JP6349634B2 - 車両用ドア開閉駆動装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、前記支持ピンの前記端部は、前記包囲部により包囲されることで、例えば車両用ドア開閉駆動装置を前記車両ボデーに組み付ける際に前記端部が周辺部品に接触する可能性を低減することができる。
この構成によれば、例えば車両用ドア開閉駆動装置の組立時に前記位置決め孔に位置決めピンを挿通して前記支持部材の姿勢を保持することで、前記電気的駆動源等の他部品の組付けを円滑に行うことができる。
上記車両用ドア開閉駆動装置について、前記支持ピンの軸線に直交する一方向における前記包囲部の先端面には、当該一方向に沿って前記支持ピンに近付くに従い、前記端部の先端に向かうように傾斜する傾斜面が形成されることが好ましい。
この構成によれば、例えば車両用ドア開閉駆動装置を前記車両ボデーに組み付ける際に前記突壁部が周辺部品に接触したとしても、前記傾斜面に案内されて当該周辺部品が相対的に前記端部から離れていくことになる。このため、前記端部が周辺部品に接触する可能性をいっそう低減することができる。
上記車両用ドア開閉駆動装置について、前記縦壁部は、前記ロープ部材に摺接して該ロープ部材の移動を案内するガイド部を備えることが好ましい。
この構成によれば、前記ロープ部材は、その移動が前記ガイド部により案内されることで、前記ロープ部材の動作が不安定になる可能性をいっそう低減することができる。
図2(a)、(b)に示すように、フレーム部22は、基本的には 車両高さ方向に立設されて前後方向に延在する縦壁部22aと、該縦壁部22aの下端から車両幅方向両側に延出する下側フランジ22bと、縦壁部22aの上端から車両幅方向両側に延出する上側フランジ22cとを一体的に有して断面略I字状に成形されている。なお、無端歯付ベルト30の従動プーリ23,29間に掛け渡される車外側の部位と、従動プーリ23及びテンションプーリ28間に掛け渡される車内側の部位とは、縦壁部22aによって互いに隔てられている。
図2(c)、(d)に示すように、従動プーリ23を回転可能に支持する支持ピン46の上端部46Aは、両突壁部51及びそれらの前端に繋がる上側フランジ22cの部位53により包囲されることで、例えば駆動ユニット21を車両ボデー10に組み付ける際に上端部46Aが周辺部品に接触する可能性が低減される。同様に、従動プーリ23を回転可能に支持する支持ピン46の下端部46Bは、突壁部52により包囲されることで、例えば駆動ユニット21を車両ボデー10に組み付ける際に下端部46Bが周辺部品に接触する可能性が低減される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、位置決め孔(22d,22e)の個数は任意である。また、位置決め孔22d,22eの全てを割愛してもよい。
・前記実施形態において、突壁部51の傾斜面51aを割愛してもよい。例えば突壁部51の後端面は、車両高さ方向にステップ状に起立していてもよい。同様に、突壁部65の傾斜面65aを割愛してもよい。例えば突壁部65の車内側端面は、車両高さ方向にステップ状に起立していてもよい。
・前記実施形態において、支持壁部61は、上側フランジ22cの一部として構成してもよい。同様に、支持壁部62は、下側フランジ22bの一部として構成してもよい。
・前記実施形態において、ロープ部材としての無端歯付ベルト30に代えて、例えばワイヤやケーブル、歯無しのベルトなどを採用してもよい。
Claims (6)
- 電気的駆動源によって駆動される駆動用のプーリを含む複数のプーリと、
前記複数のプーリに掛けられて車両ボデーに形成された開口を開閉する車両ドアに連係されるロープ部材とを備え、
前記駆動用のプーリの駆動により前記ロープ部材が移動することで、前記車両ドアが前記開口を開閉するように構成されており、
一対の支持壁部を含んで車両前後方向に延設された樹脂製の支持部材と、
前記両支持壁部にそれぞれ挿設される一対の端部を含んで前記プーリに挿設され、該プーリを回転可能に支持する金属製の支持ピンと、
前記支持部材に設けられ、前記支持ピンの軸線方向に直交する方向に投影した前記支持部材の外形から前記端部が非突出になるように該端部を包囲する包囲部と、
前記支持部材に設けられ、車両高さ方向に立設されて車両前後方向に延在する縦壁部とを備え、
前記複数のプーリに掛けられる前記ロープ部材は、前記縦壁部によって車両幅方向外側の部位と車両幅方向内側の部位とが互いに隔てられており、
前記複数のプーリは、前記支持部材の車両前後方向後端部に設けられる第1プーリと、該支持部材の車両前後方向中間部に設けられる第2プーリとを含んでおり、
前記ロープ部材における前記第2プーリと前記第1プーリとの間の部分は、車両前後方向に延在する前記縦壁部のうち前記第2プーリと前記第1プーリとの間の縦壁部分によって、該ロープ部材の車両幅方向外側の部位と車両幅方向内側の部位とが互いに隔てられた、車両用ドア開閉駆動装置。 - 請求項1に記載の車両用ドア開閉駆動装置において、
前記支持部材は、
前記縦壁部の下端から車両幅方向両側に延出する下側フランジ及び前記縦壁部の上端から車両幅方向両側に延出する上側フランジのいずれか一方を備えた、車両用ドア開閉駆動装置。 - 電気的駆動源によって駆動される駆動用のプーリを含む複数のプーリと、
前記複数のプーリに掛けられて車両ボデーに形成された開口を開閉する車両ドアに連係されるロープ部材とを備え、
前記駆動用のプーリの駆動により前記ロープ部材が移動することで、前記車両ドアが前記開口を開閉するように構成されており、
一対の支持壁部を含んで車両前後方向に延設された樹脂製の支持部材と、
前記両支持壁部にそれぞれ挿設される一対の端部を含んで前記プーリに挿設され、該プーリを回転可能に支持する金属製の支持ピンと、
前記支持部材に設けられ、前記支持ピンの軸線方向に直交する方向に投影した前記支持部材の外形から前記端部が非突出になるように該端部を包囲する包囲部とを備え、
前記支持部材は、
車両高さ方向に立設されて車両前後方向に延在する縦壁部と、
前記縦壁部の下端から車両幅方向両側に延出する下側フランジと、
前記縦壁部の上端から車両幅方向両側に延出する上側フランジとを備え、
前記複数のプーリに掛けられる前記ロープ部材は、前記縦壁部によって車両幅方向外側の部位と、車両幅方向内側の部位とが互いに隔てられており、
前記複数のプーリは、前記支持部材の車両前後方向後端部に設けられる第1プーリと、該支持部材の車両前後方向中間部に設けられる第2プーリとを含んでおり、
前記ロープ部材における前記第2プーリと前記第1プーリとの間の部分は、車両前後方向に延在する前記縦壁部のうち前記第2プーリと前記第1プーリとの間の縦壁部分によって、該ロープ部材の車両幅方向外側の部位と車両幅方向内側の部位とが互いに隔てられた、車両用ドア開閉駆動装置。 - 請求項3に記載の車両用ドア開閉駆動装置において、
前記支持部材には、前記下側フランジ及び前記上側フランジと共に前記縦壁部を貫通する位置決め孔が形成された、車両用ドア開閉駆動装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉駆動装置において、
前記支持ピンの軸線に直交する一方向における前記包囲部の先端面には、当該一方向に沿って前記支持ピンに近付くに従い、前記端部の先端に向かうように傾斜する傾斜面が形成された、車両用ドア開閉駆動装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉駆動装置において、
前記縦壁部は、前記ロープ部材に摺接して該ロープ部材の移動を案内するガイド部を備えた、車両用ドア開閉駆動装置。
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JP2013132692A JP6349634B2 (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 車両用ドア開閉駆動装置 |
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JP2013132692A JP6349634B2 (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 車両用ドア開閉駆動装置 |
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