JPWO2018135450A1 - 振動モータ、振動モータの製造方法 - Google Patents

振動モータ、振動モータの製造方法 Download PDF

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Abstract

中心軸に沿って配置されるシャフトを有するロータと、ロータと径方向に対向するステータと、を有するモータと、シャフトの軸方向一方側の端部が配置される溝部を有する金属製の振動子と、を備え、溝部の径方向を向く開口部に位置し、シャフトの周面を固定するカシメ部と、カシメ部と異なる位置において振動子とシャフトとを固定する溶接部と、を有する、振動モータ。

Description

本発明は、振動モータ、振動モータの製造方法に関する。
本願は、2017年1月17日に、米国に出願された米国仮特許出願第62/446,990号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、振動モータの振動子は、例えば特許文献1,2に記載のように、モータのシャフトにカシメや圧入により取り付けられていた。
特開2006−246588号公報 特開2006−345599号公報
しかし、高信頼性が求められる用途においては、振動や温度衝撃が加えられた場合であっても振動子が脱落しにくい構造が求められる。
本発明の態様は、振動子の脱落が抑制された高信頼性の振動モータを提供することを目的の一つとする。
本発明の第1の態様によれば、中心軸に沿って配置されるシャフトを有するロータと、前記ロータと径方向に対向するステータと、を有するモータと、前記シャフトの軸方向一方側の端部が配置される溝部を有する金属製の振動子と、を備え、前記溝部の径方向を向く開口部に位置し、前記シャフトの周面を固定するカシメ部と、前記カシメ部と異なる位置において前記振動子と前記シャフトとを固定する溶接部と、を有する、振動モータが提供される。
本発明の第2の態様によれば、中心軸に沿って配置されるシャフトを有するロータと、前記ロータと径方向に対向するステータと、を有するモータと、前記シャフトの軸方向一方側の端部が配置される溝部を有する金属製の振動子と、を備える振動モータの製造方法であって、前記シャフトの軸方向一方側の端部を前記振動子の溝部に配置した状態で、前記溝部の開口部に対して径方向に加圧部材を押しつけて前記開口部を変形させ、前記加圧部材により前記振動子と前記シャフトとを固定した状態で前記振動子と前記シャフトとを溶接する、振動モータの製造方法が提供される。
本発明の態様によれば、振動子の脱落が抑制された高信頼性の振動モータとその製造方法が提供される。
図1は、実施形態の振動モータの平面図である。 図2は、実施形態の振動モータを軸方向に見た側面図である。 図3は、実施形態の振動モータの軸方向一方側の端部を拡大して示す部分平面図である。 図4は、実施形態の振動モータを軸方向と直交する側方から見た図である。 図5は、実施形態の振動モータのカシメ部を示す断面図である。 図6は、実施形態の振動モータの製造装置を示す側面図である。 図7は、レーザー溶接工程の説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態の振動モータの平面図である。図2は、本実施形態の振動モータを軸方向に見た側面図である。図3は、本実施形態の振動モータの軸方向一方側の端部を拡大して示す部分平面図である。図4は、本実施形態の振動モータを軸方向と直交する側方から見た図である。図5は、本実施形態の振動モータのカシメ部を示す断面図である。
本実施形態の振動モータ1は、モータ2と、モータ2に連結される金属製の振動子10とを備える。モータ2は、本実施形態では、ブラシ付きDCモータである。モータ2はブラシレスDCモータであってもよい。
モータ2は、モータケース2Aと、中心軸Jに沿って配置されるシャフト5を有するロータ4と、ロータ4と径方向に対向するステータ3と、を有する。ステータ3は、モータケース2Aの内面に固定される永久磁石からなる。ロータ4は、シャフト5に固定されるコアと、コアに巻き回されるコイルと、シャフト5に固定されるコミテータとを有する。モータケース2A内には、コミテータに接触するブラシが配置される。2本のリード線6は、モータケース2A内のブラシと接続される。
本実施形態では、中心軸Jに平行な方向を単に「軸方向」と呼ぶ。軸方向のうち、モータ2から振動子10へ向かう方向を軸方向一方側と呼び、振動子10からモータ2へ向かう方向を軸方向他方側と呼ぶ。軸方向一方側は、中心軸Jに沿ってモータ2からシャフト5が突出する方向であり、シャフト5の先端側である。軸方向他方側は、シャフト5の基端側である。また、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼ぶ。径方向のうち、中心軸Jに接近する方向を径方向内側と呼び、中心軸Jから離れる方向を径方向外側と呼ぶ。中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
振動子10は、中心軸Jを中心とするほぼ半円柱状の金属部材である。振動子10は、軸方向に見て中心軸Jから径方向に広がる扇形の偏心荷重部10bを有する。偏心荷重部10bを軸方向から見た扇形の中心角は180°である。振動子10は、例えばタングステン、モリブデンなどの高比重金属、または高比重金属を含む合金からなる。振動子10は、例えば、タングステン粉末を用いた粉末冶金法により作製される。
振動子10は、シャフト5の軸方向一方側の端部が配置される溝部11を有する。溝部11は、軸方向からみて、偏心荷重部10bの扇形の中心に位置する。溝部11は、径方向一方側に開口する直線状の凹溝である。溝部11は、中心軸Jに沿って延び、軸方向の両側の端面10c、10dに開口する。振動子10は、溝部11の開口部を挟んで配置される2つの側壁部13と、2つの側壁部13のそれぞれの径方向外側の端部から径方向外側へ広がる平面部10aとを有する。図2に示すように、平面部10aを水平方向に沿って配置した状態において、中心軸Jは平面部10aを含む水平面H内に位置する。溝部11は、中心軸Jを通って水平面Hと直交する垂直方向Pの上側に向かって開口する。
側壁部13は、図1に示すように、中心軸Jに沿って軸方向に延びる。側壁部13は、偏心荷重部10bの軸方向一方側の端部から軸方向他方側の端部にわたって延びる。図2において、2つの側壁部13は、平面部10aよりも垂直方向Pの上側へ突出する。側壁部13は、溝部11の側壁となる第1突出部13aと、第1突出部13aの径方向外側に位置する第2突出部13bとを有する。
側壁部13は、軸方向に見て、階段状である。第1突出部13aの平面部10aからの突出高さは、第2突出部13bの平面部10aからの突出高さよりも大きい。2つの側壁部13の垂直方向Pにおける上側端部が、溝部11の開口端である。
振動モータ1は、振動子10とシャフト5とを固定するカシメ部12を有する。カシメ部12は、図1に示すように、溝部11の径方向を向く開口部に位置し、シャフト5の外周面を固定する。カシメ部12は、図5に示すように、側壁部13の第1突出部13aの一部を、溝部11の開口部から溝部11の底部側へ押し込んで変形させた部位である。カシメ部12において、第1突出部13aをシャフト5の外周面に沿って変形させた変形部13cが、シャフト5の外周面を押すことにより、振動子10がシャフト5に固定される。
図4に示すように、カシメ部12は、側壁部13の軸方向の中央部に位置する。カシメ部12は、軸方向に延びる。カシメ部12の軸方向における一端12aは、振動子10の重心Wよりも軸方向一方側に位置する。カシメ部12の軸方向における他端12bは、振動子10の重心Wよりも軸方向他方側に位置する。すなわち、振動子10の重心Wは、軸方向においてカシメ部12の範囲内に配置される。この構成により、振動モータ1を動作させたときに、振動子10を軸方向に揺動させる振動が抑制される。これにより、カシメ部12の緩みが抑制される。
振動モータ1は、図2および図4に示すように、カシメ部12と異なる位置において振動子10とシャフト5とを固定する溶接部20を有する。溶接部20は、例えばレーザー溶接による振動子10とシャフト5との連結部である。振動子10とシャフト5との溶接方法としては、ガス溶接、アーク溶接を含む公知の溶接方法が使用可能である。
本実施形態の振動モータ1は、振動子10とシャフト5とが、カシメ部12と溶接部20とにより固定されているため、カシメ固定のみで振動子10を固定する場合と比較して振動子10の脱落が大幅に抑制される。振動モータ1は、高信頼性が要求される用途に好適な振動モータである。
溶接部20は、本実施形態では、振動子10の軸方向一方側の端面10cに位置する。溶接部20は、振動子10の軸方向他方側の端面10dに位置してもよい。振動子10の端面10cまたは端面10dにおいて振動子10とシャフト5とを溶接することにより、振動子10とシャフト5の軸方向の移動を抑制できる。
振動モータ1では、図3に示すように、シャフト5は、振動子10の軸方向一方側の端面10cから軸方向一方側へ突出する。シャフト5は、軸方向一方側の端部に面取り部5aを有する。面取り部5aは、本実施形態ではテーパー状であるが、シャフト5の角部が丸められた角R部であってもよい。溶接部20は、図2に示すように、シャフト5の面取り部5aと、振動子10の軸方向一方側の端面10cとにわたって配置される。この構成によれば、シャフト5の面取り部5aと振動子10の端面10cを含む領域が溶接されるので、振動子10とシャフト5とが強固に溶接される。
面取り部5aは、図3に示すように、振動子10の端面10cよりも軸方向一方側へ突出して配置されることが好ましい。面取り部5aの一部が端面10cよりも軸方向他方側に位置する場合、端面10cにおける溝部11の開口端と、面取り部5aとの間に空隙ができ、溶接する際に溶融される体積が小さくなる。面取り部5aよりも軸方向他方側に位置するシャフト5の外周面を端面10cから突出させることで、溶接時に溶融する部分の体積を確保でき、溶接強度を高めることができる。
一方、面取り部5aの一部を端面10cよりも軸方向他方側に位置させることで、シャフト5を短くでき、振動モータ1の軸方向の全長を短縮できる。したがって、溶接部20における溶接強度が十分に確保可能であれば、面取り部5aの一部が端面10cよりも軸方向他方側に位置していてもよい。
本実施形態では、図2に示すように、溶接部20は、振動子10の端面10cに位置する一箇所の溶接スポットである。この構成によれば、シャフト5と振動子10とを固定するために、振動子10の端面10cにおいてレーザースポット溶接を1箇所のみ行えばよいため、効率よく製造可能である。
溶接部20は、振動子10の軸方向一方側の端面10cにおいて、シャフト5の中心軸Jよりも溝部11の底面側に配置される。溶接部20は、図2に示す垂直方向Pにおいて、中心軸Jの下側に配置される。この構成によれば、径方向において溝部11の開口部と反対側を溶接するので、溶接範囲を確保しやすく、強度が得られやすい。
本実施形態において、溶接部20が配置される好ましい範囲は、端面10cにおける溝部11の底面近傍の範囲である。具体的には、図5に示すように、軸方向に見て、カシメ部12とシャフト5との接触位置C1とシャフト5の中心軸Jを通る平面P1と、カシメ部12とシャフト5との接触位置C2とシャフト5の中心軸Jを通る平面P2とを規定する。溶接部20は、振動子10の軸方向一方側の端面10cにおいて、シャフト5の中心軸Jよりも溝部11の底面側に位置し、かつ2つの平面P1、P2に挟まれる溝部11の端縁上に配置される。すなわち、溶接部20は、軸方向に見て、図5に示す角度範囲20Aの内側に配置される。角度範囲20A内には、溶接部20の中心が配置されていればよい。角度範囲20A内に溶接部20の全体が配置されることが好ましい。
上記構成によれば、径方向において、溶接部20と、接触位置C1、C2とが、中心軸Jを挟んで互いに反対側に位置するので、シャフト5は、カシメ部12と溶接部20とにより径方向に挟まれるように固定される。これにより、振動子10の脱落が抑制される。
なお、溶接部20は、溶接領域を十分に確保可能であれば、角度範囲20Aの外側に位置することも可能である。
次に、図6および図7を参照して本実施形態の振動モータの製造方法について説明する。図6は、本実施形態の振動モータの製造装置を示す側面図である。図7は、レーザー溶接工程の説明図である。
本実施形態の振動モータの製造装置100は、図6に示すように、基台101と、モータ固定部102と、振動子固定部103と、レーザー射出部105と、加圧部材106と、を有する。基台101は、製造装置全体の支持部であり、基台101上にモータ固定部102と振動子固定部103とが配置される。
モータ固定部102は、モータ2を、シャフト5が水平方向に延びる姿勢で支持する。モータ固定部102は、モータ2を、水平方向に位置決めした状態で支持する。
振動子固定部103は、振動子10を、溝部11が鉛直上方に向かって開口する姿勢で支持する。本実施形態では、偏心荷重部10bの平面部10aが水平に配置される。振動子固定部103は、振動子10を、水平方向に位置決めした状態で支持する。
レーザー射出部105は、シャフト5と振動子10との境界部に、レーザー光を照射し、レーザー溶接を行う。レーザー射出部105は、基台101に固定されていてもよく、他の支持部材に支持されていてもよい。
加圧部材106は、振動子固定部103の振動子10が配置される領域の鉛直上方に配置される。加圧部材106は、振動子10の側壁部13の鉛直上方に配置される。加圧部材106は、図示しない駆動装置に接続され、カシメ装置を構成する。加圧部材106は、鉛直方向に移動可能である。
振動モータの製造装置100を用いる振動モータ1の製造方法は、モータ2および振動子10を配置する第1工程と、シャフト5と振動子10とを固定する第2工程と、を含む。
第1工程では、振動子固定部103に振動子10が位置決め固定される。また、モータ固定部102にモータ2が位置決め固定される。第1工程において、振動子10の溝部11にシャフト5の軸方向一方側の端部が挿入される。
第2工程では、シャフト5の軸方向一方側の端部を振動子10の溝部11に配置した状態で、加圧部材106を鉛直下方に移動させる。これにより、溝部11の開口部に加圧部材106を押しつけて溝部11の開口部を変形させ、振動子10とシャフト5とをカシメ固定する。この工程により、振動モータ1にカシメ部12が設けられる。
第2工程では、加圧部材106により振動子10とシャフト5とを固定した状態で振動子10とシャフト5とを溶接する。すなわち、図7に示すように、加圧部材106が側壁部13に押し込まれた状態で、レーザー射出部105からシャフト5および振動子10の軸方向一方側の端面にレーザー光を照射する。これにより、シャフト5および振動子10の一部が溶接される。この工程により、振動モータ1に溶接部20が設けられる。
本実施形態の製造方法では、第2工程において、振動子10とシャフト5とのカシメおよび溶接を一工程で実施する。これにより、別々の工程でカシメと溶接を行う場合と比較して、製造効率が大きく向上する。また、加圧部材106を押しつけて振動子10とシャフト5とを固定した状態で溶接を行うため、カシメ部12と溶接部20との配置の再現性が高くなり、信頼性に優れた振動モータ1を製造することができる。
第2工程において、加圧部材106がシャフト5に最も近づいた位置で振動子10とシャフト5とを溶接することが好ましい。この製造方法によれば、カシメ部12の変形が完了した位置で溶接を行うことができ、カシメ部12と溶接部20との相対的な位置精度がより高くなる。
本実施形態では、第2工程において、シャフト5の軸方向一方側の端部を振動子10の軸方向一方側の端面10cから軸方向一方側に突出させた状態で、シャフト5に対して斜め方向からレーザー光を照射することによりシャフト5と振動子10とを溶接する。この製造方法によれば、レーザー溶接によりシャフト5と振動子10との境界領域を容易に溶接できる。また、振動子10において、カシメ部12が設けられる面とは異なる端面10cにレーザー光を照射するので、カシメ工程を阻害することなく効率よく溶接可能である。
1…振動モータ、2…モータ、3…ステータ、4…ロータ、5…シャフト、5a…面取り部、10…振動子、10c,10d…端面、11…溝部、12…カシメ部、12a…一端、12b…他端、20…溶接部、106…加圧部材、C1,C2…接触位置、J…中心軸、P1,P2…平面、W…重心

Claims (10)

  1. 中心軸に沿って配置されるシャフトを有するロータと、前記ロータと径方向に対向するステータと、を有するモータと、
    前記シャフトの軸方向一方側の端部が配置される溝部を有する金属製の振動子と、
    を備え、
    前記溝部の径方向を向く開口部に位置し、前記シャフトの周面を固定するカシメ部と、
    前記カシメ部と異なる位置において前記振動子と前記シャフトとを固定する溶接部と、
    を有する、振動モータ。
  2. 前記溶接部は、前記振動子の軸方向一方側または他方側の端面に位置する、請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記シャフトは、前記振動子の軸方向一方側の端面から軸方向一方側へ突出し、軸方向一方側の端部に面取り部を有しており、
    前記溶接部は、前記シャフトの前記面取り部と、前記振動子の軸方向一方側の端面とにわたって配置される、請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記溶接部は、一箇所の溶接スポットである、請求項1から3のいずれか1項に記載の振動モータ。
  5. 前記溶接部は、前記振動子の軸方向一方側の端面において、前記シャフトの中心軸よりも前記溝部の底面側に配置される、請求項4に記載の振動モータ。
  6. 軸方向に見て、前記カシメ部と前記シャフトとの2箇所の接触位置のうちの一方または他方と、前記シャフトの中心軸とを通過する2つの平面を規定したとき、
    前記溶接部は、前記振動子の軸方向一方側の端面において、前記シャフトの中心軸よりも前記溝部の底面側に位置し、かつ前記2つの平面に挟まれる前記溝部の端縁上に配置される、請求項5に記載の振動モータ。
  7. 前記カシメ部は、軸方向に延びており、
    前記カシメ部の軸方向における一端が振動子の重心よりも軸方向一方側に位置すると共に、カシメ部の軸方向における他端が振動子の重心よりも軸方向他方側に位置する、請求項1から6のいずれか1項に記載の振動モータ。
  8. 中心軸に沿って配置されるシャフトを有するロータと、前記ロータと径方向に対向するステータと、を有するモータと、
    前記シャフトの軸方向一方側の端部が配置される溝部を有する金属製の振動子と、
    を備える振動モータの製造方法であって、
    前記シャフトの軸方向一方側の端部を前記振動子の溝部に配置した状態で、前記溝部の開口部に対して径方向に加圧部材を押しつけて前記開口部を変形させ、
    前記加圧部材により前記振動子と前記シャフトとを固定した状態で前記振動子と前記シャフトとを溶接する、
    振動モータの製造方法。
  9. 前記加圧部材が前記シャフトに最も近づいた位置で前記振動子と前記シャフトとを溶接する、請求項8に記載の振動モータの製造方法。
  10. 前記シャフトの軸方向一方側の端部を前記振動子の軸方向一方側の端面から軸方向一方側に突出させた状態で、前記シャフトに対して斜め方向からレーザー光を照射することにより前記シャフトと前記振動子とを溶接する、請求項8または9に記載の振動モータの製造方法。
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