JPWO2018179084A1 - フィンスタック装置及び積層フィンの製造方法 - Google Patents

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Abstract

フィンスタック装置は、水平方向に搬送された後、カットされて落下するフィンに形成されたスタック穴に挿入されるスタックピンを備えている。スタックピンは、スタック穴の内周面に沿う外形形状を有する本体部を備え、本体部は、搬送方向に直交し且つスタックピンの軸方向に延びる平面で構成された逃がし面を有するものである。

Description

本発明は、スタックピンを備えたフィンスタック装置に関するものである。
従来より、熱交換器用のフィンを製造するフィン製造装置に用いられるフィンスタック装置は、台座と、台座を貫通して立設したスタックピンと、スタックピンを上下動させる機構とを有する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のフィンスタック装置では、プレス機からフィンスタック装置にフィンが水平姿勢で搬送されてくると、スタックピンを上方に移動させて、フィンに形成されたスタック穴に挿入し、その後、フィンを製品幅にカットしている。カットされたフィンは、スタックピンに案内されて台座上に落下し、その後、スタックピンを下方に移動させる。そして、プレス機から次のフィンが搬送されてくると、再びスタックピンを上方に移動させるといった動作を繰り返し、台座上にフィンを積層保持している。
特開2014−73510号公報
特許文献1のフィンスタック装置では、スタックピンを上下動させているが、スタックピンの位置を固定とし、製品幅にカットしたフィンを、スタックピンに向けて自重で落下させてフィンを積層保持するフィンスタック装置もある。この種のフィンスタック装置では、例えばフィンが低剛性であったり、長尺であったりした場合、スタックピンによって位置決めされたフィンが、スタックピンに案内されて落下する途中で水平姿勢から変形することがある。フィンが変形すると、落下途中でスタックピンに引っ掛かるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、スタックピンでフィンを位置決めしつつも、落下途中でフィンがスタックピンに引っ掛かることを防止することが可能なフィンスタック装置を得ることを目的とする。
本発明に係るフィンスタック装置は、水平方向に搬送された後、カットされて落下するフィンに形成されたスタック穴に挿入されるスタックピンを備えたフィンスタック装置であって、スタックピンは、スタック穴の内周面に沿う外形形状を有する本体部を備え、本体部は、搬送方向に直交し且つスタックピンの軸方向に延びる平面で構成された逃がし面を有するものである。
本発明によれば、スタックピンを、スタック穴の内周面に沿う外形形状を有する本体部を備えた構成とすることで、フィンの位置決めを可能としつつ、本体部に逃がし面を設けることで、落下途中でフィンがスタックピンに引っ掛かることを防止することが可能である。
本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の概略の全体構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のワークである円管用のフィンであって、スタック穴が千鳥状に並んで搬送されるフィンの平面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のワークである円管用のフィンであって、スタック穴が搬送方向及び搬送方向に直交する方向に揃って並んで搬送されるフィンの平面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のワークである円管用のフィンであって、搬送方向に並んで搬送されるフィンの平面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のワークである扁平管用のフィンであって、搬送方向に直交する方向に並んで搬送されるフィンの平面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のワークである扁平管用のフィンであって、搬送方向に並んで搬送されるフィンの平面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の装置動作時の部分拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のスタックピンの斜視図である。 図8のスタックピンを示す図である。 図9(a)のA−A断面図である。 比較例のスタックピンにアーチ状に変形したフィンが引っ掛かっている状態を示す図である。 比較例のスタックピンに斜めに傾いたフィンが引っ掛かっている状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の動作の流れを示すフローチャートである。 比較例のスタックピンに長尺のフィンが引っ掛かっている状態を示す図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の概略の全体構成を示す正面図である。
フィンスタック装置の本体1は、サクションプレート2を備えている。サクションプレート2は、その上方に位置するブロア5が動作してサクションBOX4内部が負圧状態になることで、サクションプレート2の下面側に吸着力を作用させるものである。ブロア5による吸い上げ力は、サクションBOX4によってサクションプレート2の下面全体に渡って作用する。また、サクションBOX4には大気開放するためのダンパー3が設けられており、ダンパー3を開くことで吸着力が解除されるようになっている。
プレス機6で所定のプレス加工が施されたフィン7は、図示しない送り装置によってサクションプレート2の下方側に、水平姿勢で所定の長さ、水平方向に送り出される。サクションプレート2の下面には、フィン7の外形形状に合わせて搬送方向(図1の右方向)に延びる溝が形成されており、この溝にフィン7がはまり込んで位置決めされた状態で吸着搬送される。
サクションプレート2の下方には台車8が配置されており、台車8の上面には複数のスタックピン9が立設している。そして、プレス機6から所定の長さ、送り出されたフィン7は、カットオフ部12により製品幅(搬送方向の長さ)に切断され、それと同時にダンパー3が開かれて吸着力が解除されることで、落下する。
ここで、プレス機6からフィンスタック装置に搬送され、プレス機6で製品外形に切断されたフィン7について説明する。図2〜図4は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のワークである円管用のフィンの平面図である。図5及び図6は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のワークである扁平管用のフィンの平面図である。図2〜図6において矢印はフィンの搬送方向を示している。以下、まず、円管用のフィンについて説明し、続いて扁平管用のフィンについて説明する。
図2〜図4に示した円管用のフィン7には、円管が挿入される複数の穴14が形成されており、複数の穴14のうち一部の穴が、スタックピン9が挿入されるスタック穴14となる。図2〜図4には、フィン7が、搬送方向に直交する方向に複数並んだ状態を示している。なお、プレス機6からフィンスタック装置に送り出されたフィン7は、既に搬送方向に直交する方向に分割されている。なお、図2では穴14が千鳥状に並んだ状態、図3では穴14が搬送方向及び搬送方向に直交する方向に揃って並んだ状態となっている。図4は、穴14が搬送方向及び搬送方向に直交する方向に揃って並んだ状態であるのは図3と同様であるが、搬送方向に対する各フィン7の配列方向が図2及び図3と異なり、各フィン7が搬送方向に並んだ状態となっている。
また、図5及び図6には、扁平管が挿入される複数の切欠き16が形成されている。なお、図5には複数のフィン7が搬送方向に直交する方向に並んだ状態を示しており、図6には複数のフィン7が搬送方向に並んだ状態を示している。また、図5及び図6に示したフィン7には、切欠き16とは別に、スタックピン9が挿入されるスタック穴14が形成されている。
プレス機6からフィンスタック装置へと送られてくるフィン7は、図2〜図6に示したように、円管用でもよいし、扁平管用でもよいし、またフィン7の配列方向も任意である。また、フィン7には、穴14の周縁から垂直に立ち上がった環状のフィンカラー(図示せず)が形成されている。
図1の説明に戻る。また、図7は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の装置動作時の部分拡大図である。
サクションプレート2に吸着保持されたフィン7は、ダンパー3が開かれることにより落下する。この際、図7に示すように、フィン7は、スタック穴14にスタックピン9が挿入して図7の矢印に示すように下方に案内されて落下する。フィン7がスタックピン9に案内されて落下する途中には図1に示すようにエレベータ13が設置されており、フィン7はエレベータ13上に着地する。
プレス機6からは、1サイクル毎にフィン7が間欠的に繰り返し送り出されてカットオフ部12でカットされることで、エレベータ13には複数のフィン7が積層される。そして、規定の枚数が積層された後、エレベータ13は所定位置まで下降する。以上の動作が繰り返し行われる。
そして、本実施の形態1は、スタックピン9の形状に特徴がある。以下、スタックピン9の形状について説明する。
図8は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置のスタックピンの斜視図である。図9は、図8のスタックピンを示す図で、(a)は搬送方向に直交する方向から見た正面図、(b)は搬送方向から見た側面図、(c)は平面図である。図10は、図9(a)のA−A断面図である。
スタックピン9は、上方側の先端部9Aと、先端部9Aの下方に設けられた本体部9Bとを有している。先端部9Aは円柱状の小径部9aと、小径部9aから先端に向かうに連れて縮径された縮径部9bとを有している。本体部9Bは、小径部9aよりも大径で且つスタック穴14の内周面に沿う外形形状を有する概ね円柱状の大径部9cと、大径部9cと小径部9aとを繋ぐ連結部9dとを有している。なお、スタック穴14の内周面に沿う円柱状とは、スタック穴14の内径よりも僅かに小径の円柱状ともいえる。
大径部9cは、更に詳しくは、搬送方向に直交する方向に対向し、スタックピン9の軸方向に延びる一対の円弧面10を有している。一対の円弧面10は、小径部9aよりも大径で且つスタック穴14の内径に沿う円(図10において点線で示した円)に対応した円弧面となっており、後述するが位置決め部として機能する。
また、本体部9Bの外面のうち、搬送方向に互いに対向する外面は、搬送方向に直交し且つスタックピン9の軸方向に延びる一対の平面11となっている。一対の平面11は、円15の内側に位置しており、本体部9Bは、いわば、フィン7との引っ掛かりが生じる部分を切り欠いた形状となっている。そして、一対の平面11は、フィン7がスタックピン9に案内されて落下する際に引っ掛かるのを避けるための逃がし面として機能する。以下、一対の平面11を一対の逃がし面11という。一対の逃がし面11は、本体部9Bにおいてフィン7がスタックピン9に案内されて落下する落下範囲全体に設けられていることが望ましい。
また、一対の逃がし面11間の搬送方向の間隔W1は先端部9Aの小径部9aの直径W0と略同様である。そして、逃がし面11の搬送方向に直交する方向の幅W2は、スタック穴14の直径よりも若干小さくなっている。
次に、以上のように構成されたスタックピン9の作用を説明する。なお、スタックピン9の作用をより明確に説明するため、比較例として後述の図11及び図12に示すスタックピン20と比較して説明する。
比較例のスタックピン20は、本実施の形態1のスタックピン9において逃がし面11が設けられておらず、大径部20aが完全な円柱状に構成されている点がスタックピン9と異なる。このように構成された比較例のスタックピン20では、落下してくるフィン7と以下に説明するような引っ掛かりが生じる。
図11は、比較例のスタックピンにアーチ状に変形したフィンが引っ掛かっている状態を示す図である。図12は、比較例のスタックピンに斜めに傾いたフィンが引っ掛かっている状態を示す図である。
低剛性のフィン7の場合、フィン7がスタックピン20に案内されてを落下中、図11に示すように搬送方向の中心部が下向きに凸のアーチ状に変形しながら落下することがある。この場合、フィン7の変形によってスタック穴14が傾斜することでスタックピン20に引っ掛かり、引っ掛かったフィン7の変形によりスタックピン20が図11に示すように内側に引っ張られて倒れ、スタックピン20の先端位置が元の正常位置からズレる。
また、図12に示すように、フィン7が水平姿勢ではなく傾斜姿勢でスタックピン20に案内されて落下することがある。この場合もフィン7がスタックピン20に引っ掛かり、隣接するスタックピン20同士が同じ方向に傾き、この場合も、スタックピン20の先端位置が元の正常位置からズレる。
このように、スタックピン20の先端位置が正常位置からズレると、次に落下してくるフィン7のスタック穴14との位置が合わず、スタックミスを起こす。
次に、本実施の形態1のスタックピン9を用いた場合のフィン落下時の挙動について図7及び図8を参照して説明する。
本実施の形態1のスタックピン9は、一対の逃がし面11を設けたことによって大径部9cの搬送方向の長さが比較例のスタックピン20よりも短くなっており、また、一対の逃がし面11はフィン7の落下方向に平坦な平面で構成している。このため、図11のようにフィン7がアーチ状に変形しても、逃がし面11によってスタックピン9に引っ掛からずに落下させることができる。また、図11のようにフィン7が傾斜姿勢で落下しても、逃がし面11によってスタックピン9に引っ掛からずに落下させることができる。よって、フィン7をスタックピン9の途中で引っかけることなく積層することができる。
また、スタックピン9の大径部9cの一対の円弧面10は、スタック穴14の内周面に沿う円弧面となっているため、大径部9cがスタック穴14に位置することで、一対の円弧面10が位置決め部として機能する。その結果、フィン7の位置ズレを生じさせることなく整列した状態で積層することができる。
図13は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の動作の流れを示すフローチャートである。以下、図13を参照して熱交換器用フィンスタック装置の動作について説明する。
まずブロア5が吸い上げを開始する(ステップS1)。次にプレス機6が起動し(ステップS2)、プレス加工が行われた後、フィン7が送り出される(ステップS3)。送り出されたフィン7は、サクションプレート2の下面に吸着され、吸着された状態で所定の長さ搬送される(ステップS4)。そして、所定の長さ送り出されると、カットオフ部12により切断される(ステップS5)。そのカットとほぼ同時にサクションプレート2が鉛直方向に下降する(ステップS6)。下降直後にダンパー3が開き、サクションBOX4内が大気開放されることでサクションBOX4内部が復圧され、サクションプレート2上に発生していた吸着力が解除される(ステップS7)。吸着力の解除によりフィン7は落下し(ステップS8)、一方でサクションプレート2は上昇する(ステップS9)。
フィン7は落下する際、図2に示すスタック穴14にスタックピン9が挿入されて下方に案内される(ステップS10)。ここで、フィン7がスタックピン9に沿って落下する途中に変形しても、上述したようにスタックピン9に引っ掛かることなく落下し、スタックピン9の上部側に位置したエレベータ13に着地する(ステップS11)。よって、スタックピン9の先端位置が正常位置からズレることがなく、次に落下してくるフィン7のスタックミスを回避できる。
以上のステップS1〜ステップS11の処理が繰り返され、エレベータ13にフィン7が順次積層される。またこのとき、エレベータ13上に積層されたフィン7の最上面の高さ位置を図示しないセンサにより検知しており(ステップS12)、この高さ位置が一定の位置に保たれるようにエレベータ13が下降する(ステップS13)。この動作を繰り返し、スタックが進行する。
以上のように、本実施の形態1によれば、スタックピン9に一対の逃がし面11を設けているため、フィン7がスタックピン9に沿って落下する途中で引っ掛かることを防止できる。このため、順次落下してくるフィン7を滞りなく整列性良く積層できる。
なお、本実施の形態1では、逃がし面11を一対備えた構成としたが、少なくとも一つあれば、フィン7の引っ掛かり防止に効果がある。なお、逃がし面11を一つとした場合、大径部9cのその他の面は一対の円弧面10を繋いだ円弧面で構成すればよい。この場合も同様にフィン7の位置決め効果も得ることができる。
逃がし面11は、本体部9Bにおいてフィン7がスタックピン9に案内されて落下する落下範囲全体に設けられているので、仮に一部範囲に設けた場合に比べて安定して引っ掛かりを防止できる。
先端部9Aは円柱状であり、先端部9Aの直径W0が一対の逃がし面11間の搬送方向の距離と同じであるので、先端部9Aと本体部9Bとのつなぎ目においても、フィン7が引っ掛かることなく落下させることができる。
また、一対の逃がし面11のそれぞれの搬送方向に直交する方向の幅は、一対の逃がし面11の前記搬送方向の距離よりも大きい。このため、搬送方向に直交する円弧面10でフィン7を位置決めしつつ、逃がし面11でフィン7が引っ掛かることなく落下することができる。
図14は、比較例のスタックピンに長尺のフィンが引っ掛かっている状態を示す図である。
図14には、長手方向の長さが長い長尺のフィン7aを示している。フィン7aは長尺になると剛性が低くなるため、比較例のスタックピン20の場合、スタックピン20に沿って落下中により図14に示すように変形しやすいため、引っ掛かりやすくなる。
このように剛性がより低いフィン7aの場合、本実施の形態1では、フィン7aの長さが増加した分だけ、一つのフィン7aあたりのスタックピン9の数を増加させる。これにより、フィン7aの変形及び撓みを抑えることができる。その結果、スタックミスを防止できる。ここで、スタックピン9は、上述のように逃がし面11を設けたスタックピン9を使用することで、あらゆる長さ及び剛性のフィンに対応が可能である。
また、フィンの厚みが薄い場合も剛性が低くなるが、この場合もスタックピン9の数を増やすことでフィン7aの変形及び撓みを抑え、スタックミスを防止できる。なお、図14では、長手方向が搬送方向であるフィンを示したが、長手方向が搬送方向に直交する方向のフィンの場合も同様に、一つのフィンあたりのスタックピン9の数を増やすようにすればよい。
1 本体、2 サクションプレート、3 ダンパー、4 サクションBOX、5 ブロア、6 プレス機、7 フィン、7a フィン、8 台車、9 スタックピン、9A 先端部、9B 本体部、9a 小径部、9b 縮径部、9c 大径部、9d 連結部、10 円弧面、11 逃がし面、12 カットオフ部、13 エレベータ、14 スタック穴、15 円、16 切欠き、20 スタックピン、20a 大径部。
本発明は、スタックピンを備えたフィンスタック装置及び積層フィンの製造方法に関するものである。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、スタックピンでフィンを位置決めしつつも、落下途中でフィンがスタックピンに引っ掛かることを防止することが可能なフィンスタック装置及び積層フィンの製造方法を得ることを目的とする。

Claims (5)

  1. 水平方向に搬送された後、カットされて落下するフィンに形成されたスタック穴に挿入されるスタックピンを備えたフィンスタック装置であって、
    前記スタックピンは、前記スタック穴の内周面に沿う外形形状を有する本体部を備え、
    前記本体部は、搬送方向に直交し且つ前記スタックピンの軸方向に延びる平面で構成された逃がし面を有するフィンスタック装置。
  2. 前記逃がし面は、前記本体部において前記フィンが前記スタックピンに案内されて落下する落下範囲全体に設けられている請求項1記載のフィンスタック装置。
  3. 前記スタックピンは、前記逃がし面を前記搬送方向に対向して一対備えている請求項1又は請求項2記載のフィンスタック装置。
  4. 前記スタックピンは、前記本体部の上方に円柱状の先端部を有し、前記先端部の直径が前記一対の逃がし面間の前記搬送方向の距離と同じである請求項3記載のフィンスタック装置。
  5. 前記一対の逃がし面のそれぞれの前記搬送方向に直交する方向の幅は、前記一対の逃がし面の前記搬送方向の距離よりも大きい請求項3又は請求項4記載のフィンスタック装置。
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