JP2019122058A - モータ - Google Patents

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太郎 雨貝
明子 池田
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Abstract

【課題】コイル線を回路基板に接続する手間を低減でき、生産性を向上できる構造のモータを提供する。【解決手段】ロータと、ステータと、回路基板50と、回路基板50に固定される第1接続端子60と、回路基板50と第1接続端子60とを固定するはんだ部80と、を備える。回路基板50は、軸方向に貫通する貫通孔51を有する。第1接続端子60は、貫通孔51に通される固定部61と、回路基板50よりも軸方向他方側において固定部61と繋がり、固定部61よりも外径が大きい拡径部62と、拡径部62から軸方向他方側に延びるコイル線接続部63と、を有する。コイル線接続部63には、コイルから軸方向一方側に延びるコイル線33が接続される。拡径部62の外径は、貫通孔51の内径よりも大きい。拡径部62は、回路基板50の軸方向他方側の面と接触する。はんだ部80は、回路基板50の軸方向一方側の面に位置する。【選択図】図3

Description

本発明は、モータに関する。
モータ線が基板に接続されるモータが知られる。例えば、特許文献1には、モータ線が接続端子を介して基板に接続されるモータが記載される。特許文献1のモータにおいて、接続端子は挿通孔を有し、モータ線は挿通孔に通されて接続端子と接続される。
特開2016−36243号公報
上記のようなモータにおいて接続端子は、はんだ付けによって基板に固定される。ここで、はんだ付けの方式としては、フロー方式とリフロー方式とが挙げられる。フロー方式とリフロー方式とでは、フロー方式の方がはんだ付けに要する手間が小さい。そのため、接続端子をはんだ付けする際には、フロー方式を選択し、基板における他のはんだ付けが必要な部分とまとめてはんだ付けを行うことで、モータの生産性を向上できる。
しかし、接続端子をフロー方式のはんだ付けで基板に固定する場合、はんだが接続端子の挿通孔を塞ぎ、モータ線を通させなくなる虞がある。そのため、接続端子を基板にはんだ付けする場合には、フロー方式を用いることができず、リフロー方式を用いる必要がある。したがって、基板に接続端子をはんだ付けする手間が大きくなりやすく、モータの生産性が低下する問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、コイル線を回路基板に接続する手間を低減でき、生産性を向上できる構造を有するモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、中心軸に沿って配置されるシャフトを有するロータと、コイルを有し、前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、前記ステータの軸方向一方側に配置される回路基板と、軸方向に延び、前記回路基板に固定される第1接続端子と、前記回路基板と前記第1接続端子とを固定するはんだ部と、を備える。前記回路基板は、前記回路基板を軸方向に貫通する貫通孔を有する。前記第1接続端子は、前記貫通孔に通される固定部と、前記回路基板よりも軸方向他方側において前記固定部と繋がり、前記固定部よりも外径が大きい拡径部と、前記拡径部から軸方向他方側に延びるコイル線接続部と、を有する。前記コイル線接続部には、前記コイルから軸方向一方側に延びるコイル線が接続される。前記拡径部の外径は、前記貫通孔の内径よりも大きい。前記拡径部は、前記回路基板の軸方向他方側の面と接触する。前記はんだ部は、前記回路基板の軸方向一方側の面に位置する。
本発明の一つの態様によれば、コイル線を回路基板に接続する手間を低減でき、生産性を向上できる構造を有するモータが提供される。
図1は、本実施形態のモータを示す断面図である。 図2は、本実施形態のモータの一部を上側から視た図である。 図3は、本実施形態のモータの一部を示す断面図である。 図4は、本実施形態の他の一例であるモータの一部を示す断面図である。 図5は、本実施形態の他の一例であるモータの一部を示す断面図である。 図6は、本実施形態の他の一例であるモータの一部を示す断面図である。 図7は、本実施形態の他の一例であるモータの一部を示す断面図である。
各図においてZ軸方向は、正の側を上側とし、負の側を下側とする上下方向である。各図に適宜示す仮想軸である中心軸Jの軸方向は、Z軸方向、すなわち上下方向と平行である。以下の説明においては、特に断りのない限り、中心軸Jの軸方向と平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
本実施形態において、下側は、軸方向一方側に相当し、上側は、軸方向他方側に相当する。なお、上側および下側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、アウターロータ型のモータである。モータ10は、ブラケット40と、ロータ20と、ステータ30と、回路基板50と、第1接続端子60と、はんだ部80と、第2接続端子70と、を備える。
ブラケット40は、基板支持部41と、ステータ保持部42と、軸受部43と、蓋部44と、を有する。すなわち、モータ10は、基板支持部41と、ステータ保持部42と、軸受部43と、蓋部44と、を備える。本実施形態において基板支持部41とステータ保持部42と軸受部43と蓋部44とは、互いに別部材である。
基板支持部41は、板面が軸方向と直交する板状である。基板支持部41は、基板支持部41を軸方向に貫通する中央孔部41aを有する。図示は省略するが、中央孔部41aは、軸方向に沿って視て、中心軸Jを中心とする円形状である。
図2および図3に示すように、基板支持部41は、基板支持部41を軸方向に貫通する開口部41bを有する。開口部41bは、中央孔部41aの径方向外側に配置される。図2に示すように、開口部41bは、周方向に沿って複数設けられる。本実施形態では、開口部41bは、例えば、3つ設けられる。3つの開口部41bは、軸方向に沿って視て、周方向に隣り合う後述するティース31b同士の間に配置される。開口部41bは、軸方向に沿って視て、円形状である。
図1に示すように、ステータ保持部42は、基板支持部41から上側に延びる筒状である。ステータ保持部42は、中心軸Jを中心とし、軸方向両側に開口する円筒状である。ステータ保持部42は、下側の端部が中央孔部41aに嵌め合わされて固定される。
軸受部43は、軸方向に延びる筒状である。軸受部43は、中心軸Jを中心とし、軸方向両側に開口する円筒状である。軸受部43は、ステータ保持部42の径方向内側に嵌め合わされて固定される。軸受部43は、ステータ保持部42よりも上側まで延びる。軸受部43の下側の端部は、中央孔部41aを介して基板支持部41よりも下側に突出する。蓋部44は、軸受部43の下側の端部に固定される。蓋部44は、軸受部43の下側の開口を塞ぐ。
ロータ20は、シャフト21と、マグネット保持部22と、マグネット23と、を有する。シャフト21は、中心軸Jに沿って配置される。シャフト21は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる円柱状である。シャフト21は、軸受部43の内部に嵌め合わされる。シャフト21の外周面と軸受部43の内周面との間には、隙間が設けられる。シャフト21は、軸受部43によって中心軸J周りに回転可能に支持される。シャフト21の上側の端部は、軸受部43よりも上側に突出する。シャフト21の下側の端部は、蓋部44によって下側から支持される。
マグネット保持部22は、シャフト21の上側の端部に固定される。マグネット保持部22は、基部22aと、筒部22bと、を有する。基部22aは、シャフト21の上側の端部における外周面に固定され、シャフト21から径方向外側に向かって拡がる。マグネット保持部22は、ステータ30の上側を覆う。
筒部22bは、基部22aの径方向外周縁部から下側に延びる筒状である。筒部22bは、中心軸Jを中心とする円筒状である。マグネット23は、筒部22bの内周面に固定される。筒部22bおよびマグネット23は、基板支持部41の上側に隙間を介して対向して配置される。
ステータ30は、基板支持部41の上側に配置される。ステータ30は、ロータ20と径方向に隙間を介して対向する。ステータ30は、ステータコア31と、複数のコイル32と、を有する。ステータコア31は、マグネット23の径方向内側に隙間を介して対向して配置される。ステータコア31は、コアバック31aと、複数のティース31bと、を有する。
図2に示すように、コアバック31aは、周方向に延びる環状である。コアバック31aは、中心軸Jを中心とする円環状である。図1に示すように、コアバック31aは、ステータ保持部42の外周面に固定される。これにより、ステータ30は、ブラケット40に固定される。図2に示すように、複数のティース31bは、コアバック31aから径方向に延び、周方向に沿って配置される。本実施形態において複数のティース31bは、コアバック31aから径方向外側に延びる。複数のティース31bは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。
複数のコイル32は、ステータコア31に装着される。より詳細には、複数のコイル32は、複数のティース31bのそれぞれに装着される。コイル32は、ティース31bにコイル線が巻き回されて構成される。図示は省略するが、コイル32を構成するコイル線の端部は、コイル32から下側に延びる。コイル32から下側に延びるコイル線を、コイル線33と呼ぶ。
図1に示すように、回路基板50は、板面が軸方向と直交する板状である。回路基板50は、ステータ30の下側に配置される。本実施形態において回路基板50は、基板支持部41の下側に配置される。これにより、基板支持部41は、ステータ30と回路基板50との軸方向の間に配置される。回路基板50は、基板支持部41に固定される。より詳細には、回路基板50の上側の面である上面50bは、基板支持部41の下面に固定される。回路基板50の下側の面である下面50aには、配線パターンおよび各素子が設けられる。回路基板50の下面50aに設けられた配線パターンおよび各素子によって、例えば、インバータ回路が構成される。
図3に示すように、回路基板50は、回路基板50を軸方向に貫通する貫通孔51を複数有する。複数の貫通孔51は、周方向に沿って配置される。本実施形態では、貫通孔51は、例えば、3つ設けられる。各貫通孔51は、軸方向に沿って視て、各開口部41bと重なる位置に配置される。図示は省略するが、貫通孔51は、軸方向に沿って視て、開口部41bと同心の円形状である。貫通孔51の内径は、開口部41bの内径よりも小さい。
第1接続端子60は、回路基板50に固定される。第1接続端子60は、複数の貫通孔51ごとに設けられる。すなわち、本実施形態において第1接続端子60は、例えば、3つ設けられる。図2に示すように、各第1接続端子60は、軸方向に沿って視て、各開口部41bと重なる位置に配置される。第1接続端子60は、軸方向に延びる柱状である。図2および図3に示すように、第1接続端子60は、例えば、円柱状である。図3に示すように、第1接続端子60は、固定部61と、拡径部62と、コイル線接続部63と、を有する。
固定部61は、第1接続端子60の下側の部分である。固定部61は、貫通孔51に通される。固定部61の外径は、貫通孔51の内径よりも小さい。固定部61は、貫通孔51の内周面から離れて配置される。固定部61は、貫通孔51を介して回路基板50よりも下側に突出する。
拡径部62は、回路基板50よりも上側において固定部61と繋がり、固定部61よりも外径が大きい。拡径部62は、固定部61の上側の端部に繋がる。拡径部62は、第1接続端子60の径方向において、外側に突出するフランジ状の部分を構成する。拡径部62は、板面が軸方向と直交する円板状である。拡径部62の外径は、貫通孔51の内径よりも大きい。拡径部62は、回路基板50の上面50bと接触する。より詳細には、拡径部62は、上面50bのうち貫通孔51の周縁部と接触する。拡径部62は、貫通孔51の上側の開口を塞ぐ。拡径部62は、開口部41bの内側に配置される。
コイル線接続部63は、第1接続端子60の上側の部分である。コイル線接続部63は、拡径部62から上側に延びる。コイル線接続部63の外径は、拡径部62の外径よりも小さい。コイル線接続部63の外径は、例えば、固定部61の外径と同じである。コイル線接続部63は、開口部41bを介して基板支持部41よりも上側に突出する。図2に示すように、コイル線接続部63は、軸方向に沿って視て、周方向に隣り合うティース31b同士の間に配置される。
図3に示すはんだ部80は、回路基板50と第1接続端子60とを固定する。はんだ部80は、回路基板50の下面50aに位置する。本明細書において「はんだ部が回路基板の下面に位置する」とは、はんだ部の少なくとも一部が回路基板の下面と接触することを含む。
本実施形態においてはんだ部80は、下面50aから下側に膨らむ部分と、貫通孔51の内部に位置する部分と、を有する。はんだ部80は、下面50aと、貫通孔51の内周面と、固定部61の外周面および下端面と、拡径部62の下側の面と、に接触する。本実施形態において、はんだ部80は、固定部61および拡径部62を回路基板50に固定する。はんだ部80には、固定部61が埋め込まれる。はんだ部80は、鉛含有または鉛を含まない合金からなるはんだであり、例えば、フロー方式のはんだ付けによって作製される。
本実施形態によれば、回路基板50に第1接続端子60が固定されるため、第1接続端子60にコイル線33を接続することで、第1接続端子60を介してコイル線33を回路基板50に接続することができる。そのため、コイル線33を直接的に回路基板50に接続する場合に比べて、コイル線33を回路基板50に接続しやすい。これにより、コイル線33の線径が比較的小さい場合であっても、コイル線33を回路基板50に容易に接続できる。
また、本実施形態によれば、第1接続端子60のうちコイル線33と接続されるコイル線接続部63は、回路基板50よりも上側に配置される拡径部62から上側に延びるため、回路基板50よりも上側に配置される。一方、第1接続端子60を回路基板50と固定するはんだ部80は、回路基板50の下面50aに位置する。そのため、コイル線33をコイル線接続部63に接続する作業と、第1接続端子60を回路基板50に固定するはんだ付けの作業とを、それぞれ回路基板50を挟んで軸方向の反対側から行うことができる。
これにより、回路基板50の下面50aに対してフロー方式のはんだ付けを行って第1接続端子60を回路基板50に固定しても、コイル線接続部63にはんだが付着することを抑制できる。したがって、コイル線33をコイル線接続部63に接続する作業が阻害されることを抑制できる。そのため、コイル線接続部63を回路基板50に固定する際のはんだ付けをフロー方式としつつ、コイル線33をコイル線接続部63に接続する作業を容易にできる。以上により、本実施形態によれば、コイル線33を回路基板50に接続する手間を低減でき、生産性を向上できる構造を有するモータ10が得られる。
また、拡径部62は、回路基板50の上面50bと接触するため、回路基板50によって下側から支持される。これにより、回路基板50の上側からコイル線接続部63にコイル線33を接続する際、コイル線接続部63に下側向きの力が加えられても、コイル線接続部63が貫通孔51から抜けることを抑制できる。したがって、コイル線33をコイル線接続部63に接続する作業を安定して行うことができる。
また、本実施形態によれば、固定部61は貫通孔51に通され、第1接続端子60を回路基板50に固定するはんだ部80は回路基板50の下面50aに位置する。そのため、回路基板50の下側から、貫通孔51と回路基板50の下面50aのうち貫通孔51の周縁部とにはんだを付着させることで、第1接続端子60を回路基板50にはんだ付けできる。これにより、回路基板50の下面50aにおいて、第1接続端子60を固定するためにはんだ部80が設けられる領域を小さくでき、配線パターンおよび各素子が設けられる領域を大きくとることができる。
また、本実施形態によれば、コイル線接続部63が開口部41bを介して基板支持部41よりも上側に突出するため、コイル線接続部63にコイル線33を接続する際に、コイル線33が基板支持部41に接触することを抑制できる。したがって、コイル線33と回路基板50とが接続不良となることを抑制できる。
また、本実施形態によれば、コイル線接続部63が周方向に隣り合うティース31b同士の間に配置されるため、ロータ20が組み付けられる前の状態において、コイル線接続部63をステータ30の上側から視認できる。これにより、コイル線33をコイル線接続部63に接続しやすい。また、コイル線33がティース31bの径方向外側に位置することを抑制できる。したがって、コイル線33がロータ20と接触することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、固定部61は、貫通孔51を介して下側に突出するため、フロー方式のはんだ付けを行った際に、固定部61を回路基板50に対してはんだ付けしやすい。したがって、第1接続端子60を容易かつ安定して回路基板50に固定できる。
また、本実施形態によれば、第1接続端子60は複数の貫通孔51ごとに設けられる。そのため、複数のコイル線33を回路基板50に接続することが容易である。本実施形態において、各第1接続端子60に接続されるコイル線33には、異なる位相の電流が流れる。これにより、回路基板50および第1接続端子60を介して、ステータ30に三相交流電流を供給することができる。
また、本実施形態によれば、モータ10は、アウターロータ型のモータである。そのため、コイル線33を第1接続端子60に接続する際に、ステータ30の径方向外側から作業を行うことができる。したがって、コイル線33を回路基板50に接続する手間をより低減できる。
また、本実施形態によれば、拡径部62が貫通孔51の上側の開口を塞ぐ。そのため、回路基板50の下面50aに対してフロー方式のはんだ付けを行った際に、はんだが貫通孔51を介して回路基板50の上面50bに移動することを抑制できる。これにより、コイル線接続部63にはんだが付着することをより抑制でき、コイル線33をコイル線接続部63に接続する作業をより容易にできる。
第2接続端子70は、コイル線33の端部に固定される。第2接続端子70は、金属製である。コイル線33に対する第2接続端子70の固定方法は、特に限定されない。第2接続端子70は、例えば、圧着端子によってコイル線33と接続される。第2接続端子70は、軸方向に延びる。
第2接続端子70は、軸方向に窪む凹部71を有する。凹部71は、第2接続端子70の下側の面から上側に窪む。凹部71には、コイル線接続部63が嵌め合わされて、固定される。これにより、第2接続端子70は、第1接続端子60と接続され、コイル線接続部63には、コイル32から下側に延びるコイル線33が第2接続端子70を介して電気的に接続される。第2接続端子70をコイル線接続部63と固定する方法は、特に限定されない。コイル線接続部63を凹部71に圧入固定してもよいし、コイル線接続部63の外周面と凹部71の内周面とを接着剤で固定してもよい。本実施形態において、コイル線接続部63は、凹部71に嵌め合わされる凸部に相当する。
このように、第2接続端子70を介することで、コイル線接続部63に接続する部分の剛性を、コイル線33に比べて大きくできる。そのため、コイル線33を第1接続端子60に接続する作業をより容易にできる。したがって、コイル線33を回路基板50に接続する手間をより低減でき、モータ10の生産性をより向上できる。特に、本実施形態によれば、凹部71にコイル線接続部63を嵌め合わせることで、容易にコイル線33と第1接続端子60とを接続できる。したがって、コイル線33を回路基板50に接続する手間をより低減でき、モータ10の生産性をより向上できる。
本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。モータは、図4に示すモータ110のように、第2接続端子が設けられない構成であってもよい。図4に示すように、モータ110において第1接続端子160は、下側に窪む凹部163aを有する。凹部163aは、コイル線接続部163の上側の端部から下側に窪む。コイル線33は、凹部163aに挿入されて固定される。この構成によれば、第2接続端子を設ける必要がないため、モータ110の部品点数を少なくできる。コイル線33をコイル線接続部163に固定する方法は、特に限定されない。コイル線33は、例えば、はんだによってコイル線接続部163に固定される。この場合、コイル線33の先端部に溶融したはんだを付着させた状態で、コイル線33の先端部を凹部163aに挿入し、固定する方法を採用できる。
モータは、図5に示すモータ210のように、第2接続端子270が凹部263aに嵌め合わされる凸部272を有する構成であってもよい。図5に示すように、モータ210において第2接続端子270は、接続部271と、凸部272と、を有する。接続部271は、コイル線33が接続される部分である。凸部272は、接続部271から下側に延びる柱状である。凸部272は、第1接続端子260の凹部263aに嵌め合わされて固定される。これにより、第2接続端子270を介してコイル線33をコイル線接続部263に接続できる。
図3に示すモータ10および図5に示すモータ210において示したように、モータは、第1接続端子と第2接続端子との一方の端子が、軸方向に窪む凹部を有し、第1接続端子と第2接続端子との他方の端子が、凹部に嵌め合わされる凸部を有する構成を採用できる。凸部の形状は、角柱状であってもよいし、円柱状であってもよい。すなわち、例えば、図3に示すモータ10の凸部であるコイル線接続部63は四角柱状であってもよいし、図5に示すモータ10の凸部272は、四角柱状であってもよい。凹部の軸方向に沿って視た形状は、凸部を軸方向に沿って視た形状と同様とできる。
モータは、図6に示すモータ310のように、第2接続端子が設けられず、コイル線33がコイル線接続部63に絡げられて固定される構成であってもよい。この場合、コイル線33のうちコイル線接続部63に絡げられた部分は、例えば、はんだによってコイル線接続部63と固定される。この構成によれば、第2接続端子を設ける必要がないため、モータ310の部品点数を少なくできる。また、コイル線33をコイル線接続部63に絡げることで、コイル線33をコイル線接続部63に対して、より強固に固定できる。
モータは、図7に示すモータ410のように、第2接続端子が設けられず、コイル線33が一対の挟持部463a,463bによって挟持される構成であってもよい。図7に示すように、モータ410において、第1接続端子460のコイル線接続部463は、一対の挟持部463a,463bを有する。一対の挟持部463a,463bは、拡径部62から上側に延びる。一対の挟持部463a,463bは、軸方向と直交する方向に対向して配置される。一対の挟持部463a,463bの上側の端部は、他方の挟持部に向かって突出する。一対の挟持部463a,463bの上側の端部は、互いに離れる向きに弾性変形可能である。一対の挟持部463a,463bは、コイル線33を挟持して固定する。
この構成によれば、一対の挟持部463a,463bによって、コイル線接続部463に対してコイル線33を容易かつ強固に固定できる。具体的に、作業者は、一対の挟持部463a,463bの上側の端部を互いに離れる向きに弾性変形させて開き、一対の挟持部463a,463b同士の間にコイル線33を挿し込む。そして、作業者は、一対の挟持部463a,463bの上側の端部を復元変形させることで、一対の挟持部463a,463bにコイル線33を挟持させることができる。一対の挟持部463a,463bに挟持させる際、コイル線33のうち挟持される部分には溶融したはんだを付着させた状態としてもよい。この場合、はんだによってもコイル線33と一対の挟持部463a,463bとを固定することができ、コイル線接続部463に対して、より強固にコイル線33を固定できる。
第1接続端子は、固定部と拡径部とコイル線接続部とを有するならば、特に限定されない。第1接続端子は、角柱状であってもよい。固定部と拡径部とコイル線接続部との少なくとも2つは、軸方向に沿って視て、互いに形状が異なってもよい。例えば、固定部およびコイル線接続部が軸方向に沿って視て多角形状で、拡径部が軸方向に沿って視て円形状であってもよい。固定部の外径とコイル線接続部の外径とは、互いに異なってもよい。固定部は、貫通孔の下側に突出しなくてもよい。コイル線接続部の上側の端部は、基板支持部の上側の面と軸方向において同じ位置、または基板支持部の上側の面よりも下側であってもよい。
第2接続端子は、コイル線をコイル線接続部と電気的に接続できるならば、特に限定されない。例えば、第2接続端子は、樹脂等の絶縁体であってもよい。この場合、第2接続端子がコイル線接続部に接続されることで、第2接続端子に保持されたコイル線がコイル線接続部と接触し、コイル線とコイル線接続部とが電気的に接続される構成を採用できる。はんだ部は、回路基板の下側の面において第1接続端子を固定できるならば、特に限定されない。はんだ部は、貫通孔の内部に設けられなくてもよい。
上述した実施形態のモータの用途は、特に限定されない。また、上記の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,110,210,310,410…モータ、20…ロータ、21…シャフト、30…ステータ、31…ステータコア、31a…コアバック、31b…ティース、32…コイル、33…コイル線、41…基板支持部、41b…開口部、50…回路基板、51…貫通孔、60,160,260,460…第1接続端子、61…固定部、62…拡径部、63…コイル線接続部(凸部)、70,270…第2接続端子、71,163a,263a…凹部、80…はんだ部、163,263,463…コイル線接続部、271…接続部、272…凸部、463a…挟持部、J…中心軸

Claims (11)

  1. 中心軸に沿って配置されるシャフトを有するロータと、
    コイルを有し、前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、
    前記ステータの軸方向一方側に配置される回路基板と、
    軸方向に延び、前記回路基板に固定される第1接続端子と、
    前記回路基板と前記第1接続端子とを固定するはんだ部と、
    を備え、
    前記回路基板は、前記回路基板を軸方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記第1接続端子は、
    前記貫通孔に通される固定部と、
    前記回路基板よりも軸方向他方側において前記固定部と繋がり、前記固定部よりも外径が大きい拡径部と、
    前記拡径部から軸方向他方側に延びるコイル線接続部と、
    を有し、
    前記コイル線接続部には、前記コイルから軸方向一方側に延びるコイル線が接続され、
    前記拡径部の外径は、前記貫通孔の内径よりも大きく、
    前記拡径部は、前記回路基板の軸方向他方側の面と接触し、
    前記はんだ部は、前記回路基板の軸方向一方側の面に位置する、モータ。
  2. 前記ステータと前記回路基板との軸方向の間に配置され、前記回路基板が固定される基板支持部をさらに備え、
    前記基板支持部は、前記基板支持部を軸方向に貫通する開口部を有し、
    前記コイル線接続部は、前記開口部を介して前記基板支持部よりも軸方向他方側に突出する、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ステータは、前記コイルが装着されるステータコアを有し、
    前記ステータコアは、
    周方向に延びる環状のコアバックと、
    前記コアバックから径方向に延び、周方向に沿って配置される複数のティースと、
    を有し、
    前記コイル線接続部は、軸方向に沿って視て、周方向に隣り合う前記ティース同士の間に配置される、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記固定部は、前記貫通孔を介して前記回路基板よりも軸方向一方側に突出する、請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
  5. 前記回路基板は、前記貫通孔を複数有し、
    前記第1接続端子は、前記複数の貫通孔ごとに設けられる、請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ。
  6. 前記コイル線の端部に固定される第2接続端子をさらに備え、
    前記第2接続端子は、前記第1接続端子と接続され、
    前記コイル線は、前記第2接続端子を介して前記コイル線接続部と接続される、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 前記第1接続端子と前記第2接続端子との一方の端子は、軸方向に窪む凹部を有し、
    前記第1接続端子と前記第2接続端子との他方の端子は、前記凹部に嵌め合わされる凸部を有する、請求項6に記載のモータ。
  8. 前記第1接続端子は、軸方向一方側に窪む凹部を有し、
    前記コイル線は、前記凹部に挿入されて固定される、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  9. 前記コイル線は、前記コイル線接続部に絡げられて固定される、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  10. 前記コイル線接続部は、前記コイル線を挟持して固定する一対の挟持部を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  11. アウターロータ型のモータである、請求項1から10のいずれか一項に記載のモータ。
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