JPWO2018051401A1 - 電動スライダー及び電動スライドファスナーシステム - Google Patents

電動スライダー及び電動スライドファスナーシステム Download PDF

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Abstract

電動スライダー(6)は、第1ケース(61)と、第1ケースに組み付けられる第2ケース(62)と、駆動力を発生する駆動部(64)と、駆動部が発生する駆動力によって回転し、エレメント(3)を相対移動させる回転体(65)と、第1ケースと第2ケースの内部に設けられて、エレメントの噛合い側に突出した噛合案内突出部(62d)を備え、駆動部は、回転体に対して噛合案内突出部と反対側に配置されている電動スライドファスナーシステム。

Description

本発明は、電動で移動させる電動スライダー及び電動スライドファスナーシステムに関する。
従来、スライダーを電動で移動させる電動スライダーが開示されている(特許文献1〜5)。
日本国特許公開2001−269203号 日本国特許公開2009−077947号 中国実用新案登録2925174号 中国実用新案登録204742860号 米国第2015/0082582号公開公報
しかしながら、特許文献1〜5に記載の電動スライダーは、電動モータや歯車伝達機構の機械的構成について記載されているが、各構成要素の設置構造及びその作動が現実的ではなく、まだまだ実用化のためには改良すべき不具合が多くあるものであった。特に、特許文献1の図2には、ウォーム歯車式の電動スライダーが開示されているが、電動モータをスライダーの内部のエレメント噛合い開始位置近傍に配置する設計のため、電動モータの大きさに制約があるという不具合や、エレメントを噛合い状態にしっかりと案内するための機械設計に制約があるなどの不具合があった。特許文献2〜5に記載のものは、平歯車や傘歯車を組み合わせて、電動モータからの動力伝達をしなければならないため、ウォーム歯車式のものと比較すると、部品の配置や機構がさらに複雑になり、全体的に大型化してしまうものであった。
本発明は、上記の不具合を解消するためのものであり、各構成要素を適切に設置し、適切に作動させることが可能な電動スライダー及び電動スライドファスナーシステムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
第1ケースと、
前記第1ケースに組み付けられる第2ケースと、
駆動力を発生する駆動部と、
前記駆動部が発生する駆動力によって回転し、エレメントを相対移動させる回転体と、
前記第1ケースと前記第2ケースの内部に設けられて、エレメントの噛合い側に突出した噛合案内突出部
を備え、
駆動部は、回転体に対して噛合案内突出部と反対側に配置されている
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
少なくとも前記第1ケースは前記回転体、及び、前記噛合案内突出部の全体を覆うように構成されている
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
組み付けられた前記第1ケースと前記第2ケースは、噛み合った前記エレメントが出入りする噛合側出入部を有する
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
前記第1ケースと前記第2ケースに組み付けられる第3ケースを備え、
組み付けられた前記第1ケース、前記第2ケース及び前記第3ケースは、分離した前記エレメントが出入りする分離側出入部を有する
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
前記第3ケースは、前記駆動部を支持する支持部を有する
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
前記駆動部は、前記第1ケース及び前記第2ケースで規定される領域の外側に突出して配置される
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
第2ケースに対して折り畳み可能に取り付けられる引手部をさらに備える
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
前記回転体は、前記エレメントが噛み合う側に向けて径が短くなる
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
無線機と信号を通信する通信部をさらに備え、
前記通信部は、前記第2ケースに形成された凹状の回路系収納部に収納される
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダーは、
前記駆動部に電力を供給する電源部をさらに備え、
前記電源部は、前記第2ケースに形成された凹状の回路系収納部に収納される
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライドファスナーシステムは、
前記電動スライダーと、
一対のファスナーテープ及び前記各ファスナーテープにそれぞれ固定された複数の前記エレメントからなるエレメント列を含むスライドファスナーチェーンと、
を備え、
前記電動スライダー内を前記エレメントが通過することで、前記エレメント列を噛合又は分離させる
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる電動スライダー及び電動スライドファスナーシステムによれば、各構成要素を適切に設置し、適切に作動させることが可能となる。
本実施形態にかかる電動スライドファスナーシステムを示す。 第1実施形態にかかる電動スライダーを示す。 第1実施形態にかかる電動スライダーの裏側から透過した図を示す。 第1実施形態にかかる電動スライダーによるエレメントの開閉状態を示す。 図4における電動スライダーのV−V断面を示す。 第2実施形態にかかる電動スライダーの裏側から透過した図を示す。 第2実施形態にかかる電動スライダーによるエレメントの開閉状態を示す。 図7における電動スライダーのVIII−VIII断面を示す。 第3実施形態にかかる電動スライダーによるエレメントの開閉状態を示す。
以下、図面に基づき本発明にかかる一実施形態の電動スライダー6及び電動スライドファスナーシステム10を具体的に説明する。
図1は、第1実施形態にかかる電動スライドファスナーシステム10の正面図である。
第1実施形態にかかるスライドファスナーシステム10は、一対のファスナーテープ2,2と、各ファスナーテープ2の対向する導電部21に沿って、所定の間隔を空けて形成された複数のエレメント3と、複数のエレメント3で形成されるエレメント列30の終端で、ファスナーテープ2の芯部21に固定された止具4,5と、エレメント3に沿って移動することにより、エレメント3を噛合又は分離させる電動スライダー6とからなる。エレメント列30は、スライドファスナーチェーン1の前後方向に終端を有する。止具は、エレメント列30の前端に配置された前止具4と、エレメント列30の後端に配置された後止具5を有する。なお、エレメント3、止具は樹脂材料または金属材料からなっている。
なお、本実施形態のスライドファスナーチェーン1において、ファスナーテープ2の長さ方向を前後方向(F−B方向)とし、矢印F(前方向),B(後方向)で示す。また、ファスナーテープ2の幅方向を左右方向(L−R方向)とし、矢印L(左方向),R(右方向)で示す。さらに、ファスナーテープ2の表裏方向を上下方向(U−D方向)とし、矢印U(上方向),D(下方向)で示す。
スライドファスナーチェーン1は、左右一対のファスナーテープ2と、ファスナーテープ2の長さ方向に所定の間隔をおいて、各ファスナーテープ2の対向する芯部21に固定された複数のエレメント3と、を有する。なお、電動スライダー6は、エレメント3に沿って、スライドファスナーチェーン1の前後方向に移動することにより、エレメント3を噛合又は分離させることができる。
ファスナーテープ2は、ファスナーテープ2の上下面から隆起するとともに、ファスナーテープ2の前後方向に延びた芯部21を有する。エレメント3は、ファスナーテープ2の芯部21に取り付けられる。ファスナーテープ2は、衣服又はバッグ等にスライドファスナーとして取り付けられた際に人目に付く側を、上面2a側とし、その反対側を下面2b側とする。
前止具4は、一対のファスナーテープ2の各エレメント列30の前端にそれぞれ配置されている。後止具5は、一対のファスナーテープ2の各エレメント列30の後端に一つだけ配置されている。後止具5は、エレメント3の分離とともに、各ファスナーテープ2が分離しないように、各ファスナーテープ2を連結している。なお、後止具5は、図示例に限定されない。例えば、後止具5は、一方のファスナーテープ2のエレメント列30の後端に固定された図示しない差込棒と、他方のファスナーテープ2のエレメント列30の後端に固定され、差込棒が差込可能な図示しない穴を備えた箱とを有していてもよい。この場合、各ファスナーテープ2は、エレメント3の分離とともに分離することができる。電動スライダー6は、前止具4と後止具5の間において、スライドファスナーチェーン1の前後方向に移動することができる。
図2は、第1実施形態にかかる電動スライダー6を示す。図3は、第1実施形態にかかる電動スライダー6の一部を透過した図を示す。図4は、第1実施形態にかかる電動スライダー6によるエレメント3の開閉状態を示す。図5は、図4における電動スライダーのV−V断面を示す。(なお、エレメント3は説明の便宜上、断面図には図示していない)
電動スライダー6は、第1ケース61と、第1ケース61に組み付けられる第2ケース62と、第1ケース61と第2ケース62に組み付けられる第3ケース63と、駆動力を発生する駆動部64と、駆動部64が発生する駆動力によって回転する回転体65と、を備える。なお、第3ケース63は上下方向の中間部分から2分割して、それぞれ、第1ケース61と第2ケース62と一体に設けて部品点数を減少させるように設計してもよい。
第1ケース61と第2ケース62は、向かい合う面の左右方向の側縁に、エレメント3をガイドする第1フランジ61aと第2フランジ62aをそれぞれ有する。第1フランジ61aの前方端と第2フランジ62aの前方端は、内側から外側に向けて傾斜する第1誘導部61bと第2誘導部62bがそれぞれ形成される。第1フランジ61aの後方端と第2フランジ62aの後方端は、それぞれ左右から近づくように形成される。第1フランジ61aと第2フランジ62aは、エレメント3をガイドするエレメント案内部61a,62aを形成する。
第1ケース61と第2ケース62が向かい合う面の前方F側には、回転体65を収納する凹状の第1回転体収納部61cと第2回転体収納部62cがそれぞれ形成される。第1回転体収納部61cと第2回転体収納部62cは、第1ケース61と第2ケース62が組み付けられると、回転体65を収納する空間で回転体収納部61c,62cを形成する。
また、第2ケース62は、第2回転体収納部62cの後方B側の中央部に第2フランジ61aよりも高く、エレメントの噛合い側に向けて先細になるように突出した噛合案内突出部62dを有する。噛合案内突出部62dは、エレメントの噛合角が最適になるようにエレメントの噛合い側(後方B側)に向かうにつれて左右方向の長さが小さくなるような先細の形状となっている。
第3ケース63は、左右方向(L−R方向)両端に形成される切欠によって規定され、分離したエレメント3が出入りする分離側出入部63aと、中央に駆動部64が挿入される孔によって規定される支持部63bと、を有する。
第1ケース61、第2ケース62及び第3ケースは、それぞれネジ621,631,632によって取り外し可能なように組み付けられている。なお、ネジに代えて、爪等の機械的な周知手段で取り外し可能に組み付けることでもよい。第1ケース61と第2ケース62が組み付けられると、後方端に第1フランジ61aと第2フランジ62aで形成される孔によって区画される噛合側出入部612が形成される。したがって、分離側出入部63a、噛合側出入部612、第1フランジ61aと第2フランジ62a、第1誘導部61bと第2誘導部62b、及び噛合案内突出部62dは、エレメント3をガイドするエレメント案内部63a,612,61a,62a,61b,62b,62dを形成する。なお、エレメント案内部は、これらの要素を全て有する必要はない。エレメント3は、前方F側で分離され、後方B側で噛合される。
このように、第1実施形態の電動スライダー6では、組み付けられた第1ケース61と第2ケース62は、噛み合ったエレメント3が出入りする噛合側出入部612を有するので、エレメント3を適切に相対移動させることが可能となる。
また、第1ケース61は、回転体65、及び、噛合案内突出部62dの全体を覆うように構成されている。そのため、第1ケース61を第2ケース62から取り外すことで、回転体65、及び、噛合案内突出部62dの部分のメンテナンスや、エレメント噛合い不良の調整を簡単に行える。
また、第1実施形態の電動スライダー6は、第1ケース61と第2ケース62に組み付けられる第3ケース63を備え、組み付けられた第1ケース61、第2ケース62及び第3ケース63は、分離したエレメント3が出入りする分離側出入部63aを有するので、エレメント3を適切に相対移動させることが可能となる。
駆動部64は、駆動力を発生するモータ64aと、モータ64aの回転を減速する減速機64bと、を有する。駆動部64は、第3ケース63の支持部63bに対して軸受等によって回転可能に適切に支持される。モータ64aは、電源から通電され、駆動力を発生する。
また、第1実施形態の電動スライダー6では、駆動部64は、第1ケース61及び第2ケース62で規定される領域の外側に突出して配置される。したがって第1実施形態の電動スライダー6は、第1ケース61及び第2ケース62を従来のスライダーに近い大きさ及び形状に形成することが可能となる。
また、駆動部64と回転体65とは、回転軸が同一軸線状上に配置されており、駆動部64は回転体65に対して噛合案内突出部62dと反対側に配置されている。したがって、駆動部64の配置による制約等の悪影響を受けることなく、エレメント噛合いの調整のうえで重要となる噛合案内突出部62dの形状設計を、従来どおりに自由に行うことができる。さらに、駆動部64を第1ケース61及び第2ケース62から突出して配置することも可能であるため、より大型で高出力な電動モータを選択して使用することもできることとなる。
回転体65は、前方F側が減速部64bに連結され、後方B側が第2ケース62の噛合案内突出部62dに対して軸受等によって回転可能に支持される軸部65aと、軸部65aの外周に螺旋状に形成されるエレメント送り部65bと、を有する。回転体65は、駆動部64が発生する駆動力によって回転する。
第1実施形態の電動スライダー6は、引手71と、引手71を第2ケース62に取り付ける引手取付部72と、を有する引手部7を備える。引手部7は、第2ケース62に対して折り畳み可能に取り付けられ、通常時、外部に目立つことがない。このように、引手部7を取り付けることによって、電力が不足した場合やモータの故障時に手動で電動スライダー6を移動させることが可能となる。なお、引手部7は、必ずしも設けなくてもよい。
次に、第1実施形態にかかる電動スライダー6及びスライドファスナーシステム10の作動について説明する。
図示しない電源がONとなり、駆動部64の駆動モータ64aが駆動すると、減速機64bで減速された回転数で回転体65が回転する。回転体65が回転すると、軸部65aの外周に螺旋状に形成されるエレメント送り部65bが回転する。図4に示すように、エレメント3が存在する断面で見ると、エレメント3はエレメント送り部65bの間隙に位置する。そのため、回転体65が回転すると、エレメント3はエレメント送り部65bによって相対的に移動される。実際には、図1に示したように、エレメント3は、ファスナーテープ2に固定されているので、電動スライダー6がエレメント3に対して移動する。
前方F側から後方B側を見て、回転体65が時計回りに回転した際、電動スライダー6は、後方B側に進み、エレメント3を分離して、スライドファスナーシステム10を開放する。反対に、前方F側から後方B側を見て、回転体65が反時計回りに回転した際、電動スライダー6は、前方F側に進み、エレメント3を噛合して、スライドファスナーシステム10を閉鎖する。
図6は、第2実施形態にかかる電動スライダー6の一部を透過した図を示す。図7は、第2実施形態にかかる電動スライダー6によるエレメント3の開閉状態を示す。図8は、図7における電動スライダーのVIII−VIII断面を示す。
第2実施形態にかかる電動スライダー6は、駆動部64、電源部68、及び通信部69を第1ケース61、第2ケース62、及び第3ケース63内に収納した例である。駆動部64及び回転体65は、第1実施形態の電動スライダー6と同じ構造なので説明は省略する。なお、第3ケース63は上下方向の中間部分から2分割して、それぞれ、第1ケース61と第2ケース62と一体に設けて部品点数を減少させるように設計してもよい。
第1ケース61と第2ケース62は、向かい合う面の左右方向の側縁に、エレメント3をガイドする第1フランジ61aと第2フランジ62aをそれぞれ有する。第1フランジ61aの前方端と第2フランジ62aの前方端は、内側から外側に向けて傾斜する第1誘導部61bと第2誘導部62bがそれぞれ形成される。第1フランジ61aの後方端と第2フランジ62aの後方端は、それぞれ左右から近づくように形成される。第1フランジ61aと第2フランジ62aは、エレメント3をガイドするエレメント案内部61a,62aを形成する。
第2実施形態の電動スライダー6では、第1ケース61と第2ケース62は、前後方向(F−B方向)の中央部分の向かい合う面に、回転体65を収納する凹状の第1回転体収納部61cと第2回転体収納部62cがそれぞれ形成される。第1回転体収納部61cと第2回転体収納部62cは、第1ケース61と第2ケース62が組み付けられると、回転体65を収納する空間で回転体収納部61c,62cを形成する。
さらに、第1ケース61と第2ケース62は、前方F側の向かい合う面に、駆動部64を収納する凹状の第1駆動系収納部61dと第2駆動系収納部62eがそれぞれ形成される。第1駆動系収納部61dと第2駆動系収納部62eは、第1ケース61と第2ケース62が組み付けられると、駆動部64を収納する空間で駆動系収納部61d,62eを形成する。
また、第2ケース62は、第2回転体収納部62cの後方B側の中央部に第2フランジ61aよりも高く、エレメントの噛合い側に向けて先細になるように突出した噛合案内突出部62dを有する。噛合案内突出部62dは、エレメントの噛合角が最適になるようにエレメントの噛合い側(後方B側)に向かうにつれて左右方向の長さが小さくなるような先細の形状となっている。さらに、第2ケース62は、第1ケース61とは反対側の面に凹状の回路系収納部62fが形成される。回路系収納部62fは、蓋部67によって覆われる。蓋部67は、第2ケース62にネジ又は爪等によって組み付けられる。
第3ケース63は、左右方向(L−R方向)両端に形成される切欠によって規定され、エレメント3が出入りする分離側出入部63aを有する。なお、内側の中央に駆動部64が挿入される凹部によって規定される図示しない支持部を形成してもよい。
第1ケース61、第2ケース62及び第3ケースは、それぞれネジ621,631,632によって取り外し可能なように組み付けられている。なお、ネジに代えて、爪等の機械的な周知手段で取り外し可能に組み付けることでもよい。第1ケース61と第2ケース62が組み付けられると、後方端に第1フランジ61aと第2フランジ62aで形成される孔によって区画される噛合側出入部612が形成される。したがって、分離側出入部63a、噛合側出入部612、第1フランジ61aと第2フランジ62a、第1誘導部61bと第2誘導部62b、及び噛合案内突出部62dは、エレメント3をガイドするエレメント案内部を形成する。エレメント3は、前方F側で分離され、後方B側で噛合される。
なお、第2実施形態の電動スライダー6は、第1実施形態と同様に、以下の効果も有する。
第2実施形態の電動スライダー6は、組み付けられた第1ケース61と第2ケース62は、噛み合ったエレメント3が出入りする噛合側出入部612を有するので、エレメント3を適切に相対移動させることが可能となる。
また、第1ケース61は、回転体65、及び、噛合案内突出部62dの全体を覆うように構成されている。そのため、第1ケース61を第2ケース62から取り外すことで、回転体65、及び、噛合案内突出部62dの部分のメンテナンスや、エレメント噛合い不良の調整を簡単に行える。
さらに、電動スライダー6は、第1ケース61と第2ケース62に組み付けられる第3ケース63を備え、組み付けられた第1ケース61、第2ケース62及び第3ケース63は、分離したエレメント3が出入りする分離側出入部63aを有するので、エレメント3を適切に相対移動させることが可能となる。
また、駆動部64と回転体65とは、回転軸が同一軸線状上に配置されており、駆動部64は回転体65に対して噛合案内突出部62dと反対側に配置されている。したがって、駆動部64の配置による制約等の悪影響を受けることなく、エレメント噛合いの調整のうえで重要となる噛合案内突出部62dの形状設計を、従来どおりに自由に行うことができる。
第2実施形態の電動スライダー6は、電源スイッチ66、電源部68及び通信部69を有する。電源部68及び通信部69は、第2ケース62に形成された凹状の回路系収納部62fに収納される。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、電源部68及び通信部69を目立つことなく、収納することが可能となる。電源スイッチ66は、電源部68から通電を開始させるスイッチであって、スライド式スイッチ又は押しボタン式スイッチ等で形成される。電源部68は、電池又は充電池であって、電源スイッチ66がONに切り替わると、駆動部64に通電を開始する。
通信部69は、図示しない無線機と通信することが可能である。通信部69を有することによって、無線機からエレメント3を開閉するための無線信号を受け取って、スライダー6を遠隔から制御することが可能となる。例えば、無線機からの無線信号によって、電源スイッチ66とは別にスイッチのON/OFF制御をしたり、移動方向や移動速度を変更したりしてもよい。
なお、無線機として、タッチパネル式の携帯通信端末を用いてもよく、より具体的には、スマートフォンを用いてもよい。その場合、専用のアプリによって動作させることが好ましい。無線機としてはラジオコントロール機器用のプロポを用いても良い。
図9は、第3実施形態にかかる電動スライダー6によるエレメント3の開閉状態を示す。
第3実施形態の電動スライダー6は、回転体65の構造が第1実施形態及び第2実施形態の回転体65とは異なるものである。第3実施形態の回転体65の軸部65aは、噛合案内突出部62dの機能を一体に有するように、軸部65aと噛合案内突出部62dの一部とが一体となるように形成されており、具体的には、後方B側に向かうにつれて径(いいかえると左右方向の長さ)が短くなる略円錐形のスクリュー形状に形成される。軸部65aの外周には螺旋状に形成されるエレメント送り部65bが形成される。
軸部65aの先端には先端軸65cが一体に形成されている。先端軸65cは、第2ケース62の底部から上方向(D方向)に隆起して形成される軸受65dに支持されている。軸受65dはエレメントの噛合角が最適になるような形状に設計されている。そのため、軸受65dは噛合案内突出部62dの機能を有しており、噛合案内突出部62dの一部をなしている。
このような構造に変更すると、図3に示した第1実施形態の電動スライダー6の噛合案内突出部62dの位置から回転体65を一体に形成することができるので、回転体65と噛合案内突出部62dとを合わせた全長が短縮化できる。それにより、駆動部64を第1ケース61と第2ケース62の内部に突出するように配置することもでき、実質的に図3に示した第1実施形態の電動スライダー6の回転体65の位置に駆動部64を配置することもできる。
もちろん、駆動部64を第1ケース61と第2ケース62の内部に突出するように配置するのではなく、第1ケース61と第2ケース62を回転体65の長さに合わせて短縮化してもよい。したがって、第3実施形態の電動スライダー6は、第1実施形態及び第2実施形態の電動スライダー6よりも、小型化及び軽量化される。
なお、第3実施形態の電動スライダー6は、第1ケース61と第2ケース62の両方の向かい合う面を凹状に形成することで、エレメント案内部61a,62a、回転体収納部61c,62c及び駆動系収納部61d,62eを形成した。しかしながら、第1ケース61と第2ケース62のいずれか一方を凹状に形成し、他方を蓋状の平面とすることにより、エレメント案内部61a,62a、回転体収納部61c,62c及び駆動系収納部61d,62eを形成してもよい。
また、第3実施形態の電動スライダー6では、第3ケース63は上下方向の中間部分から2分割して、それぞれ、第1ケース61と第2ケース62と一体に設けて部品点数を減少させるように設計してもよい。
なお、第3実施形態の電動スライダー6は、第1実施形態と同様に以下の効果も有する。
第3実施形態の電動スライダー6は、組み付けられた第1ケース61と第2ケース62は、噛み合ったエレメント3が出入りする噛合側出入部612を有するので、エレメント3を適切に相対移動させることが可能となる。
また、第1ケース61は、回転体65、及び、噛合案内突出部62dの全体を覆うように構成されている。そのため、第1ケース61を第2ケース62から取り外すことで、回転体65、及び、噛合案内突出部62dの部分のメンテナンスや、エレメント噛合い不良の調整を簡単に行える。
さらに、電動スライダー6は、第1ケース61と第2ケース62に組み付けられる第3ケース63を備え、組み付けられた第1ケース61、第2ケース62及び第3ケース63は、分離したエレメント3が出入りする分離側出入部63aを有するので、エレメント3を適切に相対移動させることが可能となる。
また、駆動部64と回転体65とは、回転軸が同一軸線状上に配置されており、駆動部64は回転体65に対して噛合案内突出部62dと反対側に配置されている。したがって、駆動部64の配置による制約等の悪影響を受けることなく、エレメント噛合いの調整のうえで重要となる噛合案内突出部62dの形状設計を、従来どおりに自由に行うことができる。
以上、本実施形態の電動スライダー6は、第1ケース61と、第1ケース61に組み付けられる第2ケース62と、駆動力を発生する駆動部64と、駆動部64が発生する駆動力によって回転し、エレメント3を相対移動させる回転体65と、第1ケース61と第2ケース62の内部に設けられて、エレメント3の噛合い側に突出した噛合案内突出部62dを備え、駆動部64は、回転体65に対して噛合案内突出部62dと反対側に配置されている。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、各構成要素を適切に設置し、適切に作動させることが可能となる。また、駆動部64の配置による制約等の悪影響を受けることなく、エレメント噛合いの調整のうえで重要となる噛合案内突出部62dの形状設計を、従来どおりに自由に行うことができる。さらに、駆動部64を第1ケース61及び第2ケース62から突出して配置することも可能であるため、より大型で高出力な電動モータを選択して使用することもできることとなる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、少なくとも第1ケース61は回転体65、及び、噛合案内突出部62dの全体を覆うように構成されている。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、第1ケース61を第2ケース62から取り外すことで、回転体65、及び、噛合案内突出部62dの部分のメンテナンスや、エレメント噛合い不良の調整を簡単に行うことが可能となる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、組み付けられた第1ケース61と第2ケース62は、噛み合ったエレメント3が出入りする噛合側出入部612を有する。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、エレメント3を適切に相対移動させることが可能となる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、第1ケース61と第2ケース62に組み付けられる第3ケース63を備え、組み付けられた第1ケース61、第2ケース62及び第3ケース63は、分離したエレメント3が出入りする分離側出入部63aを有する。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、エレメント3を適切に相対移動させることが可能となる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、第3ケース63は、駆動部64を支持する支持部63bを有する。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、駆動部64を適切に支持することが可能となる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、駆動部64は、第1ケース61及び第2ケース62で規定される領域の外側に突出して配置される。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、第1ケース61及び第2ケース62を従来のスライダーに近い大きさ及び形状に形成することが可能となる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、第2ケース62に対して折り畳み可能に取り付けられる引手部7をさらに備える。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、通常外部に目立つことがなく、電力が不足した場合に手動で移動させることが可能となる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、回転体65は、エレメント3が噛み合う側に向けて径が短くなる。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、電動スライダー6を小型に形成することが可能となる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、無線機と信号を通信する通信部69をさらに備え、通信部69は、第2ケース62に形成された凹状の回路系収納部62fに収納される。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、通信部69を目立つことなく、収納することが可能となる。
また、本実施形態の電動スライダー6は、駆動部64に電力を供給する電源部68をさらに備え、電源部68は、第2ケース62に形成された凹状の回路系収納部62fに収納される。したがって、本実施形態の電動スライダー6によれば、電源部68を目立つことなく、収納することが可能となる。
さらに、本実施形態の電動スライドファスナーシステム10は、前記電動スライダー6と、一対のファスナーテープ2及び各ファスナーテープ2にそれぞれ固定された複数のエレメント3からなるエレメント列30を含むスライドファスナーチェーン1と、を備え、電動スライダー6内をエレメント3が通過することで、エレメント列30を噛合又は分離させる。したがって、本実施形態の電動スライドファスナーシステム10によれば、各構成要素を適切に設置し、適切に作動させる電動スライダー6によって、エレメント3を円滑に噛合又は分離させることが可能となる。
なお、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…スライドファスナーチェーン
10…電動スライドファスナーシステム
2…ファスナーテープ
3…エレメント
4…前止具
5…後止具
6…スライダー
61…第1ケース
61a…第1フランジ(エレメント案内部)
61b…第1誘導部(エレメント案内部)
61c…第1回転体収納部(回転体収納部)
61d…第1駆動系収納部(駆動系収納部)
612…噛合側出入部(エレメント案内部)
62…第2ケース
62a…第2フランジ(エレメント案内部)
62b…第2誘導部(エレメント案内部)
62c…第2回転体収納部(回転体収納部)
62d…噛合案内突出部(エレメント案内部)
62e…第2駆動系収納部(駆動系収納部)
62f…回路系収納部
63…第3ケース
63a…分離側出入部(エレメント案内部)
64…駆動部
64a…駆動モータ
64b…減速機
65…回転体
65a…軸部
65b…エレメント送り部
65c…先端軸
65d…軸受(噛合案内突出部、エレメント案内部)
66…電源スイッチ
67…蓋部
68…電源部
69…通信部

Claims (11)

  1. 第1ケース(61)と、
    前記第1ケース(61)に組み付けられる第2ケース(62)と、
    駆動力を発生する駆動部(64)と、
    前記駆動部(64)が発生する駆動力によって回転し、エレメント(3)を相対移動させる回転体(65)と、
    前記第1ケース(61)と前記第2ケース(62)の内部に設けられて、エレメント(3)の噛合い側に突出した噛合案内突出部(62d)
    を備え、
    前記駆動部(64)は、回転体(65)に対して噛合案内突出部(62d)と反対側に配置されている
    ことを特徴とする電動スライダー(6)。
  2. 少なくとも前記第1ケース(61)は前記回転体(65)、及び、前記噛合案内突出部(62d)の全体を覆うように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動スライダー(6)
  3. 組み付けられた前記第1ケース(61)と前記第2ケース(62)は、噛み合った前記エレメント(3)が出入りする噛合側出入部(612)を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電動スライダー(6)。
  4. 前記第1ケース(61)と前記第2ケース(62)に組み付けられる第3ケース(63)を備え、
    組み付けられた前記第1ケース(61)、前記第2ケース(62)及び前記第3ケース(63)は、分離した前記エレメント(3)が出入りする分離側出入部(63a)を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電動スライダー(6)。
  5. 前記第3ケース(63)は、前記駆動部(64)を支持する支持部(63b)を有することを特徴とする請求項4に記載の電動スライダー(6)。
  6. 前記駆動部(64)は、前記第1ケース(61)及び前記第2ケース(62)で規定される領域の外側に突出して配置される
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の電動スライダー(6)。
  7. 第2ケース(62)に対して折り畳み可能に取り付けられる引手部(7)をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の電動スライダー(6)。
  8. 前記回転体(65)は、前記エレメント(3)が噛み合う側に向けて径が短くなる
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の電動スライダー(6)。
  9. 無線機と信号を通信する通信部(69)をさらに備え、
    前記通信部(69)は、前記第2ケース(62)に形成された凹状の回路系収納部(62f)に収納される
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の電動スライダー(6)。
  10. 前記駆動部(64)に電力を供給する電源部(68)をさらに備え、
    前記電源部(68)は、前記第2ケース(62)に形成された凹状の回路系収納部(62f)に収納される
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の電動スライダー(6)。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1つに記載の電動スライダー(6)と、
    一対のファスナーテープ(2)及び前記各ファスナーテープ(2)にそれぞれ固定された複数の前記エレメント(3)からなるエレメント列(30)を含むスライドファスナーチェーン(1)と、
    を備え、
    前記電動スライダー(6)内を前記エレメント(3)が通過することで、前記エレメント列(30)を噛合又は分離させる
    ことを特徴とする電動スライドファスナーシステム(10)。
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