JPWO2018043442A1 - 冷却装置、およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

冷却装置、およびそれを用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018043442A1
JPWO2018043442A1 JP2018514915A JP2018514915A JPWO2018043442A1 JP WO2018043442 A1 JPWO2018043442 A1 JP WO2018043442A1 JP 2018514915 A JP2018514915 A JP 2018514915A JP 2018514915 A JP2018514915 A JP 2018514915A JP WO2018043442 A1 JPWO2018043442 A1 JP WO2018043442A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat receiving
cooling device
receiving plate
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018514915A
Other languages
English (en)
Inventor
郁 佐藤
郁 佐藤
彩加 鈴木
彩加 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2018043442A1 publication Critical patent/JPWO2018043442A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2029Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a liquid coolant with phase change in electronic enclosures
    • H05K7/20327Accessories for moving fluid, for connecting fluid conduits, for distributing fluid or for preventing leakage, e.g. pumps, tanks or manifolds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0266Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/42Fillings or auxiliary members in containers or encapsulations selected or arranged to facilitate heating or cooling
    • H01L23/427Cooling by change of state, e.g. use of heat pipes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

発熱体からの熱を冷媒に伝える受熱部(4)と、放熱経路(6)を介して受熱部(4)と接続した放熱部と、放熱部と受熱部(4)とを接続する帰還経路(7)と、を備え、受熱部(4)、放熱経路(6)、放熱部、帰還経路(7)の順で冷媒が気液二相変化を伴って循環し、発熱体の冷却を行う冷却装置において、受熱部(4)は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板(11)と、受熱板(11)の表面を覆い受熱空間(13)を形成する受熱カバー(14)と、を備える。そして、帰還経路(7)と受熱部(4)との間に帰還経路(7)の圧力が受熱空間(13)内の圧力よりも大きい場合に開動する逆止弁(18)が設けられ、受熱板(11)の表面に設けた凹部(24)に親水性の表面処理膜(22)が形成されている。

Description

本発明は、冷却装置、およびそれを用いた電子機器に関するものである。
例えば、サーバでは、その処理能力の向上(高速処理化)につれて、CPUなどの電子素子が極めて大きな発熱を伴うようになっている。そのため、その電子素子を冷却するための冷却装置が、システム全体の動作安定性を確保する上で必要不可欠なものとなっている。
例えばサーバなどの電子機器を冷却するための冷却装置は、これまで以下のような構成となっていた。
すなわち、受熱部と、この受熱部の排出口と放熱経路を介して接続した放熱部と、この放熱部と受熱部の流入口とを接続する帰還経路とを備える。そして、受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーを備える。また、受熱空間において、受熱板は、中央近傍に冷媒流入部と、この冷媒流入部の外周に向けて放射状の溝部を設けた気化部を備え、導入管は、受熱板に対して略垂直方向に配置される構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−88127号公報
梅本翔平他著「超親水沸騰面と冷媒を用いる自然循環式相変化型電子機器冷却」、第53回伝熱シンポジウム講演論文集(2016−5)、C134
上記特許文献1における冷却装置では受熱部に接触して発熱する電子素子の発熱量が小さい場合に冷却性能が低下する場合がある。
すなわち、上記従来例の冷却装置において、導入管から冷媒流入部に流れ込んだ冷媒は、一部が受熱板より熱を受けて沸騰気化する。この際、沸騰気化した冷媒は、急激な体積膨張によって、未沸騰の液相の冷媒とともに、受熱板上に高速な混相流(気相と液相)として拡散する。この時、未沸騰の液相の冷媒も受熱板全体の表面に薄い膜状で広がることになる。そして、発熱体からの継続的な加熱により、未沸騰の液相の冷媒が一瞬にして加熱され気化することによって、受熱板全体から効率的に気化熱を奪い冷却する構成となっている。
しかし、従来の冷却装置は、受熱部が電子素子から受ける熱量が大きい場合は非常に良好な性能を示すが、熱量が小さい場合には、上記の通り受熱部内の導入管先端近傍の受熱板上で発生する冷媒の初期沸騰の蒸発量も少なくなり、冷却性能が低下する。これは、冷媒の蒸発量が少なくなったために、冷媒が十分な体積膨張の速度を得られないことに起因する。言い換えれば、冷媒の体積膨張の速度が遅いため、受熱板上に形成される液相の冷媒の膜厚も薄くすることができなくなり、結果的に冷却性能の低下を招くことになっていた。この冷媒の蒸発量の低下は、電子素子の低発熱量により冷媒からの気泡の発生量が著しく低下することが原因である。そのため、電子素子の発熱量が大きい場合は、他方式(空冷や水冷など)の冷却装置に対する優位性は大きいが、電子素子の発熱量が小さい場合には、受熱部の温度上昇は相対的に低くなり、他方式の冷却方法に対する優位性が大幅に薄れてしまう。
そこで、電子素子の発熱量が小さい場合でも冷媒から多くの気泡を発生させる一つの手段として非特許文献1に記載のレーザー加工法により、受熱板表面に親水性の表面処理膜を形成することが提案されている。受熱板表面に親水性の表面処理膜を形成することで、電子素子の発熱量が小さい場合でも冷媒からの気泡発生が促進され、結果的に冷媒の蒸発量が増加するため効率的な冷却が可能であるという報告がなされている。
しかし、この受熱板表面に形成された親水性の表面処理膜は、非常に薄い膜である。加えて、冷媒や装置内に微細な異物が混入している場合がある。そのため、表面処理膜が、冷媒の沸騰時に膜表面で発生している高速の冷媒流とともに流れる微細な異物によって物理的な損傷を受ける可能性が高い。よって、冷却装置の冷却性能の向上と長期動作安定性を両立させるには、膜の長期耐久性の確保が課題となっていた。
そこで本発明は、受熱板の表面処理膜の損傷を防止し、冷却装置の冷却性能の向上と動作安定性の確保を目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、本発明は、発熱体からの熱を冷媒に伝える受熱部と、放熱経路を介して受熱部と接続した放熱部と、放熱部と受熱部とを接続する帰還経路と、を備え、受熱部、放熱経路、放熱部、帰還経路の順で冷媒が気液二相変化を伴って循環し、発熱体の冷却を行う冷却装置において、受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、受熱板の表面を覆い受熱空間を形成する受熱カバーと、を備える。そして、帰還経路と受熱部との間に帰還経路の圧力が受熱空間内の圧力よりも大きい場合に開動する逆止弁が設けられ、受熱板の表面に設けた凹部に親水性の表面処理膜が形成されることにより、所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、受熱板の表面処理膜の損傷を防止し、低発熱量時の冷却装置の冷却性能の向上と動作安定性を確保することが出来る。
すなわち、本発明においては、受熱板の表面に設けた凹部に親水性の表面処理膜を形成することで、受熱板上に滴下された作動流体からの気泡発生が促進され、結果的に作動流体の蒸発量が増加する。そのため、本発明に係る冷却装置は、低発熱量時でも効率的に作動流体の沸騰が行われるため高い冷却効果が得られる。また、凹部内の表面処理膜には高速で流れる作動流体である混相流が直接当たりにくく、作動流体に混入した異物の衝突による損傷を受けることを防止することができる。その結果、低発熱量時の冷却性能の向上と動作安定性を確保することが出来ることになる。
図1は、本発明の実施の形態1の冷却装置を備えた電子機器の斜視図である。 図2は、同冷却装置の全体構成図である。 図3は、同冷却装置の放熱部の斜視図である。 図4は、同冷却装置の受熱部の斜視図である。 図5Aは、同冷却装置の受熱部の垂直断面図である。 図5Bは、図5Aの5B−5B線断面図である。 図5Cは、図5Bの5C−5C線断面図である。 図6Aは、同冷却装置の放射状溝の底部の平面図である。 図6Bは、図6Aの6B−6B線断面図である。 図6Cは、同冷却装置の放射状溝の底部に形成された表面処理膜の損傷が進行した場合の平面図である。 図6Dは、図6Cの6D−6D線断面図である。 図7Aは、同冷却装置の放射状溝の底部の他の凹部の形状を示し、2連円形列の凹部の形状を示す図である。 図7Bは、微小円の凹部の形状を示す図である。 図7Cは、微小三角の凹部の形状を示す図である。 図7Dは、微小四角の凹部の形状を示す図である。 図8Aは、本発明の実施の形態2に係る冷却装置の受熱部の垂直断面図である。 図8Bは、図8Aの8B−8B断面図である。 図9Aは、同冷却装置の放射状溝の底面の部分拡大図である。 図9Bは、図9Aの9B−9B線断面図である。 図9Cは、同冷却装置の凹部の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するために例示するものであって、本発明を以下のものに特定しない。また、請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施の形態において説明された内容は、他の実施の形態等に利用可能なものもある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷却装置を備えた電子機器の斜視図である。図1では、冷却装置3をPC1(Personal Computer)などの電子機器の筐体内に配置した場合の実施例を示している。図1に示すように、PC1は、電源ユニット30、マザーボード31などのPC部品と共に本発明の冷却装置3を備えている。
図1を用いて、もう少し詳しく本発明の冷却装置3の動作について説明することにする。PC1の機器内に配置された回路基板2には、発熱体である電子素子10が搭載されている。また、PC1内には、動作時の電子素子10を冷却するため、冷却装置3が設置されている。冷却装置3は、発熱体からの熱を冷媒に伝える受熱部4と、放熱経路6を介して受熱部4と接続した放熱部5と、受熱部4と放熱部5とを接続する帰還経路7とを備える。図1に示すように、受熱部4は箱型であり、CPU基板などの回路基板2に搭載された電子素子10と接触している。また、放熱部5は、ファン8により冷却される構成となっている。そして、受熱部4、放熱経路6、放熱部5、帰還経路7、受熱部4の順で冷媒である作動流体12(例えば水)が気液二相変化を伴って循環する循環経路を構成している。
つまり、この循環経路においては、作動流体12が、気体(蒸気)や液体の状態で、受熱部4、放熱経路6、放熱部5、帰還経路7、受熱部4と一方向に、循環するようになっている。
次に、冷却装置3の構成について説明する。
図2は、実施の形態1に係る冷却装置の全体構成図である。冷却装置3は、受熱部4と、放熱部5と、放熱経路6と、帰還経路7とを備える。
受熱部4は、発熱体である電子素子10の熱を冷媒である作動流体12に伝える。受熱部4は、図2に示すように、受熱板11と、受熱板カバー14とを備える。受熱板11は、電子素子10に接触させて熱を吸収する。受熱板カバー14は、この受熱板11の表面を覆い、流れ込んだ作動流体12を蒸発させる受熱空間13を形成する。さらに、受熱板カバー14には、受熱空間13に液化した作動流体12を流し込む流入口15と、受熱空間13から作動流体12を気体にして排出する排出口16が設けられている。本実施の形態では、受熱板11は、熱伝導率の高い銅製とすることで冷却性能の向上を図っているが、銅以外の熱伝導率の高い材質を用いてもよい。
放熱部5は、放熱部5の表面にファン8から外気を送風することで受熱部4から排出された作動流体12の熱を放熱させている。図3は、実施の形態1に係る冷却装置の放熱部の斜視図である。放熱部5は、図3に示すように、アルミニウムを短冊状に薄く形成したフィンを所定の間隔をあけて積層させて構成されている。また、放熱部5には、放熱経路6と帰還経路7とが接続されている。そして、この放熱部5の表面にファン8から外気を送風することで、放熱部5内を流れる作動流体12を放熱させている。
放熱経路6は、受熱部4と放熱部5とに接続されている。受熱部4で電子素子10の熱を吸収した作動流体12は、放熱経路6を介して放熱部5に流れる。
帰還経路7は、受熱部4と放熱部5とに接続されている。放熱部5で放熱された作動流体12は、帰還経路7を介して受熱部4に流れる。
次に、受熱部4の詳細について説明する。図2においては、受熱部4を模式的に示したが、具体的には図4、図5A、図5Bおよび図5Cに示すような構造となっている。図4は、実施の形態1に係る冷却装置の受熱部の斜視図である。図5Aは、実施の形態1に係る冷却装置の受熱部の垂直断面図である。図5Bは、図5Aの5B−5B線断面図である。図5Cは、図5Bの5C−5C線断面図である。すなわち、図4に示すように、受熱板カバー14の上面に、流入口15と排出口16が設けられている。流入口15には帰還経路7が接続され、また排出口16には放熱経路6が接続されている。
さらに、図5Aに示すように、帰還経路7の受熱部4側には、受熱部4内に作動流体12を供給する導入管17が設けられている。導入管17は、受熱部4の受熱空間13内に突出させた状態で帰還経路7の受熱部4側に接続している。また、逆止弁18が受熱部4の流入口15と、導入管17の接続部に設けられている。逆止弁18は、帰還経路7の圧力が受熱空間13の圧力より大きい場合に開動する。本実施の形態では、逆止弁18の上部に凝縮して溜まった作動流体12の水頭圧と受熱空間13内の圧力バランスによって開動する。
また、図5A、図5Bおよび図5Cに示すように、受熱空間13において、受熱板11の表面の中央近傍には、冷媒流入部20が設けられている。また、放射状溝21が、冷媒流入部20を中心として放射状に設けられている。そして、凹部24が、たとえばレーザー加工によって受熱板11の表面、つまり放射状溝21の底面に形成されている。本実施の形態では、凹部24は円形である。円形である凹部24の直径は、受熱板11の外縁に近づくに従い大きくなっている。また、放射状溝21内で隣接する凹部24同士は連通していない。そして、受熱板11には、親水性の表面処理膜22が形成されているが、詳細については後述する。
次に、このような構成による冷却装置3の作用について説明することにする。
上記構成において、電子素子10が動作を開始すると、PC1は、動きだすこととなる。このとき、電子素子10に大電流が流れることにより、電力の多くが熱損失となって電子素子10は大きく発熱する。
一方で、電子素子10から受熱板11へ伝わった熱は、受熱空間13の受熱板11上に供給された液相の作動流体12を加熱する。加熱された作動流体12は、気泡を発生し、瞬時に気化する。作動流体12は、気化する際に受熱板11から気化潜熱を奪うことで、受熱板11、つまり電子素子10を冷却している。受熱板11から気化潜熱を奪って気相となった作動流体12は、排出口16から放熱経路6へと流れ、放熱部5で凝縮されることで熱を外気に放出する。ここで、作動流体12からの気泡発生量が十分であれば作動流体12が十分に受熱板11の熱を気化潜熱として奪っている、つまり、電子素子10を適切に冷却できているといえる。
放熱部5の作用によって熱を放出した作動流体12は、凝縮により液化して帰還経路7へと流れ、流入口15の逆止弁18上に溜まることとなる。液化した作動流体12は、徐々に帰還経路7内で増加し、その水頭による圧力によって逆止弁18を押し下げると、再び受熱空間13内の受熱板11上に導入管17から供給される。
このようにして作動流体12が気液二相変化を伴って冷却装置3内を循環することで、電子素子10の冷却を行なっている。
ここで、受熱空間13内の冷却のメカニズムについて図5A、図5Bおよび図5Cを用いて更に説明を加える。
図5Aに示すように、受熱空間13内では、帰還経路7からの作動流体12は、導入管17を介して受熱板11上に液滴となって滴下される。滴下した作動流体12は、その一部が気化し体積膨張することで導入管17の端部開口(導入管17の先端部分)と受熱板11の隙間から受熱板11の外周部へ高速で拡散される。この際、作動流体12は、気相と液相からなる混相流23となっている。また、気化しなかった作動流体12は、受熱板11の中央近傍に設けられた冷媒流入部20に滴下した後、気化した作動流体12の体積膨張の影響を受けて冷媒流入部20の外周に向けて放射状に形成された放射状溝21の内壁面に薄い膜として広がる。薄い膜として広がった作動流体12は、高熱の受熱板11の熱を受けて一瞬にして気化し、受熱板11から熱を奪い、電子素子10を冷却する。上記メカニズムにより、冷却装置3は、高い除熱性能を発揮する。
なお、冷媒流入部20は、滴下した作動流体12が放射状溝21に沿って拡散しやすくするために、受熱板11の中央近傍に設けることが好ましいが、受熱板11の内側であれば、正確に中央に配置しなくても中央近傍であれば作用効果は変わらない。
だだ、このような冷却装置にも不向きな動作領域が存在する。それは、電子素子10からの発熱量が低い場合である。ここでいう発熱量が低い場合とは、例えば、電子素子10の発熱量が10W/CM以下の場合である。電子素子10の発熱量が特に低い場合、作動流体12からの気泡発生量が極端に低下するため混相流23は、相対的に低速となり熱伝達係数の大幅な低下は避けられない。つまり、電子素子10の発熱量が低い場合、受熱空間13に滴下された作動流体12の初期の蒸発量が少なくなるため、気相の作動流体12の体積膨張速度が遅くなる。なお、ここでいう初期の蒸発量とは、液相の作動流体12が受熱空間13に滴下された時に蒸発する量のことである。作動流体12は、受熱空間13内では気相と液相の混相流23となっており、液相の作動流体12は、気相の作動流体12の体積膨張にともなって、放射状溝21の内壁面に広がる。電子素子10の発熱量が十分であれば、気相の作動流体12の体積膨張速度が速いため、液相の作動流体12は、放射状溝21の内壁面にすばやく薄く広がる。そのため、液相の作動流体12から十分な気泡が発生し、液相の作動流体12は、すばやく気化する。しかしながら、電子素子10の発熱量が低い場合では、気相の作動流体12の体積膨張速度が遅くなるため、液相の作動流体12が薄く広がらない。その結果、液相の作動流体12から十分な気泡が発生せず、気化する速度も遅くなる。液相の作動流体12の気化する速度が遅くなることは、電子素子10と受熱板11間の熱伝達係数の低下を意味する。そのため、本実施の形態では、前述したレーザー加工により、受熱板11に親水性の表面処理膜22を形成している。具体的には、表面処理膜22は、図5A、図5Bおよび図5Cに示す様に、放射状に配置された放射状溝21の底面に設けた凹部24に形成されている。言い換えると、表面処理膜22は、受熱板11の表面に設けた凹部24に形成されている。
この表面処理膜22を作動流体12の沸騰面である放射状溝21の底面に設けた凹部24に形成することで、低発熱量時でも液相の作動流体12が放射状溝21上に薄く広がり、気泡発生が促進され低発熱量時でも多くの気泡発生量を確保することができる。これにより、電子素子10の発熱量が低い場合でも十分な気相の作動流体12を得ることができる。そのため、冷却装置3は、高速の混相流23を発生させることが可能となり高い冷却性能を維持することが可能となる。また、本実施の形態では、表面処理膜22を平面である受熱板11の底面に形成するのではなく、受熱板11の底面に設けた凹部24に形成している。これにより 、何らかの物理的な接触で凹部24に形成された表面処理膜22が損傷を受けることを構造的に防止することが可能である。詳細については以下で説明する。
次に、表面処理膜22を凹部24に形成する効果について説明する。
通常、装置内や装置内に封入された作動流体12には、何らかの微細な異物(コンタミネーション)が含まれていることが多い。また、表面処理膜22は、非常に薄い膜である。そして、受熱空間13内では、作動流体12が混相流23として高速で流れている。
ここで、表面処理膜22が、放射状溝21や凹部24がない受熱板11に形成された場合を考える。この場合、表面処理膜22は、受熱板11上でむき出しになっている。そのため、異物を含んだ混相流23が表面処理膜22の近傍を流れた場合、混相流23は、簡単に表面処理膜22に接触することができる。よって、表面処理膜22が、異物を含んだ混相流23によって損傷を受け、剥離してしまう危険性がある。
一方、表面処理膜22を、受熱板11の放射状溝21の底面に設けた凹部24に形成した場合を考える。この場合、表面処理膜22は、受熱板11上でむき出しになっていない。そのため、異物を含んだ混相流23が表面処理膜22の近傍を流れた場合、混相流23は、簡単に表面処理膜22に接触することできない。そのため、表面処理膜22が、異物を含んだ混相流23によって損傷を受け、剥離してしまう危険性が低減する。また、図5Cに示すように、放射状溝21内で隣接する凹部24同士は受熱板11によって隔てられており、連通していない。このため、受熱板11は、表面処理膜22が損傷を受けることを構造的に防止することができる。
この構造によれば、冷却装置3は、受熱板11に形成された表面処理膜22が損傷を受けることを防止できるため、電子素子10の発熱量が小さい場合でも適切に電子機器の冷却を行うことができることに加え、長期にわたる動作安定性を確保できる。
上記では、凹部24のみに表面処理膜22を形成した場合について説明したがこれに限定されない。例えば、表面処理膜22は、凹部24を含む放射状溝21の底面全体に形成されていてもよい。これについて図6A、図6B、図6Cおよび図6Dを用いて追加説明をおこなうことにする。
図6Aは、実施の形態1に係る冷却装置の放射状溝の底部の平面図である。図6Bは、図6Aの6B−6B線断面図である。図6Cは、実施の形態1に係る冷却装置の放射状溝の底部に形成された表面処理膜の損傷が進行した場合の平面図である。図6Dは、図6Cの6D−6D線断面図である。通常、表面処理膜22の形成初期では、図6A、図6Bに示す様に、表面処理膜22は、凹部24を含む放射状溝21の底面全面に存在する。しかし、作動流体12に微細な異物が混入した状態では、異物を含んだ高速の混相流23が底面の表面処理膜22上を流れた場合、図6C、図6Dに示すように、混相流23が直接当たる表面近傍の表面処理膜22だけが損傷を受けて剥離する。一方、混相流23が直接当たりにくい凹部24に形成された表面処理膜22は、損傷を受けずに残留できる可能性が高まる。このように放射状溝21の底面に設けた凹部24に表面処理膜22を形成することにより、表面処理膜22の損傷を防止し、低発熱量時でも高い冷却性能を長期間にわたって確保することができるのである。
なお、本実施の形態では、凹部24の形状は、円形である。また、円形である凹部24の直径は、受熱板11の外縁に近づくに従い大きくなる構成としたが、これに限定されない。図7A〜図7Dは、実施の形態1に係る冷却装置における凹部の形状の変形例を示す図である。図7Aは、2連円系列の凹部の形状を示す図である。図7Bは、微小円の凹部の形状を示す図である。図7Cは、微小三角の凹部の形状を示す図である。図7Dは、微小四角の凹部の形状を示す図である。つまり、凹部24の形状は、多角形であってもよい。表面処理膜22の損傷防止については、これらの場合も同様の効果を得ることが可能である。
(実施の形態2)
次に実施の形態2に係る冷却装置3について説明する。実施の形態1と同一の構成要件については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8Aは、実施の形態2に係る冷却装置の受熱部の垂直断面図である。図8Bは、図8Aの8B−8B線断面図である。図8A、図8Bに示す実施の形態2に係る冷却装置3を構成する各構成要素は、凹部224aを除いて略同様であるため、説明を省略する。
図9Aは、実施の形態2に係る冷却装置の放射状溝の底面の部分拡大図である。図9Bは、図9Aの9B−9B線断面図である。図9Aに示すように、受熱板11に設けられた放射状溝21の底面に、凹部224aが所定の距離をあけて設けてられている。本実施の形態では、凹部224aは、例えばレーザー光33によって、上下方向にΔY間隔、左右方向にΔX間隔で形成されている。つまり、凹部224aは、所定の間隔をあけて一列に配された複数の凹部224aからなる凹部列を複数並列に配置した構成としている。この様に、この複数の凹部224aを放射状溝21の底面に形成することで、気泡の発生起点が増加するため、気泡の発生が促進される。よって、低発熱量時でも多くの気泡発生量を確保することができる。そのため、高速の混相流23を発生させることが可能となり高い冷却性能を維持することが可能となる。
また、本実施の形態では、受熱板11の放射状溝21の底面に、均一な所定の間隔をあけて一列に配された複数の凹部224aの列を複数並列に配置している。この構成によれば、受熱板11の表面において、均一な気泡の発生を促進することが可能であり、受熱板11の表面における作動流体12の温度のばらつきを低減できるという効果を備える。
図9Bは、図9Aの9B−9B線断面図である。図9Bに示すように、凹部224aに親水性の表面処理膜22が形成されている。表面処理膜22の効果については実施の形態1で既に述べているため、説明は省略する。また、表面処理膜22は、実施の形態1と同様、凹部224aを含む放射状溝21の底面全体に形成されている。この構成によれば、凹部224aに形成された表面処理膜22は、受熱板11で隔てられるので、表面処理膜22が何らかの物理的な接触で損傷を受けることを構造的に防止することが可能である。
図9Bに示す凹部224aは、円錐形であり、レーザー光33を用いて形成することができる。例えば、レーザー光33を約5ミリ秒〜10ミリ秒照射することで、入り口径dが約80μm〜100μm、深さLが約130μm〜150μmの凹部224aを形成することができる。なお本実施の形態においても、銅製の受熱板11を用いた場合の例を示している。
図9Bに示すように円錐形である凹部224aの断面形状は、頂点が鋭角を成す円錐形状に形成されている。円錐形である凹部224aは、頂点が鋭角を成す円錐形状であるため、円錐の頂点付近の体積が小さい。そのため、凹部224aに流れ込んだ作動流体12は、円錐の頂点付近の体積が小さい作動流体12が発熱体から受熱するため、低温度であっても作動流体の気泡発生を促すことが可能となる。
本実施の形態では、凹部224aが円錐形である場合について説明したが、これに限定されない。図9Cを用いて、凹部224aが円錐形以外の場合について説明する。
図9Cは、実施の形態2に係る冷却装置の凹部の変形例を説明するための図である。図9Cに示すように、凹部224bは、砲弾形である。レーザー光33による照射時間を短くすることで形成できる。例として、レーザー光33を約3ミリ秒〜5ミリ秒照射することで、入り口径dが約80μm〜100μm、深さLが約100μm〜130μmの砲弾形の凹部224bを形成することができる。本実施の形態では、焦点深度よりも浅い加工深さLの砲弾形の凹部224bが形成される。そして、図6Cの砲弾形の凹部224bの構成は、図9Bの円錐形の凹部224aの構成と比べ、凹部の最深部の形状は多少異なる。しかし、図9Bに示す円錐形の凹部224aの場合と同様、砲弾形の凹部224bの先端近傍の体積は小さいため、発熱体から受ける熱が低温度であっても作動流体12の気泡発生を促すことが可能となる。また、同じ気泡発生効果を維持しつつ、凹部の深さを浅くしたことでレーザー加工の時間を短縮することができる。
またこの場合も、表面処理膜22が凹部224bを含む放射状溝21の底面全体に形成されている。そのため。表面処理膜22の物理的な損傷を防止しつつ、気泡発生効果を維持することが可能となり、低発熱量時でも高い冷却性能を長期間にわたって確保することが可能である。
本発明にかかる冷却装置は、低発熱量から高発熱量までの広範囲の動作領域で高い冷却効果を安定して実現することが出来る。
このため、発熱量が低出力から高出力まで大きく変化するCPUやパワー半導体などの電子素子の冷却に有用である。
1 PC
2 回路基板
3 冷却装置
4 受熱部
5 放熱部
6 放熱経路
7 帰還経路
8 ファン
10 電子素子
11 受熱板
12 作動流体
13 受熱空間
14 受熱板カバー
15 流入口
16 排出口
17 導入管
18 逆止弁
20 冷媒流入部
21 放射状溝
22 表面処理膜
23 混相流
24,224a,224b 凹部
30 電源ユニット
31 マザーボード

Claims (6)

  1. 発熱体からの熱を冷媒に伝える受熱部と、
    放熱経路を介して前記受熱部と接続した放熱部と、
    前記放熱部と前記受熱部とを接続する帰還経路とを備え、
    前記受熱部、前記放熱経路、前記放熱部、前記帰還経路の順で冷媒が気液二相変化を伴って循環し、前記発熱体の冷却を行う冷却装置において、
    前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、前記受熱板の表面を覆い受熱空間を形成する受熱カバーと、を備え、
    前記帰還経路と前記受熱部との間に、前記帰還経路の圧力が前記受熱空間内の圧力よりも大きい場合に開動する逆止弁が設けられ、
    前記受熱板の表面に設けた凹部に親水性の表面処理膜が形成されていることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記受熱板は、前記受熱空間において、前記受熱板の中央近傍に冷媒流入部と、前記冷媒流入部を中心に放射状に設けられた放射状溝と、を備え、
    前記凹部は、前記放射状溝の底面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記凹部の形状が円形または多角形であることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  4. 前記凹部は、所定の間隔で一列に配置された凹部列を構成し、前記凹部列は複数並列に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  5. 前記凹部の内壁面が円錐形または砲弾形であることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  6. 請求項1に記載の冷却装置を備えた電子機器。
JP2018514915A 2016-08-30 2017-08-29 冷却装置、およびそれを用いた電子機器 Pending JPWO2018043442A1 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016167445 2016-08-30
JP2016167445 2016-08-30
JP2016252209 2016-12-27
JP2016252209 2016-12-27
PCT/JP2017/030826 WO2018043442A1 (ja) 2016-08-30 2017-08-29 冷却装置、およびそれを用いた電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2018043442A1 true JPWO2018043442A1 (ja) 2019-06-24

Family

ID=61309123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018514915A Pending JPWO2018043442A1 (ja) 2016-08-30 2017-08-29 冷却装置、およびそれを用いた電子機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10349556B2 (ja)
JP (1) JPWO2018043442A1 (ja)
CN (1) CN108291782A (ja)
WO (1) WO2018043442A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109168306A (zh) * 2018-10-26 2019-01-08 英业达科技有限公司 冷却装置
KR20210092377A (ko) * 2020-01-15 2021-07-26 주식회사 케이엠더블유 전장소자의 방열장치
JP7463259B2 (ja) 2020-12-04 2024-04-08 豊田鉄工株式会社 冷却装置
KR102504157B1 (ko) * 2022-07-26 2023-02-27 몬스타 주식회사 외부 개방형 수냉식 퍼스널 컴퓨터 본체

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141888A (ja) * 1984-08-01 1986-02-28 Agency Of Ind Science & Technol ル−プ型ヒ−トパイプ
JP2004088048A (ja) * 2002-07-05 2004-03-18 Sony Corp 冷却装置、電子機器装置、音響装置及び冷却装置の製造方法
JP2006526128A (ja) * 2003-05-31 2006-11-16 アイキュリ ラボ ホールディングズ リミテッド ドライアウトが防止された薄板型冷却装置
JP2009088127A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Panasonic Corp 冷却装置
JP2010045088A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Sony Corp ヒートスプレッダ、電子機器及びヒートスプレッダの製造方法
CN101738117A (zh) * 2008-11-20 2010-06-16 索尼株式会社 传热装置、电子设备和传热装置制造方法
JP2012189260A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi 親水性化合物薄膜を有する放熱ユニットおよび親水性化合物薄膜沈積方法
JP2013032904A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Panasonic Corp 冷却装置およびこれを搭載した電子機器、および電気自動車
JP2014074568A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Fujitsu Ltd ループ型サーモサイフォン及び電子機器
JP2015059683A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 富士通株式会社 ヒートパイプ及びヒートパイプの製造方法
JP2015065187A (ja) * 2013-08-28 2015-04-09 パナソニック株式会社 冷却装置とこれを搭載した電子機器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9074825B2 (en) 2007-09-28 2015-07-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Heatsink apparatus and electronic device having the same
US20220228811A9 (en) * 2008-07-21 2022-07-21 The Regents Of The University Of California Titanium-based thermal ground plane
US9163883B2 (en) * 2009-03-06 2015-10-20 Kevlin Thermal Technologies, Inc. Flexible thermal ground plane and manufacturing the same
JP2010243035A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Sony Corp 熱輸送装置、電子機器及び熱輸送装置の製造方法
US8235096B1 (en) * 2009-04-07 2012-08-07 University Of Central Florida Research Foundation, Inc. Hydrophilic particle enhanced phase change-based heat exchange
WO2014038179A1 (ja) * 2012-09-05 2014-03-13 パナソニック株式会社 冷却装置、これを搭載した電気自動車、および電子機器

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141888A (ja) * 1984-08-01 1986-02-28 Agency Of Ind Science & Technol ル−プ型ヒ−トパイプ
JP2004088048A (ja) * 2002-07-05 2004-03-18 Sony Corp 冷却装置、電子機器装置、音響装置及び冷却装置の製造方法
JP2006526128A (ja) * 2003-05-31 2006-11-16 アイキュリ ラボ ホールディングズ リミテッド ドライアウトが防止された薄板型冷却装置
JP2009088127A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Panasonic Corp 冷却装置
JP2010045088A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Sony Corp ヒートスプレッダ、電子機器及びヒートスプレッダの製造方法
CN101738117A (zh) * 2008-11-20 2010-06-16 索尼株式会社 传热装置、电子设备和传热装置制造方法
JP2012189260A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi 親水性化合物薄膜を有する放熱ユニットおよび親水性化合物薄膜沈積方法
JP2013032904A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Panasonic Corp 冷却装置およびこれを搭載した電子機器、および電気自動車
JP2014074568A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Fujitsu Ltd ループ型サーモサイフォン及び電子機器
JP2015065187A (ja) * 2013-08-28 2015-04-09 パナソニック株式会社 冷却装置とこれを搭載した電子機器
JP2015059683A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 富士通株式会社 ヒートパイプ及びヒートパイプの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN108291782A (zh) 2018-07-17
WO2018043442A1 (ja) 2018-03-08
US10349556B2 (en) 2019-07-09
US20180255663A1 (en) 2018-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2018043442A1 (ja) 冷却装置、およびそれを用いた電子機器
JP5117101B2 (ja) 蒸発器およびこれを用いた循環型冷却装置
JP3196017U (ja) 相変化放熱装置及び相変化放熱システム
US20050185378A1 (en) Etched open microchannel spray cooling
JP2007538384A (ja) ホットスポット噴霧冷却(関連出願)なし(連邦政府の後援による研究又は開発に関する記述)本発明は、空軍研究所により発注された#f33615−03−m−2316契約により政府の支援のもとなされた。政府は、本発明に一定の権利を有する。
JP2012132661A (ja) 冷却装置及び電子装置
JP2010522996A (ja) 沸騰を用いた薄型熱拡散液体チャンバ
JP2013004562A (ja) 沸騰冷却システム
JP2009115396A (ja) ループ型ヒートパイプ
JP2008304093A (ja) 気化冷却システム
WO2015146110A1 (ja) 相変化冷却器および相変化冷却方法
JP4216533B2 (ja) マイクロ冷却装置
JP2008311501A (ja) 電子機器用冷却装置
JP5786132B2 (ja) 電気自動車
JP2006242455A (ja) 冷却方法及び装置
WO2013011682A1 (ja) 冷却装置とこれを搭載した電子機器、および電気自動車
TWI558303B (zh) 散熱裝置
JP2014074568A (ja) ループ型サーモサイフォン及び電子機器
KR20100003923U (ko) 냉각장치용 방열구조
JP5696466B2 (ja) ループ型ヒートパイプ及び情報処理装置
WO2016051569A1 (ja) 蒸発器、冷却装置及び電子装置
WO2016031227A1 (ja) 受熱器、それを用いた冷却装置、およびそれを用いた電子機器
JP6123172B2 (ja) 発熱素子の冷却装置及び冷却方法並びに情報機器
JP2014127539A (ja) 電子装置の冷却装置
JP5799205B2 (ja) 冷却装置およびこれを搭載した電子機器、および電気自動車

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210803