)には、前記ボックスステー(30、31、93)を係合する係止片(65)を有する係合レバー(61)が回動自在に支持され、
前記ロックレバー(51)がロック位置となった適正な係止位置のとき、前記係合部(77)が前記係止片(65)に係合することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。 - 前記車載用収納ボックスは、前記シートの左右の側方に着脱自在に配置されるパニアボックス(17、18)であり、
前記ボックスステーは、前記シート(15)の側方にて車体側へ固定されるパニアステー(30、31)であることを特徴とする請求項1又は2記載の鞍乗り型車両。 - 前記ロック機構(50)は、前記パニアステー(30、31)と前記パニアボックス(17、18)の上部を連結し、前記シートと前記パニアボックス(17、18)の間に配置されることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両。
- 前記パニアボックス(17、18)の下部に、前記パニアステー(30、31)の下部(37)との嵌合部を設け、この嵌合部を中心に前記パニアボックス(17、18)が左右方向に回動自在であることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両。
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