JPWO2018079024A1 - 画像投影ユニット及びフィルターボックス - Google Patents

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Abstract

フィルターの交換頻度を低減し、画像投影装置本体の寿命を延長することが可能な画像投影ユニットを提供する。画像投影装置本体(10)と、本体(10)に対して着脱可能であり、少なくとも本体の吸気口を覆うフィルターボックス(100A)と、を含み、フィルターボックス(100A)に設けられるボックス側フィルターは、本体(10)の吸気口に設けられた本体フィルターの面積よりも総面積が広い、画像投影ユニットが提供される。【選択図】図2

Description

本開示は、画像投影ユニット及びフィルターボックスに関する。
画像をスクリーン等に投影して表示する画像投影装置であるプロジェクターは、使用時間や使用環境に応じて、機器の故障や光学部品の劣化の可能性が高まる。例えば、プロジェクター内部への塵埃侵入を防ぐために、プロジェクターには吸気口にフィルターが設けられている。しかし、プロジェクターの使用時間が増加するにつれてフィルターに付着する塵埃が増加する。これに伴い圧力損失は増加し、プロジェクター内部への冷却風の取り込みが阻害される。このような状態がさらに進行した場合、プロジェクター内部を十分に冷却することができなくなり、プロジェクター内部に配置された各種デバイス、特に光学デバイスにダメージが発生し、寿命が短縮する可能性がある。フィルターの寿命は、一般に、プロジェクター本体の寿命よりも短く、定期的なフィルターの交換が必要である。
このような状況に対して、例えばプロジェクター本体を覆う外付けフィルターが提案されている(例えば、特許文献1、2)。また、プロジェクターの冷却性能を低下させないように、プロジェクター内部に冷却ファン及びペルチェ素子を有する冷却装置を備え、騒音の低減と効果的な冷却とを両立させる技術が提案されている(例えば、特許文献3)。
特開2003−162005号公報 特開2015−36789号公報 特開平8−194201号公報
しかし、上記特許文献1、2に記載のようにフィルターを外付けにしても、フィルターの寿命を延ばすことはできず、本体のフィルターの交換が不要となったとしても、外付けフィルターの交換は必要であった。また、上記特許文献3に記載のように、プロジェクター内部に冷却装置が組み込まれていると、プロジェクターの本体が大型化してしまう。さらに上記特許文献3の技術では、騒音の低減を重視しないユーザにとっては必要のない構造がプロジェクター本体に内蔵されていることとなり、プロジェクター本体が大型化するだけでなく、不要な機能のために費用負担をしなければならない。
そこで、本開示では、フィルターの交換頻度を低減し、画像投影装置本体の寿命を延長することが可能な、新規かつ改良された画像投影ユニット及びフィルターボックスを提案する。
本開示によれば、画像投影装置本体と、本体に対して着脱可能であり、少なくとも本体の吸気口を覆うフィルターボックスと、を含み、フィルターボックスに設けられるボックス側フィルターは、本体の吸気口に設けられた本体フィルターの面積よりも総面積が広い、画像投影ユニットが提供される。
また、本開示によれば、画像投影装置本体に対して着脱可能であり、少なくとも本体の吸気口を覆い、本体の吸気口に設けられた本体フィルターの面積よりも総面積が広いフィルターを備える、フィルターボックスが提供される。
以上説明したように本開示によれば、フィルターの交換頻度を低減し、画像投影装置本体の寿命を延長することが可能となる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る概略構成を示す模式図である。 本開示の第1の実施形態に係る画像投影ユニットの外観を示す斜視図である。 図2のA−A切断線における断面を示す模式図である。 本開示の第2の実施形態に係る画像投影ユニットの外観を示す斜視図である。 図4のB−B切断線における断面を示す模式図である。 本開示の第3の実施形態に係る画像投影ユニットの外観を示す斜視図である。 図6のC−C切断線における断面を示す模式図である。 ボックス側フィルターと本体フィルターとのフィルター密度の関係、及び、フィルターボックスの有無によるフィルター寿命を説明するための説明図である。 フィルターボックスにファンを設ける一構成例を示す説明図である。 フィルターボックスに冷却機構を設ける一構成例を示す説明図である。 ボックス側フィルターと本体フィルターとをプリーツ状フィルターとした場合の一構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.概要
2.第1の実施形態(フィルターボックス:一方向に突出、直方体)
3.第2の実施形態(フィルターボックス:一方向に突出、吸気口形成面の面積拡大)
4.第3の実施形態(フィルターボックス:二方向に突出)
5.変形例
5.1.フィルター密度の調整
5.2.ファンの設置
5.3.冷却機構の設置
6.まとめ
<1.概要>
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係る画像投影ユニット1の概略構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像投影ユニット1の概略構成を示す模式図である。本実施形態に係る画像投影ユニット1は、図1に示すように、画像投影装置であるプロジェクター10と、プロジェクター10に対して着脱可能なフィルターボックス100とからなる。
プロジェクター10は、例えば画像をスクリーン等に投影して表示する画像投影装置の一例である。本実施形態に係るプロジェクター10の表示方式は特に限定されず、例えば3LCD(Liquid Crystal Display)方式、DLP方式、LCOS(Liquid Crystal
On Silicon)方式等、様々な方式のプロジェクターを想定している。例えば、3LCD方式のプロジェクターでは、光源部である光源装置から出射された白色光を、赤、緑、青の三原色に分離し、3つのLCDをそれぞれ透過させることで、スクリーン等の表示面に投影する画像を生成している。3LCD方式のプロジェクターは、例えば液晶パネルやダイクロイックプリズム等のように入射された光を変調して合成する光変調合成系の構成部品や、反射ダイクロイックミラー、反射ミラー等のように液晶パネルに光源装置からの光を導く照明光学系の構成部品、ダイクロイックプリズムから出射された画像を投射する投射光学系の構成部品等を備えている。図1において、電源基板や信号処理基板、光源、光学集光系等を含む、プロジェクター10を構成する各種デバイスを構成部品20として示している。
プロジェクター10は、図1に示すように、筐体11の内部に構成部品20を配置し構成されている。構成部品20により生成された画像は、レンズを介して筐体11から投影面へ出力される。プロジェクター10には、光源あるいは電源等の発熱による筐体11内部の温度上昇を抑制し、機器の故障や光学部品の劣化を防止するため、筐体11内部の空気を排出口14から排出する冷却ファン30が設けられている。冷却ファン30が作動することにより吸気口12から外気が筐体11内部に取り込まれる。この際、筐体11内部への塵埃の侵入を防ぐため、筐体11の吸気口12にはフィルター40が設けられている。なお、図1は模式図であり、図1に示したフィルター40以外にも、筐体11の他の開口部(図示せず。)にファンを設置し、筐体11内部の排気を補助する構成としてもよい。また、以下では、プロジェクター10に設けられたフィルター40を「本体フィルター」とも称する。
フィルターボックス100は、ボックス筐体101に形成されたボックス吸気口102にフィルター110を備えたフィルター機構であり、少なくともプロジェクター10本体の吸気口12を覆うように設けられる。以下では、フィルターボックス100に設けられたフィルター110を「ボックス側フィルター」とも称する。
ボックス側フィルター110は、その総面積がプロジェクター10の本体フィルター40の面積よりも大きくなるように設計されている。これにより、フィルターボックス100では、プロジェクター10の内部へ取り込まれる冷却風の通過面積が、プロジェクター10側よりも広くなるため、ボックス側フィルター110が目詰まりし難くなり、その寿命を長くすることができる。その結果、ボックス側フィルター110の交換頻度を低減することができる。
また、フィルターボックス100を設けることで、冷却風がプロジェクター10の吸気口12から取り込まれる前にボックス側フィルター110にて塵埃の一部を除去できる。したがって、プロジェクター10内部への塵埃等の侵入をより低減することができ、プロジェクター10の寿命も延長することができる。
フィルターボックス100は、本体に対して着脱可能であり、ユーザの選択に応じてプロジェクター10に設置することができる。このため、フィルターボックス100の形状及び機能も、プロジェクター10の設置位置または設置環境等に応じてユーザが適宜選択することが可能である。以下、フィルターボックス100の各形態について説明する。
<2.第1の実施形態>
まず、図2及び図3に基づいて、本開示の第1の実施形態に係る画像投影ユニット1の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像投影ユニット1の外観を示す斜視図である。図3は、図2のA−A切断線における断面を示す模式図である。
本実施形態に係る画像投影ユニット1は、図2に示すように、プロジェクター10とフィルターボックス100Aとからなる。図2に示すプロジェクター10は、卓上に載置して使用する場合の構成を示しているが、プロジェクター10の設置場所はかかる例に限定されない。例えば、天井につり下げて使用したり、棚等に収納して使用したりする場合にも、プロジェクターに対して各設置場所に適したフィルターボックスを取り付ければよい。図2に示すプロジェクター10は、上面及び底面が広面積の略直方体形状の筐体11内に構成部品20が収容されており、投射部50を介して投影面へ画像を投影する。投射部50が設けられている側の面を正面とする。また、プロジェクター10の筐体11の一側面(図2ではY軸正方向側の面)には、外気を吸気する吸気口が設けられている。この吸気口を覆うように、フィルターボックス100Aがプロジェクター10に取り付けられている。
本実施形態に係るフィルターボックス100Aは、略直方体形状であり、プロジェクター10の筐体11の一側面から突出するように取り付けられている。フィルターボックス100Aは、その長手方向(X方向)がプロジェクター10の筐体11の一側面に沿うように設けられ、当該側面をほぼ覆っている。フィルターボックス100Aの高さ(Z方向における長さ)は、適宜設定可能であるが、プロジェクター10の筐体11の高さと対応させることで吸気口12を確実に覆うことができ、外観上もよくなる。フィルターボックス100Aの突出長さ(Y方向における長さ)も適宜設定可能であるが、例えば、必要なボックス吸気口102の面積あるいはプロジェクター10に取り付けたときの画像投影ユニット1の許容サイズ等を考慮して設定してもよい。
フィルターボックス100Aは、略直方体形状のボックス筐体101のうち一面は開口しており、図3に示すように、プロジェクター10の吸気口12を覆う開口部105となる。開口部105の開口面積は、プロジェクター10の吸気口12の開口面積以上であるのがよい。開口部105が設けられた面(図3に示すフィルターボックス100Aにおいては面全体が開口し、開口部105となっている)以外の面のうち少なくとも一部には、フィルターボックス100Aの内部へ外気を通過させるボックス吸気口102と、ボックス吸気口102に対応して設けられるボックス側フィルター110とが設けられる。
ボックス吸気口102は、図2に示すように、例えば複数の孔102hから構成してもよい。本実施形態では、開口部105と対向する面101a、上面101b及び底面101cに複数の孔102hが設けられている。すなわち、ボックス吸気口102は、ボックス筐体101の3面101a、101b、101cに設けられている。ボックス側フィルター110は、開口部105と対向する面101a、上面101b及び底面101cのボックス吸気口102に対応して設けられ、本実施形態ではフィルター110a、110b、110cからなる。
本実施形態に係る画像投影ユニット1のように、フィルターボックス100Aをプロジェクター10の側面から突出して設けることで、フィルターボックス100Aにてプロジェクター10の吸気口12の開口面積よりも広い表面積を確保できる。その結果、フィルターボックス100Aのボックス吸気口102の開口面積を、プロジェクター10の吸気口12の開口面積よりも大きくすることができる。ここで、ボックス吸気口102の開口面積は、フィルターボックス100Aに形成された孔102hの開口面積の和とする。本実施形態では、プロジェクター10の吸気口12に対応する開口部105と対向する面101aのみだけでなく、上面101b及び底面101cにもボックス吸気口102が設けられており、プロジェクター10の吸気口12より広い開口面積を確保している。これにより、プロジェクター10の内部に取り込む冷却風が通過する面積が広くなるため、ボックス側フィルター110が目詰まりしにくくなり、ボックス側フィルター110の寿命を延長でき、当該フィルター110の交換頻度も低減できる。
そして、ボックス側フィルター110の総面積(すなわち、各フィルター110a、110b、110cの面積の和)を、プロジェクター10に設けられた本体フィルター40の面積よりも大きく設定することも可能となる。これにより、ボックス側フィルター110に塵埃が付着しにくくなり、圧力損失も低下することができるため、プロジェクター10に取り込む冷却風の通過を阻害することもなくなる。
ボックス吸気口102からボックス側フィルター110を通過してボックス内部に取り込まれた冷却風は、フィルターボックス100Aの開口部105と連通するプロジェクター10の吸気口12へ流れる。この際、フィルターボックス100Aを通過した冷却風がプロジェクター10内部に取り込まれるため、外気を直接取り込む場合と比較して、冷却風に含まれる塵埃は少ない。したがって、プロジェクター10の本体フィルター40の目詰まりも抑制することができて寿命を延長することができ、本体フィルター40の交換頻度も低減できる。
以上、第1の実施形態に係る画像投影ユニット1を説明した。本実施形態によれば、プロジェクター10本体の吸気口12を覆うように、当該吸気口12が形成されている一面から突出するようにフィルターボックス100Aを設ける。これにより、プロジェクター10の吸気口12より広い開口面積を、フィルターボックス100Aのボックス吸気口102にて確保可能となり、ボックス側フィルター110の総面積を、プロジェクター10の本体フィルター40の面積よりも大きくできる。これにより、ボックス側フィルター110に塵埃が付着しにくくなり、圧力損失も低下することができるため、プロジェクター10に取り込む冷却風の通過を阻害することもなくなる。また、プロジェクター10自体への塵埃等の侵入を防止でき、プロジェクター10の寿命も延長することができる。
さらに、フィルターボックス100Aをプロジェクター10に対して着脱可能にすることで、フィルターボックス100Aの設置をユーザが選択することができる。その結果、プロジェクター10に不要な機能を備えずに済み、当該機能を設けることによる費用の増加も回避することができる。
なお、図2、図3に示したフィルターボックス100Aは、ボックス筐体101の開口部105と対向する面101a、上面101b及び底面101cの3面にボックス吸気口102を設けたが、本開示はかかる例に限定されない。ボックス吸気口102は、その開口面積がプロジェクター10の吸気口12の開口面積よりも大きければよく、形成される位置及び面数は特に限定されない。また、ボックス吸気口102の開口は、複数の孔102hによって形成したが、開口形状及び開口面積は特に限定されるものではない。
第1の実施形態に係るフィルターボックス100Aの形状は、例えば、プロジェクター10の高さ方向のスペースが制限されている場合等に利用してもよい。
<3.第2の実施形態>
次に、図4及び図5に基づいて、本開示の第2の実施形態に係る画像投影ユニット1の構成について説明する。図4は、本実施形態に係る画像投影ユニット1の外観を示す斜視図である。図5は、図4のB−B切断線における断面を示す模式図である。
本実施形態に係る画像投影ユニット1は、図4に示すように、プロジェクター10とフィルターボックス100Bとからなる。図4に示すプロジェクター10も第1の実施形態と同様、卓上に載置して使用する場合の構成を示しているが、プロジェクター10の設置場所はかかる例に限定されない。プロジェクター10の筐体11の一側面(図4ではY軸正方向側の面)には、外気を吸気する吸気口が設けられている。この吸気口を覆うように、フィルターボックス100Bがプロジェクター10に取り付けられている。
本実施形態に係るフィルターボックス100Bは、第1の実施形態のフィルターボックス100Aと同様、図5に示すように、プロジェクター10の吸気口12を覆う開口部105と、ボックス吸気口102と、ボックス側フィルター110とを有する。ただし、本実施形態に係るフィルターボックス100Bは、開口部105と対向する面101aの面積が、開口部105の開口面積よりも大きい点で、第1の実施形態のフィルターボックス100Aと相違する。すなわち、図4及び図5に示すように、フィルターボックス100Bは、プロジェクター10側の開口部105からボックス吸気口102側に向かうにつれて、断面積が拡大する形状となっている。
例えば、ボックス筐体101の上面101bを、開口部105側から離隔するにつれて上方(Z軸正方向側)へ傾斜させ、開口部105と対向する面101aの面積を拡大させてもよい。具体的には、上面101bを、プロジェクター10の上面11bと面一となる第1平坦部101b1と、第1平坦部101b1から離隔するにつれて上方へ傾斜する傾斜部101b2とにより構成する。また、ボックス側フィルター110を設置しやすくするため、傾斜部101b2の、第1平坦部101b1と反対側の辺から底面101cに略平行に延設される第2平坦部101b3を設けてもよい。
このように、フィルターボックス100Bをプロジェクター10の側面から突出させ、開口部105と対向する面101aの面積を拡大することで、当該面101aにプロジェクター10の吸気口12よりも開口面積の広いボックス吸気口102を形成できる。これにより、プロジェクター10の内部に取り込む冷却風が通過する面積が広くなるため、ボックス側フィルター110が目詰まりしにくくなり、ボックス側フィルター110の寿命を延長でき、当該フィルター110の交換頻度も低減できる。もちろん、第1の実施形態のように、開口部105と対向する面101a以外の面にボックス吸気口102を設けてもよい。また、ボックス吸気口102は、その開口面積がプロジェクター10の吸気口12の開口面積よりも大きければよく、形成される位置及び面数は特に限定されない。ボックス吸気口102の開口も、複数の孔102hによって形成したが、開口形状及び開口面積は特に限定されるものではない。
そして、ボックス側フィルター110の総面積を、プロジェクター10に設けられた本体フィルター40の面積よりも大きく設定することも可能となる。これにより、ボックス側フィルター110に塵埃が付着しにくくなり、圧力損失も低下することができるため、プロジェクター10に取り込む冷却風の通過を阻害することもなくなる。
ボックス吸気口102からボックス側フィルター110を通過してボックス内部に取り込まれた冷却風は、フィルターボックス100Bの開口部105と連通するプロジェクター10の吸気口12へ流れる。この際、フィルターボックス100Bを通過した冷却風がプロジェクター10内部に取り込まれるため、外気を直接取り込む場合と比較して、冷却風に含まれる塵埃は少ない。したがって、プロジェクター10の本体フィルター40の目詰まりも抑制することができて寿命を延長することができ、本体フィルター40の交換頻度も低減できる。
さらに、フィルターボックス100Bをプロジェクター10に対して着脱可能にすることで、フィルターボックス100Bの設置をユーザが選択することができる。その結果、プロジェクター10に不要な機能を備えずに済み、当該機能を設けることによる費用の増加も回避することができる。
なお、フィルターボックス100Bは、その長手方向(X方向)がプロジェクター10の筐体11の一側面に沿うように設けられ、当該側面をほぼ覆っている。フィルターボックス100Bの突出長さ(Y方向における長さ)も適宜設定可能であるが、例えば、必要なボックス吸気口102の面積あるいはプロジェクター10に取り付けたときの画像投影ユニット1の許容サイズ等を考慮して設定してもよい。フィルターボックス100Bの高さ(Z方向における長さ)は、適宜設定可能であるが、開口部105側はプロジェクター10の筐体11の高さと対応させ、開口部105と対向する側は画像投影ユニット1の許容サイズ等を考慮して設定してもよい。
<4.第3の実施形態>
次に、図6及び図7に基づいて、本開示の第3の実施形態に係る画像投影ユニット1の構成について説明する。図6は、本実施形態に係る画像投影ユニット1の外観を示す斜視図である。図7は、図6のC−C切断線における断面を示す模式図である。
本実施形態に係る画像投影ユニット1も、第1及び第2の実施形態と同様、図6に示すように、プロジェクター10とフィルターボックス100Cとからなる。図6に示すプロジェクター10も第1及び第2の実施形態と同様、卓上に載置して使用する場合の構成を示しているが、プロジェクター10の設置場所はかかる例に限定されない。プロジェクター10の筐体11の一側面(図6ではY軸正方向側の面)には、外気を吸気する吸気口が設けられている。この吸気口を覆うように、フィルターボックス100Cがプロジェクター10に取り付けられている。
本実施形態に係るフィルターボックス100Cは、プロジェクター10の吸気口12が設けられた面だけでなく、さらに少なくとももう1面を覆うような形状を有している。具体的には、図6及び図7に示すように、プロジェクター10を正面(投射部50側)から見たときに、フィルターボックス100Cは、プロジェクター10の吸気口12が形成された側面及び上面を覆う、L字状の断面形状を有している。すなわち、フィルターボックス100Cは、プロジェクター10から2方向に突出する形状となっている。
フィルターボックス100Cは、第1及び第2の実施形態のフィルターボックス100A、100Bと同様、図7に示すように、プロジェクター10の吸気口12を覆う開口部105と、ボックス吸気口102と、ボックス側フィルター110とを有する。フィルターボックス100Cは、プロジェクター10に取り付けた際にプロジェクター10の上面11bを覆っているフィルターボックス100Cの上面101bにボックス吸気口102が形成されている。図6に示すプロジェクター10の上面11bは、側面11aに対して面積が広いため、プロジェクター10の吸気口12よりも広い開口面積を確保することができる。これにより、プロジェクター10の内部に取り込む冷却風が通過する面積が広くなるため、ボックス側フィルター110が目詰まりしにくくなり、ボックス側フィルター110の寿命を延長でき、当該フィルター110の交換頻度も低減できる。
なお、図6及び図7に示す例では、上面101bのみにボックス吸気口102を設けたが、本開示はかかる例に限定されない。例えば、上面101b以外にも、開口部105と対向する面101a等、プロジェクター10と直接対向していない面にボックス吸気口102を設けてもよい。また、ボックス吸気口102は、その開口面積がプロジェクター10の吸気口12の開口面積よりも大きければよく、形成される位置及び面数は特に限定されない。ボックス吸気口102の開口も、複数の孔102hによって形成したが、開口形状及び開口面積は特に限定されるものではない。
さらに、図6及び図7の例ではフィルターボックス100Cは、プロジェクター10から2方向に突出する形状としたが、3方向以上に突出する形状であってもよい。例えば、プロジェクター10を正面からフィルターボックスを見たときにU字状断面を有する形状とし、プロジェクター10の吸気口12が形成された側面、上面及び底面を覆うようにしてもよい。このとき、例えばフィルターボックスの上面及び底面にボックス吸気口102を形成することで、開口面積をより広く確保することができる。
このようにボックス吸気口102の開口面積を広げることで、ボックス側フィルター110の総面積を、プロジェクター10に設けられた本体フィルター40の面積よりも大きく設定することも可能となる。これにより、ボックス側フィルター110に塵埃が付着しにくくなり、圧力損失も低下することができるため、プロジェクター10に取り込む冷却風の通過を阻害することもなくなる。
図6及び図7のようにフィルターボックス100Cの上面101bに形成されたボックス吸気口102から取り込まれた冷却風は、上面101bに沿った流路を通り、開口部105と対向する面101a側へ流れる。そして、冷却風は、面101aと開口部105との間の空間を通り、開口部105と連通するプロジェクター10の吸気口12へ流れる。この際、フィルターボックス100Cを通過した冷却風がプロジェクター10内部に取り込まれるため、外気を直接取り込む場合と比較して、冷却風に含まれる塵埃は少ない。したがって、プロジェクター10の本体フィルター40の目詰まりも抑制することができて寿命を延長することができ、本体フィルター40の交換頻度も低減できる。
以上、第3の実施形態に係る画像投影ユニット1の構成について説明した。本実施形態によれば、プロジェクター10本体の吸気口12を覆うように、当該吸気口12が形成されている一面と、これに連続する面との、少なくとも2面から突出するようにフィルターボックス100Cを設ける。これにより、プロジェクター10の吸気口12より広い開口面積を、フィルターボックス100Cのボックス吸気口102にて確保可能となり、ボックス側フィルター110の総面積を、プロジェクター10の本体フィルター40の面積よりも大きくできる。これにより、ボックス側フィルター110に塵埃が付着しにくくなり、圧力損失も低下することができるため、プロジェクター10に取り込む冷却風の通過を阻害することもなくなる。また、プロジェクター10自体への塵埃等の侵入を防止でき、プロジェクター10の寿命も延長することができる。
また、フィルターボックス100Cは、第1及び第2の実施形態と同様、プロジェクター10に対して着脱可能にすることで、フィルターボックス100Bの設置をユーザが選択することができる。その結果、プロジェクター10に不要な機能を備えずに済み、当該機能を設けることによる費用の増加も回避することができる。
<5.変形例>
上述の実施形態における各フィルターボックス100A、100B、100Cは、以下のような構成としてもよい。以下では、一例として、第2の実施形態に係るフィルターボックス100Bへ適用した場合について説明するが、他の形態のフィルターボックス100も同様に構成すればよい。
[5.1.フィルター密度の調整]
画像投影ユニットを構成するプロジェクターとフィルターボックスとには、それぞれ吸気口にフィルターが設けられている。各フィルターは同一のものを利用してもよいが、ボックス側フィルターの密度を適切に設定することで、当該ボックス側フィルターとプロジェクターのフィルターとの寿命の最適化を図ることができる。
一般に、フィルターが設置されている吸気口の開口面積が広いほど、同じ風量を透過させた際の単位面積あたりの風量は低減し、フィルターの寿命は長くなる。したがって、フィルターボックスのボックス吸気口の開口面積を広く取れば、ボックス側フィルターの寿命を長くすることはできる。しかし、さらに、ボックス側フィルターに本体フィルターよりも低密度のフィルターを用いることで、当該フィルターへの塵埃堆積を軽減することが可能となり、更なる寿命延長が可能になる。なお、ボックス側フィルターを低密度に設定した場合も、フィルターボックスを設置しない場合と比較して本体フィルターに付着する塵埃量は低減されるため、本体フィルターの長寿命化、及び、プロジェクターの内部構造の保護の機能は保持される。
(ボックス側フィルターの最適化例)
ボックス側フィルターの最適なフィルター密度を設定するには、以下のような諸々の影響を考慮するのが望ましい。
・プロジェクター内部への塵埃侵入による光学デバイスの性能変化の影響
・経年使用による光源劣化の影響
・塵埃付着による、フィルターボックスの捕集効率変化の影響
・環境塵埃の粒子サイズの影響
・塵埃付着の不均一性
・各種要素の相関の非線形性
しかし、上記の影響を考慮してフィルター密度を設定するには、複雑なシミュレーションもしくは実験が必要となる。そこで、以下のように簡易化して、最適なボックス側フィルターのフィルター密度を決定してもよい。
前提として、プロジェクターの本体フィルターの密度をq1、フィルターボックスのボックス側フィルターの密度をq2と仮定する。流量は、フィルター密度や塵埃付着量に依存する関数であるが、ここでは、プロジェクター本体のファン機構が充分な性能を持っていると仮定し、流量Qは常に一定と仮定する。
まず、ボックス側フィルター及び本体フィルターの塵埃付着量(G)を、下記式(1)、(2)で定義する。Kは、フィルターの塵埃付着度合いを表す係数とする。
ボックス側フィルターの塵埃付着量:G2=∫K*q2*Qdt ・・・(1)
本体フィルターの塵埃付着量 :G1=∫K*q1*Qdt−G2・・・(2)
ここで、それぞれのフィルターの寿命を、単位面積当たりの塵埃付着量がG0となったとき、フィルターの寿命と定義する。本体フィルターの面積をα1、ボックス側フィルターの面積をα2とすると、各フィルターの寿命は下記式(3)、(4)を満たしたときとなる。なお、ここでは、本体フィルター及びボックス側フィルターはフラットであるとし、その面積は、プロジェクターの吸気口の開口面積、ボックス吸気口の開口面積と同一であるとする。
G1/α1=G0 ・・・(3)
G2/α2=G0 ・・・(4)
上記式(3)、(4)に式(1)、(2)を代入し、以下のように整理すると、本体フィルターの寿命をT1、ボックス側フィルターの寿命をT2は、下記式(5)、(6)で表される。
G0*α1=G1=∫K*q1*Qdt−G2
=(K*q1*Q)*T−G2
G0*α2=G2=∫K*q2*Qdt
=(K*q2*Q)*T

G0=K*Q/α1*(q1−q2)*T1
T1=G0*α1/((K*Q*(q1−q2))・・・(5)
T2=G0*α2/(K*Q*q2) ・・・(6)
ここで、画像投影ユニットにおいては、ボックス側フィルター及び本体フィルターのうち、寿命が短い側のフィルターの寿命を最大化する、すなわち、両者のフィルター寿命が同一となることが望ましい。そこで、上記式(5)、(6)よりT1=T2の数式を整理すると、下記式(7)を得る。
α1*q2=α2*(q1−q2) ・・・(7)
よって、ボックス側フィルターのフィルター密度の最適値は、下記式(8)で表される。このときのフィルター寿命T1(=T2)は、下記式(9)となる。式(9)より、ボックス側フィルターの面積α2は大きいほどフィルター寿命が延びることがわかる。
q2=α2/(α1+α2)*q1 ・・・(8)
T1=T2=G0/(K*Q/q1)*(α1+α2) ・・・(9)
例えば、図8上側に示すように、プロジェクター10に第2の実施形態に係るフィルターボックス100Bを取り付けた場合を考える。このとき、ボックス側フィルター110のフィルター密度q2は、本体フィルター40のフィルター密度q1、プロジェクター10の吸気口12の開口面積α1、及びボックス吸気口102の開口面積α2より決定することができる。このように、ボックス側フィルター110のフィルター密度q2を本体フィルター40のフィルター密度q1より低密度とすることで、本体フィルター40のフィルター密度q1と同一密度とする場合よりもボックス側フィルター110の寿命を長くすることができる。
比較として、図8下側に示すように、フィルターボックス100Bを取り付けない場合のプロジェクター10の本体フィルター40のフィルター寿命T0は、下記式(10)で表される。
T0=G0*α1/(K*Q*q1) ・・・(10)
ここで、フィルターボックス100Bの取り付け有無によるプロジェクター10の本体フィルター40のフィルター寿命を比較すると、上記式(5)、(10)より、フィルター寿命の差分(T1−T0)は下記式(11)のようになる。すなわち、いかなる開口面積のフィルターボックスを取り付けても、寿命延長の効果が得られることがわかる。
T1−T0=G0/(K*Q*q1)*α2 ・・・(11)
また、一例として、本体フィルターのフィルター面積に対してボックス側フィルターのフィルター面積が2倍のフィルターボックスをプロジェクターに取り付けた場合、ボックス側フィルターの密度最適値は、下記式(12)で表される。この場合、ボックス側フィルターのフィルター密度を本体フィルターのフィルター密度の2/3とするのが最適となる。また、このときの本体フィルターのフィルター寿命は式(13)で表され、寿命が3倍に延長されることがわかる。
q2=α2/(α1+α2)*q1=2/3*q1 ・・・(12)
T1=T2=G0/(K*Q/q1)*(α1+α2)
=3*G0/(K*Q/q1)*α1
=3*T0 ・・・(13)
[5.2.ファンの設置]
上記実施形態に係る画像投影ユニット1では、冷却風がプロジェクター10へ効率的に取り込まれるように、フィルターボックス100内にファンを設けてもよい。例えば図9に示すように、フィルターボックス100Bのボックス吸気口102と開口部105との間にファン120を設けることで、ボックス吸気口102から外気を積極的に取り込むことができる。その結果、開口部105と連通するプロジェクター10の吸気口12からプロジェクター10の本体内部へ十分な冷却風を送り込むことができる。
フィルターボックス100Bのファン120は、プロジェクター10と配線130により接続することで電力を受け、駆動するようにしてもよい。なお、フィルターボックス100Bとプロジェクター10との接続は、有線接続であってもよく無線接続であってもよい。
また、電源の供給だけでなく、プロジェクター10との接続状態に連動して、フィルターボックス100Bのファン120の駆動制御が自動的に行われるように構成してもよい。例えば、フィルターボックス100Bとプロジェクター10とが接続状態となったとき、プロジェクター10からの信号供給を受けてファン120が自動的に回転し、プロジェクター10の電源がオフになったときに自動的に回転停止させるようにしてもよい。あるいは、プロジェクター10内部の冷却ファン(図示せず。)を最大限駆動させてもプロジェクター10の内部温度が所定の温度以上である場合に、フィルターボックス100Bのファンを駆動させてもよい。このように、プロジェクター10本体の冷却をサポートする機能として利用することも可能である。
さらに、フィルターボックス100Bのファン120をプロジェクター10からの電源供給により駆動させることで、フィルターボックスにコンセント等を設ける必要がなく、簡易な構成とすることができる。
[5.3.冷却機構の設置]
さらに、上記実施形態に係る画像投影ユニット1では、フィルターボックス100に冷却機構を設け、外気温よりも低い冷却風をプロジェクター10に供給するようにしてもよい。例えば図10に示すように、フィルターボックス100Bのボックス吸気口102と開口部105との間に冷却機構140を設ける。冷却機構140としては、例えばペルチェ素子等を用いてもよい。冷却機構140は、上述したファン120と同様、プロジェクター10からの電源供給により駆動させてもよい。さらに、プロジェクター10との接続状態に連動して、フィルターボックス100Bの冷却機構140の駆動制御が自動的に行われるように構成してもよい。例えば、フィルターボックス100Bとプロジェクター10とが接続されているとき、フィルターボックス100Bの冷却機構140を駆動し、プロジェクターに設けられたファン71、73等の本体冷却機構の駆動を低減させてもよい。
フィルターボックス100Bに冷却機構140を設けることにより、環境温度より低温の冷却風を、プロジェクター10へ供給することが可能となる。低温の冷却風をプロジェクター10に供給することで、プロジェクター10の筐体11内部に設けられている構成部品20の冷却効率が向上するため、プロジェクター10のファン71、73の駆動能力を低下させても、必要な冷却性能を得ることが可能となる。ファン71、73の駆動能力を低下させることでプロジェクター10の静音化を達成することもできる。また、風量を低下させることにより、フィルターボックス100Bのボックス側フィルター110及びプロジェクターの本体フィルター40を透過する風量を低減できる。その結果、各フィルター110、40への塵埃等の堆積を低減し、フィルターの長寿命化を実現することができる。
また、プロジェクター10を構成する構成部品のうち、液晶パネル等の一部のデバイスは、温度が低い状態で使用することで、寿命を延長可能な場合がある。プロジェクター10の内部温度を下げるには、例えば、プロジェクター10のファン71、73の駆動能力を低減させずに、吸気口12から取り込む冷却風を低温にすればよい。そこで、図10に示したように、冷却機構140を有するフィルターボックス100Bをプロジェクター10に取り付けることで、プロジェクター10の内部温度を低下させ、構成部品の寿命を延長させることができる。
このように、冷却機構140をフィルターボックス100Bに設けることで、プロジェクター10の内部に設けられた構成部品20の寿命を延長することができる。また、冷却機構140によってより低温の冷却風をプロジェクター10に供給できるため、プロジェクター10のファン71、73の駆動能力を低下させても、必要な冷却性能を得ることが可能となり、静音化を図ることも可能となる。
<6.まとめ>
本開示の画像投影ユニットによれば、プロジェクター本体の吸気口を覆うように、少なくとも当該吸気口が形成されている一面から突出するようにフィルターボックスを設ける。これにより、プロジェクターの吸気口より広い開口面積を、フィルターボックスのボックス吸気口にて確保可能となり、ボックス側フィルターの総面積を、プロジェクターの本体フィルターの面積よりも大きくできる。
これにより、ボックス側フィルターに塵埃が付着しにくくなり、圧力損失も低下することができるため、プロジェクターに取り込む冷却風の通過を阻害することもなくなる。また、プロジェクター自体への塵埃等の侵入を防止でき、プロジェクターの寿命も延長することができる。さらに、フィルターボックスをプロジェクターに対して着脱可能にすることで、フィルターボックスの設置をユーザが選択することができる。その結果、プロジェクターに不要な機能を備えずに済み、当該機能を設けることによる費用の増加も回避することができる。
また、フィルターボックスにファンや冷却機構を設ける場合には、プロジェクターの冷却機能をサポートすることができる。これにより、フィルターボックスを設けない場合と同等の冷却性能を維持しつつ、プロジェクター本体の冷却機構の冷却能力を低下して消費電力を低減させることができる。この場合、プロジェクター使用時の静音化を図ることもできる。また、フィルターボックスの冷却機構のサポートにより、より高い冷却性能を実施することも可能となり、プロジェクターの更なる寿命延長が可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本体フィルター及びボックス側フィルターの形状は、本技術においては特に限定されないが、例えば図11に示すように、凹凸が繰り返された折り曲げ構造を有するプリーツ状フィルター45、115を用いてもよい。本体フィルターまたはボックス側フィルターの形状をプリーツ状とすることで、フィルター面積を大きくすることができ、フィルターによる圧力損失を小さくすることができる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
画像投影装置本体と、
前記本体に対して着脱可能であり、少なくとも前記本体の吸気口を覆うフィルターボックスと、
を含み、
前記フィルターボックスに設けられるボックス側フィルターは、前記本体の前記吸気口に設けられた本体フィルターの面積よりも総面積が広い、画像投影ユニット。
(2)
前記フィルターボックスは、
略直方体形状であり、
前記本体の前記吸気口が設けられた第1の面に連結される開口部と、
前記開口部が設けられた面以外の面のうち少なくとも一部に形成され、前記フィルターボックスの内部へ外気を通過させるボックス吸気口と、
前記ボックス吸気口に対応して設けられる前記ボックス側フィルターと、
を有し、
前記本体に対して前記第1の面から一方へ突出するように連結される、前記(1)に記載の画像投影ユニット。
(3)
前記フィルターボックスは、
前記本体の前記吸気口が設けられた第1の面に連結される開口部と、
少なくとも前記開口部が設けられた面と対向する面に形成され、前記フィルターボックスの内部へ外気を通過させるボックス吸気口と、
前記ボックス吸気口に対応して設けられる前記ボックス側フィルターと、
を有し、
前記開口部から当該開口部と対向する前記ボックス吸気口に向かうにつれて断面積が拡大する外形を有し、
前記本体に対して前記第1の面から一方へ突出するように連結される、前記(1)に記載の画像投影ユニット。
(4)
前記フィルターボックスは、前記本体のうち、前記吸気口が設けられた第1の面と、前記第1の面よりも面積が大きく、かつ、前記第1の面に連続する第2の面とを覆う形状であり、
前記本体の前記第1の面に連結される開口部と、
少なくとも前記本体の第2の面に対向する面に形成され、前記フィルターボックスの内部へ外気を通過させるボックス吸気口と、
前記ボックス吸気口に対応して設けられる前記ボックス側フィルターと、
を有する、前記(1)に記載の画像投影ユニット。
(5)
前記ボックス側フィルターの密度は、前記本体フィルターの密度よりも小さい、請求項前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
(6)
前記本体フィルターまたは前記ボックス側フィルターのうち少なくともいずれか一方は、凹凸が繰り返された折り曲げ構造を有するプリーツ状フィルターである、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
(7)
前記フィルターボックスの内部にはファンが設けられる、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
(8)
前記フィルターボックスと前記本体との接続状態に同期して、前記フィルターボックスの前記ファンが駆動される、前記(7)に記載の画像投影ユニット。
(9)
前記フィルターボックスと前記本体とは、電源供給可能に構成されている、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
(10)
前記フィルターボックスの内部には冷却機構が設けられる、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
(11)
前記冷却機構は、前記フィルターボックスと前記本体との接続状態に同期して駆動され、
前記フィルターボックスと前記本体とが接続されているとき、前記フィルターボックスの前記冷却機構が駆動され、前記本体に設けられた本体冷却機構の駆動が低減される、前記(10)に記載の画像投影ユニット。
(12)
画像投影装置本体に対して着脱可能であり、
少なくとも前記本体の吸気口を覆い、前記本体の吸気口に設けられた本体フィルターの面積よりも総面積が広いフィルターを備える、フィルターボックス。
1 画像投影ユニット
10 プロジェクター
11 筐体
12 吸気口
14 排出口
20 構成部品
30 冷却ファン
40 フィルター
40 本体フィルター
45、115 プリーツ状フィルター
50 投射部
71、73 ファン
100、100A、100B、100C フィルターボックス
101 ボックス筐体
102 ボックス吸気口
102h 孔
105 開口部
110 ボックス側フィルター
120 ファン
130 配線
140 冷却機構

Claims (12)

  1. 画像投影装置本体と、
    前記本体に対して着脱可能であり、少なくとも前記本体の吸気口を覆うフィルターボックスと、
    を含み、
    前記フィルターボックスに設けられるボックス側フィルターは、前記本体の前記吸気口に設けられた本体フィルターの面積よりも総面積が広い、画像投影ユニット。
  2. 前記フィルターボックスは、
    略直方体形状であり、
    前記本体の前記吸気口が設けられた第1の面に連結される開口部と、
    前記開口部が設けられた面以外の面のうち少なくとも一部に形成され、前記フィルターボックスの内部へ外気を通過させるボックス吸気口と、
    前記ボックス吸気口に対応して設けられる前記ボックス側フィルターと、
    を有し、
    前記本体に対して前記第1の面から一方へ突出するように連結される、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  3. 前記フィルターボックスは、
    前記本体の前記吸気口が設けられた第1の面に連結される開口部と、
    少なくとも前記開口部が設けられた面と対向する面に形成され、前記フィルターボックスの内部へ外気を通過させるボックス吸気口と、
    前記ボックス吸気口に対応して設けられる前記ボックス側フィルターと、
    を有し、
    前記開口部から当該開口部と対向する前記ボックス吸気口に向かうにつれて断面積が拡大する外形を有し、
    前記本体に対して前記第1の面から一方へ突出するように連結される、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  4. 前記フィルターボックスは、前記本体のうち、前記吸気口が設けられた第1の面と、前記第1の面よりも面積が大きく、かつ、前記第1の面に連続する第2の面とを覆う形状であり、
    前記本体の前記第1の面に連結される開口部と、
    少なくとも前記本体の第2の面に対向する面に形成され、前記フィルターボックスの内部へ外気を通過させるボックス吸気口と、
    前記ボックス吸気口に対応して設けられる前記ボックス側フィルターと、
    を有する、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  5. 前記ボックス側フィルターの密度は、前記本体フィルターの密度よりも小さい、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  6. 前記本体フィルターまたは前記ボックス側フィルターのうち少なくともいずれか一方は、凹凸が繰り返された折り曲げ構造を有するプリーツ状フィルターである、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  7. 前記フィルターボックスの内部にはファンが設けられる、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  8. 前記フィルターボックスと前記本体との接続状態に同期して、前記フィルターボックスの前記ファンが駆動される、請求項7に記載の画像投影ユニット。
  9. 前記フィルターボックスと前記本体とは、電源供給可能に構成されている、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  10. 前記フィルターボックスの内部には冷却機構が設けられる、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  11. 前記冷却機構は、前記フィルターボックスと前記本体との接続状態に同期して駆動され、
    前記フィルターボックスと前記本体とが接続されているとき、前記フィルターボックスの前記冷却機構が駆動され、前記本体に設けられた本体冷却機構の駆動が低減される、請求項10に記載の画像投影ユニット。
  12. 画像投影装置本体に対して着脱可能であり、
    少なくとも前記本体の吸気口を覆い、前記本体の吸気口に設けられた本体フィルターの面積よりも総面積が広いフィルターを備える、フィルターボックス。
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