JP5777493B2 - 車両用トランク装置 - Google Patents
車両用トランク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5777493B2 JP5777493B2 JP2011240864A JP2011240864A JP5777493B2 JP 5777493 B2 JP5777493 B2 JP 5777493B2 JP 2011240864 A JP2011240864 A JP 2011240864A JP 2011240864 A JP2011240864 A JP 2011240864A JP 5777493 B2 JP5777493 B2 JP 5777493B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trunk
- shaft
- vehicle
- link
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
このトランク(T)を車両に対して着脱可能に取り付ける係合フック(46)と、この係合フックを操作する操作レバー(50)と、これら係合フック(46)と操作レバー(50)とを連動させる軸(54,55)で連結された連結リンク(53)とを有するトランク着脱機構と、
キー(68)の回動操作に連動して、トランク本体(1)に対するリッド(2)の開動作を規制するロック機構とを備えている。
係合フック(46)と操作レバー(50)とを連結する連結リンク(53)の連結軸(54,55)は、その両端にサークリップを装着することによって、軸方向への抜けが防止されている。
このトランク(30)を車両に対して着脱可能に取り付ける係合フック(41)と、この係合フック(41)を操作する操作レバー(42)と、これら係合フック(41)と操作レバー(42)とを連動させるための少なくとも一つの軸(41a)による連結部を有するトランク着脱機構(40)と、
を備えた車両用トランク装置(20)であって、
前記トランク着脱機構(40)は、前記係合フック(41)と操作レバー(42)とを、それぞれ軸(41c)(42c)にて回動可能に取り付けるとともに、これら係合フック(41)と操作レバー(42)とを連結リンク(43)にて連結し、かつ連結リンク(43)の少なくとも一部は、前記軸(41c、42c)の端部のうちの少なくとも一つの端部より外方に配置し、その端部を連結リンク(43)の内面(43s)で形成され、前記軸(41c、42c)の軸線方向と直交する規制面(s)に当接させることで、軸線方向への移動を規制し、
かつ、前記連結リンク(43)には、前記規制面(s)を形成するために当該連結リンク(43)の内面(43s)を前記軸(41c、42c)の軸線方向と直交する方向に凸形状に広げた幅広部(43w)を設けたことを特徴とする。
この車両用トランク装置によれば、係合フックと操作レバーの軸の少なくとも一つは、連結リンク自体によって抜けが防止され、サークリップを装着する必要がないので、部品点数の増大を防止することができる。
このように構成すると、連結リンクの軸には、サークリップを装着する必要がないので、部品点数の増大を防止することができる。
このように構成すると、連結リンクの軸には、サークリップを装着する必要がないので、部品点数の増大を防止することができる。
前記軸のうちの少なくとも一つの軸の端部を、該軸の軸線方向に直交させて配置した規制面(s)に当接させることで、該軸の軸線方向への移動を規制して前記連結部ないしリンクからの抜けを防止した構成とすることができる。
そのように構成すると、ロック機構が一つで済むため、部品点数および組立工数を一層削減できる。
このような作用効果は、例えば図3に仮想線sで示すように、軸55aに関し、トランクの表面(この場合、内面)を近接させて、その近接部で規制面sを構成した場合にも得られる。軸54a、および後述する軸41cに関しても同様である。すなわち、規制面sは、トランクと別部材で構成することもできるが、トランク30の表面で構成することもでき、そのように構成すると、規制面sを構成する部材を別途設ける必要がないので、より一層の部品点数削減および組立工数削減を図ることができる。
金属フレーム33は、トランク本体31の口縁部に設けられた本体側フレーム33bと、リッド32の下縁に設けられたリッド側フレーム33cと、これら両フレーム33b、33cを下部にて回動可能に連結するヒンジ33hとを備え、このヒンジ33h回りに、リッド32を開閉することができる(図17参照)。図17中、35は、両フレーム33b、33cの回動角を規制すべく、両フレームを連結する回動規制ベルト、36はインナーバッグである。
ヒンジ33hは、両フレーム33b、33cにリベット33rで固定される。
このように構成すると、連結リンク43の介在によりレイアウトの自由度が向上する。連結リンク43は軸41a、42aで連結されるが、その軸41a、42aには、サークリップを装着する必要がないので、部品点数の増大を防止することができる。
この取付部材44は一体成型品であり、第1開口44h1を有する側板44bと、この側板44bの上部に設けられた天板44cと、側板44b上部から天板44cに亘って設けられた第2開口44h2と、第1開口44h1および第2開口44h2の前後両側において側板44bと天板44cとを連結するように設けれた支持板44f、44fと、これら支持板44f、44f同士を連結する横架部44jと、この横架部44jからトランク内方へ向けて突出する軸支持部44k(図8,図10)と、トランク本体31への複数(図示のものは4個(図2参照))の取付部44mとを有している。
操作レバー42は、第2開口44h2に設けられており、基部42dが、軸42cによって、軸支持部44kに回動可能に支持されている。軸42cは軸支持部44kに固定されている。軸42cは、その端部42c1,42c1(図10)が連結リンク43の内面43sに当接することによって、軸支持部44kからの抜けが防止される。
連結リンク43は、図12に示すようなプレート状リンクを係合フック41および操作レバー42の両側に配置することで構成され(図10,図11)、前述した軸41aで係合フック41に回動可能に連結され、前述した軸42aで操作レバー52に回動可能に連結されている。連結リンク43は、少なくともその一部(図12における領域s参照)が、操作レバー42の軸42cの端部42c1より外方に配置され、軸42cに対する規制面sを構成する。図12において、仮想線sで示す領域が規制面である。なお、幅方向において、係合フック41と操作レバー42とを入れ替えることで、係合フック41の軸41cの抜けを連結リンク43で規制することもできる。
図1〜図4に示すように、トランク本体31には、トランク着脱機構40を受け入れる凹部31hが設けられている。
トランク着脱機構40は、トランク本体31の凹部31hに嵌め込まれ、ボルト31bで固定される。図4に示すように、取付部44mにはナット44nが埋め込まれており、このナット44nにボルト31bを結合させることで、トランク着脱機構40がトランク本体31に固定される。
上フック部材21、22は、その湾曲板状の基部21b、22bがそれぞれ複数のリベット21r、22rでトランク本体31に固定されるとともに、図13に示すように、基部の内方に一体に設けられた固定片21f、22fが、ボルト31bによる前述した取付部材44の取付部44mとの共締めにより、トランク本体31に固定されている。これによって、取付部材44と上フック部材21、22とが、いわば三位一体となって、剛性及びトランク本体31への取付け精度を上げることができる。
下フック部材23は、その湾曲板状の基部23bが複数のリベット23rでトランク本体31に固定されることで、トランク本体31の前方下角部に固定されている。
第2リンク55にはフック55fが設けられている一方、リッド32には、フック55fと係脱可能な係合部材56が固定されている。第2リンク55は、トランク本体31に設けられたガイドピン57,57に案内されて、係合部材56と係脱する方向(前後方向)にスライド可能である。
以下その装着手順等について、左方の車両用トランク装置20(L)を代表させて説明する。
車両用トランク装置20の取り外しは逆の手順を行えばよい。
キー51をオープン位置にすることで、図17に示すように、留め具34,34を外してリッド32を開くことができる。
Claims (4)
- トランク本体(31)と、このトランク本体(31)に対して開閉可能に取り付けられたリッド(32)とを有するトランク(30)と、
このトランク(30)を車両に対して着脱可能に取り付ける係合フック(41)と、この係合フック(41)を操作する操作レバー(42)と、これら係合フック(41)と操作レバー(42)とを連動させるための少なくとも一つの軸(41a)による連結部を有するトランク着脱機構(40)と、
を備えた車両用トランク装置(20)であって、
前記トランク着脱機構(40)は、前記係合フック(41)と操作レバー(42)とを、それぞれ軸(41c)(42c)にて回動可能に取り付けるとともに、これら係合フック(41)と操作レバー(42)とを連結リンク(43)にて連結し、かつ連結リンク(43)の少なくとも一部は、前記軸(41c、42c)の端部のうちの少なくとも一つの端部より外方に配置し、その端部を連結リンク(43)の内面(43s)で形成され、前記軸(41c、42c)の軸線方向と直交する規制面(s)に当接させることで、軸線方向への移動を規制し、
かつ、前記連結リンク(43)には、前記規制面(s)を形成するために当該連結リンク(43)の内面(43s)を前記軸(41c、42c)の軸線方向と直交する方向に凸形状に広げた幅広部(43w)を設けたことを特徴とする車両用トランク装置。 - 請求項1において、
前記係合フック(41)と前記連結リンク(43)とを軸(41a)で連結し、かつその軸(41a)の端部(41b)は、前記トランク着脱機構(40)をトランク(30)に取り付けるための取付部材(44)の内面に当接させることで、軸線方向への移動を規制したことを特徴とする車両用トランク装置。 - 請求項1または2において、
前記操作レバー(42)と前記連結リンク(43)とを軸(42a)で連結し、かつその軸(42a)の端部(42b)は、、前記トランク着脱機構(40)をトランク(30)に取り付けるための取付部材(44)の内面に当接させることで、軸線方向への移動を規制したことを特徴とする車両用トランク装置。 - 請求項1〜3のうちいずれか一項において、
キー(51)の回動操作に連動する、少なくとも一つの軸(54a)で連結されたリンク(54)を有し、前記トランク本体(31)に対するリッド(32)の開動作と、前記係合フック(41)の車両取付部(13)に対する係合解除動作とを規制するロック機構(50)をさらに備え、
前記軸のうちの少なくとも一つの軸の端部を、該軸の軸線方向に直交させて配置した規制面(s)に当接させることで、該軸の軸線方向への移動を規制して前記連結部ないしリンクからの抜けを防止したことを特徴とする車両用トランク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011240864A JP5777493B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 車両用トランク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011240864A JP5777493B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 車両用トランク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013095301A JP2013095301A (ja) | 2013-05-20 |
JP5777493B2 true JP5777493B2 (ja) | 2015-09-09 |
Family
ID=48617702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011240864A Active JP5777493B2 (ja) | 2011-11-02 | 2011-11-02 | 車両用トランク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5777493B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018229844A1 (ja) | 2017-06-12 | 2018-12-20 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
KR20190135739A (ko) * | 2018-05-29 | 2019-12-09 | 주식회사 아이디썸 | 탈착타입의 트렁크가 마련된 다목적 차량 |
JP6816095B2 (ja) * | 2018-12-28 | 2021-01-20 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の収納部構造 |
JP7170015B2 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-11-11 | 本田技研工業株式会社 | 収納ケース |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6259178A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-14 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車のサイドバツグ取付け構造 |
DE19719212A1 (de) * | 1997-05-09 | 1998-11-12 | Vaude Sport Albrecht Von Dewit | Haltevorrichtung für Taschen |
JP4169224B2 (ja) * | 1998-10-05 | 2008-10-22 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車用サイドバッグ |
JP3569687B2 (ja) * | 2001-03-15 | 2004-09-22 | 株式会社ホンダアクセス | 自動二輪車におけるサドルバッグ取付け構造 |
JP4693272B2 (ja) * | 2001-04-24 | 2011-06-01 | オージーケー技研株式会社 | 自転車用補助座席装置の製造方法 |
ITMI20051973A1 (it) * | 2005-10-18 | 2007-04-19 | Givi Srl | Assieme di vaigia peer motocicletta con sistema di aggancio perfezionato |
JP5078469B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2012-11-21 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
JP5091804B2 (ja) * | 2008-08-22 | 2012-12-05 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のサドルバッグ取付構造 |
-
2011
- 2011-11-02 JP JP2011240864A patent/JP5777493B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013095301A (ja) | 2013-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5701194B2 (ja) | 鞍乗型車両用トランク装置の取付構造および該構造を備えた鞍乗型車両並びに鞍乗型車両用トランク装置 | |
JP5777493B2 (ja) | 車両用トランク装置 | |
JP5891062B2 (ja) | トランク | |
US9815412B1 (en) | Utility vehicle | |
CN103597158A (zh) | 交通工具用锁紧装置 | |
US11529891B2 (en) | Vehicle seat | |
JP2005162070A (ja) | 乗り物における構成部品の着脱装置 | |
CA2899110A1 (en) | Vocational hood latch assembly | |
EP3395657B1 (en) | Truck side - skirt | |
KR101326942B1 (ko) | 폴딩 시트백 힌지유닛 | |
JP2013128738A5 (ja) | ||
US4981320A (en) | Pickup truck tailgate lock | |
JP3690133B2 (ja) | 自動車用ランプの取付構造 | |
JP6802825B2 (ja) | ドア保持装置 | |
JP5356103B2 (ja) | 走行車両のボンネット支持構造 | |
JP5149870B2 (ja) | 走行車両のボンネット支持構造 | |
JP6079193B2 (ja) | 建設機械のキャブヘッドガード装置 | |
JP4344680B2 (ja) | 自動二輪車用トランク装置 | |
JP6882871B2 (ja) | 鞍乗り型車両のシート固定構造 | |
JP2003341549A (ja) | 自動車における車体前部構造 | |
EP2930090B1 (en) | Automatic two-wheeled vehicle | |
JP3653423B2 (ja) | 車両用フロアボード | |
JP3617117B2 (ja) | トラクタのフロントグリル取付装置 | |
JP7083296B2 (ja) | 作業車両 | |
JP4217206B2 (ja) | 自動二輪車用トランク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140730 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150310 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5777493 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |